プロジェクターについて
プロジェクターとは、ディスプレイ装置の一つで、画像や映像を大型スクリーンに投影することにより表示する装置のことです。様々な種類があり、現在ではDLPや液晶を使い、画像を拡大する装置のことを指すことが一般的です。
種類としては、スライドを投影する「スライドプロジェクタ」透明なシートの上に書いた図版を投影する「オーバーヘッドプロジェクタ」があります。
プロジェクターは、大学や企業のプレゼンや説明会などに用いられているのをよく見る人も多いのではないでしょうか。大人数で何かを視聴したり、論議をする際に大きな画面で見ることができるのはとても便利です。
最近では、プロジェクターは置き場所に困らず、物を持たない暮らしをしている「ミニマリスト」の間や、部屋の風景の「インスタ映え」で使用されている風景をよく目にします。今、プチブームが起こっているプロジェクター。今回はそんなプロジェクターの失敗しない選び方と、おススメをご紹介します!
家庭用プロジェクターとビジネス用プロジェクターの違い
家庭用プロジェクターはやはり、映画を見たりゲームをしたりという使用用途がメインなため「画質」に重点が置かれています。色の再現性が高く、また最近のものは4Kにも対応しているなど、ますます映像の美しさに磨きがかかっています。
一方のビジネス用プロジェクターはオフィスでの使用がメインなため、細かいところを映しだす解像度の高さはもちろんのこと、電気がついていたり、光が差し込むような明るい空間でも見ることができるよう「明るさ」に強みを持っているものが多いです。家庭で用いる場合でも、用途によってはビジネス用の方が都合がよいこともあるため、購入前にはよく確認しおくとよいでしょう。
プロジェクターのメリット・デメリット
テレビと比較して、プロジェクターを実際に使用するとどんなメリットやデメリットがあるのかを解説していきます。
メリット
1.価格が安い
今、プロジェクターが注目を集めているのには理由があります。1つ目は「価格」です。プロジェクターは通常のテレビと比べると大きさが自由に変えられることができます。さらに、同じ画面の大きさを持つ大きなテレビを買うより、はるかにお得に購入できるのです。プロジェクターは画質が悪そうというイメージを持っている人も多いかと思いますが、最近のプロジェクターは画質もよくなっているので安心してください。それでも高画質にこだわりがある方は、テレビでの鑑賞をおススメします。
2、部屋がスッキリする
冒頭でご紹介したように、プロジェクターが「ミニマリスト」やオシャレな部屋での「インスタ映え」に流行っているのをご存知でしょうか。この人たちの共通点は、「物が少ない」「部屋がスッキリ・綺麗に見えている」ことです。プロジェクターは場所を取ることがなく、観賞を楽しむことができます。テレビは使っていなくても置いているだけで存在感が出てしまいます。
ですが、プロジェクターは投影できる壁があるだけでいいので、使用していないときには片付けることができ、投影する壁には物を置かないためスッキリ見えたり、部屋を広く感じさせることができます。この機会にプロジェクターに変えてお部屋をスッキリさせてみてはいかがでしょうか。
3、大人数で楽しむことができる
大きなテレビを買わなくても、プロジェクターは画面の大きさを調節することができるので、友達がたくさん来ても、みんなで共感しながら楽しむことができます。また課題研究やプレゼンで緊張してしまう人にはいい練習や予行が出来るのではないでしょうか。
デメリット
1、部屋が明るいと見えない
プロジェクターにも何点かのデメリットが存在します。当たり前のことですが、直射日光が当たったり、あまりにも明るい部屋では画面が見えません。ですが、真っ暗にしなくても豆電球や薄めのカーテンで見ることは可能です。
2、電源を入れてから少し時間がかかる
液晶テレビのようにすぐにはつかず、起動に10秒ほどかかります。
3、動作音
起動の際や読み込みの際に僅かな動作音が発生します。音量としては非常に小さいのですが、テレビなどと比較すると動作音は大きいです。
