アースインフィニティの電気プランの特徴とは?メリットと注意点も解説

  • 更新日:2024/04/23

アースインフィニティにはお得な電気プランがあり、電気契約の切り替え先として人気があります。しかし、契約にあたってはアースインフィニティの良い部分はもちろん、注意点もチェックしなければなりません。さまざまな口コミとともにアースインフィニティがおすすめの人や申し込み方法もご紹介します。

アースインフィニティとは

アースインフィニティとは、2016年に始まった電力小売の全面自由化とともに市場に参入した、大阪市に本社を置く新電力会社です。アースインフィニティはアース電力と呼ばれる電気小売だけでなく、アースガスとして都市ガスの小売もおこなう会社として知られています。また、そのほかの事業内容として挙げられるのは、電子機器の製造・販売・卸業です。

もともとは2002年に電気工事業として登録したのがアースインフィニティの始まりです。2016年5月には登録小売電気事業者の登録をおこない、2019年6月には登録ガス小売事業者登録もおこなっています。そして、2020年に東京証券取引所JASDAQへ上場したあと、2022年4月には東京証券取引所スタンダード市場への移行を果たしました。

アースインフィニティには、一般の家庭だけでなく多くの自治体や官公庁といった公的機関への電力供給実績 があります。会社としての歴史はそれほど長くありませんが、たくさんの電気契約の実績があることから、安心できる電気の切り替え先としても高い人気を誇ります。また、アースインフィニティでは再生可能エネルギーの推進にも積極的で、太陽光発電と蓄電池の申し込みが可能です。

アースインフィニティの料金プラン

アースインフィニティは、北海道から九州まで広いエリアをカバーする電力会社です。そのため、お住まいの地域を問わず多くの方がアースインフィニティのお得なプランを契約できる点が魅力といえます。さらに、都市ガスも手掛けるアースインフィニティならではのお得なプランが選べることも魅力のひとつです。

基本的なプランは?

アースインフィニティが提供する基本的な電気料金プランは、契約電流の大きさごとに選べる2種類です。一般的な家庭であればバリューパックSプランの契約となり、商店や事務所などで多くの電力を消費する方にはバリューパックMプランでの契約となります。

さらに、アースインフィニティのガス契約とセットで契約をまとめれば、電気料金もガス料金もお得になる バリューパックSGとバリューパックMGがあります。このほかにも、大型のエアコンなどを利用する事業者向けの動力プランも選択可能です。それぞれエリアや条件によって選べるプランが違うため、契約の際には注意しましょう。

プラン名 契約内容 適用条件
バリューパックS 電気契約のみ 10アンペア以上60アンペア以下
バリューパックM 電気契約のみ 6キロボルトアンペア以上、原則として50キロボルトアンペア未満
バリューパックSG 電気契約とガス契約 10アンペア以上60アンペア以下
バリューパックMG 電気契約とガス契約 6キロボルトアンペア以上、原則として50キロボルトアンペア未満

契約できる地域は?

アースインフィニティで電力だけでなくガスの契約も検討されている場合には、ガス供給エリアが限定的である点に注意しましょう。現在、東京ガスエリア・大阪ガスエリア・東邦ガスエリアの一部地域でしか、アースインフィニティのガスは利用できません。ただし、1つのエリアだけでなく3つのエリアでガス契約が可能であることから、比較的対象となる地域は広いといえます。

電気契約のほかにガス契約を希望する場合、アースインフィニティがガスの供給をおこなっているエリアのみ、バリューパックSGプランまたはバリューパックMGプランが契約可能となります。まずは、お住まいのエリアが電気のみ契約可能なのか、ガスもセットで契約可能なのかをチェックしてみてください。

また、東邦ガスエリアでアースインフィニティがガスの小売サービスを始めたのは2023年1月と最近のことで、今後もほかのエリアでのガス供給が開始される可能性もあります。契約をお考えの際には、アースインフィニティの公式ホームページにて最新のガス提供エリアのご確認をお願いいたします。

