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大一ガスの電気はお得?会社の概要や料金プラン、評判などを解説!
電力が自由化された昨今、よりお得な条件で電気を使うため、電力会社の乗り換えをお考えの方も多いのではないでしょうか。乗り換え先の候補として新興の電力会社がよく挙がりますが、既存のガス会社も含まれます。
大一ガスも、電力会社として利用できるガス会社の1社で、良い乗り換え先を探しているときには要チェックです。そこで今回は、大一ガスの会社概要をはじめ、料金プランやメリット・注意点、評判などを一挙に解説します。
大一ガスとは
大一ガスとは、愛媛県松山市にある企業で、社名のとおり、主にガス事業を行っています。会社の概要は、以下のとおりです。
【大一ガスの概要表】
社名 | 大一ガス株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 愛媛県松山市萱町1丁目3-12 |
創業 | 1950年5月 |
法人化 | 1971年7月 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員 | 200名(グループ全体254名) |
代表者 | 稲葉 隆(代表取締役社長) |
事業内容 |
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事業所 |
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関連会社 |
|
提携会社 | 株式会社保険サービス ライフコア |
会社概要のなかで目を引くのは、まず創業からすでに70年以上が経過していることです。愛媛の地で、長きにわたって歩んできた歴史は、大一ガスならではの特徴です。
現在の大一ガスは、従業員数が200名、グループ全体では254名にまでなっており、事業規模は小さくありません。本社がある愛媛県内に合計6つの事業所を構え、関連会社が合計5社に上っている点からも、その事業規模の大きさがわかります。
また、ガス会社でありながら、他分野の事業をいくつか手掛けているのも特徴です。それも、情報通信や住宅設備・リフォームなど、エネルギー以外の事業も行っています。エネルギー事業に関しても、電気の小売に参入しているため、現在の大一ガスは電力会社としても利用可能です。
大一ガスの沿革
会社の情報をくわしく調べたいときは、組織の沿革も重要です。大一ガスの主な沿革は、以下のとおりです。
【大一ガスの主な沿革】
1950年 |
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---|---|
1970年 | 産業用工業用ガス、オートガス販売 |
1980年 | 住宅設備機器の販売 |
1990年 | 住宅リフォーム事業の開始 |
2000年 | 愛媛県内へ営業所を本格展開 |
2010年 | 東京、福岡へLPガス事業展開 |
2015年 | 電力小売事業の開始 |
2016年 | 通信事業(MVNO)開始 |
2023年 | 不動産事業の開始 |
社名にガスとあるとおり、ガス関連の事業は創業当時から行われていました。そして、創業から30年後には住宅設備機器の販売、40年後には住宅リフォーム事業を開始しています。事業や会社の成長にともない、他分野の事業にも進出したことがわかるでしょう。
近年では、東京や福岡をLPガス事業の対象地域に含め、そして2015年に電力小売事業に参入しています。他分野の事業への進出はそれで終わりではなく、2016年にはMVNOへの対応、2023年には新たに不動産事業を始めている点も特徴的です。
この沿革からは、組織としての順調な成長や事業拡大に対する積極的な姿勢がわかり、大一ガスが1つのガス会社やエネルギー会社に留まらない会社であることがわかります。
大一ガスの企業コンセプト
大一ガスの企業コンセプトは、エネルギーや通信、住宅、不動産などの各種事業をとおし、総合生活提案を行うことです。大一ガスが手掛けている事業は、いずれも人々の暮らしに欠かせないもので、コンセプトに沿った事業が展開されているのが特徴です。
そのほか、地域の方々の生活が健全に営まれるよう、日々のライフラインを守りつつ、心のこもったサービスを提供することをコンセプトとして掲げています。また、地域の方々への貢献により、信頼を得て発展し続ける企業を目指しています。
