北海道電力(ほくでん)の口コミ・評判はどう?メリットや注意点、おすすめの人とは?

  • 更新日:2024/01/09

北海道にお住まいの方で、北海道電力(ほくでん)の契約を検討している方もいらっしゃるでしょう。しかし、北海道電力は安いのか、どのようなプランがあるのか、評判はどうなのかなど気になる点も多いと思います。

そこでこの記事では、北海道電力のプランや良い口コミ・評判と悪い口コミ・評判、北海道電力がおすすめの人の特徴やお申し込み方法などについてご説明します。北海道電力の契約を検討している方は、この記事を読んで参考にしてみてください。

北海道電力(ほくでん)とは

出典:北海道電力公式サイト

北海道電力は「ほくでん」という愛称を持つ、北海道管内の電力会社です。通常プラン以外にも、スマート電化住宅対応プランなどプランの種類が豊富です。家族構成や消費電力量、お使いの家電製品などに合ったプランを選びましょう。

北海道電力の概要表は以下のとおりです。

【北海道電力の概要表】
提供エリア 北海道、首都圏
主な対応プラン 北海道管内のプラン
  • エネとくポイントプラン
  • エネとくSプラン・エネとくMプラン・エネとくLプラン
  • エネとくシーズンプラス
  • 従量電灯
  • エネとくスマートプラン
  • eタイム3プラス

など

首都圏のプラン
提供エリア:栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・山梨県・静岡県(富士川以東)
  • 北海道ベーシックプラン
  • ANAマイルプラン
  • 北海道パワープラン
ポイント制度 ほくでんエネモールで商品交換などに使える「エネモポイント」が貯まるプランあり

北海道電力(ほくでん)は、北海道と東京電力管内で利用できる電力会社です。北海道内で使えるプランと、東京電力管内で使えるプランの2種類があります。

北海道内のプランは通常プラン以外にも、省エネルギー対応のプランや夜間や休日に料金が安くなるプランなどがあり、条件に合ったプランを選べます。東京電力管内のプランには、北海道の特産品がもらえるプランやANAのマイルが貯まるプランなどの評判が良いようです。

また、ほくでんエネモールというWebサービスを利用して電力消費量を見える化できるので、電力消費を抑えたい方はぜひご利用ください。さらに、お得なエネモポイントが貯まるプランを選べば、提携店のポイントや商品などと交換できます。

北海道電力のおすすめポイントは以下のとおりです。

    <北海道電力のおすすめポイント>

  • 電力消費量や家族構成、省エネ対応の有無などに合ったお得なプランを選べる
  • 東京電力管内でもお得なプランを利用できる
  • ほくでんエネモールを使えば電力消費量が一目でわかるなど便利なツールを使える
  • エネモポイントを貯めて提携店のポイントや商品などと交換できる

北海道電力の料金プラン

北海道電力には一般的な料金プランだけでなく、特色のあるプランも用意されています。北海道電力の主な料金プランは、以下のとおりです。

    <北海道電力の料金プラン>

  • エネとくプランの貯めやすさなら「エネとくポイントプラン」
  • 日常的にエアコンを利用しているなら「エネとくシーズンプラス」
  • 電気使用量や家族構成から選ぶなら「エネとくSプラン」「エネとくMプラン」「エネとくLプラン」
  • スマート電化住宅にお住まいなら「エネとくスマートプラン」「eタイム3プラス」

ここでは、それぞれの料金プランの詳細やプランを選択するポイントについてご説明します。自分に合った料金プランを探すときに、参考にしてみてください。

エネとくプランの貯めやすさなら「エネとくポイントプラン」

エネとくポイントプランは、基本料金が毎月110円安くなり、ほくでんエネモールのエネモポイントが貯まる評判の良いプランです。

北海道電力には「ほくでんエネモール」というWebサービスがあり、電気やガスの利用状況の見える化やポイントシステムの利用できます。電気の支払いやアンケートに答えることで「エネモポイント」が貯まり、提携店とのポイントや商品との交換が可能です。

