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明治産業でんきへの乗り換えはおすすめ?判断に役立つ基本情報を一挙にご紹介!
近年、利用する電力会社が自由に決められるようになっており、電力会社の数も増えています。それぞれで電気の供給条件が異なり、電気代の節約につながるケースも少なくありませんが、良い乗り換え先に心当たりがない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、乗り換え先の候補として、明治産業でんきの会社概要や料金プランなどをご紹介します。乗り換え先を決めるときに役立つため、ぜひ最後までご覧ください。
明治産業でんきとは
明治産業でんきは、地方にある会社が手掛けている電気の小売りサービスです。運営会社の基本情報は、以下のとおりです。
【明治産業でんきの概要】
会社名 | 株式会社 明治産業 |
---|---|
代表者 | 明永喜年(代表取締役) |
所在地 | 福岡県福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル4F |
設立日 | 昭和36年7月1日 |
資本金 | 4,000万円 |
取引銀行 | 三井住友銀行・福岡銀行・西日本シティ銀行 |
事業内容 | LPガス販売、電気販売、太陽光発電事業、リノベーション、プロパティマネジメント、ファイナンシャルプランニング、アセットマネジメント、愛犬家住宅 |
従業員数 | 92名 |
資格取得者 | 丙種ガス主任技術者 第二種販売主任者 液化石油ガス設備士 高圧ガス製造責任者 CPM®【不動産経営管理士】 宅地建物取引主任者 AFP認定者 |
適格請求書登録番号 | T5290001002367 |
事業所 | 【八女事業所】 福岡県筑後市一条630-2 【糸島出張所】 福岡県糸島市荻浦566-7-102 【宗像・飯塚出張所】 福岡県宗像市朝町2116-7-205 |
関連会社 | 株式会社GOOD不動産 株式会社NEOS |
サービスを運営している明治産業は、福岡県にある会社です。設立は昭和36年であり、すでに60年以上も経営されています。事業内容の1つに電気の販売がありますが、手掛けている事業はそれだけではありません。LPガスの販売やリノベーション、プロパティマネジメントなど、電気の小売りとは別分野の事業も多数行っています。
従業員数は92名で、会社の所在地である福岡市中央区以外に、3つの事業所を抱えているのも特徴の1つです。関連会社も2社あるなど、設立から長い時間が経っているだけに、会社としてすでに成長していることがうかがえます。
明治産業の沿革
対象の電力会社がどのような会社なのかは、これまでの組織の歩みからもわかるものです。明治産業の沿革は、以下のとおりです。
【明治産業の主な沿革】
昭和32年 | 明永芳光氏がLPガス小売業を個人で創業 |
---|---|
昭和36年 | 資本金200万円で「株式会社 明治産業」を設立 明永芳光氏が代表取締役に就任 |
昭和50年 | 本社社屋を新築 |
昭和61年 | 資本金を4,000万円に増資 |
平成11年 | 明永喜年氏が代表取締役に就任 |
平成21年 | プロバスケットボールチーム ライジング福岡のオフィシャルスポンサーに就任 本社を福岡市中央区薬院に移転 株式会社DIX(現:株式会社GOOD不動産)を子会社化 |
平成23年 | 株式会社NEOSを子会社化 |
令和元年 | アメージングワールドを商標登録 |
令和2年 | 明治産業ロゴマークを商標登録 |
明治産業の沿革は、創業者である明永芳光氏が、昭和32年にLPガス小売業を創業したところから始まります。会社が設立されたのは、創業から4年後の昭和36年です。以後は、本社社屋の新築や資本金の増資などが行われ、平成11年に現在の代表者が代表取締役へと就任しました。
それから、プロバスケットボールチームのオフィシャルスポンサーへの就任、他社の子会社化などを経て、現在に至っています。手掛ける事業も、創業からの長い時間と成長のなかで増えていき、現在では電気の小売りも実施するようになっています。このような長い歴史を持つ会社であることは、基本情報として押さえたいポイントです。
明治産業でんきの料金プラン
明治産業でんきの料金プランは、低圧と高圧・特別高圧の2種類に大別できます。一般家庭などで利用できる低圧の料金プランは、1種類だけのシンプルな仕組みです。利用条件や料金表など、具体的なポイントを見ていきましょう。
低圧
低圧の料金プランは、以下の条件に当てはまるときに利用できます。
- 電灯か小型機器を使用する
- 契約電流が30A以上、60A未満
