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【2024年最新版】おすすめの加湿器7選 潤いを届けます。
加湿器とは?
加湿器とは室内気の加湿のために使う空気調和設備です。加湿器は毎年乾燥する季節に流行するインフルエンザの予防になることはもちろん、様々な風邪予防に役立ちます。また冬の乾燥した空気により肌がカサカサになるのを防ぎ、潤いを与えてくれます。
一年を通して部屋の湿度は40〜60%に保つことが大切で、それ以下になると喉や肌の乾燥が気になったり、ウイルスが活動しやすくなったりし、それ以上になるとダニやカビが発生しやすくなります。みなさんの健康を保つためにも加湿器は重要な役割を果たしています。
そんな加湿器ですが、最近は種類も増えてきてたくさんの物の中から何を買うか選択できるようになりました。何を基準に選べばいいかわからない人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、失敗しない加湿器の選び方、おすすめの加湿器を紹介していこうと思います。
加湿器の種類
加湿器は主に「スチーム式加湿器」「超音波式加湿器」「気化式加湿器」「ハイブリッド式加湿器」の4種類に分けられます。ここでは4種類の特徴、メリット、デメリットを述べていこうと思います。
スチーム式加湿器
このタイプは加湿器の中で最もメジャーなタイプです。電気の熱で、タンクの水を沸騰させて発生したスチームを放出する種類です。近年流行しているペットボトルに取り付けるだけで加湿器になる製品も、このスチーム式です。衛生面やメンテナンスの楽ちんさを重視する人はこちらがおすすめです。ただし電気代が高く、また湯気の出る吹き出し口のやけどに注意が必要なため、小さい子どもやペットと暮らしてい人は要検討になります。
メリット
- 煮沸により水は殺菌処理される
- パワフルな加湿力を持っている
- 加湿スピードが早い
- 室温が下がりにくい
- お手入れが楽
デメリット
- 蒸気を発生させるために加熱し続けるため、電気代が高い
- 水を沸騰させるため稼働に時間がかかる
- 湯気が出る吹き出し口は熱くなりやすく、やけどのリスクがある
- 沸騰させる音が気になる人もいる
超音波式加湿器
超音波によって水を細かな粒子にし、粒子をファンによって放出する種類です。霧吹きのようなものですが、出てくる水の粒はたいへん細かいです。このタイプは小型でデザイン性が高いものも多く、アロマ加湿器として使用される場合もあります。電気代も比較的安い一方で、煮沸しないため雑菌の抑制が難しく、念入りなお手入れが必要になります。
メリット
- 消費電力が少ない
- 加湿能力が高い
- 稼働が速い
- ヒーターやファンを使用しないため、運転時の音が静か
- 小型化もしており、卓上用タイプもある
- アロマ機能搭載のもある
デメリット
- 熱による殺菌効果が期待できないため不衛生
- 水分中のミネラルで部屋が白く汚れることがある
- 定期的に手入れが必要である
- 周囲に結露が発生しやすい
気化式加湿器
水を含んだ目の粗いスポンジ状のフィルターや不織布に、ファンで空気を通して加湿する種類です。洗濯物を部屋干しした際に湿度が上がるのと同じような原理を利用したタイプの加湿器です。電気代が非常に安く、部屋全体をムラなく加湿することができます。フィルターを濡れたまま放置してしまうとカビが生えてしまうため、こまめなお手入れが必要になります。
メリット
- 消費電力が低い
- 静音設計の加湿器ならばとても静か
- 熱湯を使わないため、安全性が高い
- ファンを回すだけであるため、4タイプの中で最も電気代が安い
- 小さな水の粒子が部屋の隅々まで届くため、部屋をムラなく加湿することができる
デメリット
- 加湿能力が低い
- 安物だとファンの音がうるさい場合もある
- 加湿速度が4タイプの中で一番遅い
- 濡れたフィルターからカビが発生することを防ぐため、定期的なフィルター交換が必要
ハイブリット式加湿器(スチーム式+気化式)
ハイブリッド式にはスチーム式と気化式の2つのタイプを合わせたようなものと、スチーム式と超音波式の2つのタイプを合わせたようなものがあります。一般的には、前者のスチーム式と気化式を合わせたタイプの加湿器の方が広く出回っています。
「スチーム式+気化式」は、気化式の加湿器に熱の力を加えて、フィルターに通す風を温風にすることで加湿するスピードを上げ、より効率よく部屋を加湿します。
メリット
- 温風を利用するため気化式よりも効率よく加湿できる
- 普段は冷風、加湿性を高めたいときは温風を出せる
- 周囲に結露が発生しにくい
- 加湿スピードが早い
- 吹き出し口が熱くならないため、やけどの心配がない
- 水を沸騰させるわけではないため、通常のスチーム式に比べて消費電力が少ない
デメリット
- 水分中のミネラルで部屋が白く汚れることがある
- 定期的な手入れが必要
- 商品が高価なものが多い
- 定期的なフィルターの交換が必要
- ヒーターを利用するため気化・超音波単体式よりも消費電力は高くなる
ハイブリット式加湿器(スチーム式+超音波式)
「スチーム式+超音波式」は従来の超音波式の加湿器にヒーターを搭載したようなタイプです。水をあたためながら霧状にして放出する製品となります。水を沸騰させるわけではなく、こまめなお手入れが必要になります。
メリット
- 通常の超音波式よりも早く、効率的に加湿をすることができる
- ヒーターで加熱するため雑菌が繁殖しにくい
デメリット
- 水を沸騰させることはないため、こまめな手入れが必要
- 加熱した水を霧状にして放出するため結露ができやすくなる
失敗しない加湿器の選び方、ポイントは?
