秋の平均的な月あたりの支出

本ページでは、秋の平均的な電気代を整理しております。また物価の上下等によって電気代の実質的な負担が変動するため、家計全体(食費や生活雑貨、家賃など)に対する電気代の割合を整理しております。なお光熱費削減の手段として、お得な電力・ガス会社への切替もご案内しております。

平均電気代
10439
家計の支出平均
244483

秋の平均電気代は?世帯人数・エリア別にご紹介!

  • 更新日:2024/07/08

各ご家庭が支払っている家計の支出総額の水準については、総務省統計局の「家計調査(統計法により指定されている基幹統計)」に目安が記されております。また「家計調査」の中には光熱費に関するデータも含まれており、その数値を抽出することで電気代の平均的な水準を把握することができます。

ただし補足として、「家計調査」は日本の全世帯に対する調査ではなく、ある一定の数のご家庭などから取得したデータを元に、日本全体の数値を推定したものであるため、厳密には正確な平均値ではありません。しかし、国内に存在するデータの中では最高水準の正確性と信頼性を持っていると考えられます。

また気象庁およびNHKでは春を3~5月、夏を6~8月、秋を9~11月、冬を12~2月の期間と区分しております。本ページでは、その定義に合わせ季節別データを抽出の上で表にて整理しております。

このように厳密な平均値ではないものの、当サイトでは家計調査による2023年6月~2024年5月のデータを参考に推計し、秋の平均電気代を整理しております。また、物価の上下等によっても光熱費の実質的な負担割合が変わってきますので、食費や生活雑貨、家賃などの諸々の家計全体の支出に対する電気代の割合も整理しております。

なお過去のデータを参照されたい方は、2004年以降の直近20年間の電気代をコチラに整理しておりますのでご参考ください。

家計調査のデータを参照するところによると、秋の電気代平均は10439円という結果になりました。秋における平均的な家計の支出総額は244483円であり、そのため電気代が家計に占める割合は4.27%となります。

また各月ごとの平均電気代も下記表にて整理しておりますのでご参考ください。基本的には、気温が下がるほどに電気代の支払額も大きくなっていく傾向にあることが分かります。ただ、電気の使った月と支払月は1ヶ月ほど遅れるケースも多く、そのあたりも考慮する必要があります。例えば6月に利用した電気の請求は7月になるといった形です。そのため、実際の季節による気温変化に対し、電気代の支払タイミングが若干遅れることもありますので、その点も加味した上でご参照ください。

月別の平均電気代

2024年3月 13,780円 12531円
2024年4月 12,799円
2024年5月 11,013円
2023年6月 9,270円 9306円
2023年7月 8,627円
2023年8月 10,022円
2023年9月 11,006円 10439円
2023年10月 10,780円
2023年11月 9,530円
2023年12月 9,987円 12001円
2024年1月 12,376円
2024年2月 13,639円

秋における世帯人数別の電気代の平均はどの程度?

前述の通り、秋の平均電気代は10439円となりますが、これは日本全体の全世帯における統計的な推計値となります。ただ、実際には世帯人数や地域によって電気代の水準は大きく異なってきますので、それらのデータも参照することで、より正確に皆様が支払っている電気代の水準を測ることができます。

まずは世帯人数別データですが、秋における電気代の平均値は一人暮らしで6806円、二人暮らしで9478円、三人暮らしで10917円、四人暮らしで11204円、五人世帯で11699円、六人世帯で17827円となります。下記にて表形式で整理しておりますので、ご参考ください。基本的には、世帯人数が多くなるにつれて電気代の支払額も大きくなっていく傾向にあることが分かります。

秋の平均電気代 秋の家計の支出平均額 電気代が家計に占める割合(平均値)
平均 10439円 244483円 4.27%
一人暮らし 6806円 140748円 4.84%
二人暮らし 9478円 221868円 4.27%
三人暮らし 10917円 262452円 4.16%
四人暮らし 11204円 271498円 4.13%
五人暮らし 11699円 287145円 4.07%
六人暮らし 17827円 283184円 6.3%

秋における地方別の平均電気代、北陸地方が支払額トップ!

