入間ガスの電気はお得?会社の概要や評判・口コミなどを一挙にご紹介!

  • 更新日:2024/03/07

電力が自由化された現在、新電力会社がいくつも登場しているほか、既存のガス会社が電気の小売に参入しているケースも少なくありません。入間ガスも電気を取り扱うガス会社にあたり、ガスのほかに電気の供給も受けられます。

しかし、ガス会社がどのような形で電気を供給しているのか、イメージがわかない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、入間ガスの会社概要をはじめ、料金プランやサービスの評判など、乗り換えにあたって押さえたいポイントを一挙にご紹介します。

入間ガスとは

社名からもわかるとおり、入間ガスはこれまで主にガスの供給を行ってきた会社です。会社の概要は、以下のとおりです。

【入間ガスの概要表】
社名 入間ガス株式会社
設立 昭和47年(1972年)3月24日
社員数 57名
事業内容 ガスの製造及び供給販売業(13A)
ガス小売事業者登録番号(D0487)
ガス器具の販売及び賃貸業
液化石油ガス販売業
電力販売業
代表者 中澤理(代表取締役社長)
本社所在地 〒358-0023
埼玉県入間市扇台1-5-25
本社までのアクセス 【徒歩】西部池袋線「入間市駅」より約15~20分
【西部バス】武蔵藤沢駅行き「扇町屋一丁目」下車
関連会社 入間ガスサービス株式会社
主要取引金融機関 埼玉りそな銀行
三井住友銀行
三菱UFJ銀行
武蔵野銀行
みずほ銀行

入間ガスは、昭和47年の設立から、すでに50年以上が経過している会社です。近年の電力自由化を受けて新しく設立された会社に比べ、組織としての運営実績が多く、利用者としても安心できるでしょう。

事業内容にはガス関連のものが多く見られますが、現在では電力販売業も加わっており、新電力会社としても利用できることがわかります。

会社の所在地は埼玉県入間市であり、最寄駅は西武池袋線の入間市駅です。最寄駅からは少し距離があるものの、徒歩でもアクセスできます。本社の近くまで公共交通機関でアクセスしたいときは、西部バスに乗って扇町屋一丁目で下車します。

入間ガスの沿革や経営理念

設立からすでに50年以上が過ぎている入間ガスは、これまでにさまざまな歴史を刻んでいます。組織の沿革は、以下のとおりです。

【入間ガスの沿革(一部抜粋)】
1972年 資本金8,000万円にて設立
一般ガス事業通産大臣認可
1973年 都市ガスの供給開始
1975年 LPG兼業認可
資本金を9,600万円に増資
1990年 供給数が10,000戸を突破
2000年 入間ガスのホームページ開設
2003年 供給数が15,000戸を突破
2013年 入間ガス(株)、入間ガスサービス(株)の新社屋竣工
2015年 小売電気事業者事前登録
2016年 電力小売販売の開始
「Myいるまガス」ポータルサイト開設
2018年 供給数が18,000戸を突破
2022年 創立50周年

1972年に会社が設立され、その翌年には都市ガスの供給を開始しているのがわかります。以後も事業の拡大を続け、2018年には供給数が18,000戸を突破し、2022年には創立50周年を迎えました。

現在の入間ガスの経営理念は「総合エネルギー企業として、お客様との信頼をすべての事業の基礎とし、お客様志向の視点に立ち、地域社会の発展へ貢献し、地域に選ばれる企業を目指す」とされています。ほかに、社訓やグループ全体の行動指針なども定まっており、さらなる発展を目指して日々営業されています。

入間ガスのガス事業について

入間ガスの電気とガスは、どちらかしか選べないものではなく、同社から両方の供給を受けることも可能です。入間ガスが提供するガスの概要は、以下のとおりです。

【入間ガスが提供するガスの概要】
ガスの種類 都市ガス
供給区域 入間市内の一部地域
ガス代の計算式 基本料金+((基準単位料金±原料調整額)×ガスの使用量)
ガス機器に応じた契約メニュー 暖房割引契約(だんわり)
乾燥割引契約(かんわり)
通年7%割引契約(デカ暖割)
床暖料金契約(ほっとエコ) など

入間ガスが提供しているのは、料金の安さで人気の都市ガスです。地中のガス管を通じて供給される仕組みから、供給区域はやや限られるものの、ガス管が整備されている区域では安価なガスを利用できます。

