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電力会社の乗り換え先!ゆきぐに新電力はどのような会社かをご紹介!
近年は電力会社を自由に選べるようになり、お得な条件で電気を使える会社へと乗り換える人も珍しくありません。しかし、乗り換えを試してみたくとも、良い電力会社に心当たりがないことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、乗り換え先として現在選べる電力会社の中で、ゆきぐに新電力をピックアップします。会社概要や料金プランの仕組みなど、乗り換えに役立つ情報をご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
ゆきぐに新電力とは
ゆきぐに新電力とは、会社名のとおり、寒さの厳しい地域で生まれた新電力会社です。会社の概要は、以下のとおりです。
【ゆきぐに新電力の概要表】
会社名 | ゆきぐに新電力株式会社 |
---|---|
所在地 | 新潟県南魚沼市塩沢1200番地 |
代表者 | 中嶋 知一(代表取締役) |
設立日 | 2020年7月15日 |
小売電気事業者登録番号 | A0730 |
会社は新潟県南魚沼市にあり、雪の多い地域性が社名に反映されていることがわかります。設立は2020年で、会社ができてからは、まだそれほど長い時間が経っていません。しかし、すでに小売電気事業者登録は済んでおり、地域へと電気の供給を開始しています。新電力会社の1つとして、とくに違和感なく利用できる体制が整っている点は、会社の概要として要チェックです。
ゆきぐに新電力の想い
ゆきぐに新電力の設立には、所在地である南魚沼市の地域性が深く関わっています。南魚沼市には、以下の魅力があります。
- 雪解け水のおかげでお米やお酒がおいしい
- 雪国の環境でスキーなどのウィンタースポーツが活発
- 地域住民同士のつながりが残っている
<南魚沼市の魅力>
新潟県にある南魚沼市は雪の多い地域であり、暖かくなると雪解け水が大量に流れ出ます。この環境のおかげで、地域で作られるお米やお酒はとてもおいしいといいます。恵まれた自然環境からスキーなどにも適しており、ウィンタースポーツが活発です。そのうえ、全国各地で近年希薄になりつつある、住民同士のつながりがまだ残っており、地域では人の温かさも感じられます。
一方、雪国であるだけに、冬場の暖房や除雪など、生活していくうえでの苦労も多々あります。負担を少しでも減らし、地域の暮らしを守っていきたいとの想いから、ゆきぐに新電力がスタートしたそうです。そのため、ゆきぐに新電力は、ただ電気を供給するだけでなく、以下のようなさまざまなことに挑戦しています。
- 地域の活動の応援
- カーボンニュートラルの促進
<ゆきぐに新電力の取り組み>
より良い形で地域に寄り添い、多くの人に暖かさを届けたいとの想いで、日々の事業が運営されています。
ゆきぐに新電力の沿革
ゆきぐに新電力の沿革は、以下のとおりです。
【ゆきぐに新電力の沿革】
2020年7月 | ゆきぐに新電力株式会社の設立 |
---|---|
2020年10月 | 小売電気事業者登録 |
2023年5月 | 子会社「やまのくにエナジー」の設立 |
会社の設立が2020年7月であり、その3ヶ月後に小売電気事業者登録が行われています。そして、2023年5月には子会社が設立されました。ゆきぐに新電力自体が設立からまだ日の浅い会社ですが、すでに子会社を抱える企業となっている点は、会社の基本情報として押さえておきたいポイントです。
ゆきぐに新電力の料金プラン
ゆきぐに新電力が提供する電気には、低圧と高圧の2種類があります。高圧のほうは大きな工場や商業施設などで利用するものであり、一般家庭や小規模な事務所などでは低圧を選ぶのが通例です。低圧を選ぶ場合、料金プランには以下の3種類があります。
- 従量電灯B相当
- 従量電灯C相当
- 低圧電力
<料金プラン>
それぞれで料金単価が異なるだけでなく、プランの仕組みも変わるため、詳細は要チェックです。それぞれがどのような料金プランなのか、以下で個別にご紹介します。
従量電灯B相当
従量電灯B相当とは、契約容量としてアンペア数を決めるタイプの料金プランです。プラン名のとおり、他社でよく提供されている従量電灯Bに相当します。現時点で従量電灯Bを契約している人にとっては、使い慣れていて違和感の少ない料金プランとなるでしょう。
料金表は、以下のとおりです。
【基本料金】
30A | 1,108.8円 |
---|---|
40A | 1,478.4円 |
50A | 1,848.0円 |
60A | 2,217.6円 |
【従量料金(1kWhあたり)】
120kWhまで | 29.71円 |
