丹波・丹後とつながる電気を!「たんたんエナジー」がおすすめの理由とは

  • 更新日:2025/01/16

電力自由化によって、私たちは自由に電力会社を選び、契約を結べるようになりました。さまざまな特徴をもった新電力が誕生し、サービスや内容や料金プランなどが多様化して、選択肢の幅は確実に広がっています。

一方で、選択肢が増えれば増えるほど、どの新電力を選べば良いのか迷う人も増えているのが現状です。しかし、せっかく電気を切り替えるなら、自分たちのライフスタイルに合った電気を選択したいと考える人も、多いでしょう。

そこで今回は、新電力のなかでも、とくに注目を集めている「たんたんエナジー」についてご紹介します。「たんたんエナジー」とはどのような会社なのか、料金プラン、たんたんエナジーを選ぶメリットやデメリット、どのような人におすすめなのかをくわしくご紹介します。

目次

たんたんエナジーとは

「たんたんエナジー」とは、丹波・丹後とつながり、地域が元気になる電力を届ける会社です。家庭だけでなく、学校や公共施設、事業所などにも電力を供給しています。

自然から生まれた電気を、家庭や企業、工場へ届けることで、丹波・丹後地域のつながりをつくり、地域を元気にすることを目指しています。

たんたんエナジーは、2018年12月10日に設立されました。所在地は京都府福知山市で、資本金は5,100万円です。気候変動への対策や、地域の活性化に取り組む専門家・研究者が出資して設立されています。

当時の京都府知事による、地域エネルギー事業体設立検討開始を受けて「龍谷大学地域公共人財・政策開発リサーチセンター第2研究班ユニット3 地域還元型再エネ政策研究ユニット」において、京都におけるエネルギー事業体の在り方に関する検討を行ってきました。

この研究の成果を踏まえて、研究プロジェクトメンバー、京都府地球温暖化防止活動推進センターのメンバーや、京都で長年にわたり気候変動対策や地域力の向上に取り組んできたメンバーなどが連携して「たんたんエナジー」が設立されました。社名は、京都府北部地域の「丹波(たんば)」「丹後(たんご)」から採用されています。

2019年1月23日には、福知山市や京都北都信用金庫など5者において、密接に相互協力および連携しています。

地域社会での地域貢献型再生可能エネルギーの活用促進を目指し、持続可能な地域社会の実現を図ることを目的とする協定を締結しました。

また2019年8月28日には、京都府にある地球温暖化防止活動推進センターと、環境・経済・社会が統合的に発展する持続可能な京都をつくるために連携して、地域の担い手の支援を行うことを目指す協定を締結しました。

「たんたんエナジー」が目指すもの

「たんたんエナジー」は、環境と経済と社会のすべてがからみあい、好循環を生み出す持続可能な社会を目指しています。

自然の恵みから得たエネルギーを活用して、京都の地域社会を元気にすることで、持続可能な社会づくりに貢献します。「たんたんエナジー」が実現したいことは、以下の4つです。

    <「たんたんエナジー」が実現したいこと>

  • 域外に流出するエネルギー費用の域内循環
  • 市民が地域活動を支える新たな仕組みづくり
  • 京都府北部立地企業のブランディング支援
  • 気候正義の実現

ここからは、それぞれの内容についてご紹介していきます。

域外に流出するエネルギー費用の域内循環

1年間に福知山市から流出するエネルギー費用は、年間約200億円にのぼります。そこで、再生可能エネルギーの利用や、エネルギー利用の効率化、省エネによって、域外に流出するエネルギーを地域で循環させていくことを目指します。

市民が地域活動を支える新たな仕組みづくり

電力の購入を通じて、市民一人ひとりが身近な地域活動をサポートする仕組みをつくっていきます。地域に住む市民一人ひとりが、再エネ100%の電力の購入を行うことで、追加でお金を払うことなく、環境や文化、スポーツなど身近な地域活動をサポートできる新たな仕組みづくりが目標です。そこから、地域課題の解決に向けて貢献していきます。