エネとくポイントプランの料金プランの詳細は以下のとおりです。

【エネとくポイントプランの料金表】
区分など 単位 料金単価
基本料金 10A 1契約 264円00銭
15A 1契約 451円00銭
20A 1契約 638円00銭
30A 1契約 1,012円00銭
40A 1契約 1,386円00銭
50A 1契約 1,760円00銭
60A 1契約 2,134円00銭
電力量料金 最初の120kWhまで 1kWh 35円44銭
120kWhを超え280kWhまで 1kWh 41円73銭
280kWhを超える分 1kWh 45円45銭
ポイント 電気料金200円につき 1ポイント

ほかのプランと比べると基本料金が110円ほど安く、電気料金200円につき1ポイントのエネモポイントが貯まります。ポイントをお得に貯めたい方におすすめです。

ただし、電力量料金は従量制なので、電力使用量によってはほかのプランの方がお得な場合があるのでご注意ください。

日常的にエアコンを利用しているなら「エネとくシーズンプラス」

夏季にエアコンを利用することが多いなら、エネとくシーズンプラスがおすすめです。毎月330円のエアコン割引があり、11月~2月以外の電力量料金が安くなりますよ。

エネとくシーズンプラスの料金表は以下のとおりです。

【エネとくシーズンプラスの料金表】
区分など 単位 料金単価
B 基本料金 30A 1契約 1,155円00銭
40A 1,540円00銭
50A 1,925円00銭
60A 2,310円00銭
電力量料金(冬期間) 200kWhまで(定額) 1契約 7,601円00銭
200kWhをこえる分 1kWh 46円63銭
電力量料金(その他期間) 200kWhまで(定額) 1契約 6,831円00銭
200kWhをこえる分 1kWh 41円13銭
料金割引 エアコン割引額 1契約 330円00銭
C 基本料金 1kVA 385円00銭
電力量料金(冬期間) 200kWhまで(定額) 1契約 7,216円00銭
200kWhをこえる分 1kWh 45円53銭
電力量料金(その他期間) 200kWhまで(定額) 1契約 6,424円00銭
200kWhをこえる分 1kWh 40円03銭
料金割引 エアコン割引額 1契約 330円00銭

※冬期間とは11月1日~翌年2月28日(翌年が閏年の場合は、翌年の2月29日)、その他期間とは冬期間以外の期間のこと

上記の表のBプランとCプランが対象になるのは、以下の場合です。

  • 現在の契約が30A以上60A以下の場合:エネとくシーズンプラスB
  • 現在の契約が7kVA以上10kVA以下の場合:エネとくシーズンプラスC

なお、このプランを選べるのはエアコンをお持ちの場合のみです。

電気使用量や家族構成から選ぶなら「エネとくSプラン」「エネとくMプラン」「エネとくLプラン」

「エネとくSプラン」「エネとくMプラン」「エネとくLプラン」は、電気使用量や家族構成などの条件によってお得なプランを選びたい場合におすすめのプランです。以下のような条件によって、適したプランが異なります。

  • 単身世帯や電力消費量が少ない場合:エネとくSプラン
  • 3~4人世帯や電力消費量が標準的な場合:エネとくMプラン
  • 大家族世帯や電力消費量が多い場合:エネとくLプラン

エネとくSプラン、エネとくMプラン、エネとくLプランのそれぞれの料金表は以下のとおりです。

【エネとくSプランの料金表】
種別・区分など 単位 料金単価
基本料金 10A 1契約 374円00銭
15A 561円00銭
20A 748円00銭
30A 1,122円00銭
40A 1,496円00銭
50A 1,870円00銭
60A 2,244円00銭
電力量料金 150kWhまで(定額) 1契約 5,027円00銭
150kWhをこえる分 1kWh 45円19銭

エネとくSプランは毎月の電力使用量が150~250kWh程度の場合におすすめのプランです。1人~2人暮らしの方や、普段家にいる時間が少ない方などに適しています。

【エネとくMプランの料金表】
種別・区分など 単位 料金単価
B 基本料金 10A 1契約 374円00銭
15A 561円00銭
20A 748円00銭
30A 1,122円00銭
40A 1,496円00銭
50A 1,870円00銭
60A 2,244円00銭
電力量料金 250kWhまで(定額) 1契約 9,218円00銭
250kWhをこえる分 1kWh 44円86銭
C 基本料金 1kVA 374円00銭
電力量料金 250kWhまで(定額) 1契約 8,943円00銭
250kWhをこえる分 1kWh 43円76銭

