東急パワーサプライの電気の特徴とは?評判や料金プランなどもご紹介!

  • 更新日:2024/02/05

電力が自由化された昨今、電気代を節約するために、新電力会社へと乗り換える人もいらっしゃいます。乗り換え先の候補はいくつもあり、東急パワーサプライを検討するケースも少なくありません。しかし、東急パワーサプライがどのような会社なのか、料金プランはどうなっているのか、よくわからないことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、東急パワーサプライの概要をはじめ、料金プランや評判、メリットや注意点など、重要なポイントをご紹介します。いずれも乗り換え前に押さえたいポイントなので、ぜひ最後までご覧ください。

東急パワーサプライとは

出典:東急パワーサプライ公式サイト

東急パワーサプライとは、東急線沿線を中心に、主に関東に電気を供給している会社です。2016年4月、電力の自由化をきっかけに「東急でんき」の提供を始めています。2018年の7月からは、都市ガスサービスの販売も始めているため、現在ではガスの販売会社としても知られています。

【東急パワーサプライの概要表】
商号 株式会社 東急パワーサプライ
(小売電気事業者登録番号 A0069)
所在地 東京都世田谷区用賀4丁目10番1号
世田谷ビジネススクエアタワー
事業内容 電力小売業、ガス取次業
資本金 25億5千万円(2021年3月31日時点)
株主 東急株式会社 66.70%
東北電力株式会社 33.30%
(2021年3月31日時点)
代表取締役社長 村井 健二
設立年月日 2015年10月1日
環境方針
  • 企業活動、提供するサービスの環境負荷低減
  • 環境法令等の順守
  • 目標の設定と継続的改善
  • 環境コミュニケーションの推進
電気の供給エリア 東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・山梨県・群馬県・栃木県・茨城県・静岡県の一部(富士川以東)
※離島は除く

東急パワーサプライは、東京都世田谷区にある会社です。会社名のとおり、東急株式会社が主な株主となっていますが、東北電力株式会社も株主として名を連ねています。

2015年10月1日に会社が設立され、2016年の4月に電力の小売りを始めて以後、対象地域でシェアを拡大してきました。2020年12月末の時点で、ガスの販売件数とあわせて、合計約41.3万件の契約を獲得するまでに成長しています。 なかでも、多くの契約を獲得している地域が、東急線沿線にあたります。

電力事業に関する歴史

東急パワーサプライの設立日が2015年10月1日である点を見ると、歴史の浅い会社のように見えるかもしれません。しかし主な株主であり、東急グループの中核となる東急株式会社は、かつて電力供給事業を行っていた「田園都市株式会社」と「多摩川電気鉄道会社」などが土台になっている会社です。

その主な歴史を紐解くと、以下のようになります。

【東急パワーサプライの歴史】
1918年 田園調布や洗足などの街作りに向け、田園都市株式会社が設立
1922年 洗足地区や玉川台地区への送電を開始
1928年 田園都市株式会社は目黒蒲田電鉄と合併
田園都市株式会社の電力供給業は目黒蒲田電鉄の電燈部門となる
(※目黒蒲田電鉄はのちに東京横浜電鉄と合併)
1938年 1908年より電力供給を始めていた玉川電気鉄道が東京横浜電鉄と合併
1941年 東京横浜電鉄の電燈電力供給業が53万燈を超える規模にまで成長
1944年 1941年に施行された配電統制令により配電事業者が一本化
その他の会社による電燈電力供給業は幕を閉じる

上記のとおり、東急株式会社の土台になった会社は、戦前の社会で電力供給を担っていた会社にあたります。会社同士の合併を繰り返しながら成長を続けていたものの、1941年に国の施策で配電事業者が一本化され、電力供給業からの撤退を余儀なくされました。

しかし、近年の電力自由化を受け、2015年に東急パワーサプライが設立され、電力供給業に再度携わる形となっています。東急パワーサプライ自体は比較的新しい会社ですが、その背後には東急グループの長い歴史があるといえます。