エリア名 対象地域(離島を除く) ガス供給
北海道 北海道 なし
東北 青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県・新潟県 なし
東京 茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・静岡県(富士川以東) 東京ガス供給区域(東京地区等)
中部 愛知県・岐阜県(一部除く)・三重県(一部除く)・長野県、静岡県(富士川以西) 愛知県・岐阜県・三重県の東邦ガスネットワーク供給区域
北陸 富山県・石川県・福井県(一部除く)・岐阜県の一部
関西 滋賀県・京都府・大阪府・奈良県・和歌山県・兵庫県(一部除く)・福井県の一部・岐阜県の一部・三重県の一部 大阪ガス供給区域(西播磨サテライトエリアを除く)
中国 鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・兵庫県の一部・香川県の一部・愛媛県の一部 なし
四国 徳島県・高知県・香川県(一部除く)・愛媛県(一部除く) なし
九州 福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県 なし

ガス供給エリア内の一般家庭はバリューパックSG がおすすめ

アースインフィニティの電気は供給エリアが広いため、多くの方が契約対象となります。さらに、ガス供給エリア内にお住まいであれば、電気とガスのセット契約がおすすめです。一般家庭ならば10 アンペア以上60 アンペア以下となるため、選択できるプランはバリューパックSGです。

アースインフィニティでは、電気料金がエリアごとに異なるほか、電気の使用量によって3段階の単価が適用されます。基本的に1段料金が最安値で2段・3段と電気の使用量が多くなるにつれ料金もアップします。どのくらいお得になるかは電気の使用量によっても異なるため、エリアごとに設定された料金をチェックすることが大切です。

現在、関西電力や東京電力などと契約されている方がアースインフィニティの電気とガス契約に切り替えると、電気代とガス代の両方が節約可能です。実際にアースインフィニティのホームページでは、関西エリアで1万5,156円、関東エリアで1万4,400円のコストが削減できるとの試算 も公表されています。実際にアースインフィニティとの契約でどれくらいの節約になるかは、ホームページの料金シミュレーションで確認してみてください。

アースインフィニティのメリットと良い口コミ・評判

アースインフィニティの電気を利用したくても、具体的にどのようなメリットがあるかわからず、契約を迷われている方も多いかもしれません。アースインフィニティの電気には、以下のようなメリットがあります。ここからは、それぞれのメリットについてご紹介します。

  • 電気代が安くなる
  • 対象エリアが広い
  • SDGsによる社会貢献
  • 太陽光・蓄電池の相談や卒FITの電源買取に対応している

電気代が安くなる

アースインフィニティは、一般的な電気事業者と比較して基本料金と従量料金が安い ことから、トータルの電気代が安くなりやすい点がメリットです。電気のみの契約ではなくガスの契約をセットにするとさらに割引となり、今までよりも安値で電気とガスを利用できます。

もちろん、申し込みや切り替えの際に原則として費用はかからず、ガス機器の交換も不要です。 今までの電力会社からの切り替えでサービス面において不利になると思われるかもしれませんが、停電時には電力会社からの供給に切り替わるため供給の停止はありません 。アースインフィニティが提供するこうした安心感も、電気契約においては大切なポイントです。

インターネット上ではアースインフィニティの電気代の安さについての良い口コミがあります。アースインフィニティが提供するプランと自分のライフスタイルがマッチすれば、電気代が高くなりやすい夏場でもお得さを実感できるようです。

対象エリアが広い

アースインフィニティの電気は、アースインフィニティの本社がある大阪だけでなく、沖縄や離島などを除くほぼ全国を対象としていることもメリットです。もちろん、すべての地域でアースインフィニティの電気を利用できるわけではありませんが、対象エリアにお住まいならば電気の切り替えを考えてみても良いでしょう。

さらに、ガスの供給エリアも拡大していることから、電気とガスのセット割引の恩恵を受けられる方も増えています。現在は関西と関東にくわえ、東邦ガスエリアとなる愛知県・岐阜県・三重県の一部でガスの契約が可能です。ガス供給エリアにお住まいならば、お得な電気とガス両方での契約を考えてみてください。

