足利ガスのガス料金・電気料金や口コミ・評判は?
電力自由化により、今は消費者が契約する電気会社を選べる時代です。燃料費高騰で光熱費の負担が増している今、少しでも安い新電力会社を探している人も多いのではないでしょうか。
電力自由化によって、新しく電気小売事業を始める企業はたくさんありますが、中でも多いのは、すでにガスなどのエネルギーを家庭に供給している企業です。その中の1つに、栃木県で事業を展開している足利ガスがあります。
今回は足利ガスの電気について、料金プランや利用者の口コミ・評判をご紹介します。足利市などで電気料金の節約に興味がある人は、ぜひご覧ください。
足利ガスとは
足利ガスは、栃木県足利市を中心に、地域のお客さまへガスを供給している企業です。1911年から100年以上、地域に貢献してきた歴史があります。現在はガスだけでなく、電気小売事業・通信(光インターネット回線サービス)の販売事業まで手掛けるようになりました。
電気小売事業者としては、2016年4月に小売電気事業者登録が なされています。「AGでんき」というサービス名で、電源構成 (2022年度)は以下のとおりです。
【AGでんきの電源構成(2022年度)】
水力(3万kw以上) | 11.2% |
---|---|
石炭火力 | 7.0% |
LNG火力 | 22.7% |
石油火力 | 0.1% |
太陽光 | 0.1% |
水力(3万kw未満) | 0.1% |
バイオマス | 2.9% |
FIT電気 | 8.8% |
卸電力取引所 | 23.2% |
その他 | 23.9% |
以下では、足利ガスの会社概要を 表にまとめたので、ご覧ください。
【足利ガスの会社概要】
会社名 | 足利ガス株式会社 |
---|---|
所在地 | 栃木県足利市錦町27-1 |
設立 | 1911年7月 |
事業内容 |
|
足利ガスの料金プラン
足利ガスは、足利市を拠点にガスや電気を供給しています。多くの企業では、ガスや電気の供給エリアについてホームページで公開していますが、足利ガスのホームページではマップが掲載されていません。足利市や足利市周辺で、サービスを受けられるか気になる人は、足利ガスに直接問い合わせてみるのが良いでしょう。
足利ガスの都市ガスの料金プラン
足利ガスの都市ガスの料金プランは、以下のとおりです。
【足利ガスの都市ガスの料金プラン】
適用区分1ヶ月の使用量 | 基本料金(月額) | 基準単位料金(円/㎥) |
---|---|---|
0~20㎥ | 990.00円 | 154.00円 |
20㎥超~80㎥ | 1,411.00円 | 131.45円 |
80㎥超~200㎥ | 1,991.00円 | 124.57円 |
200㎥超~500㎥ | 3,652.00円 | 116.27円 |
500㎥超~800㎥ | 6,204.00円 | 111.16円 |
800㎥超~ | 11,132.00円 | 105.00円 |
ただし、1㎥あたりの基準単位料金には、毎月「調整料金」が加算されます。足利ガスのホームページでは、以下のように直近3ヶ月の調整料金が掲載されているので、参考にしてみてください。
2024年2月:32.19円
2024年3月:36.23円
2024年4月:38.79円
この料金は、検針日の翌日から起算して、20日以内に料金を支払う場合の早収料金です。この期間を経過した後に料金を払うと、翌月以降に早収料金の3%が加算される「遅収料金」になってしまいます。口座引き落とし・クレジットカード払いにしておくと、支払いを忘れて遅収料金になるのを避けられるでしょう。
足利ガスの電気「AG電気セット」を利用している人は、毎月のガス料金が2%お得になる「AG電気セット割引」が受けられます。また、家庭でガス暖房機器を利用している人は、12月から4月までのガス料金が5%割引になる「家庭用暖房契約」の割引対象です。GHP機器を利用している人向けに、「GHP割引」(毎月のガス料金が10%割引)も用意されています。
ガス温水床暖房設備を利用している人には、「トクだね床暖プラン」という選択約款があります。月間使用量が20㎥を超えると、お得な料金になるプランです。
足利ガスのプロパンガスの料金プラン
足利ガスのプロパンガスガスの料金プランは、家庭用戸建住宅・家庭用集合住宅で分かれています。以下の表をご覧ください。
【家庭用戸建住宅の料金プラン】
適用区分1ヶ月の使用量 | 基本料金(月額) | 基準単位料金(円/㎥) |
---|---|---|
1.0㎥超~10.0㎥ | 1,760.00円 | 517.00円 |
11.0~20.0㎥ | 473.00円 | |
