エスケーエナジーの料金プランは?サービスの内容をご紹介

  • 更新日:2024/07/25

現在契約している電力会社について「電気代が高い」「料金プランが今の生活に合っていない気がする」などの悩みを抱えている人もいるでしょう。電力会社は自由に乗り換えられるため、今のプランが合わないと感じたら、別の会社を探して契約を切り替えるのがおすすめです。

より現在の生活に即した電力会社を選択するためには、複数の電力会社をピックアップして、提供しているサービスなどの中身を比べる必要があるでしょう。そこでこの記事では、電気やガスを取り扱っているエスケーエナジーが提供している電気料金プラン、契約に伴うメリットや注意点、口コミ、契約に向いている人の特徴などを紹介しています。

契約のお申し込み方法についても触れているため、エスケーエナジーとの契約を前向きに検討している場合にも便利です。これから乗り換え先の電力会社を探したいと考えている人、エスケーエナジーを乗り換え先の候補として情報を集めたい人は、ぜひ記事を最後までご覧ください。

エスケーエナジーとは

エスケーエナジーは、福岡市中央区天神に本社を置くエネルギー供給会社です。シノケングループの子会社であり、1990年の創業以来、全国的にエネルギー産業に寄与し、現在はガスや電気の販売事業を行っています。

名古屋、東京、仙台、大阪に支社があり、液化石油ガスの販売事業がメインです。 電気はシノケンでんきとして、シノケンが販売や管理を行っているマンションやアパートがある首都圏、関西圏、福岡、名古屋、仙台のエリアに提供しています 。ガスと電気をセットで契約すれば、住居への入退去の手続きを一括で済ませられるようになり、便利です。

電気料金やガス料金の管理は専用のアプリケーションででき、スマートフォンやパソコンなどインターネットに接続できる端末があれば、いつでもどこからでも確認できます。アプリケーションにログインするためのメールアドレスとパスワードを共有すれば、学生の利用者とその保護者が、別々の端末から利用状況を確認することが可能です。

口座振替、保証会社の収納代行サービス、口座振込の3種類の支払い方法を選択できますが、コンビニ払いやクレジットカード払いは取り扱っていません。なお、アプリケーションには、ガスや電気を登録して、一定期間経ってから料金の表示が反映されます。

エスケーエナジーの料金プラン

続いて、エスケーエナジーが提供している電気の料金プランについて、ご紹介します。

エスケーエナジーの料金プランは、供給地点がもともとどの電力会社の管轄だったかによって異なるため、事前に現在の電力会社名の確認が必要です。各種契約種別は、以下のとおりです。

    <各種契約種別>

  • 東北エリア 従量電灯B
  • 東京エリア 従量電灯B
  • 中部エリア 従量電灯B
  • 関西エリア 従量電灯A
  • 九州エリア 従量電灯B

それぞれの料金プランについて、具体的な金額などを確認していきましょう。

東北エリア 従量電灯B

東北エリア 従量電灯Bは、もともと東北電力の管轄エリアだった地域で契約できる料金プランです。契約容量は、20A以上60A以内となっています。

東北エリア 従量電灯Bの具体的な料金は、以下のとおりです。

【東北エリア 従量電灯Bの料金】
料金種別 区分 単価(円/税込)
基本料金 1契約につき 550.00
電力量料金(1kWhあたり) 120kWhまで 27.80
120~300kWhまで 27.80
300kWh以上 27.80

東京エリア 従量電灯B

東京エリア 従量電灯Bは、もともと東京電力の管轄エリアだった地域で契約できる料金プランです。契約容量は、20A以上60A以内となっています。

東京エリア 従量電灯Bの具体的な料金は、以下のとおりです。

【東京エリア 従量電灯Bの料金】
料金種別 区分 単価(円/税込)
基本料金 1契約につき 550.00
電力量料金(1kWhあたり) 120kWhまで 28.60
120~300kWhまで 28.60
300kWh以上 28.60

中部エリア 従量電灯B

中部エリア 従量電灯Bは、もともと中部電力の管轄エリアだった地域で契約できる料金プランです。契約容量は、20A以上60A以内となっています。

中部エリア 従量電灯Bの具体的な料金は、以下のとおりです。

【中部エリア 従量電灯Bの料金】
料金種別 区分 単価(円/税込)
基本料金 1契約につき 550.00
電力量料金(1kWhあたり) 120kWhまで 28.30
120~300kWhまで 28.30
300kWh以上 28.30

