まるいでんきの電力サービスはおすすめ？提供されている電力プランや評判について解説

2016年4月に始まった電力自由化以降、いわゆる大手電力会社によって寡占状態にあった電力サービス市場に、大小さまざまな企業が参入してきました。これらの新電力と呼ばれる電力会社は、それぞれが独自性の高い電力サービスを提供しています。適切なサービス・プランを選択することによって、電気代の節約をはじめとするさまざまなメリットを受けることが可能です。

一方、契約する電力会社やサービス、プランの選択肢が増えたために、どれを選べば良いか迷ってしまう人も少なくありません。自身のライフスタイルや家族構成に合わないサービスと契約してしまった場合は、逆に電気料金が増えたり、生活が不便になってしまったりする可能性もあるでしょう。

今回は、地域密着型の新電力サービス「まるいでんき」について、その料金プランと評判、どんな人がおすすめなのかを解説します。契約方法についても触れるので、電力サービスの乗り換えを検討している人や、電気料金の節約を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

まるいでんきとは

まるいでんきとは、株式会社マルヰによって提供されている電力サービスです。株式会社マルヰは、本社を石川県加賀市に置く、地域密着型の総合エネルギー企業です。北陸三県に本社があるなかでは、唯一ガス・電力の双方について、小売事業者認定を受けています。60周年を機に、地域への恩返しとしてできることはないかを社内で1年間かけて話し合い、その結果まるいでんきが生まれました。

まるいでんきは、自分たちの地域で、子どもたちや地域を応援できる仕組みを作り出すことを目指し、子どもたちや地域の応援につながる電力プランを提供しています。2020年からは、エネルギーの地産地消に向けた取り組みとして、加賀市内の太陽光発電所「まるいでんき発電所」からのエネルギー調達を開始しました。公式マスコットには、まるるを中心としたまんまるファミリーを起用しています。

まるいでんきの料金プラン

まるいでんきでは、石川県を中心とした北陸電力の管内 を対象に、大手電力会社の対応するプランより割安になる可能性がある「まるいでんきプラン」のほか、地域の活動や団体を支援できる新電力「ちょっとイイことプラン」が提供されています。

また、関西エリアでも、まるいでんきプランと同タイプのサービスとして「関西エリア対応プラン」が提供されています。なお、法人などで高圧電力プランを希望する場合は、電話かメールで問い合わせが可能です。

まるいでんきプラン

まるいでんきプランは、北陸電力の管内で提供されている低圧電力プランです。料金の安さが特徴のシンプルなプランであり、ほかに付帯するサービスや特典はありません。

まるいでんきB

まるいでんきBは、家庭向けのもっとも一般的なプランです。料金設定は、電灯や小型機器を使用する、最大需要容量6kVA未満の家庭でお得になるように設定されています。

まるいでんきBの利用料金は、以下のとおりです。

【まるいでんきBの基本料金】

【まるいでんきBの電気利用料金】

まるいでんきC

まるいでんきCは、電気を多く使う家庭や商店向けのプランです。料金設定は、電灯や小型機器を使用する解約容量6kVA以上50kVA未満の人に、お得になるように設定されています。まるいでんきCの利用料金は、以下のとおりです。

【まるいでんきCの基本料金】

【まるいでんきCの電気利用料金】

新電力でちょっとイイことプラン

新電力でちょっとイイことプランを契約した場合、電気料金は大手電力会社の対応プランとほぼ変わらないまま、その一部が地元の団体・活動の支援に用いられます。また、特定の条件を満たした場合は、基本料金が無料になるプランも存在します。

現在提供されているプランは「山中青年団でんき」「加賀っ子応援でんき＆加賀っ子サポーターでんき」「子ども食堂でんき」「あくるめ応援でんき」の4種類です。

山中青年団でんき

山中青年団でんきは、電気代の一部が山中青年団の活動資金として充当されるプランです。山中青年団は、石川県にある加賀温泉郷の山中温泉を拠点として、「エンターテイナーとして山中温泉とともに生きる」の理念のもとで、獅子舞などの社会的・文化的活動を行っている若者の集団です 。

このプランでは、株式会社マルヰと顧客、地域がそれぞれ「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三方良しの関係で連携し、無理なく持続可能な仕組みを作る「出来良し」を実現しています。

山中青年団の活動資金に充てられる金額は、契約アンペアが30Aから40Aの場合は毎月200円、契約アンペアが50Aから60Aの場合は毎月300円です。具体的な活動資金の用途は、地域での行事開催費用、法被や太鼓といった備品のメンテナンス費用などが挙げられます。

