エネワンでんきってどう?会社の概要からメリット・注意点、評判などを一挙に解説!
昨今、別の電力会社への乗り換えによって、電気代を節約する方が増えています。乗り換え先として注目される電力会社の一つに、エネワンでんきが挙げられます。しかし、エネワンでんきについて、まだくわしくない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、エネワンでんきの会社概要や料金プランをはじめ、メリットや注意点、おすすめの人、お申し込み方法を一挙に解説します。エネワンでんきへの乗り換えがお得かどうかを判断するためにも、ぜひ最後までご確認ください。
エネワンでんきとは
エネワンでんきとは、全国各地に電気を供給している東京の電力会社です。会社を設立してから日が浅いものの、親会社の「株式会社サイサン」が行っていた電力事業を独立させて生まれた子会社で、電力供給の実績は豊富です。
【エネワンでんきの概要表】
社名 | 株式会社エネワンでんき 経済産業省 小売電気事業者登録番号 A0015 |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-6-1 丸の内センタービル2F |
設立日 | 2022年6月1日 |
資本金 | 1,000万円 |
主な事業内容 |
ほか |
電気の供給地域 | 北海道から沖縄県までの全国(離島は除く) |
沿革 |
|
事業所 |
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グループ会社 | 丸美瀬戸燃料株式会社 |
関連会社 |
|
親会社の電力事業を引き受ける形で設立された子会社であるため、本社以外にいくつかの事業所をすでに構えており、グループ会社や関連会社もあります。とくに、株式会社サイサンはエネワンでんきの請求・支払いの窓口になっているほか、利用者のマイページの提供もしています。
エネワンでんきの電気供給事業と現在も密接に関わっているため 、株式会社サイサンがエネワンでんきの親会社である点は、基本情報として押さえたいところです。
このほか、エネワンでんきは全国各地を電気の供給地域としており、大半の人が利用できる点も特徴的です。新電力会社のなかには、本社所在地の周辺エリアだけを対象とする会社も珍しくありません。しかし、エネワンでんきでは、居住地による制限をほとんど受けません。
エネワンでんきの料金プラン
エネワン電気の料金プランは、以下3つの条件の組み合わせで決まる仕組みです。
- カーボンニュートラルでんき or ベーシックでんき
- 食べとくエコプランのあり・なし
- 電気の使用目的や契約内容など
<エネワン電気の料金プラン>
料金の確認に入る前に押さえたい、それぞれの条件について解説します。
カーボンニュートラルでんき or ベーシックでんき
エネワンでんきを契約するときは「カーボンニュートラルでんき」と「ベーシックでんき」のどちらかを選びます。 両プランの特徴は、以下のとおりです。
【カーボンニュートラルでんきとベーシックでんきの特徴】
カーボンニュートラルでんき |
|
---|---|
ベーシックでんき | 特殊な条件のない一般的な料金プラン |
スタンダードな料金プランであるベーシックでんきに対し、カーボンニュートラルでんきはエコを強く意識したプランです。電気代が少し高くなっても、CO2削減に貢献したいときはカーボンニュートラルでんきを、一般的な料金プランで電気を使いたいときはベーシックでんきを選ぶと良いでしょう。
食べとくエコプランのあり・なし
食べとくエコプランとは、膨大な量に達している近年の食品ロスを、少しでも減らすために生まれたプランです。概要は、以下のとおりです。
- 品質には問題のない廃棄予定の食品を電気の利用者にお届け
- 送られてくるのは、レトルト食品やお菓子、ドリンクなど多数
- 配送頻度は4ヶ月に1回、送料は無料
- 1回あたりの配送食品は6,000円以上分に相当(年間では18,000円以上分に相当)
- 送られてくる食品を食べるだけで、食品ロス削減に貢献できる
<食べとくエコプランの概要>
電気代は少し高くなりますが、4ヶ月に1回、6,000円以上分の食品が電気の使用住所に届けられます。食品はいずれも廃棄予定だったものですが、品質に問題はありません。届いた食品を食べること自体が食品ロス削減につながり、エコ活動に貢献できます。
割増金は、ベーシックでんきに食べとくエコプランを付けるなら月額960円、カーボンニュートラルでんきと組み合わせるなら月額850円です。ただし、詳細な金額は、地域や利用するプランなどによっても変わるため、個別に確認する必要があります。
