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都市ガス比較/おすすめ | 都市ガス会社一覧 |
おススメのガス会社を調査、愛媛県でお得な都市ガスプランを徹底比較!
本ページは、毎月のガス料金削減をご検討の方に向け、その基本的な仕組みやメリット・デメリット等を整理し、満足いくガス会社の選定をご支援することを目的とするものです。また、都市ガス会社を折角切り替えたにも関わらず、かえって失敗するような事態を避けるべく、長期的に安心して頂けるガス会社のご紹介に努めて参ります。例えば短期間や初回での割引等よりも、ベースとなる都市ガスプランの構成をより重視しております。
なお都市ガス事業者全体としては全国では300社近くありますが、都市ガス事業は参入障壁が高いため、現状ではお得なプランを提供する新規参入の事業者が少ないです。つまり都市ガス会社を切替可能なエリアはごく一部となっています。傾向としては、都市部など人口の多いエリアにおいては、新規参入の都市ガス会社も多い傾向にあります。
その点で当サイトの調査範囲とはなりますが、愛媛県においては新規参入のお得な都市ガス会社を見つけることできませんでした。今後、参入する都市ガス会社がありましたら随時更新していきたいと考えております。
ただしプロパンガスをご利用の方に関しましては、比較サービスを利用することでガス代を削減できる可能性があります。そのため本ページでは、LPガス料金削減の方法としてプロパンガス料金の削減比較が可能な「おすすめのLPガス比較サービス」をご紹介いたします。
弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。
都市ガスとLPガスの利用エリアについて
都市ガスについては巨額の費用を要する導管を敷設する必要があるため、基本的には人口密度の高い首都圏等で利用が可能となります。一方で人口密度の低い地域の場合、莫大な費用をかけて導管を敷設するよりも、ガスボンベを各家庭に届けたほうが経済合理性が高くなりやすく、そうした地域ではLPガスの利用となります。
基本的には、LPガスよりも都市ガスの方が安価となり易いため、あえて都市ガスからプロパンガスに変更するメリットは薄いと言えます。ただLPガスにも「熱量が高い」というメリットもあるため、火力が必要な中華料理店等はあえてLPガスを選択するケースもあります。
なお2017年から都市ガス事業も全面自由化しており、新たな事業者が各地で参入しています。ただ、都市ガス事業は参入障壁が高く、現状では首都圏など一部エリアに参入が限定されています。その点で当サイトで調べた範囲とはなりますが、繰り返しとなり恐縮ですが愛媛県において新規参入の都市ガス会社が見つかりませんでした。
そのため、もし現状で都市ガス会社を利用されている場合、その他の選択肢はLPガスとなります。ただLPガスは都市ガスと比較すると高額となりやすいため、都市ガス利用の継続を推奨いたします。一方で都市ガスではなくプロパンガスを現在ご利用でしたら、比較サービスを利用することで毎月のガス代を抑えられる可能性があります。諸々につき下記でより詳しく記載しておりますので、宜しければご覧いただけると幸いです。
LPガスの料金を削減するには?おススメサービスもご紹介!
LPガス業界は、1997年4月に改正液化石油ガス法が施行されたことにより、全面自由化が始まりました。そこから、様々な企業がLPガス業界に参入できるようになり、経産省の資料によると、2023年末には1万6000社以上がLPガスを販売しています。
LPガスは、ガスボンベを運ぶ人件費や手間がかかるので、ガス料金は都市ガスと比較すると高くなりがちです。そのため、やはり安価な都市ガスを使いたい方も多いですが、都市ガス会社にとっては地下へのガス導管の設置は莫大な費用がかかるので、人口密度が低いエリアでは都市ガス会社も赤字になりかねないです。そこも一因となり、都市ガスの導管が敷設できな地域では、LPガス業者がガスボンベを1件1件のご家庭に運ぶ形となっています。
なお、LPガスは都市ガスと比較してガス自体の熱量は高い構成となっています。LPガスの主成分はブタンで、都市ガスの主成分はメタンのため、熱量がLPガスは都市ガスの約2倍あります。そのため、少量のガスで大きな熱量を発生させることができますが、その点を加味しても、LPガスは都市ガスよりも基本的には高額となります。ただし、一部のLPガス会社は都市ガスの安価な水準に近くなるよう長年の経営努力をしており、そうしたLPガス会社を利用することでガス代を大幅に削減できる可能性があります。
ただ、LPガス会社約1万6000社の中には、HPで価格情報を掲載していない企業も多く、加えてそもそものLPガス会社の数が非常に多いので、お得な業者を見つけることは非常に困難です。しかしながら、LP業界の実態としては、平均的な水準よりも相当に高額なガス料金を設定している企業が一定数いることも事実です。そのため、安価なLPガスプランに切り替えることで、ガス料金を大きく引き下げられる可能性があるため、検討の価値は十分にあります。
ガス料金削減のためには、お得なLPガス業者を探す必要がありますが、参入している業者が多く、非常に多くの選択肢の中から1社を選ばなくてはいけません。現在使用しているLPガスの料金を確認し、より安く良心的なガス会社を探すのは骨が折れるので、仲介業社に紹介してもらうのも手です。
LPガスの比較に関して当サイトでは、国内でトップクラスの実績および事業アセットを保有する「エネピ」および「ガス屋の窓口」を推奨しております。LPガスの料金削減を検討する際には、この2つのサービスのいずれかもしくは両方を利用しておけば、まず間違いない結果が得られるものと考えられ、国内で再安価水準のガス事業者を見つけられることが想定されます。
LPガス会社の切替で注意するべき点は?