電気代は、エリアによっても平均的な支払額の水準が異なってきます。ここでは、各地方別の電気代のコスト構造を算出しております。月あたりの平均コストとしては、秋の時期に最も電気代を多く支払っている地域は北陸地方、一方で最も電気代の支払いが少ない地域は九州地方という結果になりました。詳細については下記表に整理しておりますのでご参考ください。

秋の電気代 ランキング 秋の家計の支出平均額 秋の電気代が家計に占める割合
全国 10439円 -- 244483円 4.27%
北海道 8558円 7位 241984円 3.54%
東北 9612円 2位 240401円 4%
関東 8782円 6位 271426円 3.24%
北陸 11267円 1位 269847円 4.18%
中部 8402円 8位 254885円 3.3%
関西 8098円 9位 259069円 3.13%
中国 9407円 5位 238916円 3.94%
四国 9548円 4位 243109円 3.93%
九州 7447円 10位 239645円 3.11%
沖縄 9596円 3位 204130円 4.7%

秋における都道府県別の平均電気代、福井県が支払額トップ!

前述の通り、エリアによって電気代の水準は異なってきますが、ここではより細かく、都道府県別のデータを算出いたします。結果として、秋の時期に最も電気代を多く支払っている都道府県は福井県、一方で最も電気代の支払いが少ない都道府県は兵庫県という結果になりました。こちらも、下記の通り電気代の平均値を一覧表に整理しておりますのでご参考ください。

秋の電気代 ランキング 秋の家計の支出平均額 秋の電気代が家計に占める割合
全国 10439円 -- 244483円 4.27%
北海道 8564円 28位 254552円 3.36%
青森県 8755円 25位 221383円 3.95%
岩手県 8464円 30位 256058円 3.31%
宮城県 8940円 19位 233224円 3.83%
秋田県 8914円 21位 238069円 3.74%
山形県 10186円 9位 245395円 4.15%
福島県 9856円 10位 272038円 3.62%
茨城県 9231円 16位 272781円 3.38%
栃木県 8565円 27位 291948円 2.93%
群馬県 7759円 39位 263095円 2.95%
埼玉県 9666円 12位 266231円 3.63%
千葉県 8378円 31位 217481円 3.85%
東京都 9588円 14位 290826円 3.3%
神奈川県 7986円 34位 274694円 2.91%
新潟県 8852円 23位 251755円 3.52%
富山県 10980円 3位 275440円 3.99%
石川県 11803円 2位 276000円 4.28%
福井県 13985円 1位 244377円 5.72%
山梨県 7281円 43位 232644円 3.13%
長野県 7523円 41位 273090円 2.75%
岐阜県 10401円 6位 280098円 3.71%
静岡県 9643円 13位 241939円 3.99%
愛知県 8643円 26位 264477円 3.27%
三重県 7826円 37位 293321円 2.67%
滋賀県 7573円 40位 261329円 2.9%
京都府 8468円 29位 257770円 3.29%
大阪府 9324円 15位 231557円 4.03%
兵庫県 6312円 47位 231128円 2.73%
奈良県 8777円 24位 273344円 3.21%
和歌山県 8123円 33位 234734円 3.46%
鳥取県 8934円 20位 214908円 4.16%
島根県 10693円 4位 234554円 4.56%
岡山県 8905円 22位 260053円 3.42%
広島県 9109円 17位 250905円 3.63%
山口県 8998円 18位 224328円 4.01%
徳島県 10315円 7位 263876円 3.91%
香川県 10442円 5位 242588円 4.3%
愛媛県 7870円 36位 208314円 3.78%
高知県 9698円 11位 241703円 4.01%
福岡県 7087円 45位 255800円 2.77%
佐賀県 8268円 32位 217455円 3.8%
長崎県 7228円 44位 235101円 3.07%
熊本県 7455円 42位 224180円 3.33%
大分県 7927円 35位 263264円 3.01%
宮崎県 6550円 46位 239150円 2.74%
鹿児島県 7768円 38位 248262円 3.13%
沖縄県 10299円 8位 216322円 4.76%

秋における電気代以外の光熱費は?

