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鹿児島電力とは?提供しているサービスについてご紹介
電気をお得に利用するためには、自分や家族と相性が良い電力会社を探して、契約を乗り換えるのがおすすめです。
そのためには、複数の電力会社を比較して、その良いところ、良くないところを比較する必要があります。また、その電力会社のサービスや理念に共感できるかどうかも重要です。
自分や家族との相性が良くない電力会社や電気料金プランを選んでしまうと、単価は安く感じても、トータルで支払う電気料金が高くなってしまう可能性があります。
そのため、自分たちの生活スタイルに合っている電力会社なのか、慎重に検討する必要があるでしょう。
この記事では、鹿児島電力が提供している電気料金プランや、鹿児島電力と契約するメリット、注意点、契約がおすすめの人の特徴についてご紹介します。
また、鹿児島電力と契約する際のお申し込み方法についても掲載しているので、契約前の情報収集に最適です。鹿児島電力との契約を考えている、契約する電力会社を探しているという人は、ぜひ最後までご覧ください。
鹿児島電力とは

鹿児島電力は、鹿児島県鹿児島市平之町に拠点を置く電力会社です。2015年から事業を行っており、現在は小売電気事業、電気通信事業、福利厚生事業、地域活性化事業に力を入れています。経営理念は、以下の3つです。
- 感謝の心でクリーンエネルギーの普及に努め、新電力事業のリーダーを目指す
- 力を合わせて地域に根差したオンリーワンの企業創りを目指す
- 全てのふれあいを大切にし、誇りと夢をもって自己実現できる人間性豊かな集団を目指す
<経営理念>
「電力をきっかけに、繋がるサービスを」をキャッチコピーに、自家消費型太陽光発電事業、家庭や事業所向けの低圧電力、法人向け高圧電力などの事業を提供しています。現在は、離島を除く九州電力管内に電気を供給しており、エリア内に住んでいれば契約が可能です。
電力供給事業だけでなく、自分たちで消費するための電気を、太陽光発電によって賄うための設備導入もサポートしています。
売電のための発電設備でなく、自家消費用の設備を導入することで、電気代を安く抑えられるようなサービスを提供しているのが特徴です。
事業所に直接設置するだけでなく、離れたところに設置された発電設備から、自己託送するのを代理で任せられます。
鹿児島電力の料金プラン
続いて、鹿児島電力で低圧電力を利用する際に選択できる、電気料金プランについてご紹介します。鹿児島電力では、一般家庭や中小規模の事業所向けの電気料金プランを提供しており、それぞれに鹿児島弁に由来するプラン名がついているのが特徴です。
それぞれのプランは、鹿児島電力へのお問い合わせによって試算ができます。鹿児島電力で提供している電気料金プランは、以下のとおりです。
- てげてげプラン
- きばいやんせプラン
- わっぜかプラン
<鹿児島電力で提供している電気料金プラン>
各プランについて、詳しく見ていきましょう。
てげてげプラン
鹿児島電力が提供するてげてげプランは、従量電灯Bを利用している、一般家庭向けの電気料金プランです。「てげてげ」とは、鹿児島弁で「時には少し力を抜いて」という意味を持つ言葉になっています。
基本的には30~60Aの容量向けですが、20A以下の容量でも、相談次第で契約できる可能性があります。てげてげプランにおける具体的な料金は、以下の表のとおりです。
【てげてげプランの具体的な料金】
料金種別 | 区分 | 単価(円/税込) |
---|---|---|
基本料金 | 30A | 831.38 |
40A | 1,069.20 | |
50A | 1,321.65 | |
60A | 1,585.98 | |
電力量料金 | 120kWhまで | 20.35 |
120~300kWhまで | 23.04 | |
300kWh以上 | 26.00 |
きばいやんせプラン
鹿児島電力が提供するきばいやんせプランは、事業所や商店など、小規模な施設向けの電気料金プランです。
「きばいやんせ」とは、鹿児島弁で「がんばって」という意味を持つ言葉であり、事業所への応援の気持ちが込められています。従量電灯Cに相当するプランです。きばいやんせプランの具体的な料金プランは、以下の表のとおりです。
【きばいやんせプランの具体的な料金】
料金種別 | 区分 | 単価(円/税込) |
---|---|---|
基本料金 | 1kVAにつき | 264.00 |
電力量料金 | 120kWhまで | 20.35 |
