九電みらいエナジーとは？事前に知っておきたい会社情報や料金プラン、評判などをご紹介！

電気代は月々の出費のなかでも金額が大きいため、できるだけ節約したい人も多いのではないでしょうか。電気代の節約といえば節電が思い浮かぶところですが、近年では電力会社を変更するのも良い方法です。

乗り換え先の候補となる会社は現在いくつもあり、九電みらいエナジーもその1つです。しかし、会社やサービスについて、よく知らない人もいるでしょう。そこで今回は、九電みらいエナジーがどのような会社なのか、料金プランや評判はどうなっているのかなど、乗り換え前に知りたいポイントをまとめてご紹介します。

九電みらいエナジーとは

九電みらいエナジーとは、その名のとおり、九州にある電力会社です。会社の概要は、以下のとおりです。

【九電みらいエナジーの概要表】

会社の概要で目を引くのは、九州電力が100％の株主となっていることです。実は、九電みらいエナジーは九州電力の完全子会社であり、かつては再生可能エネルギーの開発にあたっていました。そして、電力自由化にともない、電気の小売りを始めています。

このような背景から、九電みらいエナジーは福岡県福岡市に本社を置く会社ですが、電気を小売りしているエリアは九州ではなく、主に関東となっています。社名からは、九州を対象エリアとする会社のように見えるため、利用可能な地域を間違えないように注意が必要です。

会社の設立は2014年と、電力会社としてはまだ日の浅い会社です。しかし、資本金は2023年10月31日の時点で115億円以上、従業員数は2024年4月1日時点で310名に達しており、組織の規模は決して小さくありません。

九電みらいエナジーの沿革

電力会社をチェックするときは、組織のこれまでの歩みも確認したいところです。九電みらいエナジーの沿革は、以下のとおりです。

【九電みらいエナジーの沿革（一部抜粋）】

九電みらいエナジーの設立は2014年ですが、前身となった会社は2009年にできています。そこから発電に関する事業を展開しつつ、2014年に商号の変更や九州電力の一部門との統合などを経て、九電みらいエナジーが誕生しました。

電気の小売りに関する登録を済ませ、関東で供給を開始したのは2016年のことです。そのあと、事業拡大にともなう2021年の本社の移転などを経て現在に至っている点も、会社の概要として押さえたいポイントです。

九電みらいエナジーにおける電気の販売エリア

九電みらいエナジーは、主に関東を電気の販売エリアとしていますが、そのほかのエリアでも一部の料金プランに限って利用可能です。具体的な販売エリアは、以下のとおりです。

【九電みらいエナジーにおける電気の販売エリア】

上記の販売エリアからは、関東を中心に北海道から中国・四国まで、幅広い範囲で電気を供給していることがわかります。ただし、以下の点には注意が必要です。

＜注意点＞

• 関東以外のエリアだと料金プランが限られる
• 販売エリア外からの利用は不可
• 販売エリアに入っていても利用できないケースあり

九電みらいエナジーには料金プランが複数ありますが、関東以外のエリアで選べるものは1種類だけです。また、広い範囲に電気を供給しているといっても、電気を使いたい場所が販売エリア外に位置している場合は利用不可です。

さらに販売エリアに入っている地域でも、電気を使いたい場所が離島だったり、高圧一括契約のマンションだったりする場合はサービスの対象外となります。以上のポイントもふまえ、エリア面の問題がないかを考える必要があります。

九電みらいエナジーの料金プラン

九電みらいエナジーにおいて、一般家庭向けの料金プランには以下の4種類があります。

＜九電みらいエナジーの一般家庭向けの料金プラン＞

• 基本プラン
• dポイントプラン
• WAONプラン
• JALでんき

それぞれの料金プランの詳細や特徴について、以下でご紹介します。

基本プラン

基本プランは、季節や時間帯を問わず、電気の使用量に応じて単価が決まるスタンダードなプランです。このなかでもいくつかの種類に分かれており、現在申し込みが可能なのは以下の3種類です。

＜基本プラン＞

• Sプラン：1～2人世帯向け
• Mプラン：3人以上の世帯向け
• Lプラン：店舗・事務所向け

それぞれのプランの目安を確認し、向いているものを選ぶと良いでしょう。各プランの料金表は、以下のとおりです。

【基本プランの基本料金と電力量料金】

dポイントプラン

dポイントプランは、電気代の支払いでdポイントが貯まるプランです。ポイントの貯まり方は、以下のとおりです。

＜dポイントプランのポイントの貯まり方＞

• 毎月の電気代（消費税分などは除く）100円につき2ポイントを付与
• クレジットカード払いによるポイントとは分けて計上
• ポイント付与のタイミングは電気代の支払いから1～2ヶ月後

