太陽ガスでは電気も利用できる?会社の概要から料金プラン、評判などをご紹介!
電気の供給は電力会社に頼むのが一般的ですが、現在ではガス会社が電気を供給している事例も少なくありません。電気の供給はすでに自由化されており、大手の電力会社以外でも参入できるようになっているからです。
そして、ガス会社が魅力的な条件で電気を供給している場合もあるため、電力会社の乗り換えを考えているときは、ガス会社も一度チェックしたいところです。
そこで今回は、電気を供給しているガス会社として「太陽ガス」をとりあげ、その会社概要をはじめ、料金プランやメリット、注意点、口コミ・評判など、契約にあたり知っておきたいポイントをご紹介します。
太陽ガスとは
太陽ガスとは、鹿児島県にあるガス会社の1つです。地域に広くガスを供給するかたわら、電気の小売りも手掛けています。
会社の概要は、以下のとおりです。
【太陽ガスの概要表】
商号 | 太陽ガス株式会社 |
---|---|
本部所在地 | 鹿児島県日置市伊集院町徳重2丁目1番地4 |
設立 | 昭和50年8月 |
資本金 | 8,036万円 |
業務内容 | LPガス (一般家庭用・業務用・工業用) |
営業所 |
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簡易ガスの供給数 |
|
太陽ガスの設立は昭和50年であり、事業の開始からすでに長い時間が経っています。資本金は8,000万円近くあり、現時点では、県内に5つの事業所を構えるまでになっています。
上記のとおり、事業の要はLPガスの供給にあり、一般家庭はもちろん、事業者や工場も取引相手です。また、県内のさまざまな団地に簡易ガスを供給しているのも、特徴の1つです。
これらのガスは、電気とあわせて利用するケースも多いため、電気の利用希望者も確認しておくことをおすすめします。
太陽ガスの沿革
太陽ガスは、昭和50年に設立されて以後、さまざまなできごとを経て現在にいたっています。主な沿革は、以下のとおりです。
【太陽ガスの沿革】
昭和50年 | 日置地区のガス小売業者8社が協業組合を設立 |
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昭和58年 | 中小企業長官賞を受賞 |
平成17年 | 省エネ優遇料金システム「エコジョーズ料金」導入 |
平成18年 |
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平成24年 |
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平成26年 | 特定規模電気事業者(PPS)登録 |
太陽ガスの歩みは、ガス小売業者8社が協業組合を設立したところから始まりました。設立から8年後には、中小企業長官賞を受賞するまでになっています。しかし、会社の種別は現在と異なり、株式会社となったのは平成24年のことです。ここで、サービスショップやポイントクラブなども整備されています。
また、会社の沿革からは事業拡大の流れも読み取れ、平成18年にはリフォーム事業を開始し、平成26年には電気の供給事業に着手したことがわかります。会社として成長した現在、太陽ガスは自身を「総合エネルギー企業」と位置付けており、ガス会社としてはもちろん、電力会社やリフォーム会社としても利用可能です。
各エネルギーの供給に向けてのモットーは安全・安定・安心であり、事業者の顔が見えるサービスにできるようにも努めているといいます。以上の取り組みの結果、地域の方々からも一定の支持を得ており、会社の利用者数はLPガスと電気をあわせて、20,000件以上に達しています。
太陽ガスの電気の供給エリア
太陽ガスの電気を契約できるのは、以下のエリアです。
- 九州電力エリア
- 関西電力エリア
- 東京電力エリア
<太陽ガスの電気の供給エリア>
太陽ガスは鹿児島県にある会社であり、九州電力エリアに対応するのは基本です。代理店の「Happy Energy」を通じて、関西電力エリアと東京電力エリアにも電気を供給しています。
さらに、対応エリアは将来的に拡大予定であり、今後は上記の3エリア以外でも、太陽ガスの電気を利用できる可能性があります。
太陽ガスの料金プラン
太陽ガスの電気の料金プランには、以下の5つがあります。
- Happy電力 一般
- さくらじまプラン
- Happy電力 業務用
- ふくろうプラン
- 高圧・低圧電力
<太陽ガスの料金プラン>
それぞれの料金プランについて、以下で個別にご紹介します。
Happy電力 一般
Happy電力 一般は一般家庭用の電力プランで、契約にあたってはアンペア数を決め、その数値に応じて基本料金が決まる仕組みです。選べるアンペア数も多く、電気の使用量が多いファミリー層から、電気をあまり使わない単身者まで、さまざまな利用者をカバーしています。
自分に当てはまる料金プランがほかになければ、Happy電力 一般を選ぶ形になるでしょう。料金表は、以下のとおりです。
【Happy電力 一般の料金表】
アンペア数 | 基本料金 | 従量料金(1kWhあたり) | ||
---|---|---|---|---|