東急パワーサプライの料金プラン

東急パワーサプライの料金プランには、以下の5種類があります。

  • 従量電灯B
  • 従量電灯C
  • 低圧電力
  • スマートナイトプラン
  • EV応援プラン

それぞれで料金の単価などが異なるため、加入前に詳細をよく確認しておくことが大事です。

従量電灯B

従量電灯Bは、契約電流が30~60Aの場合に選べる、一般家庭向けのプランです。料金表は以下のとおりです。

【従量電灯Bの料金】
30A 40A 50A 60A
基本料金 858.00円 1,144.00円 1,430.00円 1,716.00円
1kWhあたりの電力量料金 120kWhまで 31.39円
120kWh超~300kWhまで 31.89円
300kWh超 36.14円

従量電灯C

従量電灯Cは、契約容量が6kVA~49kVAとなる、大型の住居や商店などに適したプランです。料金表は以下のとおりです。

【従量電灯Cの料金】
1kVAあたりの基本料金 286.00円
1kWhあたりの電力量料金 120kWhまで 31.39円
120kWh超~300kWhまで 31.89円
300kWh超 36.14円

低圧電力

低圧電力は、商店や工場などのうち、大型の電気設備を使っている場合に向いているプランです。申し込みが可能な契約容量は、1kW~49kWです。料金プランは、以下のようになっています。

【低圧電力の料金】
1 kWあたりの基本料金 1,122.00円
1 kWあたりの電力量料金 夏季 24.31円
その他の季節 22.73円

スマートナイトプラン

スマートナイトプランは、オール電化住宅に住んでいる人や、エコキュートなどを備えていて、夜間の使用電力が多い人に向いているプランです。夜間に大量の電気を使うことが想定されているため、昼間と夜間で単価が変わる仕組みとなっています。料金表は以下のとおりです。

【スマートナイトプランの料金】
40A 50A 60A 1kVAあたり
基本料金 1,144.00円 1,430.00円 1,716.00円 286.00円
1 kWあたりの電力量料金 昼間
(午前6時~翌日の午前1時)
32.88円
夜間
(午前1時~午前6時)
24.86円

このような料金制度から、昼間に大量の電気を使用すると電気代がかさむ傾向にあります。ライフスタイルや家族構成によっては、スマートナイトプランを選ぶとかえって高くつく恐れもあります。想定される電気の使用方法をもとに、料金シミュレーションをしっかり行うことが大事です。

EV応援プラン

EV応援プランは、電気自動車やプラグインハイブリッド車を所有している人を想定した電力プランです。深夜の電気料金の単価が最大で約30%安くなるため、車の充電時間の調整により、電気代を抑えやすくなります。また、供給している電気において、再生可能エネルギー実質100%を実現しているのも特徴です。

申し込みに必要な条件は、以下の2点です。

  • 電気自動車かプラグインハイブリッド車を所有または使用していること、もしくはその見込みがあること
  • 対象車の所有者か、使用者が電気の契約者本人または同居家族であること

料金表は、以下のようになっています。

【基本料金】
 EV応援プランB
(従量電灯B相当)
40A 1,144.00円
50A 1,430.00円
60A 1,716.00円
EV応援プランC
(従量電灯C相当)
1kVAあたり286.00円
【電力量料金】
昼間
(午前5時~翌日の午前1時)
120kWhまで 31.39円
120kWh超~300kWhまで 31.89円
300kWh超 36.14円
夜間(午前1時~午前5時) 25.29円

※電力量料金はEV応援プランB・EV応援プランCで共通

電気代の計算方法

東急パワーサプライの電気代は、どの料金プランでも以下の計算式で割り出されます。

基本料金+(電力量料金±燃料費等調整額)+再生可能エネルギー発電促進賦課金

上記のうち、電力量料金は「電力量料金の単価×1ヶ月あたりの電気使用量」で決まります。燃料費等調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金も、所定の単価に1ヶ月の電気使用量をかけて計算する仕組みです。

基本料金と電力量料金だけで電気代を想定していると、実際の請求額とのずれが生じます。そのため、シミュレーションは燃料費等調整額と、再生可能エネルギー発電促進賦課金も含めて行うことが大事です。

東急パワーサプライのメリットと良い口コミ・評判

東急パワーサプライのメリットとしては、以下のものが挙げられます。

  • 東急ストアのポイントが追加でもらえる
  • 電気代が少し安くなる「定期券割」がある
  • 一部のケーブルテレビの利用料金が割り引かれる
  • TOKYU CARDでの支払いによりポイントを貯められる