クレジットカード払いによるポイントとはまた別に、dポイントを貯められる点でお得なプランといえます。また、このプランにもS～Lプランがあり、それぞれの利用者の目安も共通です。料金表は、以下のとおりです。

【dポイントプランの基本料金と電力量料金】

WAONプラン

WAONプランは、先述のdポイントプランと同じような仕組みで、電気代の支払いによりWAONポイントを貯められるプランです。電気代100円につき2ポイントが貯まる仕組みで、クレジットカード払いで貯まるポイントとはまた別に付与されます。貯まったWAONポイントは、イオンの店舗などにあるWAONステーションなどで、簡単にダウンロードできます。

WAONプランにもS～Lまでの各プランがあり、利用者の目安も共通です。さらに、料金表もdポイントプランと変わりません。

JALでんき

JALでんきは、毎月の電気代の支払いでJALのマイルを貯められるプランです。本プランを選ぶときは、エリアによって料金表などが変わる点に注意が必要です。ここでは、東京電力エリアと関西電力エリアでの条件をご紹介します。まずJALが貯まる仕組みは、以下のとおりです。

＜JALが貯まる仕組み＞

• 毎月の電気代（消費税分などは除く）100円につき3マイルが付与
• クレジットカード払いで貯まるポイントなどとは別に計上
• 1年間にわたって契約を継続するとボーナスで1,000マイルをプレゼント

先のプランと違って、100円につき3マイルが貯まる仕組みとなっており、お得度の高さが特徴的です。クレジットカード払いによるポイントとはまた別に付与されるため、支払い方法によってお得度が変わる心配もありません。

JALでんきのなかにあるプランで現在でも申し込みが可能なのは、BプランとCプランの2種類です。エリアごとの料金表は、以下のとおりです。

【東京電力エリア】

【関西電力エリア】

以上のように地域によって単価が変わるため、JALでんきを選ぶときは、エリアをよく確認することが大事です。

電気を利用するエリアとプランの関係

九電みらいエナジーを利用するとき、エリアとプランの関係は以下のようになっています。

【電気を利用するエリアとプランの関係】

東京電力エリアにあたる関東一帯では、4種類のプランのなかでお好きなものを選べますが、そのほかの地域ではJALでんきしか選べません。この点からも、九電みらいエナジーが主に関東へと電気を供給していることがうかがえます。

なお、九電みらいエナジーの電気の販売エリアに入っていることは前提として必要であり、販売エリア外にあるときはJALでんきにも申し込めないため、注意が必要です。

法人が利用するときの料金プラン

九電みらいエナジーは法人での利用も可能ですが、一般家庭向けのような固定の料金プランはありません。申し込みの条件は、以下のようになっています。

＜申し込み条件＞

• 利用対象は高圧・特別高圧で電気を使っている法人
• 対応エリアは東京電力エリアのみ
• 1年間の電気の利用実績から試算を依頼する
• メリットが見込める場合は乗り換えを検討
• 利用開始後にはWeb上で過去2年間分の使用実績などを表示

現在利用している電気の契約やエリアなどに多少の制限があるものの、条件が合う場合は法人の利用も可能なので、乗り換えを検討してみると良いでしょう。

申し込みの受付が停止されているプランについて

九電みらいエナジーには、申し込みの受付が現在停止されているプランがいくつかあります。

＜申し込みの受付が現在停止されているプラン＞

• オール電化向けのNプラン
• 東京電力エリアのJALでんきにおけるS～Lプラン

オール電化向けのNプランは、基本プランやdポイントプランなどにある一プランとして提供されていました。オール電化住宅に住んでいる人には手頃なプランとなっていましたが、現在は申し込みの受付が停止されています。

東京電力エリアのJALでんきにおけるS～Lプランも、現在は申し込みができず、BプランかCプランのどちらかしか選べません。古い情報を確認していると申し込みの段階で困りかねないため、料金プランに関しては、最新の情報を事前にチェックすることをおすすめします。

九電みらいエナジーのメリットと良い口コミ・評判

九電みらいエナジーのメリットには、以下のものが挙げられます。

＜九電みらいエナジーのメリット＞

• お得な料金プランが多い
• 関東以外でも広範囲でお得な料金プランが選べる
• 月々の電気代などをWeb上で確認できる
• クレジットカード払いが選べる

それぞれがどのようなメリットなのか、詳細について以下でご紹介します。

お得な料金プランが多い

東京電力管内にあたる関東では、dポイントプランやWAONプランなど、電気代の支払いでポイントが貯まるプランを選べます。特定のポイントを貯めようと思ったら、通常はそのポイントを発行している会社の店舗やクレジットカードなどを使わなければなりません。

しかし、九電みらいエナジーで電気を契約すれば、貯めたいポイントに対応した料金プランを選ぶだけで、月々の電気代の支払いにより対象のポイントが貯まります。また、お得なプランが複数用意されており、自分が日頃貯めているポイントのプランが見つかりやすいのも、嬉しいポイントです。

