二人暮らしの平均的な月あたりの支出

本ページでは、二人暮らしの平均的な他の光熱費を整理しております。また物価の上下等によって他の光熱費の実質的な負担が変動するため、家計全体(食費や生活雑貨、家賃など)に対する他の光熱費の割合を整理しております。なお光熱費削減の手段として、お得な電力・ガス会社への切替もご案内しております。

灯油・薪等平均
1466
家計の支出平均
264238

二人暮らしの平均他の光熱費は?季節・エリア別にご紹介!

  • 更新日:2024/07/08

各ご家庭が支払っている家計の支出総額の水準については、総務省統計局の「家計調査(統計法により指定されている基幹統計)」に目安が記されております。また「家計調査」の中には光熱費に関するデータも含まれており、その数値を抽出することで他の光熱費の平均的な水準を把握することができます。

ただし補足として、「家計調査」は日本の全世帯に対する調査ではなく、ある一定の数のご家庭などから取得したデータを元に、日本全体の数値を推定したものであるため、厳密には正確な平均値ではありません。しかし、国内に存在するデータの中では最高水準の正確性と信頼性を持っていると考えられます。

このように厳密な平均値ではないものの、当サイトでは家計調査による2023年6月~2024年5月のデータを参考に推計し、二人暮らしの平均他の光熱費を整理しております。また、物価の上下等によっても光熱費の実質的な負担割合が変わってきますので、食費や生活雑貨、家賃などの諸々の家計全体の支出に対する他の光熱費の割合も整理しております。

なお過去のデータを参照されたい方は、2004年以降の直近20年間の他の光熱費をコチラに整理しておりますのでご参考ください。

データを参照するところによると、二人暮らしの他の光熱費平均は1466円という結果になりました。二人暮らしにおける平均的な家計の支出総額は264238円であり、そのため他の光熱費が家計に占める割合は0.55%となります。皆様の支払っている他の光熱費が平均と比較して、どの程度の水準であるか把握する材料になりましたら幸いです。

二人暮らしにおける季節別の平均他の光熱費、冬の利用量が多くなる傾向に

前述の通り、二人暮らしの平均他の光熱費は1466円となりますが、これは日本全体の年間を通しての統計的な推計値となります。ただ、実際には季節や地域によって他の光熱費の水準は大きく異なってきますので、それらのデータも参照することで、より正確に皆様が支払っている他の光熱費の水準を測ることができます。

まずは季節別のデータですが、気象庁およびNHKでは春を3~5月、夏を6~8月、秋を9~11月、冬を12~2月の期間と区分しております。その定義に合わせると、二人暮らしでの春の平均他の光熱費は1710円、夏では369円、秋では887円、冬では2896円といった結果になりました。最も他の光熱費を多く支払っている季節は冬、一方で最も他の光熱費の支払いが少ない季節は夏ということが分かります。

他の光熱費 家計の支出平均額 他の光熱費が家計に占める割合
春(2024年3月~2024年5月平均) 1710円 234713円 0.73%
夏(2023年6月~2023年8月平均) 369円 216416円 0.17%
秋(2023年9月~2023年11月平均) 887円 221868円 0.4%
冬(2023年12月/2024年1月~2024年2月平均) 2896円 228735円 1.27%

月別の他の光熱費

他の光熱費
2024年1月 3113円
2024年2月 3146円
2024年3月 2884円
2024年4月 1401円
2024年5月 845円
2023年6月 455円
2023年7月 338円
2023年8月 315円
2023年9月 227円
2023年10月 741円
2023年11月 1693円
2023年12月 2429円

二人暮らしにおけるエリア別の平均他の光熱費、北海道地方が支払額トップ!