LPガスは会社数も非常に多いこともあり、独立行政法人国民生活センターが発信する情報を参照すると一定数のトラブルが寄せられていることが確認できます。切り替えをおこなう際は十分注意してください。トラブルの例としては、例えば下記が挙げられ、契約時の説明が不十分であるケースが多いようです。
- ①「ガス料金が安くなる」と言われて契約したにもかかわらず、突然の値上げでかえって高くなった
- ②「初期費用や解約料の負担はない」との説明があったが、各種手数料が発生した
このうち、特に①は十分に注意する必要があり、せっかくガス代を安くするためにLPガス業者を切り替えたのにも関わらず、無駄になってしまいます。このように、LPガス会社の中には、年度や月によって突然不当に値上げをする事業者もいるので、注意が必要です。
またLPガス会社を切り替える際の初期費用は、無償であるケースが多いです。ただ、一部のケースでは費用が発生する場合もありますので、しっかりと業者に確認することが重要です。また、一定期間内の解約では、設置費用等の請求が発生する等、違約金が発生する場合もあります。そのため、何年間利用すれば違約金が発生しなくなるかも、契約の際には確認しておいた方が良いです。
【補足】愛媛県の平均的なガス代はどの程度?
各ご家庭が支払っているガスの平均的な料金については、総務省統計局の「家計調査(統計法により指定されている基幹統計)」に目安が記されており、その金額と比較することで皆様ご自身のガス料金の水準を把握することができます。
ただし、「家計調査」は日本の全世帯に対する調査ではなく、ある一定の数のご家庭などから取得したデータを元に、日本全体の数値を推定したものであるため、厳密には正確な平均値ではありません。しかし、国内に存在するデータの中では最高水準の正確性と信頼性を持っていると考えられます。
このように厳密な平均値ではないものの、この「家計調査」より抽出したデータを参考に、下記にておおよそのガス料金の平均値を整理しております。この料金をご参考いただくことで、皆様がお支払いのガス料金がどの程度の水準であるかご確認いただくことができます。
なお、愛媛県における2023年の平均的なガス料金は、3461円/月です(ご参考)。「家計調査」には、各ご家庭の支出金額の水準(食費や住居費・衣服費等諸々の支出合計)も記されておりますが、ガス料金は平均してご家庭の支出全体の1.73%を占めることとなっております。
愛媛県の世帯人数別のガス代平均額
ガス代(月間) | |
---|---|
一人暮らし | 2,340円 |
二人暮らし | 3,463円 |
三人暮らし | 3,895円 |
四人暮らし | 3,682円 |
五人暮らし | 3,575円 |
六人暮らし | 3,810円 |
愛媛県の季節別のガス代
ガス代(月間) | |
---|---|
春(3~5月平均) | 3,779円 |
夏(6~8月平均) | 2,705円 |
秋(9~11月平均) | 2,123円 |
冬(12~2月平均) | 3,752円 |
月別のガス代平均額
ガス代(月間) | |
---|---|
1月 | 3,804円 |
2月 | 4,240円 |
3月 | 4,008円 |
4月 | 3,812円 |
5月 | 3,516円 |
6月 | 2,897円 |
7月 | 2,771円 |
8月 | 2,446円 |
9月 | 2,247円 |
10月 | 1,824円 |
11月 | 2,296円 |
12月 | 3,212円 |
愛媛県の平均的なガス代の推移(直近20年間)
過去20年間の愛媛県における平均ガス代です。なお、物価全体の上下等によって電気料金の実質的な負担度合いが変動するため、家計全体(食費や生活雑貨、家賃など)に対するガス料金の割合の推移も整理しております。
ガス代(月間) | 消費支出に占めるガス代の割合 | |
---|---|---|
2004年 | 5,119円 | 2.09% |
2005年 | 4,631円 | 1.73% |
2006年 | 4,852円 | 1.91% |
2007年 | 4,895円 | 1.97% |
2008年 | 5,274円 | 2.10% |
2009年 | 5,054円 | 2.29% |
2010年 | 5,255円 | 2.14% |
2011年 | 4,737円 | 2.07% |
2012年 | 5,027円 | 2.08% |
2013年 | 4,718円 | 1.87% |
2014年 | 4,873円 | 2.08% |
2015年 | 4,628円 | 1.88% |
2016年 | 3,470円 | 1.41% |
2017年 | 4,099円 | 1.79% |
2018年 | 4,333円 | 1.84% |
2019年 | 3,812円 | 1.71% |
2020年 | 3,584円 | 1.69% |
2021年 | 3,387円 | 1.52% |
2022年 | 4,616円 | 2.09% |
2023年 | 3,461円 | 1.73% |
※家計調査の都道府県庁所在市別データを参考とした概算値
まとめ
本ページでは、プロパンガスの効果的な料金削減を実現するため、おススメのサービスをご紹介いたしました。LPガスの場合は、社数が全国で約1.5万社と多いので、安心かつお得なガス会社を見つけるためには、その道の専門家のサービス利用が推奨されます。また、LPガスは非常に高額な単価を設定している業者もあるので、切り替えることによって料金が半額になるケースも稀にあるほど、高い効果が期待できます。
注意点としては、切替先が最初は安価であっても、そのうちに不当な値上げを行うガス業者が一定数いる部分ですが、専門サービスを利用することでそうしたリスクを排除することができます。このため、入念な情報収集に時間をかけることが難しいのであれば、LPガスの比較サービスを利用することが、満足いくガス会社を見つける近道だと考えられます。
ガス料金の節約は数年スパンの長い目で見れば、大きな削減効果が期待できますので、この機会に切替を行ってみてはいかがでしょうか。皆様のガス代削減に貢献できる情報を提供できておりましたら幸いです。