東京ガスの電気とは?安心・安定の新電力をお探しの方におすすめの理由
電力の小売全面自由化にともない、自分で自由に電力会社を選べる時代となりました。しかし新電力と呼ばれる電力会社は数多く誕生しており、見ただけではどれが自分に合っているのかよくわからず、電気の切り替えを迷っている方も多いと思います。
電気は生活するうえで欠かせないものですが、価格だけにつられて電力会社を選んだ結果、電力会社が倒産などの理由で電気が使えなくなってしまい、困るケースも少なくありません。
そこで今回は、新電力のなかでもとくに人気が高い「東京ガス」についてご紹介します。東京ガスの電気の特徴や料金プラン、東京ガスを選ぶメリットや注意点、どんな人におすすめなのか、申し込み方法などくわしくご説明しましょう。
東京ガスとは
東京ガスは、日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一によって創立された会社です。本社は東京都港区にあり、従業員数は2023年3月31日現在単体で3,060名、連結を含めると15,963名です。2022年度の売上高は32,896億円、2022年ガス販売量は12,574百万㎥となります。
東京ガスの歴史は古く、明治18年10月に「東京瓦斯会社」として創立さ れました。首都圏のガス会社として広く知られていますが、現在では都市ガス事業だけでなく、電力を含めたエネルギー・ソリューションを国内外に提供しています。
エネルギー需要の増大にともない、クリーンで高効率なエネルギーとして、1969年には日本で初めて液化天然ガス(LNG)を導入しました。現在自社保有・管理のLNG船は10隻、所有しているLNG基地は4基地 です。
契約数をしめすお客さまアカウント数は2023年3月末時点で約1,300万件にのぼり、都市ガス国内販売シェアは約34%と国内No.1となっています。
東京ガスは2016年4月より低圧電力供給を開始 しました。小売電力販売件数も2023年3月末時点で347.5万件と新電力No.1を達成しています。
東京ガスグループの事業は多岐にわたり、基本となる都市ガスの製造・販売などの「エネルギー・ソリューション」以外にも、都市ガスの託送供給などの「ネットワーク」、海外資源開発や投資、不動産の開発および賃貸などがあります。
東京ガスグループのスローガンは「未来をつむぐエネルギー」です。日本のエネルギー企業として初めて、CO²ネット・ゼロへの挑戦宣言をおこないました。「人によりそい、社会をささえ、未来をつむぐエネルギーになる。」ことを目指し、より豊かな暮らしと環境にやさしい社会を志しています。
東京ガスが2030年に目指すべき姿として、次世代のエネルギーシステムをリードしながら、価値を創出し続ける企業グループになることを掲げています。
東京ガスの料金プラン
東京ガスの電気料金プランには、「基本プラン」をはじめとしてさまざまなプランがあります。ガスと電気をセットにするとお得になるプランや、オール電化向けプラン、環境にやさしいプランなどもあるので、ご家庭にあったプランを選びましょう。
東京ガスの電気料金プランは以下のとおりです。
- 基本プラン
- さすてな電気
- オール電化向け料金プラン(時間帯別プラン)
- 太陽光電力買取サービス
- ずっとも電気3
- ずっともソーラー
ここからは、それぞれのプランについてくわしくご説明します。
基本プラン
「基本プラン」は、ガスと電気のセット割ができるメニューです。契約電流が10~60アンペア、または契約容量が6~50kVA未満の方が対象となります。家庭や商店、事務所、飲食店、マンション共用部などで電気を使用している方におすすめのプランです。
東京ガスの都市ガスと、電気の「基本プラン」を契約中の方なら、電気料金が割引になる付帯メニュー「ガス・電気セット割(定率B)」が利用できます。適用条件を満たした場合に利用可能で、セット割を適用するには別途申し込みが必要です。
東京ガス「基本プラン」の料金表 は以下のとおりです。
単位 | 料金(税込) | |||
---|---|---|---|---|
基本料金(1か月あたり) | 契約電流 | 10A | 1契約 | 295.24円 |
15A | 442.86円 | |||
20A | 590.48円 | |||
30A | 885.72円 | |||
40A | 1180.96円 | |||
50A | 1476.20円 | |||
60A | 1771.44円 | |||
契約容量 | 1kVA | 295.24円 | ||
