グリーンコープでんきは乗り換え先としておすすめ？評判やメリットなどをご紹介！

電力自由化がなされて以後、よりお得な電力会社を探す動きが強まっています。乗り換え先として注目される電力会社のひとつには、たとえばグリーンコープでんきが挙げられます。

しかし、グリーンコープでんきとはどのような会社か、乗り換え後に料金がいくらになるのか、すぐに思い浮かばない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、乗り換え前に知っておきたい、グリーンコープでんきの基本情報として、会社の概要や料金プラン、メリットと良い口コミ・評判などをご紹介します。

グリーンコープでんきとは

グリーンコープでんきとは、「コープ」の名のとおり、生協系列の団体です。

【グリーンコープでんきの概要】

サービスの運営団体が株式会社ではなく、一般社団法人である点がまず特徴的です。団体の所在地は福岡県福岡市であるため、乗り換えると福岡の電力会社を利用する形になります。

グリーンコープでんきの理念は、以下のとおりです。

＜グリーンコープでんきの理念＞

• いのちと原発は共存できない
• 自分たちが使う電気は自分たちでつくる

この理念の原点は、かつて起きたチェルノブイリ原発事故にあります。ひとたび事故が起こると、人間の手では制御できない事態につながる現実を前に、いのちと原発は共存できないと判断したそうです。そしてこの思いは、2011年に起きた福島第一原発事故で、さらに強まったといいます。

その結果、組合員が出資した資金をもとに、自然エネルギーを用いた発電所づくりが行われました。そして、原発から生まれた電気は使いたくないとの思いから、グリーンコープでんきが生まれています。このような背景から、放射能を未来に残さないこと、原発のない未来を子どもたちにつくることが、目標として掲げられています。

グリーンコープでんきの沿革

グリーンコープでんきは、さまざまな出来事を経て、現在にいたっています。主な沿革は、以下のとおりです。

【グリーンコープでんきの沿革（一部抜粋）】

グリーンコープでんきは、グリーンコープ共同体の2012年の通常総会で、脱原発の方針が確認されたところから始まります。同年中に一般社団法人グリーン・市民電力が立ち上げられ、以後に太陽光発電所なども建設されていきます。

2016年には、一部地域で電気の実験供給が始まり、2017年には全エリアで供給開始となりました。2019年には原発フリーを達成し、2020年に現在の社名へと変更されています。このようなさまざまな流れや取り組みのなかで、現在のグリーンコープでんきにいたっている点は、基本情報として押さえておきたいところです。

グリーンコープとは

上記の沿革のなかで出てきたグリーンコープとは、平和な社会や安全・安心な環境づくりのために知恵を寄せ合い、さまざまな商品や運動を創り出す組合です。自然と人、人と人などの共生を重視しており、通常の生協と同じく組合員が主権を持ち、数々の仕組みをつくって運用しています。

グリーンコープが生まれたのは1988年であり、2007年にはグリーンコープ共同体として、新たな活動を開始しました。グリーンコープ共同体は、西日本を中心とした16の生協で構成されており、特定の地域や生協を超えた大きな組織となっています。構成員となっている生協は、たとえば以下のとおりです。

＜構成員となっている生協＞

• グリーンコープ生協ふくしま
• グリーンコープしがまる生協
• グリーンコープ生協おおさか
• グリーンコープ生協ひょうご
• グリーンコープ生協とっとり

特定の地域や生協に留まらない大組織となったグリーンコープが、脱原発を目指す取り組みの一環で始めたサービスが、グリーンコープでんきにあたります。

グリーンコープでんきの料金プラン

グリーンコープでんきの料金プランには、低圧プランと高圧プランの2種類があります。高圧は工場などで利用される事業用の契約であり、一般家庭や小規模な事務所などでは低圧を選ぶ形になるでしょう。低圧プランのなかには、以下の3種類のプランがあります。

＜低圧プラン＞

• ファミリープラン
• オフィスプラン
• 低圧電力プラン

それぞれのプランで電気代の単価がいくらになるかは、電気を使用するエリアによって変わります。料金プランの詳細について、以下でくわしく見ていきましょう。

ファミリープラン

ファミリープランは、基本料金と電力量料金によって、主な電気代が決まるスタンダードなプランです。一般家庭での利用で、電気の使用量も標準的なら、ファミリープランが向いているケースが多いでしょう。地域ごとの料金表は、以下のとおりです。

【九州エリア】

【中国エリア】

【関西エリア】

オフィスプラン

オフィスプランは、基本料金と電力量料金がそれぞれかかる点は、ファミリープランと同じです。しかし、基本料金を決める基準が「kVA」となっている点が違いです。どちらかといえば、一般家庭よりも、オフィスでの利用に適したプランとなるでしょう。単価は地域によって変わるため、注意が必要です。

