北陸電力の電気プランの特徴とは?評判やメリット・デメリットを解説
北陸電力が提供する電気プランの特徴について、特徴やメリット・デメリット等を解説いたします。皆様の電気料金プランのご検討材料としてお役に立てていただけますと幸いです。なお、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトではオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
北陸電力について
北陸電力は、電気使用量や住宅の電気設備などに応じて選べるプラン展開が特徴的な電力会社です。北陸地方のほか、首都圏でも契約できます。
今回は、実際のユーザーによる口コミ・評判をもとに、北陸電力のメリットや注意点、どのような人におすすめできるサービスなのかを解説していきます。自分に合った電力会社を探す際の参考にしてください。
北陸電力とは
北陸電力は、富山県に本社をおき、北陸地方と首都圏に向けて電気の供給を行っている電力会社です。
【北陸電力】
提供エリア | 北陸地方・首都圏 |
---|---|
基本料金(10Aにつき) ※「従量電灯ネクスト」の場合 |
302.50円 |
電力量料金(10A~60A) ※「従量電灯ネクスト」の場合 |
30.82円~ |
ガスセット割 | なし |
スマホセット割 | 「おうち割 でんきセット」 ソフトバンク・ワイモバイル1回線ごとに2年目まで110円/月、3年目以降55円/月割引 |
解約違約金 | なし |
公式HP | https://www.rikuden.co.jp/ |
北陸電力は、家庭向けにさまざまな電気プランを展開しています。月間の電気使用量や住宅の電気設備に合ったものを選べるほか、地球環境にやさしい電気を使える追加オプションプランなどもあります。
また、ソフトバンク・ワイモバイルのスマホや、自宅インターネット回線とのセット割を適用できるところが大きな特徴です。対象の通信プランを契約中の方はぜひ注目してください。
- 豊富なプランの中からライフスタイルに合うものを選べる
- ソフトバンクおよびワイモバイルとのセット割がきく
- 首都圏からも契約でき、解約しても違約金がない
〈北陸電力のおすすめポイント〉
北陸電力の料金プラン
北陸電力は、ライフスタイルに合わせて選べるさまざまなプランを展開しています。まずは、それぞれの概要や詳しい料金情報を見ていきましょう。
- 電気使用量が多めなら「使っておとくライト」がおすすめ
- 電気使用量が少なめなら「従量電灯ネクスト」がおすすめ
- 節電割引をねらうなら「節電とくとく電灯」がおすすめ
- オール電化住宅なら「くつろぎナイト12(節電とくとくプラン)」がおすすめ
- 使用量少なめ+燃料代高騰が気になるなら「従量電灯」がおすすめ
- 地球にやさしい電気を使いたいなら「アクアECOプラン」の追加がおすすめ
〈北陸電力の料金プラン〉
使っておとくライト
「使っておとくライト」は、毎月120kWhまでは定額で、以降は従量制で利用できるプランです。
【使っておとくライト】
料金の区分 | 単位 | 料金単価(円) | |
---|---|---|---|
基本使用料金 | 3kVAまで | 1契約 | 4,325.50 |
3kVAをこえる | 1kVA | 302.50 | |
電力量料金 | 120kWhをこえる | 1kWh | 35.75 |
「使っておとくライト」では、4,325円の基本使用料金の範囲内で、容量は3kVAまで電力量は120kWhまで利用できます。ただし、電気使用が極端に少なかった場合でも基本使用料金は必ず発生するため、毎月の電気使用量が安定して120kWhをこえる、電気料金が約5,000円以上の人におすすめです。
従量電灯ネクスト
「従量電灯ネクスト」は、契約電流10A以上または契約容量6kVA以上の人が契約できるシンプルな従量制のプランです。
【従量電灯ネクスト】
料金の区分 | 単位 | 料金単価(円) | ||
---|---|---|---|---|
契約電流5A | 最低料金 | 1契約 | 315.39 | |
電力量料金 | 1kWh | 30.82 | ||
契約電流10A~60A | 基本料金 | 10A | 1契約 | 302.50 |
15A | 453.75 | |||
20A | 605.00 | |||
30A | 907.50 | |||
40A | 1,210.00 | |||
50A | 1,512.50 | |||