また、ガス機器に応じた契約メニューがいくつも用意されています。たとえば、ガスの暖房機器を使っているなら「暖房割引契約」、ガスの乾燥機器があれば「乾燥割引契約」を選ぶことが可能です。各利用者にあったお得なメニューを選びやすいのも、入間ガスの特徴です。

また、入間ガスのグループ会社である入間ガスサービス株式会社から、プロパンガスが供給されているなど、グループ全体でさまざまなガスが供給されています。入間市でガスを使いたいときは、入間ガスの利用を一度検討すると良いでしょう。

入間ガスの料金プラン

入間ガスの電気に関する料金プランには、以下のものがあります。

    <入間ガスの料金プラン>

  • いるまるプランB
  • いるまるプランC
  • いるまるプランD+(プラス)
  • 高圧電力プラン

それぞれの料金プランについて、個別にご紹介します。

いるまるプランB

いるまるプランBは、一般家庭向けのプランです。一般家庭での電気の使用で、ほかに利用できそうな料金プランが見当たらないときは、こちらの利用を検討する形になるでしょう。料金表は、以下のとおりです。

【いるまるプランBの料金】
基本料金
(1ヶ月あたり)
30A 885.72円
40A 1,180.96円
50A 1,476.20円
60A 1,771.44円
電力量料金
(1kWhあたり)
300kWhまで 32.93円
300kWh超え 38.95円

いるまるプランC

いるまるプランCは、店舗などでの電気の使用を想定した業務用のプランです。想定されている契約容量は、6kVA以上50kVA未満となっています。料金表は、以下のとおりです。

【いるまるプランCの料金】
基本料金
(1ヶ月・1kVAあたり)
276.90円
電力量料金
(1kWhあたり)
300kWhまで 33.74円
300kWh超え 38.70円

いるまるプランD+(プラス)

いるまるプランD+(プラス)は業務用プランの一種で、商店や工場などで動力用の電気を使いたいときに契約します。想定されている契約電力は、0.5kw以上50kw未満です。

また、契約電力が高くて使用量が少ないケースも、向いている利用条件に含まれています。料金表は、以下のとおりです。

【いるまるプランD+(プラス)の料金】
基本料金(1kwあたり) 1,045.58円
電力量料金(1kwあたり) 25.92円

高圧電力プラン

高圧電力プランは、工場や商業施設、ビルなどで高圧電力を使うときに向いているプランです。プランの詳細や料金などは、個別に問い合わせる必要があります。

割引プランについて

「いるまるプランB」「いるまるプランC」のどちらかを契約し、さらに入間ガスグループのガスも利用する場合、ガスセット割引が適用されます。割引額は、1kWhあたり1.02円です。

なお、適用にあたっては、以下の要件も満たす必要があります。

    <ガスセット割引の適用要件>

  • ガスと電気の使用場所と契約者が同一である
  • 入間ガスグループの都市ガス、簡易ガス、LPガスのいずれかを契約する

すべての要件を満たすとガスセット割引が適用され、通常よりもお得に電気を使用できます。どれだけお得になるかはケースバイケースですが、節約額の目安は以下のとおりです。

【ガスセット割引の適用による節約額の目安】
想定ケース ガスセット割引による年間節約額の目安
平均300kWhの電気を使用する一般家庭 約7,000円
平均400kWhの電気を使用する一般家庭 約10,000円

※比較対象の電気代は、東京電力(株)の「スタンダードS 40A」で算出

電気代の計算方法

各プランの料金表には、基本料金や電力量料金のみが記されています。しかし、実際の電気代は、両費用に燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。燃料費調整額は、マイナスの金額となって電気代を安くする場合もありますが、昨今では加算額となる傾向にあるため、注意が必要です。

料金表にある基本料金と電力量料金だけで電気代を計算していると、実際の請求額とのズレが生じます。燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金も忘れずに、ご確認ください。

入間ガスのメリットと良い口コミ・評判

入間ガスのメリットとしては、以下のものが挙げられます。

    <入間ガスのメリット>

  • ガスとあわせて契約すると電気代が安くなる
  • 電気代のシミュレーションをしてもらえる
  • 会社やサービスの信頼性が高い
  • お得なキャンペーンが実施されている
  • 便利なWebサービスがある
  • アフターフォローのサービスがある

それぞれのメリットがどのようなものか、以下でご紹介します。

ガスとあわせて契約すると電気代が安くなる

先述のとおり、入間ガスにはガスとのセット割引があり、適用の要件をすべて満たすと、電気代が少し安くなります。別商品やサービスとのセット割引自体は珍しくありませんが、対象の商品やサービスが必需品とは限りません。