120~300kWhまで | 23.04 | |
300kWh以上 | 26.00 |
きばいやんせプランを利用する場合、請求明細の郵送を希望しない場合は、毎月55円のペーパーレス割引を適用できます。
わっぜかプラン
鹿児島電力が提供しているわっぜかプランは、動力プランを利用している中規模事業所向けの電気料金プランです。「わっぜか」とは、鹿児島弁で「すごい!」という感嘆を表す言葉になります。
たくさん電気を利用する事業者だからこそ、電気代の安さに驚いてほしいという願いが込められているのが特徴です。わっぜかプランの具体的な料金プランは、以下の表のとおりです。
【わっぜかプランの具体的な料金プラン】
料金種別 | 区分 | 単価(円/税込) |
---|---|---|
基本料金 | 1kWにつき | 682.00 |
電力量料金 | 夏季・冬季 | 19.91 |
春季・秋季 | 18.92 |
わっぜかプランにおける春季は3~6月、夏季は7~9月、秋季は10~11月、冬季は12~翌年2月までを指しています。また、わっぜかプランを利用する場合、請求明細の郵送を希望しない場合は、毎月55円のペーパーレス割引を適用可能です。
鹿児島電力のメリットと良い口コミ・評判
ここからは、鹿児島電力と契約する際のメリットについてご紹介します。電力会社を比較する際は、良い部分を確認して、どの電力会社であれば恩恵が大きいかについて見てみるのがおすすめです。
自分や家族のライフスタイルや考え方などから、適切なプランを選べるかを考えてみましょう。鹿児島電力のメリットは、以下のとおりです。
- 電気料金プランがシンプルで選びやすい
- 自家消費型太陽光事業を提供している
- 会員専用のご利用電力管理システムを利用できる
<鹿児島電力のメリット>
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
電気料金プランがシンプルで選びやすい
鹿児島電力のメリットは、電気料金プランがシンプルで選択しやすいことです。鹿児島電力で提供しているのは、てげてげプラン、きばいやんせプラン、わっぜかプランの3種類になります。
これは、それぞれ一般家庭、小規模事業所、中規模事業所に向けた料金プランであり、どの立場から申し込むかによって、ほとんど自動的にプランが決まるでしょう。そのため、どの料金プランが良いか、悩む必要がありません。
電力会社によっては、どのような生活を送っているかによって、細かく電気料金プランが分かれています。
しかし、一人暮らしはともかく、家族で暮らしていると、いつの時間帯が一番電気を使っているのか分かりにくく、適切なプランを選択するのが難しいです。
鹿児島電力であればそのような心配がないため、プランを選びやすいでしょう。このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
てげてげプランを利用して、家の電気を使っています。プラン名もユニークで面白く、何より内容がシンプルで分かりやすくて良いです。色々な条件を加味しなくても十分に安くなるので、これくらいシンプルで構わないと思います。
ほかの電力会社も検討したのですが、プランが複雑で選ぶのが大変だったのでやめました。鹿児島電力さんはプランがシンプルで、50Aでも契約できたため、こちらを契約しています。
やたらめったらプランが用意されているよりも、鹿児島電力のように1つに決まっているほうが悩まなくて済むため、自分は嬉しいです。
自家消費型太陽光事業を提供している
鹿児島電力では、事業者向けに自家消費型太陽光事業を展開しています。
電気の自給自足のため、事業所の屋上や所有している土地に太陽光発電設備を導入し、発電した電気を自己託送することで、電気代を節約することが可能です。中小企業であれば、これによる節税効果も期待でき、これまで活用していなかった屋上や土地が利益を生み出します。発電した電気は、その都度利用するだけでなく、災害時の非常用電源としての利用も可能です。
代理託送として、発電した電力を既存の送電設備を用いて、事業所まで送る事業も提供しています。これに伴い、グループ会社だけでなく、取引のある事業所などにも電気の託送が可能です。
まずは、鹿児島電力の設備として屋根や土地を借り、将来的に譲渡する契約を結ぶことで、初期費用0円で太陽光発電設備を設置できます。メンテナンスも不要であるため、より手軽に発電事業を始められます。このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
