青梅ガスの電気の口コミや評判は?会社の概要や料金プラン、メリットなどもご紹介!
近年、電気はさまざまな会社から供給されており、どこの会社の電気を使うかを自由に選べるようになっています。乗り換え先の候補となる会社はさまざまで、青梅ガスもその1社にあたります。
しかし、ガス会社がどのような条件で電気を供給しているのか、まだくわしくない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、青梅ガスの会社概要に加え、料金プランやメリットなどもご紹介します。口コミや評判も載せているため、ぜひ参考にしてみてください。
青梅ガスとは
青梅ガスとは、社名のとおりガス会社にあたります。近年では、電気の小売事業に参入しているため、電力会社を変えたいときにおすすめの会社です。
【青梅ガスの概要表】
会社名 | 青梅ガス株式会社 |
---|---|
代表者名 | 中村洋介(代表取締役社長) |
所在地 |
|
資本金 | 4,500万円 |
創立 | 1960年5月(昭和35年) |
営業種目 |
|
主要加盟団体 |
|
関連会社 | 株式会社オージーサービス |
青梅ガスは東京都青梅市に本社を置く会社で、同市内に営業所も1つあります。市内の一部地域で都市ガスを供給している点から、青梅市内に住んでいる人にとっては身近な会社となるでしょう。
資本金は4,500万円で、創立からすでに60年以上が経過しているなど、組織や事業の規模は小さくありません。事業の情報を見ると、ガスに関する内容が多く見られますが、営業種目の1つに電力小売事業が入っています。現在では、電力会社としての一面を持っていることがわかります。
青梅ガスの沿革
青梅ガスは、会社としてすでに60年以上の歴史を刻んでおり、その長い歩みを経て、現在の組織形態や手掛けている事業などにいたっています。会社の主な沿革は、以下のとおりです。
【青梅ガスの沿革(一部抜粋)】
1960年5月 | 青梅ガス株式会社の設立 |
---|---|
1960年6月 | ガス事業認可 |
1960年11月 | 都市ガス供給開始(都市ガス6A) |
1961年12月 | LPガス販売許可 |
1968年1月 | オートガス販売開始・LPガス容器充填開始 |
1981年10月 | ガスサービスセンター開設 |
1988年3月 | 株式会社オージーサービス設立 |
2003年7月 | 青梅市末広町(末広事業所)より青梅市新町に本社移転 |
2003年10月 | 末広事業所に「天然ガス・エコ・ステーション」開設 |
2015年11月 | 小売電気事業者登録完了 |
1960年の創立以来、青梅ガスはガス会社として成長を続け、近隣地域に都市ガスやLPガスなどの供給を行ってきたことがわかります。その歩みのなかで、関連会社の設立や本社の移転などもあり、2015年には小売電気事業者登録を終え、電気の小売事業に参入したという流れです。
電力の自由化自体が比較的最近の話であり、電気に関する事業の実績は限られます。しかし、会社組織としての長い経験と実績を持っている点は、青梅ガスの強みだといえるでしょう。
青梅ガスの料金プラン
青梅ガスの電気には、以下の料金プランがあります。
- OGプランB
- OGプランC
- OG低圧プラン
<青梅ガスの料金プラン>
それぞれのプランの詳細について、以下でご紹介します。
OGプランB
OGプランBは、一般家庭から最も多く契約されているプランです。契約にあたって選ぶアンペア数は、30~60Aの範囲から10A刻みで設定されており、好きなものを選べる仕組みになっています。料金表は、以下のとおりです。
【基本料金(1契約・1ヶ月あたり)】
30A | 885.72 円 |
---|---|
40A | 1,180.96 円 |
50A | 1,476.20 円 |
60A | 1,771.44 円 |
【電力量料金(1kWhあたり)】
340 kWhまで | 33.11 円 |
---|---|
340 kWh超 | 38.22 円 |
OGプランC
OGプランCは、6kVA以上50kVA未満の範囲で契約するプランです。大量の電気を使用する一般家庭や、大型の業務用冷蔵庫を使用する商店などに向いています。料金表は、以下のとおりです。
【基本料金(1ヶ月・1kVAあたり)・電力量料金(1kWhあたり)】
基本料金 (1ヶ月・1kVAあたり) |
295.24 円 | |
---|---|---|
電力量料金 (1kWhあたり) |
340 kWhまで | 34.75 円 |
340 kWh超 | 38.24 円 |
OG低圧プラン
OG低圧プランは、業務用エアコンやモーターなどの動力を使用する商店や工場向けのプランです。契約電力は、0.5kW以上50kW未満となっています。料金表は、以下のとおりです。