関西エリア 従量電灯A

関西エリア 従量電灯Aは、もともと関西電力の管轄エリアだった地域で契約できる料金プランです。使用する電力の最大容量が、6kVA未満の場合に契約できます。

関西エリア 従量電灯Aの具体的な料金は、以下のとおりです。

【関西エリア 従量電灯Aの料金】
料金種別 区分 単価(円/税込)
基本料金 1契約につき 330.00
電力量料金(1kWhあたり) 120kWhまで 26.30
120~300kWhまで 26.30
300kWh以上 26.30

九州エリア 従量電灯B

九州エリア 従量電灯Bは、もともと九州電力の管轄エリアだった地域で契約できる料金プランです。契約容量は、20A以上60A以内となっています。

九州エリア 従量電灯Bの具体的な料金は、以下のとおりです。

【九州エリア 従量電灯Bの料金】
料金種別 区分 単価(円/税込)
基本料金 1契約につき 550.00
電力量料金(1kWhあたり) 120kWhまで 25.20
120~300kWhまで 25.20
300kWh以上 25.20

エスケーエナジーのメリットと良い口コミ・評判

続いては、エスケーエナジーと契約するメリットについてご紹介します。契約プランの特色や用意されているサービスなど、電力会社によってメリットもさまざまです。

エスケーエナジーのメリットは、以下のとおりです。

    <エスケーエナジーのメリット>

  • 電力使用量で電気代の単価が変化しない
  • 電気とガスをまとめて契約できる
  • 幅広いエリアから契約できる

それぞれのメリットについて、寄せられた良い口コミとともに見ていきましょう。

電力使用量で電気代の単価が変化しない

エスケーエナジーのメリットは、基本料金や電力量料金の単価が、電気の使用量に応じて変化しない点です。

エスケーエナジーで用意されている電気料金プランは、シンプルな構成になっています。契約できる容量の幅は決まっているものの、基本料金はエリアごとに1契約単位で決まっているため、容量が大きくても高くなりません。また多くの電力会社では、電力量料金が電気を使用するごとに変化しますが、エスケーエナジーではそのような設定になっていないため、計算しやすく便利です。

電力会社によっては、電気を使用する季節や時間帯に応じてさまざまなプランを用意しています。しかし、エスケーエナジーの場合は、住んでいるエリアに応じて1つずつのプランとなっているため、選択の手間がかかりません。シンプルなプランを悩まずに選びたい人にとっては、契約しやすい電力会社です。

このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。

前の電力会社は、電気代が高いうえに電気を使用した量に応じて単価が変化していたため、電気代の確認が面倒でした。エスケーエナジーのシノケンでんきに変えてから、電力使用量に対する単価が一定になったため、電気代を確認しやすくなってありがたいです。

電気の料金プランがシンプルで良かったです。いろいろなプランが用意されていると、自分の生活に合ったものを選ばなくてはという気持ちになって重圧を感じるので、これくらいシンプルなほうが私は助かります。

電気とガスをまとめて契約できる

エスケーエナジーでは、電気のほかにも、メインの商材であるガスをまとめて契約できます。

シノケンが管理している物件に住んでいる場合、電気とガスをまとめて契約しておけば、入退去の手続きも簡単です。申込書類の提出のみで電気の切り替えができ、エネルギーの使用料金の支払いも一括で済ませられます。アナログ式の検針メーターを使用している場合に限り、スマートメーターへの切り替え工事が必要です。

エスケーエナジーでは、ガスを安全に供給するためのさまざまな工夫を行っています。定期的にガス漏れ検査やガス器具点検、供給や消費設備の点検、調査を無料で実施しており、立ち会いが必要なものの30分程度で完了する検査です。

また、マイコンメーターと集中監視センターを活用し、24時間365日の安全監視体制を整えています。電気を申し込む際に、ガスの申し込みも検討してみると良いでしょう。

このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。

シノケンさんが管理するマンションに入居する際、ガスと電気も一緒に申し込みました。ガス代と電気代を一括で口座振替できるため、どれが支払い済みでどれが未払いなのかを混乱せずに済みます。

シノケンでんきとエスケーエナジーのガスを両方利用しています。どちらも料金をアプリケーションで確認でき、ガスのほうは遠隔で安全管理をしてくれるため、安心して利用できます。電気を切り替えた後も、とくに停電などの問題もなく使えて良かったです。