エネとくMプランは、毎月の電力使用量が250~400kWh程度の場合におすすめのプランです。3~4人程度の家族世帯や標準的な電力使用量の場合に適しています。

上記の表のBプランとCプランが対象になるのは、以下の場合です。

  • 現在の契約が10A以上60A以下の場合:「エネとくMプランB」
  • 現在の契約が7kVA以上の場合:「エネとくMプランC」
【エネとくLプランの料金表】
種別・区分など 単位 料金単価
B 基本料金 10A 1契約 374円00銭
15A 561円00銭
20A 748円00銭
30A 1,122円00銭
40A 1,496円00銭
50A 1,870円00銭
60A 2,244円00銭
電力量料金 400kWhまで(定額) 1契約 15,664円00銭
400kWhをこえる分 1kWh 44円19銭
C 基本料金 1kVA 374円00銭
電力量料金 400kWhまで(定額) 1契約 15,312円00銭
400kWhをこえる分 1kWh 43円09銭

エネとくLプランは、毎月の電力使用量が400kWhを超える場合におすすめのプランです。大家族の家族世帯や電力消費量が非常に多い場合に適しています。

上記の表のBプランとCプランが対象になるのは、以下の場合です。

  • 現在ご契約が10A以上60A以下の場合:エネとくLプランB
  • 現在の契約が7kVA以上の場合:エネとくLプランC

スマート電化住宅にお住まいなら「エネとくスマートプラン」「eタイム3プラス」

スマート電化住宅にお住まいの場合には、「エネとくスマートプラン」と「eタイム3プラス」がおすすめです。それぞれの料金プランや特色についてご説明します。

エネとくスマートプラン

エネとくスマートプランは省エネ、省CO2に貢献するヒートポンプ式電化製品をお持ちのご家庭におすすめのプランです。夜間・日曜日・祝日に電気をお得に使えます。エネとくスマートプランの対象条件と料金表は以下のとおりです。

    <対象になるのは以下のどちらの条件も満たす場合>

  • 暖房および給湯の熱源が、電気である
  • ヒートポンプ式の電気暖房機または電気給湯機を持っている
【エネとくスマートプランの料金表】
種別・区分 単位 料金単価
基本料金 1kW 437円80銭
電力量料金 日中時間 1kWh 38円04銭
夜間・日祝時間 1kWh 29円06銭

※日中時間は毎日午前8時~午後10時のこと
ただし、日曜日、「国民の祝日に関する法律」に規定する休日、1月2日、1月3日、4月30日、5月1日、5月2日、12月30日および12月31日を除く
※夜間・日祝時間は日中時間以外のこと

eタイム3プラス

1日を3つの時間帯に分けて料金設定しているプランで、夜間や朝晩の電気料金が割安になります。ヒートポンプ式暖房機や電気式ロードヒーティングなどを使用する場合には、電力料金が10%割引されるので、評判の良いお得なプランです。このプランを利用できるのは以下の条件を満たす場合です。

    <対象となるのは、以下のいずれかの電化製品を持っている場合>

  • ヒートポンプ式給湯機(例:エコキュートなど)
  • ヒートポンプ式暖房機(例:温水暖房・エアコンなど)
  • 家庭用の電気式ロードヒーティング
【eタイム3プラスの料金表】
種別・区分 単位 料金単価
基本料金 6kVAまで 1契約 2,772円00銭
7kVA・8kVA 3,212円00銭
9kVA・10kVA 3,652円00銭
10kVAをこえる1kVAにつき 514円80銭
電力量料金 午後時間 1kWh 50円84銭
朝晩時間 1kWh 43円43銭
夜間時間 1kWh 26円36銭
料金割引 暖房融雪割引額 冬期間 電力量料金の(燃料費調整等前) 10パーセント