大一ガスの料金プラン
大一ガスの電気の料金プランは、四国エリア管内と中国エリア管内で種別や料金が変わります。両エリアで選べるプランは、以下のとおりです。
【大一ガスの料金プラン】
四国エリア管内 |
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---|---|
中国エリア管内 |
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それぞれの料金プランがどのようなものか、以下で個別に解説します。
大一でんき 従量電灯A
大一でんき 従量電灯Aは、一般的な従量点灯Aに相当するプランです。現時点で従量電灯Aを契約している方は、主にこちらのプランを検討すると良いでしょう。
料金表は、以下のとおりです。
【四国】
最低料金(1契約あたり) | 最初の11kWhまで | 601.00円 |
---|---|---|
電力量料金(1kWhあたり) | 11kWh超~120kWhまで | 29.66円 |
120kWh超~300kWhまで | 36.28円 | |
300kWh超 | 37.09円 |
【中国】
最低料金(1契約あたり) | 最初の15kWhまで | 642.67円 |
---|---|---|
電力量料金(1kWhあたり) | 15kWh超~120kWhまで | 31.83円 |
120kWh超~300kWhまで | 38.51円 | |
300kWh超 | 40.63円 |
大一でんき 従量電灯B
大一でんき 従量電灯Bは、一般的な従量電灯Bに相当するプランであり、現時点で従量電灯Bを利用中の方に向いています。
料金表は、以下のとおりです。
【四国】
基本料金(契約容量1kVAあたり) | 365.33円 | |
---|---|---|
電力量料金(1kWhあたり) | 120kWhまで | 26.44円 |
120kWh超~300kWhまで | 31.80円 | |
300kWh超 | 34.63円 |
低圧電力について
低圧電力に関しては、四国エリアでは2種類、中国エリアでは1種類の料金プランがあります。四国エリアの2種類のプランはどちらも、使用する負荷設備や受電設備の内容などをふまえ、大一ガスと協議したうえで契約の可否が決まります。
2種類のプランのどちらを選べるのかなども含め、四国エリアで低圧電力を希望するときは、詳細について事前に問い合わせるのがおすすめです。
料金表は、以下のとおりです。
【中国】
基本料金(契約容量1kVAあたり) | 397.35円 | |
---|---|---|
電力量料金(1kWhあたり) | 120kWhまで | 29.23円 |
120kWh超~300kWhまで | 35.14円 | |
300kWh超 | 36.95円 |
【低圧電力1型(四国)】
基本料金(契約電力1kWあたり) | 1,090.78円 | |
---|---|---|
電力量料金(1kWhあたり) | 夏季 | 25.98円 |
その他の季節 | 24.54円 |
【低圧電力2型(四国)】
基本料金(契約電力1kWあたり) | 850.00円 | |
---|---|---|
電力量料金(1kWhあたり) | 夏季 | 29.50円 |
その他の季節 | 29.50円 |
【低圧電力(中国)】
基本料金(契約電力1kWあたり) | 1,057.74円 | |
---|---|---|
電力量料金(1kWhあたり) | 夏季 | 26.98円 |
その他の季節 | 25.69円 |
ガスとのセット割引について
大一ガスの電気の料金プランには、ガスとのセット割引が用意されています。上記のすべての料金プランで適用が可能です。
適用要件は、以下のとおりです。
- 大一ガスの提供するガスを利用している
- 対象のガスと電気において使用場所と契約者が同じ
- 上記2つを満たす利用者からの申し出により、大一ガスとの協議が整う
<ガスとのセット割引の適用条件>
ガスとのセット割引は、ガスと電気の供給元を1本化したときに利用できる割引であるため、それぞれの使用場所や契約者が同じであることが求められます。
あわせて、利用者からの申し出が必要な点にも注意が必要です。申し出によって行われた協議が無事に整った場合、初めて割引が適用となります。申し出がないと割引は行われないため、要件を満たしたら速やかに申し出たいところです。