- 1ヶ所で低圧電力とあわせて契約する場合は、契約電流と契約電力との合計(10A=1kWで計算)が50kW未満
<低圧の料金プラン>
電気の使用先は、電灯か小型機器のどちらかとされているため、一般家庭で電気を使用するなら、大きな問題はありません。契約電流は30~60Aの範囲となっており、10A刻みで契約条件を決めます。35Aや45Aなどの契約はできない点に、注意が必要です。
本プランを選んだとき、契約電流に応じた電流制限器や、それに相当する機器が取り付けられます。ただし、すでに同種の装置があるなど、使用する最大電流が契約電流を超える恐れがなければ、電流制限器などは不要とする場合もあります。
料金単価は、東京電力エリア、関西電力エリア、九州電力エリアのそれぞれで変わる仕組みです。具体的な料金表は、以下のとおりです。
【東京電力エリア】
基本料金 | 30A以下 | 935.25円 |
---|---|---|
40A | 1,247.00円 | |
50A | 1,558.75円 | |
60A | 1,870.50円 | |
電力量料金 (1kWhあたり) |
120kWhまで | 29.64円 |
120kWh超~300kWhまで | 35.82円 | |
300kWh超 | 39.45円 | |
最低月額料金(1契約あたり) | 328.08円 |
基本料金と電力量料金から計算された電気代が、最低月額料金を下回る場合、最低月額料金に再生可能エネルギー発電促進賦課金を加えた金額が請求されます。
【関西電力エリア】
最低料金(最初の15kWhまで) | 522.58円 | |
---|---|---|
電力量料金 (1kWhあたり) |
15kWh超~120kWhまで | 20.10円 |
120kWh超~300kWhまで | 25.21円 | |
300kWh超 | 27.86円 | |
最低月額料金(1契約あたり) | 522.58円 |
【九州電力エリア】
基本料金 | 30A以下 | 948.72円 |
---|---|---|
40A | 1,264.96円 | |
50A | 1,581.20円 | |
60A | 1,897.44円 | |
電力量料金 (1kWhあたり) |
120kWhまで | 18.15円 |
120kWh超~300kWhまで | 23.45円 | |
300kWh超 | 26.13円 | |
最低月額料金(1契約あたり) | 334.26円 |
最低月額料金が適用される条件は、東京電力エリアのものと変わりません。
低圧の電気代の計算方法
明治産業でんきで低圧の契約を選んだ場合、月々の具体的な電気代は以下の料金の合計で決まります。
- 基本料金
- 電力量料金(燃料費調整額込み)
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金
<低圧の電気代の計算方法>
各エリアの電力量料金の単価は先述のとおりですが、実際に請求を受けるときは、燃料費調整額が加算される点に注意が必要です。燃料費調整額は、発電に必要な燃料の価格変動などを電気代に反映させるための費用で、電気代を構成する基本的な費用の一種です。そして明治産業でんきでは、電力量料金に含まれるため、見落とさないように注意しなければなりません。
再生可能エネルギー発電促進賦課金は、再生可能エネルギー発電を普及させるための費用で、近年では電気代に原則として加算されています。再生可能エネルギーによる電気を自分が使っていなくとも請求されるため、計算にはもれなく含めておく点が大事です。
高圧・特別高圧
高圧・特別高圧とは、一般家庭向けの電気よりも電圧が高いものを指し、基本的に大型の商業施設や工場などで利用されます。明治産業でんきの高圧・特別高圧には、以下の4種類の契約があります。
【明治産業でんきの高圧・特別高圧】
種類 | 特徴 |
---|---|
常時供給電力 |
|
自家発補給電力 |
|
予備電力 |
|
臨時電力 |
|
それぞれの契約で想定されている利用目的や契約の仕組みなどが異なるため、契約を希望するときは、事前に詳細をよく確認する必要があります。電気代は、基本料金と従量料金に応じて決まる仕組みです。しかし、具体的な料金表は低圧のように固定で決まっておらず、契約者ごとに個別に決定されます。
申し込みにあたっては、以下の情報の申告が求められます。
- 予定される最大需要電力
- 力率
- 年間と月間の使用電力量
- 最大および最小の日負荷電力量
- 休日予定日
<申し込みの際に申告が必要な情報>
上記はあくまで基本情報であり、電気の供給に必要なら、ほかにも情報を求められる場合があります。申し込みの時点で、申告した情報をもとに具体的な料金単価が決定され、契約書にも記載される仕組みです。
