【口コミ・評判】サニックスでんきは高い?メリットと注意点、おすすめの人を解説していきます

  • 更新日:2024/04/22

近年の電気代高騰により、新しい電力サービスへの乗り換え先として「サニックスでんき」を候補に考えている人もいらっしゃるでしょう。しかし、料金プランの内容や他サービスより優れている点など、詳細を知らないままでは乗り換えに失敗する恐れがあります。

そこで本記事では、サニックスでんきに焦点を当てて、特徴や契約のメリット、料金プランの内容などをくわしく解説します。あわせて、サニックスでんきの契約をおすすめしたい人、よくある質問項目もまとめました。

記事の内容を把握すれば、サニックスでんきの料金プランが自分に適しているか判断できます。ぜひ、最後までご覧ください。

サニックスでんきとは

出典:公式サイト

サニックスでんきとは、東証プライム上場企業の株式会社サニックスが提供している電力サービスです。2015年から、個人・法人向けに電力の小売り化をスタートしており、提供エリアは北海道から九州まで広範囲にわたります。

【サニックスでんきの概要表】
提供会社 株式会社サニックス
本社所在地 福岡市博多区博多駅東2丁目1番23号
設立日 1978年(昭和53年)9月
資本金(2023年3月現在) 140億4,183万円
売上高(2023年3月期) 462億7,700万円
提供エリア(電気) 北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州(各電力会社の提供エリアに準ずる)
セット割 なし
オール電化対応プラン なし
解約違約金 なし
支払い方法 クレジットカード

サニックスでんきの料金プランは「スポットバリュープラン」のみで、分かりやすいのが特徴です。環境に配慮した形でエネルギーを生み出しているぶん、電力調達費が抑えられているため、電気を安く供給できます。

また、サービスを解約しても違約金は一切発生しないので、契約および電力会社の乗り換えが容易です。お住まいの地域によっては、サニックスでんき利用時に万が一トラブルが発生した際も、無料で対応してもらえるので安心ですね。

サニックスでんきのおすすめポイント

  • 料金プランはスポットバリュープランだけで、内容もシンプル
  • 広いエリアに電力を供給している
  • 解約時に発生する手数料・違約金が0円
  • トラブルが発生しても無料でいつでも対応してもらえる

サニックスでんきのメリットと良い口コミ・評判

数ある電力サービスと比較すると、サニックスでんきを選ぶメリットは、主に以下の4点が挙げられます。

サニックスでんきのメリット

  • シンプルな料金プランで分かりやすい
  • 供給エリアが広い
  • 解約手数料と違約金がかからない
  • もしものときに駆けつけてくれるサービスが無料で利用できる

各項目について、口コミや評判を交えながら見ていきましょう。

シンプルな料金プランで分かりやすい

サニックスでんきの料金プランは、スポットバリュープランのみです。割引などのオプションサービスなどは用意されていないため、どなたでも分かりやすく、現在契約中の電力サービスとの比較検討も容易にすすめられるでしょう。

スポットバリュープランの仕組み

  • 料金体系=託送基本料金 + 電力量料金 + 再生エネルギー発電促進賦課金
  • 託送基本料金:各エリアで異なる
  • 電力量料金:【{(30分ごとの日本電力取引所のスポット市場単価 ÷[1 ‐ 損失率])+ 需給調整管理等費用取引手数料}×1 + 託送従量料金単価】 × 電力使用量
  • 再生エネルギー発電促進賦課金:40円/kWh(2023年5月分~2024年4月分)× 電力使用量

スポットバリュープランでは、託送基本料金と電力量料金、再生エネルギー発電促進賦課金(以下、再エネ賦課金)を合算した金額が月々の電気料金です。託送基本料金と電力量料金はエリアごとに単価が異なるので、気になる人はサニックスでんきの公式サイトを確認してみてください。

供給エリアが広い

サニックスでんきの強みとしては、沖縄と一部離島をのぞいたエリアに電力を供給できる点も、大きなポイントです。一般送配電事業者が利用する送配電網から電力を供給するため、電力の安定性も確保されています。供給エリアの詳細については、以下に挙げた対象エリアをご確認ください。

サニックスでんきの供給エリア

  • 北海道電力エリア
  • 東北電力エリア
  • 東京電力エリア
  • 中部電力エリア
  • 北陸電力エリア
  • 関西電力エリア
  • 中国電力エリア
  • 四国電力エリア
  • 九州電力エリア