それぞれが具体的にどのようなメリットなのか、個別にご紹介していきます。

東急ストアのポイントが追加でもらえる

東急パワーサプライの電気を利用すると、東急ストアのポイントをお得にもらえるサービス「まる得ポイント+」を利用できます。東急ストアのポイントとは、以下の条件で付与されるものです。

  • TOKYU POINT CARD会員が対象商品を店舗で購入する
  • 東急ストアのLINE公式アカウントを友だち登録した人が、対象商品を店舗で購入する

まる得ポイント+が適用されると、上記の条件を満たしたときに追加でポイントが付与されます。東急ストアのポイントを貯めている人には、お得な特典だといえます。

なお、まる得ポイント+の適用を受けるには、ポイント付与の通常の条件にくわえ、以下の条件も満たさなくてはなりません。

  • 東急パワーサプライの電気かガスを契約
  • 東急でんき&ガスのLINE公式アカウントを友だち登録
  • 同アカウント上のリンクから、まる得ポイント+にエントリー

すべての条件を満たすとサービスが適用され、東急ストアのポイントが通常よりも多く付与されるようになります。

電気代が少し安くなる「定期券割」がある

東急パワーサプライの定期券割とは、東急線の通勤・通学定期券の利用者を対象としたサービスです。所定の手続きをふんで割引が適用されると、毎月の電気代が24ヶ月にわたって少し安くなります。

割引額は、電気と一緒にガスを契約している場合は毎月110円、電気のみの場合は毎月55円です。定期券割の適用条件は、以下のとおりです。

  • 東急パワーサプライの電気かガスの契約
  • 契約者本人もしくは生計を同一にする人の、東急線の区間を含む通勤・通学定期券の利用

登録できる定期券に、大人用・子供用の区別はありません。また、PASMO定期券、Suica定期券、磁気定期券のいずれでも登録は可能です。自分もしくは家族が東急線を通勤・通学に使っている場合、電気代が少し安くなってお得です。

一部のケーブルテレビの利用料金が割り引かれる

東急パワーサプライで電気を契約すると、イッツコム・ケーブルテレビ品川や横浜ケーブルビジョン、YOUテレビなどの利用料金が安くなる場合があります。

たとえばイッツコム・ケーブルテレビ品川に関しては、ケーブルテレビの月額利用料が最大で385円安くなる「イッツコム 電気ぐっと割」「しながわ 電気ぐっと割」などがあります。

なお、ケーブルテレビの利用料金に関するサービス内容は、利用中のケーブルテレビの種類によって変わるため、詳細は個別に確認しなくてはなりません。また、この特典を利用したい場合、ケーブルテレビ会社を通して電気の契約を申し込む必要もあります。

TOKYU CARDでの支払いによりポイントを貯められる

東急パワーサプライの電気を契約したのち、月々の電気代をクレジットカードの「TOKYU CARD」で支払うと、代金の1%分のTOKYU POINTが付与されます。貯めたポイントは、TOKYU POINTの加盟店で「1ポイント=1円」として使用可能です。

電気代は毎月支払うものなので、1%分でもポイントとして還元されると、気付けば多くのポイントが貯まるものです。貯まったポイントの分だけ節約ができ、家計が楽になるでしょう。

東急パワーサプライの良い口コミ・評判

東急パワーサプライの良い口コミ・評判としては、以下のものが見られます。

  • 特典が多くてお得
  • 東急ストアのユーザーには有利
  • 電力供給が安定していて安心
  • アプリが便利で良かった

東急パワーサプライの電気に関しては「東急ストアのポイントが追加でもらえる」「定期券割がある」など、特典が多くて惹かれるとの声があります。なかでも、東急ストアのポイントを貯めやすくなるため、東急ストアを普段から利用する人に有利だとの声が少なくありません。

さらに、電力供給に関してはとくに問題がなく、地震があったときにも停電しなかった点を評価する声もありました。このほか、電気の使用量や料金を確認できる専用アプリが便利で良かったとの声も見られます。

東急パワーサプライの注意点と悪い口コミ・評判

東急パワーサプライの注意点としては、以下のものが挙げられます。

  • 契約可能なエリアが関東のみ
  • 電気代の支払い方法に制限がある
  • 特典の対象者が限定的
  • アンペア数の最低条件がやや大きい

それぞれがどのような注意点なのか、詳細を個別にご紹介していきます。

契約可能なエリアが関東のみ

前述のとおり、東急パワーサプライの電気を利用できるのは関東圏に限られ、それ以外の地域や離島では申し込みができません。電力が自由化された現在、遠方にある電力会社を利用するケースも出てきていますが、東急パワーサプライでそのような利用は不可能です。