電気の使用目的や契約内容など
エネワンでんきの料金プランには、さらに「Bプラン」や「Cプラン」などの区分があります。これらの区分により、電気の使用目的や契約内容が変わるのが特徴です。たとえば、東京電力エリアの各区分では、以下のように定められています。
【東京電力エリアの各区分】
プランの種類 | 定義(一部) |
---|---|
エネワンBプラン |
|
エネワンCプラン |
|
エネワン動力プラン |
|
エネワンSプラン |
|
想定している電気の使用目的や契約内容などに応じて、最適な区分が決まる仕組みです。
エネワン電気の料金表
エネワン電気の料金は、地域によって異なります。ここでは一例として、東京電力エリア内の各プランの料金表をご提示します。
【エネワンBプラン】
ベーシックでんき | カーボンニュートラルでんき | ||||
---|---|---|---|---|---|
通常 | 食べとくエコ付 | 通常 | 食べとくエコ付 | ||
基本料金 | 30A | 852.72円 | 1,812.72円 | 852.72円 | 1,702.72円 |
40A | 1,136.96円 | 2,096.96円 | 1,136.96円 | 1,986.96円 | |
50A | 1,421.20円 | 2,381.20円 | 1,421.20円 | 2,271.20円 | |
60A | 1,705.44円 | 2,665.44円 | 1,705.44円 | 2,555.44円 | |
電力量料金(1kWhあたり) | 120 kWhまで | 30.00円 | 31.50円 | ||
120 kWh超~300kWhまで | 36.60円 | 38.10円 | |||
300kWh超 | 40.69円 | 42.19円 |
【エネワンCプラン】
ベーシックでんき | カーボンニュートラルでんき | ||||
---|---|---|---|---|---|
通常 | 食べとくエコ付 | 通常 | 食べとくエコ付 | ||
基本料金 | 1kVAあたり284.24円 | 1契約あたり最初の6kVAまで2,665.44円 上記を超える1kVAあたり284.24円 |
1kVAあたり284.24円 | 1契約あたり最初の6kVAまで2,555.44円 上記を超える1kVAあたり284.24円 |
|
電力量料金(1kWhあたり) | 120 kWhまで | 30.00円 | 31.50円 | ||
120 kWh超~300kWhまで | 36.60円 | 38.10円 | |||
300kWh超 | 40.69円 | 42.19円 |
【エネワンSプラン】
ベーシックでんき | カーボンニュートラルでんき | |||
---|---|---|---|---|
通常 | 食べとくエコ付 | 通常 | 食べとくエコ付 | |
基本料金(1kVAあたり) | 1kVAあたり284.24円 | 1契約あたり最初の3kVAまで1,812.72円 上記を超える1kVAあたり284.24円 |
1kVAあたり284.24円 | 1契約あたり最初の3kVAまで1,702.72円 上記を超える1kVAあたり284.24円 |
電力量料金(1kWhあたり) | 37.51円 | 39.01円 |
【エネワン動力プラン】
エネワン動力プラン (ベーシックでんき) |
実質再エネ動力プラン (カーボンニュートラルでんき) |
|||
---|---|---|---|---|
基本料金(1kWhあたり) | 1,081.53円 | 1,081.53円 | ||
省エネ割引 | ₋50.00円 | ₋50.00円 | ||
電力量料金(1kWhあたり) | 夏季 | (契約電力×90)kWhまで | 27.49円 | 28.99円 |
(契約電力×90)kWh超え | 31.67円 | 33.17円 | ||
その他の季節 | (契約電力×90)kWhまで | 25.92円 | 27.42円 | |
(契約電力×90)kWh超え | 31.67円 | 33.17円 |
地域ごとの料金表の確認方法
エネワンでんきの料金表は、公式サイトにて地域ごとに表示されています。地域は、以下のように分かれています。
- 北海道電力エリア
- 東北電力エリア
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
- 北陸電力エリア
- 関西電力エリア
- 中国電力エリア
- 四国電力エリア
- 九州電力エリア
- 沖縄電力エリア
<地域の区分>