---|---|
120kWh超~300kWhまで | 36.46円 |
300kWh超 | 40.41円 |
基本料金はアンペア数に応じて高くなる仕組みであり、契約容量はできるだけ小さくするのが節約のコツです。しかし、アンペア数は利用者側で自由に決められるのではなく、電力会社側で用意しているいくつかの区分のなかで、適切なものを選びます。
アンペア数の具体的な区分は電力会社によって違い、ゆきぐに新電力では30~60Aの範囲で、10A刻みに設定されています。最小では30A、最大では60Aとなり、この範囲に収まらないアンペア数は選べない可能性があるため、注意が必要です。
電力量料金は、使用量に応じて単価が3段階に設定され、120kWhと300kWhを超えると、単価が次の段階に切り替わる仕組みです。2段階目、3段階目と進むにつれて単価が上がっていくため、大量の電気を使う人は、単価の変化に注意しておくことをおすすめします。なお、使用電力量が0kWhだった場合は、基本料金の半額を支払うだけで構いません。
従量電灯C相当
従量電灯C相当とは、基本的な仕組みは従量電灯B相当に近いものの、基本料金がkVA数に応じて決まる仕組みに変わっています。これは、他社の料金プランでいえば、従量電灯Cに相当するものであり、現時点で当該プランを利用している人にとっては違和感が少ないでしょう。
料金表は、以下のとおりです。
【基本料金と電力量料金】
基本料金(1kVAあたり) | 369.6円 | |
---|---|---|
電力量料金(1kWhあたり) | 120kWhまで | 29.71円 |
120kWh超~300kWhまで | 36.46円 | |
300kWh超 | 40.41円 |
契約にあたって決めるkVA数は、電力会社側で特定の区分を定めていません。具体的にどれほどのkVA数を契約するかは人によるため、料金表では1kVAあたりの単価が表示されています。現時点で従量電灯Cを利用している人は、現在契約しているkVA数で、基本料金を試算してみると良いでしょう。
電力量料金の仕組みは、従量電灯B相当と同じです。使用量の区分は3段階に分かれており、2段階目、3段階目へと進むにつれて単価が高くなります。使用量の区分は、120kWhと300 kWhで切り替わる仕組みなので、大量の電気を使う人は注意しておきましょう。なお、本プランでも1ヶ月の使用量が0kWhの場合は、基本料金の半額を支払うだけで問題ありません。
低圧電力
低圧電力は、上記2つの料金プランと根本的に異なる部分が多いです。基本料金はkW数を基準に決まる仕組みであり、契約時に定めた数値が大きいほど高額となります。
電力量料金では使用量の区分がなくなり、月の使用量が120kWh未満でも、300kWhを超えても、単価は変わりません。しかし、季節によって単価が変わるため、時期に応じた適切な単価をしっかり把握しておく必要があります。
料金表は、以下のとおりです。
【基本料金と電力量料金】
基本料金(1kWあたり) | 1,300.89円 | |
---|---|---|
電力量料金(1kWhあたり) | 夏季 | 27.22円 |
その他季 | 25.77円 |
従量電灯C相当と同じく、上記の基本料金は単価の表示であり、契約したkW数が大きいほど請求額は高くなります。この基本的な仕組みにくわえ、低圧電力では力率による以下の影響にも注意が必要です。
- 力率が85%を上回る:基本料金を5%割引
- 力率が85%を下回る:基本料金を5%割増
<力率による影響>
力率が85%を上回るか下回るかで、基本料金が上記のように変わります。現時点で同じ仕組みの料金プランを契約している人は、直近の力率の割合から乗り換え後の基本料金を予想すると良いでしょう。なお、電気をまったく使わない月は、以下の対応となります。
- 基本料金は半額
- 力率は85%と判断
<電気をまったく使わない月>
電気を使わない月が出る可能性のある人は、上記の条件も要チェックです。
高圧電力の場合
高圧電力を選ぶ場合、低圧電力とは契約条件が根本的に変わります。どのような条件となるかは、契約種別によって決まる仕組みです。高圧電力には、たとえば常時供給電力・予備電力・自家発補給電力などがあります。
常時供給電力を選んだ場合、基本料金と電力量料金は以下のように計算します。
【基本料金と電力量料金の計算式】
料金の種類 | 計算式 |
---|---|
基本料金 | 契約電力×常時供給電力の基本料金単価×(185%−力率) |
電力量料金 | 使用電力量×電力量料金単価+燃料費調整額 |
契約種別が変われば、料金の仕組みや計算式なども異なってくるため、詳細は契約種別ごとによく確認しなくてはなりません。各契約種別の詳細は約款に表示されているほか、ゆきぐに新電力への問い合わせによっても確認できます。