60A | 1,815.00 | |||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 30.82 | |
120kWhをこえ300kWhまで | 34.71 | |||
300kWhをこえる | 36.42 | |||
最低月額料金 | 1契約 | 302.50 | ||
契約容量6kVA以上 | 基本料金 | 1kVA | 302.50 | |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 30.82 | |
120kWhをこえ300kWhまで | 34.71 | |||
300kWhをこえる | 36.42 |
「従量電灯ネクスト」は毎月120kWhまで、120kWhから300kWhまで、300kWh以上の3つの段階に分かれた電力量料金が設定されています。電気使用量が少ないほど割安であるため、日頃から電気をあまり使わず、使っておとくライトのような定額+従量制プランでは割高になってしまう人におすすめです。
節電とくとく電灯
「節電とくとく電灯(需要抑制割引型電灯)」は、夏季および冬季の電力使用ピーク時期に節電をすると、節電電力量に応じた割引が受けられるプランです。
【節電とくとく電灯(需要抑制割引型電灯)】
料金の区分 | 単位 | 料金単価(円) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10Aまたは1kVA | 302.50 | |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 30.82 |
120kWhをこえ300kWhまで | 34.71 | ||
300kWhをこえる | 36.42 | ||
節電割引額 (節電割引対象時間の1時間平均節電電力量1kWhにつき) |
132.00 |
「節電とくとく電灯」の契約者には、北陸電力から節電キャンペーンの対象となる日があらかじめ通知されます。夏季および冬季の指定日の指定時間帯に節電をすると、対象時間の1時間平均節電電力量1kWhにつき132円(税込)の割引が受けられます。積極的に節電に取り組み、割引を活用したい方におすすめのプランです。
くつろぎナイト12(節電とくとくプラン)
「くつろぎナイト12(節電とくとくプラン)」は、毎日20時~翌8時の夜間の電気料金が安いプランです。
【くつろぎナイト12(節電とくとくプラン)】
料金の区分 | 単位 | 料金単価(円) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 10kVAまで | 1契約 | 2,255.00 |
10kVAをこえる | 1kVA | 302.50 | |
電力量料金 | 昼間時間(夏季料金) | 1kWh | 39.87 |
昼間時間(その他既料金) | 39.87 | ||
ウィークエンド時間 | 33.80 | ||
夜間時間 | 26.98 | ||
節電割引額(需要抑制割引特約:節電とくとくプラン) (節電割引対象時間の1時間平均節電電力量1kWhにつき) |
198.00 |
「くつろぎナイト12」は、エコキュートなどのヒートポンプ式給湯器を導入済みのオール電化住宅に住んでいる人向けのプランです。電気料金が安い夜間に蓄電を行い、日中に使う分をまかなうことで節約効果を期待できます。
また、「くつろぎナイト12」には、先述した「節電とくとく電灯(需要抑制割引型電灯)」の節電割引制度と同様の割引特約が付帯しています。キャンペーン対象日にはぜひ節電にも取り組んでみてください。
従量電灯
「従量電灯」は、2016年の電力自由化以前から提供されており、自由料金プラン「従量電灯ネクスト」と同じく従量制のプランです。
【従量電灯】
料金の区分 | 単位 | 料金単価(円) | ||
---|---|---|---|---|
A | 最低料金 | 1契約 | 315.47 | |
電力量料金 | 1kWh | 30.83 | ||
B | 基本料金 | 10A | 1契約 | 302.50 |
15A | 453.75 | |||
20A | 605.00 | |||
30A | 907.50 | |||
40A | 1,210.00 | |||
50A | 1,512.50 | |||
60A | 1,815.00 | |||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 30.83 | |
