ミライフ東日本の電気料金プラン・利用者の口コミについて解説!

  • 更新日:2024/08/05

新電力会社は非常にたくさんあるので「どの会社と契約すれば本当に安くなるのかわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。実際、電力契約を切り替えても、必ず電気料金が安くなるとは限りません。場合によっては、電力を切り替えた結果、かえって電気料金が高くなってしまうこともあるので、注意が必要です。

今回は、東北エリアで電力供給サービスを行っている、ミライフ東日本という会社の料金プランや特徴をご紹介します。東北エリアで電気料金を節約したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ミライフ東日本とは

ミライフ東日本は、東北エリアで電気やガス・灯油などの供給を行っている企業です。リフォーム・ハウスクリーニング・省エネ機器の提案など、住まいのサービスも手がけています。

ミライフ東日本は、個人向けだけでなく、法人向けのサービスも行っている企業です。LPガス・石油・電力販売のサポートや、集合住宅の設備工事・メンテナンスを手がけています。

社名の「ミライフ」は、ミライ(未来)とライフ(生活・住まい)を組み合わせた造語です。総合エネルギーサービス企業として未来を見据え、家庭にあったエネルギーと住まいのサービスを提供したいという願いが込められています。

企業概要は、以下のとおりです。

【ミライフ東日本の企業概要】
会社名 ミライフ東日本株式会社
所在地 〒980-0803
宮城県仙台市青葉区国分町3丁目6-1 仙台パークビル12階
東北エリアで20店舗を展開
設立年月日 1986年5月28日
資本金 200百万円
事業内容 LPガス・石油・電力の販売
エネルギーソリューションサービス
住まいのサービス

ミライフ東日本は、東北エリアを拠点に活動しており、以下のような地域貢献も積極に行っている企業です。

    <ミライフ東日本が行う地域貢献活動>

  • 東北楽天ゴールデンイーグルス「ドリームシート」パートナー
    (少年野球チームや福祉団体を楽天生命パーク宮城の楽天イーグルス公式戦に招待)
  • 「いつもありがとう」作文コンクール
    (小学生対象の作文コンクール、これまでの累計応募数は約45万通 )
  • 研修や訓練によるリスクマネジメント

電気小売事業は「ミライフでんき」、LPガス小売事業は「ひまわりガス」の名称で運営されています。「ミライフでんき」対象エリアは、以下の東北エリア6県です。

    <「ミライフでんき」の対象エリア>

  • 青森県
  • 秋田県
  • 岩手県
  • 山形県
  • 宮城県
  • 福島県

ミライフ東日本の親会社は、シナネンホールディングスという企業です。ミライフ東日本と同様に、電気やガス・くらしのサービスを提供する企業を日本各地で展開しています。親会社は1934年に設立されており、長年エネルギー事業に取り組んできた実績がある企業です。

【ミライフ東日本の親会社の企業概要】
会社名 シナネンホールディングス株式会社
所在地 〒108-6306
東京都港区三田3-5-27
住友不動産三田ツインビル西館6階
創業年月日 1927年4月11日
設立年月日 1934年4月25日
資本金 156億3,000万円
事業内容 LPガス・石油・電気などのエネルギー販売事業
法人向けエネルギーソリューション事業
シェアサイクルや建物維持管理などの非エネルギー事業
グループ会社 ミライフ株式会社
ミライフ西日本株式会社
ミライフ東日本株式会社
シナネン株式会社など

ミライフ東日本の料金プラン

ミライフ東日本の料金プランがどれぐらいお得かを見ていきましょう。ミライフ東日本では、電気とLPガスの供給を行っています。電気とLPガスの供給はセットになっておらず、別々に申し込み可能です。

ミライフ東日本の電気料金プラン

まずは、ミライフ東日本の電気に関する料金プランを確認しましょう。ミライフ東日本の電気料金プランは、東北電力の従量電灯B・従量電灯Cに対応する形になっています。東北電力と比較して、どれぐらい安くなるかを確認してみてください。

