京葉瓦斯の評判は？電気契約の料金プランをご紹介

お引っ越しなどの際、自治体や不動産会社が推奨する、ライフラインの供給会社と契約することはよくあります。しかし、電気が自由化した現在、言われたとおりの企業と契約するのが必ずしもお得とは限りません。

京葉瓦斯は、設立から90年以上、地域のライフライン事業に貢献してきた企業です。この記事では、京葉瓦斯がどのような企業なのか、概要や料金プラン、メリットやデメリット、口コミ、契約に向いている人の傾向などからご紹介します。この記事を読めば、京葉瓦斯が自身に向いている企業なのか、判断できるようになるでしょう。

契約する電力会社を選ぶ際は、複数の会社を比較して、より自身に向いているサービスがどれなのかを考える必要があります。合わない電力会社を選ぶと、料金が割高になるためです。

これからのお引っ越しのために電力会社を探している人、すでに利用している電気の乗り換えを考えている人は、ぜひ電力会社比較の参考にしてみてください。

京葉瓦斯とは

京葉瓦斯株式会社は、1927年1月8日に設立され、1928年9月20日から事業を開始した千葉県市川市市川南に本社を置く企業です。

市川市、松戸市、鎌ケ谷市、浦安市の全域および船橋市、柏市、流山市、白井市、習志野市、我孫子市の一部区域など、338.6㎡のエリアに都市ガスを提供しています。

ガスや電気、熱などのエネルギー供給事業のほか、関連機器の販売や工事、環境保全事業、不動産事業、リース業や人材派遣業、防犯事業、食料品の生産販売など、さまざまな事業を手広く行っています。2017年には、創立から90周年を迎え、まもなく100周年に届く老舗のガス会社です。

顧客の視点に立った企業活動を行い、より快適な生活、より豊かな社会の実現に向けて貢献しています。「徹底した顧客視点で“期待を超える”存在となる。」をコンセプトに掲げており、結果としてエネルギー事業をはじめ、さまざまな分野に進出しています。コーポレートカラーとして鮮やかなブルーを使用し、「信頼感」「安心・安全」などのイメージと、「新しさ」「未来」「ワクワク感」を兼ね備えた「チャレンジブルー」と名づけました。

「地域と暮らし」「環境とエネルギー」「未来に向けて」「その他の取り組み」という4つのカテゴリに大別される取り組みを行っており、地域の人の「うれしい！」につなげています。

「地域と暮らし」では、イベントスペース「てらす」や「道の駅しょうなん」の運営、料理教室の開催など、地域の人が生活していくうえで、便利に利用できるサービスを提供しているのが特徴です。「環境とエネルギー」では、森林保全活動や「カーボンニュートラルチャレンジ2050」などを通し、エネルギー事業の観点から環境保全に貢献しています。

「未来に向けて」は、次世代を担う地域の子どもたちへの教育支援活動や、絵画コンクールの開催などを行っています。また、そのほかにも、企業内部活動やイメージキャラクターの活動を通し、親しみを持ってもらえるように取り組んでいる企業です。

安全・安心のための取り組みとして、非常時や感染症への対策も行っており、いついかなるときでも安定して、エネルギーを供給できるよう努めています。

京葉瓦斯の料金プラン

京葉瓦斯が提供している料金プランについてご紹介します。京葉瓦斯では、東京電力管轄内を対象に電力供給サービスを提供しています。

京葉瓦斯が提供している家庭用の電気料金プランは、以下のとおりです。

＜京葉瓦斯の料金プラン＞

• 従量電灯プラン
• 低圧電力プラン
• 従量電灯・eプラン
• 低圧電力・eプラン
• サマリーポケットプラン

それぞれの料金プランについて、詳細や具体的な料金表をご紹介します。

従量電灯プラン

従量電灯プランは、一戸建て住宅や分譲マンション、店舗や事務所など向けの電気料金プランです。契約容量30～60A、または6～50kVAの場合に利用できます。

従量電灯プランの具体的な料金は、以下のとおりです。

【従量電灯プランの料金表】

低圧電力プラン

低圧電力プランは、工場や店舗、事務所などで動力を使用する方向けの電気料金プランです。0.5～50kWの契約容量で利用でき、7～9月の夏季とその他季に分かれています。京葉瓦斯のほかの電気料金プランとセットで利用する場合、ビジネス割により基本料金の3.0％が割引されます。

