- Home
- 【厳選10選】おすすめ・安価な電力会社を徹底比較/電気プランランキング
電気料金プラン比較/おすすめ | 電力会社一覧 |

【厳選10選】おすすめ・安価な電力会社を徹底比較/電気プランランキング
本ページは電気代の削減等をご検討の方に向け、約4000種類のプランを徹底調査した内容に基づきおススメの電力会社をご案内する内容となっています。また、電力会社を折角切り替えたにも関わらず、かえって失敗するような事態を避けるべく、長期的に安心して頂ける電力会社のご紹介に努めて参ります。例えば短期間や初回での割引等よりも、ベースとなる電気料金プランの構成をより重視しております。
なお、あくまで当サイトが調査した範囲となりますが現状、家庭向けにおいては全国で390社もの電力会社が4176プランものプランを提供しております。プラン数が多いために100%全てをカバーすることは難しいですが、可能な限り網羅的な調査を意識し精査しております。
なお、電気プランへのお申込み方法は電力会社によって多少異なりますが、住所等の情報をお申込みフォームに入力する形が基本となります。そのため、手続きは通常5分程度で完了し、比較的に簡易であるといえます。

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。
迷ったらこの電力会社!最高水準のおススメ電気料金プラン、厳選10選
電気料金は、後述の通り原則として「基本料金」「従量料金」「燃料調整費」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」「付帯条件(オプション等)」の5つに分けて構成されています。お得な電気料金プランの選択をする際には、これらの要素を基本骨子として総合的に検討する必要があります。
また算定条件となる各家庭の電力利用量については、総務省統計局によるデータを参考に電力データページにまとめた数値を組み込み、加えて家電の電力利用量も係数として加味した分析から、おススメする電力会社・料金プランをご紹介いたします。
当サイトでは、多くの方に長期的に推奨できるお得かつオススメの電力会社・電気料金プランを下記にてご紹介しておりますのでぜひともご参考ください。
1位:Looopでんき

出展:Looopデータより作成
looopでんきの魅力は、基本料金が無料で0円となっており、電気を使っている部分のみの支払いとなる部分です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。切替費用も無料で、仮に解約する場合も費用が0円のために安心して利用することができます。
Looopは創業から「電力分野」のみを追求し、エネルギーに特化した高度な専門性を持つ技術集団として、特に自然エネルギーの普及につながるビジネスを一貫して長年続けています。またLooop社は外部からの評価も高く、例えば設立から約2年後の2013年2月には、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14005の認証を取得、その後も様々な対外評価を得て受賞などしています。
Looopは、堅実に「Looopでんき」の販売数を伸ばしたことで海外にも進出する余力が生まれ、2019年6月にはレバノンに現地法人を設立しています。海外にエネルギー関連製品を輸出等することで、日本経済の発展に貢献していくことが見込まれます。
なおLooop社は2011年4月の設立当時、草の根的な活動で規模も決して大きくない電力会社でしたが、極めてお得なプランが人気を集め、2024年12月末には「Looopでんき」の販売件数が約33万件となっております。大手企業の子会社ではなく、大資本のバックアップもない中「独立系」の新電力としては異例の規模を誇り、その堅実かつ高い技術力、安価なプランといった総合力の高さが見て取れます。
現状で全電力会社の中でも上位5%に入る家庭向け電気の販売量を持つ巨大な電力会社となっており、設立当初から「電力分野」のみを追求し一貫してビジネスを続けており、エネルギーに特化した高度な専門性を持つ技術集団といえます。
電力の提供地域 | 全国(一部離島をのぞく) |
---|---|
切替費用 | 0円 |
解約金 | 0円 |
紹介ページ | キャンペーンページへ |
料金プラン分析 | プラン分析ページへ |
公式URL | LooopでんきのHPへ |
2位:ENEOSでんき

出展:ENEOS
エネルギー会社として国内最大の規模を持つENEOSの電気料金プランです。どのような電気の使い方であっても、原則としてエリア大手電力の通常プランよりお得となる安定性があります。「老舗大手エネルギー系列の安定削減タイプ」といったカテゴリーの電気プランでは、非常に安価に価格設定されています。大手エネルギーの安心感や、数%でも安定して毎月の電気代を削減したい方に推奨できます。
ENEOSでんきの料金プランは、シンプルで分かりやすいのが特徴です。通信など他のサービスと組み合わせる複雑なセット割ではなく、電気料金だけでおトクになるプランとなっています。このシンプルな仕組みが、ENEOSが長年選ばれ続けている理由の一つです。
またENEOSには、25年以上の長年にわたって電気を法人/個人に供給してきた実績とノウハウがあります。ENEOSは工夫や知恵によって安価な供給を実現してきました。
日本の企業として、アジアを代表するエネルギー会社として海外の巨大石油メジャーと渡り合い、戦後に自由化された国際的なビジネス競争の場で戦い続けてきた企業です。ENEOSグループは、競争環境の中で得た利益によって、総括原価と異なり一定のリスクがある中で高効率の火力発電所を全国に開発し、電気の安定供給等にも努めています。
日本の経済やエネルギー基盤を支えるため、北から南まで国内の広範な地域のエネルギー基盤を長年にわたり、陰ながらも日々支え続けてきた国内屈指のエネルギー会社となります。
電力の提供地域 | 北海道、東北、北陸、東京、関西、中部、中国、四国、九州電力エリア(一部離島をのぞく) |
---|---|
切替費用 | 0円 |
解約金 | 「にねんとく²割」利用の場合は、更新月内での解約をのぞき1100円(税込)の解約手数料 |
紹介ページ | キャンペーンページへ |
料金プラン分析 | プラン分析ページへ |
公式URL | ENEOSのHPへ |
3位:シン・エナジーでんき

出展:シン・エナジー
シン・エナジーの電気料金プランは、お得な水準であることに加え、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。また「【昼】生活フィットプラン」、「【夜】生活フィットプラン」という、昼間もしくは夜間の電気料金が安価になっているユニークなプランもあります。
シン・エナジーの創業は平成5年(1993年)5月、芦屋市に電気工事会社として発足したのが始まりです。当初は「資金なし、プラスドライバー1本」で仕事をしており、当時の月商は7万円程度の規模の会社でした。ただ電気工事の専門性を売りとした生粋の技術系会社として、現場を中心とした業務の中で社会ニーズを数十年にわたり模索、現在は売上高400億円超の総合エネルギー企業へと発展しています。その地道な企業努力が社会に評価され、2017年10月には三井物産との資本・業務提携を実施、企業基盤が極めて強固になっています。