なお、事前に伝えた情報と実際の電気の使用量が大きく食い違う場合、料金単価の見直しが行われるため、情報は正確に申告したいところです。高圧・特別高圧での電気代の目安を知りたい場合は、事前に明治産業まで一度相談することをおすすめします。
明治産業でんきのメリットと良い口コミ・評判
明治産業でんきのメリットとしては、以下のものが挙げられます。
- 電気とガスで利用する会社を一本化できる
- 乗り換え後にも電気の品質が変わらない
- クレジットカード払いが使える
- 地元の発展を間接的に支援できる
- 電気代がアプリで確認できる
<明治産業でんきのメリット>
それぞれのメリットがどのようなものか、以下で詳細を見ていきましょう。
電気とガスで利用する会社を一本化できる
明治産業は、創業当時にLPガスの供給を手掛けていた会社であり、現在でも同事業を実施しています。電気とガスはどちらか片方しか選べないわけではなく、個人で両方の契約を結ぶことも可能です。電気とガスの両方を契約したときの一般的なメリットは、以下のとおりです。
- 管理が簡単になる
- 会社選びの手間が減る
<電気とガスの両方を契約したときのメリット>
同じ会社が電気もガスも供給していれば、料金の支払先もサービスの問い合わせ先も同じ会社となり、管理の手間が減ります。さらに、電力会社とガス会社で良い利用先を個別に探す手間も省け、スムーズに利用を始められます。このような一本化のメリットが得られるのは、明治産業でんきの魅力です。
乗り換え後にも電気の品質が変わらない
明治産業でんきへ乗り換えたあと、電気の品質はとくに変わりません。理由は以下の点にあります。
- 電気を供給するための設備が変わらない
- 地域電力会社の送配電設備を引き続き使用
<電気の品質が変わらない理由>
乗り換えにあわせ、明治産業独自の設備へと切り替える工事などは行われず、既存の設備をそのまま使用するのが基本です。設備面の変化がないため、電気の品質や信頼性はとくに変わらず、これまでどおりに電気を使用できます。
クレジットカード払いが使える
明治産業でんきの支払いは、ガスの契約を結んでいない場合、クレジットカード払いに固定されます。この点は、クレジットカード払いを希望する人にとってメリットです。
- クレジットカード払いの可否を心配しなくて済む
- 毎月の電気代の支払いでポイントなどを貯められる
<クレジットカード払いのメリット>
クレジットカード払いの魅力は、利用金額に応じてポイントなどを付与されることです。貯めたポイントを別の支払いに使って節約するため、近年では日常の支払いを基本的にクレジットカードで済ませている人も珍しくありません。
しかし、クレジットカード払いは、利用した会社やお店が対応していないと使えず、使用の可否を個別に確かめなければならないところがネックです。この点、明治産業でんきは、クレジットカード払いが基本的な支払い方法に設定されており、方法自体の可否を心配しなくて済みます。
地元の発展を間接的に支援できる
明治産業は、地元のプロバスケットボールチームのスポンサーとなっています。これは、会社が目標とする「地域への貢献」のために実施されたものです。 地元のプロバスケットボールチームへの協賛は、以下のことにつながると考えられています。
- クラブやファンへの応援
- 地元である福岡の元気や活性化
<地元のプロバスケットボールチームへの協賛>
プロバスケットボールチームへの協賛がクラブやファンを盛り上げ、その熱気がひいては地元全体の元気や活性化につながると見て、スポンサー活動が行われています。明治産業でんきを利用すれば、間接的に上記の取り組みを応援する形になり、地元の発展に協力できます。
電気代がアプリで確認できる
明治産業でんきの月々の電気代は、専用アプリで確認する仕組みです。専用アプリでは、以下の情報を確認できます。
- 月々の電気代やガス代
- 電気やガスの使用量
- 過去の支払い履歴
<アプリで確認できる情報>
電気代やガス代はもとより、月々の使用量や過去の支払い履歴も確認可能です。そのため、紙の検針票や請求書などを個別に参照する手間がなく、過去の書類をなくさないように保管する必要もありません。スマホとアプリがあれば、外出先でも電気代などを確認できて便利です。さらに、明治産業の専用アプリでは、以下の対応も可能です。
- 過去の使用量のグラフ化
- 支払い方法などの変更手続き
- 暮らしのサポート情報の確認
<明治産業の専用アプリで対応できること>
電気やガスの使用量は、過去2年分のものがグラフ化でき、その推移を簡単に確認できます。また、支払い方法の変更を申請できるなど、利用条件の変更機能を備えている点も特徴的です。
さらに専用アプリ内では、暮らしのサポート情報も発信されており、ガス機器のメンテナンスや緊急時の連絡先なども載っています。多機能なアプリによってサービスを快適に利用できるのは、明治産業でんきのメリットです。