※午後時間は毎日午後1時~午後6時
※朝晩時間は毎日午前8時~午後1時と毎日午後6時~午後10時
※夜間時間は午後時間と朝晩時間以外
※冬期間は毎年11月の検針日~翌年3月の検針日の前日、その他期間は冬期間以外の期間

暖房融雪割引額とは、ヒートポンプ式暖房機やロードヒーティングなど使う人が対象の電気料金割引ですが、割引額には上限があります。割引上限についての詳細は、ほくでんの公式サイトをご覧ください。

北海道電力のメリットと良い口コミ・評判

実際に北海道電力を利用している人の口コミや評判からわかった、北海道電力のメリットは以下のとおりです。

    <北海道電力のメリット>

  • 電気料金に応じてポイントが貯まる
  • 使用量やライフスタイル、家族構成にあわせて料金プランを選べる
  • 首都圏でも北海道電力が使用できる
  • 電気とガスをセットで利用するとお得になる
  • お申し込みや電気使用量などがWeb上から確認できる

ここでは、上記のメリットについて、X(旧Twitter)の口コミや評判なども交えながら詳しくご紹介します。

電気料金に応じてポイントが貯まる

北海道電力では、エネモポイントというポイントが貯まるお得なプラン「エネとくポイントプラン」を利用できます。エネモポイントが貯まると、「ほくでんエネモール」というWebサービスで商品と交換ができるほか、提携店舗のポイントと交換することも可能です。

エネモポイントについての良い口コミ・評判を見てみましょう。

ほくでんエネモールにログインしたところ、節電チャレンジ達成ポイントで3,000ポイントももらえたそうです。Pontaポイントやdポイントに交換できるのは、お得ですね。

エネモポイントが貯まる「エネとくポイントプラン」を選べば、電気料金の支払い200円ごとに1ポイントもらえます。

使用量やライフスタイル、家族構成にあわせて料金プランを選べる

北海道電力では、電力使用量やライフスタイル、家族構成などに適したプランが用意されています。以下のように、それぞれのご家庭の条件に合ったお得なプランを選択できます。

    <北海道電力の条件ごとのおすすめプラン>

  • 単身世帯や電力消費量が少ない場合:エネとくSプラン
  • 3~4人世帯や電力消費量が標準的な場合:エネとくMプラン
  • 大家族世帯や電力消費量が多い場合:エネとくLプラン
  • ポイントを貯めて他店舗などでお得に使いたい:エネとくポイントプラン
  • 夏季にエアコンを使うことが多い:エネとくシーズンプラス
  • エコキュートやエアコンなどのスマート家電を使う場合:エネとくスマートプラン
  • 夜間や休日に電力を使うことが多い場合、スマート電化住宅の場合:eタイム3プラス

続いて、北海道電力のプランに関する口コミ・評判を見てみましょう。

eタイム3プラスからエネとくスマートプランに切り替えたら、電気料金が年間5万円も安くなることがわかり、切り替えをされたそうです。ご自身の条件に合ったプランを選ぶことで、電気料金を大幅に抑えられるのは助かりますね。

首都圏でも北海道電力が使用できる

首都圏でも北海道電力を利用できます。具体的には、東京電力管内(栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・山梨県・静岡県(富士川以東))で、以下のプランを選べます。

    <首都圏で選べる北海道電力のプラン>

  • 北海道ベーシックプラン:毎年北海道の特産品をもらえる
  • ANAマイルプラン: ANAマイルが自動的に貯まる
  • 北海道パワープラン:とくに夏場の料金がお得になる

どのプランも東京電力の従来電灯B・Cより安くなりお得なので、首都圏にお住まいの方は契約を検討してみてください。

首都圏でも使えるプランに関する、口コミと評判を見てみましょう。

北海道ベーシックプランなら東京電力の従来電灯B・Cより安くなるだけでなく、北海道産のお肉・野菜・スイーツなどの特産品をもらえます。電気料金がお得なだけでなく、さらに特典を受け取れるのはうれしいですね。