120kWhをこえ300kWhまで | 34.72 | |||
300kWhをこえる | 36.43 | |||
最低月額料金 | 1契約 | 302.50 | ||
口座振替希望者ついての特別措置 | 口座振替で、かつ初回振替により 電気料金を支払う場合、 1月につき初回振替割引額 |
1契約 | 55.00 | |
C | 基本料金 | 1kVA | 302.50 | |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 30.83 | |
120kWhをこえ300kWhまで | 34.72 | |||
300kWhをこえる | 36.43 | |||
口座振替希望者ついての特別措置 | 口座振替で、かつ初回振替により 電気料金を支払う場合、 1月につき初回振替割引額 |
1契約 | 55.00 |
「従量電灯」は、契約電流・容量、電気の使用量によって上記表のとおりA・B・Cに分かれます。一般家庭でもっとも多く利用されているのは「従量電灯B」です。
これから北陸電力のプランを選ぶのであれば、基本料金は同額で電力量料金はやや安い「従量電灯ネクスト」の方が、基本的な電気料金は安く済みます。ただし、従来の規制料金プランである「従量電灯」とは違って、毎月の電気料金に上乗せされる燃料費調整額の請求上限がありません。
直近で「従量電灯ネクスト」の燃料費調整額が「従量電灯」を大きく上回ったこともあるため、燃料費高騰の影響を必ず一定ライン以下に抑えられることが「従量電灯」のメリットです。
アクアECOプラン
「アクアECOプラン」は、北陸電力のその他のプラン料金に追加して下記の料金を支払うことで、水力電源100%・CO2フリーの電気を利用できるオプションプランです。
【アクアECOプラン】
料金の区分 | 単位 | アクア特約単価(円) |
---|---|---|
アクア電力量1kWhにつき | 1kWh | 2.20 |
「アクアECOプラン」は、「使っておとくライト」や「従量電灯ネクスト」などの他プランを契約したうえでオプションとして追加します。再生可能エネルギーを用いた発電・CO2排出量ゼロの環境価値に魅力を感じる、地球環境問題への関心が高い方におすすめです。
現在電気自動車・プラグインハイブリッド車・燃料電池自動車を所有している、あるいはこれから購入の予定がある方なら、環境・エコカー割の適用によってさらにお得に利用できます。
北陸電力のメリットと良い口コミ・評判
北陸電力のメリットと良い評判について、実際に北陸電力のプランを契約しているユーザーの口コミを交えてご紹介します。他の電力会社に比べて何に優れているのか、サービス内容が自分に合っているかを確かめましょう。
- ライフスタイルに合ったプランを選べる
- 節電した分だけお得になるプランがある
- 首都圏にお住まいでも契約できる
- ソフトバンクやワイモバイル契約者は少しだけお得になる
- 途中解約をしても違約金がかからない
〈北陸電力のメリット〉
ライフスタイルに合ったプランを選べる
北陸電力は多数のプランを展開しており、豊富な選択肢の中から自分のライフスタイルに合ったプランを選べます。
北陸電力の料金改定(値上。平均39.7%。昨日のニュースを見て、妻はビックリ ‼️)
ご参考
現在、従量電灯B(60A)の契約だが、
営業担当の勧めで少しでも
安くなる料金体系へ切り替え。→ 使っておとくライトへ営業担当曰く、『毎月120kwh以上のお客様は、切り替えた方がお得』
との事。— 銀座の雀 (@61UHOCLM44fkuKD) May 22, 2023
電気料金の値上げが続いている今こそ、定期的に見直しを行ってより安く電気を使えるプランの検討が求められています。各プランの料金の変化と自分の電気使用状況の変化により、選ぶべきプランが数ヶ月の間で変わっている可能性もあるので、ぜひさまざまなプランに目を向けてみてください。
節電した分だけお得になるプランがある
北陸電力の「節電とくとく電灯(需要抑制割引型電灯)」および、「くつろぎナイト12(節電とくとくプラン)」では、北陸電力からあらかじめ通知されるキャンペーン実施日(夏季・冬季)の節電量に応じて、電気料金の割引が受けられます。
電気の契約を「従量電灯」から「節電とくとく電灯」に変更してみた。単価は従量電灯と全く同じで、節電要請のあった日に節電できると料金が割り引かれる(節電失敗しても罰則なし)。デメリットないやん。https://t.co/Wcg7cFZkmP