広範囲にわたって電力を供給しているため、契約中に転勤などで他の地域へ移り住んだとしても、電力会社の乗り換え手続きが不要になる可能性が高くなります。近々引越しを考えている人、場所を問わず使いやすい電力サービスを探している人にはおすすめです。

なお、自宅が大規模マンションであり、申し込み内容が高圧電力一括である場合は、サニックスでんきを利用できないケースがあります。お住まいの管理会社に連絡するなど、問い合わせてみましょう。

解約手数料と違約金がかからない

サニックスでんきとの契約後、別の電力サービスに乗り換えても、解約手数料や違約金は発生しません。X(旧:Twitter)でも、解約違約金が発生しないことを理由に、サニックスでんきをおすすめする口コミが見受けられました。

サニックスでんきには1年間という契約期間はあるものの、違約金などの縛りがないことから、解約のタイミングを自由に決められます。もし他に安くて魅力的な電力サービスが見つかった場合も、費用負担なしで即座に乗り換えられるため、気軽に契約しやすいといえるでしょう。

もしものときに駆けつけてくれるサービスが無料で利用できる

サニックスでんきでは、東京電力エリアを対象に、電気関係のトラブルに対するサポートサービスを無料で実施しています。通常であれば平日は9,000円、週末や祝日、夜間なら13,000円程度かかる費用が発生しないのは、契約者にとって大きなメリットです。

電気のトラブル駆けつけサービスの概要

問い合わせ先 0120-995-007
受付時間 24時間365日
対象エリア 東京電力エリア

問い合わせ先の電話番号は、東京電力パワーグリッド、もしくはサニックスでんきの業務委託先のスタッフにつながります。担当者の到着後、問題が発生している部分の点検を行い、修復作業をして終了です。到着時刻は電話で事前に伝えてもらえるため、担当者がいつ来るのか不安なまま待たされる心配はありません。

電気のトラブル駆けつけサービスは、急な停電やブレーカーを含む分電盤の不具合など、幅広い問題に対応しています。サポート回数に制限はないため、万が一の事態でも安心して連絡しやすいでしょう。

なお、無料サービスの適用は、約30分で作業が完了するトラブルに限られます。もし作業時間が60分を超え、なおかつ作業に特殊な技術を要する場合は、費用負担が発生するので覚えておきましょう。部品交換が必要な作業も、料金発生の対象です。

サニックスでんきの注意点と悪い口コミ・評判

サニックスでんきにはさまざまなメリットがある一方で、契約上の注意点も複数あります。実際に、サニックスでんきの契約で、注意すべきポイントをまとめました。

サニックスでんきの注意点

  • 支払い方法がクレジットカード払いのみ
  • 市場価格が高いと自然と電気料金も上がる
  • セット割や特典、キャンペーンは実施されていない

いくつか口コミも見つかったので、評判を踏まえながら項目ごとに見ていきましょう。

支払い方法がクレジットカード払いのみ

サニックスでんきと契約すると、月々の電気料金はクレジットカードで支払うことになります。コンビニ払いや口座払いなど、他の決済方法は利用できません。

利用可能なクレジットカード一覧

  • VISA
  • Master Card
  • JCB
  • AMERICAN EXPRESS
  • Diners Club

クレジットカードを所有していない人にとって、支払い方法の選択肢がないのは大きな問題といえるでしょう。しかし公式サイトによれば、クレジットカード払いのみに限定することで、月々の電気料金を安く抑えられている側面もあるそうです。まだクレジットカードを持っていない人は、この機会につくってみるのもいいかもしれません。

市場価格が高いと自然と電気料金も上がる

サニックスでんきのスポットバリュープランは、電力量料金単価に市場価格が反映される市場連動型プランなので、市場価格が高騰すると、電気料金も等しく高額になる恐れがあります。

サニックスでんきでは、もともと電力量料金が一律となる固定単価型の料金プランを提供していましたが、2023年4月請求分の電気料金から、市場連動型プランに変更されました。実際に、料金体系の変更にともない、電力サービスの乗り換えを考えたユーザーもいたようです。

市場価格が変動するタイミングは30分単位であり、市場価格が高騰する時間が短くても、電気料金に影響を及ぼしやすいといえます。実際に、東京電力エリアにおける市場価格の推移を確認してみると、時間帯によっては、最安値のときと比べて約6円/kWh以上も高くなるケースがありました。

しかし、スポットバリュープランのような市場連動型の料金プランは、市場価格の変動に左右されるとはいえ、見方を変えれば固定単価型より柔軟性があるともいえます。市場価格が安定している時期なら、電力量料金も比例して安くなり、結果的に電気料金の節約につながる可能性もあるでしょう。