料金表は、以下のとおりです。

【九州エリア】

【中国エリア】

【関西エリア】

低圧電力プラン

ファミリープランやオフィスプランが電灯需要の料金プランであるのに対し、低圧電力プランは動力需要の料金プランです 。主に動力の電気を確保するためのプランなので、低圧電力プランも主に事業向けとなるでしょう。

そのほかの特徴としては、電力量料金が季節によって変わる点が挙げられます。また、基本料金も電力量料金も地域によって単価が異なるため、電気を利用するエリアごとに詳細を確かめなくてはなりません。料金表は、以下のとおりです。

【九州エリア】

【中国エリア】

【関西エリア】

高圧プランについて

グリーンコープでんきでは、工場などで使われる高圧電力の電気を供給するプランも用意されています。ただし、利用できるのは、一般社団法人グリーンコープでんきの社員のみです。同法人の社員にくわわっていない法人や生協などは利用できないため、興味があるときはまず、法人の社員になるところから相談してみることをおすすめします。

また、高圧プランがあるのは九州と中国の2エリアのみであり、それぞれにAプランとBプランの2種類があります。各料金表は、以下のとおりです。

【九州Aプラン】

【九州Bプラン】

【中国Aプラン】

【中国Bプラン】

電気代にくわわる費用について

グリーンコープでんきの電気代には、基本料金と電力量料金のほか、料金プランに応じて下記の費用も加算されます。

【電気代にくわわる費用】

低圧プランに加算される市場連動調整額とは、月々の電気代を適正な金額に調整するための費用です。単価は、グリーンコープでんきの仕入価に影響する、日本卸電力取引所の月平均のスポット価格を反映して決定されます。

高圧プランのほうの加算額は、近年の電気代で一般的な燃料費調整額と、再生可能エネルギー発電促進賦課金の2種類です。前者は発電にかかる燃料費の変動額を電気代に反映するための費用、後者は再生可能エネルギーで発電された電気を、電力会社が買い取るための費用にあたります。

いずれにしても、基本料金と電力量料金だけで、月々の電気代が決まるわけではありません。それぞれの加算額がいくらになるのか、電気代を計算するときには注意が必要です。

グリーンコープでんきのメリットと良い口コミ・評判

グリーンコープでんきのメリットには、以下のものが挙げられます。

＜グリーンコープでんきのメリット＞

• 原発フリーに貢献できる
• 電気の品質は変わらない
• 比較的広い範囲から申し込める
• 公式サイトで料金の簡易シミュレーションが可能
• 電気代をポータルサイトで確認できる

それぞれのメリットがどのようなものか、以下で個別にご紹介します。

原発フリーに貢献できる

グリーンコープでんきの大きな特徴は、原発フリーにこだわっていることです。主な電源には、以下のものがあります。

＜グリーンコープでんきの主な電源＞

• 太陽光（一般家庭）
• 廃棄物
• 水力
• バイオマス
• 温泉熱

太陽光によって一般家庭で生み出された電気のほか、廃棄物や水力など、さまざまな電源による電気が供給されています。かつて主要な電源だった原子力は含まれていないため、グリーンコープでんきを選べば、それぞれの家庭や事業所などで原子力フリーを実現できます。日頃の電気の使用をとおして、原子力フリーの社会を応援できる点は、グリーンコープでんきならではのメリットです。

電気の品質は変わらない

グリーンコープでんきは、原子力フリーにこだわっていても、電気の品質に変わりはありません。

＜電気の品質＞

• これまでどおりに電気が安定供給される
• 停電が増えるなどの変化はなし
• 災害後の復旧の体制や速度も同じ

乗り換え後にも電気の品質に変わりがないのは、これまで利用されていた大手電力会社の送電線などを同じように利用するからです。設備や環境に違いはなくとも、グリーンコープでんきに乗り換えれば、原子力フリーの電気が供給されます。電源の種類にこだわりつつ、これまでどおりに電気を使用できるのは、グリーンコープでんきの魅力です。

比較的広い範囲から申し込める

先述のとおり、グリーンコープは、特定の地域や生協に留まらない大きな組織となっています。グリーンコープでんきを申し込める範囲も、低圧プランでは九州・中国・関西と広範囲におよんでいます。

現在は電力自由化がなされており、遠方にある電力会社の利用も制度上は可能です。しかし、電力会社のほうで遠方への電気の供給に対応しているとは限らず、結局は近場にある電力会社を選ばざるを得ない場合もあります。この点、グリーンコープでんきなら、地域による制限がやや緩く、広い地域で利用可能です。