— z (@zinchang) July 13, 2017
「節電とくとく電灯(需要抑制割引型電灯)」の場合、基本料金や電力量料金の設定は現在「従量電灯ネクスト」と同額で、「従量電灯」よりもやや安いです。契約電流30Aまたは容量6kVA以上の住宅が加入対象となりますが、条件を満たせる人には割引のチャンスが得られる節電プランがおすすめです。
首都圏にお住まいでも契約できる
北陸電力は、その名のとおり北陸地方をメインエリアとしてサービスを提供していますが、電力自由化にともなって首都圏からの契約も可能になりました。
北陸電力も値上がりしてるんですが、東京電力よりまだまだお安いですよ。
— 柚季 (@Jay7Hh) October 16, 2023
首都圏をメインエリアとして電気の供給をしている会社と契約するよりも、首都圏に住みながら北陸電力と契約したほうが、電気料金が安く済む可能性があります。
北陸から首都圏へ引っ越す人だけでなく、提供エリア内に住所があれば誰でも契約申込ができるので、首都圏に住んでいる人もぜひ北陸電力のプランに注目してみてください。
ソフトバンクやワイモバイル契約者は少しだけお得になる
北陸電力は、ソフトバンクおよびワイモバイルのスマホ・インターネット回線とのセット割、「おうち割 でんきセット」に対応している電力会社です。1回線ごとに2年間は毎月110円、3年目以降は毎月55円の通信料金の割引が受けられます。
北陸電力にしたので
ソフトバンクの
おうち割申込んできた(・∀・)来月から2年間
スマホ代110円安くなる💴 pic.twitter.com/5VPbRBe3GF— りゅう (@technology_ryu) March 4, 2023
プラン料金などを見比べてどの電力会社と契約すべきか迷ったときは、手元のスマホとのセット割がきく会社を選ぶのがおすすめです。
例えば、家族4人全員がソフトバンクまたはワイモバイルのスマホを契約しており、自宅のインターネット回線もソフトバンクである場合、「おうち割 でんきセット」による割引額は以下のようになります。
スマホ+インターネット回線数 | 5 |
---|---|
1回線あたりの割引額 | 2年目まで:110円 3年目以降:55円 |
5回線1ヶ月分の割引総額 | 2年目まで:550円 3年目以降:225円 |
5回線1年分の割引総額 | 2年目まで:6,600円 3年目以降:3,300円 |
1回線だけでも年間1,320円(3年目以降660円)の節約になるため、セット割の有無は電力会社を選ぶうえで非常に重要なポイントです。
なお、「おうち割 でんきセット」は、北陸電力とソフトバンクまたはワイモバイルの対象スマホ・インターネット回線の契約で、自動的に適用されるものではありません。ソフトバンクのWebサイトや、ソフトバンクショップ店頭窓口などから別途申請が必要なので、忘れずにセット割の申請をしましょう。
途中解約をしても違約金がかからない
北陸電力では、原則として1年間の契約期間の定めがあるものの、途中解約の場合も違約金・解約金はかかりません。実質的に縛りなしで利用できるため、申し込むだけで電力会社の切り替えができます。
ただし、解約にともなって新設など1年以内に設置した電気設備が廃止となり、東京電力から北陸電力へ精算金の請求があったときには、契約者へ精算金相当額の請求がなされる場合があるので注意してください。
北陸電力の注意点と悪い口コミ・評判
続いて、北陸電力の注意点と悪い口コミ・評判についてもご紹介します。サービスのメリットだけでなく注意点も確実に把握し、不満を感じることなくサービスを利用できそうか検討しましょう。
- 電気の使い方によってはお得ではない場合がある
- 20Aで契約できる料金プランがない
〈北陸電力の注意点〉
電気の使い方によってはお得ではない場合がある
北陸電力の各プランの料金設定は、他の電力会社に比べて特別安いというわけではありません。自分の電気の使い方にぴったり合うプランが見つかった場合は最適な選択肢になり得ますが、そうでない場合はそれほどお得にはなりません。
電気料金の節約を目指すためには、さまざまな電力会社の各プランの情報をチェックして、現在の電気の使用状況を踏まえた料金シミュレーションを行い、お得に使えるプランを探すことが大変重要です。
20Aで契約できる料金プランがない
北陸電力の自由料金プランは、契約電流30A以上からが加入対象となるものが多いです。電気をあまり使わない一人暮らしの人で契約電流が20A程度である場合、最低ラインの30Aを選択することで切り替え前よりも割高になってしまう可能性があります。
