【2024年最新】東部ガスよりもお得な都市ガスプランを徹底比較!おすすめもご紹介

  • 更新日:2024年3月6日

本ページは、都市ガスおよびLPガスの料金プラン選択や切替をご検討の方に向け、その基本的な仕組みやメリット・デメリット等を整理し、満足いくガス会社の選定をご支援することを目的とするものです。

現状、都市ガスにおいては全国で70社を超えるガス会社が200種類以上もの家庭向けプランを提供しておりますが、本ページではそれらガス料金プランおよび各家庭でのガス利用データ等も含め徹底調査した内容に基づき、東部ガスエリアにおいておススメするガス会社・料金プランをご紹介いたします。

また、都市ガスプランの切替については、ウェブ等で住所等の基本情報を入れるだけで、5~10分程度で完了するケースが多く、非常に簡単です。その僅かな手間によって、今後の長い期間にわたってガス料金を毎月お得に利用することができます。

なお、ガスは長い期間利用するものであるため、短期的な視点ではなく、長期的に多くの方に推奨できる料金プランをご紹介していきます。皆様にとって最適なガス会社・料金プランの選定に資する情報提供ができておりましたら幸いです。

東部ガスよりもお得な都市ガスプランは?おすすめ都市ガス料金プランをご紹介!

都市ガス料金は、原則として「基本料金」「従量料金」「原価費調整費」の3つに分けて構成されています。お得な都市ガス料金プランの選択をする際には、これらの要素を基本骨子として総合的に検討する必要があります。また、最初の内は安価であっても、後々に値上げ等が発生しないよう、できる限り安定して長く利用できるお得な都市ガス会社を探していくことが重要となります。

当サイトでは、東部ガスエリアで利用可能な都市ガス会社を調査し、比較表に整理しております。詳細についてはコチラをご確認ください。

東部ガスからの切替で注意するべき点は?

お得なガス料金を提供するガス会社は魅力的ではありますが、切替の際に注意する点がないか気になる方も多いと思います。ただ原則的に、ガス事業は国の管理もしっかりとしており、ルールも細かく決まっているので、切替によるデメリットはありません。しかしながら、特に気になる点としてよく挙げられる「①ガス会社の切替による費用」や、「②ガスの品質」の2点については、切替の前に実態を知りたいと思いますので、下記にて情報を整理しております。

①東部ガスから別のガス会社への切り替えには費用がかかるの?

ガス代が安くなっても、切替の際に大きな費用が発生すると折角の節約効果が激減してしまいます。そのため、ガス会社の切替で費用が発生するかは気になるところです。その点、多くの場合はガス会社の切替で費用の発生はありませんが、中には数千円程度の契約事務手数料がかかる場合がありますので、お申込みの前には都市ガス会社の公式HPにて事前にご確認ください。

②東部ガスと別のガス会社でガスの品質は変わる?

結論として電力・ガス取引監視等委員会のHPにも記載のある通り、現在みなさまがご利用の都市ガス会社から、別の都市ガス会社に切り替えてもガスの品質に違いは発生せず、同一となります。ただし珍しいケースですが例外として、ガスの類型を変える場合、具体的にはLPガスから都市ガスに切替えの場合、供給されるガスの原料が変わります。その場合、LPガスと都市ガスでは対応機器が異なる可能性もあり、ガス機器の買い替えが必要になります。

都市ガス小売の全面自由化について

これまで都市ガスは長い期間、地域独占であったためエリア毎に1社しかガスを販売しておらず、料金プランの選択肢がありませんでした。しかし、2017年4月から始まった都市ガス小売りの全面自由化により、国の認可を受けることで、あらゆる企業が都市ガスを販売できるようになりました。前述の通り、LPガスの自由化が1997年であったため、都市ガスの自由化の歴史はまだ浅いですが、都市ガスを販売できる会社数も徐々に増えております。

都市ガスの自由化前は「総括原価方式」により、ガス会社はどれだけのコストをかけても、国民が支払うガス料金にその分が上乗せされていました。燃料費、人件費、減価償却費などの全ての費用を「総括原価」としてコストに反映させ、さらに一定の報酬を上乗せした金額が、ガスの販売収入に等しくなるようにガス料金を決める、という方法です。つまり、ガス会社はほぼ全ての費用をコストとして計算することができる上に、価格競争のない環境で報酬まで最初から保証されている状況でした。

ただ、こうした状況を改善するため、国でも議論が進められた結果、2017年4月から都市ガス小売の全面自由化が実施されました。これにより、ガス業界にも市場原理が導入され、各ガス会社はガス料金を最大限下げられるように工夫を行うこととなりました。その結果、複数のガス会社がお得な料金プランを提供するに至っています。

ガス料金を安くするには、どのガス会社がお得であるか把握する必要がありますが、都市ガス会社は当サイトが調査したところ、日本全国で70社以上が比較可能となっております。当サイトではこれら都市ガス会社70社以上の料金プラン等を調査し、プラン数としては合計209プランの価格情報を精査しております。こうして徹底的に調査した情報に基づき、価格面を最大の評価基準とし、その他にも企業情報・エネルギー事業に関する保有アセット・持続性および安定性の観点から、総合的におススメの都市ガス会社をご紹介しております。

【ご参考】ガス料金の平均はどの程度?

