LPガスを利用して電気を安く提供!アストモスエネルギーがおすすめの理由とは
電力小売が完全自由化された結果、私たちは電気を自由に選べるようになりました。少しでも電気料金を抑え、家計を節約したいと考える人にとって、選択肢が増えたのはうれしいでしょう。しかし、どれが自分の家庭にあう電気事業者なのか、自分で判断する必要があるともいえます。
数多くある新電力のなかから、自分の家庭にあうものを見つけ出すのは難しいです。それぞれの企業に特長や強みがあるため、見れば見るほど迷ってしまい、よくわからなくなってしまった人も多いでしょう。
そこで今回は、新電力のなかでも注目を集めている「アストモスエネルギー」についてご紹介します。アストモスエネルギーとはどのような特徴をもった企業なのか、おすすめの人、料金プランやメリット・デメリットから申し込み方法までくわしくご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
アストモスエネルギーとは
アストモスエネルギーは、すべての人の明日の友として、明るく未来を灯し続けることを目指す会社です。高い志をもって変革を続け、新しい価値を創造し、社員が一丸となって皆のために何ができるか考えるとともに、豊かで持続可能な社会の実現に貢献することを目標としています。
アストモスエネルギーは、会社名をアストモスエネルギー株式会社といい、東京都千代田区丸の内に本社があります。創業は1962年6月18日、資本金は100億円、株主は出光興産(株)が51%、三菱商事(株)が49%です。
従業員数は、2023年12月時点で325名、2023年度の売上高は5,794億円となっています。主な事業内容は、液化石油ガス(LPガス)の輸入、仕入れ、販売です。
LPガスは、全国約5,000万世帯のうち半数の世帯が利用する、国民生活における基幹エネルギーの一つです。環境にやさしいクリーンエネルギーであるとともに、分散型といって、災害に強い特長をもっています。
アストモスエネルギーは、LPガスの輸入から販売まで一貫した供給・販売体制のもと、全国各地に特約店をもち、日本全国の顧客の生活と産業を支えています。
社名「アストモス」の由来は、環境にやさしいLPガスの安定供給や次世代エネルギーを通じて、顧客と特約店の「明日を明るく灯す」、顧客と特約店のベストパートナーとして、「明日の友」として力をあわせて生きていくという意味です。
さらに「アストモス」という社名には、向上(Ascent)、熱望する(Aspire)、調和・宇宙(Cosmos)などの意味も込められているのです。
アストモスエネルギーの沿革として、まず1962年6月に「三菱液化瓦斯株式会社」が創業しました。その後、2001年10月に出光興産株式会社ホームエネルギー部が独立し、「出光ガスアンドライフ」が設立されました。
さらに、2006年4月に「三菱商事株式会社LPGユニット」が分社独立し、これら3社が事業統合され、「アストモスエネルギー株式会社」が設立されて現在に至ります。
2007年9月には、東ティモールとのLPガスターム契約を締結し、2008年11月にはロンドン支店、2009年12月には中東事務所、2012年12月にはシンガポール支店が設立されました。2013年2月には、米国産LPガスの購入・販売に関する複数年契約を締結しました。
国内支店は、以下のとおりです。
- 北海道支店:北海道札幌市
- 東北支店:宮城県仙台市
- 関東支店:東京都千代田区
- 北陸支店:石川県金沢市
- 中部支店:愛知県名古屋市
- 関西支店:大阪府大阪市
- 中国支店:広島県広島市
- 四国支店:愛媛県松山市
- 九州支店:福岡県福岡市
<国内支店>
海外拠点は、以下のとおりです。
- ロンドン支店
- シンガポール支店
- 中東事務所(アブダビ)
<海外拠点>
関連会社は、販売会社としてアストモスリテイリング株式会社や山田日之出ガス株式会社、サンホーム株式会社、充填・配送会社として株式会社アストモスガスセンター八戸、ガスクル株式会社などがあります。
二次基地としては、アストモスエネルギー株式会社金沢ターミナルや、株式会社市川アストモスターミナルなどがあります。さらに機器販売会社として、アストモスガス機器株式会社、輸入基地として九州液化瓦斯福島基地株式会社など多数です。