公式サイトで料金の簡易シミュレーションが可能

グリーンコープでんきは、公式サイト上に簡易的な料金シミュレーションが用意されています。利用の手順は以下のとおりです。

＜料金の簡易シミュレーションの利用手順＞

• 公式サイトのシミュレーションページにアクセス
• 「ゲストとしてサインイン」を選択
• シミュレーションの条件を入力して実行

シミュレーションページにアクセスするとログインを求められますが、ゲストとしてサインインを選択すれば、どなたでもシミュレーションが可能です。サインインが済んだら、電気を使用するエリアや使用月、使用量などを入力して実行します。

シミュレーションの結果はその場ですぐに表示される仕組みであり、結果の通知を何日も待ったり、どこかへ来店したりする手間がありません。電話などをかける必要もなく、乗り換え後の電気代を手軽に調べられます。

電気代をポータルサイトで確認できる

グリーンコープでんきには、月々の電気の請求額や使用量を確認できるポータルサイトがあります。ポータルサイトのメリットは、以下のとおりです。

＜ポータルサイトのメリット＞

• 請求書の管理や保管の手間が省ける
• 外出先でも電気代などを都度確認できる
• 電気の使用量などをグラフで表示できる
• 電気の使用状況の比較が簡単

月々の電気代などは、ポータルサイトにアクセスすればわかるため、月々の請求書などを自分でまとめておく必要がありません。ポータルサイトにアクセスする手段があれば、外出先でも電気代などが確認可能です。電気の使用量のグラフ化などによって簡単に比較もでき、月々のデータを自分でわかりやすくまとめる手間も省けます。

グリーンコープでんきの良い口コミ・評判

グリーンコープでんきの良い口コミ・評判には、以下のような声があります。

＜グリーンコープでんきの良い口コミ・評判＞

• 原発フリーの電気を使えていると思うと感動した
• クリーンな電源を見るのが楽しみになった
• 簡単な手続きで乗り換えできて良かった

グリーンコープでんきの大きな特徴は、原発フリーにこだわっているところにあり、利用者からもこの点を評価する声がよく聞かれます。また、乗り換え手続きも簡単であり、手間がかからないのが良かったとの声も、主な口コミのひとつです。

グリーンコープでんきの注意点と悪い口コミ・評判

グリーンコープでんきの注意点には、以下のものが挙げられます。

＜グリーンコープでんきの注意点＞

• 料金プランの確認時にエリアをよく確認する必要がある
• オール電化向けの料金プランがない
• 電気代がいくらになるかの確認が大事

それぞれの注意点を、以下で個別に見ていきましょう。

料金プランの確認時にエリアをよく確認する必要がある

先述のとおり、グリーンコープでんきの電気代は、同じプランでもエリアによって単価が変わります。確認するエリアを間違えていると、正しい単価を確認できません。電気を使用する場所がどのエリアに含まれるのかには注意しておき、該当エリアの料金表をしっかりとご確認ください。エリアに関して不明点があれば、申し込む前に問い合わせることをおすすめします。

オール電化向けの料金プランがない

グリーンコープでんきにはいくつかの料金プランがありますが、オール電化向けのものは見当たりません。オール電化向けの料金プランの一般的な特徴は、以下のとおりです。

＜オール電化向けの料金プランの特徴＞

• 電気代の単価が時間帯によって変わる
• 夜間には電気代の単価が下がる
• オール電化向けと表示されている

オール電化にすると、入浴や手洗いに使うお湯を夜間にまとめて沸かす関係で、夜間に電気の使用量が増えます。そのため、オール電化向けの料金プランでは、時間帯に応じて単価が変わっており、夜間には電気を安く使えるのが一般的です。この特殊な仕組みから、オール電化向けだとプランに明示されることも多いです。

このような料金プランは、グリーンコープでんきには見当たらず、オール電化住宅で乗り換えると電気代が高騰しかねません。オール電化住宅で契約したいときは、事前にサービス側まで相談したほうが安心です。

電気代がいくらになるかの確認が大事

電力自由化が施行された現在、利用者獲得のために、電気代のお得度に力を入れている新電力会社は珍しくありません。一方、グリーンコープでんきは、原発フリーの電源構成にこだわっている電力会社です。

乗り換えにより得られるメリットは、原子力により生まれた電気を使用せずに済む点にあり、電気代を以前よりも抑えられるかどうかは不明瞭です。原子力フリーを重視する人にとっては魅力的なサービスですが、実際に電気代がいくらになるかは、事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。

グリーンコープでんきの悪い口コミ・評判

グリーンコープでんきの悪い口コミ・評判には、以下のものがあります。

＜グリーンコープでんきの悪い口コミ・評判＞

• サポート体制が少し弱い
• 契約内容の変更に時間や手間がかかる

グリーンコープでんきは生協が窓口になる場合があり、担当者が電気の契約に精通しておらず、不明点を相談しても回答が要領を得ないとの声が一部見られます。また、サポート体制の弱さから、契約内容を変更しようとしたときに、時間や手間がかかったとの声も寄せられています。