当サイトでは、電気代以外の光熱費の平均額も整理し皆様にご案内差し上げております。それら光熱費の水準を知りたい方におかれましては、下記リンクより当該ページをご覧ください。

【電気代の削減ですべきこと①】お得な電力会社の料金プランに切替

ここまで電気料金の平均水準に関するデータをご案内してきましたが、毎月支払う必要のある光熱費はできる限り金額を抑えたい方も多いと思います。その点で、まずやるべきことは「お得な電力会社・ガス会社の料金プランへの切替」と考えられます。理由としては、料金プランの切替は手間が少なく、なおかつ生活スタイルを変えずに無理なく高い効果が期待できるため、最初に検討すべき項目と言えます。。

ただし、電力・ガス会社は多岐にわたり、どのような料金プランを選択するかは難しい部分があります。そのため当サイトは国内3000以上におよぶ電気料金プランを調査し、その中から安価なオススメの電力会社・プランを厳選してご紹介しております。年間の電気代の支払いを数千円~数万円安くできる可能性があるほか、お申込みの際に使えるお得なキャンペーンコード等もご紹介しております。電気料金プランの切替方法が分からない方におかれましては、「5分で簡単、電気料金プランの切り替え方法」のページを用意いたしましたのでご覧ください。

なお電気代以外にも光熱費削減という観点で、LPガスをお使いの方におかれましては、「LPガスのオススメ比較サービス」をご案内差し上げます。当サイトでは、国内でトップクラスの実績および事業アセットを保有する「エネピ」および「ガス屋の窓口」を推奨しております。LPガスの料金削減を検討する際には、この2つのサービスを利用しておけば、まず間違いない結果が得られるものと考えられ、国内で再安価水準のガス事業者を見つけられることが想定されます。

都市ガスをご利用の方におかれましては、オススメの都市ガス会社も紹介しております。電気と都市ガスのセット割引でお得な電力会社をご案内しております。この機会に料金プランを見直し、毎月の光熱費を抑えてみてはいかがでしょうか。

紹介ページ
お得な電気料金プランをお探しの方 おすすめ・安価な電力会社を徹底比較/電気プランランキング
お得な都市ガスプランをお探しの方 安価なガス料金プランを徹底比較!おすすめもご紹介
安価なプロパンガス業者をお探しの方 LPガスの一括見積サービスご案内

【光熱費の削減ですべきこと②】節電で電気使用量自体を少なくする

光熱費の削減には電気使用量を少なくする「節電」も一定の効果が見込めます。下記にて、節電する際に気を付けるべき事項を2種類に大別してご案内いたします。

1.家電の買い替え

1つ目は、家電を買い替える方法です。現在の最新家電は昔の家電と比べはるかに省エネ機能が優れています。どの家電も寿命は大体8~10年ほどなので、この年数よりも長く使っている場合、最新型に買い替えた方がスペックとしても節電としてもお得です。このように家電を新しくすることによって消費電力を大幅に削減することが期待できます。

また、照明を白熱電球からLEDライトに変えることもおすすめです。白熱電球より省エネであることはもちろん、明るさや寿命も大きく違います。白熱電球より高いお値段になってしまいますが、白熱電球の寿命が1,000時間なのに対し、LEDライトの寿命は40,000時間と約40倍も長持ちします!もしお家の照明が白熱電球だった場合、LEDライトに変えてみてはいかがでしょうか?(LEDライトのオススメ製品はコチラ

家電を新たに買うことでさらにコストがかかってしまう面もありますが、省エネの面で見れば古い家電は買い替えた方が毎月の光熱費がお得になります。多くの家電は1年に1度、モデルチェンジをしますが、モデルチェンジの前に旧型のモデルが値下がりしている場合が多いため、安く家電を買う絶好のタイミングです。また、年末年始には家電を買い替える人が多く、その際に家電量販店はセールを行うこともあるので、そこでも家電を安く買える可能性があります。安く買いたい方はその時期を狙い目にして買い替えるのがおすすめです。その他、当サイトでもおススメの家電一覧を整理しておりますので、どの家電を購入するか迷っておられる方は是非ともご覧ください。

2.家電の使い方を工夫する

2つ目は、家電の使い方を工夫する方法です。下記にて効果の高い方法をピックアップしご案内いたします。また各家電の電気代水準や、おススメの節電方法等は家電の電気代一覧ページに整理しておりますので、宜しければご参考ください。