アストモスエネルギーの経営方針は、以下のとおりです。
- LPガスを中心としたエネルギーの利便性を向上し、顧客第一主義を掲げた経営を行う
- 適正な利益を上げ、企業価値を永続的に高めることを目指す
- 自己資本の拡充を積極的に図り、将来的には株式公開も視野に入れる
- 従業員が生きがい、やりがいをもって働ける企業であり続ける
- 事業に携わるパートナーと協力して、顧客に最大限の満足を提供する
- 諸法規を遵守し、社会規範を尊重して、公明正大な企業活動を行う
<アストモスエネルギーの経営方針>
アストモスは、これまでLPガスを利用した節電や、エネルギー利用の効率化のサポートを提供してきました。しかし、顧客の抱えるエネルギー関連の課題は、LPガス領域にとどまらないという結論に達したのです。
これからは、顧客自身がより安い電力を自由に選べる時代なので、今後は自らが小売電気事業者として電気を供給し、幅広いエネルギーに関するサポートを実施していくことになりました。
アストモスエネルギーの料金プラン
アストモスエネルギーのプランには、以下の3つがあります。
- エネファーム
- ダブル発電システム
- ハイブリッド給湯器
<アストモスエネルギーのプラン>
ここからは、それぞれの特徴についてご紹介していきます。
エネファーム
エネファームは、LPガスを利用して電気とお湯をつくるシステムです。マイホーム発電を利用して電気をつくれて、大きな節電効果で豊かな暮らしを実現します。
エネファームは、水素と酸素が結合することで電気をつくるシステムです。水に電気を流すと、水素と酸素に分解されます。そして、水素と酸素を化学反応させると電気と熱が発生し、そのあとには水ができます。
電気を起こすには水素が必要となるため、LPガスと水を反応させて効率的に水素を取り出し、水素と酸素を結合させて電気をつくるという仕組みです。
エネファームができること
エネファームは、これ1台で発電・給湯・お風呂・暖房がすべて行える機械です。エネファームを使えば、マイホーム発電で電気をつくれるだけでなく、給湯器と同様にキッチンやお風呂のシャワーでお湯が使えます。そして、お風呂のお湯張りもワンタッチで可能です。
さらに、バックアップ給湯器が内蔵されているため、温水床暖房やミストサウナ浴室暖房乾燥機など、家のいたるところに快適な温水設備を設置できます。
エネファームを利用すれば、一般的な家庭で消費する電力の約60%を補うことが可能です。残りの不足分の電力は、電力会社からの電気で補充できます。
エネファームを使ったマイホーム発電のメリット
エネファームを使ったマイホーム発電のメリットは、以下のとおりです。
- 電気を使うその場所で電気をつくるので、送電ロスがない
- CO²排出量を削減できる
- 家庭にあわせた省エネ運転ができる
- エネルギーモニターで電気の使用状況や過去の実績が確認できる
- 自立運転機能つき
<エネファームを使ったマイホーム発電のメリット>
ここからは、それぞれのメリットについてご説明していきます。
電気を使うその場所で電気をつくるので、送電ロスがない
エネファームを用いたマイホーム発電のメリットは、電気を使うその場所で電気をつくることにより、エネルギーを無駄にせず上手に利用できる点が挙げられます。電力会社でつくる電気は、家庭から遠く離れた場所でつくられるため、発電時の排熱や送電ロスなどで約60%も無駄にしているのです。
しかしマイホーム発電なら、送電時のロスも発生せず、発電する際に発生する熱を利用してお湯をつくるなど、便利に活用できます。その結果、エネルギーをほとんど無駄にすることなく、約93%のエネルギー利用効率を達成しました。
CO²排出量を削減できる
エネファームは、エネルギーを無駄なく、効率的に利用できるだけではありません。LPガスならではのクリーン性や、LPガスを燃やさずに利用する燃料電池の原理から、従来の発電システムにくらべて大幅にCO²排出量を削減できます。
1年間にできるCO²排出削減の量は約1.5トンで、これは杉の木約108本が1年間に吸収できるCO²に相当します。
家庭にあわせた省エネ運転ができる