なお、シン・エナジーは日本の電力会社では珍しく、海外展開に積極的な電力会社であると考えられます。日本は現状においては未だGDPトップクラスの経済大国であり、巨大な電力使用量・市場規模を保有します。そこも一因となり、その市場規模を頼りに多くの日本の電力会社は国内事業のみを実施、もしくは企業規模に対して海外展開のスピードが非常に遅いケースが多いと考えられます。
そうした中、シン・エナジーは海外展開を中堅の電力会社ながら徐々に始めています。例えば、2021年11月にはフィリピンで小水力発電に着手、国際的に増加傾向にある海外の再エネ関連ビジネス領域に日本企業として現場の観点から踏み込んでおり、長期的には日本の立ち位置を高め、国益に資することが期待できます。
電力の提供地域 | 東北、北陸、東京、関西、中部、中国、四国、九州、沖縄電力エリア(一部離島をのぞく) |
---|---|
切替費用 | 0円 |
解約金 | 0円 |
料金プラン分析 | プラン分析ページへ |
公式URL | シン・エナジーのHPへ |
4位:idemitsuでんき

出展:出光興産
idemitsuでんきの一般家庭向けプランである「Sプラン」の魅力は、大手石油元売の事業アセットもあり、多くの新電力の中でも安定性が高く、安価に設定されている点です。ENEOSの電気料金プラン構成に近いものがありますが、エリア大手電力のプランよりも安定して安価となります。
ただ出光興産の電気プランで特筆すべきは「オール電化プラン」です。オール電化住宅であれば、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰水準の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。
なお、「出光興産」は日本の石油元売大手であり、2019年4月1日に昭和シェル石油と経営統合することで、両社の経営アセットを併せ持つ巨大な企業となっています。海賊とよばれた男で小説や映画化されたように、戦後にほぼすべての事業と在外資産を失った中でも日本の発展のため戦い続けてきた企業の一つです。書籍では明治から戦後復興までの華麗で壮絶な戦いの様子が描かれており、大衆に迎合することなく自らの正義に生ききった人々が、日本にとっていかに重要な役割を果たしてきたか事実ベースで記されています。
出光興産のHPを見ると、そうした考えを今なお非常に大切にしており、現代版にアップデートし受け継がれている様子が伺えます。またご関心のある方は、外部サイトの書評ページにコンパクトにまとめて寄稿しておりますので宜しければご参照ください。
電力の提供地域 | 北海道、東北、北陸、東京、関西、中部、中国、四国、九州電力エリア(一部離島をのぞく) |
---|---|
切替費用 | 0円 |
解約金 | 0円 |
紹介ページ | キャンペーンページへ |
料金プラン分析 | プラン分析ページへ |
公式URL | 出光興産のHPへ |
5位:アストでんき

出展:アストマックス・エネルギー
アストでんきは、アストマックス・エネルギー社が展開する電気料金プランとなります。アストマックス・エネルギー社は、エネルギーと金融の両分野で事業を展開しているアストマックス株式会社(東京証券取引所スタンダード上場)のグループ企業にあたります。
アストでんきのフリープランの特徴として、市場連動型と固定単価料金との組み合わせが可能である点が挙げられます。夏季・冬季の電力使用量が増える時期に固定単価料金を組み合わせることで事前に高騰リスクを回避できます。
また市場連動型プラン類型は多くの電力会社が提供しておりますが、同類型の中で非常にお得な水準でプラン提供しています。電力の供給原価にできるだけ近づけたい、また固定化の要素を含めることで安定性も気にしたいといった方に推奨できます。
電力の提供地域 | 沖縄および離島を除く全国 |
---|---|
切替費用 | 0円 |
解約金 | 0円 |
料金プラン分析 | プラン分析ページへ |
公式URL | アストでんきのHPへ |
6位:四つ葉電力

出展:クローバー・テクノロジーズ
クローバー・テクノロジーズ社が提供する「ほっと5.0安心プラン」は、電気代の高騰時でも変動がない完全固定型のプランとなります。大手電力会社を含め、国内の多くの電力会社は基本料金、燃調調整費、再エネ賦課金、容量拠出金、託送料等の変動によって電気代の水準が毎月変動します。そうした中、これら電気代の変動を避けたい方におススメできます。
燃料価格や政策等といった変動要素の影響を受けない電気料金プランは希少性が高く、例えば変動する一要素である再エネ賦課金は値上基調にあります。(ご参考)。また基本料金も0円であるため、電気を使った分のみの支払いとなり、完全固定のシンプルかつ分かりやすいプラン構成となっています。
電力の提供地域 | 東京電力管内(一部離島を除く) |
---|---|
切替費用 | 0円 |
解約金 | 0円 |
紹介ページ | キャンペーンページへ |
料金プラン分析 | プラン分析ページへ |
公式URL | 四つ葉電力のHPへ |
7位:Japan電力

出展:Japan電力
Japan電力は「くらしプラン」「しごとプラン」「どうりょくプラン」の3つの料金メニューを用意しています。家庭向けの方は「くらしプラン」、法人向けに「しごとプラン」「どうりょくプラン」といった内容となります。
燃料調整費は独自型を採用しており、料金構成としては電力卸市場の原価に伴って電気料金が変動する料金プランです。オプション等がなくシンプルな構成とすることで、無駄を徹底的に省き電力の仕入れ価格に近い価格水準となっており、原価に近い単価で非常にお得に電気を利用することができます。
電力の提供地域 | 北海道、東北、北陸、東京、関西、中部、中国、四国、九州電力エリア(一部離島をのぞく) |
---|---|
切替費用 | 0円 |
解約金 | 利用開始日から1年未満の解約の場合3000円の違約金 |
紹介ページ | キャンペーンページへ |
料金プラン分析 | プラン分析ページへ |
公式URL | Japan電力のHPへ |
8位:HTBエナジーでんき

出展:HTBエナジー
「HTBエナジーでんき」は、株式会社HBDの子会社である「HTBエナジー」が提供する電気料金プランです。「MUSUBIプロジェクト」という電気の使用を通じて継続的な寄付ができる社会貢献型プランが特徴的です。皆様の毎月の寄付で、NPO団体等への継続的な支援へとつながります。
ただし、HTBエナジーの電気料金プランでは「燃料費調整単価」に加え、「電源調達調整単価」という独自の方式により電気料金の価格水準を設定しています。「電源調達調整単価」が安価な時期では電気代を安くできますが、一方で電力原価に対して上乗せするベース部分の算定方法から、HTBエナジーの調達する電力の原価が高騰することで高額な電気代となるリスクもあります。