消費電力の高い家電は、市場価格が比較的安い夜間から朝方にかけて使うなど工夫すれば、安い料金で電気を使用できます。価格がある程度落ち着いている日中に家事を済ませることも、有効な対策です。

ここで参考までに、固定単価型から市場連動型に変更した場合の電気料金を、実際に比較したユーザーの口コミも見てみましょう。

結果としては、毎月の電気料金は高い傾向にあるものの、増額幅は低めであることが分かります。電気を使用する時間帯を変えるなど、対策次第では増額分をないものにでき、さらには電気料金を現状よりも安くできる可能性も見えてきます。電気を工夫して使えるようであれば、サニックスでんきとの契約を検討してみるのもひとつの手です。

セット割や特典、キャンペーンは実施されていない

サニックスでんきには、料金プランとあわせて契約すると、割引になるセット割がありません。特典およびキャンペーンなど、お得に契約できるサービスも実施されていないので注意しましょう。

X(旧:Twitter)にも、サニックスでんきではキャンペーンを実施していないとの口コミがありました。スマホとのセット割や基本料金の割引など、他の電力サービスでは各種キャンペーンを実施しているところもあります。そのため、お得感を重視するなら、サニックスでんきを選ぶメリットはないといえそうです。

ただし、以前はサニックスでんきも、初回の電気料金が10,000円引きになる割引キャンペーンを実施していました。

現時点において、サニックスでんきはキャンペーンを開催していませんが、今後セット割や各種特典を実施する可能性は必ずしもゼロとはいえません。お得に電気を使用できる機会を見逃さないよう、サニックスでんきの発表を注意深く見ておくことが大切です。

サニックスでんきがおすすめの人

数々のメリットおよび注意点を考慮した結果、サニックスでんきとの契約をおすすめしたい人の特徴は、以下のとおりです。

サニックスでんきがおすすめの人

  • 料金プランで悩みたくない人
  • 希望していた電力会社が利用できなかった人
  • クレジットカード払いを希望している人

以下の見出しにてくわしく解説しているので、当てはまると感じたらぜひ目を通してみてください。

料金プランで悩みたくない人

サニックスでんきが、一般家庭向けとして提供しているのはスポットバリュープランだけなので、料金プランを比較して悩みたくない人に適しています。電力使用量に応じてお得になるオプションなどもないため、分かりやすいです。どなたでも、現在契約している電力サービスと見比べやすいでしょう。

希望していた電力会社が利用できなかった人

サニックスでんきは、沖縄と一部の離島以外を網羅しているため、もし希望の電力会社のサービスが利用できなかった場合でも契約可能です。一般送配電事業者と同じ手段で電気を送るので、安定的な電力供給はもちろん、電気の質も問題ありません。

もし自宅にスマートメーターが設置されていないときは、メーターの取り替え工事が必要です。時間は10~20分程度で料金は無料、場合によっては工事への立ち会いを求められることもあります。

クレジットカード払いを希望している人

サニックスでんきは、月々の支払い手段がクレジットカード払いのみであることから、クレジットカードで毎月の電気料金を支払いたい人にも向いています。クレジットカードの更新または番号を変更したときは、会員ページから手続きを行えるので便利です。

万が一、クレジットカードで支払い手続きできなかったときは、サニックスでんきから指定された口座に振り込む必要があるため、カードの使用期限や登録ミスにはくれぐれも注意しましょう。クレジットカード払いから、銀行・コンビニ振り込みへの変更もできないので気をつけてください。

サニックスでんきの電気の料金プラン

サニックスでんきの料金プランは、スポットバリュープランのみです。託送基本料金と電力量料金、再エネ賦課金の合計金額を、毎月の電気料金として支払います。EV補助金を活用したい人は、さらに環境価値プランオプションの利用料を支払う必要があります。

託送基本料金

託送基本料金とは、各家庭に電気を送る手段として用いる送配電網の利用料のことです。料金は、一般送配電事業者が設定するため、各電力エリアによって差が生じます。

【託送基本料金比較表】
電力エリア 料金
北海道 217.80円
東北 166.10円
東京 152.24円
中部 137.50円
北陸 192.50円
関西 290.40円
中国 326.70円
四国 363.00円
九州 162.24円