京都府北部立地企業のブランディング支援

さまざまな場所で「ゼロ・カーボンシティ」や「RE100」が広がりをみせており、再生可能エネルギーの利用は、自治体や企業にとっても価値向上のために必須の取り組みです。

「たんたんエナジー」は、再生可能エネルギーを利用することで、企業のブランド力のアップをサポートしていきます。

気候正義の実現

近年、世界中で気候変動・地球温暖化が原因で、異常気象が発生しています。「たんたんエナジー」は、気候変動問題は命・人権にかかわる問題と考え、すべての人が対策に向けた行動を起こす必要があると考えています。

現在の気候変動を止めるためには、2050年ごろまでに、人間活動で出るCO²の量を実質的に「ゼロ」にする必要があることは、すでに知られているとおりです。

「たんたんエナジー」では、事業を通じて、気候変動防止に取り組む人や企業、自治体に対してその手段を提供していきます。

「たんたんエナジー」が推進するプロジェクト

「たんたんエナジー」が進めているプロジェクトは、以下のとおりです。

    <「たんたんエナジー」が進めているプロジェクト>

  • 「みんなで支える子どもたちの電気」プロジェクト
  • 「みんなで支える地域活動」プロジェクト
  • 「再生可能エネルギーを軸とする企業・自治体ブランディング支援」プロジェクト
  • 「市民協働発電所・節電所づくり」プロジェクト

ここからは、それぞれのプロジェクトの特徴についてご紹介します。

「みんなで支える子どもたちの電気」プロジェクト

「子どもたちにCO²ゼロの電気を届けたい」という地域の人々の思いがこもった電力を、小学校や公民館に届けるプロジェクトです。

FIT制度によるサポート期間が終了した「卒FIT電力」や、「FIT電力」を預かって、福知山市の小学校、福知山城、公民館などに非化石証書を活用した「CO²ゼロ」の電力を届けています。

「みんなで支える地域活動」プロジェクト

「たんたんエナジー」では、家庭や小規模事業所向けの電気代の一部を活用して、地域課題の解決に取り組む団体を応援する「地域活動応援プラン」を設けています。

エネルギー事業を通じて「サポートしたい人」と「サポートを必要する団体」をつなぎ、地域活動をみんなで支えるプロジェクトです。

「再生可能エネルギーを軸とする企業・自治体ブランディング支援」

最近では、2050年までの地域のCO²排出ゼロを目指す「ゼロ・カーボンシティ」に登録する自治体が増えています。また、事業活動に必要な電力を再生可能エネルギーでまかなうことを目指す「RE100」や「RE Action」に参加する自治体や企業も多いです。「たんたんエナジー」は、これらの自治体や企業に伴走しながら、サポートを行っています。

「市民協働発電所・節電所づくり」プロジェクト

再エネ設備を設置したいと考えていても、自宅が古いという理由や、マンションに住んでいるなどの理由で設置できない人も少なくありません。

そのような人の思いを集約して、市民の出資により、避難所などに太陽光発電システムを設置することを目指すプロジェクトです。

たんたんエナジーの料金プラン

たんたんエナジーの電気料金プランについて

「たんたんエナジー」の料金プランには、以下の種類があります。

    <たんたんエナジーの料金プラン>

  • 一般・家庭の個人のお客さま向け
  • 小さな事業所・商店のお客さま向け
  • 大きな事業所・工場(高圧)の人向け

販売エリアは、関西電力管内となります。

一般・家庭の個人のお客さま向け

一般・家庭の個人のお客さま向けプランは、以下のとおりです。

    <一般・家庭の個人のお客さま向けプラン>

  • ベーシックプラン(従量電灯A対応)
  • ナイトプラン(オール電化対応)

ここからは、それぞれの具体的な料金についてご紹介します。

ベーシックプラン(従量電灯A対応)