関東以外でも広範囲でお得な料金プランが選べる

関東以外の地域では、料金プランが1種類に限られるものの、対応するプランがJALでんきなのは魅力的です。月々の電気代の支払いによりJALのマイルが貯まり、貯まったマイルはお好きな商品に交換したり、電子マネーに換えたりできます。

九電みらいエナジーの主な営業地域である関東以外でも、このようなお得な料金プランを選べるのは、大きなメリットです。対応地域も北海道から中国・四国まで幅広いため、多くの人がお得な条件で電気を使えます。

月々の電気代などをWeb上で確認できる

九電みらいエナジーに乗り換えたあとの電気代は、以下のような形で確認できます。

＜Web上で確認できる電気代＞

• Web上にある会員サイトにログインして確認
• 電気代のほかに電気の使用量も表示される
• 表示範囲は過去2年間分
• 会員サイトの利用は無料
• 乗り換え後の登録手続きにより会員サイトが利用可能となる

月々の電気代は、会員サイトを通じて簡単に確認できます。Webサイトを参照できる環境があれば、外出先でも正確な電気代をすぐに把握できるため、過去の支払額などを急遽知る必要が出たときも安心です。

このシステムのおかげで、月々の請求書を大切に保管する必要もありません。特定の月の請求書などを紛失して困る心配もなく、日常生活の手間やストレスが軽減されるでしょう。

クレジットカード払いが選べる

九電みらいエナジーの電気代は、クレジットカードで支払えます。近年のクレジットカードは、利用額に応じてポイントを付与し、貯まったポイントは別の買い物の支払いや特定の商品との交換などに使えるケースが多いです。

電気代は、月々の出費のなかでも高額になりやすく、クレジットカードで支払うと効率良くポイントを貯められます。そのうえ、九電みらいエナジーでは、一部の料金プランで貯められるポイントと、クレジットカード払いで付与されるポイントが区別されており、両方のポイントを同時に貯められる可能性があります。ポイントの種類や支払い方法をうまく設定すれば、自分が日頃使っているポイントを集中的に貯められ、家計の節約につなげられるでしょう。

九電みらいエナジーの良い口コミ・評判

九電みらいエナジーの良い口コミや評判で多いのは、以下の3つです。

＜九電みらいエナジーの良い口コミや評判＞

• ポイントが貯まりやすい
• 電気代を節約できた
• 料金プランが魅力的

先述のとおり、九電みらいエナジーの料金プランはポイントを貯めるのに有利であり、この点が利用者からも評価されていることがわかります。料金プラン自体の魅力を、電力会社の特長に挙げる声も少なくありません。

また、乗り換えによって電気代を節約できたとの声もよく見られ、ポイントの付与などを除いても、一定のお得度があるようです。

九電みらいエナジーの注意点と悪い口コミ・評判

九電みらいエナジーの注意点としては、以下のものが挙げられます。

＜九電みらいエナジーの注意点＞

• エリアに関する確認が必須
• 新規に申し込めるオール電化向けの料金プランがない
• 料金プランの確認や比較検討に手間がかかる

乗り換え前に把握しておきたいそれぞれの注意点がどのようなものか、以下で個別に見ていきましょう。

エリアに関する確認が必須

九電みらいエナジーの電気は、比較的広い範囲で利用できますが、関東以外では利用できる料金プランが限られます。また、広範囲をカバーしているとはいえ、全国各地で利用できるわけではありません。

これらの点から、申し込みにあたっては電気の販売エリアに入っているか、具体的にどのエリアに該当するのかなどをよく確認する必要があります。エリアによっては、希望の料金プランが選べなかったり、そもそも申し込み自体が難しかったりする場合もあります。

新規に申し込めるオール電化向けの料金プランがない

九電みらいエナジーには、オール電化向けの料金プランがあるものの、現在は申し込みの受付が停止されています。代わりのプランが別途用意されているわけでもなく、現在はオール電化向けのプランが見当たらない状況です。

オール電化は、住宅内のエネルギーを電気に統一する関係で電気の使用量が増えやすく、一般的な料金プランでは電気代を抑えられない傾向にあります。そのため、オール電化住宅に住んでいる人は、専用プランの新規申し込みの受付状況に注意が必要です。受付が再開されない限りは、九電みらいエナジーは利用しにくい電力会社となるでしょう。

料金プランの確認や比較検討に手間がかかる

九電みらいエナジーは料金プランの選択肢が多く、それぞれの利用条件を確認する手間がかかります。十分に確認せずに申し込むと、あまり使っていないポイントが付与されるプランを誤って選んでしまうなど、せっかくのお得なプランを活かしきれない事態にもなりかねません。