エコモ博士
適切なガスプランの選択・切替を行うことで、平均的な水準よりも安価なガス料金を実現することが見込まれます。

各ご家庭が支払っているガスの平均的な料金については、総務省統計局の「家計調査(統計法により指定されている基幹統計)」に目安が記されており、その金額と比較することで皆様ご自身のガス料金の水準を把握することができます。

ただし、「家計調査」は日本の全世帯に対する調査ではなく、ある一定の数のご家庭などから取得したデータを元に、日本全体の数値を推定したものであるため、厳密には正確な平均値ではありません。しかし、国内に存在するデータの中では最高水準の正確性と信頼性を持っていると考えられます。

このように厳密な平均値ではないものの、この「家計調査」より抽出したデータを参考に、下記にておおよそのガス料金の平均値を整理しております。この料金をご参考いただくことで、皆様がお支払いのガス料金がどの程度の水準であるかご確認いただくことができます。

なお、2022年の平均的なガス料金は、4547円/月です。「家計調査」には、各ご家庭の支出金額の水準(食費や住居費・衣服費等諸々の支出合計)も記されておりますが、ガス料金は平均してご家庭の支出全体の1.86%を占めることとなっております。ガス会社を切り替えることで、平均的な水準よりも安価なガス料金を達成できる可能性が高まります。

世帯人数別のガス代平均額(全国平均)

ガス代
一人暮らし 3331円
二人暮らし 4900円
三人暮らし 5555円
四人暮らし 5427円
五人暮らし 5506円
六人暮らし 6156円

季節別のガス代平均額(全国平均)

ガス代
春(3~5月平均) 6817円
夏(6~8月平均) 4000円
秋(9~11月平均) 3065円
冬(12~2月平均) 6263円

月別のガス代平均額

ガス代(月間)
1月 5,904円
2月 8,289円
3月 7,891円
4月 6,796円
5月 5,765円
6月 4,736円
7月 3,999円
8月 3,266円
9月 2,790円
10月 2,856円
11月 3,550円
12月 4,596円

エリア別のガス代平均額

平均ガス代 ランキング
全国 4547円 --
北海道 4810円 4位
東北 4619円 5位
関東 5918円 1位
北陸 4373円 6位
東海 5607円 2位
近畿 5399円 3位
中国 4133円 8位
四国 3751円 10位
九州 4091円 9位
沖縄 4296円 7位

都道府県別のガス代平均額

ガス代 ランキング
全国 4547円 --
北海道 5759円 14位
青森県 2699円 47位
岩手県 5347円 20位
宮城県 5877円 12位
秋田県 5002円 26位
山形県 5375円 18位
福島県 4511円 37位
茨城県 6489円 6位
栃木県 5771円 13位
群馬県 4740円 31位
埼玉県 6885円 2位
千葉県 5666円 17位
東京都 6181円 9位
神奈川県 6086円 10位
新潟県 6598円 3位
富山県 3902円 43位
石川県 3557円 44位
福井県 2788円 46位
山梨県 5725円 15位
長野県 5684円 16位
岐阜県 5359円 19位
静岡県 6529円 5位
愛知県 6890円 1位
三重県 4576円 36位
滋賀県 4932円 27位
京都府 6419円 7位
大阪府 6584円 4位
兵庫県 4900円 28位
奈良県 6247円 8位
和歌山県 3470円 45位
鳥取県 4772円 30位
島根県 4030円 41位
岡山県 4648円 33位
広島県 5090円 24位
山口県 4256円 40位
徳島県 4435円 39位
香川県 4689円 32位
愛媛県 4616円 34位
高知県 5248円 21位
福岡県 5167円 23位
佐賀県 5030円 25位
長崎県 5896円 11位
熊本県 4608円 35位
大分県 4446円 38位
宮崎県 3997円 42位
鹿児島県 4804円 29位
沖縄県 5185円 22位

平均的なガス料金の推移

ガス代(月間) 消費支出に占めるガス代の割合
2006年 5033円 1.95%
2007年 4941円 1.89%
2008年 5232円 2.00%
2009年 5009円 1.97%
2010年 4791円 1.90%
2011年 4792円 1.94%
2012年 4953円 2.00%
2013年 4901円 1.95%
2014年 4972円 1.98%
2015年 4913円 1.99%
2016年 4286円 1.77%
2017年 4189円 1.72%
2018年 4216円 1.71%
2019年 4235円 1.70%
2020年 4136円 1.77%
2021年 4066円 1.73%
2022年 4547円 1.86%

【東部ガスエリアで利用できるガス会社】調査した料金プラン一覧(3プラン)

当サイトが調査した料金プランの一覧です。各プランの詳細や料金水準等を確認したい方は、プラン名のリンクをクリックの上、個別ページをご確認ください。世帯人数別のガス料金の水準や、どの程度ガス代を削減できるかの目安を一覧表にて整理しております。

都市ガス会社 都市ガスプラン 分析ページへ
日本瓦斯
  • 一般プラン(東部ガス地域)
日本瓦斯の都市ガスプラン分析ページへ
河原実業
  • ちょいトク1プラン(東部ガス地域)
河原実業の都市ガスプラン分析ページへ
東部瓦斯
  • 一般プラン(郡山、いわき、水戸、土浦、守谷地区)
東部瓦斯の都市ガスプラン分析ページへ

まとめ

本ページでは、東部ガスよりもお得なプランに切り替えることで光熱費を引き下げるため、おススメのガス会社をご紹介いたしました。都市ガスはまだまだ自由化が始まってから数年程度になるので、参入企業が少ないですが、お得なガス料金プランも少しずつですが増えてきています。これらの料金プランに切り替えることで、数%ではありますが、ガス料金を節約できます。長い目で見れば、大きな削減効果が期待できますので、この機会に切替を行ってみてはいかがでしょうか。

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