運営している事業所の屋根に、太陽光発電設備を導入しました。屋根を貸している分、電気代が差し引かれるので、電気エネルギーの利用によるコストを軽減できて助かります。
自社で電気を利用するならクリーンなエネルギーが良いと考え、鹿児島電力さんで自家消費型の太陽光発電設備を導入しました。本拠地からは離れた場所に設置していますが、託送もやってもらえるので楽で良いです。
現在、鹿児島電力さんに屋根を貸している最中です。将来的には、このまま発電設備を譲り受けられるとのことなので、これまで発電設備がなかった事業所でも利用しやすくて良いと思います。
会員専用のご利用電力管理システムを利用できる
鹿児島電力では、会員の人向けにご利用電力管理システムを提供しています。
これにより、インターネットが使える環境なら、どこからでも電気の利用状況や電気料金を確認することが可能です。紙による明細書や請求書が発行されないため、資源の削減になり、家庭で処分するごみが減ります。
電力会社によっては、こうしたシステムをサービスとして提供しておらず、紙の請求書やEメールで送られてくる明細書しか確認できない場合もあるのです。そのような場合は、過去の電気利用状況も確認するのが難しく、節電に結びつけにくいでしょう。鹿児島電力であれば、システムを利用して、過去の電気利用状況なども確認できるため「今月は○○が理由で使いすぎたな」といった状況判断に使えます。このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
前まで紙で明細をもらっていたのですが、鹿児島電力に切り替えてから、インターネット上で確認できるようになりました。紙をもらってもごみになってしまうので、もったいないなと感じていたのですが、おかげで資源を無駄にせずに済んでありがたいです。
データをすぐ見返せるので、いつどれだけ電気を使ったかが分かりやすくて良いです。以前よりも節電に意識が向くようになり、さらに電気を節約できるようになったと感じています。
電気料金をどこでも確認できるようになり、スマートフォン1つでチェックできるため、便利だなと思います。今後も活用していきたいです。
鹿児島電力の注意点と悪い口コミ・評判
続いて、鹿児島電力と契約する際の注意点について、ご紹介します。電力会社を比較する際は、良い部分だけでなく、悪い部分や自分とは合わない部分についても調べておく必要があります。
どうしても我慢できない点がある場合は、別の電力会社を検討してみると良いでしょう。鹿児島電力の注意点は、以下のとおりです。
- 選べるプランが限られている
- 手数料がかかる手続きもある
- 電気の買取を行っているわけではない
<鹿児島電力の注意点>
それぞれの注意点について、寄せられた良くない口コミとともに詳しく見ていきましょう。
選べるプランが限られている
鹿児島電力では、選べるプランが限られています。
一般家庭であればてげてげプラン、小規模な事業所であればきばいやんせプラン、中規模事業所であればわっぜかプランと、選択肢は決して多くなく、あとは契約容量を選択するのみです。
また、てげてげプランで規定の料金が用意されているのは、30A以上の家庭であり、20A以下の場合に契約できるかは相談次第となっています。
自分や家族のライフスタイルに合わせて、自由にさまざまなプランを選択したい人にとっては、物足りないプラン構成となっている可能性が高いです。
電気を利用する時間帯や季節などに合わせ、電気料金が変動するプランを選択したいと考えている人は、ほかの電力会社も検討してみましょう。この注意点について、以下の口コミが寄せられています。
電気料金プランがシンプルで驚きました。もう少し生活にコミットしたプランがほしいなと感じたので、今回は契約を見送ろうと思います。
エコキュートやIHなどを利用しており、オール電化の家に住んでいます。オール電化向けの電気料金プランがあればありがたかったのですが、鹿児島電力さんではやっていないようで残念です。オール電化向けで、もっと料金を抑えられるプランがあるところを探そうと思います。
試しにと思って契約したは良いものの、やはり生活に合っていない気がして、さらに別の電力会社に乗り換えました。夜勤が多いので、時間に合わせて電気代が安くなるプランがあればなと思います。
手数料がかかる手続きもある
鹿児島電力では、手数料を取っている手続きもあります。