冷蔵庫の場合
壁から離す

冷蔵庫は壁との距離が近いと十分な放熱ができず消費電力に影響が出てしまうケースがあります。そのため壁との距離が近い場合は、一定程度の距離を保つことで省エネが期待できます。背面との距離は5cm位、側面は2cm程度、上部5cmm以上の隙間がおススメです。

「開けっぱなし」を減らす

扉を開けっぱなしにしてしまうと、閉めた時に再び冷蔵庫内を冷やすために電力を余計に使ってしまいます。「開けっぱなし」を減らすことで、少しですが電気代を削減することができます。

中身の量を適当にする

冷蔵庫は冷気をファンで循環することによって内部を冷やしています。そのため詰め込みすぎると冷気が循環せず、効率が悪くなってしまいます。逆に冷凍庫の場合は冷凍されたものが保冷剤の役割になって冷気が安定するので、電気代の削減に繋がります。

エアコンの場合
夏は温度を上げる、冬は温度を下げる

環境省によると、エアコン設定温度を1℃緩和した場合の消費電力量は、冷房時約13%、暖房時約10%削減されると見込まれています。このように、設定温度を変えるだけで簡単に節電をすることができます。

フィルターの掃除

フィルターは集塵した微粒子などで汚れるので、こまめに掃除しましょう。フィルターの掃除をすることで吸い込む力が回復し、風量が十分に出るようになります。夏の場合は、エアコンの温度を1℃上げなくてもフィルターを掃除することによって室温を快適な状態にできます。使用している期間は最低でも1ヶ月に1度は掃除するようにしましょう。

「つけっぱなし」も時には効果的

エアコンは外気温と設定温度の差が激しくなると消費電力が大きく増えますので、短時間なら「つけっぱなし」のほうが電気代を削減することができます。しかし、30分以上の外出の場合は消したほうが電気代はかからないケースが多いです。外出する時間に合わせて効率的な方法で使用しましょう。

洗濯機の場合

洗濯物はなるべくまとめて洗うようにすると、水や電気代の節約になります。ただし洗濯物を入れすぎると洗濯機の周りが悪くなってしまうので、入れすぎには注意しましょう。また、天気の良い日は脱水時間を短くして洗濯機の稼働時間を減らし、太陽の光で乾かすことでも節電につながります。

テレビの場合

テレビは音量や明るさを上げすぎないことで節電することができます。省エネモードが付いているテレビもあるので、リモコンで省エネモードにできるか確認してみてください。なお、昔のテレビだと待機電力削減のために主電源をオフにすることが非常に効果的でしたが、最近のテレビは待機電力が抑えられているため、省エネ効果は昔の製品よりは落ちます。ただ、余力があれば待機電力の削減も有効です。

パソコンの場合

パソコンはシャットダウンをするときに一番電力が消費しています。パソコンを短時間使用しないときはスリープモードにしておき、90分以上の長い時間使わないときは必ずシャットダウンしましょう。また、パソコン内に熱がこもらないように排気口を定期的に掃除するのも効果的です。モニターの明るさもうまく調節することができれば消費電力を抑えることができます。

ホットカーペットの場合

もしこれからホットカーペットを買う方であれば、消費電力は大きさに比例するため無駄のない大きさにしましょう。温度もなるべく低い設定にしておくと良いでしょう。また、断熱シートを下に敷くことで熱が逃げるのを防ぎ、運転効率を上げることができます。もし分割して温めることができるホット―カーペットの場合、人がいないところはoffにしておくと無駄な電力を消費することはありません。

こたつの場合

こたつ布団(上掛け布団)と敷布団を合わせて使うことが省エネには効果的です。こたつでせっかく暖かくなった空気が、外に逃げてしまうと意味がありません。こたつの床面には敷布団を敷き、さらにその下にホットカーペットなどを敷いておくと殊更に熱が逃げにくくなります。また、湯たんぽと併用して使うことで設定温度を下げることができるので、湯たんぽを使うこともおすすめします。

炊飯器の場合

製品によって異なりますが、炊飯器は4時間以上保温すると電子レンジで温めた方が電力を消費しないので、4時間以上の保温はしないようにしましょう。またお米を炊き終わったタイミングで、主電源を切る癖をつけておくことも効果的です。その他にも、一度に多めにお米を炊いておき残ったご飯は冷凍しておくと、その分炊飯器の使用を少なくできますので、電子レンジで解凍する電気代を考慮しても最終的には電気代の節約になります。

