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【2024年最新版】おすすめの冷蔵庫5選
冷蔵庫に関する説明
冷蔵庫とは食料品などの物品を低温で保管することを目的とした家電製品です。冷蔵庫が無かった時代では井戸水や、天然の氷などを使って食べ物を冷やしていました。電気式の冷蔵庫ができる以前は木製で中を金属張りにした冷蔵庫が使われていました。
中が二段に分かれており上段に氷を置き、下段に食品を入れて冷やしていました。1950年代後半に電気式の冷蔵庫が生まれ、日本ではテレビ、洗濯機と並んで「三種の神器」と呼ばれました。それほど画期的な家電製品だったのです。冷蔵庫は時代が進むにつれ一般家庭に普及していき、現代では冷蔵庫が無い家庭などほとんど存在しなくなっていると言えるでしょう。
冷蔵庫は電気エネルギーで駆動する圧縮機(コンプレッサー)でガスに圧力をかけます。圧力をかけられたことによって高温高圧になったガスは、凝縮器を通ることで液体になります。液体になったガスは膨張弁を抜けて圧力が急激に低下し、蒸発しやすくなります。
蒸発しやすくなった液体のガスを蒸発器に通して、液体のガスを気体にします。この液体のガスが蒸発するときに熱が奪われ、冷却されます。この冷却を利用して冷蔵庫は低温を維持することができているのです。
冷蔵庫の歴史
冷蔵庫の始まりは1803年、米国のトマス・ムーア氏によって発明され、「refrigerator(冷蔵庫)」と名付けられたことで、冷蔵庫の歴史が始まります。日本における冷蔵庫の始まりは1870年、福沢諭吉が発熱を起こしてしまい、氷を所望します。それを受けた諭吉の塾生たちが外国から製氷機を購入、大学東校(現在の東京大学医学部)教授の宇都宮三郎の手によって氷が作られ、諭吉の発熱は収まります。
この出来事が日本で初めて氷を自発的に作った瞬間です。そして1930年頃、芝浦製作所(現在の東芝)によって日本初の家庭用冷蔵庫が発売されました。しかし、価格が720円と現在ではあまり高くない値段ですが、当時の値段基準では非常に高く(大卒の初任給の1年分くらい)、当時購入できたのは高い収入をもった人や高級レストランなどのごく一部の方々だけでした。
1950年後半、高度経済成長の影響により、電気で動く冷蔵庫の普及が急速に進んだことで、白黒テレビ・洗濯機に続いて「三種の神器」と呼ばれていくようになっていきます。1960年代には冷蔵庫の進化が急激に進み、冷凍庫付きの冷蔵庫や、冷蔵庫と冷凍庫が独立した2ドアタイプ、1973年くらいには野菜室が付いた3ドアタイプなど進化が続き、1975年くらいには一家に一台持つことが普通となり、今の私たちの生活には欠かせない存在となりました。
冷蔵庫の多機能化
最近の冷蔵庫にはより低音で食品を冷やすことが可能な冷凍庫や、野菜の鮮度を保てるチルド室を兼ね備えているものもあります。冷凍庫は冷蔵庫よりも低温で冷やし、完全に凍結させているため冷蔵庫よりも長く保存ができます。
チルド室は冷蔵庫よりも低く、冷凍庫よりも高い温度で冷やし、生肉や魚介類などの傷みやすい食品を保存し、変色や臭みの発生を防ぐことができます。また、発酵食品は発酵を遅らせられるため長期の保存ができます。
漬物やキムチもチルド室に入れると酸味が抑えられ、おいしく食べられます。また、ヨーグルト、生クリームなどの乳製品の発酵を抑えることもできます。他にも、もやしやブロッコリーもチルド室に入れたほうが良いとされています。
冷蔵庫のサイズと消費電力の関係性
冷蔵庫のサイズを大きくすると、それに伴って消費電力も大きくなるイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は冷蔵庫をサイズアップして大きな冷蔵庫に買い替えると、消費電力はむしろ少なくなる傾向があるんです。その理由は主に3つあり、冷却の仕組み、断熱性能、スペースの余裕などが挙げられます。
その理由は主に、①冷却の仕組み、②断熱性能、③スペースの余裕、などが挙げられます。まず、最近の大型冷蔵庫の多くは「冷やしすぎ」や「頻繁なオン・オフ」を抑制するための機能が搭載されており、結果として消費電力もかなり抑えられます。一方で、小型冷蔵庫は全体的な価格帯が低く設定されています。その為に高性能な冷却システムを搭載しにくく、消費電力が大きくなりがちなのです。
また、冷蔵庫は庫内の温度をキープ出来る能力が高いほど消費電力を抑制出来ます。価格が低い小型冷蔵庫の場合、大型冷蔵庫に搭載される高性能な断熱を採用しにくいのです。加えて、熱は冷蔵庫の表面から放出されるため、容量当たりの表面積が小さい大型の冷蔵庫は冷機を保つという観点からもメリットがあります。
最後に、大型の冷蔵庫はスペースに余裕が生まれやすいです。内部に余裕があることで詰め込みすぎを避けることができ、また冷気が流れるスペースも設計上確保しやすいのです。このように大きいことによって、冷やしやすくて無駄が少ないことも消費電力に大きく関係してきます。機器代金といった初期投資だけでなく、省エネ効果が高くランニングコストを抑えられるかどうかも考慮しながら、ご自身に合った冷蔵庫を是非お探しください!