電力量料金 | 第1段階料金 | 120kWhまで | 1kWh | 29.90円 |
第2段階料金 | 120kWhを超え300kWhまで | 35.41円 | ||
第3段階料金 | 300kWhを超えたもの | 37.48円 |
基本プランの料金計算方法は、契約電力などに応じた「基本料金」と、その月の使用電力量に応じて計算する「電力量料金」の合計に、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を足したものです。「電力量料金」は、燃料価格の変動により「燃料費調整額」を加算または差し引きして計算します。
「ガス・電気セット割(定率B)」の適用がある場合は、基本料金と電力量料金の税込合計額から割引をおこないます。
東京ガスの電気とガスを契約すると、どのくらいお得になるのか知りたい方は、東京ガスのホームページから「電気料金シミュレーション」 をおこないましょう。ガス・電気のサービスエリアや電気・ガスの用途、現在契約中の電力会社、契約アンペアなどを入力すると、電気料金の試算を算出してくれます。
さすてな電気
「さすてな電気」は、ご家庭の電気を実質再生可能エネルギーに見直しができるプランです。太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーがもつ環境的な価値を与えられた「非化石証書」を東京ガスが購入することにより、CO²排出量を実質ゼロとして、実質再生可能エネルギーとして提供します。
たとえば、一戸建て住宅に3人でお住まいの世帯が、年間4,700kWh(40A)利用で「さすてな電気」に切り替えた場合、年間約231本の樹木が光合成によって吸収する量のCO²排出量を実質ゼロにすることが可能です。
さらに、さすてな電気の新規契約1件につき、1本の植林をおこない、環境貢献をより身近に実感できる活動を実施しています。環境にやさしいプランをお探しの方や、CO²排出量にこだわる方におすすめです。
オール電化向け料金プラン(時間帯別プラン)
「オール電化向け料金プラン」は、オール電化住宅にお住まいの方におすすめの料金プランです。将来を見据えた安心と安定が、このプランのポイントとなっています。
東京ガスは新電力販売量6年連続No.1です。新電力としては首都圏で最大規模の自社発電所を保持しています。また市場連動型プランではないため、市場によって価格が変動することもなく、安定性は抜群といえます。
料金プランの内容は、基本料金が10Aに」つき292.28円、それにプラスして電力量料金が午前6時から翌午前1時までが1kWhにつき35.60円、午前1時から6時までが27.77円 です。
切り替えの手続きも簡単で、切り替え工事が不要なだけでなく、現在の電力会社への解約連絡、申し込み費用や電気機器の交換も不要です。東京ガスに申し込みをおこなうだけですべての手続きが済みます。
太陽光電力買取サービス
「太陽光電力買取サービス」は、FIT(固定価格買取)制度が満了する方におすすめのプランです。この太陽光電力買取サービスには「蓄電池購入サポートプラン」「太陽光ずっともセットプラン」「太陽光買取プラン」と3つの種類があります。
それぞれのプランによって電力の買取単価は異なりますが、買取代金の支払い方法は同じです。6か月分をまとめて、6か月目の翌々月末に指定口座に振り込みされます。
「蓄電池購入サポートプラン」は、蓄電池購入後半年間、1kWhあたり23円で買取をおこなうプラン です。東京ガス指定の販売店にて、対象の蓄電池機種を購入した方が対象です。適用期間は半年間で、満了後は太陽光買取プランが適用されます。
「太陽光ずっともセットプラン」は、東京ガスの電気「基本プラン」または「ずっとも電気3」を同時に使用する方なら、期間の限定なしで、1kWhあたり10.5円で買取 をおこないます。電気とセットで長くお得が続くプランです。
「太陽光買取プラン」は、電気の契約にかかわらず誰でも申し込みが可能で、1kWhあたり9.5円で買取をおこなう 、お得と安心の両方を兼ね備えたスタンダードなプランになります。サービスの提供エリアは栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、富士川以東の静岡県 です。
蓄電池プランのメリットとして、日中使いきれなかった電力を蓄電池に蓄えることで、夜間に購入する電力を減らせます。もし蓄電池がない場合は、夜間に使用する電力を1kWhあたり19.78円で購入することになるのでお得です。
