電力会社の選び方

電力ビジネスが全面自由化された2016年4月以前、家庭向けの電力販売においては10電力会社が管轄していました。数が少ないため、全ての企業を答えられる方も多いのではないでしょうか。

ただし、自由化後は様々な企業が矢継ぎ早に参入し、2020年には350社ほどが家庭向けの電力を販売することとなりました。多様な企業が参入することは、選択肢が増えるというメリットをもたらす反面、どのプランが自身に適しているのか判断することを難しくします。

料金プランの数であれば、さらに選択肢は増え、その数は全国で3000以上にも及びます。ただ、この数値は全国のものです。地域別でみると、例えば長野県の場合、320以上のプランが存在することとなります(2020年4月時点)。

しかしながら、地域別に見たとしても数が多いので、電力自由化の恩恵を最大限に生かすには、どのプランが自身に適しているのか、みなさんが情報を収集し整理する必要が出ています。選択を誤ると、自身の生活に全く適していないプランを選んでしまい、むしろ逆効果となるようなケースも考えられます。

こうした多様な選択肢から、自身に適したプランを選ぶにはどうすると良いでしょうか。手段の一つとして、比較サイトを利用するという方法があります。比較サイトには「エネチェンジ」といったものがあり、電気料金明細を用意し、WEB上で必要事項を入力するだけで、オススメの会社を一覧化してくれます。

このように、比較サイトは膨大な数に上るプランの中からオススメを選んでくれるため、非常に有用な手段となります。ただ、大きなメリットがある反面、デメリットも存在します。まず、比較サイトも当然ビジネスですので、取り扱っているプランは限定的であり、一部のプランによる比較である点は留意する必要があります。

また、一律のロジックに則っているので、その想定はどうしても機械的なものであり、計算結果がある程度のバイアスを含むことは必然です。誰にでも適したプランというものはなく、比較サイトは独自のアルゴリズムで「想定されたオススメのプラン」を割り出します。つまり、偏りがどうしても発生するため、参考にはなりますが、別の角度から検証することも重要です。

それでは、どのように電力会社を選ぶと良いでしょうか。その方法として当サイトでは、は国内3500以上におよぶ電気料金プランを調査し、その中からオススメの電力会社・プランを厳選してご紹介しておりますので、ぜひともご覧いただければ幸いです。

おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

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