20.1㎥超~ | 429.00円 |
【家庭用集合住宅の料金プラン】
適用区分1ヶ月の使用量 | 基本料金(月額) | 基準単位料金(円/㎥) |
---|---|---|
1.0㎥超~10.0㎥ | 2,200.00円 | 605.00円 |
11.0~20.0㎥ | 561.00円 | |
20.1㎥超~ | 517.00円 |
プロパンガスでも、「AGでんき」とセット契約を結んでいる人は、ガス料金が毎月2%割引となります。ただし、単価契約の場合は対象外です。
足利ガスの電気「AGでんき」の料金プラン
足利ガスの電気「AGでんき」の料金プランメニューは、以下の3つのシンプルな構成です。
- AGでんきプラン1(東京電力 従量電力B相当)
- AGでんきプラン2(東京電力 従量電灯C相当)
- AGでんきプラン3(東京電力 低圧電力相当)
<足利ガスの電気「AGでんき」の料金プラン>
ここでは、一般家庭で使われる可能性が高い「AGプラン1」「AGプラン2」の料金を、東京電力と比較してみましょう。
【AGでんきプラン1の料金】
契約アンペア | 基本料金 | 電力量料金(350kWhまで) | 電力量料金(350kWhを超える) |
---|---|---|---|
30A | 852.72円 | 1kWhあたり35.67円 | 1kWhあたり38.52円 |
40A | 1,136.96円 | ||
50A | 1,421.20円 | ||
60A | 1,705.44円 |
【東京電力 従量電灯B・2024年4月1日以降の料金】
契約アンペア | 基本料金 | 電力量料金(120kWhまで) | 電力量料金(120kWhを超え300kWhまで) | 電力量料金(300kWhを超える) |
---|---|---|---|---|
30A | 935.25円 | 1kWhあたり29.80円 | 1kWhあたり36.40円 | 1kWhあたり40.49円 |
40A | 1,247.0円 | |||
50A | 1,558.75円 | |||
60A | 1,870.50円 |
足利ガスと東京電力を比較すると、基本料金は足利ガスのほうが安いです。また、電力量料金の段階設定に差があるため、電力使用量によってお得度が変わってくるでしょう。東京電力の場合、120kWhまでの電力量料金は足利ガスより安いですが、それより使用量が増えると、足利ガスのほうが安くなる仕組みです。電力をたくさん使用する世帯のほうが、お得を実感しやすいでしょう。
【AGでんきプラン2の料金】
基本料金(1kVAあたり) | 電力量料金(350kWhまで) | 電力量料金(350kWhを超える) |
---|---|---|
284.24円 | 1kWhあたり36.77円 | 1kWhあたり39.07円 |
【東京電力 従量電灯C・2024年4月1日以降の料金】
基本料金(1kVAあたり) | 電力量料金(120kWhまで) | 電力量料金(120kWhを超え300kWhまで) | 電力量料金(300kWhを超える) |
---|---|---|---|
311.75円 | 1kWhあたり29.80円 | 1kWhあたり36.40円 | 1kWhあたり40.49円 |
こちらも、AGでんきプラン1と同様に、電力使用量が多い部分の電力量料金が、東京電力より安くなる料金設定です。基本料金も、やや東京電力より足利ガスのほうが安くなっています。
実際の電気料金では、電力量料金に、1kWhあたりの燃料費調整単価・再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。燃料費調整単価は企業ごとによって違いがあり、月によっても変動するのが特徴です。
なお、2024年4月の燃料費調整単価(家庭向け・高圧)は、足利ガス・東京電力どちらも-9.21円です 。燃料費調整単価が同じである場合、基本料金・電力量料金の料金プラン表だけで、電気料金が安くなるかを比較できるでしょう。
足利ガスのセット割引について
足利ガスで電力小売サービス「AGでんき」を契約する大きなメリットは、ガスとのセット割引です。足利ガスの「AGでんき」トップページで掲載されている年間削減額の目安は、ガスセット割引での金額になっています。
具体的な削減金額(足利ガス独自の試算で算出された参考目安)は以下のとおりです。
- 東京電力従量電灯B(40A)・年間電気使用量4,700kWh:年間12,000円削減(3人家族モデル)
- 東京電力従量電灯B(60A)・年間電気使用量6,100kWh:年間18,000円削減(5人家族モデル)
<具体的な削減金額>