そのため、「電源調達調整単価」の条件を加味した上で選択する必要のある料金プランとなります。基本的には、社会貢献型のプランを選びたい方におススメです。
電力の提供地域 | 北海道、東北、北陸、東京、関西、中部、中国、四国、九州電力エリア(一部離島をのぞく) |
---|---|
切替費用 | 0円 |
解約金 | 電力供給開始の日から1年未満の解約の場合、2000円+消費税 |
紹介ページ | キャンペーンページへ |
料金プラン分析 | プラン分析ページへ |
公式URL | HTBエナジーのHPへ |
9位:ミツウロコでんき

出展:ミツウロコグリーンエネルギー
ミツウロコでんきは、地域は限定されますが「東邦ガス・大阪ガス」エリアにお住いの方にとってはおススメです。電気と都市ガス(東邦ガス・大阪ガスエリア)のセットにより、光熱費が非常にお得になります。ベースとなる電気・ガス料金が比較的安価なことに加え、電気+都市ガスのセット契約で追加割引が入り、更に安価となります。
ただし、都市ガスプラン(東邦ガス・大阪ガスエリア)は非常にオススメできる料金構成ですが、電気料金プランについては、新電力の中では一般的な水準となっており、非常に安価なプランには及ばない内容となっています。
なお、ミツウロコグループは1926年創業の90年をこえる歴史を持つ東証1部上場の大手総合燃料商社です。ミツウロコグループでは創業以来、石炭から煉炭・豆炭、石油製品、LPガス、自然エネルギーと、時代に応えるエネルギーを供給しています。現在も時代に合わせ、エネルギーを「作る」「配る」に「貯める」を加え、環境型エネルギーを推進しています。歴史のある巨大企業となり、2011年からはテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の番組スポンサーを務めています。
電力の提供地域 | 北海道、東北、北陸、東京、関西、中部、中国、四国、九州電力エリア(一部離島をのぞく) |
---|---|
切替費用 | 0円 |
解約金 | 0円 |
紹介ページ | キャンペーンページへ |
料金プラン分析 | プラン分析ページへ |
公式URL | ミツウロコグリーンエネルギーのHPへ |
10位:東京ガスのでんき

出展:東京ガス
都市ガス事業者として最大手の東京ガスが提供する電気料金プランです。大手の提供する電気料金プランなので、安心感があります。電気代については、非常に安価な水準のプランには及ばない部分がありますが、一定の電気代削減は期待できる内容です。また、東京ガスの電気と都市ガスによるセットによって割引も入ります。
ただし、いずれにしても東京ガスの都市ガス料金プランは、自由化によって参入したENEOS等の都市ガスプランと比較すると原則高額にはなってしまうのは事実です。そのため、知名度のある大手ガス企業の都市ガスを利用しながら電気代のみでも削減したい、といった方におススメです。
電力の提供地域 | 東京電力エリア(一部離島をのぞく) |
---|---|
切替費用 | 0円 |
解約金 | 0円 |
料金プラン分析 | プラン分析ページへ |
公式URL | 東京ガスのHPへ |
ライフスタイル別おススメ電力会社
電気料金プランには、価格重視型、オール電化特価型、ポイント付与型などがあり、各電力会社は様々なニーズに沿ったプランを用紙しています。ここでは、皆様のライフスタイルに合わせておススメの電力会社をご紹介いたします。
電気代の削減を重視したい方(オール電化以外の通常住宅)
毎月支払う電気料金を安く抑えるためには、シンプルに電力の利用量あたりの単価を安価にする必要があります。その点でおススメの一つが「Looopでんき」となります。looopでんきの魅力は、基本料金が無料で0円となっており、電気を使っている部分のみの支払いとなる部分です。
また穴場として、知名度は高くはありませんがアストマックス・エネルギーの「アストでんき」もおススメです。他の商品と同じように、電力についても仕入れ値があり、その原価に利益をのせて事業を行っていますが、「アストでんき」は可能な限り利益を抑え、原価に近づけた価格帯で販売しています。また、電力の仕入れ価格が上がりそうな際には、購入単価を固定化できるオプションも付帯しており安定性もあります。
一般的なエリア大手10社の料金プランより安定して安価にしたい方
特に電気料金プランを切替していない方は、「東京電力エナジーパートナー」や「関西電力」などのエリア大手電力の通常プランを利用されている方が多いのではないでしょうか。また、新電力への切替に不安がある方もいらっしゃると思います。
そうした方には、安心かつ安定して電気代を削減できる「ENEOSでんき」もしくは「idemitsuでんき」がおススメできます。削減幅は数%程度となり大幅削減とはなりませんが、毎月の支払いが常に安価になることで「塵も積もれば山となる」形でお得になりますし、電気の切替は数分で完了する手軽さも相まって、メリットを実感しやすい電力会社であるといえます。
一方で電気の使い方にもよりますが、エリア大手電力よりはお得であっても、Looopでんき等の価格特価型のプランには及ばない可能性が高い点は留意する必要があります。ただし、安定した削減を求める方には向いています。
なお「ENEOSでんき」が特におすすめの方は、「東京ガスエリア」および「京葉ガスエリア」にお住いの方です。ENEOSは都市ガス料金が極めて安価であり、電気とセットにすることで光熱費全体を抑えられます。そのため、「東京ガスエリア」および「京葉ガスエリア」にお住まいの方は「ENEOSでんき」、それ以外は「idemitsuでんき」が推奨できます。
オール電化に特化したお得プランをお探しの方
オール電化では、深夜電力にて大量の水をお湯に沸かし、光熱費を削減する設計です。そのため、エコキュートが稼働する深夜の電気代が安価な一方、日中の電気代が高いという特徴がありますが、こうしたオール電化向けのプランをほとんどの新電力が提供できてない状況です。
こうした中、オール電化の方にとっておススメなのが出光興産の「オール電化プラン」です。オール電化住宅において最高水準のコストカットを実現します。安定して長期的に安価な電気代を実現でき、一人暮らし~大家族まで非常におススメできます。
電気と都市ガスのセットで契約を一つにお得にまとめたい方
電力とガス事業は同じエネルギーインフラ事業として親和性が高く、都市ガス事業を展開している電力会社もあります。「光熱費全体」の削減という観点では、電気料金プランに加えてガス料金もお得にすることもおススメです。その点では、東京ガスおよび京葉ガスエリア限定となりますが、ENEOS都市ガスがおススメです。特にENEOSの都市ガスプランは、電気プランとのセットではなくガスプラン単独でも最高峰にお得な料金構成となっており、非常におススメできます。もしくは、東邦ガス/大阪ガスエリアであればミツウロコの都市ガスプランも比較的安価でおススメです。
マイルを貯めたい方
マイルを貯めたい方におススメなのが、「シン・エナジーでんき」です。シン・エナジーについては、日本航空(JAL)とJALマイレージバンクにつき2016年4月より提携することに合意しています。そのため、シン・エナジーの電気料金プランを利用することで、マイレージがどんどんと貯まっていきます。200円ごとに1マイルが貯まり、マイルを貯めている方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