それぞれのエリアによって、プランの詳細や料金単価などが微妙に異なるため、電気を使用するエリアごとに対応する料金表をご確認ください。なお、北海道電力エリアの情報は「エネワンでんき北海道版」の特設サイトで案内されているため、アクセス先を間違えないことが大事です。
電気代の計算方法
エネワンでんきの電気代は、基本料金や電力量料金に「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」を加える形で計算するのが基本です。とくに、燃料費調整額は電力量料金の一部として計算されるため、見落とさないように注意が必要です。
また、電気代の詳細な計算方法は、各地域のプランによって異なる場合があります。詳細な計算方法は各地域の料金表に載っているため、金額の確認時にあわせて確認しておくことをおすすめします。
エネワンでんきのメリットと良い口コミ・評判
エネワンでんきのメリットとしては、以下のものが挙げられます。
- Pontaポイントが貯まる
- お得なセット割引がある
- 効果を実感しやすいエコプランがある
<エネワンでんきのメリット>
それぞれのメリットの詳細について、くわしく見ていきましょう。
Pontaポイントが貯まる
エネワンでんき(低圧)を一般家庭で利用するために個人で契約すると、さまざまなお店で使える主要なポイントの一つ「Pontaポイント」が貯まります。ポイント付与の対象となる電気代は、以下の3つです。
- 基本料金
- 従量料金
- 燃料費調整額
<ポイント付与の対象となる電気代>
この3つの料金に関しては、200円(税抜)ごとに1 Pontaポイントが貯まる仕組みです。電気代は毎月の主な出費の一つであり、金額も高額となる傾向にあります。そのため、電気代の支払いに応じて付与されるポイントは、効率良く貯まるものです。
Pontaポイントはさまざまなお店で使用できるため、電気代の支払いで多くのポイントを貯められると、家計を助けられるでしょう。なお、電気代の支払いでPontaポイントを獲得するには、以下の手順を踏む必要があります。
- Pontaカードを用意する
- Ponta webへの登録
- サイサンポイントwebへの登録
ポイントの獲得に向け、Pontaカードは事前に用意しておかなくてはなりません。そのうえで、Ponta webとサイサンポイントwebのそれぞれで登録手続きを行います。登録手続きは、インターネット上で行うのが原則であり、紙の申込書などでの手続きはできないため、注意が必要です。
なお、すでにPontaカードを持っており、Ponta webへの登録も済ませている人は、サイサンポイントwebでの手続きだけで構いません。
お得なセット割引がある
エネワンでんきには、特定の企業が提供するほかの商品や、サービスの請求を一つにまとめたときに適用される「セット割引」があります。セット割引の対象になる商品やサービスとその提供元は、以下のとおりです。
- LPガス(株式会社サイサン)
- ウォーターワン(株式会社サイサン)
- 都市ガス(東京ガス)
- 都市ガス(東京ガス以外)
<セット割引の対象になる商品やサービス>
それぞれの商品やサービスの請求を、エネワンでんきのものとまとめたときの割引額は、以下のとおりです。
【商品やサービスの請求を、エネワンでんきのものとまとめたときの割引額】
エネワンでんきの請求とまとめる商品やサービス | 割引額(税込) |
---|---|
|
220円 |
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275円 |
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165円 |
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385円 |
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275円 |
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330円 |
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220円 |
請求を一つにまとめるだけで、上記のように料金が少し割り引かれるうえ、支払いや管理の手間も減ります。さらに、セット割引を受けているときに特定の商品を利用すると、追加で割引が行われるサービス「セット割引プラスOne」が適用されます。対象の商品と割引額(税込)は以下のとおりです。