本記事内の「北陸電力の料金プラン」にてご紹介したプランの中で、20Aでの契約が可能なのは「使っておとくライト」・「従量電灯ネクスト」・「従量電灯」です。これらを他の電力会社の同等プランと比べたとき、あえて北陸電力を選ぶ決め手に欠けるため、一人暮らしなどで契約電流30Aでは持て余す人は魅力を感じられないかもしれません。
北陸電力がおすすめの人
北陸電力のサービスのメリット・注意点とユーザーによる口コミを踏まえて、北陸電力の契約がおすすめできるのは以下のような人です。
- ライフスタイルに合ったプランを選びたい人
- ソフトバンクやワイモバイルを契約している人
- お試し感覚で申し込みしてみたい人
〈北陸電力がおすすめの人〉
ライフスタイルに合ったプランを選びたい人
北陸電力は豊富なプラン展開が特徴的で、自分のライフスタイルに合ったものを選べます。電気使用量が比較的多い人はお得な定額+従量制プランを、反対に電気をあまり使わない人は使った分だけを支払える従量制プランといったように、無駄な費用をかけずに電気を利用できるのがメリットです。
ソフトバンクやワイモバイルを契約している人
北陸電力は、ソフトバンクおよびワイモバイルとのスマホや自宅インターネット回線とのセット割、「おうち割 でんきセット」がきく電力会社です。スマホセット割自体が存在しない電力会社も多いため、ソフトバンク・ワイモバイルの回線を契約中の人には特におすすめできます。
「おうち割 でんきセット」については、本記事内の「ソフトバンクやワイモバイル契約者は少しだけお得になる」にてより詳しく解説しています。
お試し感覚で申し込みしてみたい人
北陸電力は、原則1年間の契約期間を定めているものの、1年未満で解約する際の違約金・解約金請求はありません。実質的に縛りなしで利用できるため、まずはお試し感覚で電力会社・電気プランの切り替えをしてみたい人も、気軽に申し込みを行えます。
北陸電力を含む複数の電力会社のうちどこを選ぶべきか迷っている方は、まずはリスクなしで解約できる北陸電力から試してみるのがおすすめです。
北陸電力のお申し込み方法
引っ越し先で使う電気として北陸電力を申し込む、あるいは現在住所で契約中の電力会社から北陸電力に切り替えを行う場合は、以下のような手順によってWeb上で申し込み手続きを行いましょう。
①「ほくリンク」の手続きページにアクセスする
北陸電力の会員Webサイト「ほくリンク」の各種申込手続きページにアクセスし、「北陸エリアにお住まいのお客さま」または「首都圏エリアにお住まいのお客さま」を選び、希望の申込内容を選択します。
②メールアドレスの登録、供給条件・会員規約の確認を行う
画面の案内に沿ってメールアドレスを入力し、その後供給条件やほくリンク会員規約の確認・同意をして、手続きを進めてください。電気の申込手続きの中でほくリンクへの会員登録も行われます。
③電気の申込手続きを行う
画面の案内に沿って契約住所(電気を使用する住所)、契約者情報、支払い方法などを入力し、電気の申込手続きを行います。
④申込完了
申し込みが正しく完了したら、②で登録したメールアドレスに北陸電力からメールが届きます。その後の流れや電気の切り替え日などについては、北陸電力からの案内を確認してください。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
電気プランの乗り換え時によくある疑問や質問をまとめました。
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- 北陸電力が倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
北陸電力が倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、北陸電力が倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
ユーザーによる口コミ・評判を調査した結果わかった、北陸電力のサービスのメリットと注意点は以下のとおりです。
メリット |
|
---|---|
注意点 |
|
北陸電力は、プランの中に自分のライフスタイルに合うものが見つかった人、ソフトバンクおよびワイモバイルのスマホ・インターネット回線を契約中の人に特におすすめできます。