プロジェクターの選び方
たくさんのプロジェクターがある中で、どれを選べばいいのか迷いがちです。そこで、プロジェクター選びで迷っている方の参考になるように、注意すべきポイントや絶対に抑えておきたい点をまとめました。
画面の明るさ(ルーメン)
まずは画面の明るさを確認しましょう。画面の明るさは、「ルーメン(lm)」という数値で表され、この数値が高ければ高い程「画面が明るい」ということになります。部屋を明るくしたまま観たいと考えているのであれば、「2000ルーメン」以上のプロジェクターだと良いでしょう。
解像度
解像度とは、画面のキメの細かさを表す数値になります。映像にはこだわりたい方であれば、「フルHD(フルハイビジョン)」もしくは「4K対応」のプロジェクターを選ぶと良いでしょう。
コントラスト比
コントラスト比は、「画面の最も暗い部分」と「最も明るい部分」の比率のことを指します。例えば、コントラスト比が「5000:1」のプロジェクターは、「画面の明るい部分」を「暗い部分」の5000倍の明るさで表示できます。目安としては「10000:1」以上のコントラスト比を持っているプロジェクターを選ぶことでメリハリのある映像が楽しむことが出来ます。
パネル
プロジェクターはパネルというパーツに映像を出力してスクリーンに投影します。そのパネルには「液晶パネル」「DLPパネル」「LCOSパネル」があります。
「液晶パネル」
液晶パネルは、光の三原色である赤・青・緑の3色を当てて透過した映像を投写します。価格がリーズナブルなので、コストパフォーマンスを重視する方にはおススメです。製品の種類が充実して、選択肢が豊富なのも魅力的です。一方で、液晶パネルは黒色が少しグレー気味に表示される現象が発生するため、暗い映像を視聴するのはあまり向かず、またパネルの寿命が短いので、プロジェクターを頻繁に利用する人にはあまりおススメできません。
「DLPパネル」
DLPパネルは、微細なマイクロミラー反射型パネルに光を当てて、反射した映像を投写するタイプです。コントラストの高い映像表現が可能なので、液晶パネルよりも美しい映像が楽しめます。また、パーツの数が少なく軽量でコンパクトにまとまっているのも魅力です。ですが、DLPパネルは構造上、赤・緑・青の切り替えを高速で行っているので、人によっては虹のような模様が見えてしまう可能性があります。
「LCOSパネル」
LCOSパネルは、ハイエンドクラスのホームシアター用プロジェクターや、医療用向けのプロジェクターが採用しているパネルのこと。映像を映す仕組みは「DLPパネル」と似ていて、こちらは表示パネルに「反射型液晶」と呼ばれる特殊な構造を採用することで、高い解像度とコントラスト比が特徴的です。
このパネルは特に画質にこだわりたい人におすすめですが、LCOSパネルを搭載したプロジェクターはかなりお高め。また、パネルの構造が複雑ゆえにプロジェクターのサイズや重量が大きくなってしまいます。

APEMAN 小型 プロジェクター
- 明るさ:4000lm
- コントラスト比:2000:1
4000ルーメンでこの価格!ただし明るいところでの使用には向いていないため注意してください。34~180インチの大画面を投影することができます。業務用のような高性能は期待してはいけないが、アニメや映画を見るという用途でこの価格なら文句はないといった評価が多数みられます。
Amazonで見るVANKYO Leisure 470
- vankyo
- 価格 ¥ 12,800 (2020年6月10日時点)
- 明るさ:4000lm
- コントラスト比:3500:1
ケーブルだけでなく、Wi-Fiを使ってスマホとの接続が可能になっています。動画配信サービスの動画を投影する場合は、ファイヤースティックなどを用意する必要があるため、注意しましょう。ズーム機能は搭載されていないため、投影距離で調節するとのことです。価格も安く画質もいいため高評価です!