申し込みにあたっては、電気を使いたい場所がサービスの対象地域に入っているか、よく確認することが大事です。とくに静岡県は、県内の一部地域のみが対象とされているため、注意する必要があります。

電気代の支払い方法に制限がある

東急パワーサプライの電気は、インターネットやスマホで申し込みができますが、このときに選べる電気代の支払い方法はクレジットカード払いのみです。クレジットカード払い以外の方法を希望するときは、インターネットやスマホ以外の方法で申し込まなくてはなりません。

また、口座振替を希望するときは、東急パワーサプライのお客さまセンターまで事前の問い合わせが必要です。このような手間がない点から、サービス側からもクレジットカード払いが便利だとされています。デビットカードやプリペイドカードも使えないなど、支払い方法には制限がやや多いです。

特典の対象者が限定的

東急パワーサプライの電気のメリットをふまえると、主に特典を受けられるのは、以下のような人だといえます。

  • 東急ストアの利用者
  • 東急線の利用者
  • TOKYU CARDの使用者
  • 一部ケーブルテレビの契約者

東急系列のサービスや、特定のケーブルテレビを使っていなくとも受けられる特典は、やや少ないのが現状です。上記のいずれにも当てはまらないなかで、東急パワーサプライの電気に乗り換えると、メリットが乏しいように感じられるかもしれません。

アンペア数の最低条件がやや大きい

東急パワーサプライの電気を契約するときの最低アンペア数は、以下のとおりです。

  • 従量電灯B:30A
  • スマートナイトプラン・EV応援プラン:40A

これより小さいアンペア数では、契約ができません。アンペア数が大きくなるほど大量の電気を使用できますが、基本料金も高くなります。それほど多くの電気を使わない単身者などは、アンペア数を小さくしたほうがお得ですが、東急パワーサプライでは小さくするにも限度があるのです。

現在、30A未満で電気を契約している人だと、乗り換えにより基本料金がかさみ、毎月の電気代がかえって高くなる恐れがあります。

東急パワーサプライの悪い口コミ・評判

東急パワーサプライの悪い口コミ・評判としては、以下のものがあります。

  • 電気代が少し高くなった
  • 特典の魅力が少ない

電気代が少し高くなったとの声は、もとからあまり多くの電気を使わない一人暮らしの人などからよく挙がっています。最低アンペア数がやや大きい東急パワーサプライでは、最小限の電気の契約に留めにくく、電気代がかさむことがあるようです。

また、特典の内容を魅力として挙げるのは、東急系列のサービスを普段から使っている人になりやすく、それ以外の人からは特典が乏しいとの声も少なくありません。

東急パワーサプライがおすすめの人

東急パワーサプライへの乗り換えをおすすめできるのは、以下の人です。

  • 東急系列のサービスを日常的に使っている人
  • 現在契約しているアンペア数が大きい人
  • 夜間の電気使用量が多い人

それぞれの人にどのような点でおすすめなのか、詳細を見ていきましょう。

東急系列のサービスを日常的に使っている人

東急ストアが身近にあって行きつけになっていたり、通勤・通学で東急線を毎日使っていたりする人なら、東急パワーサプライの特典が魅力となります。まる得ポイント+なら、LINEの公式アカウントを友だちに追加してから特典にエントリーするなど、手続きも簡単です。

生活習慣や利用するサービスなどを大きく変えなくとも、家計を助けられる場合があります。東急系列のサービスをよく使う人は、東急パワーサプライへの乗り換えを一度検討してみると良いでしょう。

現在契約しているアンペア数が大きい人

注意点でご紹介したとおり、東急パワーサプライの電力プランは、最低アンペア数がやや大きめです。そのため、現在契約している電気のアンペア数が30~40Aを超えている人のほうが、向いているといえます。

同棲相手や家族がいたり、一人暮らしでも使用する家電が多かったりして、どうしてもアンペア数が大きくなるなら、東急パワーサプライへの乗り換えに支障も出にくいでしょう。