ベーシックプランは一般的な家庭向けのプランで、関西電力の従量電灯A(6kVA未満)にあたります。

【ベーシックプランの料金プラン】
単位 単価 参考:関西電力従量電灯A
最低料金(最初の15kWhまで) 1契約 432.40円 522.58円
電力量料金 15kWhをこえ120kWhまで 1kWh 20.30円 20.21円
120kWhをこえ300kWhまで 25.50円 25.61円
300kWh超過分 28.10円 28.59円

※+1.5円/kWhで、CO²排出ゼロの「たんたん電気CO²ゼロ」プランを選べます。
※表示されている価格には、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれていません。
※関西電力低圧自由料金と同様の「燃料費調整額」が発生します。

「ナイトプラン」(オール電化対応)

ナイトプランは、オール電化の家庭向けプランです。関西電力の「はぴeタイムR」に相当します。基本料金と日中の料金を低めに設定しているため、消費電力量がさほど多くない家庭や、日中家にいることが多い人に向いています。

【ナイトプランの料金プラン】
単位 単価 参考:関西電力はぴeタイムR
基本料金 最初の6kVA(kW)まで 1契約 892.40円 最初の10kWまで 2,409.40円
6kVA(kW)をこえる1kVA(kW)につき 1kVA 230.80円 10kWをこえる1kWにつき 416.94円
デイタイム 夏季 平日10~17時 1kWh 27.91円 28.87円
その他季 平日10~17時 22.71円 26.24円
リビングタイム 平日:7~10時、17~23時
休日:7~23時
22.71円 22.80円
ナイトタイム 平日:23~翌7時
休日:23~翌7時
19.17円 15.37円

※+1.5円/kWhで、CO²排出ゼロの「たんたん電気CO²ゼロ」プランを選べます。
※夏季とは毎年7月1日~9月30日の期間を指します。
※電気をまったく使用しない場合の基本料金は半額です。
※表示されている価格には、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含まれていません。
※関西電力低圧自由料金と同じように、燃料費調整額が必要です。

小さな事業所・商店のお客さま向け

小さな事業所や商店のお客さま向けの料金プランには、以下の種類があります。

    <小さな事業所や商店のお客さま向けの料金プラン>

  • ビジネスプラン(従量電灯B対応)
  • 低圧電力プラン(低圧電力対応)

ここからは、それぞれの料金プランの具体的な内容についてご紹介します。法人・個人事業主など、小さな事業所や商店のお客さま向けのプランもあります。

ビジネスプラン(従量電灯B対応)

ビジネスプランは、お店や事業所、二世帯住宅などで契約容量が大きい人向けのプランです。契約容量は6kVA以上、関西電力の従量電灯Bに相当します。

【ビジネスプランの料金プラン】
単位 単価 参考:関西電力従量電灯B
基本料金 1kVA 300.94円 447.21円
電力量料金 120kWhまで 1kWh 17.92円 17.81円
120kWhをこえ300kWhまで 21.21円 21.02円
300kWh超過分 24.21円 23.52円

※+1.5円/kWhで、CO²排出ゼロの「たんたん電気CO²ゼロ」プランを選べます。
※電気の使用量が0kWhの場合、基本料金は半額です。
※表示価格に再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。
※関西電力低圧自由料金と同じように、燃料費調整額が必要です。

低圧電力プラン(低圧電力対応)

低圧電力プランは、業務用の冷蔵庫やエアコンなど、200Vの動力を使用している人におすすめのプランです。関西電力の「低圧電力」に相当します。

【低圧電力プランの料金プラン】
単位 単価 参考:関西電力低圧電力
基本料金 1kW 602.84円 1,132.71円
電力量料金 夏季(7月1日~9月30日) 1kWh 21.00円 14.35円
その他季 20.00円 12.86円

※+1.5円/kWhで、CO²排出ゼロの「たんたん電気CO²ゼロ」プランを選べます。
※電気の使用量が0kWhの場合、基本料金は半額です。
※表示価格に再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。
※関西電力低圧自由料金と同様の燃料費調整額が発生します。

大きな事業所・工場(高圧)の人向け

「たんたんエナジー」では、契約電力50kW以上の高圧の人向けにも電力の供給を行っています。供給エリアは関西電力管内ですが、もし見積もりの依頼が多かった場合は、京都府内、とくに丹波・丹後地域の人を優先して対応します。現在の主な供給先は、以下のとおりです。