世界情勢などによる電気代の上下を気にせず毎月の電気代を安定させたい方
油価格等による変動費がなく安心したい方におススメなのが、クローバー・テクノロジーズ社が提供する「ほっと5.0安心プラン」です。「ほっと5.0安心プラン」は基本料金が0円となり、多くの電気料金プランで変動要因となる燃料調整費、再エネ賦課金、託送料金、容量拠出金によらず、電気を使った分のみが完全固定単価で支払いとなります。
自動車のガソリン(レギュラー・ハイオク等)を安価にしたい方
「idemitsuでんき」もしくは「ENEOSでんき」を利用すると、自動車のガソリン価格を安価に抑えることができます。idemitsuでんきの利用者は、apollostation/出光/シェルのサービスステーションで給油の際に、1ヶ月に100Lまでガソリン代が2円/L割引となります。
一方でENEOSでんきの利用者は、電気料金をENEOSカードで支払うことで、1ヶ月に150Lまでガソリン・灯油・軽油代が1円/L割引となります。普段自動車をよく使う方は、ガソリン割引を上手に利用することで電気代のみならず、ガソリンもお得に使えることとなります。
電気自動車(EV)をお得に充電したい方
電気自動車の燃料費(充電代)を極力抑えたい場合、深夜の寝ている間に充電しておける方であれば、オール電化住宅と同様に深夜電力の利用がおススメです。オール電化では、深夜電力にて大量の水をお湯に沸かし、光熱費を削減する設計となっておりますが、その時間帯にEVを充電する形です。そのため、オール電化向けで最高峰の電気料金を提供する出光興産が、EVユーザーの皆様にもおススメです。また、出光興産の電気プランはEVユーザーの場合は電気料金が毎月継続的に200円割引されるので、なおさら親和性が高く推奨できます。
電気代の支払いを通じて社会貢献したい方
「HTBエナジーでんき」では追加料金を支払うことで、社会貢献型の電気料金プランを利用することができます。HTBエナジーでんきの「MUSUBIプロジェクト」を利用すると、契約した方々からHTBエナジーがMUSUBI料金(電気代金と預り金を合計した金額)の4.5%相当をお預りし、HTBエナジーが提携するパートナーに送金します。寄付者は皆さまとなり、支援先はご自身で選ぶことができます。皆様の毎月の寄付で、NPO団体等への継続的な支援へとつながります(MUSUBIプロジェクトの提携団体)。
電力会社の切り替えは簡単!数分で完了、切り替え方法のご案内
お得な電力会社を見つけ、いざ契約をしようと思っても「いまいち方法が分からない」と思われている方もいらっしゃるかと思います。しかし、電力会社の切り替えはとっても簡単です。現在お住いの物件(賃貸・マンション・一戸建て)で切り替える場合は、現在ご利用の電力会社の電気料金明細(または契約中の電力会社のマイページ)を用意し、電力会社のHPにて住所等の基本的な情報をWEB入力するだけで完了します。
なお、下記図はENEOSでんきのお申込み画面を一部抜粋したものとなります。通常5~10分程度でお申込みが完了し、それによって毎月の電気料金を抑えることができます。

なお、引っ越し先(賃貸・マンション・一戸建て)で切り替える場合は、「①旧住所の電気停止手続き」と「②新住所の電気使用開始手続き」の2つの手続きが必要になります。まずは、「現在住んでいる家の電気停止手続き」を行いましょう。各電力会社によって手続き方法は多少異なりますが、基本的には電話やウェブサイトから簡単に停止手続きが可能です。
その後、利用したい電力会社HPのお申込みページで、新住所等を入力することで完了となります。より詳しく知りたい方は、5分で簡単!電力会社の切替方法のご案内ページをご覧ください。
電気料金の構成
電気料金は、原則的には「基本料金」「従量料金」「燃料調整費」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」「付帯条件(オプション)」の5つに分けて構成されています。これら5つにつき、各々の内容を下記にて見ていきたいと思います。
基本料金
基本料金は、電力の契約をする上で必ず発生する料金です。つまり、例え全く電気を使わなかった場合であっても、基本料金は毎月支払う必要があります(一部の電気料金プランは、基本料金を0円に設定しています)。基本料金は、契約容量によって金額が異なってきます。
契約容量は、家庭向けの場合は原則としてA(アンペア)が単位となります。アンペアについての詳細は「アンペアとは?電気料金との関係性や目安、変更方法について解説」の記事にまとめておりますので、宜しければご覧ください。
こうした契約容量は大きく設定するほど、同時に多くの家電を利用してもブレーカーが落ちづらくなりますが、基本料金も高くなっていきます。一例として、東京電力の従量電灯Bと、Looopでんき(東京エリア)の場合は下記にて設定されています(税込)。
東京電力(従量電灯B) | Looopでんき(東京エリア) | |
---|---|---|
10A | 286円/月 | 0円/月 |
20A | 572円/月 | 0円/月 |
30A | 858円/月 | 0円/月 |
40A | 1144円/月 | 0円/月 |
50A | 1430円/月 | 0円/月 |
60A | 1716円/月 | 0円/月 |
なお、アンペア数と家電の電力利用量の目安ですが、例えば1000Wの電子レンジを利用すると、10A程度の負荷となります。そのため、30Aでは同時に3台、60Aでは同時に6台まで稼働できます。それ以上の電気を一斉に使おうとすると、ブレーカーが落ちてしまいます。そのため、契約容量を小さくするほど電気代が下がりますが、その分、ブレーカーが落ちるリスクが高まります。
目安としては、4人以下の世帯では30~40A、5人以上の世帯では50~60Aを推奨いたします。一人暮らしの場合は、20Aでも問題ないケースもありますが、エアコンやドライヤー、電子レンジといったものを同時に使うと意外とすぐにブレーカーが落ちてしまい、不便な上に家電にもダメージを与えてしまうので、最低でも30A以上が推奨できるものと考えられます。
従量料金
電力を利用した分だけ発生する料金です。電気料金明細の中で、使用量(kWh)に対して発生している金額が従量料金に該当し、基本的にはたくさん電気を使うほど金額も高くなっていきます。一例として、東京電力の従量電灯Bと、ENEOSでんき(東京エリア)の場合は税込みにて下記にて設定されています。
ENEOSでんきの場合、基本料金と第1段階料金は同額ですが、第2および第3段階料金が東京電力より安価に設定されており、これにより安定して電気代が下がります。なお従量単価については、30分毎の電力原価(市場価格)に対して、エリア損失率や託送費を組み合わせた複雑な料金形態を構築する電力会社も多くなってきています。
ちなみにkWhの計算方法はそこまで複雑ではなく、例えば1000W(10A)の電子レンジを1時間使うと1kWhとなります。この1kWhに対して、東電やENEOSの場合は下記表の単価を掛け算すると従量料金が算出できます。
