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ネクストパワーやまとはおすすめの電力会社?会社の基本情報やサービスのメリットなどをご紹介!
日本国内で電気の小売りを行っている会社は現在いくつもあり、近年にできた新しい会社が電気の供給を担っているケースも珍しくありません。新興企業からも優良なサービスがよく提供されているため、新しい会社を見かけたら、情報を一度はチェックしたいところです。
ネクストパワーやまとも新興の電力会社の1つであり、乗り換えを考えているときにおすすめです。そこで今回は、ネクストパワーやまとの会社概要をはじめ、電気の料金プランやメリット・注意点などもご紹介します。
ネクストパワーやまととは
ネクストパワーやまとは、地方に設立された新しい電力会社であり、対象地域の一般家庭などからすでに利用されています。会社の基本情報は、以下のとおりです。
【ネクストパワーやまとの概要表】
社名 | ネクストパワーやまと株式会社 |
---|---|
所在地 |
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代表者 | 岩崎 健太(代表取締役社長) |
設立 | 2015年(平成27年)2月23日 |
資本金 | 5,000万円 |
従業員 | 10名 |
登録・届出情報 |
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事業内容 |
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グループ会社 |
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ネクストパワーやまとは、鹿児島県鹿児島市に本社を置いている会社で、設立は2015年です。古くから続く大手の電力会社に比べると、設立からまだ日の浅い新興企業にあたるといえるでしょう。従業員が10名しかいない点からも、電力会社としては規模が小さいことがわかります。
しかし、東京や福岡にそれぞれ支店・営業所を構えており、本社のある鹿児島市内だけに留まる小さな会社でもありません。手掛けている事業も電気の小売りだけではなく、電気通信機器の販売やリースなども行っています。
令和5年には、適格請求書発行事業者登録も完了しており、近年始まったインボイス制度にもすでに対応済みです。組織としての成長やスピード感のある対応力がすでに見られる点は、ネクストパワーやまとの主な特徴に挙げられます。
ネクストパワーやまとが属するグループについて
ネクストパワーやまとは、大和電気グループに属する企業の1つにあたります。グループの概要は、以下のとおりです。
- 地域に根差した総合エネルギーサービス企業
- 電気工事業から事業を開始
- 現在はエネルギー事業(太陽光発電事業、小売り電気事業など)を展開
- 今後も新たなエネルギーサービスを展開予定
- 「人を思う心」を創業当初より重視
<大和電気グループの概要>
大和電気グループは、総合エネルギーサービス企業として、地域で事業を展開しています。その流れのなかで、各種のグループ企業が生まれ、ネクストパワーやまとも設立されています。グループ全体の沿革は、以下のとおりです。
【大和電気グループの沿革】
1971年 | 現在の大和電気株式会社の創業者が「岩崎電設」を創業 電気工事業を開始 |
---|---|
1978年 | 鹿工メンテナンス株式会社として組織を法人化 |
1987年 | 大和電気株式会社へと改称 |
2005年 | 太陽光発電事業をスタート 太陽光発電システムや省エネ機器の販売・施工の開始 |
2012年 | 鹿児島初のメガソーラーを建設 やまとソーラープラント株式会社の設立 |
2014年 | 有限会社福永電気商会と株式会社カナヤ(現・株式会社コールドテクノ)がグループ傘下に加わる |
2015年 | ネクストパワーやまと株式会社の設立 |
2016年 | 小売り電気事業へと進出 福岡営業所の開設 |
2017年 | 東京支店の開設 株式会社進栄テクノスがグループ傘下に加わる |
2019年 | Air Tech Engineering and Consultancy Pte. Ltdがグループ傘下に加わり、アジアへと進出 |
ネクストパワーやまとは設立からまだ日の浅い会社ですが、グループ全体では半世紀ほど前から事業を始めており、これまでに多数の実績を重ねています。今日までにいくつもの企業を傘下に加えたり、新たな会社を設立したりしています。現在では、シンガポールに本社を置く「Air Tech Engineering and Consultancy Pte. Ltd」を加え、アジアにも進出している点が特徴的です。