- ガスワン灯油:55円
- サイサンWiMAX:55円
- サイサン光:55円
<「セット割引プラスOne」の対象商品と割引額>
このような商品やサービスを利用していれば、上記の割引によって通常よりも料金が少し安くなり、家計を助けられます。
効果を実感しやすいエコプランがある
地球環境の保護が叫ばれている昨今、電力会社でもエコに配慮したプランが少なからず見られます。エネワンでんきにも「カーボンニュートラルでんき」があり、こちらには「食べとくエコプラン」もあるのが特徴的です。
前述のとおり、食べとくエコプランは品質に問題がないのに、廃棄予定になっている食品が定期配送されてくるプランです。廃棄予定の食品を食べるだけなら簡単であり、エコに貢献している実感もしっかりと得られます。このようなユニークなプランを通じてエコに貢献できるのは、エネワンでんきの主なメリットです。
エネワンでんきの良い口コミ・評判
エネワンでんきの良い口コミ・評判には、たとえば以下のものがあります。
- 申し込みにあたっての会社の対応が良かった
- 忙しい人でも無理なく申し込める
- 会社の信頼性が高い
- エコに貢献できる点が良い
<エネワンでんきの良い口コミ・評判>
エネワンでんきの口コミには、申し込みにあたって問い合わせたところ、他社よりも早く・親切な回答が来たところを評価しているものがあります。また、仕事や子育てで忙しく、乗り換え手続きが不安だったものの、エネワンでんきはWeb上の手続きだけで済んで助かったとの声もありました。
さらに会社の信頼性が高くて安心できたり、カーボンニュートラルでんきの契約により、エコ活動ができたりする点を魅力に挙げる声もあります。
エネワンでんきの注意点と悪い口コミ・評判
エネワンでんきの注意点としては、以下のものが挙げられます。
- 離島での契約は不可
- 1年未満で解約すると解約手数料がかかる
- 燃料費調整額に上限がない
- 契約時に選べるアンペア数がやや大きい
<エネワンでんきの注意点と悪い口コミ・評判>
それぞれの注意点がどのようなものか、くわしく見ていきましょう。
離島での契約は不可
エネワンでんきは全国各地をカバーしており、基本的にはどこに住んでいても利用できます。ただし、離島は例外的に対象地域から外れています。電気の使用予定地が離島であるときは、申し込みの可否を個別に確かめるのがおすすめです。
1年未満で解約すると解約手数料がかかる
エネワンでんきは、契約から1年未満で解約すると、解約手数料として3,300円(税込)が発生します。引っ越しにあたっての解約で、引っ越し先でもエネワンでんきを利用する場合は、解約手数料がかかりません。引っ越しとは関係ない解約だったり、引っ越し先で別の電力会社を利用したりするうえで、契約期間が1年未満だと解約手数料がかかってしまいます。
燃料費調整額に上限がない
前述のとおり、エネワンでんきの電気代には、燃料費調整額が含まれます。燃料費調整額とは、発電に使用する燃料の価格変動を電気代に反映するための費用です。そのため、燃料価格が高騰すると高くなる仕組みです。
通常は、燃料費調整額に関して、ほかの電力会社と大きな差がつくケースは少ないといえます。しかし、昨今では燃料価格が高騰を続けており、燃料費調整額が電気代を左右する主な要因となりかねません。
エネワンでんきは燃料費調整額の上限を設けていないため、燃料価格が異常に高騰すると燃料費調整額が跳ね上がり、他社よりも電気代が高くなる恐れがあります。
契約時に選べるアンペア数がやや大きい
一般的に、電気代は契約するアンペア数が大きくなるほど、金額が高くなるものです。エネワンでんきも、東北電力エリアや東京電力エリアなどで「エネワンBプラン」を利用する場合、アンペア数によって基本料金が決まるため、必要最低限のアンペア数をうまく選びたいところです。
しかし、エネワンでんきで選べるアンペア数は最低30Aになっている場合があり、必要最低限の契約に抑えるにも限度があります。一人暮らしで大きなアンペア数がいらないときなどには、少し不利な料金プランとなってしまいます。
エネワンでんきの悪い口コミ・評判
エネワンでんきの悪い口コミ・評判には、たとえば以下のものがあります。
- 一人暮らしだとあまり安くならなかった
- 払込用紙で支払えないのが不便
- Pontaポイントが思ったより貯まらなかった
<エネワンでんきの悪い口コミ・評判>
エネワンでんきを実際に契約してみたところ、一人暮らしだとあまり安くならず、どちらかといえばファミリー向けの電気のように感じたとの声があります。また、エネワンでんきの電気代はクレジットカードか口座振替で支払う仕組みであり、払込用紙によるコンビニ払いなどはできません。この点が不便だとする口コミも一部見られます。