【基本料金(1ヶ月・1kWあたり)・電力量料金(1kWhあたり)】
基本料金 (1ヶ月・1kWあたり) |
1,045.58 円 |
---|---|
電力量料金 (1kWhあたり) |
25.92 円 |
ガスセット割引について
ガスセット割引とは、青梅ガスグループのガスとあわせて契約したときに適用される割引サービスです。対象の料金プランはOGプランBまたはOGプランCで、割引額は1kWhあたり1.02円となっています。適用条件の詳細は、以下のとおりです。
- 青梅ガスグループの都市ガスかLPガスのいずれかを契約している
- ガスと電気の使用場所および契約者が同じである
- ガスと電気の料金を同じ方法で同時に支払っている
<ガスセット割引の適用条件>
以上の3つの条件をすべて満たすと、電気代が少し割り引かれます。
電気代の計算方法
青梅ガスの電気代は、以下の計算式で割り出されます。
<電気代の計算方法>
【基本料金+電力量料金-ガスセット割引額+再生可能エネルギー発電促進賦課金】
このうち電力量料金は、自分が実際に使用した電力量に規定の単価をかけたものに、燃料費調整額が加わります。燃料費調整額も、規定の単価に電気の使用量をかける形で計算します。また、再生可能エネルギー発電促進賦課金も、毎月の電気代に加わる費用なので、確認が欠かせません。
燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金を計算に入れていないと、正確な電気代を試算できないため、料金を確認したいときは忘れずに両費用を確認してください。
旧料金プランについて
青梅ガスの料金プランのなかには、かつてOG動力プランがありました。主な利用対象者は、OG低圧プランと同じです。OG動力プランは現在でも適用はされているのですが、新規申し込みの受付は2019年2月に終了されています。青梅ガスの電気をこれから利用する人だと、OG動力プランは選べないため、注意が必要です。
青梅ガスのメリットと良い口コミ・評判
青梅ガスのメリットとしては、以下のものが挙げられます。
- ガスとのセット割引がある
- 電気の使用量や請求額をインターネット上で確認できる
- クレジットカード払いが選べる
- 料金のシミュレーションが可能
- 節電による割引サービスがある
- 電話での問い合わせが可能
<青梅ガスのメリット>
それぞれのメリットについて、以下でご紹介します。
ガスとのセット割引がある
自社グループの販売するガスとのセット割引があるのは、ガス会社ならではのメリットです。ガスは電気と並ぶ主要なエネルギーであり、セット割引の有無に関わらず、契約が必要な場合も少なくありません。
青梅ガスなら、ガスと電気の供給会社を1本にまとめて電気代を節約できます。割引額も1kWhあたり1.02円と比較的高く、多くの電気を使うほど節約の効果を実感できます。
また、このセット割引は、青梅ガスの提供する都市ガスと、LPガスの2種類を対象としているのも嬉しいポイントです。どちらかのガスに限定されないために対象者が広がり、多くの人がセット割引を利用できます。あわせて、都市ガスは一般的に単価が安く、契約できると家計を助けられます。安価な都市ガスでセット割引を受けられると、節約効果がより高まるでしょう。
電気の使用量や請求額をインターネット上で確認できる
青梅ガスには、電気やガスの利用状況を確認できる専用サイト「マイおうめガス」があります。サイトの概要は、以下のとおりです。
- 電気とガスの使用量や請求額を随時確認できる
- 対象範囲は直近の検針分から24ヶ月分
- 使用量や請求額などはグラフ表示も可能
- サイトはパソコン、スマートフォン、タブレットなどで閲覧できる
- 表示内容の印刷や表計算ソフト用ファイルでの出力にも対応
- 青梅ガスグループで購入したガス機器やリフォーム商品の購入履歴もわかる
<「マイおうめガス」の概要>
専用サイトにアクセスすれば、電気の使用量や請求額などをいつでも手軽に確認することが可能です。対象期間における電気の使用量の推移などをグラフにでき、家計の管理や節電がしやすくなります。
紙の検針票や請求書を保管・管理し、内容を自分でまとめる手間もなくなり、よりストレスなく電気を使用できます。これだけ便利で多機能なサイトながら利用は無料で、以下のとおり登録の手順も簡単です。
- サイトにアクセスして「会員登録」へ進む
- 必要事項を入力して仮会員登録を済ませる
- 電子メールに記載されたURLより本会員登録を実施
- いったんログアウトして登録完了キーが届くのを待つ
- 登録完了キーが届いたら再度ログインし、記載のキーを入力する
