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エコログDenkiのサービスは?料金プランをご紹介!
「電気代を今より安くしたい」「もっと生活にコミットしたプランに乗り換えたい」「今利用している電力会社を信用できない」など、電力会社を乗り換えたいと感じる理由は人それぞれです。そのため、どのような電力会社との契約が向いているのかも、人によって異なります。
電力会社との契約を乗り換える際は、候補となる電力会社の提供サービスや企業理念、得られるメリットなどを比較して、自分や家族の生活に合ったものを選ぶことが大切です。この記事では「エコログDenki」の提供している料金プランや契約のメリットと注意点、エコログDenkiとの契約に向いている人の特徴などから、エコログDenkiがどのような電力会社なのかを紹介しています。
これを読めば、エコログDenkiの理念に共感できるか、電気代を安くできそうか、自分や家族の生活に合っているかを比較する材料にできるでしょう。エコログDenkiとの契約を検討している人や、これから乗り換え先の電力会社を探そうと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
エコログDenkiとは

エコログDenkiは、東京都豊島区西池袋に本社を置く電力供給会社です。2020年に設立され、現在は神奈川県や埼玉県にも支社があります。
主要事業を「エネルギー事業」としており、電気やガスの販売を手がけている企業です。顧客一人ひとりによって使用用途の異なるエネルギーに対し、それぞれの要望に応えられるよう、適切なエネルギープランを提案できるように努めています。
再生可能エネルギーによって発電されたものを含む、電力や都市ガス、プロパンガスを一般家庭や事業者に供給しています。電気は、事業者であれば沖縄を除く日本全国、個人であれば関東、都市ガスは関東、関西、中部、九州、プロパンガスは関東が供給エリアです。契約者向けのサポートサービスも充実しており、安全にエネルギーを利用してもらえるよう事業に力を入れています。
企業のビジョンとして新しい価値の創出を掲げており、顧客や社会の課題解決に向けて邁進しているのが特徴です。「環境問題」と「価値の創出」を軸として、さまざまな対策を展開しています。
環境問題への取り組みでは、再生可能エネルギーの導入、エネルギーの効率的な利用などを取り入れて、地域の環境保全やエネルギーの安定供給に貢献している状況です。価値の創出への取り組みでは、電気やガスの供給にデジタル技術を活用し、省力化や自動化だけでなく、新しい成果、体験、価値を創造できるように取り組んでいます。
持続可能な世界を実現するために、国連サミットで採択されたSDGsにも取り組んでおり、17の目標のうち、5つを取り上げて力を入れているのも特徴です。より多くの人にクリーンなエネルギーを提供し、自社社員への働きがいや地域への経済的な貢献を実現できるよう努め、会社規模などによらず平等なサービス提供を行っています。「脱炭素」をキーワードに料金プランを提案し、周囲の企業とのパートナーシップを活性化しています。
ホームサポートやスマートケアなど、生活するうえでのサポートもさまざまなものを利用可能です。エネルギーをまとめて契約するとお得になるサービスもあり、さまざまなサービスを一括で利用したい場合に適した電力会社と言えます。
エコログDenkiの料金プラン
続いて、エコログDenkiが提供している、家庭向け電気料金プランについて見ていきましょう。エコログDenkiの電気供給エリアは、事業所であれば全国にわたりますが、個人の場合は関東エリアのみです。すなわち、東京電力管轄のエリアが対象となります。
エコログDenkiでは、基本料金と電力を使用した分の従量料金、電源調達調整費、再生可能エネルギー発電促進賦課金、安定供給維持費の合計が電気料金となっています。電源調達調整費は毎月変動するため、注意しましょう。
エコログDenkiから提供されている家庭向け電気料金プランは、以下のとおりです。
- エコログDenki ファミリープラン
- エコログDenki オール電化プラン
<エコログDenkiから提供されている家庭向け電気料金プラン>
それぞれのプランについて、詳しく見ていきましょう。
エコログDenki ファミリープラン
エコログDenki ファミリープランは、一般的な家庭向けのスタンダードな料金プランです。関東エリアのみで利用でき、エコログDenkiが供給するLPガス供給サービス「エコログプロパンHプラン」を契約することが条件となっています。
従量電灯Bと従量電灯Cの2種類があり、基本料金の設定は異なりますが、電力量料金の定めは同じです。エコログDenki ファミリープランの具体的な料金は、以下のとおりです。
【エコログDenki ファミリープランの具体的な料金】
料金種別 | 区分 | 単価(円/税込) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 従量電灯B | 10A | 280.48 |
15A | 420.72 | ||
20A | 560.96 | ||