【ミライフでんきB(東北電力「従量電灯B」相当プラン)】
契約電流 基本料金 電力量料金(/kWh)
最初の
100kWhまで
100kWhを
超えて300kWh
300kWhを
超えて400kWh
400kWhを
超える
10A 990.00円 39.74円 40.61円 42.89円 41.60円
15A
20A
30A 1,155.00円
40A 1,540.00円
50A 1,925.00円
60A 2,310.00円
【東北電力「従量電灯B」プラン】
契約電流 基本料金 電力量料金(/kWh)
最初の
120kWhまで
120kWhを
超えて300kWh
300kWhを
超える
10A 369.60円 29.62円 36.37円 40.32円
15A 554.40円
20A 739.20円
30A 1,108.80円
40A 1,478.40円
50A 1,848.00円
60A 2,217.60円

こうして比較すると、ミライフ東日本の電気料金プランは、東北電力より基本料金・電力量料金のどちらも高くなっていることがわかります。特に電気使用量が低い段階の電力量料金は、1kWhあたり10円以上東北電力のほうが安い設定です。

東北電力の従量電灯C相当プランも、ミライフ東日本の「ミライフでんきC」と比較してみましょう。

【ミライフでんきC(東北電力「従量電灯C」相当プラン)】
契約容量 基本料金 電力量料金(/kWh)
最初の
150kWhまで
150kWh
を超えて350kWh
350kWh
を超えて450kWh
450kWh
を超える
1kVAにつき 385.00円 36.56円 40.61円 42.89円 40.74円
【東北電力「従量電灯C」プラン】
契約容量 基本料金 電力量料金(/kWh)
最初の
120kWhまで
120kWhを
超えて300kWhまで
300kWh
を超える
1kVAにつき 369.60円 29.62円 36.37円 40.32円

こちらも、基本料金・電力量料金のどちらも、東北電力のほうが安くなります。安さに関しては、2024年5月時点で、東北電力から乗り換えるメリットがないといえるでしょう。

また、ミライフでんきの電気料金計算式は以下のとおりで、電力量料金がさらに高くなります。

「基本料金+電力量料金±燃料費調整額±再生可能エネルギー発電促進賦課金±調達調整額」

再生可能エネルギー発電促進賦課金は、どの電力会社と契約してもかかる料金なので、ミライフ東日本と東北電力で差はつきません。しかし、燃料費調整額は、電力会社によって異なります。さらに「調達調整額」は、ミライフ東日本が独自に設定している料金です。

「調達調整額」について、ミライフ東日本では、以下のように案内しています。

「市場価格の急激な変動に対するリスクヘッジとして、弊社では電源を年間固定で調達し、価格の安定を図っています。調達調整額は、電源の調達や入れ替え等により変動した分を反映させるもので、毎年度、変動します。「調達調整額単価×使用量」で算定します。」

2024年4月~2025年3月使用量で、この調達調整額は5.62円/kWhです 。2024年5月分で、電力量料金に加算される「燃料費調整額+調達調整額」の合計を、東北電力の燃料費調整額と比較してみましょう。

【ミライフ東日本と東北電力の比較】
燃料費調整額 調達調整額 合計
ミライフ東日本 -8.02円 5.62円 -2.40円
東北電力 -10.10円 -10.10円

調整単価込みだと、さらにミライフ東日本と東北電力の料金差は広がってしまいます。ミライフ東日本では、2023年4月に、電力量料金単価を2倍にする値上げを実施しました。その値上げにより「すべての料金プランでおおむね3割程度の値上がりが想定されています」と案内されています。

電力会社の多くは、料金シミュレーションサイトを用意しています。ご家庭の契約アンペア・電気使用量を入力すると、地域の大手電力会社と比較してどれだけ安くなるか、WEB上でシミュレーションできるサイトです。

しかし、ミライフ東日本では、シミュレーションサイトを用意しておらず、ご家庭の契約アンペア・電気使用量でどれだけ料金差が出るかのシミュレーションが難しくなっています。そこで、今回は一例として、40A・電気使用量500kWh(2024年5月)の場合、電気料金がいくらになるか計算してみましょう。

【ミライフ東日本の料金シミュレーション例】
基本料金(40A) 1,540.00円
電力量料金
第一段階(~120kWh)
39.74円×120=4,768.8円
電力量料金
第二段階(~300kWh)
40.61円×180=7,309.8円
電力量料金
第三段階(~400kWh)
42.89円×100=4,289円
電力量料金
第四段階(~500kWh)
41.60円×100=4,160円
燃料費調整額 -8.02円×500=-4,010円
再エネ賦課金 3.49円×500=1,745円
調達調整額 5.62円×500=2,810円
合計 21,072円