また、蓄電池があれば、万一住んでいる地域で停電が発生しても、あらかじめ蓄えていた電力を非常用電源として使用できるので安心です。そのうえ、余った電気は1kWhあたり23円で買取してもらえます。解約・違約金0円なのもうれしいポイントです。
太陽光電力買取サービスは申し込みも簡単で、電話をすれば担当者が訪問して蓄電池の見積もりを出し、購入すれば契約完了となります。
ずっとも電気3
「ずっとも電気3」は、モーターや大型エアコンなどの動力を使用している方向けのプランで、商店や事務所、工場、マンション共有部などの電力としておすすめです。東京ガスの都市ガスと「ずっとも電気3」を契約中であれば、電気料金が割引になります。
対象となる契約電力は、0.5kW以上、原則50kW未満で、基本料金は1kWあたり1,053.76円です。電力量料金は130kWhまでは夏季が1kWhあたり27.34円、その他の季節は25.77円、130kWhを超えた場合は夏季が1kWhあたり28.83円、その他の季節は28.71円 となります。
料金の計算方法は、契約電力などに応じた「基本料金」と、その月の使用電力量に応じて計算する「電力量料金」の合計に「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を足すと算出可能です。「電力量料金」は燃料価格の変動に応じて変わるため、調整額を加算、または差し引きします。
ずっともソーラー
「ずっともソーラー」は、初期費用を抑えて太陽光発電を手軽に導入できるプランです。太陽光発電で発電した電気は、月額サービス料で利用できます。契約期間中は、余剰電力の電力会社への売電収入は東京ガスへ譲渡され、その分手軽な価格で太陽光発電を導入できる仕組みです。
初期費用は機器費用が0円で、設置工事費のみ負担となります。機器費用0円で太陽光発電を導入できるうえに、魅力的な月額サービス料で太陽光発電により発電した電気を利用 可能です。太陽光発電の設置は東京ガス、東京ガス指定工事店または提供企業にておこないます。
契約期間中は、月額サービス料を支払えば、太陽光発電で発電した電気を自宅で使用し、余った電力は東京ガスに譲渡され、太陽光発電機器費に充てられます。契約終了後は、太陽光発電で発電したすべての電力を自由に利用でき、余った電力は電力会社に売電が可能です。
東京ガスのメリットと良い口コミ・評判
東京ガスの電気を利用するメリットはさまざまありますが、やはり東京ガスの都市ガスを利用している人にとっては、ガスと電気をまとめて契約できる点は大きなメリットといえるでしょう。しかし、それ以外にも東京ガスを選ぶメリットはいろいろあります。
東京ガスのメリットや評判としては、以下の点が挙げられます。
- ガスと電気をまとめるとお得
- 新規申し込みで基本料金が1か月無料
- 新電力販売量NO.1
- 申し込み手続き以外の面倒な切り替え手続きは「原則不要」
- 24時間オンラインで契約できる
- Webで簡単に料金確認・ポイントも貯まる
- 店頭での説明だけでなく自宅への訪問も可能
それぞれの特徴やメリットについてご紹介しましょう。
ガスと電気をまとめるとお得
東京ガスの都市ガスを利用している方は、電気とセットにするとお得になるセット割が利用できます。割引額はプランによって異なり、適用条件を満たした場合に利用可能です。なお、セット割を利用する場合は申し込みが必要となります。
基本プランの「ガス・電気セット割(定率B)」は、電気需給契約ごとに、毎月の電気料金の基本料金および電力量料金の税込合計額から、0.5%を乗じた金額を割引 します。
ずっとも電気1Sの「ガス・電気セット割(定率A)」も、電気需給契約ごとに、毎月の電気料金の基本料金および電力量料金の税込合計額から、0.5%を乗じた金額を割引 するのでお得です。
ずっとも電気1・ずっとも電気2・ずっとも電気3の「ガス・電気セット割(定額A)」の場合は、電気需給契約ごとに、毎月の電気料金の基本料金から275円(税込)を割引 します。
適用条件は、東京ガスの都市ガスと電気の使用場所が同じであること、ガスと電気の契約者が同じであること、ガス料金と電気料金を合算して支払うこととなっています。これらの条件すべてを満たせば、「ガスと電気のセット割引」の適用が可能です。
新規申し込みで基本料金が1か月無料
2023年12月現在、東京ガスの電気メニュー「基本プラン」「ずっとも電気3」に新規申し込みをすると、基本料金が1か月無料 になるメリットがあります。初回電気検針日から2回目の電気検針日前日分までの基本料金が無料です。