30A | 841.44 | ||
40A | 1,121.92 | ||
50A | 1,402.40 | ||
60A | 1,682.88 | ||
従量電灯C | 6kVA以上50kVA未満の1kVAあたり | 280.48 | |
電力量料金 | 120kWhまで | 22.50 | |
120~300kWhまで | 27.45 | ||
300kWh以上 | 30.52 |
エコログDenki オール電化プラン
エコログDenki オール電化プランは、エコキュートやIHクッキングヒーターなどを導入している、オール電化住宅向けの電気料金プランです。こちらも関東地方のみの供給となっており、LPガス供給サービス「エコログプロパンHプラン」の利用が前提となっています。
エコログDenki オール電化プランでも、従量電灯Bと従量電灯Cに分かれていますが、エコログDenki ファミリープランとは異なり、従量電灯Bの15Aは取り扱っていません。電力量料金の単価は、昼間と夜間で分かれています。
【エコログDenki オール電化プランの料金】
料金種別 | 区分 | 単価(円/税込) | |
---|---|---|---|
基本料金 | 従量電灯B | 10A | 286.00 |
20A | 572.00 | ||
30A | 858.00 | ||
40A | 1,144.00 | ||
50A | 1,430.00 | ||
60A | 1,716.00 | ||
従量電灯C | 6kVA以上50kVA未満の1kVAあたり | 286.00 | |
電力量料金 | 昼間時間(午前6時~翌午前1時) | 25.28 | |
夜間時間(上記以外の時間帯) | 17.78 |
エコログDenkiのメリットと良い口コミ・評判
ここからは、エコログDenkiと契約する際のメリットについてご紹介します。エコログDenkiでは、エネルギーの供給を安定させるとともに、デジタル化をはじめとする新たな価値やサービスの創出と提供を心がけており、顧客満足度を高めるための取り組みを行っています。
エコログDenkiのメリットは、以下のとおりです。
- エネルギーの契約をまとめられる
- オプションサービスを利用できる
- 乗り換え前と品質の変わらない電気を利用できる
<エコログDenkiのメリット>
それぞれのメリットについて、寄せられた口コミとともに見ていきましょう。
エネルギーの契約をまとめられる
エコログDenkiのメリットは、電気を契約する際にガス契約もまとめられる点です。エネルギー供給先を1本に絞れば、料金の支払いを一括で済ませられます。そのため、電気の支払いはいつ、ガスの支払いはいつといったように、分けて考える必要がありません。
エコログDenkiでは、会員用マイページも提供しているため、電気やガスの使用量や料金をWeb上でまとめて確認できます。マイページでは、契約内容や料金に関する情報を契約地点別や日別、月別、年別に確認可能です。
このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
家庭用の電気契約をエコログDenkiに乗り換える際、ガス契約も一緒に乗り換えました。セットプランしかないので、どうなるかなと不安でしたが、まとめてお得な料金で使えていると感じます。
エコログDenkiに乗り換えて、初めて検針結果がデジタル化しました。紙の検針票は処分する必要があるし、嵩張るなと思っていたところだったので、Web上で簡単に閲覧できるのはありがたいですね。
前までは、電気とガスを別々の会社で契約していたため、支払期日も別々で「あれ、支払ったっけ?」と思うことが多かったのですが、エコログDenkiに乗り換えてからそれがなくなりました。仕事などが忙しくても、支払いを忘れずに済むため助かっています。
オプションサービスを利用できる
エコログDenkiのメリットは、電気やガスの利用に付随して、オプションサービスを利用できる点です。エコログDenkiでは、企業向けと家庭向けにそれぞれオプションサービスを提供しており、家庭向けには「あんしんホームサポート」「スマートケアM」「スマートケアH」の3種類のサービスを提供しています。
「あんしんホームサポート」は、家電や住宅設備機器が故障した際に利用できる、修理サポートサービスです。コールセンターへの電話1本で対応してくれる修理業者を手配してくれて、発送修理時の往復送料が無料になります。エコログDenkiが指定している対象商品の自然故障であれば、無料で修理を受けられる特典もつくのが特徴です。
「スマートケアM」は、通信機器を含む家電機器が故障した際に、修理を手配してくれるサービスになります。月額料金はかかりますが、最初の2ヶ月は無料で利用でき、年間最大で10万円まで修理費用の補償が可能です。
「スマートケアH」は、通信機器がトラブルに見舞われた際に、専門スタッフが自宅を訪問して、使い方や設定などをサポートしてくれるサービスになります。3ヶ月間は無料で利用でき、家族が持っている端末についても、年間20万円までの修理費用補償が可能です。
このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
