沖縄ガスニューパワーとは?提供している料金プランをご紹介
生活によりコミットした電力会社を選ぶためには、さまざまな条件をもとに各会社を比較する必要があります。提供している電気料金プラン、契約するメリット、利用するうえでの注意点、向いている人の特徴など、比較するべき条件は数多くあるでしょう。
全国的に幅広く安定して電力を供給している会社が良いのか、エネルギーの地産地消に取り組んでいる地域密着型の会社が良いのかは、人によって異なります。また、電気以外に提供しているサービスがあるかに、焦点を当てている人もいるでしょう。
そこで今回は、沖縄ガスニューパワーが提供している電気料金プランや、沖縄ガスニューパワーと契約するメリット、注意点、沖縄ガスニューパワーとの契約に向いている人の特徴などについてご紹介します。口コミやお申し込み方法についても解説しているため、沖縄ガスニューパワーがどのような電力会社なのかを把握できます。
これから電力会社を探そうという人や、沖縄ガスニューパワーとの契約を考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
沖縄ガスニューパワーとは
沖縄ガスニューパワーは、沖縄県那覇市に本社を置く、平成28年設立の企業です。イーレックス株式会社と沖縄ガス株式会社を主な株主とし、小売電気事業に取り組んでいます。
沖縄ガスが60年かけて築いた顧客との信頼関係を基軸とし、エネルギーを安価に提供して、沖縄県内の生活や産業における活力向上を目指しているのが特徴です。再生可能エネルギーを中心とした電源を活用し、低圧電力や一般的な家庭向けの電気も提供しています。
沖縄ガスニューパワーが電気を供給しているのは、離島を除く沖縄本島エリアです。離島は、沖縄本島と電力系統がつながっていないため、現時点では沖縄ガスニューパワーの電気を利用できません。
高圧電力と低圧電力向けに、それぞれCO2ゼロプランを提供しており、供給される電力を実質CO2排出量ゼロにできます。沖縄ガスニューパワーでは、とくに海洋環境に注目しており、CO2ゼロプランの料金の一部が海洋保全団体に寄付されるのも特徴です。珊瑚礁には約9万種もの生き物がおり、サンゴや海藻も光合成を行っているため、珊瑚礁の保全が沖縄の未来を守るための取り組みになると考えています。
また、家庭用太陽光発電設備における、卒FITを迎えた人向けに電力買取サービスを取り扱っており、毎月の電気代の相殺も可能です。 さらに、契約者が電力の利用状況をチェックするためのお客さまマイページも用意されており、高圧電力、低圧電力、卒FITを利用している人に別々のログインフォームがあります。
沖縄ガスニューパワーの料金プラン
続いて、沖縄ガスニューパワーが提供している料金プランについてご紹介します。沖縄ガスニューパワーの電気料金は、1契約ごとの最低料金または基本料金と、1kWhごとの電力量料金の合計に加え、燃料調整費額と再生可能エネルギー発電促進賦課金を差し引いて、決まる規定です。
沖縄ガスニューパワーが提供している低圧電力の電気料金プランは、以下のものになります。
- CO2ゼロ従量電灯プラン
- CO2ゼロ低圧電力プラン
<低圧電力の電気料金プラン>
高圧電力を希望する場合は、個別の見積もりが必要なので、沖縄ガスニューパワーに直接問い合わせが必要です。それぞれの料金プランについて、より詳しく見ていきましょう。
CO2ゼロ従量電灯プラン
沖縄ガスニューパワーが提供するCO2ゼロ従量電灯プランは、沖縄電力が提供する従量電灯に相当する、一般家庭向けの電気料金プランです。電気を使用する時間帯や曜日、季節に関係なく、電気代が決まります。
自社内のバイオマス発電による電力や非化石証書などを活用して、家庭で消費する電力を実質CO2ゼロにすることが可能です。また、電気料金の一部が海洋保全団体に寄付されます。
CO2ゼロ従量電灯プランの具体的な料金は、以下の表のとおりです。
【CO2ゼロ従量電灯プラン】
料金種別 | 区分 | 単価(円/税込) |
---|---|---|
最低料金 | 10kWhまで | 573.05 |
電力量料金 | 10~120kWh | 40.20 |
121~300kWh | 45.74 | |
301kWh以上 | 47.22 |
CO2ゼロ低圧電力プラン
