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本庄ガスとはどのような会社?メリットと注意点についてご紹介!
2016年に電力の小売自由化が一般にも適用され、電力会社を自由に選択できるようになりました。自由化のメリットは、電気代を従来と比べて安くできることです。しかし、どの電力会社を選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。
電力の自由化によって料金プランの選択肢が増え、時間帯によって安くなったり、環境に配慮して再生可能エネルギーを使用した発電を行う事業者を選べたりするなど、選ぶ基準も増えました。選び方によっては電気代が安くならなかったり、何らかの要因で急騰したりする恐れもあるため、注意が必要です。
また、安定して電力を供給できる事業者を選ぶことも、料金と同様に大切です。停電などのトラブルに対して十分な備えがあるかどうかも、電力会社を選ぶときに重要視すべきポイントといえます。電力は、生活に必要不可欠なインフラであり、停電時の復旧に時間がかかりすぎるような事業者は避けなければなりません。
今回は、電力自由化で増えた事業者のなかから、本庄ガスについて解説します。会社概要から用意されている料金プラン、メリットと注意点、どのような人に向いているのか、さらに申し込み方法までご紹介します。ぜひ、電力会社選びの参考にお役立てください。
本庄ガスとは
本庄ガスは埼玉県本庄市に本社を置き、1962年の設立以来、60年以上にわたって地域密着型の公益事業者として成長を続けてきました。一部を除いた本庄市、児玉郡上里町、美里町、神川町に都市ガスを供給しています。
本庄ガスでは、ガスの小売全面自由化に伴ってサービスメニューを多様化させており、電気販売のスタートもその一環です。すでに本庄ガスとガスを契約している人は、電気もまとめて契約すると料金がお得になります。ガスを契約していない人でも、電気のメニューを契約することが可能です。
また本庄ガスでは、ガスや電気の供給以外にも、リフォーム事業を行っています。キッチンやお風呂場だけでなく、トイレや化粧台の壁紙補修などのお申し込みも可能です。長く地元に密着してきた、本庄ガスならではの安心感があるのではないでしょうか。もちろん小回りの利くスピーディーなサービスも、本庄ガスが人気の理由です。
このように、都市ガスやリフォームで、すでに埼玉県本庄市一帯の信頼を勝ち取ってきた本庄ガスは、電気事業でもその力をいかんなく発揮するでしょう。長く地元で信頼されるには、それなりの理由があるものです。電力事業における本庄ガスの躍進にも、目が離せません。
本庄ガスの料金プラン
本庄ガスの電気の料金プランには、以下の2種類があります。
- 本庄でんき基本プラン
- 本庄でんき動力
<本庄ガスの料金プラン>
本庄でんき基本プランは、東京電力エナジーパートナーのスタンダードプランSかLに相当します。本庄でんき動力は、東京電力エナジーパートナーの動力プランに相当する料金プランです。それぞれに特長があるため、ご自分のライフスタイルに合ったプランを選べば、より電気料金を抑えられるでしょう。
本庄でんき基本プラン
本庄ガスが提供する本庄でんき基本プランは、従来の東京電力エナジーパートナーが提供していた、スタンダートプランSもしくはスタンダートプランLに相当する料金プランです。スタンダートプランのSかLを利用していた人、はこちらのプランがおすすめです。
本庄でんき基本プランの対象契約電流は、10A(アンペア)から始まり、15A・20A・30A・40A・50A・60Aの7種類があります。また、対象契約容量は6kVA(キロボルトアンペア)以上で、原則50kVA未満です。
本庄ガスの本庄でんき基本プランの料金は、以下の表のとおりです。
【本庄でんき基本プランの料金】
単位 | 料金(税込) | |||
---|---|---|---|---|
基本料金(1ヶ月あたり) | 契約電流 | 10A | 1契約 | 295.24円 |
15A | 1契約 | 442.86円 | ||
20A | 1契約 | 590.48円 | ||
30A | 1契約 | 885.72円 | ||
40A | 1契約 | 1,180.96円 | ||
50A | 1契約 | 1,476.20円 | ||
60A | 1契約 | 1,771.44円 | ||
契約容量 | 1kVA | 295.24円 | ||
電力量料金 | 第1段階料金 (120kWhまで) | 1kWh | 29.90円 | |
第2段階料金(120kWhを超え300kWhまで) | 1kWh | 35.41円 | ||
第3段階料金(300kWhを超えたもの) | 1kWh | 37.48円 |
まったく電気を使用しなかった場合、基本料金は半額です。また電力量料金は、燃料価格の変動に応じて、燃料費調整額が加算あるいは差し引きされます。