夜間の電気使用量が多い人

電気を使用する場所がオール電化住宅であるなど、夜間に大量の電気を使用する予定なら、東急パワーサプライが乗り換え先の候補となります。新電力会社には、深夜に大量の電気を使うことを想定したプランがあるとは限りません。

しかし、東急パワーサプライならスマートナイトプランがあるため、夜間に大量の電気を使用する人でも電気代の高騰を抑えやすくなります。

東急パワーサプライのお申し込み方法

東急パワーサプライの電気への申し込み方法には、以下のものがあります。

  • インターネット
  • 指定の窓口
  • 提携事業者

各方法がどのようなものなのか、詳細をご紹介していきます。

インターネット

東急パワーサプライの公式サイトには、電気の新規契約を結ぶための申し込みフォームが設けられています。ここで入力・選択する情報は、以下のようなものです。

  • 電気を使用する場所の種類や郵便番号
  • 手続きの方法
  • 希望する電力プラン

契約者の個人情報や希望する電力プランなどが曖昧だと、手続きが止まってしまいます。申し込みを始める前に、個人情報や希望する電力プランなどを整理しておくのがおすすめです。

なお、申し込みフォームでは、入力に困ったときの問い合わせ先があわせて表示されるため、手続きの進め方がわからないときも心配は不要です。問い合わせ先はフリーダイヤルとなっており、通話代もかからないため、困ったときは気軽に問い合わせると良いでしょう。

指定の窓口

新電力会社の申し込み方法は、インターネットのみとされる場合も多いですが、東急パワーサプライは窓口からの申し込みも可能です。申し込みを受け付けられる具体的な窓口は、東急パワーサプライの公式サイトにて、窓口の種類ごとに案内されています。

たとえばTOKYU CARDカウンターでは「東急カード株式会社  インフォメーションデスク」が窓口になっています。iTSCOMスポット/しなココでは、以下のとおりです。

【iTSCOMスポット/しなココの窓口】
iTSCOMスポット 二子玉川ライズ 東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ S.C.リバーフロント4F
受付:10:00~20:00(最終:19:00)
たまプラーザ テラス 神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-1-2 たまプラーザ テラス ゲートプラザ 2F
受付:11:00~19:00(最終:18:00)
武蔵小杉東急スクエア 神奈川県川崎市中原区小杉町3-472 武蔵小杉東急スクエア1F
受付:11:00~19:00(最終:18:00)
南町田グランベリーパーク 東京都町田市鶴間3-4-1 グランベリーパーク セントラルコートB1F イッツコムスポット
受付:11:00~19:00(最終:18:00)
しなココ 戸越銀座 東京都品川区平塚2-16-4
受付:10:00~18:00

公式サイトで案内されている窓口に行けば、その場で申し込みの手続きや相談ができます。

提携事業者

東急パワーサプライの電気は、提携事業者経由でも申し込みが可能です。提携事業者は多く、たとえば以下のような事業者が挙げられます。

  • イッツ・コミュニケーションズ株式会社
  • 株式会社 ケーブルテレビ品川
  • 横浜ケーブルビジョン株式会社
  • 株式会社 伊豆急ケーブルネットワーク
  • 入間ケーブルテレビ株式会社
  • 東松山ケーブルテレビ株式会社

提携事業者の一覧は、東急パワーサプライの公式サイトに載っています。なお、提携事業者によっては、新規の申し込みの受付をすでに終了している場合があるため、提携事業者を通すときは最新の情報をよくご確認ください。

電気プランの乗り換え時のよくある質問

  • 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
  • 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
  • 東急パワーサプライが倒産した場合は電気がとまる?

電気プランの切替で電気の品質は変わる?

電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

電気プランの切替で停電の頻度は変わる?

電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。

東急パワーサプライが倒産した場合は電気がとまる?

電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、東急パワーサプライが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。

電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。

なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。

このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。

まとめ

東急パワーサプライは、近年の電力自由化を機に、関東圏で電気を供給している会社です。料金プランは5種類あり、それぞれで料金単価が異なります。

メリットは、東急ストアのポイントが追加でもらえるサービスがあることなどで、普段から同ストアを使っている人には便利だとの評判も聞かれます。一方、関東以外では申し込みができない点などには、注意が必要です。

申し込みをおすすめできるのは、東急系列のサービスを普段から使う人などであり、申し込みはインターネットのほか、指定の窓口や提携事業者などでも可能です。以上のポイントを見て興味が出てきた人は、ぜひ申し込みを検討してみてください。

電気料金データベース【東急パワーサプライ】

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

東急パワーサプライによる電気料金プランの提供エリアは?