インターネット上には、こうしたエリア拡大に対する良い口コミも見られました。よりお得なプランが選べるエリアが増えることは、ユーザーにとっても大きな利益となります。

SDGsによる社会貢献

アースインフィニティでは、持続可能な開発目標であるSDGsの達成に意欲的に取り組んでいます。こうした取り組みにより、企業としての価値を高めながら次世代を見据えたエネルギーのありかたを考えています。自分が選んだ会社が社会に大きく貢献していると誇りに感じるユーザーも多いはずです。

アースインフィニティは2021年に風力発電所の建設をおこない、メタン発酵によるバイオガスへの出資もおこなっています。また、海洋資源の保全活動やジェンダー平等といった問題についても積極的です。

インターネット上では、ウガンダ共和国の支援による安定した電力の供給や国の発展を目的とする戦略的提携 について歓迎する声も見られます。

太陽光・蓄電池の相談や卒FITの電源買取に対応している

アースインフィニティでは、2022年3月より太陽光・蓄電池の販売を開始 しています。この背景にあるのは脱炭素社会の実現やSDGsの貢献目標があり、こうしたサービスの利用は地球環境を考えるユーザーにとってメリットです。

また、同じタイミングで卒FITの電源買取も開始 されました。こちらは、いち早く太陽光発電を利用していた方のなかでも、再生可能エネルギー固定価格買取制度による10年間の買取期間が満了された方にとってメリットです。アースインフィニティでは、卒FITの電源買取をとおして再生可能エネルギーの普及に取り組んでいます。

アースインフィニティの注意点と悪い口コミ・評判

アースインフィニティには料金の安さや環境意識の高さなどさまざまなメリットがあるものの、契約にあたり注意しておきたい点があります。ここからは、知っておきたい注意点をご紹介するので、チェックしてみてください。

  • 契約途中の解約金が高すぎる
  • 電源調達調整額導入により電気代が高額になる可能性がある

契約途中の解約金が高すぎる

アースインフィニティは、2022年4月30日付で電気供給約款別表を改定 しています。この改定内容のひとつとして挙げられるのが、解約事務手数料の大幅な増額です。従来は税込みで5,390円であった解約事務手数料が、2022年6月1日からは税込み1万1,000円と倍近くに値上がりした形になります。

ただし、この解約事務手数料は契約期間内の解約にのみ適用されるものであり、最低利用期間の36か月をもって解約する場合には支払いは発生しません。しかし、ほかの電力小売会社が設定している解約金と比較しても高額であることから、悪い口コミや評判が多く見られます。

インターネット上では、解約事務手数料の変更を知らずに想定よりも多い金額を支払ったとの声や、深く考えずに契約したものの、解約に高額な手数料が必要となってしまったとの声がありました。多くの方が電力自由化により電気の切り替えを検討されていますが、アースインフィニティの解約事務手数料の高さには注意が必要です。

電源調達調整額導入により電気代が高額になる可能性がある

2022年4月30日付の電気供給約款別表改定によるもうひとつの変更点が、 2022年7月からの電源調達調整額導入です。この電源調達調整額とは、電気の仕入れ値の上昇をユーザーが支払う電気代に反映させるものとなります。電気が安ければ契約者が支払う電気代も安くなるものの、電気の市場価格が高騰すると契約者は高額な電気代の請求に驚く事態になりかねません。

もちろん、アースインフィニティが電源調達調整額を導入した背景には、国際情勢の不安定さによる世界的なエネルギー価格の高騰といった正当な理由があります。また、アースインフィニティは、電源調達調整額の導入で異常ともいえる電力の高騰に備えるとともに、情勢が安定した際には顧客への還元をおこなうとしています。

しかし、現状では電源調達調整額の導入により電気代が高くなる傾向が続いていることから、インターネット上では悪い評判が増えることになりました。アースインフィニティの電気プランの安さに魅力を感じて契約する際には、トータルの金額も確認することが大切です。

アースインフィニティがおすすめの人

アースインフィニティとの電気プラン契約はすべての方におすすめできるわけではなく、一定の条件を満たす方におすすめできます。アースインフィニティとの契約前には、自分がアースインフィニティの電気プランとの相性をたしかめてみてください。具体的にアースインフィニティがおすすめできるのは、以下のような方です。