実際の料金プランの決まり方
ゆきぐに新電力には以上のような料金プランがありますが、実際に契約するときは、電力会社から個別に見積もりをする仕組みとなっています。
- 各利用者の使い方にあわせて見積もりを提示
- 見積もりにあたっては利用者のメリットを最大化することを意識
- 一律で特定のプランが適用されない
<実際の料金プランの決まり方>
多くの電力会社では、料金プランが固定され、各利用者に一律で適用される流れとなっています。しかし、ゆきぐに新電力では、各利用者のメリットを最大化できるよう、それぞれの使い方にあわせて見積もりが提示されています。
具体的にどのような料金プランとなるかは、契約の相談や見積もりの結果で決まるため、興味があるときは一度問い合わせてみると良いでしょう。
ゆきぐに新電力のメリット
ゆきぐに新電力のメリットには、以下のものが挙げられます。
- 適切な料金プランを提供してもらえる
- 電気代を節約できる可能性がある
- 電気の使用を通じて地域貢献が可能
- 乗り換えや解約に費用がかからない
- CO2フリーの電気を購入できる
- 電気の品質が変わらない
<ゆきぐに新電力のメリット>
それぞれのメリットがどのようなものか、以下で詳細を述べていきます。
適切な料金プランを提供してもらえる
先述のとおり、ゆきぐに新電力は各利用者のメリットを最大化できるよう、契約にあたって個別に見積もりを提示しています。この仕組みには、以下のようなメリットがあります。
- 乗り換えで電気代がどうなるかを想像しやすい
- 自分でシミュレーションをしなくて済む
- 料金プランの確認や比較検討の手間が省ける
<個別に見積もりを提示することによるメリット>
電力会社から見積もりを提示してもらえば、乗り換えで電気代がいくらとなるか、現状よりお得かどうかを簡単に把握できます。自分で諸条件を調べてシミュレーションする手間が省けるうえ、計算ミスで想定が狂うリスクも低くて安心です。
さらに、電力会社のほうから最適な料金プランを提供してもらえるため、自分で各プランを比較検討する手間も省けます。スムーズでありながらプラン選びに失敗しにくいのは、ゆきぐに新電力のメリットです。
電気代を節約できる可能性がある
ゆきぐに新電力では、料金プランが一律ではなく、各利用者にあわせて柔軟に提供されているため、電気代の節約効果も期待できます。具体的にどのような条件となるかは一概にいえませんが、現在支払っている基本料金・従量料金を基準とし、それぞれより低い金額に設定されるケースもあります。
現在の金額や単価からの割引を前提とした条件になれば、乗り換えにより電気代が安くなる可能性が高いです。このような料金プランも期待できる点は、押さえておきたいメリットです。
電気の使用を通じて地域貢献が可能
ゆきぐに新電力は地域の活動を応援しており、支払った電気代の1%を、社会貢献のために活動しているNPOやボランティア団体などに寄付できます。主な寄付先は、以下のとおりです。
- 社会福祉法人 南魚沼市社会福祉協議会
- 上越高校サッカー部
- 特定非営利活動法人 妙高山麓自然体験活動指導者会
- 一般社団法人ウスミシュカ
- エフエム雪国スキークラブ所属 羽吹唯人選手
<主な寄付先>
上記の団体や活動などを間接的に応援できるのは、一般的な電力会社にはない特徴です。寄付金は、契約時の申込書にチェックをつければ自動で差し引かれる仕組みになっているため、利用者側に手間はありません。
乗り換えや解約に費用がかからない
ゆきぐに新電力の契約に手数料や初期費用などは不要であり、出費が続いて家計が苦しい時期でも、乗り換えは可能です。見積もりにも費用はかからないため、乗り換えの相談も気軽に行えます。
また、低圧電力を契約した場合は、解約時にも手数料などがかかりません。乗り換え後、サービス内容に満足できない場合はすぐに解約を検討できるため、お試し感覚で気軽に契約できるのも、ゆきぐに新電力のメリットです。
CO2フリーの電気を購入できる
ゆきぐに新電力が提供する電気は、非化石証書の購入により、実質的にCO2フリーとなっています。非化石証書とは、対象の電気が再生可能エネルギー由来であることを客観的に証明するものです。ゆきぐに新電力が購入しているのは、以下のような非化石証書です。
- 日本卸電力取引所(JEPX)の再エネ価値取引市場で購入
- 太陽光や風力、小水力などのFIT電源によるもの
- トラッキング付きで産地や発電方法が開示されている
<ゆきぐに新電力が購入している非化石証書>
このような非化石証書を購入すると、利用している電気が実質的にCO2フリーだとみなされます。非化石証書が付与されるサービスを通し、脱炭素への取り組みを周囲にアピールできるのも、主なメリットの1つです。