新電力販売量NO.1
資源エネルギー庁の電力調査統計「電力需要実績」の、2022年10月時点における、みなし小売電気事業者(新電力)での低圧電力の需要実績値において、東京ガスは新電力販売量No.1 となっています。
販売量No.1という点で見ると、東京ガスの電気は、価格が安いだけでなく、安定した供給を求める方にもおすすめできる電力会社といえます。
申し込み手続き以外の面倒な切り替え手続きは「原則不要」
東京ガスの電気へ切り替える際も、申し込み手続き以外の面倒な切り替え手続きは原則として不要なのも魅力です。切り替え工事が不要なだけでなく、現在利用している電力会社への解約連絡が不要なのも助かります。
さらに、申し込み費用もかからず、電気機器の交換も不要です。面倒な手続きはまったくないので、忙しい方でも短時間で簡単に切り替えできるのも大きなポイントです。
24時間オンラインで契約できる
東京ガスの電気プランは、24時間オンラインで契約ができます。東京ガスのホームページの「Webで申込」ボタンから、必要事項を入力すれば可能なので簡単です。手元に電気とガスの検針票を用意して手続きをおこないましょう。
もし電話で相談してから決めたい場合は、電話での相談も受け付けています。月曜から土曜の9時から19時、日祝日は9時から17時まで受け付け可能です。
Webで簡単に料金確認・ポイントも貯まる
東京ガスの個人(ご家庭)向けのお客さま向け会員サイト「myTOKYOGAS」を利用すれば、Webで簡単に利用料金の確認ができて便利です。さらに、利用に応じてポイントも貯まります。
「パッチョポイント」とはmyTOKYOGAS会員向けのポイントサービスです。東京ガスの各種サービスの利用やキャンペーンへの参加によりポイントが貯まり、貯まったポイントは提携ポイントに交換できます。
店頭での説明だけでなく自宅への訪問も可能
東京ガスの電気を利用したいと考えている方のなかには、インターネットやスマホでの手続きが不得意な方もいると思います。そのような方には、近くの東京ガスのお店が対応してくれます。店頭での説明だけでなく、必要であれば自宅への訪問も可能です。
東京ガスの注意点と悪い口コミ・評判
東京ガスへ切り替える際の注意点として、現在利用している電力プランによっては、切り替えによってかえって電気料金が高くなってしまう可能性があります。切り替えをおこなう前に、現在契約している電力プランをよく確認しておくことが重要です。
たとえば、東京電力エナジーパートナーの旧選択約款「電化上手、おトクなナイト8、おトクなナイト10、ピークシフトプラン、深夜電力等」 に契約中の方などが当てはまります。他のプランでも、場合によっては安くならないケースがあるため、注意が必要です。
東京ガスがおすすめの人
東京ガスの電気は以下の方におすすめです。
- 東京ガスで都市ガスを利用している人
- 安定した新電力を利用したい人
それぞれの理由についてくわしくご説明しましょう。
東京ガスで都市ガスを利用している人
東京ガスの都市ガスを利用している方が電気も契約すると、契約しているプランによって電気料金が割引になる「ガス・電気セット割」が利用可能です。
「基本プラン」「ずっとも電気1S」では、電気需給契約ごとに、毎月の電気料金の基本料金および電力量料金の税込合計額から、0.5%を乗じた額を割引します。「ずっとも電気1」「ずっとも電気2」「ずっとも電気3」では、電気需給契約ごとに、基本料金から275円(税込)を割引します。
安定した新電力を利用したい人
東京ガスの電気は、新電力販売量でNo.1の実績を誇ります。(資源エネルギー庁電力調査統計「電力需要実績」の2022年10月時点)安定した新電力を安心して使いたい方におすすめです。
電気料金が安くなるからと新電力に切り替えても、もし新電力の会社が倒産してしまった場合、電気の供給が止まってしまい、新たな契約先を探さないといけません。安いだけでなく安定して電気を利用したいと考えている方には、新電力販売量が多い東京ガスはピッタリの会社といえます。
東京ガスのお申し込み方法
東京ガスの申し込み方法は、スマホやインターネット、電話でも手続きができます。検針票をお持ちの方と、お持ちでない方で手続きの手順が異なります。
他社から東京ガスへ切り替えの申し込み方法 は以下のとおりです。
- ガスと電気の検針票をお持ちの方
- 検針票をお持ちでない方
- スマホで手続き
- インターネットで手続き
- 電話で問い合わせ
以下では、それぞれの申し込み方法についてご紹介しましょう。
ガスと電気の検針票をお持ちの方