※10A、1kVAあたりの料金
※料金はすべて税込み
※関西・中国・四国の料金は1契約あたり

料金を比較すると、中部電力エリアがもっとも安い一方、中国電力・四国電力エリアは300円を超えています。最安値と最高値では約2.4倍もの差があり、地域によって大きく料金が異なるので、事前にチェックしておきましょう。

電力量料金

電気量料金は、以下の計算式に、料金や実際に使用した電力量を当てはめることで算出されます。

電気量料金の計算式

【(30分ごとの日本電力取引所のスポット市場 ÷[1 ‐ 損失率])+ 需給調整管理等費用取引手数料}× 1.1 + 託送従量料金単価】 × 電力使用量

月々の電気料金が市場価格に左右される理由は、日本電力取引所のスポット市場価格(以下、JEPXエリアプライス)が30分おきに変動するためです。JEPXエリアプライスが安いときは電気料金が下がり、高騰しているタイミングでは電気料金も高くなります。各電力エリアのJEPXエリアプライスについて、くわしくは公式サイトをご確認ください。

また、電力量料金の計算に必要な損失率や、需給調整管理等費用などの数値を表にまとめました。

【電力量料金の計算に必要な数値表】
電力エリア 損失率 需給調整管理等費用 託送従量料金単価
北海道 7.9% 4.40円 8.38円
東北 8.5% 9.24円
東京 6.9% 7.48円
中部 7.1% 8.38円
北陸 7.8% 7.39円
関西 7.8% 8.07円
中国 8.0% 9.49円
四国 8.1% 9.38円
九州 8.6% 8.26円

※損失率は2022年4月以降の割合
※需給調整管理等費用および託送従量料金単価は1kWhあたり、税込み

なお、サニックスでんきでは、市場連動型プランのみを取り扱っているため、電気料金のシミュレーションは実施されていません。目安だけでも知りたい場合は、電気量料金の計算式に数値を当てはめて計算してみてください。

再エネ賦課金

再エネ賦課金とは、再生可能エネルギーのさらなる普及に向けた、導入コストの高さを補うための費用のことです。単価は2024年4月まで1kWhあたり1.40円(税込み)で、電力使用量を掛けた金額を支払います。支払い対象は、すべての電気使用者です。

環境価値プランオプション

環境価値プランオプション「プラスゼロ」は、サニックスでんきが提供する電気に、非化石証書などの環境価値を加えるサービスのことです。契約プランによっては、日常的に使用している電気をみなし再生可能エネルギーとし、補助金申請に活用できます。

【プラスゼロの対象メニューおよび料金体系】
対象メニュー 主な対象者 料金単価
RE100% 補助金の申請を考えている人 1.76円
CO2フリー 環境に配慮した生活を心がけている人 1.43円

※料金単価は1kWhあたり、税込み

料金体系は、従量料金1kWhにつき、プラスゼロ料金単価を加算する仕組みです。日常的に使用する電気に環境価値を付加したい人は、オプションの追加を検討してみてください。

サニックスでんきの申し込み方法

サニックスでんきの申し込み手続きはインターネットで完結するため、場所や時間を問わず手軽に申し込めます。手順は以下のとおり、3つのステップを踏めば完了です。

サニックスでんきの申し込み方法

  1. 公式サイトから必要な情報を記入したうえで申し込む
  2. お申し込み内容を入力する
  3. 入力内容を確認してお申し込みが完了する

各項目について、ひとつずつ見ていきましょう。

①公式サイトから必要な情報を記入したうえで申し込む

サニックスでんきの利用申し込みは、公式サイトから行います。トップページの下部にある「お申し込みはコチラ」、もしくはスポットバリュープランの詳細ページにある「お申し込みはこちら」を選択してください。お申し込みページでは、希望の申し込みエリアとEメールアドレスを入力し、「電気事業に関する個人情報保護方針」に同意して、内容を送信します。

申し込み手続きでは、直近の検針票が必要になるので、申し込み手続きに入る前に準備しておくと便利です。支払いに使用するクレジットカードの種類も、確認しておきましょう。

②お申し込み内容を入力する

申し込みエリアなどの情報を送信後、指定先のEメールアドレスにお申し込み専用フォームにアクセスできるメールが届きます。記載されているURLから専用フォームに移動し、必要事項を入力しましょう。

③入力内容を確認してお申し込みが完了する

ひと通り必要事項を入力し終えたら、各項目に不備がないかをチェックして、申し込み手続き完了です。文字の変換ミスや入力の誤りなど、丁寧に目を通して完璧であることを確認しましょう。