さらに、「AGでんき」を契約していると、足利ガスの都市ガス料金・プロパンガス料金も安くなります。そのため、ガスと電気を両方使っている家庭だと、割引を実感しやすいでしょう。
実は、足利ガスでは「AGひかり」というインターネット回線のサービスも提供しています。AGひかりも、ガスや電気とのセット割引の対象です。インターネットを安く使いたい場合、こちらに申し込むと、さらにお得になる可能性もあるでしょう。
具体的な、「AGひかり」の料金は、以下のとおりです。
【AGひかりの料金】
プラン | 戸建タイプ | マンションタイプ |
---|---|---|
標準 | 6,930円 | 5,500円 |
ガスセット | 5,390円 | 4,400円 |
ガス+でんきセット | 5,060円 | 3,850円 |
足利ガスのメリットと良い口コミ・評判
続いて、利用者の口コミや評判から、足利ガスにガスや電気を申し込むメリットは、以下のとおりです。
- ガス料金や電気料金が安くなった
- 切り替え簡単で安心感も高い
<足利ガスのメリットと良い口コミ・評判>
それぞれを具体的に見てきましょう。
ガス料金や電気料金が安くなった
料金に関する口コミは、以下のとおりです。
我が家では、足利ガスの都市ガスを使っています。AGでんきに申し込むと、ガス料金と電気料金が両方割引になり、助かりました。最近はガスも電気も高くなっていたので、少しの割引率でもかなり助かります。
足利ガスのセット割引の魅力は、都市ガス・プロパンガスどちらでも適用になるところでしょう。家庭用暖房機器利用など、特定の機器を利用していると、さらにガス料金が割引になる特典を受けられます。
切り替え簡単で安心感も高い
安心感に関する口コミは、以下のとおりです。
簡単に契約切り替えができ、安心でした。事前に料金シミュレーションができたのも良かったです。電力会社が切り替わっても、電気の質などに変化はなく、今まで通り使えます。足利ガスには長くお世話になっているので、安心感があるのも良かったですね。
足利ガスは長く足利市でガスを供給してきた会社なので、地元の人から信頼されている点も、評判に良い影響を与えている可能性が高いでしょう。足利ガスの電気を契約しても、電気設備の交換などは必要なく、今まで契約していた電力会社への解約申し込みなども不要です。書類の記入などだけで、簡単に切り替えられるという体験談が聞かれます。
足利ガスの注意点と悪い口コミ・評判
続いて、足利ガスに寄せられた良くない口コミから、足利ガスの注意点を紹介します。
- 電気料金がお得にならない
- ほかの電気会社のほうが充実した特典がもらえる
- 問い合わせ・サポート体制が充実していない
<足利ガスの注意点と悪い口コミ・評判>
それぞれを具体的に見ていきましょう。
電気料金がお得にならない
電気料金に関する口コミは、以下のとおりです。
電気料金のシミュレーションをしてみても、あまりお得になりませんでした。これぐらいの割引で、使用量によってはかえって損をしてしまう可能性があるなら、今のままで良いのではと思います。
電力自由化で電力会社を選べるようになったものの、契約を新電力会社に変えたからといって、必ずしも得になるとは限りません。特に足利ガスに変えても料金が安くならないケースとしては、以下のパターンが考えられます。
電力使用量が低い
足利ガスと東京電力では、電力量料金の料金設定に差があります。120kWh以下までは、1kWhあたりの電力量料金は東京電力のほうが低いです。そのため、1人暮らしで仕事のために家を空けている時間が長く、電力使用量の少ない世帯などは、足利ガスの料金プランのほうが損になってしまうことがあります。
ライフスタイルが合わない
足利ガスは、夜中に電力料金が安くなるといったプラン・オール電化向けプランなどが用意されていません。一方、東京電力では、「夜トク」(夜の時間帯の電気ご使用量が多い人向け)や「スマートライフプラン」(オール電化住宅の世帯向け )などのプランが用意されています。
新電力会社でも、このプランに対抗する形のプランを用意するところは珍しくありません。オール電化の家庭・夜に電気を使う家庭などであれば、ライフスタイルにぴったりマッチするプランを契約するほうが得になる可能性があります。
燃料調整費単価などの影響で電気料金が安くならなかった
燃料費調整単価は毎月変動しており、電力会社切り替え直後に燃料費調整単価が高くなると、電力量料金が前月より高くなります。そのため、このタイミングで切り替えてしまうと、思ったより電気料金が安くならなかったとがっかりしてしまう場合もあるでしょう。