冷蔵庫を買う際には何に気をつければいいの?
冷蔵庫なんてどれも一緒じゃないの?と思う人も多いでしょう。しかし、冷蔵庫には様々な違いがあり、自分の生活に合った冷蔵庫を選ぶ必要があります。そこで、たくさんある冷蔵庫の中でどの点に注目して選べばいいかについて説明します。
開き方
冷蔵庫の扉の開き方には「右向き」、「左向き」、「観音開き」、「両開き」の四種類があります。開き方が右向きの冷蔵庫は、冷蔵庫を正面から見たとき右の方向に扉が開くものです。このタイプの冷蔵庫は左側に壁があるキッチンや右利きの人にお勧めされています。
開き方が左向きの冷蔵庫は、右向きの冷蔵庫とは逆の方向にドアが開くタイプで、右側に壁があるキッチンや左利きの人にお勧めされています。これら2種類のタイプの冷蔵庫のメリットは1枚扉なので開閉が楽に行える、ドアポケットの容量が大きい、などがあります。
デメリットは引越しなどでキッチンの間取りが変わると開閉向きが大きな支障を生むケースが多い、常に開閉の幅が大きいため、冷蔵庫内の冷気が逃げやすい、などがあります。
観音開きの冷蔵庫はフレンチドアタイプとも言われ、2枚のドアがそれぞれ左右に開くタイプです。このタイプの冷蔵庫のメリットは引越しで置く場所の間取りを気にしなくてすむ、開閉が小さくすむので節電になる、開くときに冷蔵庫の真ん前に立つため冷蔵庫の中が見やすい、などがあります。
両開きの冷蔵庫は一枚の扉が左右どちらの方向にも開く冷蔵庫です。このタイプの冷蔵庫は、引越しが多い方や、来客に冷蔵庫の中身を見られたくない(自宅をオフィスにしているなどの)方にお勧めです。
容量
冷蔵庫は前述のとおり、一度電源を入れたら基本ずっとそのままなので、大きすぎる冷蔵庫を買ってスペースが余ってしまうと、その部分も冷蔵庫は冷やすので、電気の無駄遣いになってしまいます。
そのため、普段の生活でどれ位使うかを決めてから選ぶ必要があります。しかし、普段冷蔵庫をどれ位使うかなどわからないという方も多いでしょう。そこで適した容量がわかる計算式を紹介します。
70L×家族の人数+常備分(約100L)+予備分(70L)
この計算式はあくまでも目安であり、「そんなにまとめてたくさん買わないよ」という方はもう少し、小さめのものでも良いでしょう。逆に、「何回も買い物に行くのは面倒くさい」と考える方や「スーパーが遠くて買いに行くのが大変」という方は大きめの冷蔵庫を買うのが良いでしょう。
価格
冷蔵庫の値段は容量が100~200Lの一人暮らし用のものならば、2~5万円程度です。一般家庭用(3~4人分)の冷蔵庫はおおむね10万円以上の値段がします。そのため、冷蔵庫は安くなる時期に買うべきでしょう。
冷蔵庫に限らず家電製品は一年中同じ値段ではなく、買い時があります。家電製品は新製品が出るとそれまでに売られていた製品は型落ち品となり、安くなるのです。型落ち品と聞くと難色を示す人も多いかもしれませんが、冷蔵庫にはあまり新製品と型落ち品には大きな違いがあるわけではないのです。
2019年のうち冷蔵庫が安くなる時期は8月~9月です。なぜこの時期かというと、2019年の10月~11月に新モデルが発売されるからです。そのため、冷蔵庫に強いこだわりが無く、「食べ物がある程度入って保存できるなら何でもいいや」という方は型落ち品を買うことをお勧めします。
冷却技術
ただ食品を冷やすだけではなく、どれだけ食品を傷めず、長く保存できるかを各製造メーカーは競っています。例えば、普通の冷蔵庫の冷凍室に食品を入れて長期間保存していると、食品内の水分が抜けていってしまい、油脂が酸化をはじめ食感や風味が落ちたり、パサパサしたりしてしまいます。
これが「冷凍やけ」といわれています。シャープは冷凍やけを防ぐために食品に直接冷気を当てずに乾燥を抑え、冷却する「冷凍ガード」を開発しました。また、東芝は野菜をより長く新鮮に保つため、一日に20回最適な温度の水分を送り、野菜にとって最適な温度と湿度を保つ新しい保存機能を開発しました。
また、三菱電機はマイナスの温度になっても凍らない「過冷却現象」を利用して、マイナス7度になっても凍らせずにいることで、食品を解凍しなくてもそのまま包丁でカットできる保冷方法を開発しました。
このように、保冷方法にもメーカーによってさまざまな違いがあるため、その点に注目して冷蔵庫を選んでみるのはいかがでしょうか。
【補足1】設置場所の面積もしっかり確認するとベター