電気の品質が変わらない
ゆきぐに新電力への乗り換え後、電気の品質に変わりはありません。
- 既存の送配電設備を使って電気を供給
- 停電リスクが高まる心配なし
- 停電時には地域の電力会社が対応
- ゆきぐに新電力が万一倒産しても地域の電力会社がバックアップ
<電気の品質について>
電力会社を乗り換えても、電気を供給する設備や仕組みは変わりません。停電時や倒産時には地域の電力会社が対応するため、復旧が遅れたり、電気が使えなくなったりする心配もなく安心です。
ゆきぐに新電力の注意点
ゆきぐに新電力の注意点には、以下のものが挙げられます。
- 従量電灯B相当の最低アンペア数がやや大きい
- オール電化住宅向けの料金プランがない
- 高圧電力では1年間の利用が必要
- すぐに申し込みの手続きに入れない
<ゆきぐに新電力の注意点>
それぞれの注意点について、以下で詳細をご紹介します。
従量電灯B相当の最低アンペア数がやや大きい
現在、従量電灯Bを契約している人は、ゆきぐに新電力で従量電灯B相当の料金プランとなる可能性が高いです。しかし、先述のとおり、アンペア数は30Aからとなっています。他社では30A未満でも契約できるケースが珍しくなく、最低ラインが30Aとなる点には注意が必要です。
一般的に、アンペア数が大きくなるほど一度に大量の電気を使えるようになり、電気の使用量や家族が多い人は、アンペア数を大きめにしておいたほうが安心です。しかし、一人暮らしでほとんど電気を使わない場合だと、大きめのアンペア数は電気代が高くなるだけで、あまりメリットがありません。最低でも30Aからとなっても問題ないか、一度に大量の電気を使わない人は慎重に判断したいところです。
オール電化住宅向けの料金プランがない
ゆきぐに新電力において目安となる料金プランには、オール電化住宅向けのものがありません。オール電化住宅は、通常の住宅よりも電気の使用量が増えやすく、料金プランも専用のものがよく用意されています。
しかし、ゆきぐに新電力にはオール電化住宅相当のものが見当たらず、従量電灯B・C相当を選ぶと、乗り換え前よりも電気代がかさむ恐れがあります。オール電化住宅で電気を使う予定の人は、ゆきぐに新電力に乗り換えても問題ないか、事前にしっかり相談することが大事です。
高圧電力では1年間の利用が必要
ゆきぐに新電力は、乗り換え後の契約期間に強い制限はないものの、高圧電力を選んだ場合は、乗り換えから1年間の継続利用が必要です。早期解約に対しては、解約手数料や違約金などが発生する可能性があるため、高圧電力を契約するときは計画性が求められます。
すぐに申し込みの手続きに入れない
近年の新電力会社には、公式サイトに申し込みフォームがあり、すぐに申し込みへと入れるケースが多いです。しかし、後述するように、ゆきぐに新電力はそのような仕組みになっていません。一度、会社側まで問い合わせる必要があり、すぐに申し込みへと入りたいときには少し手間です。
ゆきぐに新電力がおすすめの人
ゆきぐに新電力は、以下のような人におすすめだといえます。
- 電気代のお得さにこだわりたい人
- 地域への貢献を希望する人
<ゆきぐに新電力がおすすめの人>
それぞれの人にどのような点がおすすめなのか、個別にご紹介します。
電気代のお得さにこだわりたい人
ゆきぐに新電力の大きな特徴は、お得な料金プランを個別に提供してもらえることです。通常は自分で料金シミュレーションなどを行い、最適な料金プランを自分で選ぶ必要があります。しかし、電力会社の料金プランは複雑であり、個人で最適なものを選ぶのは簡単ではありません。結果として、割高な料金プランを気付かずに選んでしまうリスクもあります。
一方、ゆきぐに新電力を選べば、プロである電力会社側でお得なプランを見繕ってもらえるため、プラン選びに失敗するリスクが低くなります。電力会社を乗り換える以上、電気代のお得さにこだわりたい人にとって、ゆきぐに新電力の仕組みは安心でおすすめです。
地域への貢献を希望する人
ゆきぐに新電力は、ただ電気代を安く提供するだけでなく、地域への想いも強い会社です。その想いは、地域で活動するNPOなどへ寄付を行える仕組みに表れています。ゆきぐに新電力を選べば、月々の電気代の支払いを通して一部の団体や活動を応援でき、地域を豊かにできます。この点から、地域への貢献を希望する人にも、ゆきぐに新電力はおすすめです。
ゆきぐに新電力のお申し込み方法
ゆきぐに新電力に申し込むときのポイントは、以下のとおりです。
- ゆきぐに新電力まで問い合わせる
- 最適な料金プランを提供してもらう
- 乗り換えるかどうかについて最終判断
- 契約手続きに入る
<ゆきぐに新電力に申し込むときのポイント>
申し込みにあたって押さえたいポイントを、以下でさらにご紹介します。