東北電力でも、同じ契約アンペア・電力量料金で計算してみます。

【東北電力の料金シミュレーション例】
基本料金(40A) 1,478.40円
電力量料金
第一段階(~120kWh)
29.62円×120=3,554.40円
電力量料金
第二段階(~300kWh)
36.37円×180=6,546.60円
電力量料金
第三段階(~500kWh)
40.32円×200=8,064円
燃料費調整額 -10.10円×500=-5,050円
再エネ賦課金 3.49円×500=1,745円
合計 16,338.4円

電力使用量が多い家庭だと、一月でも5,000円近い差が出てしまいます。新電力会社と契約する場合、ミライフ東日本に限らず、ほかの企業でもプランによって料金が高くなることもあるので、注意しましょう。

ミライフ東日本のLPガス料金プラン

続いて、ミライフ東日本が提供しているLPガス「ひまわりガス」の料金プランを見ていきましょう。ミライフ東日本では、ガスの販売に加え、ガス機器の販売・設置、清掃・修理などのサービスも行っています。

ひまわりガスの料金は、基本料金+従量料金×使用量(㎥)です。

料金は、南東北地域(宮城県・福島県・山形県)と、北東北地域(青森県・岩手県・秋田県)で分かれています。

【ひまわりガス標準料金表(2022年12月適用)】
エリア 基本料金 従量料金 5㎥使用量標準料金
南東北地域 2,255円 1,053円 7,520円
北東北地域 2,255円 974円 7,125円

ミライフ東日本のセット割

ミライフ東日本では、電気とガスをセットで契約すると、セット割が受けられます。ただし、割引になるのは電気料金ではなく、ガス料金です。使っているガス器具やそのほかの契約内容によって、割引率は異なります。

【ミライフ東日本のセット割】
利用器具(ガスコンロ+) 割引率(ガス従量料金より)
灯油の定期宅配 1%
ウォーターサーバー 1%
ガス給湯器 2%
ハイブリッド給湯器または給湯暖房熱源機+温水端末 3%

ただし、ガス料金が1万円の場合でも、割引率3%では、一ヶ月あたりの割引料金は300円になります。2024年5月時点で、ミライフ東日本の電気料金は東北電力の対応プランより高くなっており、セット割の割引分で、その価格差を上回れる可能性は低いでしょう。

ミライフ東日本のメリットと良い口コミ・評判

次に、ミライフ東日本の口コミ評価から、ミライフ東日本と契約するメリットを考えてみます。ミライフ東日本は、シナネンホールディングスという企業を親会社に持っている企業です。グループ全体を通してみると、幅広いエリアでエネルギー事業を展開しているだけあって、サービス面で安心感があるのがメリットです。

    <ミライフ東日本のメリットと良い口コミ・評判>

  • 初期費用や解約金などがかからない
  • WEBページが便利で、電気の使用状況がわかりやすい

それぞれを解説していきます。

初期費用や解約金などがかからない

電気切り替えがスムーズで、初期費用などもいりませんでした。WEBから簡単に申し込めたのも良かったです。

ミライフ東日本に申し込むにあたって、初期費用は必要ありません。違約金がなく、契約期間の縛りもないので、安心して申し込めます。もちろん、現在使用している設備・電化製品は何も変わらず、そのまま利用できます。契約切り替えにあたって、スマートメーターの設置が必要になる場合もありますが、スマートメーターへの交換も費用はかかりません。

WEBページが便利で、電気の使用状況がわかりやすい

会員サイトで、電気の使用量をリアルタイムで確認でき、節約意識が出ます。

ミライフ東日本では、契約者向けに会員サイトを用意しています。リアルタイムで電気の使用量を確認でき、使用料金や時間ごとの電気使用量も見られるサイトです。電気使用量は、グラフでわかりやすく表示されます。

支払い方法を口座振替に変更する手続きも、こちらのサイトから行えます。電気だけでなく、ガスや灯油の請求額などもまとめて確認可能です。

ミライフ東日本の注意点と悪い口コミ・評判

次に、ミライフ東日本に寄せられている悪い口コミを見て、ミライフ東日本に申し込む際の注意点を確認しましょう。ミライフ東日本に関する口コミは、どうしても料金に関するものが多くなっています。