ガスと電気の検針票が手元にある方は、その両方を用意してスマホで申し込みをすれば、最短5分手続きが完了できます。東京ガスのホームページにあるQRコードをスマホで読み取り、アクセスしたら検針票を撮影して申し込み をおこないましょう。
検針票をお持ちでない方
ガスと電気の検針票をお持ちでない方は、電力会社に問い合わせをしてから申し込みをおこないましょう。契約中の電力会社に、「供給地点番号」(0で始まる22桁の番号)と、「お客さま番号」(加入されている電力会社によって番号の種類は異なります)を確認します。
スマホで手続き
スマホサイトで手続きをおこなえば、最短5分で申し込みが完了できるため、忙しい方におすすめです。ガスと電気の検針票があれば、検針票を撮影して申し込みができます。東京ガスのホームページにあるQRコードからスマホサイトにアクセスして申し込みをおこないましょう。
インターネットで手続き
東京ガスの電気の申し込みはインターネットでも可能です。インターネットなら24時間いつでも申し込みできるので、忙しい方でも空いている時間で手軽に手続きができます。検針票の番号を用意して、東京ガスのホームページにある申し込みボタンから手続きをおこないましょう。
電話で問い合わせ
スマホやインターネットでの手続きが不安な方は、電話での問い合わせも可能です。月曜から土曜は9時から19時まで、日祝日は9時から17時までナビダイヤルで受け付けているので、平日は仕事の方でも土日に申し込みができます。
ただし、ナビダイヤルはNTTコミュニケーションのサービスとなり、電話料金はお客さま負担となるため、注意が必要です。なお、電話の際にはガス・電気・その他の契約状況に応じて、各種サービスを案内するケースもあります。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- 東京ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
東京ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、東京ガスが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
東京ガスは明治18年創業以来、日本のエネルギーを支えてきた企業のひとつです。現在では東京ガスグループとして、ガス事業以外でも幅広く事業を展開しています。
東京ガスの電気は、都市ガスとセットにすると割引があることから、東京ガスで都市ガスを契約している方におすすめですが、それ以外にも太陽光発電を検討している方、環境にやさしい電気をお探しの方にもおすすめのプランがあります。
東京ガスの豊富な料金プランやそれぞれの特徴をチェックして、自分のご家庭に合うプランを検討してみましょう。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
東京ガスによる電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて東京ガスが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
オール電化向け料金プラン | 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く | 東京電力管内管内 | 「オール電化向け料金プラン」の分析ページへ |
基本プラン | 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く | 東京電力管内管内 | 「基本プラン」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
オール電化向け料金プラン | 94305円/年 | 157672円/年 | 191165円/年 | 203135円/年 | 204582円/年 | 244483円/年 |
基本プラン | 66092円/年 | 116537円/年 | 133102円/年 | 142951円/年 | 156233円/年 | 189065円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
オール電化向け料金プラン |
見つかりませんでした。 |
基本プラン |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、東京ガスの公式HPをご確認ください。