エネファームなら、設置された家庭の1日あたりの電気とお湯の使用パターンを学習して、最適な省エネ運転を自動的に行う機能をもっています。発熱時の排熱でつくったお湯が貯湯ユニットにいっぱいになると、自動的に発電を中止してくれるため、排熱が無駄になりません。
たとえば、お湯を使わないときにはお湯が余らないように、もっともお湯を使う夕刻時には十分にお湯が貯まるように、電力消費も予測しながら発電します。そうすることで、自動的に効率の良い運転が可能です。
エネルギーモニターで電気の使用状況や過去の実績が確認できる
台所のリモコンとお風呂のリモコンでは、エネルギーモニターで、家庭の電気とお湯の使用状況がひと目で確認できます。さらに、過去の実績と比較して、どれだけ省エネができているかを実感することも可能です。
くわえて省エネ生活となるために、エネルギー使用量の目標値と実績を確認でき、我が家のCO²排出量の削減効果が、毎日の推移とともにわかる仕組みとなっています。
自立運転機能つき
エネファームの自立運転機能とは、エネファームの発電運転中に停電しても、エネファームが運転を停止しないで動き続け、発電した電気を専用コンセントによって家庭で使えるようにする機能です。エネファームから自立専用コンセントを通じて、各電化製品へ電気を供給します。
自立運転時に使用できる電気出力は最大350W(100V)で、これは貯湯ユニットでの消費電量を含みます。オプションでは、最大700Wまで使用可能なものもあり、寒冷地仕様機では最大700Wまで使用可能です。
自立運転時に使用できる家電製品の例として、液晶テレビなら40型で111W、パソコンなら45W、LED電球なら7W、携帯電話の充電に2W、扇風機は34Wとなります。停電時にも電気やお湯を使用したいなら、自立運転機能つきエネファームを選びましょう。
ダブル発電システム
ダブル発電システムとは、LPガスで発電する「エネファーム」と、太陽のエネルギーで発電する「太陽光発電システム」の両方を設置して、大きな節電効果を生み出すシステムです。
エネファームは、暮らしにあわせて電気とお湯をつくる機器です。くもりや雨の日、夜間でも、電気とお湯を供給できます。一方、太陽光発電は、太陽のエネルギーから電気をつくるので、CO²を排出しないのが特徴です。そのうえ、余った電気は電力会社に売れます。
「エネファーム」と「太陽光発電システム」の2つの優れた発電設備を導入すると、以下のような効果があります。
- ダブル発電の環境効果
- ダブル発電の売電効果
<「エネファーム」と「太陽光発電システム」を導入する効果>
ここからは、それぞれの効果についてご説明します。
ダブル発電の環境効果
エネファームも太陽光発電も、電気やお湯を実際に使う場所でつくるという地産地消の設備です。遠くの発電所でつくった電気を、家庭まで運んで使うよりも効率が良く、電気のつくり方と使い方が大きく見直される、これからの時代にふさわしいシステムといえます。
年間のCO²排出量は、オール電化にくらべて約67%の削減が可能です。このCO²削減量は、杉の木約223本の植林に相当する量となります。エネファームと太陽光発電のダブル発電が、いかに環境にやさしいシステムかを実感できます。
ダブル発電の売電効果
エネファームで発電された電気は電力会社に売れませんが、ダブル発電なら、エネファームが発電する分だけ太陽光発電で余る電気が増えるので、売電量が一気に増加します。
電力会社から買う電気の単価より、太陽光発電で売電する単価のほうが高いです。家庭の電気はエネファームでまかない、太陽光発電でつくった電気は売る方法がお得といえます。
ハイブリッド給湯器
ハイブリッド給湯器は、ガスと電気の良いところを組み合わせた究極のエコ給湯器です。電気を用いた「ヒートポンプ」と、ガスを用いたい「エコジョーズ」の2つを組み合わせたハイブリッド給湯器になります。
「ヒートポンプ」は、空気の熱を活用して、少ない電気で効率的にお湯を沸かすシステムです。「エコジョーズ」は、ガスの熱を利用してお湯を沸かすので、パワフルで使いたいときにいつでも十分なお湯を沸かせる、ガスの高効率給湯暖房機です。
この2つを組み合わせた「ハイブリッド給湯器」は、暮らしの時間帯や用途にあわせ、最適な機能を使い分けて効率的にお湯を沸かします。環境にやさしく省エネを実現し、さらに光熱費カットにも役立つ魅力的なシステムです。