グリーンコープでんきがおすすめの人

グリーンコープでんきをおすすめできるのは、以下のような人です。

＜グリーンコープでんきがおすすめの人＞

• 原子力フリーを重視する人
• 生協系列の団体を利用したい人

グリーンコープでんきの魅力といえば、原子力フリーの電源構成にこだわっていることです。原子力発電に不安を抱いており、そのほかの発電方法を応援したい人には、グリーンコープでんきが魅力的です。

また、グリーンコープでんきは生協系列の団体であり、各組合員が主体となって運営されています。このような生協系列の団体を優先的に利用したい人にも、おすすめのサービスです。

グリーンコープでんきのお申し込み方法

グリーンコープでんきの申し込み方法には、以下の2種類があります。

＜グリーンコープでんきの申し込み方法＞

• 公式サイトの申し込みフォーム
• 専用のフリーダイヤル

それぞれの申し込み方法のうち、グリーンコープでんき側からもおすすめされているのは、公式サイトのフォームです。可能なら、オンラインでの申し込みを検討すると良いでしょう。それぞれの方法について、詳細を以下でご紹介します。

公式サイトの申し込みフォーム

グリーンコープでんきの公式サイトには、専用の申し込みフォームがあります。手続きのポイントは、以下のとおりです。

＜手続きのポイント＞

• 現在の電気の検針票や請求書などを事前に用意
• 画面の案内にしたがって必要事項を入力
• 電気需給約款や重要事項説明書を画面上で確認
• すべての項目を入力したうえで送信

申し込みにあたって申告すべき内容には、資料がないと正しい情報を入力できない項目があるため、現在の電気の検針票や請求書などを先に用意します。用意ができたら、画面の案内にしたがって必要事項を入力していきます。

このとき、電気需給約款や重要事項説明書は画面上で確認する形となるため、忘れずに目をとおしてください。すべての入力や確認が終わって送信すれば、申し込みの手続きは完了です。申し込みフォームを使った方法は、来店などが必要なくて便利ですが、以下の人は利用できません。

＜利用できない人＞

• オール電化プランなどを現在利用している人
• グリーンコープの組合員になっていない人
• 引っ越しをともなう新規契約である人

以上の人は、専用のフリーダイヤルで申し込みを行います。

専用のフリーダイヤル

専用のフリーダイヤルは、月曜～金曜の9時から17時まで利用可能です。連絡しても通話料は発生しないため、費用を気にせずに申し込めるのが嬉しいポイントです。なお、窓口となっている専用のフリーダイヤルは、資料請求と申し込みのどちらかにしか使えません。そのほかの問い合わせをまとめて行うのは難しいことがあるため、注意が必要です。

電気プランの乗り換え時のよくある質問

• 電気プランの切替で電気の品質は変わる？
• 電気プランの切替で停電の頻度は変わる？
• グリーンコープでんきが倒産した場合は電気がとまる？

電気プランの切替で電気の品質は変わる？

電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

電気プランの切替で停電の頻度は変わる？

電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁（消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体）は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています（ご参考）。

グリーンコープでんきが倒産した場合は電気がとまる？

電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、グリーンコープでんきが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。

電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者（みなさま）としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。

なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること（最終保障供給）が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。

このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。

まとめ

グリーンコープでんきは、特定の地域や生協を超えた大きな組織となっている「グリーンコープ」の活動のなかで生まれた一般社団法人です。料金プランには、低圧プランと高圧プランの2種類があり、低圧プランのなかにはファミリープランとオフィスプラン、低圧電力の3種類があります。

乗り換えのメリットは、原発フリーに貢献できること、それでいて電気の品質は変わらないことなどです。口コミや評判には、原発フリーの電気を使えている点を評価する声が目立ちます。一方、同じプランでも地域によって、料金の単価が変わることなどには注意が必要です。あわせて、サポート体制の弱さを指摘する口コミもあります。

利用をおすすめできるのは、原発フリーを重視する人や生協系列の団体を利用したい人などです。申し込みは、公式サイトの申し込みフォームか専用ダイヤルで行います。以上をふまえて興味が出てきたときは、グリーンコープでんきへの乗り換えを検討してみてください。

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。

また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

一般社団法人グリーンコープでんきによる電気料金プランの提供エリアは？

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて一般社団法人グリーンコープでんきが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

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※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は？

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。

ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています（ご参考））。

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※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし（30A相当、月間210kWh）、二人暮らし（40A相当、月間360kWh）、三人暮らし（50A相当、月間400kWh）、四人暮らし（50A相当、月間430kWh）、五人暮らし（60A相当、月間460kWh）、六人暮らし（60A相当、月間560kWh）を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは？

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

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※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

補足

• 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、一般社団法人グリーンコープでんきの公式HPをご確認ください。