例:40Aの契約で月間使用量が400kWhであった場合、1ヶ月の電気料金は税込で14,890円です。ただし、燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。
本庄でんき動力
本庄ガスが提供する本庄でんき動力は、東京電力エナジーパートナーの動力プランに相当する料金プランです。対象契約電力は0.5kW以上であり、原則は50kW未満となっています。
料金は、以下の表のとおりです。
【本庄でんき動力の料金】
単位 | 料金(税込) | |||
---|---|---|---|---|
基本料金(1ヶ月あたり) | 1kW | 1,053.76円 | ||
電力量料金 | 第1段階料金([契約電力×130] kWhまで)※2 | 夏季※1 | 27.34円 | |
その他季※1 | 25.77円 | |||
第2段階料金([契約電力×130] kWhを超えたもの) | 夏季※1 | 28.83円 | ||
その他季※1 | 28.71円 |
※1 計量日前日時点での季節の単価を当該料金算定に使用
夏季:毎年7月1日~9月30日、その他季:10月1日~6月30日
※2 契約契約電力15kWであれば、第1段階料金の適用は1,950(15×130)kWhまで
なお、まったく電気を使用しなかった場合、基本料金は半額です。さらに、燃料価格の変動に応じて、電力量料金に燃料費調整額が加算あるいは差し引きされます。
電気料金は、契約電力などに応じた基本料金と、その月の使用電力量に応じて計算する電力量料金を合計し、再生可能エネルギー発電促進賦課金を加えたものです。電力量料金は、燃料価格の変動に応じて、燃料費調整額の加算あるいは差し引きがあります。
料金が適用される期間は、受給開始日(料金の適用開始日)から、電気需給約款で定める解約日または終了日までです。
本庄ガスでは、本庄でんきの料金プランの付帯メニューとして、電気とのセット割を用意しています。これは、本庄ガスの都市ガスと、本庄でんき基本プランの両方を契約すると、1ヶ月あたりの電気料金が0.5%割引になるプランです。
また、都市ガスと本庄でんき動力をご契約のお客様は、電気料金が1ヶ月あたり275円(税込)割り引かれます。ただし、適用には、以下の条件をすべて満たしている必要があります。
- ガスと電気の使用場所が同一であること
- ガスと電気のご契約者が同一であること
- ガス料金と電気料金を合算して支払うこと
- 料金を口座振替で支払うこと
<電気とのセット割の適用条件>
本庄ガスのメリットと良い口コミ・評判
本庄ガスでは、東京ガスの取次店として電気を販売しています。ご使用状況別に2種類の電気料金プランが用意されており、ご自分に合わせた料金プランを選べます。本庄ガスを選ぶメリットは、以下のとおりです。
- 簡単に手続きができる
- 申し込み・解約手数料がかからない
- ガスと電気をセットで契約するとさらにお得
- My本庄ガスで電気の資料状況の確認が可能
- 停電しやすくなるなどの心配は無用
<本庄ガスのメリット>
簡単に手続きができる
本庄ガスの電気の申し込み手続きは簡単です。本庄ガスの本社の窓口、または電話で申し込みできます。インターネットでの申し込みや、複雑な手続きが苦手な人にもぴったりです。電話で申し込む場合は自宅に書類が送付され、必要事項を記入して返送するだけで手続きが完了します。
申し込み・解約手数料がかからない
本庄ガスでは、申し込みや解約の手続きに手数料がかからないためお得です。電気の切り替えで少しでも節約したい人には、本庄ガスをおすすめします。
ガスと電気をセットで契約するとさらにお得
本庄ガスでは、ガスと電気の両方を契約する場合、条件を満たしていればセット割が適用され、さらに料金がお得になるサービスがあります。電力会社の切り替えで光熱費の節約を考えている人は、ガスについても、本庄ガスへの切り替えを検討してはいかがでしょうか。
ただし、ガスと電気の使用場所が同一であること、ご契約者が同一であること、ガス料金と電気料金を合算して支払うなどの条件があることにご注意ください。また、料金のお支払いは口座振替のみです。
My本庄ガスで電気の資料状況の確認が可能
本庄ガスが提供するMy本庄ガスは、エネルギーの見える化Webサービスです。エネルギーの見える化Webサービスとは、ガスや電気の使用量や請求額をWeb上で確認できるサービスのことです。ご利用いただく端末機器によって、印刷やデータの取り込みもできます。
また、My本庄ガスの利用によってできることは、料金や使用量の確認だけではありません。電気やガスの使用量の推移を追うことで、省エネによる地球温暖化防止にもつながるのです。環境問題に関心があり、地球温暖化の防止に取り組みたい人にとっては、便利なツールとなるでしょう。
My本庄ガスを利用するステップは、以下のとおりです。
- ステップ1:仮情報登録
- ステップ2:本登録
- ステップ3:登録完了キーの送付
- ステップ4:登録完了キーの入力