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて東急パワーサプライが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 提供地域 電力エリア プラン分析ページ
従量電灯C 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く 東京電力管内管内 「従量電灯C」の分析ページへ
従量電灯B(30Aの場合) 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く 東京電力管内管内 「従量電灯B(30Aの場合)」の分析ページへ
従量電灯B(40~60Aの場合) 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く 東京電力管内管内 「従量電灯B(40~60Aの場合)」の分析ページへ

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は?

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
従量電灯C 契約不可 契約不可 契約不可 契約不可 159523円/年 194263円/年
従量電灯B(30Aの場合) 66574円/年 契約不可 契約不可 契約不可 契約不可 契約不可
従量電灯B(40~60Aの場合) 契約不可 119318円/年 135986円/年 146408円/年 159602円/年 194342円/年

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは?

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
従量電灯C
  • 東急グループ割引
    TOUKYUCARD、イッツコム、東急線PASMO定期券などを合わせて利用すると、サービスによってポイントがたまったり利用料が割引になります。
  • 電気利用でポイントが貯まる
    毎月の電気料金をTOKYU CARDで支払うと、電気料金の最大1%がTOKYU POINTとして貯まります。
  • イッツコム・ケーブルテレビ品川
    イッツコム・ケーブルテレビ品川、横浜ケーブルビジョン、YOUテレビに加入すると、月100~350円お得になります。
  • ガスもっと割
    ガスとセットで利用すると、最大24か月間50円お得になります。
  • 東急セキュリティ でんき&ガス パック割
    東急でんき&ガスに加入していると、東急セキュリティの月額利用料金が12か月間、毎月200円お得になります。
  • 東急でんき&ガスサポート
    でんきやガスの相談、ガス機器の診断や故障時の対応など、安心・安全な暮らしをきめ細やかにサポートしてくれます。
従量電灯B(30Aの場合)
  • 東急グループ割引
    TOUKYUCARD、イッツコム、東急線PASMO定期券などを合わせて利用すると、サービスによってポイントがたまったり利用料が割引になります。
  • 電気利用でポイントが貯まる
    毎月の電気料金をTOKYU CARDで支払うと、電気料金の最大1%がTOKYU POINTとして貯まります。
  • イッツコム・ケーブルテレビ品川
    イッツコム・ケーブルテレビ品川、横浜ケーブルビジョン、YOUテレビに加入すると、月100~350円お得になります。
  • ガスもっと割
    ガスとセットで利用すると、最大24か月間50円お得になります。
  • 東急セキュリティ でんき&ガス パック割
    東急でんき&ガスに加入していると、東急セキュリティの月額利用料金が12か月間、毎月200円お得になります。
  • 東急でんき&ガスサポート
    でんきやガスの相談、ガス機器の診断や故障時の対応など、安心・安全な暮らしをきめ細やかにサポートしてくれます。
従量電灯B(40~60Aの場合)
  • 東急グループ割引
    TOUKYUCARD、イッツコム、東急線PASMO定期券などを合わせて利用すると、サービスによってポイントがたまったり利用料が割引になります。
  • 電気利用でポイントが貯まる
    毎月の電気料金をTOKYU CARDで支払うと、電気料金の最大1%がTOKYU POINTとして貯まります。
  • イッツコム・ケーブルテレビ品川
    イッツコム・ケーブルテレビ品川、横浜ケーブルビジョン、YOUテレビに加入すると、月100~350円お得になります。
  • ガスもっと割
    ガスとセットで利用すると、最大24か月間50円お得になります。
  • 東急セキュリティ でんき&ガス パック割
    東急でんき&ガスに加入していると、東急セキュリティの月額利用料金が12か月間、毎月200円お得になります。
  • 東急でんき&ガスサポート
    でんきやガスの相談、ガス機器の診断や故障時の対応など、安心・安全な暮らしをきめ細やかにサポートしてくれます。

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、東急パワーサプライの公式HPをご確認ください。
おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
ページトップへ