アストモスエネルギーのメリットと良い口コミ・評判
アストモスエネルギーを利用するメリットと良い評判は、主に以下のとおりです。
- 電力切り替え費用が0円で煩雑な手続きなし
- 従来どおりの安定供給
- 変わらない品質を確保
- コストダウンを実現
- ワンストップサービスの実現
<アストモスエネルギーのメリットと良い口コミ・評判>
ここからは、それぞれの特徴についてご説明していきます。
電力切り替え費用が0円で煩雑な手続きなし
アストモスエネルギーの電力契約では、電力会社の切り替えにともなう費用の負担はありません。また、切り替えに際して、これまで利用していた電力会社への連絡など、必要な手続きのほとんどはアストモスエネルギーが行います。
煩雑な手続きもなしで、簡単に電力会社の切り替えが行えるので、これまで忙しくてなかなか切り替えに踏み切れなかった人でも、気軽に検討できます。
従来どおりの安定供給
切り替えしても、電力供給の安定性はこれまでどおりなので、安心して電気を利用できる点もメリットです。万一、アストモスエネルギーが契約する発電所が停止した場合でも、電力会社がバックアップするため、電力の供給は継続されます。
変わらない品質を確保
通常時のアストモスエネルギーからの電力供給でも、従来と同じように電力会社の送配電網を利用しているため、品質は変わりません。そのため、電力を切り替えしたあとも、これまでどおり安心して使い続けられます。
コストダウンを実現
アストモスエネルギーへ電力切り替えを行うことで、手間なく毎月の電気料金を削減できる点もメリットです。アストモスエネルギーは、主にLPガスの供給先のなかで発電設備を保有している工場から、自家使用を目的とした必要最低限の発電設備より、余剰分の電力を調達しています。
自社で発電するのではなく、LPガスの供給先より余剰の電気を調達することで、設備費などの固定費を最低限に抑制でき、コストダウンを実現できるのです。
ワンストップサービスの実現
ワンストップサービスとは、自社の提案力・商品力・技術力を向上させることで、複雑化・多様化した顧客のニーズを的確にサポートし、エネルギー自由化時代にも選ばれ続ける事業者の活動です。ユーザーの安心・満足・信頼につながる、ワンストップサービスの提供を目指しているのが特徴です。
提案力として、顧客の潜在的な課題や不便の発掘、共有と深堀りや、これに対する的確な解決策の提示やコンサルティングを行って、顧客が真に満足できる提案を実施します。
商品力として、顧客の本質課題解決に最適な機能の商品の提供を目指します。また、商品だけでなく、最適利用となる組み合わせパッケージの提供を行い、顧客の真の満足を実現する商品提供を行うことが可能です。
技術力では、複雑なシステム商材を適切に提供する施工技術を保有し、導入したあとも利用改善が継続できる技術アドバイスを実施します。顧客の真の満足の継続を支えるため、技術サポートを継続して行います。
法人の顧客向けには、LPガスと電力という複数のエネルギー供給を行いながら、あわせて二次エネルギーを最適利用するための、エンジニアリングサポートを実施することが可能です。
個人の顧客向けには、同様にLPガスと電力というマルチのエネルギーを供給します。それと同時に、安心・快適な生活の相談を受けながら、関連機器・リフォームなどの提案や、施工などのサポートを実施するサービスを行います。
アストモスエネルギーの注意点と悪い口コミ・評判
アストモスエネルギーの注意点として、電力会社の送配電網を使用しているので、万一落雷などによる送電網に起因する停電の場合は、従来どおり停電が発生する可能性があるため注意が必要です。
アストモスエネルギーがおすすめの人
アストモスエネルギーがおすすめの人や企業は、以下のとおりです。
- 費用や手間をかけずに低コストの電力を契約したい人
- LPガスと電力の供給と同時に、エンジニアリングサポートも受けたい企業
- 関連機器・リフォームなどの提案や施工などのサポートを受けたい人
<アストモスエネルギーがおすすめの人や企業>
それぞれの理由について、ご説明していきます。
費用や手間をかけずに低コストの電力を契約したい人
