武州瓦斯の電気はどう?会社概要や料金プラン、評判などをご紹介!
電力会社の乗り換えを考えているとき、候補の会社は1つでも多く確認したいところではないでしょうか。乗り換え先としては、電気の小売りを専業にしている会社がよく挙げられます。しかし、現在では、ガス会社も電気を供給しているケースがあるため、要チェックです。
電気の供給も行っているガス会社としては、たとえば武州瓦斯が挙げられます。そこで今回は、武州瓦斯の会社概要をはじめ、電気の料金プランやメリット、注意点、電力会社としての評判など、気になるポイントをまとめてご紹介します。ぜひ最後までご確認ください。
武州瓦斯とは
武州瓦斯(ぶしゅうがす)は、埼玉県でガスの供給を行っている会社です。
会社の概要は、以下のとおりです。
【武州瓦斯の概要表】
社名 | 武州ガス株式会社 |
---|---|
設立 | 1926年(大正15年)10月29日 |
資本金 | 4億1,334万3,400円 |
本社所在地 | 埼玉県川越市田町32-12 |
代表 | 原 敏成(取締役社長) |
従業員 | 278名(2023年4月1日時点) |
事業内容 | 都市ガス・ガス機器の販売とこれに付帯する事業、電力の販売 |
基本的な供給区域 | 川越市、所沢市、狭山市、ふじみ野市、鶴ヶ島市、日高市、飯能市、東松山市、深谷市、熊谷市、川島町、吉見町、毛呂山町、小川町、ときがわ町、寄居町、嵐山町(電気に関しては、栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・静岡県(富士川以東)に販売する場合あり。離島は除く) |
事業所 |
|
武州瓦斯の特徴としては、大正時代に設立された歴史の長い会社であることが挙げられます。設立からの長い歩みを経て、現在は4億円以上の資本金を持ち、さらに270名以上の従業員、本社以外に3つの営業所を抱える企業に成長しています。
事業内容に関しては、社名のとおりガス事業が筆頭にくるものの、ほかにも事業をいくつか手掛けており、電力会社としての利用も可能です。
供給エリアは、基本的に埼玉県内の10市7町とされますが、電気に関しては東京都や千葉県など、県外の地域にも対応する場合があります。ただし、基本的な供給区域は、埼玉県内の10市7町にあたるため、供給の可否は申し込みの前に一度確認することをおすすめします。
武州瓦斯の沿革
電力会社の情報を調べているときには、その会社が重ねてきた歩みも確認したいところです。
武州瓦斯の沿革は、以下のとおりです。
【武州瓦斯の沿革(一部抜粋)】
1926年 | 資本金100万円で設立 |
---|---|
1928年 | 川越市内510戸にガス供給開始(石炭ガス) |
1963年 | 本社工場にNG式油ガス発生装置2基完成 |
1966年 | 需要家戸数1万件突破 |
1976年 | 創立50周年を迎える |
1977年 | 本社の現社屋が完成 |
1979年 | 需要家戸数5万件突破 |
1986年 | 天然ガスへ熱量変更開始(4C→13A) |
1990年 | 全戸で熱量変更完了、計84,839件 |
1992年 | 需要家戸数10万件突破 |
1999年 | 県西部地区初の天然ガススタンド「エコ・ステーション川越」開設 |
2001年 | 創立75周年を迎える、資本金を4億1,300万円に増資 |
2013年 | 需要家戸数20万件突破 |
2015年 | 小売電気事業を開始 |
2016年 | 創立90周年を迎える |
2020年 | 農業事業を開始 |
2022年 | 直営コインランドリー「b laundry」開設、うなぎの陸上養殖事業を開始 |
武州瓦斯の始まりは、大正時代にあたる1926年です。会社の設立後、ガス事業により、地域で順調に発展していったことがわかります。成長を続けるなかで、現在の本社社屋が完成したり、資本金が4億円となったりしています。
そして近年においては、電気の小売りをはじめ、農業事業やコインランドリーの経営などにも参入している点が特徴的です。現在の武州瓦斯は、うなぎの養殖事業まで手掛けており、1つのガス会社に留まらない活躍を見せています。
創立100周年も目前に控え、今後のさらなる発展が期待される点は、会社の基本として押さえたいポイントです。
武州瓦斯の料金プラン
武州瓦斯の電気の料金プランには、以下の2種類があります。
- 武州でんき電灯プラン
- 武州でんき動力プラン
<武州瓦斯の電気の料金プラン>
それぞれの詳細をはじめ、料金プランに関するポイントを以下でご紹介します。
武州でんき電灯プラン
武州でんき電灯プランは、東京電力の従量電灯B・Cに相当するプランです。契約電流や契約容量に応じた基本料金と、1ヶ月あたりの電気の使用量に応じた電力量料金により、主な電気代が決まります。選べるアンペア数は10A~60A、契約容量は6kVA~原則50kVAとされています。