この点、入間ガスの電気でセット割引の対象とされているのはガスであり、必要性は高いといえます。元からガスを契約する予定だったり、すでに使用を始めていたりするケースも多いでしょう。このような必要性の高いものとのセット割引があり、多くの人がお得な価格で電気を使用できるのは、入間ガスの主なメリットです。

電気代のシミュレーションをしてもらえる

入間ガスでは、電力会社の乗り換えを検討している人に向け、電気代のシミュレーションも実施しています。乗り換えによって電気代が安くなる可能性はあるものの、すべてのケースで節約に成功するとは限らないからです。シミュレーションの方法には、以下の2種類があります。

    <シミュレーションの方法>

  • 指定の窓口への申し込み
  • 公式サイト上(準備中)

シミュレーションを直接申し込むときは、入間ガスの営業開発チーム(04-2964-1572)まで連絡します。有人の窓口となるため、不明点の問い合わせなども可能です。

また、現在はまだ準備中であるものの、公式サイト上にもシミュレーションがあります。公開されれば、その場で電気代を簡単に試算できるようになり、お得度をスムーズに判断できるでしょう。

会社やサービスの信頼性が高い

概要の部分で触れたとおり、入間ガスはすでに設立から50年以上が経過している会社であり、組織の運営実績が豊富です。そのため、急に経営が傾き、利用していたサービスが停止されるリスクも低いといえます。

また、入間ガスの電気は、東京電力をとおして供給される仕組みとなっているため、乗り換え前と比べて電気の品質に変わりはありません。供給される電気自体も、入間ガスが発電しているのではなく、ほかの事業者から調達されたものです。これらの点から、サービス自体の信頼性も高く、乗り換え後にも安心して電気を使えます。

お得なキャンペーンが実施されている

入間ガスは、2024年の2月1日~3月31日の間、「でんきの基本料金3か月無料キャンペーン」を実施しています。キャンペーンの適用要件は、以下の3つです。

    <キャンペーンの適用要件>

  • 入間ガスグループのガスを利用している
  • 入間ガスの電気の「いるまるプランB」に新規で申し込む
  • キャンペーン期間中に申し込みが完了する

これらの要件を満たす場合、電気の基本料金が3ヶ月無料となります。このようなお得なキャンペーンが行われているのも、入間ガスのメリットです。

便利なWebサービスがある

入間ガスには、日ごろの電気やガスの使用量や請求額を、過去2年分にわたって確認できるWebサービス「Myいるまガス」があります。インターネットに接続されていれば、パソコンやスマートフォン、タブレット端末など、さまざまな機器からアクセスでき、電気の使用状況などを確認できます。

登録は無料であり、利用にあたってもとくに費用はかかりません。Web上で電気やガスの使用状況を把握できるおかげで、月々の検針票などを自分でまとめる手間もなくなります。利用開始の手続きは、以下のとおりです。

    <利用開始の手続き>

  • Myいるまガスに利用の申し込みをする
  • 仮登録として会員情報を入力・送信する
  • 郵送されてくる書面の情報を用いて本会員登録を済ませる

流れとしては、サイトにアクセスして申し込みをし、仮登録をしたあとに本登録へと進むだけです。すべての手続きが終われば、Myいるまガスを使えるようになり、Web上で電気の使用量などを随時確認できます。

アフターフォローのサービスがある

入間ガスには、電気の契約者に向けた「でんき安心サポートサービス」があります。サービスの概要は、以下のとおりです。

    <でんき安心サポートサービスの概要>

  • 電気が使えない、ブレーカーが上がらないなどのトラブルに対処
  • 対応する時間帯は24時間、365日
  • 一時対応にかかる費用が無料になる

より厳密にいうと、契約者の設備に原因のある停電など、不具合箇所の原因究明と説明、応急対応などを行うサービスです。かけつけの一時対応における出張費と、30分以内の作業費(作業員1名)が無料となります。

電化製品に照明器具、屋内配線などの取り替えや修理はサービスの対象外とされます。この点には注意が必要ですが、電気に関するアフターフォローがあるのは魅力的です。

入間ガスの良い口コミ・評判

入間ガスの良い口コミ・評判には、たとえば以下のものがあります。

    <入間ガスの良い口コミ・評判>

  • ガスとのセット割引が大きい
  • 電気代をWeb上で確認できて便利

ガスとのセット割引は、1kWhあたりで割引が適用される仕組みから、電気を多く使うほどお得になる点が好評です。また、電気代をWeb上で確認できるため、検針票を大事に保管する必要がなく、助かるとの声もあります。