サニックスでんきとの契約が決定すると、メールにて電気の供給開始予定日のお知らせが届きます。申し込み手続き後は、定期的にメールボックスを確認するようにしてください。

なお、自宅にスマートメーターがない状態でも、契約手続きは可能です。料金は原則無料で、申し込んだ後にメーターの交換作業が行われます。時間は最短で10分、長くても約20分かかり、状況次第では交換作業中の停電や立ち会いの可能性があることを頭に入れておいてください。

サニックスでんきに関するよくある質問

サニックスでんきに関する質問として、多く挙がる6項目をまとめました。

サニックスでんきに関するよくある質問

  • サニックスでんきとは?
  • サニックスでんきのメリットを知りたい
  • サニックスでんきに注意点はある?
  • サニックスでんきはどんな人におすすめ?
  • サニックスでんきの申し込み方法とは?
  • 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
  • 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
  • サニックスでんきが倒産した場合は電気がとまる?

よくある質問について、ひとつずつ見ていきましょう。

サニックスでんきとは?

サニックスでんきとは、東証プライム上場企業である株式会社サニックスの電力サービスです。個人と法人を対象にした電力小売り化を2015年から実施し、北海道電力エリアから九州電力エリアまでの広い範囲に住む人が契約できます。

サニックスでんきの概要について、くわしくは「サニックスでんきとは」をご確認ください。

サニックスでんきのメリットを知りたい

サニックスでんきを契約した場合のメリットは、以下の4点です。

サニックスでんきのメリット

  • シンプルな料金プランで分かりやすい
  • 供給エリアが広い
  • 解約手数料と違約金がかからない
  • もしものときに駆けつけてくれるサービスが無料で利用できる

各項目についてくわしく解説しているので「サニックスでんきのメリットと良い口コミ・評判」をご覧ください。

サニックスでんきに注意点はある?

サニックスでんきとの契約を検討する際、注意すべきポイントは以下のとおりです。

サニックスでんきの注意点

  • 支払い方法がクレジットカード払いのみ
  • 市場価格が高いと自然と電気料金も上がる
  • セット割や特典、キャンペーンは実施されていない

各項目の詳細については「サニックスでんきの注意点と悪い口コミ・評判」にてくわしく解説しています。

サニックスでんきはどんな人におすすめ?

電力サービスを選ぶにあたり、サニックスでんきをおすすめできる人は、以下の特徴に当てはまる人です。

サニックスでんきがおすすめの人

  • 料金プランで悩みたくない人
  • 希望していた電力会社が利用できなかった人
  • クレジットカード払いを希望している人

「サニックスでんきがおすすめの人」にて理由などをくわしく解説しているので、ぜひ目を通してみてください。

サニックスでんきの申し込み方法とは?

サニックスでんきのスポットバリュープランに申し込むには、以下の手順を踏む必要があります。

サニックスでんきの申し込み方法

  1. 公式サイトから必要な情報を記入したうえで申し込む
  2. お申し込み内容を入力する
  3. 入力内容を確認してお申し込みが完了する

手順ごとに詳細をまとめたので、実際に申し込む際は、あらかじめ「サニックスでんきの申し込み方法」を確認するようにしてください。

電気プランの切替で電気の品質は変わる?

電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

電気プランの切替で停電の頻度は変わる?

電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。

サニックスでんきが倒産した場合は電気がとまる?

電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、サニックスでんきが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。

電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。

なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。

このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。

まとめ

今回は新電力サービスであるサニックスでんきに焦点を当てて、メリットや注意点、おすすめの人などをくわしく解説してきました。

サニックスでんきの料金プランはスポットバリュープランだけとシンプルであり、料金体系も分かりやすいのが強みです。国内の幅広いエリアに電気を供給でき、もし解約しても違約金などは発生しないので、気軽に契約しやすいでしょう。電気系統のトラブル発生時には無料で駆けつけてくれるなど、利用者にとってうれしいサービスもあります。

一方で支払い方法がクレジットカードに限定されている、市場価格の推移により電気料金が高額になる可能性があるなどのデメリットがあるのも事実です。シンプルな料金プランやクレジットカードで支払いたい人に向いている新電力サービスといえるでしょう。

サニックスでんきの申し込みは公式サイトから手続きできるので、時間や場所にとらわれることはありません。サニックスでんきについて気になる、あるいは自分に合っているかもと感じた人は、ぜひこの機会にサニックスでんきのスポットバリュープランの契約を検討してみてはいかがでしょうか。

電気料金データベース【サニックス】

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

サニックスによる電気料金プランの提供エリアは?