購入して3年目の冷蔵庫が故障した際に、サポートサービスを利用しました。すぐに修理してもらえて、修理費用も無料になって良かったです。
一人暮らしの家で利用していたモバイルルーターが故障して、困っていたところを助けてもらいました。修理代もかからなかったので、節約できました。
子どもに買い与えたゲーム機を壊されてしまい、「買い替えるのもちょっとな」と思っていたときに、スマートケアHに加入していたことを思い出しました。連絡して、すぐ対応してもらえたので助かりました。
乗り換え前と品質の変わらない電気を利用できる
エコログDenkiのメリットは、乗り換え前の電気と変わらない品質の電気を、そのまま利用できることです。
既存の電力会社からエコログDenkiに乗り換える際、送電設備はこれまでと同じものが活用されます。そのため、電気の品質はこれまでと変化せず、停電などトラブルが起きやすくなるようなこともありません。
大規模な工事をする必要もないため、申し込みから切り替えまでに、数ヶ月かかるようなこともないのが利点です。
このメリットについて、以下の口コミが寄せられています。
会社の設立が最近だったので、そこだけ不安でしたが、切り替え後も問題なく使えています。いろいろサポートもついて、良かったです。
別の新電力から、エコログDenkiに乗り換えました。電気の質は変化していないと思いますが、そのまま金額が安くなって、乗り換えに成功したなと感じます。
申し込みからすぐに切り替わってくれました。工事なども必要なく、安心して利用できています。
エコログDenkiの注意点と悪い口コミ・評判
続いて、エコログDenkiと契約する際の注意点について、ご紹介します。エコログDenkiは、比較的広いエリアでサービスを展開している新電力ですが、一部のサービスには制限があります。
エコログDenkiの注意点は、以下のとおりです。
- 家庭用電気の供給エリアが狭い
- 電気契約はガス契約が前提
- 料金の支払方法が少ない
<エコログDenkiの注意点>
それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
家庭用電気の供給エリアが狭い
エコログDenkiの注意点は、家庭用電気の供給範囲が狭い点です。
事業用の電力であれば、北海道から九州まで、沖縄を除く日本全国から申し込めます。しかし、家庭用の電気については、関東エリアのみです。基幹となる送電設備が、東京電力の管轄にあるエリアでしか利用できません。
電力会社によっては全国から電気の申し込みができ、転勤などによる引っ越しに伴う手続きもスムーズに行えるところも存在します。エコログDenkiの場合は、供給外のエリアに出る場合は契約を解約しなければならないため、注意が必要です。
この注意点について、以下の口コミが寄せられています。
関西にも電力を供給しているとのことで申し込もうとしたのですが、よく見たらそれは事業者用の電気だけで、一般家庭からは利用できませんでした。今後、利用できるエリアが広がると良いなと思います。
東京に住んでいた間はエコログDenkiを利用していましたが、地方に移住する際に解約しました。新しい電力会社と、ガス会社を探さなければならなかったので、少し面倒でした。
現在、関東からエコログDenkiを利用しています。電気代は安くなりましたが、転勤の多い職種なので、引っ越し先で使えないかもしれないのは困るところです。
電気契約はガス契約が前提
エコログDenkiの注意点は、家庭用電気料金プランがどちらもガス契約との併用前提である点です。
エコログDenki ファミリープランとエコログDenki オール電化プランは、どちらもLPガス供給サービス「エコログプロパンHプラン」の利用が契約条件になっています。ガス供給契約のほうを解約しようとすると、エコログDenkiが認めた場合を除き、電気契約の人も解除されるため注意が必要です。
ガス利用前提のプランだけでなく、オール電化のプランでもガス契約が条件となっているため、まったく家庭でガスを利用しない人には向いていない可能性があります。
この注意点について、以下の口コミが寄せられています。
エコログDenkiにオール電化のプランがあったからそちらを利用しようとしたら、ガス契約が利用条件だと言われました。うちではもうガスを一切使っていないので、意味がないと思い、別の電力会社を選びました。
前の電力会社から乗り換える際、ガスのほうはとくに不満を感じていなかったので、そのままにするつもりでした。しかし、ガスとセットで申し込んでほしいとのことで、結局は両方乗り換えました。未だに本当に必要だったか考えます。
電気とガスを両方乗り換えるつもりだったので、契約に不満はありませんでした。しかし、今後もより良いガス会社が見つかったときに、電力会社も探しなおすことになるのかと思うと面倒に感じます。
料金の支払方法が少ない
エコログDenkiの注意点は、電気料金とガス料金の支払い手段が少ないことです。
料金の支払いに利用できるのは、クレジットカード払いか口座振替のみとなっています。クレジットカードは2024年7月時点で、Visa、MasterCard、American Express、DinersClub、JCBカードが利用可能です。