明治産業でんきの注意点と悪い口コミ・評判
明治産業でんきの注意点には、以下のものが挙げられます。
- 低圧での料金プランが少ない
- エリアによって料金が変わる
- 電気代の支払い方法がやや限られる
<明治産業でんきの注意点>
それぞれの注意点がどのようなものか、以下で個別にご紹介します。
低圧での料金プランが少ない
明治産業でんきは、高圧・特別高圧のほうには4種類のプランがありますが、一般家庭を中心に広く使われている低圧のほうは、1種類のプランしかありません。どのプランが良いかで迷う心配がない点はメリットですが、プランに選択肢がない点では注意が必要です。
ライフスタイルや料金単価など、個人的に重視するポイントでプランを厳選するのは、明治産業でんきでは不可能です。この点は、申し込みの前によく確認しておきたいポイントといえます。
エリアによって料金が変わる
前述のとおり、明治産業でんきの低圧の料金プランは、以下の3つのエリアに応じて単価が変わります。
- 東京電力エリア
- 関西電力エリア
- 九州電力エリア
<明治産業でんきの低圧の料金プラン>
明治産業は九州にある会社ですが、東京電力エリアと関西電力エリアにも対応しており、そちらでは独自の料金単価を設定しています。料金プランの種類自体は同じでも、単価を見るときはエリアに要注意です。自分が電気を使用するエリアに対応した料金表を確認していないと、乗り換え後の電気代を正確に計算できません。
電気代の支払い方法がやや限られる
明治産業でんきの支払い方法は、ガスの契約状況に応じて以下のように定まっています。
【電気代の支払い方法】
明治産業でのガスの契約 | 電気代の支払い方法 |
---|---|
あり | ガスと同じ支払い方法 |
なし | クレジットカード払い |
すでにガスを契約している人は同じ方法、ガスの契約がない人はクレジットカード払いと、いずれにしても支払い方法が固定されています。ガスの利用状況と関係なく、都合の良い支払い方法を個別に選びたい人は注意が必要です。
また、クレジットカードは近年身近なものとなっていますが、希望すれば誰でも作れるカードではありません。クレジットカードを作れず、明治産業でガスの契約も結んでいない人は、電気代の支払いが難しくなってしまいます。
明治産業でんきがおすすめの人
これまでご紹介してきたことをふまえると、明治産業でんきは以下の人におすすめです。
- 利用する電力会社とガス会社を一本化したい人
- 何らかの形で地元を応援したい人
- クレジットカード払いを使いたい人
<明治産業でんきがおすすめの人>
上記の人にどのような点でおすすめなのか、以下で個別にご紹介します。
利用する電力会社とガス会社を一本化したい人
明治産業の大きな特徴といえば、LPガスの供給も手掛けていることです。LPガスの供給は、創業当時から行われている事業であり、実績は豊富です。電気もガスも同じように安心して使えるため、利用する電力会社とガス会社の一本化を希望する人には、明治産業は有力な乗り換え先となります。
何らかの形で地元を応援したい人
明治産業ならではの特徴には、地元のプロバスケットボールチームのスポンサーに就任している点も挙げられます。明治産業でんきを利用すれば、間接的に地元のプロスポーツチームを応援でき、ひいては地元の発展や盛り上がりに貢献できます。この点は、何らかの形で地元を応援したい人にとって、魅力的なポイントです。
クレジットカード払いを使いたい人
現在、クレジットカード払いは広く普及しており、使用できる場所は珍しくありませんが、どこでも必ず使えるわけではありません。これは、電力会社でも同じです。そのため、クレジットカード払いに対応できる明治産業でんきは、節約のためにクレジットカードを極力使いたい人に魅力的な会社となります。
明治産業でんきのお申し込み方法
明治産業でんきへの申し込みは、インターネットで可能です。手続きの概要は、以下のとおりです。
- 公式サイトの申し込みフォームを使用
- 申し込み前に重要事項説明書などを確認
- 契約内容などに問題がなければ必要事項を入力
- 必須の項目をすべて入力したら送信
- 必要に応じてスマートメーターに交換
<手続きの概要>
インターネットにつながる環境があれば、自宅から手続きができるため、申し込みは簡単です。ただし、押さえたいポイントがいくつかあります。詳細を以下で見ていきましょう。
申し込み前に重要事項説明書などを確認
申し込みにあたって押さえたいのは、以下の書類を一度確認することです。
- 重要事項説明書
- 電気需給約款
- 明治産業でんき価格表
<確認が必要な書類>