さらに、電気代の支払いでPontaポイントを獲得できるのは良いものの、思ったほどポイントが貯まらなくてがっかりしたとの声もあります。
エネワンでんきがおすすめの人
エネワンでんきをおすすめできるのは、以下のような人だといえます。
- Pontaポイントを普段から使っている人や今後使用する予定の人
- 株式会社サイサンの提供するLPガスなどを利用中の人や利用予定の人
<エネワンでんきがおすすめの人>
それぞれの人にどのような点でおすすめなのか、以下で見ていきましょう。
Pontaポイントを普段から使っている人や今後使用する予定の人
普段からPontaポイントを貯めて使用している人にとって、エネワンでんきは普段使用しているポイントを獲得できるお得な電力会社になります。これまで以上にPontaポイントを有効活用できるようになるため、Pontaポイントをすでに使っている人にはとくにおすすめです。
また現在はまだ使っていないものの、今後Pontaポイントを使う予定の人にも、同じくおすすめの会社だといえます。
株式会社サイサンの提供するLPガスなどを利用中の人や利用予定の人
エネワンでんきに加え、株式会社サイサンの提供するLPガスなどを利用すると、セット割引が適用されて料金が通常よりも安くなります。セット割引の対象商品・サービスを利用中の人や利用予定の人は、出費を少しでも抑えるため、電力会社をエネワンでんきにすると良いでしょう。
エネワンでんきのお申し込み方法
エネワンでんきへの申し込みは、以下の流れで行います。
- Webで申し込み
- エネワンでんきからの受付メールを受領
- 地域の電力会社がスマートメーターを設置
<エネワンでんきのお申し込み方法>
すべての流れが終われば、エネワンでんきの電気を使用できます。各ステップについて個別に見ていきましょう。
Webで申し込み
Webでの申し込みは、公式サイトの「新規お申込み」のリンクから行います。最初に電気を使用するエリアを選択し、以後に電気のみの契約かどうか、個人か法人かなどを選んだうえで、利用希望者の基本情報を入力します。必要な情報は、たとえば以下のものです。
- 氏名
- メールアドレス
- 電話番号
- 生年月日
- 建物区分
<申し込みの際に必要な情報>
すべての項目を入力するため、現在利用している電気の検針票や、現在の電気の契約がわかるWeb上のマイページなどを用意しておく必要があります。また、手続きの画面で重要事項説明書なども提示されるため、あわせて確認しておきましょう。
エネワンでんきからの受付メールを受領
Web上での申し込みが問題なく終われば、エネワンでんきより受付メールが送られてきます。しばらく待ってもメールが来ないときは、手続きがうまく済んでいない可能性があるため、一度問い合わせることをおすすめします。
地域の電力会社がスマートメーターを設置
エネワンでんきの電気を使用する場所では、スマートメーターが必要です。設置は地域の電力会社が行い、費用もとくに請求されません。電気の利用者にとっては、交換が終わるのを待つだけで良いものの、交換が終わるまでは電気を使えないため注意が必要です。
電気プランの乗り換え時のよくある質問
- 電気プランの切替で電気の品質は変わる?
- 電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
- エネワンでんきが倒産した場合は電気がとまる?
電気プランの切替で電気の品質は変わる?
電気プランを切り替えても、電気の品質に違いは発生しません。電力自由化の議論においても、電力の品質については一切の変動がないよう、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気が届けられるよう設計されており、経済産業省などのHPにも公開されているよう、これまでと全く同一の電気が届けられます。
電気プランの切替で停電の頻度は変わる?
電気プランを切り替えても、停電のリスクが変動することはありません。電力インフラの事故に関しては、短い期間であっても人命や社会インフラの存続に関わるものであり、その復旧に関しては、特定の電力会社や特定プランの顧客優先という視点は存在しません。
また、経済産業省や消費者庁(消費者保護、安全の確保、消費者啓発を目的とした団体)は、電力全面自由化の際、電力の消費者に対して、新電力は停電が増える、電気の品質が変わるといった誤解をしないよう情報発信しています(ご参考)。
エネワンでんきが倒産した場合は電気がとまる?