【マイおうめガスの登録手順】
上記の手順がすべて終われば、通常のログインだけでサイトのすべての機能を使用できます。
クレジットカード払いが選べる
青梅ガスは料金の支払い方法にクレジットカード払いがあり、手持ちのカードで月々の電気代などを支払えます。使用できるカードは、以下のとおりです。
- Mastercard
- VISA
- JCB
- SAISON
- Diners Club
- American Express
- JACCS
- UC
<使用できるクレジットカード>
主要なクレジットカードには対応しているため、すでに何らかのカードを持っている人は、クレジットカード払いを問題なく選べるでしょう。
近年のクレジットカードの多くは、使用金額に応じてポイントが付与されるなどの特典が用意されています。月々の電気代をクレジットカード払いにできると、多くのポイントを毎月得られ、貯まったポイントを日頃のお買い物などに使用できます。
料金のシミュレーションが可能
電力会社の乗り換えによって電気代がいくらになるのかは、事前にしっかり調べておきたいポイントです。この点をふまえ、青梅ガスでは料金のシミュレーションを実施しています。利用方法には、以下の2種類があります。
- 公式サイト上のシミュレーションに条件を入力してその場で実行
- 青梅ガスまでFAXでシミュレーションを依頼
青梅ガスの公式サイトに電気代のシミュレーションが用意されており、計算の条件を入力して実行すると、すぐに結果が表示されます。どこかへ連絡する手間がなく、結果の表示も早い点では、公式サイト上のシミュレーションが便利です。
青梅ガスまでシミュレーションを直接頼みたいときは、公式サイトから申込書を入手し、必要事項を記入して指定の番号にFAXで送ります。シミュレーションの結果は、数日中にスタッフから連絡される仕組みです。待ち時間が少し出てしまいますが、スタッフと直接話せるため、疑問点などの相談も可能です。
いずれの方法でも、青梅ガスへの乗り換えにより電気代がどうなるのかが、ある程度わかります。自分ですべての計算をしなくて良い点は、利用者にとって便利です。
節電による割引サービスがある
青梅ガスでは、節電の実績に応じて電気代を割り引くサービス「節電プログラム」が実施されています。サービスの概要は、以下のとおりです。
- 節電プログラムの対象時間はメールなどで随時連絡
- 参加者は対象時間内に節電を実施
- 節電の実績に応じてアクションポイントを付与
- アクションポイントは「1ポイント=1円」として電気代からの値引きに使われる
- 節電プログラムへの参加は無料
- 節電ができなくともペナルティなどは一切なし
<「節電プログラム」の概要>
節電プログラムの対象時間となるのは、電力のひっ迫が予想される時間帯などです。具体的な時間帯は、開始時間の30分前までにメールで連絡されます。メールを受け取った参加者は無理のない範囲で節電に取り組み、その実績に応じてアクションポイントが付与され、電気代が安くなる仕組みです。
なお、プログラム名は節電となっていますが、再生エネルギー発電の電気が余っているときは、むしろ電気を使うように要請が来る場合もあります。具体的な要請内容はメールに書いてあるため、都度確認しましょう。
プログラムへの参加は無料で、要請にしたがわなくともペナルティはありません。そのため、節電プログラムは気軽に参加できるキャンペーンとなり、うまくいけば電気代も少し抑えられます。
電話での問い合わせが可能
青梅ガスの電気に関しては、電話での問い合わせ窓口が用意されています。近年では、メールやチャットでの問い合わせしか受け付けない会社もあるため、電話で問い合わせができるのは青梅ガスのメリットです。
さらに、問い合わせの番号はフリーダイヤルであり、電話代も発生しません。込み入った問い合わせで電話が長引きそうなときも、料金を気にせずに落ち着いて相談できます。
青梅ガスの良い口コミ・評判
青梅ガスの良い口コミ・評判に関しては、以下のものが見られます。
- ガスとのセット割引がお得
- ガスを利用するなら電気もぜひ利用したい
<青梅ガスの良い口コミ・評判>
ガスとのセット割引は適用のハードルが低く、割引額が1kWhあたり1.02 円とやや高額な点から、お得だとの声が上がっています。そのため、青梅ガスでガスを契約するなら、電気もあわせて利用したほうが良いといわれることもあります。
青梅ガスの注意点と悪い口コミ・評判
青梅ガスの注意点としては、以下のものが挙げられます。
- 契約時に選べる最低アンペア数がやや大きい
- 公式サイト上のシミュレーションはあくまで目安
- 時間帯別の料金プランがない
- ガスの利用がないと支払い方法が限られる
- ガスとのセット割引以外に主な特典がない