    <現在の主な供給先>

  • 福知山市内の小中学校、本庁舎、支所など
  • 福知山城

「たんたんエナジー」は、福知山市内の子どもたちが学ぶ小中学校に、CO²ゼロの電気を届けています。「子どもたちに気候変動につながらない電気を届けたい」という福知山市役所と「たんたんエナジー」の想いがつながり、実現しました。

「たんたんエナジー」は、再エネ100メニューでCO²排出量ゼロの電気を供給できるため、ReAction、SBT、RE100などへの対応についても相談にのることが可能です。

料金に関しては、高圧電力を希望する人には個別に見積もりを行っているため、ホームページより問い合わせが必要です。

たんたんエナジーのメリットと良い口コミ・評判

たんたんエナジーのメリットと良い口コミ・評判

「たんたんエナジー」のメリットには、以下のようなものがあります。

    <たんたんエナジーのメリットと良い口コミ・評判>

  • 地産地消電力・再エネ100電力利用でSDGsを達成できる
  • 地域活動応援ができる「つながる」電力
  • 簡単に電力会社の切り替えができる

ここからは、それぞれのメリットについてくわしくご紹介します。

地産地消電力・再エネ100電力利用でSDGsを達成できる

「たんたんエナジー」に切り替えると、再エネ100メニューにより、CO²排出量ゼロの電気が利用できます。近年、地域から流出するエネルギー費を地域内に循環させるために、エネルギーを地産地消させる取り組みが注目を集めています。電力の地産地消は、SDGs達成の有効な手段です。

世界では、パリ協定で「CO²等の排出実質ゼロ」を目指すことに合意し、京都府知事も「2050年実質ゼロ」を目指すと宣言しました。京都市、与謝野町長、宮津市長、大山崎町長なども同様の宣言を行い、「ゼロ・カーボンシティ」に登録しています。

社会の要請を受けて、気候変動防止に向けて、科学に基づく企業目標をたてて推進する企業が増加傾向にあります。事業活動に必要なエネルギーを、再生可能エネルギーでまかなうことを宣言して取り組む大企業・中小企業なども増加傾向にあり、取引先にも同様の目標設定を求める企業も多いです。

「たんたんエナジー」の再エネ100メニューは、非化石証書(再エネ指定)や再エネ電力由来のJ-クレジットを活用して、実質再エネのCO²排出量ゼロの電気を供給するメニューです。ReActionやSBT、RE100などへの対応を検討している人には、相談にのれます。

「たんたんエナジー」では、福知山市内の小中学校や、福知山市役所・支所、公民館などに、CO²ゼロの電気を届けています。

さらに、2020年9月からは、福知山城にも、再エネ由来のCO²ゼロ電力の販売を開始しました。ライトアップを含め、再生可能エネルギー100%を常時使用している天守閣のある城は、福知山城が全国でも初めてとなります。

福知山城は、明智光秀が城下町を築いたことで有名な城で、NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」でも注目を集めた場所です。

地域活動応援ができる「つながる」電力

「たんたんエナジー」の電力に切り替えると、電気を使うことが丹波・丹後の応援につながります。「たんたんエナジー」では、顧客から預かる電気代の一部を活用して、地域の課題解決に取り組む団体を応援する「地域活動応援」を行っています。

企業として、現在の社会における、さまざまな問題を解決できる社会となることを目指しているのが特徴です。地域と「つながる」電力として、地域の問題解決に向けた活動を行う団体を応援することで、社会課題解決に役立ちたいと考えます。「たんたんエナジー」が行っている地域活動応援には、2つの種類があります。

    <「たんたんエナジー」が行っている地域活動応援>

  • 特定の団体を指定せずに応援
  • 団体を指定して応援

ここからは、それぞれの特徴についてご紹介します。

特定の団体を指定せずに応援

各家庭から預かる電気代の一部を利用し、「たんたんエナジー」が責任をもって、地域の活動の応援にあてていきます。2023年までは、電気代の2%程度を予定しており、その後も1%以上を活用する予定です。