きばいやんせプランとわっぜかプランでは、明細書の郵送を断ると、毎月ペーパーレス割引で電気代を55円引いてもらえます。しかし、てげてげプランは、そもそもインターネット上での確認がデフォルトになっているため、割引サービスがありません。さらに、てげてげプランを契約して、紙での明細書を請求すると、事務手数料として1通あたり110円のお金が必要になります。
また、引っ越し以外の理由で契約者の都合で途中解約しようとすると、違約金を取られる可能性があるため、注意が必要です。
解約の理由が引っ越しである場合や、契約期間満了時に更新せず解約する場合などは、違約金なしで解約できます。この注意点について、以下の口コミが寄せられています。
これまでどおり紙で電気代を管理したかったので、てげてげプランに入り、毎月手数料を支払って明細を発行してもらっています。ポータルサイトをこまめに覗けば良いのですが、どうしてもログインを忘れてしまうので、自分にはアナログが合っているみたいです。
鹿児島電力よりも電気代が安くなる電力会社を見つけたので、さっそく乗り換えたのですが、途中解約に違約金がかかりました。少しでも出費を抑えたい場合は、契約更新のタイミングを狙ったほうが良いかもしれません。
引っ越しを理由に解約したのですが、それ以外の理由で解約すると手数料が取られるとのことでした。引っ越しが決まる前に少し乗り換えを検討していたので、危なかったです。
電気の買取を行っているわけではない
鹿児島電力では、事業所向けの太陽光発電設備導入サポートを行っているものの、そこで発電された電力の買取事業を行っているわけではありません。
そのため、卒FITを迎えた太陽光発電設備の電力を高値で買い取ってもらえるわけではなく、導入した発電設備で賄い切れない電力を、安価で供給してもらうという運用になります。つまり、導入する発電設備は、自社やグループ会社、取引先などで消費するのが前提です。
電力会社によっては、卒FITを迎えた太陽光発電設備で生産した電気を、比較的高い価格で買い取ってもらえる場合があります。売電ではなく、発電した電気を売却するのと同じ価格を、電気代から差し引けるサービスを提供している場合もあります。
とくに、家庭で太陽光発電を利用している場合は、ほかの電力会社も検討してみましょう。この注意点について、以下の口コミが寄せられています。
家庭で、太陽光発電設備を使用しています。卒FITを迎えたので、電気契約を結んでいる鹿児島電力さんで買取もしてもらえないかなと思ったのですが、そういったサービスはやっていないようです。別の電力会社を探すとします。
自家消費型の太陽光発電設備を導入したのですが、電気代が安くなるのは良いものの、電力の買取はしてもらえないようで残念です。CO2フリーの電気を利用できてメリットはあるのですが、買取もしてもらえるとよりありがたかったですね。
太陽光発電による電気を売電できなかったので、電気の供給と併せて契約できる電力会社に乗り換えました。
鹿児島電力がおすすめの人
続いて、鹿児島電力との契約がおすすめの人の特徴について見ていきましょう。その電力会社に向いているかどうかをチェックすれば、自分や家族にとって適した会社を選ぶのに役立ちます。電力会社によって異なる特徴があるため、複数の電力会社を比較するようにしましょう。鹿児島電力との契約に向いているのは、以下のような人です。
- 九州電力管轄内に住んでいる人
- 悩まずにシンプルなプランを選びたい人
- 電気料金をオンラインで管理したい人
<鹿児島電力との契約に向いている人>
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
九州電力管轄内に住んでいる人
鹿児島電力との契約がおすすめなのは、九州電力の管轄内に住んでいる人です。
鹿児島電力が電気を供給しているのは、現時点では九州電力の管轄内のみになっています。そのため、契約を申し込めるのは、九州電力の管轄内に住んでいる人だけです。
また、鹿児島電力では、離島向けに電力を供給していないため、九州であっても離島に住んでいる場合は、契約を申し込めません。九州以外のエリアに住んでいる場合や、離島に住んでいる場合は、それぞれのエリアに対応している電力会社を探す必要があります。
現在は九州に住んでいる場合でも、転勤などで九州の外に引っ越す可能性がある場合は、解約が必要になることもあるため注意が必要です。エリアをまたいだ引っ越しのたびに解約が面倒だと感じる場合は、全国規模で電気を供給しており、引っ越しに伴う手続きが簡単な電力会社を探すと良いでしょう。
悩まずにシンプルなプランを選びたい人
鹿児島電力との契約は、悩まずにシンプルなプランを選択したい人にもおすすめです。