アストモスエネルギーの電力契約では、電力会社切り替えにともなう費用の負担は一切なく、0円で切り替えが可能です。さらに、今まで利用していた電力会社への連絡も、アストモスエネルギーが行ってくれます。
費用や煩わしい手間をかけずに、より低コストの電力を契約したいと考えているなら、アストモスエネルギーの電力を検討してみるのも良いでしょう。
LPガスと電力の供給と同時に、エンジニアリングサポートも受けたい企業
アストモスエネルギーのワンストップサービスでは、顧客のニーズを的確にサポートしてくれます。ユーザーの安心・満足・信頼につながるワンストップサービスを提供しており、とくに企業向けでは、二次エネルギーを最適利用するためのエンジニアリングサポートを実施しています。
アストモスエネルギーでは、顧客に対して真に満足してもらえるよう、具体的な解決策の提示を実施しているのが特徴です。とくに高い技術力を活かして、システムの導入後も的確な技術アドバイスを行うことが可能です。
関連機器・リフォームなどの提案や施工などのサポートを受けたい人
個人の家庭では、アストモスエネルギーならではの「LPガスと電力」というマルチのエネルギーを利用できるうえ、安心・快適な生活を送るための相談ができます。さらに、LPガスや電力関係の関連機器、それにまつわるリフォームを考えている人には、内容の提案や施工などのサポートもしてもらえるのでおすすめです。
アストモスエネルギーのお申し込み方法
アストモスエネルギーの電力を申し込みしたい人、またはアストモスエネルギーの電力についてくわしい説明を聞きたい人は、アストモスリテイリング株式会社へ問い合わせをしてみましょう。アストモスリテイリング株式会社のホームページより、問い合わせ先の事業所一覧が確認できます。
- 北海道カンパニー
- 東北カンパニー
- 関東第一カンパニー
- 関東第二カンパニー
- 中部第一カンパニー
- 中部第二カンパニー
- 関西カンパニー
- 中国第一カンパニー
- 中国第二カンパニー
- 四国カンパニー
- 九州第一カンパニー
- 九州第二カンパニー
<問い合わせ先の事業所一覧>
各カンパニーには、それぞれの地域に営業所や支店があります。たとえば、関東第一カンパニーには、町田営業所、横浜営業所、西東京営業所、宇都宮営業所、柏営業所、富士菱石岡営業所が所属しています。最寄りの営業所へ、電話にて問い合わせが可能です。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- アストモスエネルギーが倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
アストモスエネルギーが倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、アストモスエネルギーが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
アストモスエネルギーは、LPガスを中心としたエネルギーの提供によって、すべての人の明日の友として、明るく未来を灯し続けることを目指す会社です。幅広い供給網を活かして良質な電力を低コストで顧客に供給するとともに、幅広いエネルギーに関するサポートを行っているのも大きな魅力といえます。
コストを抑えて電力を利用したいだけでなく、LPガスとあわせてトータルでエネルギーの安定供給を求める人や、技術サポートを受けたい企業などは、ぜひアストモスエネルギーの電力をチェックしてみましょう。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
アストモスエネルギーによる電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてアストモスエネルギーが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
ふぁみりあプラン(中国エリア) | 鳥取県、島根県(隠岐諸島〔島後、中ノ島、西ノ島、知夫里島〕を除きます。)、岡山県、広島県、山口県(離島を除きます。)、兵庫県の一部、香川県の一部、愛媛県の一部 | 中国電力管内管内 | 「ふぁみりあプラン(中国エリア)」の分析ページへ |