電気とガスをセットで利用するとお得になる

北海道電力と北海道ガスをセットで契約すると、以下のとおり年間4,200円もの光熱費を節約できます。

  • ガス料金が2,900円程度お得になる
  • 電気料金が1,300円程度お得になる

北海道にお住まいの方は、ぜひ電気とガスをセットでご利用ください。

続いて、電気とガスのセット割引に関する口コミ・評判を見てみましょう。

ほくでんのガスと電気のセット割をおすすめしている方がいらっしゃいました。請求や引き落としが1つで済むので楽だったそうです。確かに、料金支払いをまとめられるのは、わかりやすく便利ですね。

お申し込みや電気使用量などがWeb上から確認できる

北海道電力には「ほくでんエネモール」という便利なWebサービスがあり、契約手続きやサポートサービスの利用、電力使用量の確認などが可能です。また、ほくでんのポイント「エネモポイント」を提携店のポイントや商品と交換もできます。

ほくでんエネモールに関する口コミ・評判を探してみました。

ほくでんエネモールのお取り寄せで真ほっけの焼きほぐしを注文した方がいらっしゃいました。北海道名産のほっけをおいしく食べられたようです。お得に北海道の名産品を得たい方は、ほくでんエネモールを利用してみてくださいね。

北海道電力の注意点と悪い口コミ・評判

北海道電力には多くの良い評判がありましたが、一方で、悪い口コミや評判もあります。北海道電力の悪い口コミや評判からわかる、注意点は以下のとおりです。

    <北海道電力の注意点>

  • 特典やキャンペーンが充実していない
  • 代理店による訪問販売がしつこいかも
  • ライフスタイルにあった料金プランを選ばないと割高になるかも

ここでは、上記の注意点についてX(旧Twitter)での悪い口コミや評判も交えながら、詳しくご紹介します。

特典やキャンペーンが充実していない

北海道電力では、他社の電力会社のような電気料金の大幅な割引特典やギフトカードプレゼントなどは充実していません。プランによっては基本料金割引などもありますが、そこまで大幅に割引されることはないのでお得な特典を得たい場合は他の電力会社を選びましょう。

北海道電力の特典に関する悪い口コミや評判を見てみましょう。

北海道電力には節電達成特典がありますが、節電を達成したにも関わらず電気料金が過去最高だったという不満の口コミを見つけました。近年、電気料金が高騰していることもあるのかもしれませんが、ほくでんはあまり特典がお得とはいえないようです。

ただし、他社の特典も最初の1年~2年ほどしか受けられないことが多いです。そのため、それぞれの状況に合ったプランを選べる北海道電力の方がお得な場合もあります。家族構成や電力消費量などに合ったプランを選べる電力会社の方が、結果的にお得かもしれませんね。

代理店による訪問販売がしつこいかも

北海道電力に限った話ではありませんが、代理店による訪問販売や電話勧誘がしつこい場合もあります。ほくでんの公式サイトによると、北海道電力では契約会社の見直しや機器の点検などを勧誘することはないそうです。

そのような勧誘を受けた場合は、身分証明書の提示を求める、話は聞かずさえぎるなどの対応をしましょう。

ライフスタイルにあった料金プランを選ばないと割高になるかも

北海道電力には多くのプランがありますが、それぞれのライフスタイルにあった料金プランを選ばないと料金が割高になってしまう可能性があります。

この方はお得さを求めて従量Bプランに変更しましたが、ある時期を過ぎると料金が逆転することがわかり、再度プラン変更を検討されています。電気代が変動した際には、プラン変更を視野に入れて検討し直す必要があるようです。

プランの内容を理解して、ご自身の条件に合ったお得なプランを選ぶようにしましょう。

北海道電力がおすすめの人

ここでは、口コミや評判からわかった北海道電力がおすすめになる人の特徴をご紹介します。

北海道や首都圏にお住まい人

北海道電力のプランは、北海道と首都圏にお住まいの方が利用できます。そのため、北海道と首都圏、東京電力管内の栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・山梨県・静岡県(富士川以東)にお住まいの方におすすめです。