主に「再生可能エネルギーの普及促進」や「エネルギー利用の効率化」「気候教育の推進」など、地域の脱炭素化に向けた活動に活用していきます。

団体を指定して応援

地域課題解決に取り組む団体リストのなかから、応援した団体を選ぶことも可能です。電気料金の一部を活用して、「たんたんエナジー」が顧客の指定した団体への寄付などの形で応援を行います。2023年までは2%程度、その後も1%程度を予定しています。

応援先の団体は、途中で変更することも可能です。毎年12月末時点での指定先に、その年の1年分の応援費用を届ける予定となっています。地域活動応援団体は、現在も調整中です。

また、「たんたんエナジー」では、地域活動応援の応援先団体を募集しています。寄付先の団体とは、あらかじめ簡単な協定を締結します。

申し込みを受けた団体には、ヒアリングを行ったうえで、たんたんエナジー取締役会で検討してから、応援の可否を決定する流れです。寄付先の団体は、下記の要件を満たす団体とします。

    <寄付先の団体の条件>

  • 京都府内に本拠地を置き、府内で活動する非営利の団体(法人格の有無は問わない)
  • 寄付を受け入れられる会計の仕組みを有していること
  • 地域課題解決に取り組む団体であること
  • 行政機関となんらかのパートナーシップの活動を行っていること
  • 特定の政治活動、宗教活動を行う団体ではないこと
  • 年に1回、メニュー加入者に送る簡単な活動レポートを作成できること
  • たんたんエナジーが目指す脱炭素型の地域づくりの理念に賛同できること

以上の要件を満たした団体のなかから、応援する団体を決定します。

簡単に電力会社の切り替えができる

「たんたんエナジー」への電力の切り替え手続きは5分程度で完了するので、とても簡単です。現在利用している小売電気事業者への解約手続きも不要で、基本的には工事も不要です。そのうえ、電気はこれまでどおりの送配電網を利用して届けられるため、電気の質や停電のリスクは変わりません。

電気のメーターがスマートメーターに切り替わっていない場合、メーターの取り替え工事が必要となります。しかし、こちらも関西電力送配電株式会社が実施するため、工事費用の負担や立ち合いも不要です。面倒な切り替え手続きはしたくない人、解約の手続きをするのが嫌な人にとって、大きなメリットといえるでしょう。

たんたんエナジーの注意点と悪い口コミ・評判

たんたんエナジーの注意点と悪い口コミ・評判

「たんたんエナジー」に切り替える際の注意点として、集合住宅に住んでいる場合、状況によっては「たんたんエナジー」への切り替えができないケースがあります。マンションやアパートで大家さんが一括で契約している場合は、個別で電力会社を切り替えられません。

一方、マンションなどに住んでいる人で、現在小売電気事業者と直接契約を結んでいる人は、集合住宅であっても電力会社の切り替えが可能です。

たんたんエナジーがおすすめの人

たんたんエナジーがおすすめの人

「たんたんエナジー」がおすすめなのは、以下のような人です。

    <たんたんエナジーがおすすめの人>

  • 地域とつながる電気を選びたい人
  • 再エネ100の電気を選びたい人
  • 電気を使うことで京都の課題解決に貢献したい人

ここからは、おすすめの理由についてご紹介します。

地域とつながる電気を選びたい人

たんたんエナジーでは、消費者が食べ物を選ぶように電気を選ぶ時代が来たと考え、地域を大切にする人にこそ地域とつながる電気を届けたいという思いから、電力の供給を行っています。

地元丹波・丹後産の再エネ電気を大切にして、その供給量を順次増やしていくことが目標です。現時点では、まだ地元産の電力の割合はそこまで大きくはありませんが、現在調達を進めており、今後割合を増加させていく予定です。