たくさんの加湿器がある中で、どれを選べばいいのか迷いがちです。そこで、加湿器選びで迷っている方の参考になるように、注意すべきポイントや絶対に抑えておきたい点をまとめました。
サイズ
本体の大きさは基本的に加湿力にも関係してきます。加湿したい範囲、部屋の大きさに合わせて選ぶ必要があるでしょう。また、加湿器は基本、冬場にしか使わないので収納場所も考慮するほうがいいかもしれません。
対応畳数
加湿器には対応した畳数というものが存在します。対応畳数(適用畳数)が大きくなると1時間に出る水分量が多くなるため、リビングで使う場合は対応畳数が大きいもの、自室で使う場合は対応畳数が少ないものなど設置場所を考えながら選ぶことをおすすめします。加湿器を対応畳数よりも大きい部屋で使ってしまうと部屋を充分に加湿できず、逆に小さい部屋で使ってしまうと加湿されすぎて結露やカビの原因になってしまいます。
対応畳数の目安は木造、プレハブ、木造など部屋の構造などでも変わるため、買う前にはしっかりと確認してください。また、異なる大きさの部屋で使いたい場合は自動運転機能があるものを選べば自動で部屋の湿度などを計測してモードを調節してくれるのでおすすめです。
タンク容量
タンクの容量が大きいほど、長時間部屋を加湿することができます。頻繁に水を交換することが面倒な方は、容量が大きい製品を選ぶと良いでしょう。ただし容量が大きすぎてしまうと使用後にタンクの中に水が残ったままになってしまい、カビが生えてしまうことがあるため、加湿器を使用する時間の長さや頻度を考慮しながら購入を検討するのがオススメです。
手入れのしやすさ
加湿器にはタンクの手入れが必須です。タンクが取り出しやすいか、中を清潔に保てるかを考慮する必要があります。製品によってはタンクがないものもあるため、忙しい人や掃除があまり得意でない人は検討してみる価値がありそうです。また、加湿方式によってはフィルターの手入れも必要になります。こちらも取り外しやすさや交換期限などの確認が必要です。
アロマ機能
加湿器にはアロマ機能が搭載されたものもあります。加湿と同時にお気に入りの香りが部屋に充満するため、リラックス効果も抜群です。全ての製品がアロマ対応ではなく、また専用のアロマが必要なことも多いため、しっかり確認しておくと良いでしょう。
タイマー機能
タイマー機能搭載の加湿器であれば、就寝時間や起床時間に合わせた運転ができます。過剰な加湿を防止できるなどかなり便利なため搭載しているものをおすすめします。
自動運転機能
加湿器に湿度センサーが搭載されていると過剰な加湿を防ぎ、常に最適な湿度を維持することができます。また部屋の広さを感知し加湿を行うものもあるなど、設定不要で簡単に湿度を調節することができるためおすすめです。
値段
1000円台の物から6万円するものまで様々な価格のものがあります。高いものだと空気清浄機能やイオン発生機能など便利なものがたくさんあります。単に加湿ができればいいという方だとリーズナブルに購入できます。皆さんの用途に合わせて検討しましょう。
また、同じ加湿能力を持った4タイプの消費電力を比べてみると、電気代が全く異なることがわかります。スチーム式の加湿器は圧倒的に消費電力が多く、次いでハイブリッド式、次に超音波式、そして一番電気の消費量が少ないのが気化式でした。もちろんメーカーや製品によって多少の差はありますが、一番消費量の多いスチーム式と一番少ない気化式では一ヶ月の電気代が1500円以上違うこともあるため、それも考慮しながら選ぶことをおすすめします。
デザイン
部屋の家具に気を使っているのに加湿器だけ浮いてしまっては愛着もわきません。そのため、デザインもお洒落にしたいです。部屋と調和のとれた加湿器を買うことで愛着もわき、長く愛用できると思います。加湿器は丸いものや、四角、三角など形が面白いものも多くカラーバリエーションも豊富です。ぜひ皆さんが気に入るものを探してみてください。
おすすめの加湿器7選
アイリスオーヤマ 加湿器 PHM-UU23B-W
- アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