電気ポットの場合

電気ポットでお湯を沸かすときはなるべく必要な分だけ沸かすようにしましょう。沸かす分だけ電気代は高くなってしまい時間もかかるので、必要な分だけお湯を沸かした方が時間の節約にもなります。

電子レンジの場合

電子レンジの中に汚れが残っていると、マイクロ波が汚れに反応してしまい温める効率が悪い状態でになってしまうため、掃除して効率よく使用できるようにしましょう。解凍が必要なものは事前に冷蔵庫に移し解凍しておくと、電子レンジの使用時間が減り節約になります。

ドライヤーの場合

少しでも乾かす時間を少なくするためにも、よくタオルで拭いてから乾かします。吸水性の高いタオルを購入するとより効果的です。使用した後はコンセントを抜いておくことも良いでしょう。

トイレの場合

便座が暖かくなるタイプのトイレはフタを開けたままにしておくと熱が逃げてしまいます。なるべくフタは閉めておくようにしましょう。また便座カバーをつけることで、そもそも便座を温める必要がなくなるため大きな節電になります。便座カバーをつければ冬にヒヤッとする感覚もなくなるのでおすすめです。

秋の季節に特に効果的な節電方法

秋は、夏や冬に比べると電気代が低い傾向にあります。またエアコンなしでも過ごしやすい日が多く、節電を行うにはぴったりの季節といえます。

エアコン

秋にエアコンのフィルタークリーニングを行うことで、冬の暖房使用時における暖房の温熱効果を高めることができます。冷房を使う夏よりも暖房を使う冬のほうが、電気の消費量は多い傾向にあり、そのような冬の季節を前にしてフィルターや各部品のクリーニングを行うことは、冬の電気量を下げるための対策としてとても有効といえるでしょう。

家電の買い替え

秋は、家電の買い替えにも適した時期なのです。長年使ってきた家電や、古い家電は電気の使用量が多いものやエコでないものが多く、そのような家電を思い切って買い替えるのは節電をするための良い方法です。秋は、家電量販店の中間決算セールが行われやすい時期でもあります。大手家電量販店は九月上旬~十月下旬にセール開催しているケースが多く、その時期に合わせて家電の買い替えや修理を行うことで、節電になるほかにも、お得にお買い物をできるという利点もあります。

発熱インナー

発熱インナーとは、体から蒸発する水蒸気を熱に変換し、繊維間の空気の層が保温効果を持つような機能性インナーのことを指します。冬にはこのようなインナーがよく着られますが、秋のうちから着ることで秋の肌寒さを凌ぐことができます。

照明

秋になると日が短くなってくるため、照明を使う時間が長くなりがちです。照明の強度を調節できる照明の場合は、照明の光を必要以上に強くしないことが大切です。また、本を読むときなどは、部屋の電気をつけるのではなく卓上灯をつけることで節電が可能です。

風の導線を作る

夏はクーラーの効きをよくするために、窓やドアを締め切ります。その一方で、秋は窓やドアを開け、空気の導線を家の中に作ることで、心地よい室内温度を作ることが可能です。その結果、不必要な冷暖房の使用を防ぐことができるのです。具体的には、窓から別の窓まで風が一直線で吹き抜けるような導線を作るように窓やドアを開けると効果的です。

暖かい衣類

暖かい衣類を着ることは節電のみならず、健康にとっても良い効果が期待できます。具体的には、毛糸の靴下や、フリースなどです。足元を温めると、効率的に体温を上昇させることができ、暖房をつけずとも体を温めることができます。また、暖房を使うと空気が乾燥することも多いため、適度に暖房の使用を避けるこれらの方法は人間の体にとても良い方法と考えられます。

【光熱費の削減ですべきこと③】待機電力を少なくする

節電方法の3つ目は、待機電力を少なくする方法です。待機電力とは、電気製品を使用していなくてもかかってしまう電力のことを指します。正式名称は「待機時消費電力」です。