山中青年団でんきの利用料金は、以下のとおりです。

【山中青年団でんきの基本料金】

【山中青年団でんきの電気利用料金】

加賀っ子応援でんき＆加賀っ子サポーターでんき

加賀っ子応援でんき＆加賀っ子サポーターでんきは、地域の子どもと小学生を応援できる電力プランです。18歳以下の子どもがいる家庭を対象とした加賀っ子応援でんきプランは、一番下の子が18歳になるまで基本料金が無料になります。

また、お互い様制度として支払った料金のうち、毎月100円が加賀市内の指定小学校に寄付されます。加賀っ子応援でんきプランの利用料金は、以下のとおりです。

【一番下の子が18歳未満の基本料金】

【電気利用料金】

加賀っ子サポーターでんきプランは、毎月支払う電気料金の一部を、加賀市内の指定小学校に寄付できるプランです。寄付される金額は、従量電灯Bで契約アンペアが30Aから40Aの場合は、毎月200円です。従量電灯Bで契約アンペアが50Aから60Aの場合や、従量電灯Cの場合は、毎月300円となっています。

電気料金は、従量電灯Bに契約した場合、北陸電力の設定する基本料金から一律50円引きです。従量電灯Cに契約した場合は、北陸電力の設定する基本料金から、契約容量1kVAあたり一律10円引きとなっています。

加賀っ子サポーターでんきプランの利用料金は、以下のとおりです。

【加賀っ子サポーターでんきプランの基本料金】

【加賀っ子サポーターでんきプランの電気利用料金】

子ども食堂でんき

子ども食堂でんきプランは、電気料金の一部が、かなざわっ子nikoniko倶楽部の活動資金に充てられるプランです。かなざわっ子nikoniko倶楽部は、NPO法人ささえる絆ネットワーク北陸を主体として「地域のキズナ」「家庭のキズナ」「未来のキズナ」を重視しています。家庭における共食が難しい子どもたちの共食の機会、地域住民のコミュニケーションの場としての子ども食堂を支援しています。

寄付される金額は、従量電灯Bで契約アンペアが30Aから40Aの場合は毎月200円、従量電灯Bで契約アンペアが50Aから60Aの場合は毎月300円です。従量電灯Cの場合は、契約1件につき毎月300円となっています。

子ども食堂でんきプランの利用料金は、以下のとおりです。

【子ども食堂でんきプランの基本料金】

【子ども食堂でんきプランの電気利用料金】

あくるめ応援でんき

あくるめ応援でんきプランは、電気料金の一部が、公益財団法人あくるめの活動資金に充てられるプランです。

公益財団法人あくるめは、消滅可能性都市に該当している加賀市において、子ども、若者、地域の活性化のためにコミュニティ団体として活動しています。具体的な活動内容は、子どもの未来や地域の活力につながる事業の展開、そういった活動を行う個人や団体の支援などです。

寄付される金額は、従量電灯Bで契約アンペアが30Aから40Aの場合は毎月200円、従量電灯Bで契約アンペアが50Aから60Aの場合は毎月300円です。従量電灯Cの場合は、契約1件につき毎月300円となっています。

あくるめ応援でんきプランの利用料金は、以下のとおりです。

【あくるめ応援でんきプランの基本料金】

【あくるめ応援でんきプランの電気利用料金】

関西エリア対応プラン

まるいでんきは、基本的に北陸エリアを対象として電力サービスを提供していますが、一部のプランは関西エリアでも利用できます。関西エリア対応プランとして用意されているのは、最大需要容量6kVA未満の人にとってお得な「まるいでんきA（関西エリア）」と、契約容量6kVA以上50kVA未満の人にとってお得な「まるいでんきB（関西エリア）」の2種類です。

まるいでんきのメリットと良い口コミ・評判

自身に合った電力サービス・プランを選択するためには、その具体的なメリットをしっかり把握しておくことが大切です。とくに、実際の利用者の口コミや評判からは、利用料金などのデータからだけではわからない特徴や長所が見えてくる場合があります。

まるいでんきの提供する電力サービスについては、以下のような良い口コミ・評判が見られました。

＜まるいでんきのメリットと良い口コミ・評判＞

• シンプルな料金体系で電気料金を削減できる
• 電気料金をそのままに地元を支援できる（新電力でちょっとイイことプラン）
• 条件を満たしていると基本料金が無料になる（加賀っ子応援でんきプラン）
• 切り替えや電気の利用に関するトラブルを顔の見える企業に相談できる