電力会社も企業ですので、日本にある多くの会社と同様、経営努力を怠れば特殊な例外事例を除き、通常は倒産します。ただ、電気の供給断絶は命に関わることもあるため、エネワンでんきが倒産等した場合でも、突然電気が止まることはないよう制度設計されています。ただし、倒産してますので、同一の電力会社から電気を購入することはできなくなりますので、その点は注意が必要です。
電気を購入している小売電気事業者が倒産等により事業を廃止する場合、小売電気事業者は契約相手である消費者に対してあらかじめその旨周知しなければなりません。つまり、電気の消費者(みなさま)としては、別の電力会社のプランへ切り替える必要があります。
なお、電気はセーフティネットがしっかりしており、最終的な電気の供給を実施すること(最終保障供給)が一般送配電事業者に義務づけられています。例えば、それまで供給していた小売電気事業者が倒産等により事業を廃止したような場合には、需要家は、他の小売電気事業者に切り替えるまでの間、一般送配電事業者と契約することで最終保障供給を受けることもできます。もちろん、別の新電力と契約することも可能です。
このように倒産した場合であっても、別の新電力との契約ができるほか、セーフティーネットも存在するため、倒産の周知があった際に電力切替の行動を起こせば停電することはありません。ただし、倒産した後も全く何もせず、他の電力会社の料金プランへお申込み等しなければ、電気の供給が止まるおそれがあります。このため、再度ご自身にあった電力会社を探すのは手間であることからも、倒産リスクは電気プラン切替のデメリットと捉えることができます。
まとめ
エネワンでんきは、親会社の「株式会社サイサン」が行っていた電力事業が独立する形で生まれた会社です。設立からまだ日は浅いものの、離島を除く全国各地に電気を供給しています。料金プランに関しては、エコを意識したプランがあるのが特徴的です。
メリットは、電気代の支払いでPontaポイントを貯められることや、セット割引があることなどです。良い口コミには「申し込みにあたっての会社の対応が良かった」などがあります。注意点は、離島では契約できないことや、1年未満の解約だと解約手数料がかかることなどです。悪い口コミには「一人暮らしだと電気代があまり安くならなかった」などが見られます。
エネワンでんきをおすすめできるのは、普段からPontaポイントを使っている人などで、申し込みはWeb上で可能です。以上のポイントを踏まえて興味をお持ちのときは、ぜひ契約を申し込んでみてください。
電気プラン乗換コムでは、各電力会社の電気料金プランの数値情報等をデータベース化しております。それらのデータを下記にて一部出力し記載しておりますのでご参考ください。なお、上記記事の作成日とデータベース調査日が異なるケースがありますので、その点はご留意ください。また、電気料金プランの選択でお困りの方がおりましたら、当サイトでは収集データ等を軸にオススメの電力会社をご紹介しておりますので、宜しければご覧ください。
エネワンでんきによる電気料金プランの提供エリアは?
各電力会社が提供する電気料金プランは全国どこでも利用できる訳ではなく、プランによって使える地域・エリアが分かれています。そのため、下記表にてエネワンでんきが提供する一般家庭用プランの提供エリアをご案内差し上げます。皆さまがお住いのエリアで下記電気料金プランを利用可能であるかご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 提供地域 | 電力エリア | プラン分析ページ |
---|---|---|---|
エネワン300プラン 沖縄電力管内 | 沖縄県(一部離島を除く) | 沖縄電力管内管内 | 「エネワン300プラン 沖縄電力管内」の分析ページへ |
実質再エネ300プラン 沖縄電力管内 | 沖縄県(一部離島を除く) | 沖縄電力管内管内 | 「実質再エネ300プラン 沖縄電力管内」の分析ページへ |
エネワン500プラン 沖縄電力管内 | 沖縄県(一部離島を除く) | 沖縄電力管内管内 | 「エネワン500プラン 沖縄電力管内」の分析ページへ |
実質再エネ500プラン 沖縄電力管内 | 沖縄県(一部離島を除く) | 沖縄電力管内管内 | 「実質再エネ500プラン 沖縄電力管内」の分析ページへ |
実質再エネBプラン 九州電力管内 | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「実質再エネBプラン 九州電力管内」の分析ページへ |
エネワンでんき 従量電灯 C 九州電力管内 | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「エネワンでんき 従量電灯 C 九州電力管内」の分析ページへ |
実質再エネCプラン 九州電力管内 | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「実質再エネCプラン 九州電力管内」の分析ページへ |
エネワンBプラン 九州電力管内 | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、一部離島を除く | 九州電力管内管内 | 「エネワンBプラン 九州電力管内」の分析ページへ |
実質再エネ四国Aプラン 四国電力管内 | 徳島県、高知県、愛媛県、香川県 | 四国電力管内管内 | 「実質再エネ四国Aプラン 四国電力管内」の分析ページへ |
エネワン四国Bプラン 四国電力管内 | 徳島県、高知県、愛媛県、香川県 | 四国電力管内管内 | 「エネワン四国Bプラン 四国電力管内」の分析ページへ |
実質再エネ四国Bプラン 四国電力管内 | 徳島県、高知県、愛媛県、香川県 | 四国電力管内管内 | 「実質再エネ四国Bプラン 四国電力管内」の分析ページへ |