120kWhまで | 121kWh~300kWh | 301kWh~ | ||
10A | 270円 | 18.5円 | 23.5円 | 25.5円 |
15A | 405円 | |||
20A | 540円 | |||
30A | 810円 | 18.5円 | 22.5円 | 25.0円 |
40A | 1,080円 | |||
50A | 1,350円 | 18.5円 | 22.0円 | 24.0円 |
60A | 1,620円 |
さくらじまプラン
さくらじまプランも一般家庭向けであり、料金の基本的な仕組みも変わりませんが、アンペア数は最低でも30Aからとなっています。また、後述する割引プランに関しても、Happy電力 一般とは違いがあります。基本的には、大量の電気を使用する人が選ぶプランとなるでしょう。
料金表は、以下のとおりです。
【さくらじまプランの料金表】
アンペア数 | 基本料金 | 従量料金(1kWhあたり) | ||
---|---|---|---|---|
120kWhまで | 121kWh~300kWh | 301kWh~ | ||
30A | 860円 | 18.5円 | 23.5円 | 25.5円 |
40A | 1,130円 | |||
50A | 1,400円 | |||
60A | 1,670円 |
Happy電力 業務用
Happy電力 業務用は、プラン名のとおり、事業者に向けたプランです。このようなプランも用意されているのは、これまで事業者に対しても、ガスの供給を多数行ってきた太陽ガスらしいといえるかもしれません。
料金表は、以下のとおりです。
【Happy電力 業務用の料金表】
基本料金(1kVAあたり) | 従量料金(1kWhあたり) | |
---|---|---|
300kWhまで | 301kWh~ | |
270.0円 | 21.0円 | 23.5円 |
ふくろうプラン
ふくろうプランは、オール電化向けの料金プランであり、深夜電力・電気温水器・エコキュートなどを使っている人が申し込めます。EVや蓄電池の設置を理由とする申し込みや、プラン変更は受け付けていないため、注意が必要です。
プランの特徴は、時間帯によって料金の単価が変わることです。とくに太陽ガスは、夜間にくわえて深夜の区分もあり、もっとも安い時間帯と日中の単価差は15円にも達します。
料金表は、以下のとおりです。
【ふくろうプランの基本料金】
6kVAまで | 1,180.0円 |
---|---|
7kVA~10kVA | 1,620.0円 |
11kVA~(1kVAあたり) | 290.0円 |
【ふくろうプランの従量料金(1kWhあたり)】
昼間(8時~17時) | 26.5円 |
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夜間(17時~0時) | 23.0円 |
深夜①(0時~2時) 深夜③(6時~8時) |
16.0円 |
深夜②(2時~6時) | 11.5円 |
高圧・低圧電力
高圧・低圧電力は、工場や店舗向けの料金プランです。こちらもまた、これまで多くの事業者を顧客としてきた、太陽ガスらしいプランだといえます。具体的な料金などは、個別の状況に応じて提案される仕組みであり、詳細を知りたいときは問い合わせが必要です。
太陽ガスの割引サービスについて
太陽ガスの電気では、料金プランや利用状況に応じて、以下の割引サービスが適用されます。
【太陽ガスの割引サービス】
割引サービスの種類 | 詳細 |
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ガスセット割 |
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噴火割 |
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ペーパーレス割 |
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各種割引のなかで目を引くのは「噴火割」ではないでしょうか。活火山が身近にあり、噴火が日常的な鹿児島県ならではのサービスだといえます。1回も噴火しなくとも一定の割引が受けられるのは、利用者にとって嬉しいポイントです。これら割引サービスを利用していると、毎月の電気代が少し安くなり、長い目で見るとお得です。
各割引サービスの対象となる料金プランに関して、まずペーパーレス割は前述のすべてのプランが対象になります。噴火割はさくらじまプランのみ、ガスセット割はさくらじまプランを除く4つのプランで利用できます。
電気を利用するエリアの影響について
太陽ガスの電気の料金プランはエリアによって若干異なり、前述のプランの種類や単価、割引サービスなどは、いずれも九州電力エリアのものです。東京電力エリア・関西電力エリアでは詳細が変わり、たとえばオール電化向けプランは現在提供されていません。
また、ほかのエリアと同じプランがあっても、電気を利用するエリアが異なると、電気代の単価などが変わる場合があります。そのため、契約にあたっては、諸条件の確認が必要です。サービスの詳細は、申し込みの前に提示される約款などで確認できるため、忘れずに一度目を通すことが大事です。