入間ガスの注意点と悪い口コミ・評判

入間ガスの注意点としては、以下のものが挙げられます。

    <入間ガスの注意点>

  • 一般家庭向けの料金プランが少ない
  • シミュレーションに時間がかかる
  • セット割引を使えてもお得とは限らない
  • セット割引以外の特典がない

それぞれの注意点について、以下で詳細をご紹介します。

一般家庭向けの料金プランが少ない

入間ガスの電気の料金プランは、合計4つあります。そのうち3つが事業向けであり、一般家庭向けは1つしかありません。いるまるプランBはスタンダードな料金システムであり、これ1つで多くのケースをカバーできますが、それでも選択肢が少ないように感じられる場合もあるでしょう。

とくに、時間帯別の料金プランがないため、夜間に多くの電気を使用するオール電化住宅に住んでいる人だと、乗り換えによって電気代がかさむ恐れがあります。乗り換えの前後で料金プランの仕組みが大きく変わるときは、より慎重にシミュレーションを行うことをおすすめします。

シミュレーションに時間がかかる

入間ガスでは、電気代のシミュレーションができます。現時点で、公式サイト上のシミュレーションは準備中であり、入間ガスの窓口まで直接依頼する必要があります。

サイト上でシミュレーションができれば、必要事項の入力によりその場ですぐに結果がわかることも多く、何かとスムーズです。しかし、入間ガスではそのようなシミュレーションが現在不可能であり、結果がわかるまでに少し時間がかかります。乗り換えを急いでいるときは、シミュレーションの依頼を早めに出しておくほうが安心です。

セット割引を使えてもお得とは限らない

入間ガスのメリットであるガスとのセット割引は、適用されると通常よりも電気代が安くなるのは確かですが、それで現在の電気代よりもお得になるとは限りません。割引額は、あくまで1kWhあたり1.02円です。

この割引を適用しても、現在利用している電気よりも料金が高い場合、乗り換えによって出費が増える形になります。セット割引が使える見込みでも、お得度はしっかり調べてから乗り換えることをおすすめします。

セット割引以外に特典が少ない

入間ガスの電気の主な特典といえば、グループが提供するガスとのセット割引であり、これ以外で常時適用される特典はとくに見当たりません。

ガスとのセット割引だけでも、多くの人が利用できて魅力的ですが、近年の新電力会社には多種多様な特典を用意している会社も見られます。そのようなバラエティに富んだ特典を期待していると、入間ガスの電気は特典が少ないように見えるかもしれません。

オール電化住宅に住んでいたり、ひいきのガス会社がほかにあったりして、入間ガスグループのガスを使用する予定がない場合、入間ガスの電気はそれほど特典のないものとなってしまいます。

入間ガスの悪い口コミ・評判

入間ガスの悪い口コミ・評判には、たとえば以下のものがあります。

    <入間ガスの悪い口コミ・評判>

  • ガスとセットで契約しないとメリットが少ない
  • オール電化住宅向けのプランがないのが残念

ガスとセットで契約しない場合、入間ガスの料金プランにはあまり特徴がなく、あえて選ぶメリットは少ないとの声も一部寄せられています。また、料金プランのなかにオール電化住宅向けのプランがなく、電気給湯器で夜間にお湯を沸かす人などは、注意が必要だといわれる場合もあるようです。

入間ガスがおすすめの人

入間ガスがおすすめできるのは、以下のような人だといえます。

    <入間ガスがおすすめの人>

  • 入間ガスグループのガスを使う人
  • 会社の信頼性を重視する人
  • アフターフォローがほしい人

それぞれの人にどのような点でおすすめなのか、以下で個別にご紹介します。

入間ガスグループのガスを使う人

入間ガスの電気の大きな魅力は、同社グループのガスとあわせて利用したときのセット割引にあるため、対象のガスを利用する人には入間ガスが向いています。電気代が通常よりも安くなるほか、電気とガスの提供元を1本化でき、管理が楽になるのもおすすめのポイントです。

会社の信頼性を重視する人

電気は基本的なインフラであり、日常生活への影響も大きい点から、電力会社に対しては会社の信頼性を重視する人もいるでしょう。この点、入間ガスは設立から50年以上が経過しており、新興企業に比べて経営基盤が安定しているため、会社の信頼性を重視する人にはおすすめです。