東京電力(従量電灯B) | ENEOSでんき | |
---|---|---|
最初の120kWhまで(第1段階料金) | 19.88円/kWh | 19.88円/kWh |
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) | 26.48円/kWh | 25.54円/kWh |
300kWをこえる(第3段階料金) | 30.57円/kWh | 26.22円/kWh |
燃料調整費
燃調費調整制度については、1996年に初めて導入されたもので、基本的には国際的な原油・LNG・石炭価格に連動するものとなります。理由として原油価格等は、日本の電力会社がどれだけ経営努力しても価格コントロールできないもので、例えば原油価格が乱高下した際に、電力会社の経営があまりに不安定になってしまうからです。そうした原油価格等が暴騰などした際の影響を緩和するために導入された歴史があります。
燃料費調整制度の詳細はこれまで何度も改訂され、2009年度の改定の際に原油・LNG・石炭といったCIF価格(財務省貿易統計(概況品別統計品目表の輸入データより))の3ヶ月平均に連動する形となりました。多くの電力会社は、燃料費の価格変動があっても、電気料金水準を上下させることで利益を得ることの可能な燃料調整費を採択しております。ただ法により単価が定まっている訳ではないため、電力会社によって計算方法が異なります。
ロシア情勢(2022年)前においては、ほとんどの新電力がエリア大手電力会社と同一の燃料調整費を採用しており、正確な比較シミュレーションが可能でした。基本料金と従量料金のみを比較すれば良かった訳です。
ただし、現状においては燃調費のルールが各電力会社でバラバラであるため、将来的な原油価格等は誰にも分からないことから、正確なシミュレーションは実質不可能となりました。そのため、実際に利用してみると電気代の水準が大きく異なることもあり得ます。
例えば、現状では多くの新電力会社が「独自燃調」や「市場連動型」を採択しています。燃料調整費のように原油・石炭・LNGの価格ではなく、電力それ自体の原価も加味して従量単価等を変動させます。価格変動に対して基軸とする要素や比重が異なるため、正確なシミュレーションは不可能となります。そのため、当サイトでは長年エネルギー業界で蓄積してきたデータ等を精査し、長期的に推奨できる電力会社を上記にてご紹介しております。
一方で、出光興産、ENEOSといった電力会社の家庭向け基本プランは、エリア大手と同様の「燃料調整費」を採択しています。そのため、毎月の原油価格等に合わせて電気代の水準が変動します。つまり、原油・石炭・LNGの輸入価格に電気代が強く連動します。こうしたENEOS等の老舗大手エネルギー会社は、エリア大手電力の燃調費と値動きが原則同一であり、その他の基本・従量単価が安価であるため、ほぼ確実に電気代を削減可能となります。しかし、安定した削減が実現できますが、削減幅は小さい傾向にあります。
なお傾向としては、社会情勢が安定している平常時は「市場連動プラン」が安価になりやすいです。一方でロシア情勢(2022年)のような大きな戦争等が開始した時期では「燃料調整型」が優位になり易い傾向にあります。ただいずれにしても、切替によって値上がりすると新電力会社の存在意義が消失します。そのため、よほど大きな戦争等の想定外が発生しない限りは、一部例外はありますが、電気代削減が可能となるよう料金設計している新電力会社が多い状況です。
電源調達調整費
一部の電力会社ですが、燃料調整費に加えて「電源調達調整費」といった項目を電気料金に組み込むプランがあります。この「電源調達調整費」は各社によって計算方法が異なりますが、多くの場合は当該電力会社が調達する電源価格に対して、電気代の価格水準を変動させるものとなります。
容量拠出金
電力業界では、2024年4月から容量市場が始まり、各電力会社は「容量拠出金」の負担を国から求められます。容量市場は、再エネの普及等によって電力の供給量が時間帯によってバラバラになりますが、そこをカバーして停電などを防いでいる火力発電等に対して、対価を支払うために創設されたものです。
容量拠出金自体は、電力会社は市場管理者(広域機関)に必ず支払っており、電力の販売原価に計上されるものとなります。ただ、その価格については電気料金明細に載せている会社と、載せていない会社があります。単価は年度によって異なってきますが、電力会社によっては容量拠出金の単価によって電気代の水準を大きく変動させるプランを提供しています。
なお容量市場の制度詳細については、電力広域運営推進機関が特設サイトを解説しているので、ご関心のある方はご覧ください。
託送料金
託送料金は、日本中に張り巡らされている電力網を利用する際に発生する料金となります。各電力会社は、電力販売量に応じて各10エリアの一般送配電事業者(東京電力パワーグリッド等)に託送費を支払っており、電気代の原価内訳に入るものとなります。
容量市場と同様に、託送料金についても電気料金明細に載せている会社と載せていない会社があります。なお、託送料金は年度によって単価が異なってきます。現状では、エリア大手電力会社も含めて、多くの電力会社は年度毎の託送料金見直しに合わせて、電気料金の水準を上下させています。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
再エネ賦課金は、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」という法律に基づいて単価が設定されております。毎年、国の委員会(調達価格等算定委員会)にて年度ごとの再エネ賦課金単価が検討され、経産省より毎年発表される形です。法律によって単価が定められているので、いずれの電力会社であっても金額は同一となります。
付帯条件(オプション)
各電力会社が独自に設定しているオプションです。極一部の電気料金プランを除き、多くのオプションは、私たち利用者にとってメリットのあるものになっています。例えば、ENEOSでんきの場合、にねんとく²割を利用すると、契約期間の縛りが発生しますが、ただでさえお得な電気料金が更にお得になります。更に、電気の支払い方法によって、ガソリン・灯油・軽油が安くなったり、ポイントやマイルが貯まるといった追加メリットを受けられます。
電力小売りの全面自由化について
1990年代の世界的な規制改革の流れを受け、国際水準と比較して割高といわれた電気料金の是正などを目指して進められてきた日本の電気事業制度改革も、その開始から30年が経過しました。電力自由化は、第2次電気事業制度改革を発端とし、2000年3月から特別高圧(2万V以上)で受電する使用規模2,000kW以上の需要家を対象として始まりました。
その4年後、2004年4月から使用規模500kW以上、2005年4月からは50kW以上まで自由化範囲が拡大されました。そして、2016年4月から始まった電力の全面自由化に伴い、「電力を利用している人全て」が自由化の対象となりました。