<My本庄ガスを利用するステップ>
My本庄ガスの利用を開始するには、まず仮情報の登録が必要です。仮情報の登録が終わると、本登録用のリンクが記載されたメールが届きます。本登録用のリンクを開いて、お客様情報を登録したらログアウトし、郵送で登録完了キー(英数10桁)が届くのをお待ちください。登録完了キーが届いたら、ログインIDとパスワードでログインし、登録完了キーを入力すれば各機能が有効化されます。
なお、My本庄ガスのご利用自体は無料ですが、インターネット接続と電子メールアドレスが必要です。
このように、My本庄ガスのご登録は簡単であり、使用量や各種料金がすぐに確認できます。さらに地球環境の保護にもつながるなど、メリットも多いです。本庄ガスをご契約の際は、合わせてMy本庄ガスを利用してみてください。
停電しやすくなるなどの心配は無用
電力会社の切り替えで心配なのは、停電しやすくなるなど、供給される電気の質の低下ではないでしょうか。しかし、本庄ガスでは従来と同様に、電力会社の送電網を使用して電気を供給しているため、質の低下はありません。停電の可能性や品質については、以前と変化しないため安心です。
万が一、停電が発生したら本庄ガスに連絡を入れましょう。停電状況の確認やブレーカーの操作方法の案内、東京電力の送配電部門の紹介を受けられます。
本庄ガスは、地元である埼玉県本庄市で、長年都市ガスを供給してきた地元密着企業であり、すでに高い評判を集めています。もともと本庄ガスの都市ガスを契約していた人が、電力自由化によって、電気を契約した例も多いです。本庄ガスに切り替えたところ、電気料金がお得になったとの口コミも実際にあり、光熱費の節約を考えている人にはメリットが大きい電力会社といえるでしょう。
本庄ガスの注意点と悪い口コミ・評判
本庄ガスの電気を契約する際の注意点は、以下のとおりです。
- 料金の支払いは口座振替のみ
- 必ずしも光熱費が安くなるわけではない
- インターネット上での契約ができない
<本庄ガスの注意点と悪い口コミ・評判>
料金の支払いは口座振替のみ
各種公共料金の支払い方法は、口座振替やコンビニ支払い、クレジットカード支払いなどさまざまです。しかし、本庄ガスでは口座振替しか採用していません。ほかの料金をクレジットカードで支払っている人のなかには、その点に不便さを感じる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、クレジットカードで支払ってもポイントを貯められず、本庄ガス独自のポイントサービスなどもとくに用意されていないため、お得感があまりないかもしれません。公共料金の支払いでポイントを集めたい人は、注意したほうが良いでしょう。
必ずしも光熱費が安くなるわけではない
電力会社の切り替えを検討する主な理由のひとつが、電気料金の節約ではないでしょうか。しかし、本庄ガスに電力会社を切り替えたからといって、必ずしも料金の節約になるとは限りません。料金が安くなるかどうかは、ご自分の電気の使用パターンや使用量によって変わるのです。
ただし、本庄ガスでは、契約前に料金のシミュレーションができます。用意するものは、これまでの電気の検針票です。1枚でもシミュレーションは可能ですが、多くあればあるほどより精密な結果が出ます。シミュレーションは、本庄ガスのHPもしくは電話で受け付けているので、ぜひ試してみてください。
インターネット上での契約ができない
近年、さまざまなサービスの申し込みが、インターネット上で完結するようになっています。しかし、本庄ガスへの申し込みは、インターネット上でできません。書類の記入と返送などが面倒に感じる人も、なかにはいらっしゃるでしょう。
本庄ガスがおすすめの人
本庄ガスがとくにおすすめできるのは、以下のような人です。
- 本庄ガスをすでに契約しているもしくは契約しても良い人
- 料金を口座振替で支払いたい人
- 使用量や料金をすぐに知りたい人
<本庄ガスがおすすめの人>
本庄ガスをすでに契約しているもしくは契約しても良い人
本庄ガスは電気とガスのセット割があり、両方契約していると、電気料金が1ヶ月あたり0.5%もしくは275円(税込)割り引かれます。電気だけでなく、ガスも本庄ガスを利用しても良い人は、セット割の利用がおすすめです。なお、本庄ガスのガスを契約していなくても、電気だけの契約は可能ですが、セット割は適用されません。
料金を口座振替で支払いたい人
近年、料金の支払い方法がクレジットカードに限定されている電力会社もあります。しかし、本庄ガスでは口座振替のみとなっています。クレジットカードを所有していないなど、口座振替での支払いを希望する人には、本庄ガスがおすすめです。
使用量や料金をすぐに知りたい人
毎月の電気の使用量や料金をすぐに調べたい人にも、本庄ガスがおすすめです。なぜなら、本庄ガスにはMy本庄ガスのサービスがあり、インターネット上で使用量や料金がすぐにわかるからです。エネルギーの見える化は、光熱費の節約だけでなく、地球温暖化の防止などにもつながります。