再エネ100の電気を選びたい人

「たんたんエナジー」の「たんたん電気再エネ100(CO²ゼロ)」の価格は、料金プランの価格に、この研究の成果を踏まえ、研究プロジェクトメンバー、京都府地球温暖化防止活動推進センターのメンバー、京都で長年にわたり気候変動対策や地域力の向上に取り組んできたメンバーなどが連携して「たんたんエナジー」が設立されました。

環境価値(非化石証書・再エネ指定など)調達のための価格1.5円/kWhを加えた価格です。たとえば、1ヶ月に300kWhの電気を使う家庭なら、1ヶ月に450円追加するだけで、CO²排出ゼロの電気が利用できます。

地元の応援をしながら、さらにCO²ゼロにもこだわりたい人なら、「たんたん電気再エネ100(CO²ゼロ)」をおすすめします。

電気を使うことで京都の課題解決に貢献したい人

「たんたんエナジー」では、電気料金の一部を社会課題解決に取り組む団体に寄付しています。京都の課題解決に取り組んでいる団体を応援したいと考えている人なら、「たんたんエナジー」がおすすめです。

自宅や会社の電気の購入先を「たんたんエナジー」に切り替えて電気を使うと、支払う電気料金の一部が社会課題解決に取り組む団体へ寄付されます。地域課題の解決に貢献でき、より良い社会へとつながっていきます。

たんたんエナジーのお申し込み方法

たんたんエナジーのお申し込み方法

「たんたんエナジー」の申し込み方法は、申し込むタイプによって異なります。

    <「たんたんエナジー」の申し込み方法>

  • 一般・ご家庭のお客さま
  • 小さな事業所や商店のお客さま

ここからは、それぞれの申し込み方法についてくわしくご紹介します。

「一般・ご家庭のお客さま」の申し込み方法

「たんたんエナジー」の申し込みは、インターネットで簡単にできます。「たんたんエナジー」のホームページにある「お申し込み」の欄から、必要事項を入力しましょう。

まずSTEP1「プランの選択」で、「ベーシックプラン」か「ナイトプラン」を選びます。

次にSTEP2で「環境価値」を選びましょう。選択肢は「通常メニュー」と「再エネ100メニュー」の2つです。

STEP3では、現在の電気契約内容を確認します。「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」や「請求書」「電気のご契約内容」があれば、画像アップロードで簡単に申し込みが可能です。

STEP4では、請求先情報を入力します。名前や住所、電話番号、メールアドレスを入力して送信します。

また、申し込みを行う前に電気料金を試算してみたい人のために、インターネットのホームページ上で「ご家庭向け料金シミュレーション」が利用可能です。

「ベーシックプラン」では、ひと月の電力使用量を入力して、再エネ100プラン(CO²ゼロプラン)の有無を選択すれば、月額電気料金が自動計算で表示されます。

「ナイトプラン」では、以下の項目を入力して、再エネ100プラン(CO²ゼロプラン)の有無を選択すれば、月額電気料金が表示されます。

    <「ナイトプラン」における入力項目>

  • 契約電力
  • デイタイム夏季電力使用量
  • デイタイムその他季電力使用量
  • リビングタイム電力使用量
  • ナイトタイム電力使用量

「小さな事業所・商店のお客さま」の申し込み方法

小さな事業所や商店のお客さまの申し込みも、インターネット上で簡単にできます。「申し込みフォーム」で、まず「申し込みプラン」を、ベーシックプラン、ビジネスプラン、低圧電力のなかから選びましょう。次に、「選べる環境価値」で、通常メニューか再エネ100のどちらかを選択します。

続いて、契約者情報を入力し、契約者情報データをアップロードしましょう。現在契約している電力会社の検針票などの画像を添付して申し込むことで、申し込み内容の間違いを防げます。また、法人・個人事業主の人は、口座振替での支払いとなるので、後日に口座振替申し込み用紙の郵送が必要です。

希望する法人や個人事業主の人には、年間電気代の試算を行っています。ホームページの問い合わせフォームから、タイトルを「試算希望」として申し込みを行いましょう。

電気プランの乗り換え時のよくある質問

電気プラン乗り換え時のよくある質問
  • 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
  • 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
  • たんたんエナジーが倒産した場合は電気がとまる?