アフターフォローがほしい人

入間ガスで電気を契約すると、でんき安心サポートサービスが利用でき、困ったことがあるときは作業員に来てもらえます。このようなアフターフォローは、どこの電力会社でも受けられるものではありません。必要に応じて作業員に来てほしい人にとっては、入間ガスは魅力的な会社になります。

入間ガスのお申し込み方法

入間ガスの電気への申し込みは、以下の流れで進めます。

    <入間ガスのお申し込み方法>

  • 電気代のシミュレーション
  • 電話やWebで申し込み
  • 必要に応じて電気メーターを取り替え
  • 利用開始のお知らせの受け取り
  • Myいるまガスへの登録

各ステップの詳細について、以下でご紹介します。

電気代のシミュレーション

電力会社の乗り換えによって、電気代が安くなるとは限らないため、申し込み手続きの始めはシミュレーションとされています。なお、シミュレーションの実施は任意であり、しなくとも申し込みは可能です。

しかし、乗り換えによって出費が増えては損なので、乗り換え後に予想される電気代は、一度確認しておくほうが安心です。シミュレーションにあたっては、現在使用している電気の検針票が必要なので、申し込みの前に用意しておくと良いでしょう。

電話やWebで申し込み

入間ガスの電気を正式に契約したいときは、電話もしくは公式サイトにあるフォームより申し込みます。ただし、Webフォームを使えるのは、以下の条件に当てはまる人のみです。

    <Webフォームを使う条件>

  • 入間ガスグループのガスを現在利用している
  • 現在のガス代を口座振替、またはクレジットカードで支払っている
  • 従量電灯B、または従量電灯Cに相当する

これらの条件に当てはまらないときは、電話で申し込むことをおすすめします。

必要に応じて電気メーターを取り替え

入間ガスの電気を使うにはスマートメーターが必要であり、電気の使用場所にまだ設置されていないときは、取り替え工事が行われます。すでに設置済みであればとくに問題はなく、次のステップへとすぐに進みます。

利用開始のお知らせの受け取り

スマートメーターへの取り替えやそのほかの契約手続きがすべて終わったら、利用開始のお知らせが送られてきます。自宅にこのお知らせが届いたら、契約手続きは完了です。

Myいるまガスへの登録

電気の契約手続きが終わったら、月々の電気代などを都度確認できるよう、Myいるまガスへの登録を行います。手続きは簡単ですが、登録が終わらないとサイトは使えないため、忘れずに手続きを済ませておきましょう。

電気プランの乗り換え時のよくある質問

  • 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
  • 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
  • 入間ガスが倒産した場合は電気がとまる?

電気プランの切替で電気の品質は変わる?

電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

電気プランの切替で停電の頻度は変わる?

電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。

入間ガスが倒産した場合は電気がとまる?

電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、入間ガスが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。

電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。

なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。

このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。

まとめ

入間ガスは、埼玉県入間市にあるガス会社で、グループ会社とあわせてさまざまなガスを提供するかたわら、近年では電気の供給も行っています。料金プランは、合計4つあります。

入間ガスのメリットは、ガスとあわせて契約すると電気代が安くなることなどです。ガスとのセット割引は、お得だとの声も一部で聞かれます。注意点は、一般家庭向けの料金プランが少ないことなどで、ガスとあわせて契約しないと、魅力が少ないといわれる場合もあります。

入間ガスの電気は、同社グループのガスを使う人などにおすすめです。申し込みは、要件を満たす人はWebフォームでできますが、それ以外の人は電話となります。以上をふまえ、入間ガスに興味が出てきたら、ぜひ契約を検討してみてください。

電気料金データベース【入間ガス】

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

入間ガスによる電気料金プランの提供エリアは?

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて入間ガスが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 提供地域 電力エリア プラン分析ページ
いるまるプランB 埼玉県(一部) 東京電力管内管内 「いるまるプランB」の分析ページへ
いるまるプランC 埼玉県(一部) 東京電力管内管内 「いるまるプランC」の分析ページへ

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は?

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
いるまるプランB 67021円/年 111463円/年 127668円/年 137248円/年 150259円/年 182191円/年
いるまるプランC 契約不可 契約不可 契約不可 契約不可 153931円/年 186163円/年

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは?

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
いるまるプランB
  • ガスセット割引
    入間ガスグループのガスも一緒に利用すると電気料金が1kWhにつき1円割引になります。
いるまるプランC
  • ガスセット割引
    入間ガスグループのガスも一緒に利用すると電気料金が1kWhにつき1円割引になります。

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、入間ガスの公式HPをご確認ください。
おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
ページトップへ