Amazonで見るYABER プロジェクター
- 明るさ:4600lm
- コントラスト比:4000:1
こちらも自宅で楽しく映像を楽しむことができます。上の機種との大きな機能差はないため、値段や見た目などで判断すると良いかと思います。
Amazonで見るAnker Nebula Capsule II
- 明るさ:200 ANSIlm
- コントラスト比:4000:1
MONOQLO編集部が2019年にテストした約5000製品の中で「最も感動した完璧プロジェクター」に選ばれたプロジェクターです。世界で初めてAndroid TVを搭載したプロジェクターでYouTubeやAmazonプライムをはじめ、NetflixやAbema TVなどを最大100インチの大画面で楽しむことができます。独自のオートフォーカス機能も搭載されており、高精細な画像もすぐに楽しむことができます。持ち運びも便利なため、家族や友人のお家で楽しむなど楽しみ方は多様です!
Amazonで見るEPSON プロジェクター 3200lm SVXGA+ VGA RCA HDMI対応 EB-S05
- 明るさ:3200lm
- コントラスト比:15000:1
3LCD方式を用いたエプソンのプロジェクターです。白100%とカラーの明るさが同じなため、カラーの明るさが低くなる他製品と比較して、最大3倍の明るさを実現しています。部屋が明るいままでも使用することができるため、ブラインドを下ろしたりする手間も省け、かつ2.4kgの重量のため持ち運びにも向いています。ビジネス用での販売ですが学校などの教育現場での利用もありかもしれません。ただし音声にこだわりがある方には上位機種をおすすめします。
Amazonで見るEPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW7100
- エプソン
- 価格 ¥ 186,473 (2020年4月6日時点)
- 明るさ:3000lm
- コントラスト比:100,000:1
エプソンの4Kエンハンスメントテクノロジーは、4Kエンハンスメントデバイスで1画素を斜めに0.5画素シフトさせることで、スクリーン上の解像度を2倍にして4K相当の高画質を実現しています。明るさやグラデーションは16段階での調整が可能!内臓スピーカーが搭載されており映画やゲームを手軽に楽しむことができます。Bluetooth機能もあるため、ワイヤレスでヘッドフォンを使うなども可能です。Epson iProjectionに対応しており、スマートフォンやタブレットの写真、ファイル、Webサイトなどを、無線LAN対応のプロジェクターに伝送して投写することができるなど、機能が盛りだくさんです。
Amazonで見るEPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW650
- エプソン
- 価格 ¥ 99,900(2020年6月10日時点)
- 明るさ:3100lm
- コントラスト比:15,000:1
HDMI端子搭載のためケーブル1本でシネマもゲームも大画面で手軽に楽しむことができます。Epson iProjectionを用いることでスマートフォンやタブレット端末、コンピューターの写真やドキュメントを、無線LAN経由でプロジェクターから投写できます。ちょっとしたホームパーティにも利用できるためおすすめです。
Amazonで見るパナソニック DLPプロジェクター TH-100FP1
- パナソニック(Panasonic)
- 価格 ¥ 235,000(2020年6月10日時点)
- 明るさ:2700lm
- コントラスト比:2000:1
従来のプロジェクターは、天井や投写面の反対側に本体を設置する必要があったため、ある程度のスペースの確保が必要であり、リビングに設置しにくい場合もありました。こちらはそれを克服し、60インチの画面サイズなら、壁か本体までわずか17cmの距離で投射することが可能です。無線LAN対応のため、余計な配線いらずでテレビ番組をレコーダーから飛ばして映すこともできます。60インチから最大120インチの大画面に設定可能で、映画を見る際には大きく、昼間の番組は小さめでなど簡単に設定することも可能です。デザインも高級感があり、またテレビは大きなものを購入すると、使用しないときには暗く大きな画面の存在感が大きく、雰囲気を乱してしまいますが、インテリシアターは非常にコンパクトなため圧迫感もなくお部屋に調和した雰囲気をもたらします。
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