  • ガス供給エリアにお住まいの方
  • 企業としての将来性に期待している方

ガス供給エリアにお住まいの方

アースインフィニティのアースガスの供給エリアに該当する方であれば、電気とガスのセット割が適用されるため、電気代が安くなります。現在は、一部を除き大阪ガスエリア・東京ガスエリア・東邦ガスエリアが該当しますので、エリア内にお住まいの方は電気だけでなくガスの切り替えを検討してみても良いでしょう。

一般家庭向けプランのセット割引の利用では、電気契約のみとなるバリューパックSではなく、電気とガスのバリューパックSGでの契約となります。契約エリアによって2つのプランに設定されている従量料金が異なるため、まずはどのくらいお得か比較するのがおすすめです。

ただし、ライフスタイルによっては電気とガスとのセット割引が適用されたとしても、現在の料金より安くならないケースもあります。したがって、契約前にはホームページで料金シミュレーションをおこなうことが大切です。料金シミュレーションの結果、現在の光熱費が削減される見込みならば、契約を検討してみてください。

企業としての将来性に期待している方

アースインフィニティは、単なる電気とガスの小売事業だけでなく、地球環境に配慮したSDGsにも積極的に取り組んでいる企業です。したがって、電気代の安さはもちろんのこと、企業としての将来性やブランドに魅力を感じている方も、アースインフィニティの契約がおすすめできます。

また、新電力各社で倒産や廃業が相次ぐ なかでもアースインフィニティは契約件数を順調にのばし 、2023年10月には電気契約が4万件を突破したことを発表しました。あわせて、東京証券取引所スタンダード市場の上場維持基準に適合 していることも確認され、現状では安定した経営状況であると判断できます。

電気代の高騰が続くなかでアースインフィニティとの契約に魅力を感じない方であっても、将来的な企業価値に魅力を感じるならば、今後アースインフィニティの電気利用を検討してみても良いでしょう。とはいえ、解約事務手数料の高さや電源調達調整額導入といったリスクについては十分考える必要があります。

アースインフィニティのお申し込み方法

アースインフィニティとの電気契約をおこないたい場合には、いくつかの方法が選択可能です。また、申し込みにおいて、いくつか知っておきたいポイントがあります。ここからは、具体的な申し込み方法と注意点をご紹介します。

どこから申し込める?

アースインフィニティの契約は、ホームページから必要事項を入力するか、電話にて申し込みをおこないます。申し込みの際には、スムーズな作業のために電気・ガスの使用量を知らせる検針票を用意しましょう。

インターネットから申し込む場合には、アース電力のみ・アースガスのみ・電気とガスのセットのいずれかを選んでください。申し込みにあたっては、トラブルを避けるためにも供給約款・料金表・重要事項説明書を十分に確認しましょう。そのうえで、契約者情報と現在の契約内容、申し込むプランを入力して完了です。

電話での問い合わせは、平日の10時から17時まで受け付けています。ただし、年末年始・お盆・ゴールデンウィークには休止する点にはご注意ください。また、タイミングによっては電話が混み合うことも予想されるため、できる限りホームページからの申し込みをおすすめします。

申し込み後にいつから使える?

アースインフィニティの電気供給は、申し込んですぐに使えるわけではなく、ある程度時間がかかる 点に注意が必要です。アースインフィニティの電力供給開始は、高圧・低圧の契約種別によって異なります。

高圧での契約の場合だと、申し込みから最大で2か月から3か月後に電気が供給されます。該当エリアの電力会社によっても、この期間は異なる点に注意しましょう。また、低圧での契約では、申し込みから2週間以降の検針日から供給が開始されます。

電気代の支払い方法は?

アースインフィニティの電気料金の支払い方法は、高圧・低圧の契約種別により異なります。高圧の契約だと、口座振替か銀行振り込みでの支払いです。銀行振り込みの場合に手数料は自己負担となります。一方で低圧の契約では、口座振替かクレジットカード払いのいずれかを選びます。想定していた支払い方法ができないなどのトラブル防止のためにも、申し込みの際にはあらかじめ支払い方法をチェックしておきましょう。

電気プランの乗り換え時のよくある質問

  • 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
  • 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
  • アースインフィニティが倒産した場合は電気がとまる?