- 価格 ¥ 3,252(2024年5月2日時点)
- タイプ:超音波方式
- サイズ:幅18.0×奥行18.3×高さ37.1cm
- 質量:1.9kg
- タンク容量:3.0ℓ
- 加湿量:230ml/h
タンクは3.0Lの大容量となっており、最大連続運転時間は13時間となっています。タンクは外す必要がなく、上から給水ができるため給水の面倒さが一切なく非常に便利です。この点は多くの方が高く評価しているため、加湿器選びにあたって外せないポイントになりそうです。加湿能力に関しても高い評価となっており、シンプルな機能で価格も抑えられており、非常におすすめできる加湿器です。
エアロボ 加湿器
- タイプ:超音波方式
- サイズ:幅31.2×奥行26.9×高さ19.8cm
- 質量:1.66kg
- タンク容量:4.3ℓ
- 加湿量:300ml/h
本品はその時の乾燥状態によってミスト量を3段階のモードから選ぶことができるので、常に快適な空間で過ごすことができます。上から給水できるタイプでお手入れも簡単です。大容量で機能性も十分とレビューでも高評価な製品です。
シャープ 加湿器 HV-R30-W
- シャープ(SHARP)
- 価格 ¥ 11,500(2024年5月2日時点)
- タイプ:気化方式
- サイズ:幅32.2×奥行15.9×高さ31.6cm
- 質量:2.8kg
- タンク容量:2.4ℓ
- 加湿量:290ml/h
静音性に優れており、加湿機能も十分なため評価が高くなっています。プラズマクラスターも搭載しており、花粉や浮遊菌の作用を抑えるなど年中活躍できる加湿器です。
シャープ 加湿器 HV-L55-W
- タイプ:気化方式
- サイズ:幅27.2×奥行22.0×高さ45.5cm
- 質量:5.2kg
- タンク容量:4.0ℓ
- 加湿量:550ml/h
加湿器の給水に関しては、製品によって分かれるところとなっています。本製品では本体にそのまま、トレーを取り外して給水する、という2種類の給水方法に対応しています。また水の残量は音と光、さらには目視でも簡単に確認できるようになっており、メンテナンスも容易にできる点が高評価の理由です。
パナソニック 加湿機 FE-KXU05-W
- パナソニック(Panasonic)
- 価格 ¥ 21,544(2024年5月2日時点)
- タイプ:気化方式
- サイズ:幅37.5×奥行18.6×高さ37.5cm
- 質量:5.2kg
- タンク容量:4.2ℓ
- 加湿量:500ml/h
お急ぎモード、おまかせモード、のど・肌モードの3種類の加湿モードを搭載しています。またナノイー機能を搭載しているのは、こちらとこれよりも1回り大きいFE-KXU05です。月に1回水で押し洗いをするだけで10年はしっかり使えるフィルター構造となっており、長期的に見ればコストパフォーマンスも高いと言える製品です。
パナソニック 加湿機 FE-KXF15-W
- タイプ:気化方式
- サイズ:幅44.5×奥行35.0×高さ41.0cm
- 質量:9.8kg
- タンク容量:4.5ℓ
- 加湿量:1,500ml/h
大容量の加湿器なので、広いリビングやご家庭以外だとオフィスや店舗での使用に最適な加湿器です。気化式なので省エネで電気代を抑えることができるのも魅力的なところです。
象印 加湿器 EE-RQ35-WA
- 象印マホービン(ZOJIRUSHI)
- 価格 ¥ 14,680(2024年5月2日時点)
- タイプ:スチーム方式
- サイズ:幅24.0×奥行26.0×高さ27.5cm
- 質量:2.3kg
- タンク容量:2.2ℓ
- 加湿量:350ml/h
象印の電気ポットのような見た目の加湿器です。転倒時の水漏れ防止機能や、ゆっくり温めることで沸騰音を軽減することができるのは象印の技術と言えるでしょう。ただし通常運転の場合、かなり音が大きくなるようです。入タイマーは6時間、切タイマーは2時間となっているため、若干タイマーの使いづらさはマイナスポイントです。
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