電力会社によっては、さまざまな電気料金を提供しています。自分の生活にコミットした契約を結べる分、選ぶのが大変な場合があります。自宅にどのような設備があるか、家族が家にいて電気を大量に使うのは何時頃か、季節によってどれだけ使用量が違うのかなど、さまざまな条件を加味してプランを選ぶのが煩雑に感じる人も多いです。
鹿児島電力であれば、一般家庭の場合はてげてげプラン一択であり、あとは契約容量を選ぶだけになります。簡単に契約するプランを選択できるため、プラン選びに悩みたくない、電気契約は乗り換えたいものの、簡単な手続きで済ませたいという人におすすめです。
電気料金をオンラインで管理したい人
鹿児島電力では、オンライン上のご利用電力管理システムを利用できるため、電気料金をWeb上で管理したいという人におすすめです。
オンライン上のシステムを利用すれば、紙による明細書がなくても電気の使用量や料金を確認できるため、資源が無駄になりません。また、過去の電気使用量なども確認できるため、節電への意識を高められます。
ただし、紙での明細がどうしてもほしい場合は、事務手数料が必要になるため注意しましょう。
鹿児島電力のお申し込み方法
ここからは、鹿児島電力に契約を申し込むためのお申し込み方法について、ご紹介します。
お申し込みの際は、お申し込みフォームや電話からコンタクトを取りましょう。必要な情報を伝えておくと、鹿児島電力から折り返しの連絡があり、手続きに関する説明を受けられます。
手続きを進めると、鹿児島電力から前の電力会社に解約手続きをしてくれるため、自力で解約する必要がありません。また、申し込みから1~2週間程度で、供給開始日がメールまたは電話で通知されます。契約申込書が郵送で届いたら、申込書と口座振替用紙に必要事項を記入して、返送しましょう。
設置されている検針メーターが旧来のメーターの場合は、スマートメーターへの切替工事が行われます。工事が無料で行われるほか、原則停電は発生しません。工事の完了後、事前にお知らせされた供給開始日から、鹿児島電力により供給が開始されます。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- 鹿児島電力が倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
鹿児島電力が倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。
ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、鹿児島電力が倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。
つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。
ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。
このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
電力会社を決める際は、電力会社の良い点や気をつけたい点などをチェックして、比較するのがおすすめです。
鹿児島電力は、シンプルな電気料金プランを提供している九州の電力会社です。事業者向けに太陽光発電設備が導入しやすくなるサービスを提供しており、クリーンエネルギーの普及に力を入れています。
一方で、手続きの一部に手数料がかかり、途中解約への利便性は低いです。豊富な料金プランから選択したいという人にも、向かない可能性があります。いくつかの電力会社を比較して、自分や家族に合った会社を選びましょう。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
鹿児島電力による電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて鹿児島電力が提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
てげてげプラン | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「てげてげプラン」の分析ページへ |
きばりやんせプラン | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「きばりやんせプラン」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。
ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
てげてげプラン | 64,164円/年 | 110,621円/年 | 126,130円/年 | 135,490円/年 | 148,022円/年 | 179,222円/年 |
きばりやんせプラン | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 147,998円/年 | 179,198円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
てげてげプラン |
|
きばりやんせプラン |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
【補足】法人向けの電気料金プラン
飲食店や美容院などの、鹿児島電力が提供する低圧法人向けの電気料金プランを一覧化しています。低圧電灯/動力プランをご利用の方におかれましてはご参考ください。
「鹿児島電力」の電灯プラン一覧
法人向けの電灯プランは、家庭向けのA(アンペア)契約と異なり、kVA(キロボルトアンペア)契約となります。原則として60A以上かつ50kVA未満の場合はkVA契約となります。1kVAは10Aに相当するため、6kVA契約の場合60Aに相当します。更に多くの電力を利用する50kVA以上の物件の場合は、高圧に区分されKW(キロワット)契約となります。なお、家庭向け電灯契約と法人向け電灯契約の違いは、一度に多くの機器を使用出来るか否かのみであり、利用できる機器そのものは家庭向けと変わりません。
プラン | 6,000kWh | 12,000kWh | 30,000kWh | 60,000kWh | 90,000kWh | 120,000kWh |
---|---|---|---|---|---|---|
きばりやんせプラン | 147,446円/年 | 288,264円/年 | 704,088円/年 | 1,375,032円/年 | 2,045,976円/年 | 2,683,776円/年 |
※調査時点の推計値となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間電気代は、6000kWh(6kVA相当、月間500kWh)、12000kWh(10kVA相当、月間1000kWh)、30000kWh(20kVA相当、月間2500kWh)、60000kWh(30Kva相当、月間5000kWh)、90000kWh(40Kva相当、月間7500kWh)、120000kWh(40Kva相当、月間10000kWh)を利用した場合の推計値です。
「きばりやんせプラン」の動力プラン一覧
動力プランは、業務用エアコンや業務用冷蔵庫・冷凍庫、工作機械やエレベーターなど、大型の動力機器を動かす際に必要な契約区分です。電灯契約と比べて供給電圧が高いことが特徴です。電灯契約の供給電圧は100Vであるのに対して、動力契約では100Vと200Vの2種類があります。機器に電力を送る方法も異なり、電灯契約の場合は「単相」と呼ばれる方法で電気を送っています。一方で動力契約の場合は「三相」と呼ばれる方法を活用します。また動力プランで使用される三相200Vは、原則としてコンセントが4つ穴になっています。
プラン | 6,000kWh | 12,000kWh | 30,000kWh | 60,000kWh | 90,000kWh | 120,000kWh |
---|---|---|---|---|---|---|
わっぜかプラン | 162,579円/年 | 308,885円/年 | 731,530円/年 | 1,381,694円/年 | 2,031,859円/年 | 2,600,659円/年 |
※調査時点の推計値となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間電気代は、6000kWh(6kVA相当、月間500kWh)、12000kWh(10kVA相当、月間1000kWh)、30000kWh(20kVA相当、月間2500kWh)、60000kWh(30Kva相当、月間5000kWh)、90000kWh(40Kva相当、月間7500kWh)、120000kWh(40Kva相当、月間10000kWh)を利用した場合の推計値です。

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、鹿児島電力の公式HPをご確認ください。