一方で、コンビニなどの窓口で支払うための紙の払込書などは、取り扱っていません。電気料金の確認などもWeb上のマイページからになるため、電子機器の利用などに不安がある場合は、向かない可能性があります。
この注意点について、以下の口コミが寄せられています。
申し込み時に、支払い手段が少ないのが気になりました。前の電力会社も新電力でしたが、そちらは紙の払込票や銀行振込なども選択できました。ないものは仕方ないので、クレジットカード払いで利用しています。
クレジットカード払いを選択しようと思っていたのですが、利用可能なカードの中に自分が契約しているものがなかったため、口座振替にしました。主流のカード会社はそろっているので、あまり問題ないかなとは思いますが、ニッチな会社だとダメなようです。
前の電力会社のときまで、払込書で電気代を支払っていました。エコログDenkiに変えてからは、現金で支払わなくなったため、たまに不安になります。
エコログDenkiがおすすめの人
続いて、エコログDenkiとの契約がおすすめの人についてご紹介します。家庭でエコログDenkiと契約するためには、関東エリアに住んでおり、ガスと併用で申し込む必要があります。
エコログDenkiとの契約に向いているのは、以下のような人です。
- 関東エリアにお住まいの人
- 電気とガスを1社にまとめたい人
- さまざまなサポートを利用したい人
<エコログDenkiとの契約に向いている人>
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。
関東エリアにお住まいの人
エコログDenkiとの契約がおすすめなのは、関東エリアにお住まいの人です。
エコログDenkiは、事業者であればほぼ全国から利用できますが、一般家庭の場合は関東のみの供給となります。そのため、東京電力管轄エリアに住んでいる人のみ、家庭からの申し込みが可能です。
関東エリアに住んでいれば、電気代が安くなる可能性があるため、現在契約しているプランと生活の状況を比べてみましょう。そうでない場合は、別の電力会社を探すことをおすすめします。
電気とガスを1社にまとめたい人
エコログDenkiとの契約に向いているのは、電気とガスの契約を一まとめにしたい人です。
個人が電気を契約する際はガス契約が必要になるため、契約を一まとめにできます。とくに、ガスと電気を併用する人であれば、エコログプロパンHプランと、併用するエコログDenki ファミリープランがおすすめです。
逆に、電気契約とガス契約を一まとめにせず、その都度お得なサービスがあれば乗り換えたいと考えている場合は、向かない可能性があります。ガス契約を解約しようとすると、電気も解約することになるため、電気だけの契約ができません。せっかく契約したエネルギーの料金プランを、また一括で乗り換えるのが面倒な人にとっては向かないでしょう。
さまざまなサポートを利用したい人
エコログDenkiとの契約に向いているのは、生活におけるさまざまなサポートを受けたい人です。
電気やガス契約のオプションとして、家電や通信機器などの故障に備えられるサポートサービスを利用できるため、安心して生活できます。月額料金はかかるものの、最初の数ヶ月は無料のサービスや、対象の機器類であれば修理代の補償を受けられるサービスなどもあるため、お得に修理を受けられるでしょう。
一人暮らしでも利用しやすいプランや、自分以外の家族が所有している機器類も、対象となる家族で利用するとお得なプランなどが用意されています。家電や通信機器が壊れたときに、すぐ連絡できる先を用意しておきたい人におすすめです。
エコログDenkiのお申し込み方法
続いて、エコログDenkiとの契約を申し込むためのお申し込み方法について、ご紹介します。
エコログDenkiとの契約には、エコログDenkiが提携している各代理店を通して、申し込みすると良いでしょう。関東エリアの代理店には、株式会社アイ・ステーション、株式会社Shelter、株式会社ECM、NUWORKS株式会社があります。
例えば、株式会社アイ・ステーションのお問い合わせフォームでは「サービスをご利用中・ご検討中のお客様」が「導入をご検討中のサービスに関するお問合わせ」について、問い合わせられるようになっています。対象サービスとして、電気やガスを選択可能です。
ほかにも、電話やメール、Webサイトのお問い合わせフォームなどの窓口を設けている企業が多く、エコログDenkiとの契約にアクセスできます。また、契約後の情報や電気の使用量については、エコログDenkiのマイページで確認でき、支払い方法などを変更することも可能です。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- エコログDenkiが倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
エコログDenkiが倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、エコログDenkiが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