料金表は、以下のとおりです。
【武州でんき電灯プランの基本料金(1ヶ月あたり)】
契約電流(1契約あたり) | 10A | 295.24円 |
---|---|---|
15A | 442.86円 | |
20A | 590.48円 | |
30A | 885.72円 | |
40A | 1,180.96円 | |
50A | 1,476.20円 | |
60A | 1,771.44円 | |
契約容量(1kVAあたり) | 295.24円 |
※電気の使用がまったくなかった場合、基本料金は半額
【武州でんき電灯プランの電力量料金(1kWhあたり)】
120kWhまで | 29.90円 |
---|---|
120kWh超~300kWhまで | 35.41円 |
300kWh超 | 37.48円 |
武州でんき動力プラン
武州でんき動力プランは、東京電力の低圧電力に相当するプランです。商店や事務所などで、モーターや大型のエアコンなどの動力を使うときに契約できます。
料金の仕組みに関して、基本料金と電力量料金によって電気代が決まる点は、先ほどのプランと同じです。しかし、電力量料金の単価が季節によって変わります。
料金表は、以下のとおりです。
【武州でんき動力プランの料金】
基本料金(1ヶ月・1kWあたり) | 1,053.76円 | ||
---|---|---|---|
電力量料金(1kWhあたり) | [契約電力×130] kWhまで | 夏季 | 27.34円 |
その他の季節 | 25.77円 | ||
[契約電力×130] kWh超 | 夏季 | 28.83円 | |
その他の季節 | 28.71円 |
※電気の使用がまったくなかった場合、基本料金は半額
電気+ガスセット割について
武州瓦斯には、自社が提供する電気とガスの両方を契約したときのセット割引が用意されています。
適用の要件は、以下の2つです。
- 武州瓦斯が提供する電気とガスにおいて、使用場所と契約者が同一
- ガス代と電気代を合算して支払っている
<電気+ガスセット割の適用要件>
上記2点を満たしている場合は、自動でセット割引が適用されます。割引の仕組みや金額は、契約 するプランによって異なります。
【プランごとの電気+ガスセット割】
プランの種類 | 電気+ガスセット割の詳細 |
---|---|
電灯プラン | 毎月の電気の基本料金と電力量料金の合計額に0.5%をかけた額を割引(税金・付帯メニューの適用がある場合は、電気+ガスセット割以外のすべての付帯メニューを適用したあとの合計額に、0.5%をかけた額を割引) |
動力プラン | 毎月の電気代から275円を割引(割引対象の電気代には、再生可能エネルギー発電促進賦課金を含まない) |
電灯プランのほうは割引額が固定されておらず、具体的な金額は毎月変わるため、注意が必要です。いずれにしても、セット割が適用されると、通常よりも電気代が安くなります。
電気代の計算方法
料金表で具体的な基本料金や電力量料金を確認すると、乗り換え後の電気代がイメージしやすくなります。しかし、実際の電気代は、両費用だけでは決まりません。
武州瓦斯での1ヶ月あたりの電気代は、以下の計算式で割り出されます。
<武州瓦斯における1ヶ月あたりの電気代の計算式>
1ヶ月の電気代=基本料金+電力量料金(※燃料費調整額を含む)-割引額+再生可能エネルギー発電促進賦課金
計算式のなかで注意したいのは、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金です。どちらも毎月必ず発生する費用なので、詳細を確認しておきましょう。
【燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金】
費用の種類 | 意味 |
---|---|
燃料費調整額 | 発電の燃料の調達にかかる費用分の調整額 |
再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 再生可能エネルギー(太陽光、風力など)によって発電された電気を、電力事業者が国の定める単価で買い取るための費用 |
発電の燃料の調達額は時期によって異なるため、月々の電気代においても、燃料費調整額によって細かく調整されています。具体的な燃料費調整額は、各月における専用の単価に、電気の使用量をかけて決まる仕組みです。
毎月の電力量料金は燃料費調整額を含んでおり、計算式にすると以下のようになります。
<毎月の電力量料金の計算式>
毎月の電力量料金=電力量料金単価×使用量±燃料費調整単価×使用量
燃料費調整額は常に加算額になるとは限らず、電力量料金を安くする場合もあります。電力会社からは、最新の燃料費調整単価が案内されているため、あわせて確認しておきたいところです。