太陽ガスのメリットと良い口コミ・評判
太陽ガスの電気のメリットとしては、以下のものが挙げられます。
- 電気代の割引サービスがあってお得
- 電気代の明細などをインターネット上で確認できる
- 料金プランが比較的多い
- 一部の地域では遠方からも申し込める
- ポイントクラブへの加入でポイントが貯まる
- 同じ会社にリフォームも頼める
<太陽ガスのメリット>
それぞれのメリットについて、以下で個別に見ていきましょう。
電気代の割引サービスがあってお得
前述のとおり、太陽ガスにはいくつかの割引サービスがあり、適用を受けると毎月の電気代が少し安くなります。1ヶ月あたりの割引額は少額ですが、年間で見ると以下の額となり、家計を助けられます。
【太陽ガスの割引サービス】
割引サービスの種類 | 年間の割引額 |
---|---|
ガスセット割 | 2,400円 |
噴火割 | 600円(噴火0回の場合) |
ペーパーレス割 | 1,200円 |
また、いずれの割引サービスも、適用にあたっての条件がやさしめになっています。ガスセット割は、太陽ガスが提供するLPガスを契約するのみです。ペーパーレス割は、電気代の明細などをインターネット上で確認する形とし、紙の明細書などの送付を希望しないだけで構いません。
噴火割は地域の活火山の噴火が基準とされ、利用者側で気にすることはとくにありません。割引にあたって特別な条件や設備投資などが求められず、月々の電気代を手軽に節約できます。
さらに、割引サービスの対象プランには、事業者向けのものが含まれています。事業者が電気代を少し節約できる点も、太陽ガスのメリットです。
電気代の明細をインターネット上で確認できる
太陽ガスでは、電気代の明細がインターネット上で確認できるようになっており、紙の明細を毎月受け取らなくて済みます。ペーパーレスには、一般的に以下のような特徴があります。
- 紙の明細を保管、管理する手間が省ける
- 明細をなくす心配がない
- 外出先でも簡単に電気代を確認できる
<ペーパーレスの特徴>
家計を管理するうえで電気代は重要な項目であり、明細は資料として大切に保管したいところです。このとき、ペーパーレスにしていると管理が楽で、いつのまにか書類をなくす心配もありません。自宅以外の場でも、必要に応じて電気代を確認できる点も便利です。
このような各種の利点が得られるうえ、太陽ガスではペーパーレス割引の適用条件も満たせ、電気代の節約にもつながります。
料金プランが比較的多い
太陽ガスの料金プランは合計5つあり、そのうち3つが一般家庭向け、残りの2つが事業者向けです。一般家庭向けでは、スタンダードなプランを中心に、アンペア数が30A以上となるものとオール電化向けが用意されており、さまざまなケースに対応できます。
事業者向けのほうも2種類のプランがあって、多くのケースをカバーしています。自分に合っているプランが見つかりやすく、多くの人が電気の供給を受けられるのは、太陽ガスのメリットです。
一部の地域では遠方からも申し込める
近年行われた電力自由化は、利用者が電力会社を自由に選べ、遠方の会社とも契約を結べる点が魅力です。しかし、電力が自由化されたからといって、すべての電力会社が遠方への電気の供給に対応しているとは限りません。
この点、太陽ガスは代理店を通じ、鹿児島から東京電力エリアと関西電力エリアにも電気を供給しています。まだ一部地域に留まるとはいえ、九州に住んでいない人でも電気の供給を受けられるのは、大きなメリットです。
また、対応エリアは拡大予定とされており、現在は未対応のエリアでも、将来的には電気の供給を受けられる可能性がある点も魅力です。
ポイントクラブへの加入でポイントが貯まる
太陽ガスには、独自のポイントクラブがあります。ポイントクラブの概要は、以下のとおりです。
- 支払い額に応じてポイントが付与される
- ふれあい祭りで使える記念品交換補助券も付属
- 災害時におけるコンロや炊飯器のお見舞いサービスなど、そのほかの特典もあり
- 会費は月々300円
<太陽ガスのポイントクラブの概要>
ポイントクラブに加入しておくと、毎月の支払いでポイントが貯まるようになり、記念品交換補助券などももらえます。貯まったポイントは、ガス機器の買い替えや修理のときに「1ポイント=1円」として使用可能です。また、一定数のポイントを貯めると、指定の商品との交換もできます。
さらに、いくつかの災害サービスも付属するなど、ポイントクラブへの加入は何かとお得です。電気を契約したときも加入できるため、可能なら入っておくと良いでしょう。
同じ会社にリフォームも頼める
太陽ガスは、電気やガスを供給するかたわら、現在では住宅のリフォームも手掛けています。そのため、太陽ガスで電気の契約を結ぶと、日頃から利用している電力会社に、リフォームの相談もまとめて行うことが可能です。自宅の改修などにあたって、一から工務店を探す手間が省けます。
太陽ガスが手掛けているリフォームには、以下のものがあります。
- キッチン
- バスルーム
- リビング、ダイニング
- トイレ、洗面所
<太陽ガスが手掛けているリフォーム>
ガス会社だからといって、キッチンやバスルームだけに限定されず、リビングやトイレなどのリフォームも可能です。リフォームの相談は、各営業所で随時受け付けているため、問い合わせも簡単です。