ネクストパワーやまとが大和電気グループの一員である点は、同社の経営ビジョン「大和電機グループとして、これまで電気工事業・太陽光発電事業・保守管理業で培った豊富な経験を基にお客さまに信頼され地域社会に貢献する“やまとの電気”を提供します」 からも見て取れます。
これまでのグループとしての積み重ねが還元され、相応の対応力や信頼性を有している点は、ネクストパワーやまとの基本として押さえたいポイントです。
ネクストパワーやまとの料金プラン
ネクストパワーやまとの電気は、九州電力エリアと東京電力エリアの2ヶ所で利用でき 、それぞれでいくつかの料金プランが用意されています。エリアによってプランの詳細が変わるため、詳細を知りたいときは、まず利用エリアを確定しなくてはなりません。
九州電力エリアの料金プラン
九州電力エリアで適用されるプランと主な特徴は、以下のとおりです。
【九州電力エリアの料金プラン】
プランの種類 | 特徴 |
---|---|
やまと従量電灯B | 最低月額料金が1契約あたり334.26円 |
やまと従量電灯C | 同上 |
やまと低圧電力 |
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やまと季時別電灯 |
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やまと時間帯別電灯 |
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やまと低圧季時別電力 |
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やまと電化でナイト |
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やまとゼロプラン(GAKUNAVI) |
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上記のとおり、九州電力管内では合計8つのプランが用意されており、それぞれで料金の仕組みが変わります。具体的な料金単価は、契約時に作成される電気需給契約書のなかで定められる仕組みです。詳細を事前に知りたいときは、契約前の段階で個別に問い合わせる必要があります。
東京電力エリアの料金プラン
東京電力エリアの料金プランと特徴は、以下のとおりです。
【東京電力エリアの料金プラン】
プランの種類 | 特徴 |
---|---|
やまと従量電灯B | 最低月額料金は1契約あたり321.42円 |
やまと従量電灯C | 最低月額料金なし |
やまと低圧電力 |
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やまとナイト8 |
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やまとナイト10 |
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やまと電化上手 |
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やまとゼロプラン(GAKUNAVI) |
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東京電力管内のプランは合計7つであり、プラン名が同じでも詳細が微妙に異なる場合があるため、注意が必要です。また、具体的な料金単価が、電気需給契約書のなかで定められる点は同じです。詳細を先に知りたいときは、事前の問い合わせが欠かせません。
料金プランの選び方について
ネクストパワーやまとの料金プランはいくつもありますが、どれがおすすめかはケースバイケースです。現在のライフスタイルや利用中の電力プランなどをふまえ、電気代をもっとも抑えられるものを選びたいところです。
サービス側へ問い合わせると、乗り換え後の電気代を試算したうえで、適切なプランを提案してもらえる場合があります。各プランのお得度で迷うときは、サービス側へと一度相談してみると良いでしょう。
料金の割引のイメージ
ネクストパワーやまとの電気代で期待できる割引は、基本料金と電力量料金からの割引です。電気代を構成する基本料金と電力量料金に対して割引が実施され、結果的にほかの電力会社よりも料金が安くなる場合があります。
一方、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金に関しては、乗り換え前と単価や金額が変わりません。ネクストパワーやまとの電気に代わっても、両費用の節約はできないため、注意が必要です。