電力会社を乗り換える際は、自分がどのような理由で乗り換えを検討しているのかを明らかにし、その条件にコミットした会社を選ぶ必要があります。そのため、電力会社と契約するメリットと注意点、契約に向いている人の特徴について知っておくと比較しやすいです。
エコログDenkiは、ガスと電気をセットで供給しており、オプションとして家電製品や通信機器などの修理をサポートするサービスも提供しています。そのため、エネルギーの契約をまとめたい人や、いざというときの連絡先を確保しておきたい人におすすめです。
一方で、事業用の電力供給エリアは広いものの、一般家庭の場合は関東エリアからしか申し込みできません。また、電気を契約するためにはガスの利用が前提となるため、関東エリア以外にお住まいの人や、柔軟に電気とガスの契約を切り替えたい人には向かない可能性があります。
SDGsの達成にも力を入れており、複数企業とのパートナーシップや、脱炭素社会実現への取り組みを行っている企業です。新しい価値の創出を企業理念として掲げているため、電気やガスの供給を通して、さらなるサービスの提案ができるように努めています。
今回ご紹介したエコログDenkiに関する情報をもとに、より自分や家族の生活にコミットした電力会社や電気料金プランを選択してみてください。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。
また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
エコログによる電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてエコログが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
ガスでんお得プラン | 東京都、栃木県、埼玉県、神奈川県、静岡県の富士川以東、群馬県、茨城県、千葉県、山梨県 | 東京電力管内管内 | 「ガスでんお得プラン」の分析ページへ |
ずっとおトクプランプラスB | 東京都、栃木県、埼玉県、神奈川県、静岡県の富士川以東、群馬県、茨城県、千葉県、山梨県 | 東京電力管内管内 | 「ずっとおトクプランプラスB」の分析ページへ |
ずっとおトクプランプラスC | 東京都、栃木県、埼玉県、神奈川県、静岡県の富士川以東、群馬県、茨城県、千葉県、山梨県 | 東京電力管内管内 | 「ずっとおトクプランプラスC」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。
ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
ガスでんお得プラン | 66,492円/年 | 120,190円/年 | 137,952円/年 | 148,957円/年 | 163,051円/年 | 199,735円/年 |
ずっとおトクプランプラスB | 66,492円/年 | 120,190円/年 | 137,952円/年 | 148,957円/年 | 163,051円/年 | 199,735円/年 |
ずっとおトクプランプラスC | 66,492円/年 | 120,190円/年 | 137,952円/年 | 148,957円/年 | 163,051円/年 | 199,735円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
---|---|
ガスでんお得プラン |
|
ずっとおトクプランプラスB |
|
ずっとおトクプランプラスC |
|
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
【補足】法人向けの電気料金プラン
飲食店や美容院などの、エコログが提供する低圧法人向けの電気料金プランを一覧化しています。低圧電灯/動力プランをご利用の方におかれましてはご参考ください。
「エコログ」の電灯プラン一覧
法人向けの電灯プランは、家庭向けのA(アンペア)契約と異なり、kVA(キロボルトアンペア)契約となります。原則として60A以上かつ50kVA未満の場合はkVA契約となります。1kVAは10Aに相当するため、6kVA契約の場合60Aに相当します。更に多くの電力を利用する50kVA以上の物件の場合は、高圧に区分されKW(キロワット)契約となります。なお、家庭向け電灯契約と法人向け電灯契約の違いは、一度に多くの機器を使用出来るか否かのみであり、利用できる機器そのものは家庭向けと変わりません。
プラン | 6,000kWh | 12,000kWh | 30,000kWh | 60,000kWh | 90,000kWh | 120,000kWh |
---|---|---|---|---|---|---|
エコログDenki スタンダードプラン 従量電灯C(北海道エリア) | 205,648円/年 | 425,077円/年 | 1,075,591円/年 | 2,133,865円/年 | 3,192,139円/年 | 4,246,526円/年 |
