5分で簡単!電力会社の切替方法のご案内!

2016年4月よりスタートした電力小売りの全面自由化。これにより、誰でも安価な電気料金プランの選択ができるようになり、大きな話題になりました。また経済産業省のHPにも記載のあるように、電気そのものの品質や信頼性(停電の可能性など)は、どの会社から電気を買っても同じです。

ただし、2022年に発生したロシア情勢のような国際的な緊急事態が発生すると、特定の新電力では一時的に「かえって電気代が高くなる」といった状態も発生していました。しかし、いずれの電力会社であっても電力の安定供給や品質に全く差は全くありません。

このため、電力会社を切り替えると「安定性や品質が全く同じ電気」を「安い価格」で使えるようになります。ただ「契約を切り替えたいけど、方法が分からない」と思われている方もいらっしゃるかと思います。

そこで、このページでは簡単・簡潔に電力会社の切り替え方法をご紹介いたします。なお「①現在お住いの物件」での切替と「②引っ越し先」での切替では若干手続きが異なるので、下記リンクよりご参照ください。

現在お住いの物件で新電力会社に切り替えする場合

エコモ博士
電気料金プランの切り換えは、電力会社のお申込みページにて住所等の必要情報を入力するだけで完了します。現在ご契約されている電力会社との解約手続きも必要ありません。

電気料金プランの切替は、実は特別難しい事や複雑な事はなく、電力会社のHPにて基本的な情報をWEB入力するだけで完了します(下記図はLooopでんきのお申込み画面を一部抜粋したものとなります)。そのため、通常5~10分程度でお申込みが完了し、適した料金プランに切り替えることで、毎月の電気料金を抑えることができます。

「特定地点供給番号」「お客様番号」「契約アンペア」「現在の契約プラン」は検針票を確認

お申込みの入力作業を進めていくと「特定地点供給番号」「お客様番号」「契約アンペア」「現在の契約プラン名」といった4種類の普段聞きなれない情報の入力を求められ、ここで手が止まる方も多いと思います。そうした「お客さま番号」等は原則として料金明細に記載があります。

「電気料金明細」は通常、現在ご契約中の電力会社の「会員サイト」等から取得可能です。下に旧一般電気事業者のWEB会員サイトのリンクを添付していますので、ご参考ください。

エリア大手各社のログインページ

なおログインIDやパスワードが不明の方は、各社ログインページに記載の「IDを忘れた方へ」等のリンクから再発行手続きする流れがスムーズです。もしくは、お問い合わせフォームやチャットでIDなどを聞く方法もあります。

電話でお問い合わせも可能

混み合い多少繋がりづらい可能性もありますが、「お客様番号」等を電力会社にお電話で確認する方法もあります。各社の電話番号は下記で整理しておりますのでご参考ください。

お電話では、「特定地点供給番号」「お客様番号」「契約アンペア」「現在の契約プラン名」の4つを聞くようにし、その番号等をメモしてください。新電力会社の電気料金プランのお申込みページにて、それらのメモした情報をご記入ください。

エリア大手各社の電話番号・連絡先

可能な限り最新情報への更新に努めておりますが、各社のURLから最新の電話番号をご確認の上、お電話お願いいたします。

北海道電力

https://www.hepco.co.jp/corporate/company/branch/index.html
0120-07-5154
受付時間 9:00~17:00
※土、日、祝日、12月29日~1月3日、5月1日を除く
→東京電力エリアの方:0570-028-855(平日9時~17時(年末年始、5月1日は除く))

東北電力

https://www.tohoku-epco.co.jp/dprivate/inquery/call/
0570-550-220
受付時間 月曜~金曜 午前9時~午後5時
※祝日、年末年始(12/29~1/3)を除く

東京電力

https://www.tepco.co.jp/ep/support/cc/index-j.html
0120-995-001(規制料金の方(従量電灯Bプランなど)
0120-995-113(規制料金以外の方(スタンダードSプランなど))
受付時間 月曜日〜土曜日 9時〜17時
※日曜日・祝日・年末年始を除く

中部電力

https://miraiz-ivr.chuden.co.jp/?nid=31
0120-921-697
受付時間 平日9:00~17:00
※祝日、年末年始除く

北陸電力

https://www.rikuden.co.jp/bizotoiawase/index.html
0120-776453
受付時間 月~金曜日/9~17時※祝日・年末年始を除く