両費用の意味は、以下のとおりです。
【燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金の意味】
費用の種類 | 意味 |
---|---|
燃料費調整額 | LNGや石炭といった発電原料の価格や為替レートの変動を電気代に反映するための費用 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 太陽光発電といった再生可能エネルギーの普及を促すための費用 |
それぞれの費用は、どこの電力会社を利用しても電気代にふくまれるのが一般的なので、料金プランの特徴や単価とあわせ、契約前によく確認しておきたいところです。
ネクストパワーやまとのメリット
ネクストパワーやまとのメリットには、以下のものがあります。
- 東京電力エリアでも利用可能
- 電気代を抑えられる可能性がある
- 電気代のシミュレーションができる
- 電気の品質に変わりがない
- 低圧契約では支払い方法が2種類ある
- 同じ会社でスマホ用SIMの契約もできる
<ネクストパワーやまとのメリット>
それぞれのメリットの詳細について、以下で個別にご紹介します。
東京電力エリアでも利用可能
ネクストパワーやまとは鹿児島県に本社を置く地方の会社ですが、先述のとおり、東京電力エリアでも利用可能です。専用プランも設けられており、関東で電気代の節約を考えているときにも、乗り換え先の候補にできます。
いくら魅力的なプランがあっても、エリアの関係でそもそも利用できないなら意味がありません。遠方に住んでいる人に向けても電気を一部供給している点は、ネクストパワーやまとのメリットだといえます。
電気代を抑えられる可能性がある
ネクストパワーやまとは、以下の仕組みで電気代を抑えています。
- 高精度かつ独自の需給予測を実施
- 需給予測にもとづいてコスト低減を実現
<電気代を抑える仕組み>
電気代には、電気の調達や供給などにかかるコストが上乗せされているものであり、多額の経費をかけている会社ほど、電気代が上がると予想されます。ネクストパワーやまとは、需給予測に力を入れてコストをできるだけ省き、安価な電気代を実現しています。料金を安くできるだけの企業努力や独自の仕組みがある点は、利用者にとっての魅力です。
電気代のシミュレーションができる
ネクストパワーやまとは、乗り換え後の電気代のシミュレーションを公式サイトに用意しています。利用時に入力する条件は、以下の4つです。
- 契約種別
- 契約容量
- 電気の使用月
- 電気の使用量
<利用時に入力する条件>
シミュレーション結果はすぐに表示され、比較対象の会社と比べていくらお得になるのかも表示されます。1ヶ月あたり、1年あたりの予想節約額も表示され、乗り換え後の家計を想像しやすくなっています。
このシミュレーションは簡易的なものですが、たとえ簡単な試算でも、自分ですべて行う手間は小さくありません。インターネット上で手軽に目安額を確認できる点では、親切なサービスです。
電気の品質に変わりがない
ネクストパワーやまとへと乗り換えると、電気の供給者や料金の仕組みなどは変わりますが、供給される電気の品質は以前と同じです。これまでどおり安定的に電気が供給され、停電が増える、復旧が遅れるなどの心配はありません。
電気の品質が変わらない主な理由としては、以下のものが挙げられます。
- 電気の調達を九州電力がバックアップ
- 既存の送配電網を使用
- 大規模停電や災害時の復旧は九州電力が実施
<電気の品質が変わらない主な理由>
ネクストパワーやまとは、一般家庭などへと電気を供給していますが、電気の調達や送電などをすべて自社で行っているわけではありません。電力の調達には、九州電力のバックアップを受けており、送配電には既存の設備を活用しています。
大規模停電への対応も九州電力が行うため、災害で電気が止まったときの復旧速度もこれまでどおりです。電気の品質に関してとくに注意点はなく、安心して乗り換えを検討できます。
低圧契約では支払い方法が2種類ある
低圧契約を結ぶ場合、電気代の支払い方法には、以下の2種類があります。
- 口座振替
- クレジットカード
<低圧契約における電気代の支払い方法>
利用者にとって嬉しいのは、クレジットカードを使える点ではないでしょうか。クレジットカード払いは、ポイントを貯められるお得な支払い方法として、近年人気です。電気代は毎月まとまった金額となりやすく、クレジットカードで支払うと、ポイントを効率良く貯められます。
電気代をふくめた月々の使用額が、クレジットカードの上限額を超えないように気を付ける必要はありますが、ほかに大きな手間や注意点はありません。そのうえ、貯まったポイントを別の買い物の支払いに充てたり、プレゼントの交換に使ったりできます。このようなお得な支払い方法を選べるのは、大きな魅力です。