幅広いエリアから契約できる

エスケーエナジーは、首都圏や関西圏、名古屋、福岡、仙台など、幅広いエリアから電気契約を申し込めます。

新電力を取り扱う電力会社によっては、エネルギーの地産地消を行うことを目的としており、電気の供給範囲が本社のある県内、もっと狭ければ市内に限られる場合があるのです。そのような電力会社の場合、供給エリア外に出てしまうと、別の電力会社を探すしかありません。

エスケーエナジーのシノケンでんきであれば、本州と九州の幅広いエリアで同じ電力会社を利用できます。シノケンが管理するマンションから同様のマンションまで引っ越すのであれば、入退去の手続きに加え、ガスや電気の手続きなども簡便に行えるでしょう。退去の際は、事前に預けていた保証金の返金が受けられます。

このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。

転勤が多く、前々回の転勤の際に違う電力会社から、エスケーエナジーのシノケンでんきに切り替えました。その後も転勤があったのですが、シノケンでんきの供給範囲内だったため、電力会社自体は乗り換えずに済みました。契約は解約して結び直しましたが、電気代を安いままキープできて良かったです。

エスケーエナジーの前に検討していた電力会社が、よく調べたら供給範囲外になっており気落ちしていたところ、シノケンでんきを知りました。自分が住んでいるところからでも申し込みでき、電気やガスをお得かつ安全に利用できるので、助かっています。今後もエリア内に住む限りは、使用し続けたいです。

エスケーエナジーの注意点と悪い口コミ・評判

続いて、エスケーエナジーを利用するうえでの注意点についてご紹介します。電力会社ごとにさまざまなメリットを提供していますが、すべての顧客の要望をカバーできるわけではないため、注意点についても知っておく必要があるのです。

エスケーエナジーの注意点は、以下のとおりです。

    <エスケーエナジーの注意点>

  • 選べる電気料金プランが少ない
  • インターネットに接続しないと電気料金を確認できない
  • 付随するサービスが少ない

それぞれの注意点について、寄せられた良くない口コミとともに見ていきましょう。

選べる電気料金プランが少ない

エスケーエナジーの注意点は、比較して選べる電気料金プランが少ない点です。

エリアごとに1つのプランに決まってしまうため、さまざまなプランを比較したうえで、自分や家族の生活スタイルに合ったプランを選択したい人にとっては、あまり希望に合ったサービスではありません。電力会社によっては、時間帯や使用している電気機器によって料金プランを用意しています。家庭で電気を使用する時間が偏っている人であれば、そうした電力会社を探したほうが良いでしょう。

また、エスケーエナジーが提供するシノケンでんきは、マンションやアパートなど、集合住宅をはじめとする一般家庭向けの電力供給サービスです。そのため、飲食店や事務所など、事業所向けにも電気を供給している電力会社を探している場合は、当てはまりません。

この注意点について、以下の口コミが寄せられています。

夜勤があるため、家で電力を使用する時間に偏りがあり、昼間の電気代が安くなるプランを探していました。エスケーエナジーは、全体的な電気代が安くなりそうなので候補に入れていたのですが、より昼間の電気代が安くなる電力会社を見つけたため、最終的にはそちらの会社を選びました。もう少し料金プランに幅があればなと思います。

自宅と経営している店舗の電気を、両方提供してくれる電力会社を探しています。エスケーエナジーの場合、自宅の電力は良いのですが、店舗のほうは別の電力会社を探さなければならず、迷っているところです。

インターネットに接続しないと電気料金を確認できない

エスケーエナジーでは、電気料金や電力使用量を専用のアプリケーションから通知しています。

2024年2月以降は、紙での検診請求書を廃止しており、インターネットにつなげる環境がなければ、料金や使用量を確認できません。また、一部のデータは、閲覧のためにPDFファイルをダウンロードする必要があり、データ容量の管理に手間がかかる可能性があります。

契約を締結しても一定時間は契約内容が反映されず、1ヶ月ほど時間がかかる可能性があるため、注意が必要です。また、ガスや電気の初回料金が反映されるのにも、時間がかかります。ガスの場合、1日~20日の契約では契約の翌月から、21日以降の場合は2ヶ月後から、電気の場合は一律2ヶ月後から反映しています。

さらに、電気代やガス代を支払うためには、口座振替、保証会社の収納代行サービス、口座振込の3種類から選択する必要があり、クレジットカードやコンビニ払いは利用できません。