それぞれを具体的に見ていきましょう。

シンプルな料金体系で安価・安心な電気を利用できる

まるいでんきの提供している「まるいでんきB」「まるいでんきC」は、関連サービスの割引やポイントの付与といった特典がない、シンプルな電気料金プランです。ただし、株式会社マルヰは、総合エネルギー企業としてガス事業も展開しています。その相乗効果で生まれる経費削減効果により、北陸電力会社が提供する対応プランよりも、安価な電気料金を実現しています。

また送電線などの設備は、既存の電力会社が整備したものをそのまま維持・提供しているので、大手電力会社から乗り換えても、電気の品質や安全性が低下する心配はありません。災害発生時は、各電力会社間で電気を融通する仕組みが用意されています。

電気料金をそのままに地元を支援できる（新電力でちょっとイイことプラン）

まるいでんきのちょっとイイことプランに含まれる「山中青年団でんき」「加賀っ子応援でんき＆加賀っ子サポーターでんき」「子ども食堂でんき」「あくるめ応援でんき」では、利用料金の一部が株式会社マルヰをとおして、地元の団体や学校に寄付されます。

売り手良し、買い手良し、世間良し、出来良しの多面的な支援が可能なことは、地元の振興に興味がある人や、応援したい団体・活動がある人にとっては、電気料金の安さ以上に大きなメリットとなるでしょう。大手電力会社から乗り換えた場合は、電気料金自体も安くなる可能性があります。

条件を満たしていると基本料金が無料になる（加賀っ子応援でんきプラン）

加賀っ子応援でんきプランは、18歳以下の子どもがいる世帯を対象としたプランです。一番下の子どもが18歳になるまで、電気料金の基本料金が無料になります。このシステムは、従量電灯B・従量電灯Cといった契約区分や契約容量に関わらず、すべてのケースで適用されます。

60Aで契約した場合は、毎月1,400円以上、1年で1万7,000円以上がお得です。また、このプランでも利用料金の一部が指定の小学校に寄付されるので、電気料金を節約しながら地元の子育てや教育に貢献することが可能です。

切り替えや電気の利用に関するトラブルを顔の見える企業に相談できる

まるいでんきは、60年以上の歴史を持つ地域密着型の総合エネルギー企業で、株式会社マルヰによって提供されている電力サービスです。そのため、電力サービスの切り替えや電気に関するトラブルについて、身近な地元の企業に相談できます。エネルギーの地産地消に向けた取り組みも進んでおり、地元で完結した電力サービスのシステムが整えられています。

まるいでんきの注意点と悪い口コミ・評判

最適な電力サービスを選ぶためには、良い点だけでなく、デメリットや不便な点にも目を向けなければいけません。一部の人にとってデメリットとなる要素が、自身にはとくに問題にならないケースやその逆も多く見られるので、なるべく広く情報を集めたうえで自身の状況に当てはめてみることが大切です。

まるいでんきの提供する電力サービスについては、以下のような悪い口コミ・評判が見られました。

＜まるいでんきの注意点と悪い口コミ・評判＞

• 利用できるエリアが限定的
• 利用者にとって直接的なメリットが少ない
• 一部のプランには最低契約期間が設定されている
• オール電化など一部のライフスタイルには合わない

それぞれを具体的に見ていきましょう。

利用できるエリアが限定的

まるいでんきが主にサービスの対象としているのは、富山県、石川県、福井県といった北陸電力エリアのみです。関西電力エリアを対象としたプランも用意されていますが、その種類は多くありません。全国展開しているような新電力サービスに比べると、利用できるエリアが限定的なので、そもそも利用可能な人が限られてしまうでしょう。

利用者にとって直接的なメリットが少ない

まるいでんきの提供しているプランの電気料金は、大手電力会社の対応するプランに比べると、安く設定されています。しかし、ポイントの付与や、関連サービスの割引といった特典は用意されていません。そのため、単純に家計を節約したい人や、ガスをはじめとするほかのエネルギーと電気を1本化して出費を抑えたいと考えている人にとっては、ほかのサービスのほうが適している可能性があるでしょう。

新電力でちょっとイイことプランの各プランでは、地元の活動・団体を支援できますが、それが即時に利用者にとってメリットとなることはありません。地元にあまり愛着のない人や、ほかの方法による支援のほうが効率的だと考える人にとって、あえてまるいでんきを選ぶメリットは少なめです。

一部のプランには最低契約期間が設定されている（山中青年団でんき）

山中青年団でんきには、1年の最低契約期間が設定されています。私的な都合によって1年未満で契約を解除する場合は、4,400円の解約料を支払わなければなりません。そのため、頻繁に引っ越しをする人や、いろいろな電力プランを短期間で試してみたい人にはあまり向いていないでしょう。