家庭において、待機電力はどのくらい消費しているのでしょうか。資源エネルギー庁の報告に、一世帯あたりの家庭の消費電力量は年間で約4,500kWh、そのうちの約300kWhが待機電力であるというデータがあります。この数字を参照すると、一般家庭の消費電力に占める待機電力の割合は約6%であるといえます。そのため、2023年の各家庭の電気代水準を参照しますと、年間で全体平均としては7359円程度の待機電力による電気代がかかっていると想定されます。

次に、待機電力を削減するための方法をいくつかご紹介します。1つは、使用していない間は電気製品のコンセントを抜く方法です。電気製品を使用していないときはこまめにコンセントを抜くようにします。これ以外にも、節電タップを使用するという方法があります。節電タップは、電気製品とコンセントの間に繋いで使用します。スイッチひとつで簡単にオン・オフの切り替えをすることができるため、節電タップのスイッチをオフにすることで、コンセントを抜かなくても待機電力を削減することができます。節電タップはお洒落な製品も多くあり、SAYBOURの節電タップもおススメです。

なお、待機電力の消費量が多い家電製品をいくつか挙げると、ガス給湯器、エアコン、テレビがあります。これらの電気製品は家庭で消費する電力のうち、待機電力が占める割合が大きいので、まずはこれらの電気製品から優先的に対策をする必要があります。待機電力は微力ですが、蓄積すると大きな電力となります。少しでも電気代を節約するために待機電力に注意を向けてみるのもよいでしょう。

【光熱費の削減ですべきこと④】節電グッズを使用する

最後に、節電グッズをご紹介いたします。ユニークな製品も数多く開発されており、皆様の生活を快適にしながら省エネも実現できるものと考えられます。本ページでは、特におススメの製品を下記にてご紹介いたしますので、是非ともご参考いただければ幸いです。

NEIGHBOR CLOWN 冷蔵庫用 省エネカーテン 吸盤取付式 脱臭機能付き

冷蔵庫の冷気を閉じ込めて冷却効果を高めることで節電するグッズです。冷蔵庫カーテンを使用することで、冷蔵庫を開閉した際の冷蔵庫内の温度が一時的に上昇するのを防ぐことができます。しかし、冷蔵庫カーテンを使用することによるデメリットもあります。カーテンが邪魔をして中のものが取りづらいこと、カーテンの手前のドアポケットに入っている卵や牛乳などに冷気が届きづらく傷みやすくなるケースがあることが挙げられます。冷気を逃がさないことで節電効果が期待される冷蔵庫カーテンですが、使用する際は、できる限りドアポケットを使わないこと、庫内に物を詰め込み過ぎないことをおすすめします。

エルパ (ELPA) 簡易電力量計 エコキーパー (EC-05EB 1654300) 電力量計

ワットモニターとは、使用している電気製品の電力や電気代を測定できる装置です。取り付け方は簡単で、測定したい電気製品のプラグとコンセントの間に差し込みます。使用した電気代が画面に表示されるので、どのくらい電気代を消費しているのかが一目でわかり、節電意識が高まるという効果があります。また待機電力、CO2排出量まで測定してくれます。

冷感 夏用 アイスネックリング

アイスリングは、直接肌につけることで体の熱を吸収し、心地よくクールダウンすることができる便利グッズです。28℃で凍る特殊な液体(PCM)を使用していて、首にかけて使用することができます。当然ですが夏は外が非常に暑いので、外出時に力を発揮します。もちろん室内でも使用することができるため、室内で作業をする際にも使用するとよりクールダウンができます。電気も必要ないので節電にはうってつけです。

Cool Time(クールタイム) 日よけ シェード

本製品は窓から差し込む日光を遮断しながら風を通す効果があります。まず、室内に熱を通しにくいため室内温度を下げます。また、打ち水をすると室内に入る風の温度を下げることができます。いわゆる「すだれ」としての効果があり、似たような製品はホームセンターなどでも売っているので、是非使用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

本ページでは2023年9月~2023年11月の家計調査データを参考に、秋の時期の電気代について分析し、それら情報を整理の上で一覧化しております。また光熱費の削減をご希望の方におかれましては、お得な料金プランの調査結果を別ページにて整理しております。電気代を削減したい方はコチラ、都市ガス代を削減したい方はコチラ、LPガス代を削減したい方はコチラをご参考いただけますと幸いです。

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