電気プランの切替で電気の品質は変わる?

電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。

電気プランの切替で停電の頻度は変わる?

電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。

また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。

アースインフィニティが倒産した場合は電気がとまる?

電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、アースインフィニティが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。

電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。

なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。

このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。

まとめ

アースインフィニティは、2002年に設立された新電力会社で、現在は東京証券取引所スタンダード市場に上場を果たしています。アースインフィニティで契約できるのは電気とガスです。電気は北海道から九州までの広いエリアをカバーし、ガスは大阪ガス・東京ガス・東邦ガスの供給エリアが対象です。

アースインフィニティと契約するメリットとしては、料金の安さとエリアの広さのほか、SDGsによる社会貢献などが挙げられます。ただし、解約事務手数料の高さや電源調達調整額導入による電気代上昇リスクは注意点です。契約時には、電気代が安くなるとの良い評判を信用するだけでなく、具体的な料金シミュレーションをおこないましょう。

アースインフィニティの電気利用をおすすめできるのは、アースインフィニティのガス供給エリアに住んでいて電気とのセット割引の対象となる方です。アースインフィニティでは、電気とガスをセットで申し込むと電気代とガス代が割引になるため、光熱費の削減が期待できます。このほかにも、アースインフィニティの将来性やブランドイメージに魅力を感じる方も、利用をおすすめできます。

アースインフィニティの電気に興味を抱いたら、メリットとリスクを把握したうえで、申し込み方法をチェックしてみてください。また、電気供給まで時間がかかる点と支払い方法にも注意しましょう。

電気料金データベース【アースインフィニティ】

電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。

アースインフィニティによる電気料金プランの提供エリアは?

各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてアースインフィニティが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。

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プラン 提供地域 電力エリア プラン分析ページ
バリューパックM 四国 徳島県、高知県、愛媛県、香川県、一部離島を除く 四国電力管内管内 「バリューパックM 四国」の分析ページへ
バリューパックS 九州 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く 九州電力管内管内 「バリューパックS 九州」の分析ページへ
バリューパックM 九州 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く 九州電力管内管内 「バリューパックM 九州」の分析ページへ
バリューパックS 中国 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、兵庫県の一部、香川県の一部、愛媛県の一部、一部離島を除く 中国電力管内管内 「バリューパックS 中国」の分析ページへ
バリューパックM 中国 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、兵庫県の一部、香川県の一部、愛媛県の一部、一部離島を除く 中国電力管内管内 「バリューパックM 中国」の分析ページへ
バリューパックS 四国 徳島県、高知県、愛媛県、香川県、一部離島を除く 四国電力管内管内 「バリューパックS 四国」の分析ページへ
バリューパックSG 関西 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県(一部を除きます。)、福井県の一部、岐阜県の一部、三重県の一部 関西電力管内管内 「バリューパックSG 関西」の分析ページへ
バリューパックMG 関西 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県(一部を除きます。)、福井県の一部、岐阜県の一部、三重県の一部 関西電力管内管内 「バリューパックMG 関西」の分析ページへ
バリューパックS 北陸 富山県、石川県、福井県(一部を除く)および岐阜県の一部、一部離島を除く 北陸電力管内管内 「バリューパックS 北陸」の分析ページへ
バリューパックM 北陸 富山県、石川県、福井県(一部を除く)および岐阜県の一部、一部離島を除く 北陸電力管内管内 「バリューパックM 北陸」の分析ページへ
バリューパックS 関西 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県(一部を除きます。)、福井県の一部、岐阜県の一部、三重県の一部 関西電力管内管内 「バリューパックS 関西」の分析ページへ
バリューパックM 関西 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県(一部を除きます。)、福井県の一部、岐阜県の一部、三重県の一部 関西電力管内管内 「バリューパックM 関西」の分析ページへ
バリューパックM 東京 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く 東京電力管内管内 「バリューパックM 東京」の分析ページへ
バリューパックSG 東京 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く 東京電力管内管内 「バリューパックSG 東京」の分析ページへ
バリューパックMG 東京 栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)、一部離島を除く 東京電力管内管内 「バリューパックMG 東京」の分析ページへ
バリューパックS 中部 愛知県、岐阜県、三重県、静岡県(富士川以西)、長野県 中部電力管内管内 「バリューパックS 中部」の分析ページへ
バリューパックM 中部 愛知県、岐阜県、三重県、静岡県(富士川以西)、長野県 中部電力管内管内 「バリューパックM 中部」の分析ページへ
バリューパックM 北海道 北海道(一部離島を除く) 北海道電力管内管内 「バリューパックM 北海道」の分析ページへ
バリューパックS 東北 青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県、一部離島を除く 東北電力管内管内 「バリューパックS 東北」の分析ページへ
バリューパックM 東北 青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県、一部離島を除く 東北電力管内管内 「バリューパックM 東北」の分析ページへ