本庄ガスのお申し込み方法
本庄ガスが提供する、本庄でんきへの申し込み方法をご紹介します。本庄ガスのHPでは、簡単シミュレーションの申し込みを受け付けています。どのくらい電気料金がお得になるのかを確かめたい人は、まず簡単シミュレーションに申し込んでみると良いでしょう。電話でも、切り替え後の想定金額を教えてもらえます。
このシミュレーションの結果に満足したら、実際の契約手続きを行います。契約手続きの際は、現在利用している電気の情報が必要です。直近の電気の検針票があれば、手続きを行えます。
賃貸住宅にお住まいの人でも、現在ご利用中の電力会社と直接契約していれば、本庄ガスへの切り替えができます。ご不明な場合は、賃貸オーナー様にご確認ください。分譲マンションにお住まいの場合でも、利用している電力会社と直接契約していれば、切り替えが可能です。ただし、管理組合などで一括購入している場合は、切り替えが不可能であるため、管理組合に相談してみると良いでしょう。
STEP1 本庄ガスへのお申し込み
本庄でんきへの申し込みができるのは、本庄ガス本社窓口または電話です。電話で申し込んだ場合は、申込書が郵送され、それに必要事項を記入して返送します。申し込みの際は、現在利用している電力会社の「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」が必要なので、手元に用意してから連絡をしましょう。
現在利用している電力会社への解約通知は、本庄ガスで行います。お客様が電力会社へ手続きなどの連絡をする必要はありません。
STEP2 契約書類の送付
本庄でんきのお申し込み後、本庄ガスから「切り替え時期のお知らせ」が送付されます。この通知に記載されている内容は、以下のとおりです。
- 本庄でんきへの切り替え日時
- 初回の電気料金の引き落とし日
<「切り替え時期のお知らせ」の記載内容>
STEP3 スマートメーターへの交換
スマートメーターとは、電気の使用量を自動的に検針し、時間帯別の使用量などの計測が可能な電気メーターです。
スマートメーターを設置していない人は、スマートメーターに交換しなければなりません。本庄ガスへの申し込み手続き後、東京電力から、スマートメーターの交換作業における日程調整の連絡が入ります。スマートメーターの交換工事は原則的に無料で、作業中であっても停電の心配はありません。
万が一停電を伴う工事になる場合は、事前に東京電力から連絡があります。停電時間は約5分と短いので、ご安心ください。
STEP4 本庄でんきのご利用開始
本庄でんきに切り替わるのは、スマートメーターに交換してから、最初の電気の検針日です。ただし、スマートメーターへの交換作業が、契約切り替え後になることもあります。本庄ガスの電気料金の支払いは口座振替のみで、コンビニ払いやクレジット払いには対応していません。
アンペア数の変更は、本庄ガスで対応してもらえます。ただし、契約切り替えと同時に変更できない点に、注意が必要です。アンペア数変更は、本庄でんきへの切り替えが完了してから日程を調整し、アンペア変更の工事を行います。
万が一、本庄ガスからほかの電力会社へ乗り換える際、契約解除の違約金などは不要です。契約期間の制約もなく、解約手数料を支払う必要もありません。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- 本庄ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
本庄ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、本庄ガスが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
本庄ガスは、埼玉県本庄市の地元密着企業としての歴史があります。電力自由化により、都市ガスだけでなく、電力の供給も始めました。ガスと電気のまとめ割を利用すれば、さらに光熱費がお得になります。用意されている料金プランは、本庄でんき基本プランと本庄でんき動力の2種類です。
本庄ガスを選ぶメリットは、申し込み手続きが簡単であること、電気とガスのセット割を利用できること、さらにMy本庄ガスで使用量や料金をすぐに調べられる点です。また、本庄ガスに切り替えることで料金がいくらぐらいになるのか、シミュレーションしたうえで契約できるのも、新たに契約を考えている人にとってうれしいサービスではないでしょうか。
ただし、料金の支払いは口座振替のみなどの注意点もあります。とくに、公共料金の支払いをすべてクレジットカードにしたい人にとっては、気を付けたいポイントです。また、電気の利用状況やライフスタイルによっては、料金がお得にならない場合もあります。
本庄ガスが向いているのは、料金の支払いを口座振替にしたい人や、ガスの契約も本庄ガスにして良い人です。そのほか、使用量や料金をインターネット上ですぐに知りたい人にも向いています。