北海道ガスを利用中の人

北海道ガスと北海道電力をセットで契約すると、年間4,200円程度の料金を節約できます。そのため、北海道にお住まいで北海道ガスを利用中の方におすすめです。

お得にポイントを貯めたい人

北海道電力では、ほくでんエネモールで使える「エネモポイント」が自動的に貯まるお得なプラン「エネとくポイントプラン」を選べます。また、ほくでんエネモールでアンケートに答えるなどの手段でも、エネモポイントをもらえますよ。

エネモポイントを貯めると、ほくでんエネモールでdポイントやPontaポイントなどの提携店のポイントにかえたり、商品と交換したりできるので大変お得です。

北海道電力のお申し込み方法

北海道電力の申し込み方法についてご説明します。

①事前相談

電話、またはWebから事前相談を行います。問い合わせ先は、それぞれ以下のとおりです。

【ほくでん契約センター】

0120-12-6565(受付時間:平日9:00~17:00、年末年始と5/1を除く)

【Webサイト】

こちらから

②電気使用の申し込み

申し込みを行う際に詳細な検討をしてくれるので、それぞれの条件に合ったプランを申し込みます。

③契約

プランが決まったら契約を行います。工事負担金についても支払いが必要です。

④設備工事をし、利用を開始する

必要な場合に設備工事を行います。工事が完了すると、電気使用を開始できます。

電気プランの乗り換え時のよくある質問

  • 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
  • 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
  • 北海道電力が倒産した場合は電気がとまる?

電気プランの切替で電気の品質は変わる?

電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

電気プランの切替で停電の頻度は変わる?

電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。

北海道電力が倒産した場合は電気がとまる?

電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、北海道電力が倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。

電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。

なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。

このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。

まとめ

この記事では、北海道電力のプランや良い口コミと悪い口コミ、北海道電力がおすすめの人、申し込み方法について詳しくご説明しました。

北海道電力はお得な特典こそ少ないものの、それぞれの家族構成や電気使用量、状況に合った豊富なプランから選べます。また、便利なWebサービス「ほくでんエネモール」やお得なポイントシステム「エネモポイント」などもあります。

この記事を読んでほくでんが自分に合っていると感じた場合には、契約を検討してみてください。

電気料金データベース【北海道電力】

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

北海道電力による電気料金プランの提供エリアは?

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて北海道電力が提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 提供地域 電力エリア プラン分析ページ
ANAマイルプランB 栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・山梨県・静岡県(富士川以東) 東京電力管内管内 「ANAマイルプランB」の分析ページへ
北海道ベーシックプランB 栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・山梨県・静岡県(富士川以東) 東京電力管内管内 「北海道ベーシックプランB」の分析ページへ
北海道ベーシックプランC 栃木県・群馬県・茨城県・埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県・山梨県・静岡県(富士川以東) 東京電力管内管内 「北海道ベーシックプランC」の分析ページへ
エネとくLプラン 北海道 北海道電力管内管内 「エネとくLプラン」の分析ページへ
エネとくスマートプラン 北海道 北海道電力管内管内 「エネとくスマートプラン」の分析ページへ
eタイム3プラス 北海道(ただし、礼文島、利尻島、天売島、焼尻島および奥尻島は除きます。) 北海道電力管内管内 「eタイム3プラス」の分析ページへ
従量電灯B 北海道 北海道電力管内管内 「従量電灯B」の分析ページへ
従量電灯C 北海道 北海道電力管内管内 「従量電灯C」の分析ページへ
エネとくポイントプラン 北海道 北海道電力管内管内 「エネとくポイントプラン」の分析ページへ
エネとくSプラン 北海道 北海道電力管内管内 「エネとくSプラン」の分析ページへ
エネとくMプラン 北海道 北海道電力管内管内 「エネとくMプラン」の分析ページへ

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は?