沖縄ガスニューパワーが提供するCO2ゼロ低圧電力プランは、大型空調設備を備える店舗や事務所、動力を使用する工場など向けの電気料金プランです。契約電力は原則50kW未満となっており、季節に応じて単価が異なります。CO2ゼロ低圧電力プランにおける夏季は7~9月、そのほかは10~翌年6月です。
CO2ゼロ従量電灯プランと同様に、自社内のバイオマス発電による電力や非化石証書などを活用して、事業所で消費する電力を実質CO2ゼロにしています。また、電気料金の一部が海洋保全団体に寄付されるプランです。
CO2ゼロ低圧電力プランの具体的な料金は、以下の表のとおりです。
【CO2ゼロ低圧電力プラン】
料金種別 | 区分 | 単価(円/税込) |
---|---|---|
基本料金 | 1kVあたり | 1,293.85 |
電力量料金 | 夏季 | 32.18 |
その他季 | 30.79 |
沖縄ガスニューパワーのメリットと良い口コミ・評判
ここからは、沖縄ガスニューパワーと契約するメリットについてご紹介します。企業の理念と一致している点があれば、それも契約のメリットの1つとなるでしょう。
沖縄ガスニューパワーのメリットは、以下のとおりです。
- 契約が環境保全につながる
- インターネット経由で電気代を確認できる
- 太陽光発電の電力を買い取ってもらえる
<沖縄ガスニューパワーのメリット>
それぞれのメリットについて、寄せられた口コミとともに見ていきましょう。
契約が環境保全につながる
沖縄ガスニューパワーとの契約のメリットは、電気の利用が環境保全につながることです。
沖縄ガスニューパワーと契約する際は、CO2ゼロプランがメインとなります。このプランでは、沖縄ガスニューパワーが手がけているバイオマス燃料による発電に加え、非化石証書、Jクレジットを用いた電源構成により、実質CO2排出量をゼロにできるのです。
バイオマス燃料による発電では、パーム椰子の種から油を絞った後の椰子殻を利用しており、中城バイオマス発電所で発電が行われています。ここで発生したCO2が、再びパーム椰子などの植物に光合成で使用されるサイクルを生み出すことで、CO2の増加を抑制しているのです。
また、CO2ゼロプランの電気料金の一部は、珊瑚礁などを守る活動をしている海洋保全団体に寄付されるため、1つのプランで海と地上両方の環境保全に貢献できます。
このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
CO2ゼロプランに魅力を感じて、沖縄ガスニューパワーに乗り換えました。日常生活の中で、電気を使用しながら環境に貢献できるため、自分にもできることがあるんだと嬉しく感じています。
もともと県外出身だったのですが、沖縄の綺麗な海に惹かれて移住しました。沖縄ガスニューパワーでは、電気代の一部が海を守るための活動に使われていると聞き、ここに決めました。自分の好きなもの、大切にしたいものを自分自身の選択で守れるのは、良いことだと思います。
インターネット経由で電気代を確認できる
沖縄ガスニューパワーでは、使用した電気の状況をマイページから、インターネット経由で確認できます。
お客さまマイページでは電力使用量をグラフで確認でき、毎月の電気料金もチェック可能です。住所や電話番号、支払い方法などに変更があった場合や、引っ越し・電気の供給停止の手続きもマイページから行えます。
ただし、使用しているブラウザによっては、推奨環境から外れて上手く動作しない可能性があるため、注意しましょう。ブラウザを常に最新版にしておけば、正常に動作する可能性があります。
なお、電気料金の支払いは、クレジットカード決済と口座振替の2種類です。指定された方法での支払いに失敗した場合、有償でコンビニ払いの振込票が送付されます。
マイページの利用によるペーパーレスと、電気料金の払い忘れ防止になるキャッシュレスを両方実現できる電力会社です。
このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
沖縄ガスニューパワーに切り替えてから、電気代をマイページで確認するようになりました。紙の検針票よりグラフのほうが見やすく、ゴミも出ないため、とても良いと思います。口座振替なので、給料の口座と一緒にしておけば、お金が足りなくて慌てることもありません。
前の電力会社のときは、コンビニ払いで電気代を支払っていましたが、沖縄ガスニューパワーに切り替えてからクレジットカード払いになりました。払い忘れがなくなったので、とても助かっています。マイページから変更できる情報も多いため、手続きが省略できるのも便利です。