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

電気料金プランの想定年間電気代は?

電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。

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プラン 一人暮らし 二人暮らし 三人暮らし 四人暮らし 五人暮らし 六人暮らし
バリューパックM 四国 契約不可 契約不可 契約不可 契約不可 145865円/年 175457円/年
バリューパックS 九州 59994円/年 105847円/年 121474円/年 130574円/年 143167円/年 173503円/年
バリューパックM 九州 59994円/年 105847円/年 121474円/年 130574円/年 143167円/年 173503円/年
バリューパックS 中国 58950円/年 108349円/年 122115円/年 132440円/年 142765円/年 177181円/年
バリューパックM 中国 契約不可 契約不可 契約不可 契約不可 154435円/年 184735円/年
バリューパックS 四国 59861円/年 109451円/年 123654円/年 134307円/年 144959円/年 180467円/年
バリューパックSG 関西 56618円/年 103389円/年 116613円/年 126531円/年 136449円/年 169509円/年
バリューパックMG 関西 62176円/年 105214円/年 120737円/年 128815円/年 141646円/年 168574円/年
バリューパックS 北陸 57168円/年 99211円/年 113030円/年 121217円/年 132307円/年 159595円/年
バリューパックM 北陸 57168円/年 99211円/年 113030円/年 121217円/年 132307円/年 159595円/年
バリューパックS 関西 56618円/年 103598円/年 116961円/年 126984円/年 137006円/年 170414円/年
バリューパックM 関西 62219円/年 105610円/年 121368円/年 129623円/年 142630円/年 170146円/年
バリューパックM 東京 66668円/年 119201円/年 136870円/年 147547円/年 161657円/年 197249円/年
バリューパックSG 東京 66668円/年 118970円/年 136486円/年 147048円/年 161042円/年 196250円/年
バリューパックMG 東京 66668円/年 118970円/年 136486円/年 147048円/年 161042円/年 196250円/年
バリューパックS 中部 67324円/年 117365円/年 134050円/年 143989円/年 157361円/年 190493円/年
バリューパックM 中部 67324円/年 117365円/年 134050円/年 143989円/年 157361円/年 190493円/年
バリューパックM 北海道 78502円/年 138041円/年 157958円/年 169828円/年 185789円/年 225353円/年
バリューパックS 東北 65095円/年 116057円/年 133654円/年 143881円/年 158069円/年 192161円/年
バリューパックM 東北 65095円/年 116057円/年 133654円/年 143881円/年 158069円/年 192161円/年

※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。

各電気料金プランのオプションは?

電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。

※横にスクロールで表全体を表示

プラン オプション
バリューパックM 四国

見つかりませんでした。

バリューパックS 九州

見つかりませんでした。

バリューパックM 九州

見つかりませんでした。

バリューパックS 中国

見つかりませんでした。

バリューパックM 中国

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バリューパックM 東京

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バリューパックS 中部

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バリューパックM 北海道

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バリューパックS 東北

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※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。

補足

  • 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、アースインフィニティの公式HPをご確認ください。
おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
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プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
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