十分に確認や比較検討をすればお得な電力会社となりますが、利用を急いでいるときなどには、選択肢の多さがかえってストレスになる可能性もあります。

九電みらいエナジーの悪い口コミ・評判

九電みらいエナジーの悪い口コミ・評判には、以下のようなものがあります。

＜九電みらいエナジーの悪い口コミ・評判＞

• 基本料金をもう少し安くしてほしい
• 乗り換えるときに手続きの状況がわかりにくくて不安だった

ポイントの付与などで全体的にお得度は高いものの、電気代自体の節約のため、基本料金をもう少し下げてほしいとの声は一部で見られます。また、乗り換えにあたって状況がわかりにくく、手続きがきちんと進んでいるのか少し不安を感じたとの声もありました。

九電みらいエナジーがおすすめの人

九電みらいエナジーをおすすめできるのは、以下のような人だといえます。

＜九電みらいエナジーがおすすめの人＞

• 電気代の支払いでポイントを貯めたい人
• 関東在住の人

九電みらいエナジーの特徴といえば、特定のポイントが貯まる料金プランを選べることです。支払い方法にクレジットカード払いを選べる点とあわせ、電気代の支払いでポイントを貯めたいなら、九電みらいエナジーはおすすめです。

また、選べる料金プランの多さから、関東在住の人に有利な電力会社だといえます。関東でお得な乗り換え先を探しているなら、九電みらいエナジーをぜひ一度チェックしてみると良いでしょう。

九電みらいエナジーのお申し込み方法

九電みらいエナジーへの申し込みは、公式HPより可能です。申し込みページにアクセスしたら、以下の3つの項目で当てはまる選択肢を選びます。

＜九電みらいエナジーのお申し込み方法＞

• 電気を使用するエリア
• 現在の料金プラン
• 手続きの状況（他社からの乗り換えか、引っ越しにともなう新規契約か）

順番にそれぞれの項目で回答を選択していくと、選べる料金プランが表示される仕組みです。お好きなプランを選ぶと、詳細な申し込みのページへと移動し、以後は画面の案内にしたがって申し込みを進めます。

詳細な申し込みのページでの手続き内容

詳細な申し込みのページに進んだら、以下の流れで次の手続きを行います。

＜手続きの流れ＞

• 「他社からの乗り換え」など、自分に当てはまる条件を選択する
• 契約内容や重要事項説明を確認する
• 契約者の支払情報を入力する

他社からの乗り換えなど、申し込みの状況によって手続きの内容が異なる可能性があり、選択肢を間違えないように注意が必要です。自分に当てはまるものを選んだら、Web上で契約内容や重要事項説明が表示されるため、もれなくご確認ください。

確認が済んで契約内容などに合意したら、利用開始後の支払情報を入力します。そして申し込みの内容を確認して送信すれば、手続きは完了です。このように、九電みらいエナジーはWeb上で申し込みができるため、手軽に乗り換えられます。

電気プランの乗り換え時のよくある質問

• 電気プランの切替で電気の品質は変わる？
• 電気プランの切替で停電の頻度は変わる？
• 九電みらいエナジーが倒産した場合は電気がとまる？

電気プランの切替で電気の品質は変わる？

電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

電気プランの切替で停電の頻度は変わる？

電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁（消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体）は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています（ご参考）。

九電みらいエナジーが倒産した場合は電気がとまる？

電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、九電みらいエナジーが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。

電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者（みなさま）としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。

なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること（最終保障供給）が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。

このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。

まとめ

九電みらいエナジーは、福岡県に本社を置く電力会社ですが、主に関東を電気の供給エリアとしています。料金プランには、特定のポイントが貯まる魅力的なプランが複数用意されているものの、東京電力管内以外のエリアで選べるのは1種類のみです。

メリットはお得な料金プランが多いことなどで、ポイントがよく貯まることは口コミでも高評価を得ています。注意点はエリアに関する確認が必須であることなどで、口コミではもう少し基本料金を下げてほしいなどの声も寄せられています。

利用をおすすめできるのは、電気代の支払いでポイントを貯めたい人などで、申し込みはWeb上で可能です。以上の内容を見て、九電みらいエナジーに興味が出たときは、ぜひ乗り換えを検討してみてください。

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

九電みらいエナジーによる電気料金プランの提供エリアは？

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にて九電みらいエナジーが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

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※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は？

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています（ご参考））。

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※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし（30A相当、月間210kWh）、二人暮らし（40A相当、月間360kWh）、三人暮らし（50A相当、月間400kWh）、四人暮らし（50A相当、月間430kWh）、五人暮らし（60A相当、月間460kWh）、六人暮らし（60A相当、月間560kWh）を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは？

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

補足

• 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、九電みらいエナジーの公式HPをご確認ください。