低圧電力プランの具体的な料金は、以下の表のとおりです。

【低圧電力プランの料金表】

従量電灯・eプラン

従量電灯・eプランは、CO2排出量が実質ゼロになる非化石価値付電気料金プランです。太陽光や風力など、再生可能エネルギーの環境的な価値そのものを証明する非化石証書を京葉瓦斯が購入して供給する電気に付与することで実質CO2ゼロを実現しています。

【従量電灯・eプランの料金表】

低圧電力・eプラン

低圧電力・eプランは、CO2排出量が実質ゼロになる非化石価値付電気料金プランの低圧電力版です。

【低圧電力・eプランの料金表】

サマリーポケットプラン

サマリーポケットプランは、従量電灯プランに宅配収納サービス「サマリーポケット」がついた電気料金プランです。専用ボックスに荷物を詰めて送付すると、スタッフが最適な環境と保管方法で荷物を保管してくれます。荷物は写真つきのリストで管理でき、必要なものを選んで最短翌日に取り出せるのが特徴です。

サマリーポケットにはスタンダードプランとエコノミープランがあり、スタンダードプランはさらにレギュラーボックスとアパレルボックスに分けられます。スタンダードプランは写真つきで管理でき、1点ずつ荷物を管理できるプランです。エコノミープランは写真がなく、ボックス単位での管理となります。

サマリーポケットプランの具体的な料金プランは、以下の表のとおりです。

【サマリーポケットプランの料金表】

京葉瓦斯のメリットと良い口コミ・評判

京葉瓦斯を利用するうえでのメリットをご紹介します。電力会社のメリットは、その会社を利用したいかどうかを測る際の参考になります。

京葉瓦斯のメリットは、以下のとおりです。

＜京葉瓦斯のメリットと良い口コミ・評判＞

• 契約者用マイページを利用できる
• 支払い方法によっては割引が受けられる
• さまざまなくらしサポートが利用できる

それぞれのメリットについて、寄せられた良い評判とともに見ていきましょう。

契約者用マイページを利用できる

京葉瓦斯と契約すると、契約者向け会員サイト「ウィズ京葉ガス」が利用できます。

ウィズ京葉ガスは、ガスや電気の使用量や料金を確認できるポータルサイトです。電気を契約すると利用でき、グラフで数字をチェックできます。また、ガスや電気の消費量を環境家計簿にまとめられて、便利です。

ウィズ京葉ガスに登録すると、電気料金やガス機器まるごとサポートなどのお支払い、がすたんポイントモールでの買い物、お知らせの閲覧などで「がすたんポイント」が貯まります。このポイントは、提携する外部のポイントサービスのポイントと交換できるため、活用方法はさまざまです。

お得な情報なども得られるため、京葉瓦斯を利用するのであれば、電気とセットで契約し、ウィズ京葉ガスに登録すると良いでしょう。

このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。

京葉瓦斯でガスと電気を契約し、ポータルサイトのウィズ京葉ガスに登録しました。毎月のエネルギー使用量が分かりやすく、ポイントも貯まるため、楽しんで使えています。

支払い方法によっては割引が受けられる

京葉瓦斯の支払い方法は、口座振替、クレジットカード払い、払込用紙の3種です。京葉瓦斯では電気を利用するためにはガスも契約する必要があり、電気料金とガス料金はまとめて支払われます。

口座振替を利用すれば、銀行口座から直接電気料金が引き落とされるため、払い忘れがありません。また、毎月のガス料金から、税込で55円割引してもらえるため、お得に家庭のエネルギーを利用できます。

クレジットカード払いの場合は、カード会社を介して支払いができ、口座にお金を入れておくまでに猶予期間が生まれるほか、カード独自のポイントが貯まるのが利点です。実際の引き落としがいつになるかは、契約しているカード会社によって異なります。

払込用紙の場合は毎月請求書が届くため、視覚的に料金を確認できるほか、金融機関の窓口やコンビニエンスストアなど好きなところで支払いが可能です。ただし、払い忘れが発生しやすい点には、注意しなければなりません。

このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。

京葉瓦斯と契約し、口座振替を選択しました。毎月のガス料金から割引されており、払い忘れなく引き落としされるため、便利です。支払い手段が複数あって良いと思います。

さまざまなくらしサポートが利用できる

京葉瓦斯では、さまざまなくらしサポートを利用できます。

ガスを契約した場合、ガス給湯器やガスコンロのトラブルが起きた場合に、初回基本料金0円で対処してもらえる「ガス機器あんしんサポートサービス」が利用可能です。 また、電気を契約した場合は、停電やブレーカーのトラブル、照明スイッチやコンセントの不具合などに駆けつけてもらえる「でんきのあんしんサポートサービス」が利用できます。

そのほかにも、月額でお金を払えば利用できるサポートが豊富です。自宅周りのさまざまな設備や暮らしの安心、生活の利便性や充足感を提供してくれるサポートが多く、便利に活用できます。

このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。

京葉瓦斯を利用してガスと電気を契約したところ、それぞれの設備に関するサポートを利用できるとのことでした。その後、給湯器が壊れたことがあったのですが、おかげですぐ見てもらえて、無事にお湯が使えるようになりました。

京葉瓦斯の注意点と悪い口コミ・評判

電力会社を比較する際は、良い点だけでなく悪い点もチェックしておくのがおすすめです。

京葉瓦斯のデメリットは、以下のとおりになります。

＜京葉瓦斯の注意点と悪い口コミ・評判＞

• 燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金がかかる
• ガスを契約しないと電気は契約できない
• 電気がお得になるプランがあまりない

それぞれのデメリットについて、寄せられた悪い評判とともに見ていきましょう。

燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金がかかる

電力会社が請求する料金内訳は自由に設定可能であるため、非常に多様であり各社様々です。その点で京葉瓦斯については、基本料金と電力量料金に加えて、燃料調整費や再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)が加算された料金形態としています。このうち、「基本料金」「電力量料金」「燃料調整費」は京葉ガスが独自で設定できる項目です。そのため、これまで記載してきた基本料金と電力量料金だけでは、実質的な電気代については計算できません。

京葉ガスの「燃料費調整額」については、貿易統計による原油・LNG・石炭価格によって、毎月単価が上下します。また、京葉ガスが調達する電源の各燃料構成比に合わせた特殊な計算式により算定されます。そのため、明確な単価を記載することが難しいのですが、原油価格等の変動によって突然の値上がりや値下がり等の可能性もあります。

なお電気代の内訳にある「再エネ賦課金」は唯一、どの電力会社でも同額が計上されており、各電力会社によって制御できない特殊な項目となっています。その単価は国による精査(調達価格等算定委員会)によって毎年定められており、いずれの電力会社でも電気代に含まれ、同額が徴収されます。

補足として、再エネ賦課金は電気料金を通じて、電力会社から国へ渡ることとなります。その集まった資金の利用用途は、「日本の再エネ発電量の増加」となります。そうした再エネ増加の一つの手法として、太陽光発電等の再エネで生産された電気を高額で売電可能な体制を作ることです。そうすると、高額売電で儲かるためにビジネスとして成立します。結果として太陽光や風力等を設置する人が増え、自ずと日本の再エネ発電量も増えます。ただ、そのためには莫大な資金が必要となりますが、再エネ賦課金として日本中から徴収し、FIT法による高額売電の原資として利用されています。

また基本料金は契約容量と供給地点ごとに据え置きですが、電力量料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金については電気を使用した分増えていきます。燃料費調整額についてはそのときの燃料費に応じてプラスマイナスが異なるため、毎月金額が変化する点に注意が必要です。

さらに、京葉瓦斯をはじめとする地域の一般電気事業者以外の電力会社が設定している電気料金の中には、送電線を借りて電気を送るための託送料金相当額が含まれています。これはすでに料金に組み込まれている費用であるため、別途発生するわけではありません。目安としては、低圧電力の使用量1kWhにつき約9.46円です。

託送料金は国の認可制であり、送電線を貸している事業者が申告した送電線の維持に使用した金額を国が審査したうえでその維持費に事業者の利益を上乗せし、各電力会社に分配して請求しています。そのため、年度によって具体的な金額が異なる点に注意が必要です。