    <ミライフ東日本の注意点と悪い口コミ・評判>

  • 電気料金が高い、値上げされた
  • 特典などがない

それぞれを解説していきます。

電気料金が高い、値上げされた

ミライフ東日本の電力量料金が値上げされたので、解約することにしました。このご時世に多少の値上げは仕方ないと思いますが、電力量料金の単価が2倍は、さすがに値上げ幅が大きすぎると感じます。

ミライフ東日本では2023年に、電力量料金の単価を2倍にする値上げを実施しました。そのため、2024年5月時点で、電気料金は東北電力より高くなってしまいます。そのため、電気料金の節約目的で新電力会社を比較している方は、別の企業を検討するほうが良いでしょう。

特典などがない

ミライフ東日本よりも、安い会社・お得な会社がほかにもあるので、わざわざ今契約しようとは思えなかった。

新電力会社は、一人でも多くの契約を獲得するために、さまざまな特典を用意していることが多いです。たとえば、クレジットカード会社と提携している大手なら、提携クレジットカードで電気料金を支払うと、クレジットカードのポイントが多く貯まることがあります。

しかし、ミライフ東日本で契約者に用意されている大きな特典は、ガスとセットで契約した場合に、LPガスの料金が最大3%お得になることだけです。電気を安く使いつつ、そのほかのサービスや特典でより生活を豊かにしたいなら、別の会社に申し込むほうが良いでしょう。

ミライフ東日本がおすすめの人

2024年5月現在、ミライフ東日本の電気は、東北電力よりも高い設定になっています。そのため、料金面で契約を切り替えるメリットはありません。

新電力会社の中には、環境にやさしい電気を使っていることをアピールポイントにしているところもあります。しかし、ミライフ東日本では、特に太陽光などの環境にやさしい発電を推進しておらず、エコに興味がある方におすすめともいえないでしょう。

ミライフ東日本に申し込むなら、料金プランが見直されてからのほうがおすすめです。2023年にミライフ東日本では、電力量料金の単価を2倍に値上げしましたが、今後再び料金プランが改定される可能性もあります。

ミライフ東日本では、電気のほかに、ガスや灯油・くらしのサービスといった事業も展開しています。今後電力調達に関係する世界情勢が変わったり、その他事業の業績が上がったりして、ミライフ東日本が安く電気を供給できるようになれば、電気料金が再び安くなることも考えられるでしょう。

今すぐ電気料金が安い会社に切り替えたいなら、ミライフ東日本以外の新電力会社を探してみるのがおすすめです。東北エリアで地域に根差して電気供給をしている企業だけでなく、全国規模で安い電気を供給できる大手企業もあります。ぜひ、さまざまな企業の料金プランを比較してみてください。

ミライフ東日本のお申し込み方法

最後に、ミライフ東日本のお申し込み方法について解説します。ミライフ東日本へのお申し込みは、WEBか電話から可能です。

  1. 必要なものの準備
  2. ミライフ東日本へのお申し込みで必要なものは、以下のとおりです。

    <申し込みで必要なもの>
    ・現在契約している電力会社の検針票またはご請求書など
    ・預金通帳・クレジットカードなど金融機関または銀行のお届け印

    WEBからのお申し込みの場合、支払い方法はクレジットカード払いとなります。

  3. お申し込み
  4. 電話でのお申し込みの場合、対応時間は平日9:00~17:00(夏季・冬季休業日を除く)です。WEBからは、いつでもお申し込みできます。

    WEBから申し込む場合、住所などのお客様情報や支払いに関する情報に加え、お客様番号、供給地点番号といった情報を入力しなければなりません。

    これらの情報は、検針票やご請求書などで確認できます。会員ページへ登録しておきたい場合、ログイン用のメールアドレスも用意しておきましょう。会員ページからは、電気使用量や料金をすぐ確認できるので、ミライフ東日本に申し込むなら、会員ページを見られるようにしておくのがおすすめです。

    ミライフ東日本へのお申し込みにあたって、現在契約している電力会社への解約の連絡は必要ありません。解約手続きは、ミライフ東日本側で行ってくれます。

  5. 電気の切り替え手続き
  6. 申し込みが受け付けられても、すぐ電気供給がミライフ東日本に切り替わるわけではありません。申し込み内容の確認や審査、ミライフ東日本による切り替え手続きがなされてから、電力供給が切り替わる形です。