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてサニックスが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 提供地域 電力エリア プラン分析ページ
スポットバリュープラン(四国エリア) 徳島県、高知県、香川県、愛媛県 四国電力管内管内 「スポットバリュープラン(四国エリア)」の分析ページへ
スポットバリュープラン(九州エリア) 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県 九州電力管内管内 「スポットバリュープラン(九州エリア)」の分析ページへ
スポットバリュープラン(中部エリア) 愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県 中部電力管内管内 「スポットバリュープラン(中部エリア)」の分析ページへ
スポットバリュープラン(北陸エリア) 富山県、石川県、福井県 北陸電力管内管内 「スポットバリュープラン(北陸エリア)」の分析ページへ
スポットバリュープラン(関西エリア) 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県 関西電力管内管内 「スポットバリュープラン(関西エリア)」の分析ページへ
スポットバリュープラン(中国エリア) 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 中国電力管内管内 「スポットバリュープラン(中国エリア)」の分析ページへ
スポットバリュープラン(北海道エリア) 北海道 北海道電力管内管内 「スポットバリュープラン(北海道エリア)」の分析ページへ
スポットバリュープラン(東北エリア) 青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県 東北電力管内管内 「スポットバリュープラン(東北エリア)」の分析ページへ
スポットバリュープラン(東京エリア) 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県 東京電力管内管内 「スポットバリュープラン(東京エリア)」の分析ページへ

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は?

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
スポットバリュープラン(四国エリア) 27993.6円/年 44877.6円/年 49380円/年 52756.8円/年 56133.6円/年 67390 円/年
スポットバリュープラン(九州エリア) 26655.84円/年 43470.72円/年 49382.4円/年 52356円/年 57276.48円/年 67188 円/年
スポットバリュープラン(中部エリア) 26067.6円/年 42801.6円/年 48474円/年 51490.8円/年 56157.6円/年 66214 円/年
スポットバリュープラン(北陸エリア) 25552.8円/年 41164.8円/年 47022円/年 49682.4円/年 54652.8円/年 63521 円/年
スポットバリュープラン(関西エリア) 23821.2円/年 38347.2円/年 42220.8円/年 45126円/年 48031.2円/年 57715 円/年
スポットバリュープラン(中国エリア) 27835.2円/年 44917.2円/年 49472.4円/年 52888.8円/年 56305.2円/年 67693 円/年
スポットバリュープラン(北海道エリア) 28958.4円/年 46656円/年 53292円/年 56308.8円/年 61939.2円/年 71995 円/年
スポットバリュープラン(東北エリア) 29264.4円/年 47889.6円/年 54318円/年 57644.4円/年 62964円/年 74052 円/年
スポットバリュープラン(東京エリア) 24330.24円/年 39621.12円/年 45038.4円/年 47731.2円/年 52250.88円/年 61227 円/年

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは?

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
スポットバリュープラン(四国エリア)
  • 市場連動タイプ
    卸電力市場の価格等により電気料金単価等が変動するタイプの料金プランです
スポットバリュープラン(九州エリア)
  • 市場連動タイプ
    卸電力市場の価格等により電気料金単価等が変動するタイプの料金プランです
スポットバリュープラン(中部エリア)
  • 市場連動タイプ
    卸電力市場の価格等により電気料金単価等が変動するタイプの料金プランです
スポットバリュープラン(北陸エリア)
  • 市場連動タイプ
    卸電力市場の価格等により電気料金単価等が変動するタイプの料金プランです
スポットバリュープラン(関西エリア)
  • 市場連動タイプ
    卸電力市場の価格等により電気料金単価等が変動するタイプの料金プランです
スポットバリュープラン(中国エリア)
  • 市場連動タイプ
    卸電力市場の価格等により電気料金単価等が変動するタイプの料金プランです
スポットバリュープラン(北海道エリア)
  • 市場連動タイプ
    卸電力市場の価格等により電気料金単価等が変動するタイプの料金プランです
スポットバリュープラン(東北エリア)
  • 市場連動タイプ
    卸電力市場の価格等により電気料金単価等が変動するタイプの料金プランです
スポットバリュープラン(東京エリア)
  • 市場連動タイプ
    卸電力市場の価格等により電気料金単価等が変動するタイプの料金プランです
  • 電気のトラブル駆け付けサービス
    電気のトラブル発生時、専門スタッフが点検、調査、応急措置を無料でしてくれます。

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、サニックスの公式HPをご確認ください。
おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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