電力小売りの自由化前は「総括原価方式」により、電力会社はどれだけのコストをかけても、国民が支払う電気料金にその分が上乗せされていました。つまり、電力会社はほぼ全ての費用をコストとして計算することができる上に、地域独占で事業を行っていたため、価格競争のない環境で報酬まで最初から保証されている状況でした。
一方で「総括原価方式」がもつ大きなメリットの一つとして、電気の品質や安定性を重視した経営をしやすい環境になる部分が挙げられます。電力会社側としては、安心して大きなコストをかけられるため、コスト削減によって電気の品質低下や不測の事故が発生するよりも、しっかりと費用をかけて品質の高い社会インフラを構築しようとする流れになりやすい仕組みと言えます。また複数の事業者が競争を行う環境であると、他社との価格競争に勝ち残るため、安価にすることに注力しすぎることで粗悪な電力インフラの敷設が進められる恐れもあります。実際に「総括原価方式」にて事業を行ってきた日本の電力会社の働きにより、日本は世界的に見ても高品質な電気を、全国で誰でも使える形で社会インフラが整えられてきました。
ただ、こうした価格競争がない環境が長期で続くと、事業コストを下げることで、電気代を安価にしようというインセンティブが働きづらく、電気代の高止まりの一因になっていました。電気代が高止まりすると、様々な産業や工場等が海外に流れ、日本経済への悪影響に繋がる大きな一因になると考えられます。その点、「総括原価方式」は前述の通り、電力会社側はどれだけのコストをかけたとしても、その負担は電力会社側ではなく、基本としては日本国民に避けようがなく電気代の値上がりとして負担が転嫁される形でした。そのため、「総括原価方式」は電力の高品質な社会インフラ構築には資する一方、「コストを抑えるための事業努力」といった方面に力を入れづらい仕組みでした。
日本国内に電力インフラが満足に普及していない当時の環境では「総括原価方式」は一定の役割は果たしましたが、21世紀を迎えた現在、当時の日本とは技術面・経済・設備状況など、その他各種要因も含め、あらゆる面で成熟が進んでいます。そのため、政策的な枠組みでセーフティネットを構築することで、むしろ多くの企業が電力市場に自由参入することのメリットが相対的に大きくなってきました。
そのため、国際水準と比較して割高といわれる電気料金の状態を改善するため、国でも議論が進められました。電力小売りの全面自由化の契機となった検討は、2012年2月、経済産業大臣の諮問機関である総合資源エネルギー調査会総合部会に設置された委員会によるものと考えられます。学資経験者を中心とした11人の委員により構成され、12回にわたる議論を経て、2013年2月に「電力システム改革専門委員会報告書」 が取りまとめられました。委員会報告を受けて、2013年4月2日、政府が「電力システムに関する改革方針」を閣議決定しました。
商取引では、ビジネス上の知恵や工夫に基づいて自由に競争を行えるのが市場経済の基本であり、凡そあらゆる業態で、その原理が取り入れられています。電力業界においても自由化が実行されることで、競争環境が導入されることとなりました。これにより、多くの企業が電力事業に参入し、どのようにすれば他社よりも良いサービスを提供できるか等、最大限の工夫を各社が行うようになりました。これによって、他の多くの業界と同様に、今日は数百社もの電力会社が公平なビジネスの土台の上で、各社の様々な専門性・視点から、日本に住む皆様がより良いエネルギーサービスを受けられるよう事業努力する新しいフェーズに入りました。
他の人はどの程度電気代を支払っている?電気代の平均価格をご紹介

各ご家庭が支払っている電気の平均的な料金については、総務省統計局の「家計調査(統計法により指定されている基幹統計)」に目安が記されており、その金額と比較することで皆様ご自身の電気料金の水準を把握することができます。
ただし、「家計調査」は日本の全世帯に対する調査ではなく、ある一定の数のご家庭などから取得したデータを元に、日本全体の数値を推定したものであるため、厳密には正確な平均値ではありません。しかし、国内に存在するデータの中では最高水準の正確性と信頼性を持っていると考えられます。
このように厳密な平均値ではないものの、この「家計調査」より抽出したデータを参考に、下記にておおよその電気料金の平均値を整理しております。この料金をご参考いただくことで、皆様がお支払いの電気料金がどの程度の水準であるかご確認いただくことができます(ご参考)。
なお、2023年の平均的な電気料金は、10222円/月です。「家計調査」には、各ご家庭の支出金額の水準(食費や住居費・衣服費等諸々の支出合計)も記されておりますが、電気料金は平均してご家庭の支出全体の4.13%を占めることとなっております。
エリア別の電気代平均額
電気代(月間) | ランキング | |
---|---|---|
全国 | 10,222円 | -- |
北海道 | 11,254円 | 4位 |
東北 | 12,397円 | 2位 |
関東 | 9,881円 | 7位 |
北陸 | 13,096円 | 1位 |
東海 | 10,517円 | 6位 |
近畿 | 9,268円 | 9位 |
中国 | 11,699円 | 3位 |
四国 | 11,225円 | 5位 |
九州 | 8,649円 | 10位 |
沖縄 | 9,277円 | 8位 |
都道府県別の電気代平均額
電気代(月間) | ランキング | |
---|---|---|
全国 | 10,222円 | -- |
北海道 | 11,617円 | 10位 |
青森県 | 12,106円 | 6位 |
岩手県 | 11,456円 | 11位 |
宮城県 | 9,867円 | 25位 |
秋田県 | 11,817円 | 9位 |
山形県 | 12,680円 | 5位 |
福島県 | 10,378円 | 19位 |
茨城県 | 10,770円 | 16位 |
栃木県 | 11,227円 | 12位 |
群馬県 | 10,188円 | 22位 |
埼玉県 | 8,910円 | 36位 |
千葉県 | 8,181円 | 41位 |
東京都 | 9,305円 | 31位 |
神奈川県 | 9,100円 | 35位 |
新潟県 | 10,893円 | 15位 |
富山県 | 13,262円 | 4位 |
石川県 | 13,551円 | 3位 |
福井県 | 15,324円 | 1位 |
山梨県 | 8,717円 | 38位 |
長野県 | 9,629円 | 28位 |
岐阜県 | 11,976円 | 7位 |
静岡県 | 10,165円 | 23位 |
愛知県 | 9,284円 | 33位 |
三重県 | 10,103円 | 24位 |
滋賀県 | 9,739円 | 26位 |
京都府 | 8,901円 | 37位 |
大阪府 | 9,132円 | 34位 |
兵庫県 | 7,027円 | 46位 |
奈良県 | 9,318円 | 30位 |
和歌山県 | 10,322円 | 21位 |
鳥取県 | 11,841円 | 8位 |
島根県 | 13,809円 | 2位 |
岡山県 | 10,615円 | 18位 |
広島県 | 9,602円 | 29位 |
山口県 | 10,934円 | 14位 |