太陽ガスの良い口コミ・評判
太陽ガスの良い口コミ・評判としては、以下のものが挙げられます。
- 電気代が安くてお得
- オール電化向けのプランがあって助かる
<太陽ガスの良い口コミ・評判>
太陽ガスの電気代に関しては、比較的安いうえに、割引サービスもあってお得だとの声が一部寄せられています。また、オール電化向けのプランがあることを魅力に挙げる声も見られました。オール電化向けのプランは、新電力会社では見つかりにくく、これを設けている太陽ガスは貴重だともいわれています。
太陽ガスの注意点と悪い口コミ・評判
太陽ガスの注意点としては、以下のものが挙げられます。
- ガスセット割引が適用されない条件が一部ある
- 紙の請求書の発行に費用がかかる場合がある
- 全国各地からは利用できない
- ポイントの使用用途が限られる
- ポイントクラブには会費がかかる
<太陽ガスの注意点>
それぞれの注意点について、以下で個別にご紹介します。
ガスセット割引が適用されない条件が一部ある
太陽ガスのメリットであるガスセット割引は、以下の条件では適用されません。
- 電気の供給を受けた期間が1ヶ月に満たず、料金が日割り計算になっている
- 集合住宅などの共用電灯契約を結んでいる
<太陽ガスのガスセット割引が適用されない条件>
電気の契約を結んだ直後で、供給を受けた期間が1ヶ月に満たない場合、ガスセット割引はまだ適用されません。また、集合住宅などで見られる共用電灯契約は、そもそも適用の対象外です。ガスセット割引を利用したいとき、基本的な適用条件は要チェックです。
紙の請求書の発行に費用がかかる場合がある
請求書のペーパーレス化を一度選択すると、紙の請求書の発行に費用がかかる恐れがあります。特定のタイミングでのみ、紙の請求書の発行を希望するときなど、通常よりも出費が増える場合があります。費用の有無などは、事前に確認しておくことが大事です。
全国各地からは利用できない
太陽ガスの電気は、九州電力エリア以外でも一部利用可能ですが、全国各地はまだカバーしていません。九州と隣接する中国・四国地方もまだ対応されておらず、遠方から利用できるのは、あくまで東京電力エリアと関西電力エリアのみです。
両エリアから太陽ガスの電気を使いたいときも、具体的にどの地域が対象エリアに含まれるのか、一度確認してから申し込むほうが安心です。
ポイントの用途が限られる
太陽ガスのポイントクラブで付与されるのは独自のポイントであり、太陽ガスが定める一部の用途以外には使えません。全国各地をカバーする大手のポイントサービスとは使い勝手が少し異なるため、ポイントサービスに興味があるときは、ポイントの用途を事前に確認しておくことをおすすめします。
ポイントクラブには会費がかかる
太陽ガスのポイントは、ポイントクラブに入った人にだけ付与されるものであり、対象のクラブでは会費が毎月発生します。支払い額が少額だと貯まるポイントが少なく、会費のほうが高くつく恐れもあるため、入会後に毎月いくらポイントが貯まりそうかを一度考えたうえで、お得度を判断したいところです。
太陽ガスの悪い口コミ・評判
太陽ガスの悪い口コミ・評判としては、以下のものが見られます。
- 電気の契約が可能なエリアに入っていなくて残念
- ポイントクラブの会費が気になる
<太陽ガスの悪い口コミ・評判>
太陽ガスの電気を使うには、電気を使う住所が対象エリアに入っていなくてはなりません。サービス自体は魅力的であるものの、対象エリアに入っていなくて使えないのが残念だとの声も一部見られます。また、ポイントクラブに関して、利用には会費が毎月かかるのが少し気になるとの声も一部寄せられています。
太陽ガスがおすすめの人
太陽ガスの電気をおすすめできるのは、以下のような人だといえます。
- 太陽ガスでLPガスを利用する人
- 明細書や請求書をペーパーレスにしたい人
<太陽ガスがおすすめの人>
それぞれの人におすすめのポイントなどを、以下でご紹介します。
太陽ガスでLPガスを利用する人
LPガスは、電気と並ぶ主要なエネルギーであり、割引の有無などと関わらず、太陽ガスで契約する予定の人も多いでしょう。ガスセット割引のために、ガスの契約を乗り換えるのは手間ですが、最初から太陽ガスで利用する予定だったなら、特別な手間とはなりません。
そのうえ、ガスセット割引の基本条件を満たし、月々の電気代を節約しやすくなるため、LPガスを契約する予定の人は電気も太陽ガスに頼むのがおすすめです。
明細書や請求書をペーパーレスにしたい人
太陽ガスは、明細書や請求書のペーパーレス化に対応しており、専用の割引サービスまで整備済みです。紙の書類の受取や管理などの手間が省け、電気代の節約にもつながります。ペーパーレスを希望するなら、電気は太陽ガスに頼むと良いでしょう。
太陽ガスのお申し込み方法
電気の申し込みにあたり、まずは太陽ガスに利用を申請しなくてはなりません。申請方法には、以下の3つがあります。
- インターネット
- メール
- 電話
<太陽ガスのお申し込み方法>
インターネットを選ぶと、電気を使用するエリアや希望の契約条件などを画面上で選択し、申し込みが可能な場合ならそのまま手続きに入れます。 インターネットでの申し込みが完了したら、供給地点の検針日にあわせ、約1~2ヶ月で電気が供給されます。供給開始の数週間前に、メールなどでサービスの通知があるため、詳細はそこで確認可能です。