ただし、燃料費調整単価は燃料費の動向によって変わるため、この理由で電気料金が安くならなかった場合、ほかの電力企業と契約していても電気料金が高くなっていた可能性があります。
プラン選びに失敗して、かえって電気料金が高くなってしまう失敗はぜひ避けたいところです。電気会社を選ぶ際には、以下の点を意識しましょう。
- 事前に自宅の電気使用量をもとにした料金シミュレーションをすること
- 燃料費調整単価など、基本料金・電力量料金以外の部分もチェックすること
<電気会社を選ぶ際に意識すること>
料金シミュレーションは足利ガスに問い合わせる形でも可能ですが、電気検針票があれば自分でもできます。足利ガス株式会社には料金シミュレーションのページが用意されており、電気使用量を入力すると料金がどれだけ安くなるのかわかるので、気になる人はぜひ確認してみてください。
ほかの電気会社のほうが充実した特典がもらえる
電力小売事業にはさまざまな企業が参入しており、全国規模の企業だと、グループ会社と提携してさまざまな特典を用意している場合もあります。電気契約のお客さまへの特典も、ガス・インターネットといったほかのサービスの割引がメインです。電気契約でもっとお得なサービス・特典をもらいたい人は、不満を感じる可能性もあるでしょう。
問い合わせ・サポート体制が充実していない
足利ガスの場合は足利市中心の営業で、全国にサービスを展開している企業ではありません。営業日時は、平日・土曜日の8:30~17:30 となっています。また、全国規模の大企業のほうが支払い方法を選びやすい・いつでも問い合わせに応じてくれるなど、利便性の面でメリットが大きいこともあるでしょう。
足利ガスがおすすめの人
次に、足利ガスと契約するのがおすすめの人を紹介します。特に「AGでんき」への電気契約切り替えを検討する余地があるのは、以下の条件に当てはまる人です。
- 足利市で足利ガスを利用している人
- インターネット回線に迷っている人
- 電気使用量がやや多めで、電気をよく使う時間帯が夜中に偏っていない人
<足利ガスがおすすめの人>
それぞれを具体的に見ていきましょう。
足利市で足利ガスを利用している人
足利ガスのサービス展開エリアは、栃木県足利市が中心で、このエリアでは都市ガス・プロパンガスともに多くの家庭と契約しています。足利ガスの電気「AGでんき」は、ガスとのセット割引があり、暖房機器の使用状況によっては、5%以上の大幅な割引を受けられることもあるのが魅力です。
長年足利市で暮らしている人にとっては、なじみある企業で安心感があることも利点でしょう。地元の信頼できる業者のほうが、何かあったときに信頼できると考える人は、足利ガスで電気とガスの料金をまとめることを考えてみてください。
インターネット回線に迷っている人
足利ガスでは、電気・ガス・インターネットと3つのインフラをセットで使うと、さらにお得になります。インターネット回線を「フレッツ光」などにしている場合、インターネットと電気を両方契約に切り替えすることで、大幅な節約になる可能性もあるでしょう。
ただし、足利ガスは、インターネットの専門サービス業者ではありません。インターネット回線のプランを細かく選択できるわけではなく、戸建・マンションの2プランになります。最近は、モバイルでもデータを使い放題になるプランなど、便利なインターネット回線のプランがたくさんあります。インターネットメインで考えれば、ほかの業者と契約するほうが便利な可能性もあるでしょう。
電気使用量がやや多めで、電気をよく使う時間帯が夜中に偏っていない人
足利ガスの電気「AGでんき」は、料金プランが3パターンのみです。家庭で使われることが前提のプランは、東京電力の従量電灯B・従量電灯C相当の2パターンしかありません。
また、料金プランは、ファミリーのほうがお得な設定になっています。電力使用量が多いほうが、1kWhあたりの電力量料金が安くなる設定です。そのため、3人家族以上・平均的な電気使用量以上の条件に当てはまる世帯のほうが、お得になる確率が高いといえます。
また、足利ガスの電気は時間帯によって電力量料金が変わらないので、電気を使う時間帯に偏りが少ない世帯のほうがお得です。夜中にたくさん電力を使う家庭だと、そのライフスタイルに対応したプランを提供してくれる電力会社を探すほうが、お得になる可能性が高いでしょう。
足利ガスのお申し込み方法
足利ガスの電気「AGでんき」の申し込みは、電話からお問い合わせする形になります。Web上では申し込みフォームが用意されておらず、お問い合わせフォームだけが使える状態です。お問い合わせフォームからは資料請求などもできるので、より詳しい情報を知りたい人は、お問い合わせフォームから資料請求してみるのも良いでしょう。