徳島県 | 10,372円 | 20位 |
香川県 | 11,047円 | 13位 |
愛媛県 | 10,735円 | 17位 |
高知県 | 9,640円 | 27位 |
福岡県 | 6,980円 | 47位 |
佐賀県 | 8,145円 | 42位 |
長崎県 | 7,971円 | 43位 |
熊本県 | 8,194円 | 40位 |
大分県 | 9,305円 | 31位 |
宮崎県 | 7,746円 | 45位 |
鹿児島県 | 8,532円 | 39位 |
沖縄県 | 7,837円 | 44位 |
世帯人数別の電気代平均額
電気代電気代(月間) | |
---|---|
一人暮らし | 6,726円 |
二人暮らし | 10,940円 |
三人暮らし | 12,811円 |
四人暮らし | 13,532円 |
五人暮らし | 14,373円 |
六人暮らし | 18,941円 |
季節別の電気代平均額
電気代(月間) | |
---|---|
春(3~5月平均) | 12,531円 |
夏(6~8月平均) | 10,561円 |
秋(9~11月平均) | 12,483円 |
冬(12~2月平均) | 12,456円 |
月別の電気代平均額
電気代(月間) | |
---|---|
1月 | 12,376円 |
2月 | 13,639円 |
3月 | 13,780円 |
4月 | 12,799円 |
5月 | 11,013円 |
6月 | 9,562円 |
7月 | 9,896円 |
8月 | 12,225円 |
9月 | 13,831円 |
10月 | 13,028円 |
11月 | 10,591円 |
12月 | 11,352円 |
平均的な電気代の推移(直近20年間)
過去20年間における平均電気代です。なお、物価全体の上下等によって電気料金の実質的な負担度合いが変動するため、家計全体(食費や生活雑貨、家賃など)に対する電気料金の割合の推移も整理しております。
電気代(月間) | 消費支出に占める電気代の割合 | |
---|---|---|
2004年 | 7,958円 | 2.97% |
2005年 | 7,891円 | 2.96% |
2006年 | 8,056円 | 3.12% |
2007年 | 7,912円 | 3.03% |
2008年 | 8,387円 | 3.21% |
2009年 | 8,211円 | 3.24% |
2010年 | 8,421円 | 3.34% |
2011年 | 8,188円 | 3.31% |
2012年 | 8,698円 | 3.51% |
2013年 | 9,118円 | 3.62% |
2014年 | 9,472円 | 3.77% |
2015年 | 9,336円 | 3.78% |
2016年 | 8,559円 | 3.53% |
2017年 | 8,708円 | 3.58% |
2018年 | 9,151円 | 3.71% |
2019年 | 9,100円 | 3.64% |
2020年 | 8,974円 | 3.84% |
2021年 | 8,606円 | 3.66% |
2022年 | 10,559円 | 4.32% |
2023年 | 10,222円 | 4.13% |
賃貸でも電力会社を選べるの?
ほとんどの賃貸住宅で電力会社を切り替えることができます。そのため、一戸建てと全く同じように、切り替えたい電力会社があれば、webからお申込みするだけで手続きは完了です。
ただし、非常に珍しいケースですが、お住まいのマンションが「高圧一括受電契約」をしている場合は電力会社を選べません。「高圧一括受電契約」は、マンション一棟すべてを1社の電力会社が供給する契約のことです。マンションの管理組合などが高圧の電気を電力会社から購入し、その電気を高圧受変電設備で変圧し、マンション内の各家庭に供給しています。現在住んでいるマンションが高圧一括受電なのか知るための方法としては、検針票や請求書の確認が挙げられます。判断が難しい時は、管理組合などに問い合わせてみましょう。
電力会社によって電気の品質は変わる?
電力会社を切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省のHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
なお、電気の品質の定義として一義的に定められたものはありませんが、一般的には、周波数、電圧、瞬時電圧低下、フリッカ、高調波、電圧不均衡などのパラメータを用いて表されます。
仮に電圧変動や周波数変動が発生すると、回転機の回転数が変動するため、特に回転機を使用している工場で生産設備への影響が懸念されます。その他、様々な業界にその悪影響は波及し、電力会社単体の問題ではなく、電力の品質悪化による被害は社会全体に及び、ひいては日本という国にとって大きな損失となります。そうしたことから、電気の品質は電気事業法で規定されているほか、各種ガイドラインなどにより品質が守られています。
既に多くの病院や官公庁の中枢施設でも新電力に切り替わっておりますが、もし新電力の切替により電気の品質に差が生じる事態になるようであれば、例えば医療機器などの場合、致命的な故障につながるなど、想定できないほどの被害に拡大する可能性があります。そもそも電気をめぐる巨大なインフラシステムは施設ごとではなく、社会全体で一体的に管理・運営されているため、前述のようにこれまでと同じ送配電ネットワークで全く同一の電力品質にする仕組みであることは、電力インフラの運用上でも合理的であるといえます。
電力会社によって電気の安定供給や停電の頻度は変わる?
経済産業省のHPにも公開されているように、電力会社を切り替えても、安定供給や停電のリスクが変動することはありません。
日本では2000年に電力小売の部分自由化が導入され、その後、段階的に自由化範囲が拡大されています。2005年には高圧部門が小売自由化の対象となり、これに伴い、2005に電力系統利用協議会(ESCJ 、現在は解散しOCCTO(電力広域的運営推進機関、電気事業法に基づき設立された団体))が設立されました。
電力自由化により送電線などの利用条件には一層の公平性と透明性が求められるようになり、OCCTOでは設備形成、系統運用ルールの基本的な考え方を示したルールを策定しています。電力各社はこれに基づき、ルールの詳細を作成し公表しています。 例えばOCCTOの「送配電等業務指針」には、電力復旧のルールが記載されています。
復旧ルールの通り、事故時に関しては、電気事業者がOCCTOの定める防災業務計画に基づく態勢の発令の通知を受けたときは、OCCTO及び他の電気供給事業者と連携し、復旧等に協力する必要があります。
電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社の顧客優先という視点は存在しません。災害の程度、各設備の重要度、復旧の難易度及び他系統の状況等を勘案して、災害の拡大防止及び復旧効果の大きいものから着手され、例えば消防等復旧対策の中心となる官公庁施設、病院等人命に関わる施設等については、優先的に復旧を実施することとなっています。
新電力の切替でリスクはないの?