まずは問い合わせる
ゆきぐに新電力は公式サイト上に申し込みフォームなどがなく、乗り換えや新規契約について相談したいときは、一度問い合わせる流れとなっています。問い合わせれば見積もりなどを通し、適切な料金プランなどを提供してもらえます。
利用者にとっても、一度問い合わせを挟むことにはメリットがありますが、専用フォームなどを使ってすぐに申し込みはできないため、注意が必要です。問い合わせの方法は、以下のとおりです。
- 公式サイトにある問い合わせフォームを使用
- 問い合わせ用のダイヤルはなし
<問い合わせの方法>
ゆきぐに新電力への問い合わせは、公式サイトにある問い合わせフォームを通じて行うのが基本で、電話番号などは表示されていません。電話での問い合わせは難しいため、申し込みに向けて見積もりなどを頼みたいことを、まずはフォームを通じて連絡してみましょう。
問い合わせ後の手続き
問い合わせを済ませたら、ゆきぐに新電力側から見積もりの結果や最適な料金プランなどが提供されます。提供される内容は良い判断材料となるため、しっかり確認したうえで、実際に乗り換えるかどうかを最終的に決めると良いでしょう。
乗り換えを決心した場合は、申し込みたい旨をゆきぐに新電力まで伝えれば、契約に向けての手続きを案内してもらえます。以後は、スタッフの案内にしたがって手続きを進めていけば問題ありません。不明点があるときは、やりとりをしているスタッフまでその都度ご確認ください。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- ゆきぐに新電力が倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
ゆきぐに新電力が倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、ゆきぐに新電力が倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
ゆきぐに新電力は、寒さの厳しい地域である新潟県南魚沼市にある新電力会社です。提供している電気には低圧と高圧の2種類があり、それぞれで料金プランの仕組みが変わります。
乗り換えるときには、電力会社から個別に見積もりを提示してもらえ、最適な料金プランを選びやすい仕組みとなっています。しかし、従量電灯B相当の料金プランにおいて、最低アンペア数が少し大きい点などには注意が必要です。
以上の特徴から、ゆきぐに新電力は電気代のお得さにこだわりたい人などにおすすめできます。申し込みにあたっては、まず会社まで問い合わせが必要です。興味が出てきたときは、一度乗り換えを検討してみてください。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
ゆきぐに新電力による電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてゆきぐに新電力が提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
東北電力エリア 従量電灯B相当 | 青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県、一部離島を除く | 東北電力管内管内 | 「東北電力エリア 従量電灯B相当」の分析ページへ |
東北電力エリア 従量電灯C相当 | 青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県、一部離島を除く | 東北電力管内管内 | 「東北電力エリア 従量電灯C相当」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。
ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
東北電力エリア 従量電灯B相当 | 65992円/年 | 118390円/年 | 136404円/年 | 146945円/年 | 161446円/年 | 196582円/年 |
東北電力エリア 従量電灯C相当 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 161446円/年 | 196582円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
東北電力エリア 従量電灯B相当 |
見つかりませんでした。 |
東北電力エリア 従量電灯C相当 |
見つかりませんでした。 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、ゆきぐに新電力の公式HPをご確認ください。