料金についてさらに詳しく知りたい場合、直接電話で問い合わせるか、料金シミュレーションを利用してみてください。その際は、電気料金の検針票を手元に用意し、電気使用量がわかるようにしておく必要があります。
料金シミュレーションの結果、電気料金が安くなると感じたら、申込書に入力して足利ガスに申し込みます。手続きが完了すると、足利ガスから契約確認書が送られてきて、契約成立です。
新電力の切り替えにあたって、一時停電が起きたり、工事・交換といった作業が必要になったりすることはありません。電力メーターをスマートメーターに交換しなければいけない場合もありますが、交換費用をお客さまが負担する必要はなく、交換作業も事業者の手で行われます。
足利ガスの電気「AGでんき」のページには、電気料金の支払い方法に関する記載がありません。ただ、ガスと電気はセット割引が適用され、基本的に同一世帯であれば、同じ引き落とし先から引き落とされることになるでしょう。
足利ガスの「都市ガス」の料金支払い方法 では、支払い方法として、以下の3方法が案内されています。
- 口座振替払い
- 振込依頼書払い
- クレジットカード払い
<足利ガスの「都市ガス」の料金支払い方法>
提携クレジットカードがある企業だと、ガス・電気の支払いでポイントが貯まることもありますが、足利ガスに提携クレジットカードはありません。
口座振替の取扱金融機関は、以下のとおりです。
- 足利銀行
- 足利小山信用金
- みずほ銀行
- 群馬銀行
- 栃木銀行
- 東和銀行
- 桐生信用金庫
- 中央労働金庫
- 足利市農業協同組合
- ゆうちょ銀行(郵便局)
<口座振替の取扱金融機関>
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- 足利ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
足利ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、足利ガスが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
今回は、栃木県足利市を中心に、ガスや電気を供給している足利ガスの料金プランや口コミを見てきました。足利ガスの電気料金プランの特徴として、ガスとのセット割引がお得であること・インターネットとの割引が用意されていることなどが挙げられます。
一方、選べるプランが少なく、オール電化ではないファミリー層に特化したサービスになっていることも「AGでんき」の特徴です。電気の使い方によっては、足利ガスの電気を選んでも、あまりお得にならない場合もあり得ます。
新電力会社は非常にたくさんあり、足利市を電気供給エリアにしている企業も、足利ガスだけではありません。電気をもっと安く便利に使いたいと考えている人は、足利ガスだけでなく、さまざまな企業に目を向けてみることをおすすめします。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
足利ガスによる電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて足利ガスが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
AGでんきプラン1 | 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東) | 東京電力管内管内 | 「AGでんきプラン1」の分析ページへ |
AGでんきプラン2 | 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東) | 東京電力管内管内 | 「AGでんきプラン2」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
AGでんきプラン1 | 100121円/年 | 168080円/年 | 189980円/年 | 203848円/年 | 221126円/年 | 267350円/年 |
AGでんきプラン2 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 226472円/年 | 273356円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
AGでんきプラン1 |
|
AGでんきプラン2 |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、足利ガスの公式HPをご確認ください。