太陽光発電の電力を買い取ってもらえる
沖縄ガスニューパワーでは、卒FITを迎えた太陽光発電設備で、発電した電力を買い取ってもらえます。
家庭用太陽光発電設備を備えており、固定価格買取期間が満了した人が対象です。スタンダードプランで1kWhあたり8.60円、プレミアムプランでは9.10円で買い取ってもらえます。
低圧電力を契約して卒FITの電力買取サービスを使用すると、沖縄ガスニューパワーから供給される電気の電気料金と、発電した電気の買取料金を相殺して電気代の節約が可能です。電気の買取だけであれば、低圧電力を契約していなくとも利用できます。
もともとの電力会社から、買取先を沖縄ガスニューパワーにするための手続きは簡単です。Webで買取契約を申し込み、手続きが完了するとメールでの案内が届き、買取開始日になったら太陽光発電による電気の買取が始まります。
電力会社によっては、太陽光発電の電気の買取を実施していない場合もあるため、太陽光発電設備を所有している場合は、沖縄ガスニューパワーとの契約がおすすめです。
このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
自宅に太陽光発電設備を導入しているのですが、卒FITによって買取価格が大幅に下がってしまいました。沖縄ガスニューパワーさんの買取サービスでは、ほかよりも高い価格で買取してくれるため、通常の電気供給サービスと併用しています。
前の電力会社での電力買取価格に不満があり、沖縄ガスニューパワーに乗り換えました。切り替えも簡単に行えて、良かったです。
沖縄ガスニューパワーの注意点と悪い口コミ・評判
沖縄ガスニューパワーと契約する際の注意点について、ご紹介します。電力会社によってはカバーできていないサービスなども存在するため、利用したいサービスがあるか、自分に向いていない点はあるかについても、見ておく必要があるでしょう。
沖縄ガスニューパワーの注意点は、以下のとおりです。
- 契約できる範囲は沖縄本島のみ
- 選べるプランが少ない
- 現金で料金を支払えない
<沖縄ガスニューパワーの注意点>
それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
契約できる範囲は沖縄本島のみ
沖縄ガスニューパワーは、沖縄県に電気を供給している電力会社ですが、沖縄県内ならどこからでも契約できるというわけではありません。
沖縄ガスニューパワーと契約して電気を利用できるのは、沖縄本島に住んでいる人のみです。それ以外の沖縄本島と電力系統がつながっていない離島に住んでいる場合は、沖縄ガスニューパワーを利用できません。
2024年6月現在、沖縄ガスニューパワーとの契約ができない具体的な離島は、粟国島、渡名喜島、久米島、奥武島、オーハ島、北大東島、南大東島、宮古島、池間島、大神島、来間島、伊良部島、下地島、多良間島、水納島、石垣島、竹富島、西表島、鳩間島、由布島、小浜島、黒島、新城島(下地)、波照間島、与那国島です。
これらの離島にお住まいの場合は、それぞれの離島に電気を供給しているサービスを利用する必要があります。
この注意点について、以下の口コミが寄せられています。
沖縄本島に住んでいた間は、沖縄ガスニューパワーと契約して電気を使用していました。しかし、仕事の都合で石垣島に移住したときに契約を継続できなくなり、別の電力会社に切り替えることになりました。料金プランの内容を気に入っていただけに、残念です。
沖縄県内を拠点に事業を展開している企業なので、離島からでも契約できるかなと思ったのですが、ダメでした。サービスは魅力的なので、もう少し利用できる範囲が広がったらまた検討したいです。今後の事業展開に期待しています。
選べるプランが少ない
沖縄ガスニューパワーと契約する際、一般家庭や小規模な事業所が選べる料金プランは少ないです。
もともと沖縄ガスニューパワーは、高圧電力をメインに取り扱っていた電力会社であり、沖縄県内で大規模な事業を行っている人向けのサービスを提供していました。現在は、一般家庭を含む低圧電力も提供していますが、今でも選択できるプランは一般家庭であれば CO2ゼロ従量電灯プラン、小規模な事業所であれば CO2ゼロ低圧電力プランと1種類ずつです。