割引の適用が始まると、対象額の1%が毎月の電気代より割り引かれます。割引の対象額とは、以下の費用の合計額です。
- 基本料金または最低料金
- 電力量料金(燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金・その他の手数料などは含まない)
<割引の対象額>
割引の対象額は一部に限られるため、具体的にどの金額が対象となるのかは、事前にしっかり確認しておくことが大事です。
大一ガスのメリットと良い口コミ・評判
大一ガスの電気のメリットとしては、以下のものが挙げられます。
- 電気代が安くなる可能性がある
- ガスとのセット割引がお得
- 同じ会社で別のサービスも利用できる
- 電話での問い合わせが簡単
- 愛媛の発展へと間接的に貢献できる
- 会社の信頼性が高い
<大一ガスのメリット>
それぞれのメリットについて、以下で個別に見ていきましょう。
電気代が安くなる可能性がある
大一ガスは、各利用者のライフスタイルや事業内容などにあわせ、適正なコストで電気を供給するように努めているため、乗り換えによって電気代が安くなる可能性があります。実際に電気代がお得になるかどうかはケースバイケースですが、家計を見直したい場合は、大一ガスの電気代を一度調べたいところです。
ガスとのセット割引がお得
ガスとのセット割引があるのは、大一ガスの大きなメリットです。前述のとおり、割引対象額は一部に留まるものの、割引が適用されると通常よりも電気代が安くなり、それだけ家計が楽になります。
なお、大一ガスが提供しているガスは、LPガスです。LPガスには、一般的に以下の特徴があります。
- ガスボンベを使って各建物に提供
- 地中にガス管がとおっていない地域でも契約できる
- 供給にガス管が不要なためにサービスの提供地域が広い
- 都市ガスよりも災害に強い
<LPガスの特徴>
簡易ガス分を含めて計算すると、LPガスを使っている世帯は、日本の総世帯数の約55%に相当する約2,500万世帯に上ります。
LPガスを供給している大一ガスなら、ガスとのセット割引を利用するハードルが低く、電気代を手軽に節約することが可能です。また、LPガスは災害に強く、かつての東日本大震災においても、都市ガスよりも早く全面復旧を果たしています。このような災害に強いガスとの間でセット割引が用意されている点も、災害が頻発している近年においては、嬉しいポイントです。
同じ会社で別のサービスも利用できる
前述のとおり、大一ガスは通信事業や住宅のリフォームなども手掛けています。利用者からすると、電気やガスの契約先で、さらにほかのサービスも利用できる形となって便利です。
たとえば、住宅のリフォームなどは多くの手間や費用がかかるため、依頼先は慎重に決めたいところではないでしょうか。このとき、日頃から大一ガスの電気やガスを利用していると、同じ会社まで気軽にリフォームの相談もでき、依頼先を一から探す手間が省けます。
さらに、スマホ用SIMの提供サービス「大一でんわ」には、電気やガスとのセット契約で料金がお得になるプランも用意されています。
大一でんわの特徴は、以下のとおりです。
- 基本料金が割安
- NTTドコモの回線を使用するためつながりやすい
- 現在の電話番号が引き続き使える
<大一でんわの特徴>
以上の便利な回線が、電気やガスとのセット契約でさらにお得に使えます。エネルギー以外の分野のサービスもあわせて利用できて便利な点は、大一ガスならではのメリットです。
電話での問い合わせが簡単
大一ガスには、電話での問い合わせ窓口があります。
特徴は、以下のとおりです。
- 基本的な問い合わせ窓口はフリーダイヤル
- フリーダイヤルにつながらないときの連絡先も別途用意
- 年中無休で対応するフリーダイヤルもあり
<問い合わせ窓口の特徴>
問い合わせ窓口としてフリーダイヤルが用意されているため、メールやチャットでの問い合わせが苦手な方や、直接相談したいことがある方なども安心です。込み入った問い合わせで通話時間が長引くときも、料金を心配する必要がありません。
フリーダイヤルにつながらないときの連絡先も別途用意されているため、急いで問い合わせたいことがあるときも安心です。ただし、そちらの番号はフリーダイヤルではないため、通話料金には注意が必要です。