オール電化など一部のライフスタイルには合わない

まるいでんきは、大手電力会社の対応プランより安い電気料金を実現していますが、オール電化プランや夜間割引のあるプランには最適化されていません。そのため、場合によっては、逆に電気料金が上がってしまう可能性があります。

電気料金がどの程度になるのかは、ホームページ上でシミュレーションが可能です。電話やメールによる相談も受けているので、乗り換えを決める前に一度確認してみると良いでしょう。

まるいでんきがおすすめの人

次は、これまで解説してきた内容をもとに、まるいでんきがおすすめの人について解説します。まるいでんきは、比較的狭いエリアを対象とした地域密着型の電力サービスです。まずは、現在の居住地で利用可能かどうかを確かめてから、ほかの条件を確認してみると良いでしょう。

＜まるいでんきがおすすめの人＞

• 北陸電力エリアに住んでいて電気料金を安くしたい人
• 北陸で子育てをしている人
• 割引や特典よりも地元の支援を優先したい人

それぞれを具体的に見ていきましょう。

北陸電力エリアに住んでいて電気料金を安くしたい人

まるいでんきの「まるいでんきB」「まるいでんきC」は、ガス供給事業との相乗効果で生み出された経費削減効果により、大手電力会社より安い料金を実現しています。そのため、北陸電力の対象エリアに住んでいる人で、電気料金の削減を考えている人は、一度利用料金を比較検討してみると良いでしょう。

北陸で子育てをしている人

加賀っ子応援でんきプランを利用すると、18歳までの子育て中は基本料金が無料になります。お得になる具体的な金額は契約容量によっても変わりますが、北陸で子育てをする予定がある人にとっては、ほかの新電力サービスより電気料金が安価になる可能性が高いでしょう。

割引や特典よりも地元の支援を優先したい人

「山中青年団でんき」「加賀っ子応援でんき＆加賀っ子サポーターでんき」「子ども食堂でんき」「あくるめ応援でんき」は、電気料金はそのままで、地元の活動・団体を支援できる独自の特徴を持っています。電気料金の安さより、地元への支援を優先する人にとって、まるいでんきの電力サービスは唯一無二の選択肢になるでしょう。

まるいでんきのお申し込み方法

まるいでんきのサービスを利用する際は、まずホームページの専用フォームや電話で申し込みを行います。受付確認が済むと申込書類が送られてくるので、必要事項を記入して提出しましょう。その後に切り替え手続きが進められ、IDやパスワードが記載された「ご契約のお知らせ」が送付されます。

電力の供給開始までにスマートメーカーの切り替えが行われますが、その際に家主の立会いや費用の支払いは不要です。手続きが問題なく進めば、申し込みから約3週間から2ヶ月ほどで、まるいでんきの電力が利用可能になります。

電気プランの乗り換え時のよくある質問

• 電気プランの切替で電気の品質は変わる？
• 電気プランの切替で停電の頻度は変わる？
• 株式会社マルヰが倒産した場合は電気がとまる？

電気プランの切替で電気の品質は変わる？

電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

電気プランの切替で停電の頻度は変わる？

電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁（消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体）は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています（ご参考）。

株式会社マルヰが倒産した場合は電気がとまる？

電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、株式会社マルヰが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。

電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者（みなさま）としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。

なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること（最終保障供給）が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。

このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。

まとめ

株式会社マルヰによって提供されているまるいでんきは、北陸電力エリアを主な対象地域とした電力サービスです。その大きな特徴は、利用料金の一部を地元の団体・活動に寄付できる「新電力でちょっとイイことプラン」であり、電気料金を大きく変えることなく地域振興に貢献できます。

ほかの新電力サービスのような目立った割引、特典は少ないものの、独自性の高いサービスだといえるでしょう。支援の対象となる各団体・活動の詳細は、ホームページのリンクからも確認できるので、興味がある人はぜひ一度調べてみてください。

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。

また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

マルヰによる電気料金プランの提供エリアは？

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてマルヰが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

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※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は？

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。

ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています（ご参考））。

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※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし（30A相当、月間210kWh）、二人暮らし（40A相当、月間360kWh）、三人暮らし（50A相当、月間400kWh）、四人暮らし（50A相当、月間430kWh）、五人暮らし（60A相当、月間460kWh）、六人暮らし（60A相当、月間560kWh）を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは？

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

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※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

補足

• 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、マルヰの公式HPをご確認ください。