なお、オール電化向けプランを希望するときは、まず見積もりの依頼になるなど、申し込みの手続きにすぐ入れない場合があります。すぐに手続きに入れない場合やメール・電話を選んだ場合も、電気の利用希望を伝えれば、太陽ガスから折り返しの連絡をもらえて申し込みの相談ができます。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- 太陽ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
太陽ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、太陽ガスが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
太陽ガスは鹿児島県に籍を置く会社で、地域でガスを供給するかたわら、電気の小売りも手掛けています。電気の供給エリアは、現時点では九州電力エリア、東京電力エリア、関西電力エリアの3つのみです。
電気の料金プランは合計5つあり、たとえば「Happy電力 一般」や「さくらじまプラン」などが挙げられます。契約のメリットは、電気代の割引サービスがあったり、明細をインターネット上で確認できたりすることです。電気代に関しては、口コミ・評判でも安いとの声が一部寄せられています。
注意点は、ガスセット割引が適用されない条件が一部あることなどで、悪い口コミ・評判では、対象地域が限られている点を挙げる声などが見られます。
契約をおすすめできるのは、太陽ガスでLPガスを契約する人などです。申し込みはインターネットのほか、電話やメールでも可能です。
以上のポイントから太陽ガスに興味をお持ちのときは、ぜひ乗り換えを検討してみてください。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
太陽ガスによる電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて太陽ガスが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
さくらじまプラン 一般家庭用 | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「さくらじまプラン 一般家庭用」の分析ページへ |
Happy電力 業務用 | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「Happy電力 業務用」の分析ページへ |
ふくろうプラン (新オール電化) | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「ふくろうプラン (新オール電化)」の分析ページへ |
Happy電力 一般家庭用(30,40A用) | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「Happy電力 一般家庭用(30,40A用)」の分析ページへ |
Happy電力 一般家庭用(50,60A用) | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「Happy電力 一般家庭用(50,60A用)」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
さくらじまプラン 一般家庭用 | 59820円/年 | 105000円/年 | 120000円/年 | 128820円/年 | 140880円/年 | 170280円/年 |
Happy電力 業務用 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 134640円/年 | 161640円/年 |
ふくろうプラン (新オール電化) | 68781円/年 | 107796円/年 | 118200円/年 | 126003円/年 | 133806円/年 | 159816円/年 |
Happy電力 一般家庭用(30,40A用) | 58140円/年 | 101880円/年 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 |
Happy電力 一般家庭用(50,60A用) | 契約不可 | 契約不可 | 114360円/年 | 122640円/年 | 134160円/年 | 161760円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
さくらじまプラン 一般家庭用 |
|
Happy電力 業務用 |
|
ふくろうプラン (新オール電化) |
|
Happy電力 一般家庭用(30,40A用) |
|
Happy電力 一般家庭用(50,60A用) |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、太陽ガスの公式HPをご確認ください。