愛媛の発展へと間接的に貢献できる
大一ガスは、愛媛に籍を置く企業として地域の発展に力を入れており、以下のような活動を行っています。
- 西予市の美術館で毎年開催される「かまぼこ板の絵」展覧会の後援
- 愛媛のスポーツチームや愛媛を舞台にした創作童話の応援
- 愛媛県内の児童養護施設の子どもたちを美術館の展覧会へ招待
<第一ガスによる愛媛への貢献活動>
大一ガスの電気を利用すると、地域に対して行われる活動を応援する形になり、ひいては地域の発展へと間接的に貢献できます。
会社の信頼性が高い
前述のとおり、大一ガスは創業からすでに70年以上が経過している会社であり、事業や組織の運営実績が豊富です。急に経営が傾き、利用していたサービスが終了されるリスクも低いといえます。それだけ会社の信頼性が高く、電気をはじめとする各種のサービスを安心して利用できます。
大一ガスの良い口コミ・評判
大一ガスの良い口コミ・評判としては、ガスとのセット割引がお得で助かるとの声がまず挙げられます。電気代は毎月発生するため、通常の単価から少しでも割引してもらえる点は、高く評価されているようです。
また、スマホ用SIMの提供サービスにおいても、電気やガスとのセット割引がある点を魅力に挙げる声も一部見られます。
大一ガスの注意点と悪い口コミ・評判
大一ガスの電気の注意点としては、以下のものが挙げられます。
- 乗り換えにあたっては事前のシミュレーションが大事
- 電気代の支払い方法が限られる
- 最低契約期間がある
- 解約時に違約金がかかる場合がある
- 電話での問い合わせの対応時間が窓口によって異なる
<大一ガスの注意点>
それぞれの注意点について、以下で個別に見ていきましょう。
乗り換えにあたっては事前のシミュレーションが大事
大一ガスは電気をお得に提供できるよう努めており、ガスとのセット割引もあります。しかし、乗り換えによって、電気代が安くなる保証はありません。現在利用している電気が非常に安価である場合、乗り換えによって、かえって出費が増える恐れもあります。
もちろん、乗り換えるほうがお得な可能性もあり、どちらになるかは一概にいえません。だからこそ、乗り換えにあたっては、電気代のシミュレーションをしっかり行いたいところです。確認したいのは、乗り換えによって電気代が安くなるかどうかや、予想される節約額などです。
シミュレーションをしっかり行ったうえで乗り換えれば、かえって出費が増えるリスクも下がります。
電気代の支払い方法が限られる
大一ガスの電気代は、原則として口座振替で支払うように定められています。口座振替なら、毎月のように自分で支払い手続きをしなくて済むため、とくに負担はありません。
しかし、近年は電気代をクレジットカードで支払って、ポイントを貯めている方も少なくありません。この点、第一ガスでクレジットカード払いを選ぶのは基本的に不可能であり、電気代の支払いでポイントを貯めたい方は注意が必要です。
また、口座振替の実施日に残高不足で引き落としができなかった場合は、以下の対応となります。
- 大一ガスの指定する銀行口座まで振込
- このときの振込手数料は利用者負担
- 支払いの遅延日数に応じた延滞利息も発生
<口座振替で引き落としができなかった場合の対応>
通常の口座振替の場合、引き落とし手数料は大一ガス側で負担するため、利用者側に追加の出費はありません。しかし、支払いが遅れたときの銀行振込では、自分で手数料を負担する形となります。
さらに、支払いの遅延日数に応じた延滞利息も同時に請求されるため、通常よりも出費がかさんでしまいます。日頃あまり使っていない口座を支払いに使うと、残高不足による支払いミスなどが起きやすいため、あわせて注意したいところです。
なお、支払いに使う銀行口座は変更できますが、書面での手続きが必要であり、新たな口座の登録が終わるまでには約1ヶ月かかります。スピーディな変更は難しいため、あまり頻繁に変更しなくて済むよう、主に使っている口座を登録するほうがおすすめです。
最低契約期間がある
大一ガスの電気は、原則として1年間の契約が定められており、基本的に1年以上の契約を前提に申し込みを受け付けています。そのため、1ヶ月だけ試しに使いたい、短期の単身赴任などで数ヶ月だけ契約したいなどの希望は、叶わないことが多いです。
一度契約すると、最低でも1年は大一ガスの電気を使う形になるため、乗り換えには計画性が必要です。プランの詳細や乗り換えのお得度などを十分に確認せずに利用を始めると、想像と異なるサービスを1年にわたって使い続ける必要があります。