実質再エネ中国Aプラン 中国電力管内 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、兵庫県の一部、香川県の一部、愛媛県の一部、一部離島を除く | 中国電力管内管内 | 「実質再エネ中国Aプラン 中国電力管内」の分析ページへ |
エネワン中国Bプラン 中国電力管内 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、兵庫県の一部、香川県の一部、愛媛県の一部、一部離島を除く | 中国電力管内管内 | 「エネワン中国Bプラン 中国電力管内」の分析ページへ |
実質再エネ中国Bプラン 中国電力管内 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、兵庫県の一部、香川県の一部、愛媛県の一部、一部離島を除く | 中国電力管内管内 | 「実質再エネ中国Bプラン 中国電力管内」の分析ページへ |
エネワン四国Aプラン 四国電力管内 | 徳島県、高知県、愛媛県、香川県 | 四国電力管内管内 | 「エネワン四国Aプラン 四国電力管内」の分析ページへ |
実質再エネ関西Aプラン 関西電力管内 | 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県、福井県の一部、岐阜県の一部 | 関西電力管内管内 | 「実質再エネ関西Aプラン 関西電力管内」の分析ページへ |
エネワン関西Bプラン 関西電力管内 | 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県、福井県の一部、岐阜県の一部 | 関西電力管内管内 | 「エネワン関西Bプラン 関西電力管内」の分析ページへ |
実質再エネ関西Bプラン 関西電力管内 | 滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県、福井県の一部、岐阜県の一部 | 関西電力管内管内 | 「実質再エネ関西Bプラン 関西電力管内」の分析ページへ |
エネワン中国Aプラン 中国電力管内 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、兵庫県の一部、香川県の一部、愛媛県の一部、一部離島を除く | 中国電力管内管内 | 「エネワン中国Aプラン 中国電力管内」の分析ページへ |
エネワンでんき 従量電灯 C 北陸電力管内 | 愛知県、岐阜県、三重県、静岡県(富士川以西)、長野県 | 中部電力管内管内 | 「エネワンでんき 従量電灯 C 北陸電力管内」の分析ページへ |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
電気料金プランの想定年間電気代は?
電気料金は基本的に、月額固定の基本料金と、実際に使用した電気量に1kWhあたりの単価を乗じた「従量料金」を合計することで算出できます。これら基本料金や従量料金の単価は各電力会社のHPに掲載されておりますので、電気利用量と基本/従量単価を計算式に当てはめることで、電気料金の水準を算出できます。ただし「基本料金」や「従量料金」の他にも、燃料調整費や市場調整費、もしくは電源調整費等、電力会社によって細かくパラメータが設定されており、実態の電気代と大きく異なるケースもあるため、あくまで下記はご参考としてご参照ください。なお、世帯人数別の電気利用量については、総務省統計局による家計調査の数値をベースとして推計値を算出しています(ご参考))。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | 一人暮らし | 二人暮らし | 三人暮らし | 四人暮らし | 五人暮らし | 六人暮らし |
---|---|---|---|---|---|---|
エネワン300プラン 沖縄電力管内 | 95578円/年 | 116631円/年 | 130666円/年 | 141192円/年 | 151719円/年 | 186807 円/年 |
実質再エネ300プラン 沖縄電力管内 | 100978円/年 | 123111円/年 | 137866円/年 | 148932円/年 | 159999円/年 | 196887 円/年 |
エネワン500プラン 沖縄電力管内 | 165000円/年 | 165000円/年 | 165000円/年 | 165000円/年 | 165000円/年 | 185405 円/年 |
実質再エネ500プラン 沖縄電力管内 | 174000円/年 | 174000円/年 | 174000円/年 | 174000円/年 | 174000円/年 | 195485 円/年 |
実質再エネBプラン 九州電力管内 | 63342円/年 | 110683円/年 | 126216円/年 | 135292円/年 | 147799円/年 | 178051 円/年 |
エネワンでんき 従量電灯 C 九州電力管内 | 59562円/年 | 104203円/年 | 119016円/年 | 127552円/年 | 139519円/年 | 167971 円/年 |
実質再エネCプラン 九州電力管内 | 63342円/年 | 110683円/年 | 126216円/年 | 135292円/年 | 147799円/年 | 178051 円/年 |
エネワンBプラン 九州電力管内 | 59562円/年 | 104203円/年 | 119016円/年 | 127552円/年 | 139519円/年 | 167971 円/年 |
実質再エネ四国Aプラン 四国電力管内 | 63410円/年 | 114666円/年 | 128706円/年 | 139236円/年 | 149766円/年 | 184866 円/年 |
エネワン四国Bプラン 四国電力管内 | 59861円/年 | 103961円/年 | 119419円/年 | 127746円/年 | 140429円/年 | 168185 円/年 |
実質再エネ四国Bプラン 四国電力管内 | 63641円/年 | 110441円/年 | 126619円/年 | 135486円/年 | 148709円/年 | 178265 円/年 |