電気料金の一部は、沖縄ガスニューパワーではない団体の活動に寄付されるため、そのことをしっかり納得したうえで契約をする必要があるでしょう。また、なるべくさまざまなプランを比較して、自分や家族の生活に即したサービスを選択したい人にも向かない可能性があります。
この注意点について寄せられた口コミは、以下のとおりです。
CO2を実質ゼロにできたり、海洋環境の保全に貢献できたりするのは良いのですが、一律同じプランになってしまうため、お得感はあまりないと感じます。もう少し生活スタイルに合わせて、色々なプランがあると選びがいがあると思います。
契約してから、電気料金の一部が別の団体に寄付されていることに気付きました。説明にしっかり目を通していなかった自分が悪いのですが、悪い活動でないとはいえ、事前にしっかり知っておきたかったです。活動自体は応援したいので、これからも沖縄ガスニューパワーを利用し続けますが、活動の内容についてはきちんと情報収集をしようと思います。
現金で料金を支払えない
沖縄ガスニューパワーの注意点は、電気料金の支払い方法が限られていることです。
クレジットカード決済と口座振替は利用できますが、コンビニ払いは通常の支払い方法として選択できません。ほかの支払い方法での支払いが確認できなかった場合に限り、有料でコンビニ払い用の振込票が送付されます。
電気代は、スマートメーターから一度、一般送配電事業者に送信され、そこから沖縄ガスニューパワーにデータが送られて請求されるのが特徴です。口座振替の場合は、検診日が1~15日であれば翌6日に、16日以降であれば翌27日に設定されます。
クレジットカード払いの場合は、決済日がカード会社によって異なるため、それぞれ確認が必要です。利用できるカード会社には、いくつか種類があります。
この注意点について寄せられた口コミは、以下のとおりです。
現金でのコンビニ払いに慣れていたので、口座振替にした今でも少しそわそわします。払い忘れはなくなりましたが、電気代の確認自体もインターネット経由なので、お金の流れは若干不透明になった気がします。
ちょうど期限が切れたクレジットカードの情報を更新するのを忘れてしまい、有料のコンビニ払い用の請求書が届きました。紙代や発行のための手数料がかかるからかなとは思いますが、コンビニ払い自体に追加でお金がかかるのは、ちょっと不満な点です。次からは、クレジットカード情報の更新を忘れないように気をつけて、リマインドしようと思います。
沖縄ガスニューパワーがおすすめの人
続いて、沖縄ガスニューパワーとの契約に向いている人の特徴についてご紹介します。電力会社ごとに個性があるため、契約に向いている人も電力会社ごとに異なるのです。
沖縄ガスニューパワーとの契約に向いているのは、以下のような人になります。
- 沖縄本島にお住まいの人
- 電気の利用を通して環境保全に貢献したい人
- シンプルな電気料金プランを望む人
<沖縄ガスニューパワーとの契約に向いている人>
それぞれの特徴について、より詳しく見ていきましょう。
沖縄本島にお住まいの人
沖縄ガスニューパワーを利用できるのは、沖縄本島に住んでいる人です。そのため、沖縄ガスニューパワーとの契約には、現時点で沖縄本島に住んでいる人や、引っ越しで沖縄本島に移住する予定がある人に向いています。一方で、沖縄県内に住所があっても離島に住んでいる人や、現時点で沖縄本島に住んでいても、離島や県外に引っ越す可能性がある人には向きません。
引っ越し手続きなどは、沖縄ガスニューパワーが提供するお客さまマイページから申請できるため、必要に応じて利用すると良いでしょう。
なお、停電になった場合は、沖縄ガスニューパワーのカスタマーセンターに連絡すれば、然るべきところへ対応を依頼してくれたり、窓口を案内してくれたりします。また、電気の安全調査は4年に1回、一般送配電事業者または委託を受けた事業者が行うため、安心して設備を利用できるでしょう。
電気の利用を通して環境保全に貢献したい人
沖縄ガスニューパワーとの契約に向いているのは、日常的な電気の利用で環境保全に貢献したい人です。
沖縄ガスニューパワーで用意している電気料金プランは、CO2の排出量を実質ゼロにできるプランになっています。そのため、電気エネルギーの利用自体は継続しつつ、環境への負荷を減らせるのです。
また、電気料金の一部が、珊瑚礁などの保全活動を行っている海洋保全団体に寄付されるため、海中の環境保全にもつながります。サンゴや海藻など、光合成を行っている海の生き物を保護することで、陸上だけでなく海の中でのCO2循環を促し、温室効果ガスの増加を抑制する効果を期待できるでしょう。