また、本庄ガスへの切り替えによって、停電が増えるなど電気の品質が落ちることはありません。万が一のトラブル時は、本庄ガスへ連絡すれば、停電状況の確認やブレーカーの操作方法を案内してもらえます。電力会社を変更したいと考えている人は、ぜひ本庄ガスを検討してみてください。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
本庄ガスによる電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて本庄ガスが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
基本プラン | 埼玉県、群馬県 | 東京電力管内管内 | 「基本プラン」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。
ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
基本プラン | 91,927円/年 | 160,699円/年 | 182,232円/年 | 195,725円/年 | 212,760円/年 | 257,736円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
基本プラン |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
【補足】法人向けの電気料金プラン
飲食店や美容院などの、本庄ガスが提供する低圧法人向けの電気料金プランを一覧化しています。低圧電灯/動力プランをご利用の方におかれましてはご参考ください。
「本庄ガス」の電灯プラン一覧
法人向けの電灯プランは、家庭向けのA(アンペア)契約と異なり、kVA(キロボルトアンペア)契約となります。原則として60A以上かつ50kVA未満の場合はkVA契約となります。1kVAは10Aに相当するため、6kVA契約の場合60Aに相当します。更に多くの電力を利用する50kVA以上の物件の場合は、高圧に区分されKW(キロワット)契約となります。なお、家庭向け電灯契約と法人向け電灯契約の違いは、一度に多くの機器を使用出来るか否かのみであり、利用できる機器そのものは家庭向けと変わりません。
プラン | 6,000kWh | 12,000kWh | 30,000kWh | 60,000kWh | 90,000kWh | 120,000kWh |
---|---|---|---|---|---|---|
本庄でんきC | 167,143円/年 | 339,691円/年 | 850,471円/年 | 1,678,891円/年 | 2,507,311円/年 | 3,301,411円/年 |
※調査時点の推計値となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間電気代は、6000kWh(6kVA相当、月間500kWh)、12000kWh(10kVA相当、月間1000kWh)、30000kWh(20kVA相当、月間2500kWh)、60000kWh(30Kva相当、月間5000kWh)、90000kWh(40Kva相当、月間7500kWh)、120000kWh(40Kva相当、月間10000kWh)を利用した場合の推計値です。
「本庄でんきC」の動力プラン一覧
動力プランは、業務用エアコンや業務用冷蔵庫・冷凍庫、工作機械やエレベーターなど、大型の動力機器を動かす際に必要な契約区分です。電灯契約と比べて供給電圧が高いことが特徴です。電灯契約の供給電圧は100Vであるのに対して、動力契約では100Vと200Vの2種類があります。機器に電力を送る方法も異なり、電灯契約の場合は「単相」と呼ばれる方法で電気を送っています。一方で動力契約の場合は「三相」と呼ばれる方法を活用します。また動力プランで使用される三相200Vは、原則としてコンセントが4つ穴になっています。
プラン | 6,000kWh | 12,000kWh | 30,000kWh | 60,000kWh | 90,000kWh | 120,000kWh |
---|
※調査時点の推計値となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間電気代は、6000kWh(6kVA相当、月間500kWh)、12000kWh(10kVA相当、月間1000kWh)、30000kWh(20kVA相当、月間2500kWh)、60000kWh(30Kva相当、月間5000kWh)、90000kWh(40Kva相当、月間7500kWh)、120000kWh(40Kva相当、月間10000kWh)を利用した場合の推計値です。
弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、本庄ガスの公式HPをご確認ください。