この注意点について、以下の口コミが寄せられています。

もともと、エスケーエナジーで紙の検針票を見て電気代を把握していたのですが、今年から届かなくなってしまいました。自宅にWi-Fi環境がないため、電気使用量をチェックするのが面倒だと感じます。

エスケーエナジーと契約する際にクレジットカード払いにしたかったのですが、取り扱っていませんでした。代わりに口座振替にしているのですが、ポイントがつかなくてもったいないなあと思います。

付随するサービスが少ない

エスケーエナジーは、ガスの点検などのサービスは充実しているものの、付随するホームサービスなどはあまりありません。

電力会社によっては、契約している人が無料または格安で利用できるホームサービスなどを用意している場合があります。エアコンの清掃や水回りのトラブル対処、鍵開けや交換など、生活するうえで時折必要になるサービスをお得に利用できる契約を探している場合、エスケーエナジーは向かない可能性があるのです。

また、ガスと電気をセットで契約すれば、手続きは楽になるものの、割引サービスがあるわけではありません。電気とガスをセットで提供している会社によっては、セット割引を用意している場合もあります。そうしたサービスを利用したい場合は、ほかのエネルギー供給会社も検討してみましょう。

この注意点について、以下の口コミが寄せられています。

前の電力会社よりもエスケーエナジーのほうが電気代は安くなりましたが、前のところでは防犯サービスを割安で利用できていたので、そういったサービスがなくなって物足りなさは感じます。充実したサービスを利用したい場合は、価格が高くても我慢したほうが良いのかもしれません。

電気とガスをセットで契約しました。シノケンの物件に住んでおり、転勤で引っ越す可能性もあるため、入退去の手続きが楽になったのはありがたいのですが、セット割引などがあればもっと良かったのにと思います。ただ、電気代は安いと感じます。

エスケーエナジーがおすすめの人

エスケーエナジーとの契約に向いている人の特徴についてご紹介します。電力会社によって備えている特徴が異なるため、それにマッチする人もさまざまです。

エスケーエナジーとの契約に向いているのは、以下のような人です。

    <エスケーエナジーとの契約に向いている人>

  • シノケンが管理する物件にお住まいの人
  • シンプルな料金プランを選択したい人
  • 紙の検針票でなくて良い人

それぞれの特徴について、より詳しく見ていきましょう。

シノケンが管理する物件にお住まいの人

エスケーエナジーとの契約に向いているのは、シノケンが販売や管理を行っているマンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの人です。

シノケンでんきは、とくにこの集合住宅向けに特化した料金プランです。ガスとセットで契約すれば、物件の入退去の手続きと合わせて、供給を開始したり止めたりできます。引っ越しの手続きが楽になるため、転勤などで各地を転々とする予定がある場合でも、気軽に利用できるでしょう。

また、電気やガスの解約に伴う違約金もかからない ため、転勤までの間隔が短くとも安心です。最初に保証金を預けますが、解約の際に保証金は返金されます。住居とエネルギーに関する料金や手続きを無駄なく管理できるため、コンパクトにまとめたい人におすすめです。

シンプルな料金プランを選択したい人

エスケーエナジーとの契約に向いているのは、なるべくシンプルなプランの契約で済ませたい人です。

プランが豊富にある場合、自分のライフスタイルに合った料金プランを選べますが、その分検討することが多くなります。どの時間帯にどれだけ電気を使用しているか、どのような機器を導入している<かを確認してプランを選ぶのが面倒な人や、プランごとの利点を比べる手間をかけたくない人は、シンプルかつコンパクトなプランの人が向いているのです。

逆に言えば、なるべく自分や家族の生活にコミットした料金プランを、細かいところまで吟味して決めたい人には向いていません。契約内容をシンプルにまとめたいか、なるべく細かいところまでチェックして決めたいかによって、選ぶ電力会社を決めると良いでしょう。

紙の検針票でなくて良い人

エスケーエナジーとの契約に向いているのは、紙の検針票がなくとも電気代を管理できる人です。

エスケーエナジーでは、電気やガスの料金、使用量を確認するためには、専用のアプリケーションを利用する必要があります。以前は紙の検針票も送付していましたが、2024年1月分までで廃止されたため、現在はインターネットでの確認のみです。そのため、インターネットの活用に抵抗がなく、データをPDFでダウンロードして管理できる人に向いています。

逆に、どうしても紙の検針票を発行してほしいと考えている人は、無料または有料で紙面を送付してくれる電力会社を探すと良いでしょう。いち早く家庭でのペーパーレス化を進めたい場合は、エスケーエナジーがおすすめです。