このデメリットについて、以下の口コミが寄せられています。

基本料金と電力量料金のほかにもいろいろな料金を徴収されます。発電に必要な燃料が高くなるとその分電気代も高くなってしまうので、上がり幅によっては本当に支払いがきついです。知り合いが契約している電力会社は燃料費調整額を徴収していないらしいので羨ましいです。

ガスを契約しないと電気は契約できない

京葉瓦斯では、電気供給サービスを提供していますが、これはガスを契約していないと利用できません。そのため、ガスを契約していないと申し込みができないだけでなく、契約中にガスを解約すると、電気の契約も京葉瓦斯側から解約されます。

引っ越しはもちろん、ガスも電気も京葉ガスで契約している現住所でガスを乗り換える場合は、電気の乗り換え先も探しておいたほうが良いでしょう。

このデメリットについて、以下の口コミが寄せられています。

引っ越し先が京葉瓦斯のガス供給エリアから外れてしまい、契約を解除しました。電気も新しい契約先を探さなければならなかったので、今後エリアが拡大してくれるとうれしいです。

ガスだけ乗り換えるつもりで解約したら、電気も解約すると連絡が来ました。重要事項説明を確認すると、確かにガスを解約したら、電気も解約すると書いてありました。見落とした私のせいではあるのですが。電気を単独で契約できれば良いのにと思います。

電気がお得になるプランがあまりない

京葉瓦斯でガスを利用する際は、季節に応じてガス料金がお得になるプランが用意されています。しかし、電気料金の場合は季節や時間でお得になるプランは用意されていません。京葉瓦斯では供給地点の契約容量単位によってプランがほとんど自動で決まり、非化石証書をつける、あるいはサマリーポケットを利用するといった部分しか選べるところがないのです。

そのため、家庭にいる時間帯などによって電気代を変更できないだけでなく、オール電化に対応したプランもありません。そもそもガス契約前提の電気料金プランとなっているため、家庭でエコキュートやIHコンロなどを利用している場合、お得に電気を利用できない可能性があります。

このデメリットについて、以下の口コミが寄せられています。

電気料金プランの選択肢が少ないと感じました。うちは夜勤が多いので、もっとそういった生活スタイルにコミットしたプランがあったら利用しやすかったのになと思います。

京葉瓦斯がおすすめの人

京葉瓦斯との契約がおすすめな人の特徴についてご紹介します。そもそもどのような人向けのサービスなのかが分かっていれば、自分に向いているかも判断しやすいです。

京葉瓦斯との契約がおすすめなのは、以下のような人です。

＜京葉瓦斯との契約がおすすめの人＞

• 電気とガスを併用したい人
• 地元密着型の企業と契約したい人
• お得にポイントを貯めたい人

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

電気とガスを併用したい人

京葉瓦斯は、ガス供給をメインに電力供給事業にも力を入れている企業です。そのため電気を契約したい場合はガスを契約する必要があり、電気単独での契約はできません。裏を返せば電気とガスの契約を一本にまとめられるということであり、両者の料金はウィズ京葉ガスを通してインターネット上で確認できます。

ガス料金と電気料金はまとめて支払うことができ、どちらかを払い忘れるということはありません。そのため、電気とガスをどちらも契約するつもりがあり、会社をまとめたいと考えている方に向いています。

一方で、エコキュートやIHコンロを使用しているなど、オール電化を導入しておりガスを利用することのない家庭などには向きません。また、電気とガスをそれぞれ別個に契約して状況に応じてプランを乗り換えたいと考えている場合にも向かないでしょう。ほとんどの料金プランでは解約金がかかりませんが、ガス料金プランの中には途中解約にお金がかかるプランもあるため乗り換えの際は注意が必要です。

地元密着型の企業と契約したい人

京葉瓦斯は、90年以上、千葉県内でガスを供給してきた老舗の地元密着型企業です。そのため、新規にエネルギー事業に参加した企業ではなく、昔から地元に貢献してきた企業と契約したいという人に向いています。

現在は、ガスだけでなく電気も供給しており、くらしのサポートなどでより地域の人が生活しやすい環境を整えられるよう努力している企業です。地域の活性化にも貢献しており、地域の人が利用する施設なども数多く運営しています。

そのため、長年地元の人に愛されてきた、信頼のおける企業を選びたいという人に向いているのです。地域のインフラとして長く存続していることにあぐらをかかず、新しい事業にチャレンジし、つねに時代に合わせた理念に刷新し続けているのも、評価されている理由です。