実質再エネ中国Aプラン 中国電力管内 | 61608円/年 | 111831円/年 | 125463円/年 | 135687円/年 | 145911円/年 | 179991 円/年 |
エネワン中国Bプラン 中国電力管内 | 64285円/年 | 110873円/年 | 126991円/年 | 135516円/年 | 148793円/年 | 177209 円/年 |
実質再エネ中国Bプラン 中国電力管内 | 68065円/年 | 117353円/年 | 134191円/年 | 143256円/年 | 157073円/年 | 187289 円/年 |
エネワン四国Aプラン 四国電力管内 | 59630円/年 | 108186円/年 | 121506円/年 | 131496円/年 | 141486円/年 | 174786 円/年 |
実質再エネ関西Aプラン 関西電力管内 | 59589円/年 | 107743円/年 | 120996円/年 | 130935円/年 | 140875円/年 | 174007 円/年 |
エネワン関西Bプラン 関西電力管内 | 60538円/年 | 102302円/年 | 117242円/年 | 124982円/年 | 137342円/年 | 163142 円/年 |
実質再エネ関西Bプラン 関西電力管内 | 64318円/年 | 108782円/年 | 124442円/年 | 132722円/年 | 145622円/年 | 173222 円/年 |
エネワン中国Aプラン 中国電力管内 | 57828円/年 | 105351円/年 | 118263円/年 | 127947円/年 | 137631円/年 | 169911 円/年 |
エネワンでんき 従量電灯 C 北陸電力管内 | 57355円/年 | 99338円/年 | 112685円/年 | 120616円/年 | 131318円/年 | 157754 円/年 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
※基本料金および電力量料金の合算値となります。
※年間電気代は、一人暮らし(30A相当、月間210kWh)、二人暮らし(40A相当、月間360kWh)、三人暮らし(50A相当、月間400kWh)、四人暮らし(50A相当、月間430kWh)、五人暮らし(60A相当、月間460kWh)、六人暮らし(60A相当、月間560kWh)を利用した場合の推計値です。
各電気料金プランのオプションは?
電気料金プランの利用によって、下記のオプションを利用できる可能性があります。それら内容をご確認いただき、皆様のライフスタイルに沿ったオプション内容であれば、電気料金プランの削減メリットと併せて検討材料にして頂けますと幸いです。なお、オプションによっては適用等で費用が発生するケースもございますので、詳細は公式HPをご確認ください。
※横にスクロールで表全体を表示
プラン | オプション |
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エネワン300プラン 沖縄電力管内 |
見つかりませんでした。 |
実質再エネ300プラン 沖縄電力管内 |
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エネワン500プラン 沖縄電力管内 |
見つかりませんでした。 |
実質再エネ500プラン 沖縄電力管内 |
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実質再エネBプラン 九州電力管内 |
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エネワンでんき 従量電灯 C 九州電力管内 |
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実質再エネCプラン 九州電力管内 |
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エネワンBプラン 九州電力管内 |
見つかりませんでした。 |
実質再エネ四国Aプラン 四国電力管内 |
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エネワン四国Bプラン 四国電力管内 |
見つかりませんでした。 |
実質再エネ四国Bプラン 四国電力管内 |
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実質再エネ中国Aプラン 中国電力管内 |
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エネワン中国Bプラン 中国電力管内 |
見つかりませんでした。 |
実質再エネ中国Bプラン 中国電力管内 |
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エネワン四国Aプラン 四国電力管内 |
見つかりませんでした。 |
実質再エネ関西Aプラン 関西電力管内 |
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エネワン関西Bプラン 関西電力管内 |
見つかりませんでした。 |
実質再エネ関西Bプラン 関西電力管内 |
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エネワン中国Aプラン 中国電力管内 |
見つかりませんでした。 |
エネワンでんき 従量電灯 C 北陸電力管内 |
見つかりませんでした。 |
※各電気料金プラン各々の調査時点での情報となりますので、最新の正確な情報を把握したい方は、各社のHPをご確認ください。
補足
- 本ページの情報は推計値等も含まれているため、最新の正確な情報を把握したい方は、エネワンでんきの公式HPをご確認ください。