再生可能エネルギー発電促進賦課金は、費用の意味が異なります。しかし、計算の仕組みなどは、燃料費調整額と基本的に同じで、毎月の電気の使用量に専用の単価をかける形で決まります。専用の単価がいくらなのかも同じく案内があるため、一度ご確認ください。
それぞれの費用を見落とし、基本料金と電力量料金だけでシミュレーションを行うと、乗り換え後の電気代を正確に予想できないため注意が必要です。
以前の料金プランについて
武州瓦斯には、かつて以下の料金プランもありました。
- 武州でんきBプランS(東京電力エナジーパートナー従量電灯B相当)
- 武州でんきBプラン(東京電力エナジーパートナー従量電灯B相当)
- 武州でんきCプラン(東京電力エナジーパートナー従量電灯Cに相当)
<以前の料金プラン>
いずれのプランも完全廃止には至っておらず、現在でも一部の人には適用されています。しかし、新規申し込みの受付はすでに停止されているため、これから上記のプランを新たに利用するのは不可能です。
古いプランの詳細や料金表などを参照していると、乗り換えのお得度をうまく判断できず、申し込みにあたっても戸惑いやすいためご注意ください。
武州瓦斯のメリットと良い口コミ・評判
武州瓦斯の電気のメリットとしては、以下のものが挙げられます。
- ガスとのセット割がある
- 電気の契約にあたってガスの契約が必要ない
- 新規契約者向けのキャンペーンが一部ある
- 料金プランがシンプルで迷いにくい
- 料金のシミュレーションが可能
- 電気代の支払い方法が複数ある
<武州瓦斯の電気のメリット>
それぞれのメリットの詳細について、以下でご紹介します。
ガスとのセット割がある
先述のとおり、武州瓦斯には電気とガスのセット割があり、両方を利用する人にはお得です。日常生活にあまり必要ないサービスとのセット割は使用のハードルが高いものの、電気とガスはどちらも必要性が高いといえます。
さらに、武州瓦斯が供給しているガスは、価格の安さで一般的に人気の都市ガス です。この点からも、電気とガスの両方を契約するハードルが低く、多くの人がセット割を利用できる点は、武州瓦斯のメリットとして挙げられます。
また、ガスとのセット割は、要件を満たすと自動で適用されるものであり、申し込み手続きなどが不要です。割引の適用に手間がかからないのも、魅力的です。
電気の契約にあたってガスの契約が必要ない
ガス会社である武州瓦斯の電気を利用するには、ガスの契約が前提として求められるように感じるところではないでしょうか。実際には、電気とガスは別個のサービスとして提供されており、電気だけの契約も可能です。
現在ガスを契約していなかったり、別の会社のガスを使っていたりしても、武州瓦斯の提供するガスを無理に契約する必要はなく、電気の利用を気軽に申し込めます。
新規契約者向けのキャンペーンが一部ある
武州瓦斯では、電気の新規利用者に対するキャンペーンが一部見られます。現在行われているのは、以下のものです。
- 電気の基本料金が1ヶ月分無料
- 3,000円分のクオカードプレゼント
<新規契約者向けのキャンペーン>
両方とも適用された場合、供給開始から1ヶ月は基本料金が発生しないうえ、3,000円分のクオカードまでもらえます。ただし、どちらのキャンペーンにも適用条件があります。
【新規契約者向けのキャンペーンの適用条件】
キャンペーンの種類 | 基本的な適用条件 |
---|---|
基本料金が1ヶ月分無料 |
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3,000円分のクオカードプレゼント |
|
基本的な適用条件は満たしたうえで、さらに「キャンペーンの特典が付与された時点においても電気の契約を続けている必要がある」など、細々した注意点もあります。
どなたにも必ず適用されるものではありませんが、武州瓦斯の電気を自宅などで使用する予定なら、適用のハードルはそれほど高くありません。普通に契約手続きを進めるだけで基本料金が無料になるなど、お得に電気が使えます。
料金プランがシンプルで迷いにくい
武州瓦斯の電気には、以前は複数のプランがありましたが、現在は先述の「電灯プラン」と「動力プラン」の2種類だけです。料金プランがシンプルになっているため、詳細の確認や各プランの比較検討が簡単で、申し込みの手続きもスムーズです。
料金のシミュレーションが可能
武州瓦斯には、公式サイトに電気代のシミュレーションが用意されています。フォームの質問事項に回答していき、最後に実行すれば結果が表示されます。
フォームの質問事項は、以下のとおりです。
- 電気の用途
- ライフスタイル
- シミュレーションの精度(簡易・詳細のどちらか)
- 現在契約している電気の料金メニュー
- 武州瓦斯が提供するガスの使用の有無
<フォームの質問事項>
資料がなくとも回答できる簡単な質問がほとんどなので、利用に手間もかかりません。結果として表示されるのは、武州瓦斯で推奨される料金プラン、毎月の電気代の予想額、比較対象である「東京電力エナジーパートナー スタンダードS/L」との差額です。