なお、1年が経過すれば、自動的に契約が消滅するわけではありません。期間満了の1ヶ月前までに解約や変更の申し出がなかった場合は、同じ条件で契約が継続されます。解約を希望するときは、1年が過ぎるのを待つだけではなく、しかるべきタイミングで解約を申し出る必要もあります。
解約時に違約金がかかる場合がある
大一ガスの電気を解約するときには、違約金がかかる場合があります。違約金の有無に関係する条件は、たとえば以下のものです。
- 契約しているプラン
- 契約更新月以外での解約
- 割引特典などのキャンペーンの適用条件
<違約金の有無に関係する条件>
違約金の発生条件は、各プランの規約などで定まっているものです。規定の条件に該当した場合は、解約にあたって費用を求められてしまいます。ただし、違約金はかならず発生するものではなく、あくまで規約に違反したときなどに限られます。
違約金の発生条件を事前に確認したうえで計画的に解約すれば、違約金はかからないことが多いです。そのため、違約金が不安なときは、規約などをしっかり確認することをおすすめします。
電話での問い合わせの対応時間が窓口によって異なる
前述のとおり、第一ガスにはフリーダイヤルの問い合わせ窓口がありますが、対応時間が番号によって変わります。すべての窓口で年中無休の対応が可能なわけではなく、平日の一部の時間帯にしか応答できない番号もあるため、注意が必要です。
第一ガスの悪い口コミ・評判
第一ガスの悪い口コミ・評判に関しては、セット割引の利用に欠かせないLPガスの供給地域が、電気の供給地域よりも狭い点を残念がる声があります。セット割引を使えなくとも比較的お得ではあるものの、セット割引のことを知ると、通常料金でもやや損のように思える場合があるようです。
大一ガスがおすすめの人
大一ガスの電気は、以下のような人におすすめです。
- 大一ガスでLPガスを契約する人
- 同じ会社にさまざまなサービスを頼みたい人
<大一ガスがおすすめの人>
大一ガスがどのような点でおすすめなのか、詳細を見ていきましょう。
大一ガスでLPガスを契約する人
大一ガスで電気を利用するなら、ガスとのセット割引を利用したいところですが、それにはLPガスの契約が必要です。電気代の節約のためだけにLPガスを契約するのは難しいものですが、もとから契約する予定だったのであれば、問題はありません。電気代をうまく節約するチャンスなので、電気も大一ガスで契約することを一度は検討したいところです。
同じ会社にさまざまなサービスを頼みたい人
日常生活で使用するサービスをできるだけ同じ会社に頼みたい場合も、大一ガスがおすすめです。ここなら、日常生活で必要性の高い住宅設備や通信サービスなども同じ会社に頼めるため、別の会社を一から探す手間が省けます。
大一ガスのお申し込み方法
大一ガスの電気に申し込みたい場合、以下の点を押さえる必要があります。
- 会社から提示されている約款などを承認する
- 契約にあたっての必要事項を申告する
- そのほか、電気の供給にあたって必要な対応に協力する
<第一ガスの電気の申し込みで押さえる点>
電気の利用に関する約款などは、第一ガスの公式サイトに掲示されているため、どなたでも簡単に確認できます。内容に目をとおして問題ないことを確認したら、申し込みにあたっての必要事項を申告します。
大一ガスにはフリーダイヤルの問い合わせ窓口があるため、申し込みの連絡は簡単です。具体的な手続きや契約にかかる期間なども、申し込みのときにあわせて確認できます。
なお、電気の供給を受けるには、電気を使用する建物や土地への業者の立ち入りを必要に応じて認めるなど、利用者として一定の協力が求められる点も、申し込み方法として押さえたいところです。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- 大一ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
大一ガスが倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、大一ガスが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