エスケーエナジーのお申し込み方法

ここからは、エスケーエナジーへのお申し込み方法をご紹介します。エスケーエナジーへは、Web上のお申し込みフォームから必要な情報を入力してお申し込みを開始し、申込書に必要な情報を記入して送付しなければなりません。

新規契約の場合は、契約するエリア、契約者の氏名や住所、供給地点番号や連絡先、切り替えの場合はさらに前の電力会社とそのお客様番号などを記入し、お申し込みフォームから送信しましょう。その後に、契約内容についてエスケーエナジー側から連絡があります。

現在アナログメーターを使用している場合は、スマートメーターに取り替えてから電気契約が切り替えられるでしょう。スマートメーターへの取替工事に、工事費用などはかかりません。

電気プランの乗り換え時のよくある質問

  • 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
  • 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
  • エスケーエナジーが倒産した場合は電気がとまる?

電気プランの切替で電気の品質は変わる?

電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

電気プランの切替で停電の頻度は変わる?

電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。

エスケーエナジーが倒産した場合は電気がとまる?

電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、エスケーエナジーが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。

電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。

なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。

このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。

まとめ

電力会社を選ぶ際は、各電力会社が提供する料金プランやメリット、注意点などを把握して比較する必要があります。

エスケーエナジーは、福岡市を中心に、首都圏や関西圏など幅広いエリアに事業を広げているエネルギー供給会社です。シノケンが管理する物件に入居し、ガスと電気をまとめて契約すれば、入退去の手続きも楽になります。

電気料金プランはエリア別に決まっており、シンプルです。その分、生活スタイルに合わせたプラン選びはできませんが、迷わずに適したプランを選べます。アプリケーションから電気代や使用量を確認できるため、家庭でのペーパーレス化にもつながるでしょう。

さまざまな電力会社の特徴を比較し、自分や家族の生活に合った電気料金プランを選択してみてください。

電気料金データベース【エスケーエナジー】

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

エスケーエナジーによる電気料金プランの提供エリアは?

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてエスケーエナジーが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 提供地域 電力エリア プラン分析ページ
関西エリア 従量電灯A 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県(一部を除きます。)、福井県の一部、岐阜県の一部、三重県の一部 関西電力管内管内 「関西エリア 従量電灯A」の分析ページへ
九州エリア 従量電灯B 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く 九州電力管内管内 「九州エリア 従量電灯B」の分析ページへ
東北エリア 従量電灯B 青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県(ただし、山形県の飛島ならびに新潟県の佐渡島および粟島は除きます。) 東北電力管内管内 「東北エリア 従量電灯B」の分析ページへ
東京エリア 従量電灯B 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く 東京電力管内管内 「東京エリア 従量電灯B」の分析ページへ
中部エリア 従量電灯B 愛知県、岐阜県(一部を除く)、三重県(一部を除く)、静岡県(富士川以西)、長野県 中部電力管内管内 「中部エリア 従量電灯B」の分析ページへ

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は?

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
関西エリア 従量電灯A 56167円/年 103618円/年 117116円/年 127239円/年 137362円/年 171106円/年
九州エリア 従量電灯B 59193円/年 105358円/年 120998円/年 130189円/年 142765円/年 173401円/年
東北エリア 従量電灯B 64300円/年 115524円/年 133057円/年 143386円/年 157476円/年 191904円/年
東京エリア 従量電灯B 65858円/年 118709円/年 136345円/年 147127円/年 161170円/年 197110円/年
中部エリア 従量電灯B 66449円/年 116779円/年 133427円/年 143467円/年 156768円/年 190236円/年

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは?

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
関西エリア 従量電灯A
  • 独自燃調費・電源調整費等
    独自燃調費・電源調整費等で電気料金に調整がかかります
九州エリア 従量電灯B
  • 独自燃調費・電源調整費等
    独自燃調費・電源調整費等で電気料金に調整がかかります
東北エリア 従量電灯B
  • 独自燃調費・電源調整費等
    独自燃調費・電源調整費等で電気料金に調整がかかります
東京エリア 従量電灯B
  • 独自燃調費・電源調整費等
    独自燃調費・電源調整費等で電気料金に調整がかかります
中部エリア 従量電灯B
  • 独自燃調費・電源調整費等
    独自燃調費・電源調整費等で電気料金に調整がかかります

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、エスケーエナジーの公式HPをご確認ください。
おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

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ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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