エコログDenki ビジネスプラン 従量電灯C(北海道エリア) | 204,182円/年 | 418,310円/年 | 1,052,510円/年 | 2,082,230円/年 | 3,111,950円/年 | 4,137,578円/年 |
エコログDenki スタンダードプラン 従量電灯C(東北エリア) | 174,312円/年 | 365,040円/年 | 929,700円/年 | 1,845,720円/年 | 2,761,740円/年 | 3,673,998円/年 |
エコログDenki ビジネスプラン 従量電灯C(東北エリア) | 173,388円/年 | 359,628円/年 | 910,428円/年 | 1,802,028円/年 | 2,693,628円/年 | 3,581,268円/年 |
エコログDenki スタンダードプラン 従量電灯C(東京エリア) | 178,754円/年 | 375,216円/年 | 958,080円/年 | 1,907,784円/年 | 2,857,488円/年 | 3,803,932円/年 |
エコログDenki ビジネスプラン 従量電灯C(東京エリア) | 177,576円/年 | 369,204円/年 | 937,224円/年 | 1,861,044円/年 | 2,784,864円/年 | 3,705,252円/年 |
エコログDenki ダブル割プラン 従量電灯C(東京エリア) | 177,725円/年 | 373,500円/年 | 954,648円/年 | 1,902,636円/年 | 2,850,624円/年 | 3,795,523円/年 |
エコログDenki スタンダードプラン 従量電灯C(中部エリア) | 173,266円/年 | 357,067円/年 | 901,951円/年 | 1,788,355円/年 | 2,674,759円/年 | 3,557,903円/年 |
エコログDenki ビジネスプラン 従量電灯C(中部エリア) | 172,255円/年 | 351,643円/年 | 882,943円/年 | 1,745,563円/年 | 2,608,183円/年 | 3,467,371円/年 |
エコログDenki ダブル割プラン 従量電灯C(中部エリア) | 172,207円/年 | 355,303円/年 | 898,423円/年 | 1,783,063円/年 | 2,667,703円/年 | 3,549,259円/年 |
エコログDenki スタンダードプラン 従量電灯C(北陸エリア) | 145,435円/年 | 297,110円/年 | 746,618円/年 | 1,477,406円/年 | 2,208,194円/年 | 2,936,224円/年 |
エコログDenki ビジネスプラン 従量電灯C(北陸エリア) | 144,626円/年 | 292,682円/年 | 731,042円/年 | 1,442,282円/年 | 2,153,522円/年 | 2,861,858円/年 |
エコログDenki スタンダードプラン 従量電灯B(関西エリア) | 155,208円/年 | 315,046円/年 | 785,530円/年 | 1,539,574円/年 | 2,293,618円/年 | 3,043,147円/年 |
エコログDenki ビジネスプラン 従量電灯B(関西エリア) | 154,930円/年 | 311,458円/年 | 771,538円/年 | 1,506,658円/年 | 2,241,778円/年 | 2,972,146円/年 |
エコログDenki ダブル割プラン 従量電灯B(関西エリア) | 153,782円/年 | 312,670円/年 | 780,778円/年 | 1,532,446円/年 | 2,284,114円/年 | 3,031,505円/年 |
エコログDenki スタンダードプラン 従量電灯B(中国エリア) | 168,517円/年 | 343,256円/年 | 858,194円/年 | 1,685,492円/年 | 2,512,790円/年 | 3,335,449円/年 |
エコログDenki ビジネスプラン 従量電灯B(中国エリア) | 168,110円/年 | 339,146円/年 | 842,486円/年 | 1,648,826円/年 | 2,455,166円/年 | 3,256,622円/年 |
エコログDenki スタンダードプラン 従量電灯B(四国エリア) | 159,626円/年 | 329,201円/年 | 829,397円/年 | 1,634,633円/年 | 2,439,869円/年 | 3,240,841円/年 |
エコログDenki ビジネスプラン 従量電灯B(四国エリア) | 159,149円/年 | 325,061円/年 | 813,821円/年 | 1,598,501円/年 | 2,383,181円/年 | 3,163,373円/年 |
エコログDenki スタンダードプラン 従量電灯C(九州エリア) | 157,811円/年 | 327,714円/年 | 830,652円/年 | 1,646,310円/年 | 2,461,968円/年 | 3,274,240円/年 |