いずれも武州瓦斯への乗り換えにあたって良い参考となるデータであり、お得度を判断しやすくなります。
電気代の支払い方法が複数ある
武州瓦斯の電気代の支払い方法には、以下の3種類があります。
- 口座振替
- クレジットカード
- 振込用紙
<武州瓦斯の電気代の支払い方法>
口座振替とクレジットカードを選べば、電気代が毎月自動で支払われ、支払い忘れを避けられます。振込用紙で支払うようにすると、電気代に毎月いくらかかっているのかがわかりやすく、家計を管理しやすくなります。
武州瓦斯の良い口コミ・評判
武州瓦斯の電気の良い口コミ・評判には、以下のものがあります。
- 関東の水準で見ると電気代がそこまで高くない
- 乗り換えの申し込みがインターネットで簡単にできて助かる
<武州瓦斯の電気の良い口コミ・評判>
電気代の水準に関しては、関東で突出して安いとはいえません。しかし、そこまで高くもなく、そこそこお得な会社だとの評価が見られます。また、乗り換えの手続きをインターネット上で簡単に行える点を評価する声も、一部見られました。
武州瓦斯の注意点と悪い口コミ・評判
武州瓦斯の注意点としては、以下のものが挙げられます。
- 料金プランが少ない
- キャンペーンの有無は時期によって変わる
- シミュレーションの結果は正確な電気代とは異なる
- 支払い方法はガスと同じ方法になる
<武州瓦斯の注意点>
それぞれの注意点について、以下で個別にご紹介します。
料金プランが少ない
武州瓦斯の電気の料金プランは、合計2種類しかなくてわかりやすい反面、選択肢が少ないともいえます。また、2種類のプランがあるといっても、動力プランは主に事業用であり、一般家庭で電気を使うなら「電灯プラン」しか候補がありません。
オール電化用プランなど、多くの料金プランを取りそろえる電力会社に比べると、武州瓦斯のものは選択肢に乏しく、場合によっては物足りなく感じられるかもしれません。
キャンペーンの有無は時期によって変わる
武州瓦斯では現在、電気の新規契約者に向けたキャンペーンを2種類行っており、どちらも予告なく変更・終了される場合があります。そのため、目星をつけていたキャンペーンが、実際に申し込んだ段階では終わっている恐れがあります。キャンペーンの適用を受けたいときは、申し込みの前に最新の情報を確認したいところです。
あわせて、時間が経つほどキャンペーンが終わる可能性は高くなるため、お得なサービスや特典を見つけたときは早めに申し込むことも大事です。
シミュレーションの結果は正確な電気代とは異なる
公式サイトで利用できるシミュレーションは、あくまで一定の条件に基づいて試算されたものです。試算条件と実際の電気の使用状況が異なれば、1ヶ月の電気代も変わってきます。
また、乗り換えによって節約できる見込み額も、あくまで特定の電力会社・料金プランとの比較結果であり、ほかの電力会社やプランと比べてもお得になるとは限りません。シミュレーションはあくまで目安であり、結果をすべて鵜呑みにしないように注意が必要です。
支払い方法はガスと同じ方法になる
武州瓦斯でガスも契約する場合、電気代とガス代は同じ方法で支払う形となり、金額も合算されます。電気代はクレジットカード、ガス代は口座振替など、別々の支払い方法は選べません。電気代とガス代で支払い方法を変えたい人は、注意が必要です。
武州瓦斯の悪い口コミ・評判
武州瓦斯の悪い口コミ・評判としては、以下のものが見られます。
- 東京ガスとの提携に関するアピールが多くてわかりにくい
- ガスは他社で契約したほうがお得だった
<武州瓦斯の悪い口コミ・評判>
武州瓦斯に関しては、東京ガスとの提携に関するアピールが多く、肝心の武州瓦斯の情報が埋もれてわかりにくかったとの声がまず見られました。
また、武州瓦斯にはガスとのセット割があり、電気とガスを両方契約するのがお得です。しかし、ガスをより安価に提供しているガス会社がほかに見つかり、ガスはそちらで契約したほうがお得だったとの声も一部寄せられています。
武州瓦斯がおすすめの人
武州瓦斯の電気は、以下のような人におすすめです。
- 新規契約時にお得なキャンペーンを利用したい人
- 電気とガスの供給元を1本化したい人
<武州瓦斯がおすすめの人>
それぞれの人にどのような点でおすすめなのか、詳細を見ていきましょう。
新規契約時にお得なキャンペーンを利用したい人
自社の新規利用者に対するキャンペーンは珍しくありませんが、どの会社にも必ず見られるものではありません。電力会社においても同じであり、新規利用者向けのキャンペーンの有無は会社によりけりです。
この点、武州瓦斯は「基本料金を1ヶ月無料」と「3,000円分のクオカードのプレゼント」の2種類のキャンペーンを実施しており、新規に契約するメリットが大きいといえます。サービスの詳細は時期によって変わるとはいえ、新規契約時のキャンペーンを重視するなら、武州瓦斯は要チェックです。