大一ガスは愛媛県松山市にある企業で、創業からすでに70年以上が経過しています。主にガス事業を行ってきましたが、ほかの分野の事業にも積極的であり、現在では電気の小売事業にも参入済みです。
料金プランはエリアによって多少の違いがありますが、主には従量電灯A、従量電灯B、低圧電力があります。利用のメリットは、乗り換えによって電気代が安くなったり、ガスとのセット割引が使えたりすることです。
注意点としては、乗り換え前にシミュレーションをしておきたい点などが挙げられます。利用をおすすめできるのは、大一ガスのLPガスを利用する予定の人などであり、申し込みにあたっては約款の承認などが必要です。以上をふまえ、大一ガスの電気に興味をお持ちのときは、ぜひ申し込みをご検討ください。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
大一ガスによる電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて大一ガスが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
大一でんき 従量電灯 A(四国) | 愛媛県(新居浜市別子山、越智郡上島町、今治市(伯方町・上浦町・大三島町・宮 窪町・吉海町・関前)を除く) 、香川県(小豆郡、香川郡直島町を除く) 、徳島県 、高知県 | 四国電力管内管内 | 「大一でんき 従量電灯 A(四国)」の分析ページへ |
大一でんき 従量電灯 B(四国) | 愛媛県(新居浜市別子山、越智郡上島町、今治市(伯方町・上浦町・大三島町・宮 窪町・吉海町・関前)を除く) 、香川県(小豆郡、香川郡直島町を除く) 、徳島県 、高知県 | 四国電力管内管内 | 「大一でんき 従量電灯 B(四国)」の分析ページへ |
大一でんき 従量電灯 A(中国) | 鳥取県、島根県(隠岐諸島〔島後、中ノ島、西ノ島、知夫里島〕を除きます。)、岡山県、広島県、山口県(見島を除きます。)、兵庫県の一部、香川県の一部、愛媛県の一部 | 中国電力管内管内 | 「大一でんき 従量電灯 A(中国)」の分析ページへ |
大一でんき 従量電灯 B(中国) | 鳥取県、島根県(隠岐諸島〔島後、中ノ島、西ノ島、知夫里島〕を除きます。)、岡山県、広島県、山口県(見島を除きます。)、兵庫県の一部、香川県の一部、愛媛県の一部 | 中国電力管内管内 | 「大一でんき 従量電灯 B(中国)」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。
ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
大一でんき 従量電灯 A(四国) | 85190円/年 | 151077円/年 | 168880円/年 | 182232円/年 | 195585円/年 | 240093円/年 |
大一でんき 従量電灯 B(四国) | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 199555円/年 | 241111円/年 |
大一でんき 従量電灯 A(中国) | 89409円/年 | 160253円/年 | 179755円/年 | 194382円/年 | 209009円/年 | 257765円/年 |
大一でんき 従量電灯 B(中国) | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 契約不可 | 217547円/年 | 261887円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
大一でんき 従量電灯 A(四国) |
|
大一でんき 従量電灯 B(四国) |
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大一でんき 従量電灯 A(中国) |
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大一でんき 従量電灯 B(中国) |
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※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、大一ガスの公式HPをご確認ください。