エコログDenki ビジネスプラン 従量電灯C(九州エリア) | 157,008円/年 | 322,944円/年 | 813,624円/年 | 1,607,664円/年 | 2,401,704円/年 | 3,192,180円/年 |
エコログDenki ダブル割プラン 従量電灯C(九州エリア) | 156,742円/年 | 325,932円/年 | 827,088円/年 | 1,640,964円/年 | 2,454,840円/年 | 3,265,508円/年 |
※調査時点の推計値となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間電気代は、6000kWh(6kVA相当、月間500kWh)、12000kWh(10kVA相当、月間1000kWh)、30000kWh(20kVA相当、月間2500kWh)、60000kWh(30Kva相当、月間5000kWh)、90000kWh(40Kva相当、月間7500kWh)、120000kWh(49Kva相当、月間10,000kWh)を利用した場合の基本・従量料金の合算推計値です。。
「エコログDenki ダブル割プラン 従量電灯C(九州エリア)」の動力プラン一覧
動力プランは、業務用エアコンや業務用冷蔵庫・冷凍庫、工作機械やエレベーターなど、大型の動力機器を動かす際に必要な契約区分です。電灯契約と比べて供給電圧が高いことが特徴です。電灯契約の供給電圧は100Vであるのに対して、動力契約では100Vと200Vの2種類があります。機器に電力を送る方法も異なり、電灯契約の場合は「単相」と呼ばれる方法で電気を送っています。一方で動力契約の場合は「三相」と呼ばれる方法を活用します。また動力プランで使用される三相200Vは、原則としてコンセントが4つ穴になっています。
プラン | 6,000kWh | 12,000kWh | 30,000kWh | 60,000kWh | 90,000kWh | 120,000kWh |
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エコログDenki 動力プラン(北海道エリア) | 164,098円/年 | 298,235円/年 | 670,684円/年 | 1,191,560円/年 | 1,712,437円/年 | 2,218,333円/年 |
エコログDenki 動力プラン(東北エリア) | 181,438円/年 | 333,426円/年 | 759,942円/年 | 1,372,638円/年 | 1,985,334円/年 | 2,583,305円/年 |
エコログDenki 動力プラン(東京エリア) | 179,754円/年 | 333,389円/年 | 768,172円/年 | 1,405,742円/年 | 2,043,313円/年 | 2,667,824円/年 |
エコログDenki 動力プラン(中部エリア) | 179,167円/年 | 331,702円/年 | 762,673円/年 | 1,392,185円/年 | 2,021,696円/年 | 2,637,892円/年 |
エコログDenki 動力プラン(北陸エリア) | 152,425円/年 | 277,706円/年 | 626,405円/年 | 1,117,087円/年 | 1,607,770円/年 | 2,084,880円/年 |
エコログDenki 動力プラン(関西エリア) | 159,204円/年 | 293,311円/年 | 670,538円/年 | 1,215,598円/年 | 1,760,657円/年 | 2,293,168円/年 |
エコログDenki 動力プラン(中国エリア) | 165,330円/年 | 304,796円/年 | 697,331円/年 | 1,265,341円/年 | 1,833,352円/年 | 2,388,430円/年 |
エコログDenki 動力プラン(四国エリア) | 170,185円/年 | 314,377円/年 | 720,962円/年 | 1,311,964円/年 | 1,902,965円/年 | 2,480,970円/年 |
エコログDenki 動力プラン(九州エリア) | 170,356円/年 | 317,153円/年 | 733,984円/年 | 1,350,170円/年 | 1,966,357円/年 | 2,570,764円/年 |
※調査時点の推計値となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※年間電気代は、6000kWh(6kVA相当、月間500kWh)、12000kWh(10kVA相当、月間1000kWh)、30000kWh(20kVA相当、月間2500kWh)、60000kWh(30Kva相当、月間5000kWh)、90000kWh(40Kva相当、月間7500kWh)、120000kWh(49Kva相当、月間10,000kWh)を利用した場合の基本・従量料金の合算推計値です。

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、エコログの公式HPをご確認ください。