地域への貢献だけでなく、カーボンニュートラルチャレンジなどで、地球環境全体への貢献も目指しています。広く社会に貢献している、地元の企業が良いという場合には適しているでしょう。

お得にポイントを貯めたい人

京葉瓦斯でガスと電気を契約し、ポータルサイトのウィズ京葉ガスに登録すれば、がすたんポイントを貯めて活用できます。

このポイントは、提携する外部のポイントサービスでも利用することが可能です。例えば、dポイントやPontaポイントなど、全国で広く利用されているポイントに変換できます。そのため、貯めたポイントの活用方法が幅広く、電気料金の支払いがお得に感じられるでしょう。

また、がすたんポイントは、ウィズ京葉ガスにログインして利用する「がすたんポイントモール」での買い物でも貯められます。がすたんポイントモール経由であれば、クレジットカードで買い物した場合、がすたんポイントとカード会社のポイントが両方貯められてさらにお得です。

ウィズ京葉ガス内のお知らせを閲覧したり、開催されているイベントに参加したりしても、ポイントが貯められます。毎日コツコツポイントを貯めたい、お得にポイントを活用したいという人におすすめなガス会社です。

京葉瓦斯のお申し込み方法

ここからは、京葉瓦斯と電気契約を行うためのお申し込み方法をご紹介します。京葉瓦斯で電気を申し込むためには、まずガス契約を結んでおく必要があります。

京葉瓦斯との電気契約は、インターネット上のお申し込みフォームから申請可能です。はじめに京葉瓦斯のガス契約で利用しているお客さま番号を入力し、契約者の氏名、契約先の住所、連絡先、供給地点番号、現在契約している電力会社名とお客さま番号、希望している電気料金プランなどを記入して送信しましょう。

切り替え手続きが完了したら、東京電力が指定する最初の計量日から電気の供給が切り替わります。手続きの完了後に「“京葉ガスのでんき”供給開始に関するお知らせ」が届くため、供給開始日時などを確認しておきましょう。

京葉瓦斯が供給している電気は、検針メーターがスマートメーターでなくても利用できます。 そのため、切り替えに伴う工事などは発生しません。

電気料金の支払いはガス料金とまとめて行われ、口座振替またはクレジットカード払いを選択できます。そのため、個別に請求されることはありません。 なお、電気契約を解約する際の解約料は不要です。

電気プランの乗り換え時のよくある質問

• 電気プランの切替で電気の品質は変わる？
• 電気プランの切替で停電の頻度は変わる？
• 京葉瓦斯が倒産した場合は電気がとまる？

電気プランの切替で電気の品質は変わる？

電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

電気プランの切替で停電の頻度は変わる？

電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁（消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体）は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています（ご参考）。

京葉瓦斯が倒産した場合は電気がとまる？

電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、京葉瓦斯が倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。

電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者（みなさま）としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。

なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること（最終保障供給）が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。

このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。

まとめ

京葉瓦斯は、90年以上地元で愛されてきた老舗のガス供給をメインとするエネルギー会社です。

電気やガスを契約すると、ポータルサイトから外部サービスと提携しているポイントを貯められます。また、収納サービスを利用できるプランなどもあり、生活に関するさまざまなサービスも提供しているのが特徴です。

一方で、ガスを利用しない場合は電気の契約も結べないため、オール電化の場合は申し込みができません。時間帯などに応じて割引が受けられるプランなどもないため、電気をメインに考えると物足りない可能性があります。

それぞれのメリットやデメリットも踏まえたうえで、京葉瓦斯と契約するか検討してみてください。

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。

また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

京葉瓦斯による電気料金プランの提供エリアは？

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて京葉瓦斯が提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は？

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。

ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています（ご参考））。

※横にスクロールで表全体を表示

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし（30A相当、月間210kWh）、二人暮らし（40A相当、月間360kWh）、三人暮らし（50A相当、月間400kWh）、四人暮らし（50A相当、月間430kWh）、五人暮らし（60A相当、月間460kWh）、六人暮らし（60A相当、月間560kWh）を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは？

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

補足

• 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、京葉瓦斯の公式HPをご確認ください。