同じ会社でスマホ用SIMの契約もできる
ネクストパワーやまとは、スマホ用のSIMの提供サービス「やまとモバイル」も運営しています。サービスの特徴は以下のとおりです。
- 電話番号が変わらない(MNP対応)
- 初期設定をやまと側で対応
- 回線はドコモを使用するため高品質
- テザリングが無料
- 余ったデータ通信料は翌月に繰り越せる
- 契約期間の縛りがない
<やまとモバイルの特徴>
以上の条件で、スマホ用SIMが利用できて便利であり、ほかの通信会社を一から探す手間が省けます。現時点では、残念ながら新規の申し込みが一時停止されていますが、今後再開される可能性があるため、やまとモバイルについても要チェックです。
ネクストパワーやまとの注意点
ネクストパワーやまとの注意点としては、以下のものが挙げられます。
- 利用できるエリアが限定的
- 解約には意思表示が必要
- 違約金が発生する場合がある
- シミュレーションの結果は参考値
- 高圧契約だと支払い方法が1種類となる
<ネクストパワーやまとの注意点>
事前に確認したいそれぞれの注意点について、以下で詳細をご紹介します。
利用できるエリアが限定的
ネクストパワーやまとの電気は、現状では九州電力エリアと東京電力エリアでしか利用できず、そのほかのエリアでは供給を受けられません。九州電力エリアの隣に位置する、中国電力エリアや四国電力エリアでも同様です。
遠方の地でも一部利用できるとはいえ、全国的に見ると利用できるエリアは限定的であり、申し込みにあたっては対象エリアの確認が欠かせません。なお、九州電力エリアと東京電力エリアにおいても、離島は対象エリアから外れています。この点も、エリアを調べるときに注意したいポイントです。
解約には意思表示が必要
ネクストパワーやまとにおける電気の契約期間は、以下のように定まっています。
- 契約期間は電気の供給開始日より1年
- 契約期間の満了時には同じ条件で自動更新
- 更新を希望しないときは事前の意思表示が必要
- 更新不要の意思表示の受付期間が限られている
<ネクストパワーやまとにおける電気の契約期間>
契約期間は1年とされ、契約満了を迎えると同じ条件で自動更新される仕組みです。更新を希望しないときは、その旨の意思表示が必要であり、さらに連絡のタイミングにも注意が必要です。
低圧契約では満了日の1ヶ月前まで、高圧契約では満了日の2ヶ月前までに、更新不要の意思表示を済ませなくてはなりません。更新を希望しないときは、期限に遅れないように、早めに連絡することをおすすめします。
違約金が発生する場合がある
ネクストパワーやまとでは、電気の供給開始より1年未満のうちに、利用者側の都合で解約すると、違約金として2,000円(標準電圧100V/200Vの低圧契約の場合)が請求されます。違約金を避けたいときは、乗り換えから1年は利用を継続しなくてはなりません。
また、そのほかにも違約金の発生条件があるため、利用にあたっては約款をよく確認しておく必要があります。
シミュレーションの結果は参考値
ネクストパワーやまとの公式サイトにあるシミュレーションは、過去の統計データをふまえて参考値を算出するものであり、正確な電気代の計算ではありません。表示される結果には、燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金がふくまれておらず、比較対象の電気代にも割引などが適用されていません。
試算結果はあくまで参考値として提示されているものであり、正確な電気代や節約額を保証するものではないため、ご注意ください。
高圧契約だと支払い方法が1種類となる
低圧契約を結ぶと、電気代を口座振替かクレジットカードで支払えますが、高圧契約の場合は口座振替しか選べません。クレジットカードでの支払いでポイントを貯めることを前提にしていると、利用の計画が崩れて困る恐れがあります。高圧契約を結ぶときは、口座振替による支払いで問題ないか、しっかり確認しておきたいところです。
ネクストパワーやまとがおすすめの人
ネクストパワーやまとをおすすめできるのは、以下のような人です。
- 電気代を少しでも安くしたい人
- 九州電力エリアか東京電力エリアにいる人
<ネクストパワーやまとがおすすめの人>
以上の人になぜおすすめなのか、理由を以下でご紹介します。
電気代を少しでも安くしたい人
前述のとおり、ネクストパワーやまとは、独自の需給予測によりコストを抑えて、電気代を安くしている点が特徴的です。電気代を安くできるだけの理由があるため、一定の節約効果が期待できます。実際に安くなるかは電気の使い方などによりますが、電気代を少しでも抑えたいときは、利用を一度検討してはいかがでしょうか。