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
ANAマイルプランB 67154円/年 120151円/年 137777円/年 148422円/年 162499円/年 197983円/年
北海道ベーシックプランB 66139円/年 116659円/年 133282円/年 143174円/年 156499円/年 189475円/年
北海道ベーシックプランC 契約不可 契約不可 契約不可 契約不可 156499円/年 189475円/年
エネとくLプラン 146306円/年 150398円/年 154490円/年 166103円/年 181809円/年 220521円/年
エネとくスマートプラン 75300円/年 123656円/年 140035円/年 148756円/年 162228円/年 191297円/年
eタイム3プラス 100771円/年 153760円/年 167891円/年 178488円/年 189086円/年 224412円/年
従量電灯B 79474円/年 141605円/年 162007円/年 174240円/年 190565円/年 231341円/年
従量電灯C 契約不可 契約不可 契約不可 契約不可 190565円/年 231341円/年
エネとくポイントプラン 78154円/年 140285円/年 160687円/年 172920円/年 189245円/年 230021円/年
エネとくSプラン 75098円/年 137456円/年 157086円/年 168739円/年 184484円/年 223328円/年
エネとくMプラン 88268円/年 135023円/年 154628円/年 166263円/年 181991円/年 220775円/年

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは?

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
ANAマイルプランB
  • ANAのマイルが貯まる!
    毎月の電気料金 200 円につき、「ANAのマイル」が1マイル自動的に貯まります
北海道ベーシックプランB
  • 契約継続にともなう道産品プレゼント!
    12カ月以上契約いただいているお客さまに、継続特典として、毎年、道産品のプレゼントが届きます。
北海道ベーシックプランC
  • 契約継続にともなう道産品プレゼント!
    12カ月以上契約いただいているお客さまに、継続特典として、毎年、道産品のプレゼントが届きます。
エネとくLプラン
  • ほくでんエネモール会員登録
    会員制Webサービスにログインや、Web料金お知らせサービスを利用などするとポイントがもらえます。
  • 家族見守りサービス「エネモがミマモ GPS BoT」
    有料で、家族の居場所をスマートフォンから確認できます。
エネとくスマートプラン
  • ほくでんエネモール会員登録
    会員制Webサービスにログインや、Web料金お知らせサービスを利用などするとポイントがもらえます。
  • 家族見守りサービス「エネモがミマモ GPS BoT」
    有料で、家族の居場所をスマートフォンから確認できます。
eタイム3プラス
  • 暖房融雪割引額
    冬期間 電力量料金の(燃料費調整前)10パーセントが割引になります。
  • ほくでんエネモール会員登録
    会員制Webサービスにログインや、Web料金お知らせサービスを利用などするとポイントがもらえます。
従量電灯B
  • ほくでんエネモール会員登録
    会員制Webサービスにログインや、Web料金お知らせサービスを利用などするとポイントがもらえます。
  • 家族見守りサービス「エネモがミマモ GPS BoT」
    有料で、家族の居場所をスマートフォンから確認できます。
従量電灯C
  • ほくでんエネモール会員登録
    会員制Webサービスにログインや、Web料金お知らせサービスを利用などするとポイントがもらえます。
  • 家族見守りサービス「エネモがミマモ GPS BoT」
    有料で、家族の居場所をスマートフォンから確認できます。
エネとくポイントプラン
  • ほくでんエネモール会員登録
    会員制Webサービスにログインや、Web料金お知らせサービスを利用などするとポイントがもらえます。
  • 家族見守りサービス「エネモがミマモ GPS BoT」
    有料で、家族の居場所をスマートフォンから確認できます。
  • 電気とガスセット
    ガスプランとセットにすると、ガス料金が5%お得になり、ガスと電気で合わせると年間6,000円相当お得になります。
エネとくSプラン
  • ほくでんエネモール会員登録
    会員制Webサービスにログインや、Web料金お知らせサービスを利用などするとポイントがもらえます。
  • 家族見守りサービス「エネモがミマモ GPS BoT」
    有料で、家族の居場所をスマートフォンから確認できます。
エネとくMプラン
  • ほくでんエネモール会員登録
    会員制Webサービスにログインや、Web料金お知らせサービスを利用などするとポイントがもらえます。
  • 家族見守りサービス「エネモがミマモ GPS BoT」
    有料で、家族の居場所をスマートフォンから確認できます。

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、北海道電力の公式HPをご確認ください。
おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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