こうした環境保全活動に賛同し、貢献したいと考えている人には、沖縄ガスニューパワーが向いています。
シンプルな電気料金プランを望む人
沖縄ガスニューパワーとの契約に向いているのは、なるべくシンプルな料金プランを望む人です。
沖縄ガスニューパワーの一般家庭向け電気料金プランは、時間帯や季節などで電気代の単価が変化しない、シンプルなものになっています。そのため、料金プランを選ぶ際に、あまり悩みたくないという人におすすめの電力会社です。
電力会社によっては、契約者の生活スタイルや所有している電気機器に応じて、さまざまなプランを提供しています。そうしたプランは、なるべく色々な情報を検討してプランを決めたい人には向いていますが、あまり多くのことを検討したくない人には向きません。
電力会社を決める際は、ほかにもさまざまな情報を検討する必要があるため、少しでも手間を削りたい人には、シンプルなプランが向いています。
沖縄ガスニューパワーのお申し込み方法
続いて、沖縄ガスニューパワーと契約するためのお申し込み方法についてご紹介します。
沖縄ガスニューパワーに申し込む際は、まずWeb上のお申し込みフォームから、現在の住所で電気を切り替えるのか、引っ越し先の住所で新規契約を結ぶのかを選択しましょう。そして、契約者の氏名や連絡先、供給地点の住所や供給地点番号を入力し、書類を郵送する住所についても確認して、入力内容を送信します。電力会社の切り替えの際は、前の電力会社に関する情報も必要です。
電気を利用する住所の検針メーターが従来型のものである場合、無料でスマートメーターに取替え工事を行います。電力の切り替えが開始される時期については、マイページまたはハガキで確認可能です。また、お申し込みは電話でも行えます。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- 沖縄ガスニューパワーが倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
沖縄ガスニューパワーが倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、沖縄ガスニューパワーが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
電力会社を切り替える際は、提供しているサービスが自分や家族に合っているか、企業理念に共感できるかなどをチェックしておく必要があります。
沖縄ガスニューパワーは、沖縄県内の沖縄本島をメインに、再生可能エネルギーを活用した電気を供給している電力会社です。電気料金の一部は海洋保全団体に寄付され、陸と海両方の環境保全に貢献できます。
一方で、契約できるエリアが狭く、料金プランも少ないため、より広範囲なサービスを望む人には向きません。現金での支払いを望む場合も、向かない傾向にあります。
沖縄ガスニューパワーを含め、複数の電力会社の特徴を比較して、より生活にコミットした電力会社を選択してください。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
沖縄ガスニューパワーによる電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて沖縄ガスニューパワーが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
CO2ゼロ従量電灯プラン | 沖縄県(一部離島を除く) | 沖縄電力管内管内 | 「CO2ゼロ従量電灯プラン」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。
ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
CO2ゼロ従量電灯プラン | 109340円/年 | 192737円/年 | 215403円/年 | 232402円/年 | 249401円/年 | 306065円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
CO2ゼロ従量電灯プラン |
見つかりませんでした。 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、沖縄ガスニューパワーの公式HPをご確認ください。