九州電力エリアか東京電力エリアにいる人
電気代が安くなる可能性がある点で、ネクストパワーやまとはおすすめの会社の1つですが、利用できるエリアが限られている点はネックです。しかし、九州電力エリアか東京電力エリアにいる人なら、離島にいない限り、エリア面に問題はありません。お得な電力会社に乗り換えられるチャンスなので、利用を一度検討したいところです。
ネクストパワーやまとのお申し込み方法
ネクストパワーやまとの電気は、公式サイトのフォームを使って利用を申し込めます。申し込みの手続きは、以下の流れで進みます。
- 個人情報の取り扱いや電気の需給約款などの確認
- 申し込みにあたっての必要事項の申告
- 申し込み情報の確認
- 申し込みの正式な送信
<ネクストパワーやまとのお申し込み方法>
最初に行うのは、電気の利用にあたって把握すべき事項の確認です。約款などへのリンクが画面上に表示されるため、個別に開いて内容を確認してください。
すべて問題なければ必要事項の申告へと進み、利用希望者の氏名や住所、電話番号などを入力します。申告が必要な項目は画面上に表示されているため、フォームにしたがって必須事項をすべて埋めていきます。
最後に、申し込み情報に間違いがないかを確認し、正式に送信すれば手続きは完了です。ほかに、メールや電話での申し込み窓口も用意されているため、聞きたいことや不明点があるときは気軽に問い合わせると良いでしょう。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- ネクストパワーやまと株式会社が倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
ネクストパワーやまと株式会社が倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、ネクストパワーやまと株式会社が倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
ネクストパワーやまとは鹿児島県に本社を置く新興企業ですが、すでに長い歴史を持つグループ企業の1社にあたり、グループ全体の積み重ねが還元されている点が特徴的です。
料金プランは、九州電力エリアか東京電力エリアかで変わる仕組みなので、詳細は事前によく確認したいところです。利用時のメリットとしては、本社から遠い東京電力エリアでも利用できる点や、電気代を抑えられる可能性がある点などが挙げられます。
注意点は、全国各地からは利用できないことなどであり、利用をおすすめできるのは、電気代を少しでも安くしたい人などです。申し込みは、公式サイトのフォームより可能です。
以上のポイントをふまえ、ネクストパワーやまとに興味が出てきたら、利用を一度検討してみてください。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
ネクストパワーやまとによる電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてネクストパワーやまとが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
やまとゼロプラン 九州電力エリア | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「やまとゼロプラン 九州電力エリア」の分析ページへ |
やまとゼロプラン 東京電力エリア | 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く | 東京電力管内管内 | 「やまとゼロプラン 東京電力エリア」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。
ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
やまとゼロプラン 九州電力エリア | 58968円/年 | 101088円/年 | 112320円/年 | 120744円/年 | 129168円/年 | 157248円/年 |
やまとゼロプラン 東京電力エリア | 66528円/年 | 114048円/年 | 126720円/年 | 136224円/年 | 145728円/年 | 177408円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
やまとゼロプラン 九州電力エリア |
|
やまとゼロプラン 東京電力エリア |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、ネクストパワーやまとの公式HPをご確認ください。