いずれも申し込みフォームにリンクがはってあり、各自で確認できる形となっています。いずれの書類も、電気の供給を受けるうえで大事な情報が載っており、申し込みの前に確認するよう明治産業でんきからも案内されています。
内容を確認せずに手続きを進めると乗り換えを後悔しかねないため、申し込みの前に必ず各書類に目をとおす点が大事です。各書類のリンクがどこにあるのかわからないときは、明治産業まで問い合わせることをおすすめします。
契約内容などに問題がなければ必要事項を入力
重要事項説明書などの内容に問題がなければ、申し込みにあたって必要な情報を入力していきます。申告事項には、たとえば以下のものがあります。
- 申し込みの区分
- 個人契約か法人契約か
- 契約者の基本的な個人情報
- 現住所の詳細
- 現在契約中の電力会社の情報
<申し込み事項>
申し込みの区分とは、他社からの乗り換えか、引っ越しにともなう申し込みかなどを申告する項目です。契約者の基本的な個人情報では、自分の氏名や連絡先を入力します。現住所に関しては、郵便番号からマンション・アパート名まで、正確な情報をもれなく記載しなくてはなりません。
さらに、現在契約中の電力会社の情報も求められます。必要な情報は電力会社名から始まり、現在のお客様番号や供給地点特定番号、現在契約しているアンペア数なども求められます。一連の情報がすべて載っている、現在の電力会社が発行した検針票をアップロードする形でも、手続きが可能です。いずれにしても、電気の使用量のお知らせや検針票などは、資料として事前に用意しておくことをおすすめします。
必須の項目をすべて入力したら送信
お客様番号や供給地点特定番号など、専門的な情報もすべて入力できたら、重要事項と個人情報の取り扱いの説明を確認し、問題がないかどうかを判断します。問題ない場合は「同意する」のチェックボックスにチェックを入れ、送信内容を確認してから送信します。
スマートメーターへの交換について
明治産業でんきの利用にはスマートメーターが必要であり、契約場所にまだ設置されていないときは、乗り換えにあわせて交換作業が実施されます。工事は九州電力が無料で行うため、実施されても利用者側に負担はありません。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- 明治産業でんきが倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
明治産業でんきが倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、明治産業でんきが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
明治産業でんきは、福岡県にある明治産業が手掛けている電気の小売りサービスです。供給している電気には、低圧と高圧・特別高圧の2種類があり、それぞれで料金プランの種類が変わります。
乗り換えのメリットは、LPガスの契約も結べば、電気とガスの供給会社を一本化できることです。また、乗り換え後にも電気の品質が変わらなかったり、クレジットカード払いが選べたりする点も魅力として挙げられます。
一方の注意点は、低圧のほうには、料金プランが1種類しかないことなどです。利用をおすすめできるのは、利用する電力会社とガス会社を一本化したい人などです。申し込みはインターネットで行えます。以上をふまえて、明治産業でんきに興味が出てきた人は、乗り換えを検討してみてください。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
明治産業による電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて明治産業が提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
明治産業でんき | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県 | 九州電力管内管内 | 「明治産業でんき」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。
ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
明治産業でんき | 59,026円/年 | 104,443円/年 | 119,875円/年 | 128,825円/年 | 141,274円/年 | 171,106円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
明治産業でんき |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、明治産業の公式HPをご確認ください。