電気とガスの供給元を1本化したい人
同じ会社で電気もガスも契約できるのは、電気の小売りに参入しているガス会社ならではの魅力です。電気もガスも同じ会社から供給してもらうメリットとしては、セット割のような料金上の特典だけでなく、ライフラインの管理が楽になる点も見逃せません。
契約関係をシンプルにし、日頃の管理の手間を減らしたいなら、電気とガスの両方を供給できる武州瓦斯がおすすめです。
武州瓦斯のお申し込み方法
武州瓦斯の電気の申し込み方法には、以下の2種類があります。
- インターネット
- 郵送
<武州瓦斯のお申し込み方法>
それぞれがどのような方法なのか、以下でご紹介します。
インターネット
インターネットでの申し込みとは、武州瓦斯の公式サイトにある専用フォームを使って申し込む方法です。この方法では、まず「他社からの切り替え」と「引っ越しにともなう手続き」のどちらなのかを選択します。
どちらを選んでも、申し込みにあたっての確認事項や質問項目が表示され、その場で手続きを進められます。申し込みにかかる時間や手間を少しでも減らしたいときは、インターネットがおすすめです。
郵送
郵送での申し込みとは、所定の申し込み用紙に、必要事項を記入して送付する方法です。申し込み用紙は武州瓦斯が個別に郵送しているため、まずは所定の番号まで連絡し、自宅まで用紙を送ってもらう必要があります。
郵送での申し込みは、インターネットでの手続きが苦手な人などにおすすめです。ただし、申し込み用紙をまず送付してもらい、必要事項を記入して返送する手間があり、申し込みが完了するまでに時間はかかってしまいます。
まとめ
武州瓦斯は、埼玉県川越市に籍を置くガス会社で、設立時期は大正時代にまで遡ります。近年は、ガス以外の事業も手掛け、現在では電力会社としての利用も可能です。
電気の料金プランは電灯プランと動力プランの2種類で、契約のメリットは、ガスとのセット割があること、電気単体での契約も可能なことなどです。注意点は、料金プランの少なさやキャンペーンの有無などがあります。
口コミ・評判に関しては、電気の料金単価の水準や、申し込み手続きの簡単さなどが評価されています。その一方で、東京ガスとの業務提携に関するアピールが多くて、わかりにくいなどの声も見られました。
契約がおすすめなのは、お得なキャンペーンや、電力会社とガス会社の1本化などを希望する人です。申し込みは、インターネットもしくは郵送で行えます。以上の点をふまえ、武州瓦斯に興味が出てきた人は、乗り換えを検討してみてください。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
武州瓦斯による電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて武州瓦斯が提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
武州でんきBプランS | 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く | 東京電力管内管内 | 「武州でんきBプランS」の分析ページへ |
武州でんきBプラン | 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く | 東京電力管内管内 | 「武州でんきBプラン」の分析ページへ |
武州でんきCプラン | 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く | 東京電力管内管内 | 「武州でんきCプラン」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。
ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
武州でんきBプランS | 92093円/年 | 161016円/年 | 182606円/年 | 196142円/年 | 213221円/年 | 258341円/年 |
武州でんきBプラン | 95956円/年 | 161002円/年 | 182080円/年 | 195230円/年 | 211924円/年 | 255760円/年 |
武州でんきCプラン | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 210965円/年 | 254873円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
武州でんきBプランS |
|
武州でんきBプラン |
|
武州でんきCプラン |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、武州瓦斯の公式HPをご確認ください。