原則1年間の契約期間が定められているものの、途中解約をしても違約金は発生しないため、どの電力会社を選ぶべきか迷っていてまずはお試しで契約してみたい方にもぴったりです。
自分には北陸電力のどのプランが合っていそうか、ぜひ現在の電気使用量データをもとにシミュレーションしてみてください。
北陸電力による電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて北陸電力が提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
従量電灯ネクスト | 富山県、石川県、福井県(一部を除きます。)、岐阜県の一部、一部離島を除く | 北陸電力管内管内 | 「従量電灯ネクスト」の分析ページへ |
節電とくとく電灯 | 富山県、石川県、福井県(一部を除きます。)、岐阜県の一部、一部離島を除く | 北陸電力管内管内 | 「節電とくとく電灯」の分析ページへ |
くつろぎナイト12 | 富山県、石川県、福井県(一部を除きます。)、岐阜県の一部、一部離島を除く | 北陸電力管内管内 | 「くつろぎナイト12」の分析ページへ |
従量電灯B | 富山県、石川県、福井県(一部を除きます。)、岐阜県の一部 | 北陸電力管内管内 | 「従量電灯B」の分析ページへ |
従量電灯C | 富山県、石川県、福井県(一部を除きます。)、岐阜県の一部 | 北陸電力管内管内 | 「従量電灯C」の分析ページへ |
使ってお得ライト | 富山県、石川県、福井県(一部を除きます。)、岐阜県の一部、一部離島を除く | 北陸電力管内管内 | 「使ってお得ライト」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
従量電灯ネクスト | 56977円/年 | 99276円/年 | 113182円/年 | 121469円/年 | 132612円/年 | 160236円/年 |
節電とくとく電灯 | 57870円/年 | 101119円/年 | 115274円/年 | 123713円/年 | 135055円/年 | 163183円/年 |
くつろぎナイト12 | 79017円/年 | 120070円/年 | 133147円/年 | 140777円/年 | 151311円/年 | 176744円/年 |
従量電灯B | 57870円/年 | 101119円/年 | 115274円/年 | 123713円/年 | 135055円/年 | 163183円/年 |
従量電灯C | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 135055円/年 | 163183円/年 |
使ってお得ライト | 86363円/年 | 127823円/年 | 141008円/年 | 148719円/年 | 159335円/年 | 185039円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
従量電灯ネクスト |
|
節電とくとく電灯 |
|
くつろぎナイト12 |
|
従量電灯B |
|
従量電灯C |
|
使ってお得ライト |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電力会社の切替でデメリットはあるの?
電力は公共インフラであり、止まったり品質が悪くなると、生命の危機に繋がるケースも多々あるので、電力会社を切り替えてもこれまでと全く同じ電気が届けられるようになっています。ただ、あえてデメリットを挙げるとすると「違約金」と「倒産リスク」が存在します。
よくある質問① 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
よくある質問② 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
よくある質問③ 電気プランの切替で違約金は発生する?
現状、解約料が無料の電力会社も多いですが、一部の電力会社は違約金を設定しており、例えば1年以内の解約で〇〇〇〇〇円といった出費につながることがあります。そのため、公式HPにて最新の情報をご確認の後、契約することをお勧めいたします。
よくある質問④「北陸電力」が倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、「北陸電力」が倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、北陸電力の公式HPをご確認ください。