電気プランの切替で電気の品質は変わる?

電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

電気プランの切替で停電の頻度は変わる?

電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。

たんたんエナジーが倒産した場合は電気がとまる?

電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。

ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、たんたんエナジーが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。

ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。

電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。

つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。

なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。

例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。

このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。

ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。

このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。

まとめ

新電力である「たんたんエナジー」は、その名前のとおり「丹波・丹後」とつながり、地域が元気になる電力を届けることを目指しています。

電力の地産地消を目指し、丹波・丹後の自然から生まれた電気を届けることで、地域のつながりをつくり、地域を元気にしていくことが目標です。

再生可能エネルギーにこだわる人や、エネルギーを通じて京都の地域社会を元気にして、持続可能な社会づくりに貢献したいと考えている人なら、ぜひ「たんたんエナジー」の電力をチェックしてみましょう。

電気料金データベース【たんたんエナジー】

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。

また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

たんたんエナジーによる電気料金プランの提供エリアは?

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてたんたんエナジーが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 提供地域 電力エリア プラン分析ページ
ベーシックプラン(従量電灯A対応) 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県、福井県の一部、岐阜県の一部 関西電力管内管内 「ベーシックプラン(従量電灯A対応)」の分析ページへ
ナイトプラン(オール電化対応) 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県、福井県の一部、岐阜県の一部 関西電力管内管内 「ナイトプラン(オール電化対応)」の分析ページへ
ビジネスプラン(従量電灯B 対応) 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県、福井県の一部、岐阜県の一部 関西電力管内管内 「ビジネスプラン(従量電灯B 対応)」の分析ページへ

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は?

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。

ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
ベーシックプラン(従量電灯A対応) 60,852円/年 108,624円/年 122,112円/年 132,228円/年 142,344円/年 176,064円/年
ナイトプラン(オール電化対応) 65,494円/年 105,418円/年 116,064円/年 124,049円/年 132,034円/年 158,650円/年
ビジネスプラン(従量電灯B 対応) 58,792円/年 102,490円/年 117,470円/年 126,186円/年 138,262円/年 167,314円/年

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは?

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
ベーシックプラン(従量電灯A対応)
  • たんたん電気再エネ100(CO2ゼロ)
    料金プランの価格に環境価値(非化石証書 再エネ指定等)調達のための価格1.5円/kWh(税込)を加えられます
  • 応援団体を選べます
    たんたんエナジーの電気を通じて、丹波・丹後をはじめとする京都の課題解決に貢献することができます。
ナイトプラン(オール電化対応)
  • たんたん電気再エネ100(CO2ゼロ)
    料金プランの価格に環境価値(非化石証書 再エネ指定等)調達のための価格1.5円/kWh(税込)を加えられます
  • 応援団体を選べます
    たんたんエナジーの電気を通じて、丹波・丹後をはじめとする京都の課題解決に貢献することができます。
ビジネスプラン(従量電灯B 対応)
  • たんたん電気再エネ100(CO2ゼロ)
    料金プランの価格に環境価値(非化石証書 再エネ指定等)調達のための価格1.5円/kWh(税込)を加えられます
  • 応援団体を選べます
    たんたんエナジーの電気を通じて、丹波・丹後をはじめとする京都の課題解決に貢献することができます。

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

<本ページを監修した人>

RAUL株式会社
電気プラン乗換コム運営事務局 エコモ博士担当

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、たんたんエナジーの公式HPをご確認ください。
おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
ENEOSでんき用アイコン
エリア大手電力より安定して安価
ENEOSのプランは、老舗大手エネルギー系列として最高峰の価格水準および信頼・安定性があります。どのような電気の使い方であっても、原則としてエリア大手電力の通常プランよりお得となります。数%であっても安定して毎月の電気代を削減したい方に推奨できます。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安定かつ安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランと言えます。また、EVユーザーの方も安価な深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。ベースの電気代部分もお得な構成のため、電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
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オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
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プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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