    切替システム(スイッチング支援システム)や定例検針日の都合によっては、使用開始まで1ヶ月以上かかる可能性もあります。

    このとき、スマートメーターが未設置の場合、送配電事業者によるスマートメーター交換(原則無料)が必要です。電気供給がミライフ東日本に切り替わったお知らせは、郵便で届きます。

  7. 電気ご利用開始
  8. ミライフ東日本にWEBで申し込んだ場合、クレジットカード払いしか選べません。しかし、会員ページから、口座振替への切り替えが可能です。

    請求額などの確認はWEB上で行えるので、会員ページの会員登録をしておきましょう。ミライフ東日本では、紙の検針票が発行されません。使用量や利用料金などは、請求書で確認する形になります。

    ミライフ東日本の電気は、東北電力の送配電網から供給されます。契約会社を変えたからといって、供給が不安定になることはありません。停電になった場合の問い合わせ先も、東北電力ネットワークです。

  9. 解約したい場合
  10. ミライフ東日本の電気供給は、東北電力エリアを対象にしており、遠方へ引っ越す場合は解約しなければいけません。また、ほかの安い電力会社に切り替えたい場合もあるでしょう。

別の電力会社と契約したい場合、ミライフ東日本ではなく、切り替わり先の電力会社に申し込めば大丈夫です。ミライフ東日本は契約期間の縛りなどがなく、解約しても解約金・違約金などを払う必要はありません。しかし、部屋を退居する場合、退居日から10日前にミライフ東日本への連絡が必要です。

まとめ

ミライフ東日本の電気料金プランは、2024年5月時点で、残念ながら東北電力のプランよりも高くなっています。2023年に、電力量料金単価が2倍に値上げされた影響が大きいでしょう。

また、ミライフ東日本の電気は、LPガスとセットで契約するとガス料金が割引になる特典はありますが、それ以外に大きな特典がありません。安さでメリットがないため、現在ミライフ東日本と電力需給契約を結ぶ利点は薄いといえるでしょう。

しかし、家庭に電気小売事業を行っている新電力会社は、ミライフ東日本以外にもたくさん存在します。東京電力・東北電力といった各地域の大手電力会社より、安い電気料金プランを提供している企業も多いです。

電気料金を節約したい方は、ぜひいろいろな新電力会社の料金プランを比較してみましょう。料金シミュレーションサイトを設置している会社も多いので、お手元に検針票や請求書を用意して、どれぐらい電気が安くなるのかを試してみるのがおすすめです。

電気料金データベース【ミライフ東日本】

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。

また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

ミライフ東日本による電気料金プランの提供エリアは?

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてミライフ東日本が提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 提供地域 電力エリア プラン分析ページ
ミライフでんきB 青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県(一部地域を除く) 東北電力管内管内 「ミライフでんきB」の分析ページへ
ミライフでんきC 青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県(一部地域を除く) 東北電力管内管内 「ミライフでんきC」の分析ページへ

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は?

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。

ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
ミライフでんきB 64,883円/年 115,409円/年 132,722円/年 142,738円/年 156,713円/年 190,097円/年
ミライフでんきC 契約不可 契約不可 契約不可 契約不可 156,713円/年 190,097円/年

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは?

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
ミライフでんきB
  • 得割プラン
    ガス、電気、インターネットとセットで契約するとお得になります。
ミライフでんきC
  • 得割プラン
    ガス、電気、インターネットとセットで契約するとお得になります。

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

<本ページを監修した人>

RAUL株式会社
電気プラン乗換コム運営事務局 エコモ博士担当

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、ミライフ東日本の公式HPをご確認ください。
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Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
ENEOSでんき用アイコン
エリア大手電力より安定して安価
ENEOSのプランは、老舗大手エネルギー系列として最高峰の価格水準および信頼・安定性があります。どのような電気の使い方であっても、原則としてエリア大手電力の通常プランよりお得となります。数%であっても安定して毎月の電気代を削減したい方に推奨できます。
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オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安定かつ安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランと言えます。また、EVユーザーの方も安価な深夜電気で蓄電できるためおススメです。
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マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。ベースの電気代部分もお得な構成のため、電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
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