関西電力

https://kepco.jp/faq/otoiawase/
0800-777-8810
受付時間 9:00~18:00
※土日祝・年末年始除く

中国電力

https://www.energia.co.jp/office/add-sales.html
電話番号が複数ありますので、「https://www.energia.co.jp/office/add-sales.html」をご覧いただき、お住いの住所のセールスセンターまでご連絡お願い致します。
受付時間 9時00分~20時00分
※土・日・祝日・年末年始を除く
→東京電力エリアの方:0120-715-055(9時00分~20時00分(土・日・祝日・年末年始を除く))

四国電力

電話番号が複数ありますので下記をご覧いただき、お住いの住所のコールセンターまでご連絡お願い致します。
【香川県】https://www.yonden.co.jp/contact/kagawa/index.html
【愛媛県】https://www.yonden.co.jp/contact/ehime/index.html
【徳島県】 https://www.yonden.co.jp/contact/tokushima/index.html
【高知県】 https://www.yonden.co.jp/contact/kochi/index.html
受付時間 月曜日~金曜日 9:00~17:00
※土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)を除く

九州電力

電話番号が複数ありますので、「https://www.kyuden.co.jp/rate_reception_phone.html」をご覧いただき、お住いの住所のコールセンターまでご連絡お願い致します。
受付時間 月曜日〜金曜日の9時〜17時
※休日を除く

沖縄電力

https://www.okiden.co.jp/common/contact/
0120-586-391
受付時間 月~金 8:30~17:00
※土曜、日曜、祝日、慰霊の日、旧盆〈旧暦7/15〉、年末年始〈12/29~1/3〉除く

紙での明細書をお受け取りの方

現状では多くの方がweb明細をご利用されている状況ですが、紙で月に1回、電気料金明細を届けてもらっている方もいらっしゃるかと思います。その場合、検針票には原則「お客さま番号」等が記載されております。それらの情報を新電力のお申込みページで入力することで、手続きが完了となります。

電気料金明細イメージ

引っ越し先でお得な電気料金プランを利用したい場合

今お住いの住宅ではなく、引っ越し先でもお得な電気料金プランを利用したい方も多いと思います。そうした場合でも、簡単に電気料金プランを切り替え可能です。引越しの場合、「①旧住所の電気停止手続き」と「②新住所の電気使用開始手続き」の2つの手続きが必要になります。その2点につき下記にてご説明いたします。

「①旧住所の電気停止手続き」について

まずは「現在住んでいる家の電気使用停止手続き」を行う必要があります。各電力会社によって手続き方法は多少異なりますが、基本的には電話やウェブサイトから簡単に停止手続きが可能です。

通常、電気の使用停止手続きは引越しの1週間以上前が目安です。引越し前日でも可能なケースもありますが、引越し直前だと停止手続きが間に合わず、電気料金が旧住所と新住所で二重請求される期間が発生してしまう可能性もあります。そのため、できる限り早めに手続きを行っておくと安心です。

なお、電気の使用停止日は引越し当日に設定するのがおすすめです。理由としては、引越し当日に、旧住所と新住所のどちらの家でも電気を利用できると便利なためです。

「②新住所の電気使用開始手続き」について

次に「新住所の電気使用開始手続き」を行う必要があります。こちらについては、新しい住所で利用したい電力会社のHPにて、基本的な情報をWEB入力するだけでお申込みが完了します。例えばLooopの場合、お申込みページで引っ越し先住所などの基本情報を記入するのみで、通常数分で完了します。

こちらも、引越しの2~3日前でも受付可能なケースもありますが、基本的には引越しの1週間以上前には手続きを行っておく必要があります。ただ、電力会社によっては繁忙期等により開始手続きの処理が遅くなる可能性がありますので、2週間以上前に手続きを行っておくとより安心です。

おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代をとにかく徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
ENEOSでんき用アイコン
エリア電力より安定して安価
ENEOSのプランは、どのような電気の使い方であっても、原則としてエリア大手電力の通常プランよりお得となります。数%であっても安定して電気代を削減したい方に推奨できます。特筆すべきは「にねんとく2割」であり、オプションに加入すると長期契約割引を最初から受けられます。3年目以降から割引額が最大となり、それ以降はその最大割引が継続されます。一方で、2年以内の利用となる場合は手数料が1100円発生するため、その点がデメリットとなります。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランと言えます。また、EVユーザーの方も安価な深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。ベースの電気代部分もお得な構成のため、電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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