冷蔵庫は大きな家電であるため、設置場所にも気を付けていきたい所です。まず、設置スペースに入らなければいけないので、あらかじめ設置場所の大きさを測っておき、そのおおきさにあったものを選びましょう。次に放熱スペース(壁との隙間)についてです。放熱スペースとは冷蔵庫が内部の熱を外に逃がすためのスペースであり、これを設けることで冷蔵庫の熱籠りを防ぎ、効果的に冷却を行うことができます。放熱スペースを設けないと、冷蔵庫の冷えが悪くなったり、消費電力に影響が出ることがあります。放熱スペースについては通常数センチ程度と多少の壁との隙間があればOKですが、冷蔵庫によって多少異なるので、冷蔵庫の取扱説明書を確認していきましょう。
【補足2】AIと冷蔵庫
近年はAIの開発に各社が力を入れており、冷蔵庫にもAI機能を搭載するメーカーが増えています。例えばシャープのCOCORO KITCHENでは、「AIoT」に基づく新しいキッチンサービスを展開しています。無線LANと接続することで、献立の検索・提案などのさまざまな情報を音声や画面で案内します。 また、使えば使うほど家族の嗜好や利用状況を学習し、より利用者にぴったりの情報を提案するようになります。
その他には周辺スーパーでの特売品を知らせてくれたり、冷蔵庫内の食材から献立を提案、また食材の保存方法を知らせてくれるなど便利な機能が盛りだくさんです。ヘルシオやホットクックとの連携も可能となっており、料理の手間を省けます。
さらにスマホアプリとの連携することで、冷蔵庫のドアの開閉から家族の安否の確認ができる機能や、冷蔵庫のタッチパネルにメッセージを送信しておくなど、機能性は料理だけにとどまりません。ぜひAIと連携した冷蔵庫の購入も検討してみてください。
おすすめの冷蔵庫5選
東芝 冷蔵庫 GR-V15BS(W)
- 東芝(TOSHIBA)
- 価格 ¥ 45,000(2024年3月15日時点)
- サイズ:幅47.9×奥行58.2×高さ126.9cm
- 定格内容積:153L (冷蔵室:110L 冷凍室:43L)
- 年間消費電力量:298kWh/年
- ドアの開き方:右開き
冷蔵室の右側には3段ポケットがあるので、ビン類やペットボトル、紙パック等を収納することができます。また、冷凍室にはスライドケースが付いているので、食品類が散らかる心配もないかと思われます。
アイリスプラザ 冷蔵庫 PRC-B092D-W
- アイリスプラザ(IRIS PLAZA)
- 価格 ¥ 22,202(2024年3月15日時点)
- サイズ:幅47.5×奥行50.2×高さ85.8cm
- 定格内容積:87L (冷蔵室:61L 冷凍室:26L)
- 年間消費電力量:202kWh/年
- ドアの開き方:左開き(変更可能)
ホワイト・ブラック・シルバー・ダークウッドの4色から選べます。またドアの開き方は左右どちらにも設定可能です。冷凍庫内には段がないため製氷等は不向きです。
アイリスオーヤマ 冷蔵庫 IRSD-14A-B
- アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- 価格 ¥ 28,480(2024年3月15日時点)
- サイズ:幅50.0×奥行54.9×高さ121.5cm
- 定格内容積:142L (冷蔵室:90L 冷凍室:52L)
- 年間消費電力量:59kWh/年
- ドアの開き方:右開き
一人暮らしの方にちょうど良い大きさです。冷凍室が3段でケースが付いているので、種類ごとに分けてキレイに収納することができます。高評価な点としてはコスパが良いとのことですが、自動霜取り機能が付いていないので、霜取りが大変といったレビューがあり、その点はデメリットかなと感じます。
ハイセンス 冷蔵庫 HR-D15F
- Hisense(ハイセンス)
- 価格 ¥ 36,150(2024年3月15日時点)
- サイズ:幅48.1×奥行58.6×高さ127.7cm
- 定格内容積:162L (冷蔵室:113L 冷凍室:49L)
- 年間消費電力量:306kWh/年
- ドアの開き方:右開き
上のスペースが耐熱天板なので、電子レンジなどを置くスペースとしてもお使いいただけます。冷凍室が引き出し式になっているので、ラクに開け閉めができ、取り出しやすいようになっています。
COMFEE’ 冷蔵庫 RCD45WH/E
- コンフィー(COMFEE’)
- 価格 ¥ 11,580(2024年3月15日時点)
- サイズ:幅47.2×奥行45.0×高さ49.2cm
- 定格内容積:45L
- 年間消費電力量(50/60Hz):120kWh/年
- ドアの開き方:右開き
温度調節は1~6の6段階です。メイン冷蔵庫としての利用には不向きです。小さすぎるため、例えば飲み物専用としての冷蔵庫などとして使うとよいかもしれません。
弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。
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