<青梅ガスの注意点>
それぞれがどのような注意点なのか、以下で個別にご紹介します。
契約時に選べる最低アンペア数がやや大きい
電気の料金プランにおいて、契約するアンペア数によって基本料金が変わるタイプは一般的であり、青梅ガスではOGプランBが該当します。このタイプの料金プランは、契約するアンペア数が大きくなるほど基本料金がかさんでしまうため、必要最低限のアンペア数を選びたいところです。
しかし、青梅ガスのOGプランBでは、最低でも30Aからの契約となっており、これより下のアンペア数は選べません。現在、30A未満で電気を契約している場合、青梅ガスに乗り換えると基本料金が高くなる恐れがあります。今後もライフスタイルに変わりはなく、30Aも必要ないなら、乗り換えのお得度は慎重に判断したいところです。
公式サイト上のシミュレーションはあくまで目安
公式サイト上で簡単に料金のシミュレーションができるのは、青梅ガスのメリットです。しかし、表示される結果はあくまで目安となっています。以下のポイントには、注意が必要です。
- 実際の請求額などを表示するものではない
- 燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金は計算に含まれていない
- 比較対象は特定の電力会社の料金
<シミュレーションの注意点>
実際の電気代は、ライフスタイルや居住環境などによって変わるうえ、シミュレーションの結果に燃料費調整額などが入っていません。この点から、実際の請求額とシミュレーションの結果は、おのずと食い違うものです。
また、シミュレーションの結果では、他社の電気代との差額も表示されます。しかし、現時点での比較対象は、東京電力エナジーパートナー株式会社における、2023年6月時点の電力量料金などです。すべての電力会社との比較をしているわけではなく、基準となっている会社や時期が今後変わる恐れもあります。
以上の点から、公式サイト上で表示される結果は参考程度にとどめ、詳細な比較がしたいときは、関連する条件を調べて個別に試算する必要があります。
時間帯別の料金プランがない
電気の料金プランとしては、近年では日中と夜間で単価が変わり、夜間は電気代が安くなるものがよく見られます。このような時間帯別の料金プランは、夜間に大量の電気を使うオール電化住宅に向いていますが、青梅ガスには時間帯別の料金プランがありません。
オール電化住宅で青梅ガスの電気を契約すると、現在のプランよりも電気代を抑えにくくなる恐れがあります。とくに、現在契約中の時間帯別の料金プランで電気代を節約している場合は、乗り換えのお得度には注意が必要です。
ガスの利用がないと支払い方法が限られる
青梅ガスグループのガスを利用していないなかで電気を新規に契約するとき、料金の支払い方法は基本的にクレジットカード払いとされます。
クレジットカード払いは手間がなく、ポイントも貯められるとして近年人気ですが、クレジットカードは誰でも作れるものではありません。仕組みとしては借り入れにあたるため、カードの作成には相応の収入や社会的信用が必要です。
クレジットカードを1枚も持っておらず、収入の問題などで新規作成も難しいと、電気代を支払う方法がありません。そのため、青梅ガスでの電気の新規契約も難しくなります。
ガスとのセット割引以外に主な特典がない
電力会社の乗り換えは、割引サービスやその他の特典を基準に判断されることも多いです。青梅ガスはグループ企業の提供するガスとのセット割引が大きな魅力ですが、これ以外で定期的に適用される割引サービスや特典は、とくに見当たりません。
なお、先述の節電プログラムは、不定期開催のサービスです。いつ行われるかは予想できないうえ、割引額は節電の結果次第であり、本当に割引につながるかも不透明な点には注意が必要です。
青梅ガスグループ以外に利用したいガス会社があったり、オール電化住宅でガスを必要としていなかったりすると、青梅ガスの電気はやや魅力に乏しいと感じられる場合があります。
青梅ガスの悪い口コミ・評判
青梅ガスの悪い口コミ・評判としては、以下のものが見られます。
- 電気の品質が不安
- 料金自体はそこまで安くない
<青梅ガスの悪い口コミ・評判>
電気の品質に関する不安は、青梅ガスの主要事業がガスにある点から来ているようです。実際には、電気は安定的に供給されているものの、個人的に不安だとする声も見られます。また、料金自体はそこまで安くなく、ガスとのセット割引がないとあまり節約にならないとの声も一部聞かれます。
青梅ガスがおすすめの人
青梅ガスをおすすめできるのは、以下のような人です。
- 青梅ガスグループのガスを使う人
- 電気の使用状況をインターネット上で管理したい人