新電力に変更するトラブルについては、①単価変動型であるか、②付帯セットがないか、③解約時の違約金の発生、④倒産の可能性、という点につき気を付けるべきだと考えられます。
①については、基本料金・従量料金の単価が日や時間帯によって細かく変動するプラン(市場連動型等)が一部存在し、そうしたプランの場合は価格変動のリスクを内包するために注意が必要です。また、電気の利用開始から一定期間の経過後に電気料金を値上げるプランなどもあります。
②については、電気の契約と併せて別の機器やサービス利用が必須条件となっているケースもあり、例えば長期のリース契約等が付帯している場合、思わぬ出費になる可能性があるため注意が必要です。
③については、一部の電力会社は解約時の違約金を設定しており、思わぬ出費となる可能性があるので注意が必要です。例えば、携帯電話の契約と似たような形で、○○年以内の解約では違約金が発生するという内容です。ただ、一方でいつ解約しても違約金が無料とする電力会社も多くあります。
④については、電力会社も株式外であるため、倒産のリスクがあります。電力業界にとって、電力会社の倒産は一大事であり、緊急の対応が求められます。ただし、倒産した場合でも電気が止まることは原則ありません。これについては、電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知する必要があります。その後、私たち電気の消費者としては当該周知期間内に別の小売電気事業者へ切り替える形となります。
調査した電力会社/料金プラン(390社中 1〜20社目)
本ページを作成するにあたり調査した電力会社/料金プラン一覧です。できる限り網羅的に調査しておりますので、皆様のご参考になりましたら幸いです。
※横にスクロールで表全体を表示
【補足】都市ガス料金も削減したい方、おススメプランをご紹介
電気代のみならず、毎月の光熱費全体を削減したい方も多くいらっしゃるかと思います。灯油や薪ストーブなど一部例外がありますが、基本的に光熱費は「電気プラン」と「ガスプラン」の2つに大別されます。ここでは、ガスプランをお得にする方法をご紹介いたします。
まずお得なガス料金プランを選ぶにあたり、ご家庭で利用するガスが「LPガス(プロパン)」か「都市ガス」であるか把握する必要があります。都市ガスとLPガスでは、お得なガス料金プランの探し方で大きな違いがあるからです。
一般的に、人口が密集している地域は「都市ガス」が利用可能であり、人口密度が低いエリアでは「LPガス」を利用できるケースが多いです。本ページでは、「都市ガス」および「LPガス」各々に適した削減方法をご案内します。
まずは都市ガスについてですが、下記にて「東京ガス」「京葉ガス」「東邦ガス」「大阪ガス」よりもお得なプランをご紹介いたします。都市ガスは新規の安価な事業者参入が少なく、現状ではこの4つのエリアは削減ポテンシャルが大きいため、精査しております。またLPガスをご利用の方に置かれましては、おススメの一括見積サービスをご案内いたします。
東京ガスよりもお得なおススメ都市ガスプラン
東京ガスエリアで最もおススメできるのが、ENEOS都市ガスです。ENEOSが提供する都市ガスプランの最大の特徴は、価格が極めて安価、かつ企業規模が大きいので安心感がある、という点です。東京ガスエリアで最高峰の都市ガスプランの一つと言えます。なお、東京ガスエリアの分析ページはコチラをご覧ください。
- 「東京ガスエリア」で最高峰の会社
- ガス代が極めて安価、電気代も比較的安価
- さらにマイルやポイントが貯まる
- 日本最大の総合エネルギー企業
- 初期費用・解約金0円
- ENEOS都市ガスの分析ページはコチラ
京葉ガスよりもお得なおススメ都市ガスプラン
京葉ガスエリアで最もおススメできるのが、東京ガスエリアと同じくENEOS都市ガスです。ENEOSの都市ガスプランは価格が極めて安価、かつ企業規模が大きいので安心感がある、という非の打ち所が見当たらない優秀な内容です。京葉ガスエリアで最高峰の都市ガスプランの一つと言えます。なお、京葉ガスエリアの分析ページはコチラをご覧ください。
- 「京葉ガスエリア」で最高峰の会社
- ガス代が極めて安価、電気代も比較的安価
- さらにマイルやポイントが貯まる
- 日本最大の総合エネルギー企業
- 初期費用・解約金0円
- ENEOS都市ガスの分析ページはコチラ
東邦ガスよりもお得なおススメ都市ガスプラン
東邦ガスエリアで最もおススメできるのが、ミツウロコ都市ガスです。ミツウロコの電気料金プランについては新電力の中では標準的な価格帯ですが、都市ガスについては価格面で非常に優秀な内容となっており、お得な都市ガスを利用できます。なお、東邦ガスエリアの分析ページはコチラをご覧ください。
- 安価な都市ガスプラン
- 歴史のある老舗大手企業
- 初期費用・解約金0円
- ミツウロコ都市ガスの分析ページはコチラ
大阪ガスよりもお得なおススメ都市ガスプラン
大阪ガスエリアで最もおススメできるのが、東邦ガスエリアと同様にミツウロコ都市ガスです。ミツウロコの電気料金プランについては新電力の中では標準的な価格帯ですが、都市ガスについては価格面で非常に優秀な内容となっており、お得な都市ガスを利用できます。なお、大阪ガスエリアの分析ページはコチラをご覧ください。
- 安価な都市ガスプラン
- 歴史のある老舗大手企業
- 初期費用・解約金0円
- ミツウロコ都市ガスの分析ページはコチラ
プロパン(LP)ガスの方は「エネピ」と「ガス屋の窓口」でガス代削減!
LPガス業界は、1997年4月に改正液化石油ガス法が施行されたことにより、全面自由化が始まりました。そこから、様々な企業がLPガス業界に参入できるようになり、経産省の資料によると、2023年末には1万5000社以上がLPガスを販売しています。
ガス料金削減のためには、お得なLPガス業者を探す必要がありますが、1万5000社以上と参入している業者が多く、非常に多くの選択肢の中から1社を選ばなくてはいけません。この点、こうしたご家庭のLPガス料金の引き下げについて、当サイトでは「LPガスのオススメ比較サービス」をご案内差し上げます。
当サイトでは、国内でトップクラスの実績を保有する「エネピ」および「ガス屋の窓口」を推奨しております。
いずれも、ウェブで10~30秒ほどで価格の無料診断ができますので、手軽にどの程度価格が削減できるかを把握できます。その後、安価なLPガス事業者の切り替えにつきご関心があるか、診断での入力情報をもとに営業の担当者からご連絡があります。そこで切り替えにご関心がある場合は、LPガス会社の切替手続きのご案内に入る流れです。皆様におかれましては、ご担当者から非常に丁寧な対応を受けることができるかと考えております。
またエネピ社の特徴は広範囲で全国対応が可能な点です。大手企業の安心安全のサービスを利用したい場合は、エネピがオススメです。一方でガス屋の窓口については、返金保証サービス(不当な値上げの際は返金)があります。現場経験の豊富な中小企業からのサービスを受けたい場合は、ガス屋の窓口がオススメです。LPガス料金の削減できる価格帯については、両社とも基本的には同程度の実力といえるので、いずれでも国内で再安価水準のガス事業者を見つけられるものと考えられます。