ふぁみりあプラン(四国エリア) | 徳島県、高知県、香川県(一部を除きます。)、愛媛県(一部を除きます。) | 四国電力管内管内 | 「ふぁみりあプラン(四国エリア)」の分析ページへ |
ふぁみりあプラン(九州エリア) | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「ふぁみりあプラン(九州エリア)」の分析ページへ |
ふぁみりあプラン(東北エリア) | 青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県(離島は除く) | 東北電力管内管内 | 「ふぁみりあプラン(東北エリア)」の分析ページへ |
ふぁみりあプラン(東京エリア) | 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く | 東京電力管内管内 | 「ふぁみりあプラン(東京エリア)」の分析ページへ |
ふぁみりあプラン(中部エリア) | 愛知県、岐阜県(一部を除く)、三重県(一部を除く)、静岡県(富士川以西)、長野県 | 中部電力管内管内 | 「ふぁみりあプラン(中部エリア)」の分析ページへ |
ふぁみりあプラン(関西エリア) | 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県(一部を除きます。)、福井県の一部、岐阜県の一部、三重県の一部 | 関西電力管内管内 | 「ふぁみりあプラン(関西エリア)」の分析ページへ |
ふぁみりあプラン(北海道エリア) | 北海道 | 北海道電力管内管内 | 「ふぁみりあプラン(北海道エリア)」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。
ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
ふぁみりあプラン(中国エリア) | 61740円/年 | 105840円/年 | 117600円/年 | 126420円/年 | 135240円/年 | 164640円/年 |
ふぁみりあプラン(四国エリア) | 61740円/年 | 105840円/年 | 117600円/年 | 126420円/年 | 135240円/年 | 164640円/年 |
ふぁみりあプラン(九州エリア) | 59220円/年 | 101520円/年 | 112800円/年 | 121260円/年 | 129720円/年 | 157920円/年 |
ふぁみりあプラン(東北エリア) | 66780円/年 | 114480円/年 | 127200円/年 | 136740円/年 | 146280円/年 | 178080円/年 |
ふぁみりあプラン(東京エリア) | 66780円/年 | 114480円/年 | 127200円/年 | 136740円/年 | 146280円/年 | 178080円/年 |
ふぁみりあプラン(中部エリア) | 66780円/年 | 114480円/年 | 127200円/年 | 136740円/年 | 146280円/年 | 178080円/年 |
ふぁみりあプラン(関西エリア) | 56700円/年 | 97200円/年 | 108000円/年 | 116100円/年 | 124200円/年 | 151200円/年 |
ふぁみりあプラン(北海道エリア) | 75600円/年 | 129600円/年 | 144000円/年 | 154800円/年 | 165600円/年 | 201600円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
ふぁみりあプラン(中国エリア) |
|
ふぁみりあプラン(四国エリア) |
|
ふぁみりあプラン(九州エリア) |
|
ふぁみりあプラン(東北エリア) |
|
ふぁみりあプラン(東京エリア) |
|
ふぁみりあプラン(中部エリア) |
|
ふぁみりあプラン(関西エリア) |
|
ふぁみりあプラン(北海道エリア) |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、アストモスエネルギーの公式HPをご確認ください。