<青梅ガスがおすすめの人>
どのような点で青梅ガスがおすすめだといえるのか、以下で個別にご紹介します。
青梅ガスグループのガスを使う人
青梅ガスグループのガスを使う人にとって、青梅ガスの電気は、セット割引により単価を抑えられるお得なサービスとなります。都市ガスとLPガスのどちらでもセット割引の対象となるため、その他の条件も満たせるようなら、青梅ガスの電気を一度検討したいところです。
電気の使用状況をインターネット上で管理したい人
青梅ガスには、先述の「マイおうめガス」があるため、インターネット上で簡単に電気の使用量などを確認できます。紙の検針票に書かれたデータを記録しなくとも、直近の使用状況を把握でき、今後の節電の方針なども立てられます。
利用しているサービスの管理をインターネット上で行いたい人にとって、青梅ガスは魅力的な会社となるでしょう。
青梅ガスのお申し込み方法
青梅ガスの電気の申し込みは、以下のようになっています。
- 電話での申し込みが可能
- 番号はフリーダイヤル
- その他の問い合わせも可能
- 受付時間は平日(祝日は除く)の午前9時~午後5時30分
<青梅ガスのお申し込み方法>
申し込みは電話で行う形となりますが、番号はフリーダイヤルなので、申し込みの電話で料金が発生する心配はありません。
申し込みの窓口は問い合わせの窓口ともなっているため、事前に確認したいことがあればその場で尋ねられます。シミュレーションの依頼も可能なので、想定される料金を申し込みの前に、一度計算してもらうのもおすすめです。
なお、受付時間が限られており、平日の夜間・早朝や土日には電話がつながりません。申し込みを考えている人は、営業時間内に電話するようにご注意ください。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- 青梅ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
青梅ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、青梅ガスが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
青梅ガスは、東京都青梅市に本社を置くガス会社で、現在では電気の小売事業も行っています。料金プランは主に3つあり、一般家庭から最もよく選ばれているのはOGプランBです。
契約のメリットは、ガスとのセット割引があったり、電気の使用量や請求額などをインターネット上で確認できたりすることで、良い評判・口コミにはセット割引のお得さを挙げる声が見られます。注意点は、契約時に選べるアンペア数がやや大きいことなどで、悪い評判・口コミとしては、電気の品質に関する不安などが挙げられます。
契約をおすすめできるのは、青梅ガスグループのガスを利用している人や、電気の使用状況をインターネット上で管理したい人などです。申し込みは電話からできます。以上の点から、青梅ガスの電気に興味を持ったときは、ぜひ乗り換えを検討してみてください。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
青梅ガスによる電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて青梅ガスが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
OGプランB | 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く | 東京電力管内管内 | 「OGプランB」の分析ページへ |
OGプランC | 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く | 東京電力管内管内 | 「OGプランC」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
OGプランB | 67042円/年 | 112194円/年 | 128212円/年 | 137817円/年 | 150634円/年 | 182650円/年 |
OGプランC | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 158074円/年 | 190714円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
OGプランB |
|
OGプランC |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、青梅ガスの公式HPをご確認ください。