他の光熱費はエリアによっても平均的な支払額の水準が異なってきます。ここでは、各地方別の他の光熱費のコスト構造を算出しております。月あたりの平均コストとしては、二人暮らしで最も他の光熱費を多く支払っている地域は北海道地方、一方で最も他の光熱費の支払いが少ない地域は東海地方、近畿地方という結果になりました。詳細については下記表に整理しておりますのでご参考ください。

他の光熱費(二人暮らし) ランキング 家計の支出平均額 他の光熱費が家計に占める割合
全国 1466円 -- 264238円 0.55%
北海道 7275円 1位 210911円 3.45%
東北 4029円 2位 209531円 1.92%
関東 769円 6位 236572円 0.33%
北陸 1970円 3位 235196円 0.84%
中部 549円 8位 222156円 0.25%
関西 549円 8位 225802円 0.24%
中国 952円 5位 208237円 0.46%
四国 1368円 4位 211892円 0.65%
九州 735円 7位 208872円 0.35%
沖縄 427円 10位 177918円 0.24%

二人暮らしにおける都道府県別の平均他の光熱費、青森県が支払額トップ!

前述の通り、エリアによって他の光熱費の水準は異なってきますが、ここではより細かく、都道府県別のデータを算出いたします。結果として、二人暮らしで最も他の光熱費を多く支払っている都道府県は青森県、一方で最も他の光熱費の支払いが少ない都道府県は沖縄県という結果になりました。こちらも、下記の通り他の光熱費の平均値を一覧表に整理しておりますのでご参考ください。

他の光熱費 ランキング 家計の支出平均額 他の光熱費が家計に占める割合
全国 1466円 -- 264238円 0.55%
北海道 6009円 3位 221865円 2.71%
青森県 7030円 1位 192955円 3.64%
岩手県 4119円 4位 223177円 1.85%
宮城県 1568円 12位 203276円 0.77%
秋田県 6841円 2位 207498円 3.3%
山形県 2722円 5位 213884円 1.27%
福島県 1892円 9位 237106円 0.8%
茨城県 1480円 13位 237754円 0.62%
栃木県 1126円 17位 254459円 0.44%
群馬県 991円 19位 229311円 0.43%
埼玉県 270円 42位 232045円 0.12%
千葉県 268円 43位 189554円 0.14%
東京都 169円 46位 253481円 0.07%
神奈川県 200円 45位 239421円 0.08%
新潟県 1731円 11位 219428円 0.79%
富山県 1939円 8位 240070円 0.81%
石川県 1767円 10位 240559円 0.73%
福井県 2107円 7位 212997円 0.99%
山梨県 1260円 16位 202770円 0.62%
長野県 2349円 6位 238022円 0.99%
岐阜県 1087円 18位 244131円 0.45%
静岡県 337円 38位 210872円 0.16%
愛知県 292円 40位 230515円 0.13%
三重県 1292円 14位 255656円 0.51%
滋賀県 549円 28位 227772円 0.24%
京都府 304円 39位 224670円 0.14%
大阪府 205円 44位 201823円 0.1%
兵庫県 272円 41位 201449円 0.14%
奈良県 644円 25位 238244円 0.27%
和歌山県 888円 20位 204592円 0.43%
鳥取県 1276円 15位 187312円 0.68%
島根県 888円 20位 204435円 0.43%
岡山県 537円 29位 226659円 0.24%
広島県 460円 32位 218686円 0.21%
山口県 633円 26位 195522円 0.32%
徳島県 473円 31位 229992円 0.21%
香川県 877円 22位 211437円 0.41%
愛媛県 834円 23位 181565円 0.46%
高知県 503円 30位 210666円 0.24%
福岡県 369円 36位 222953円 0.17%
佐賀県 441円 35位 189532円 0.23%
長崎県 554円 27位 204912円 0.27%
熊本県 360円 37位 195393円 0.18%
大分県 458円 33位 229458円 0.2%
宮崎県 701円 24位 208440円 0.34%
鹿児島県 452円 34位 216383円 0.21%
沖縄県 84円 47位 188544円 0.04%

二人暮らしにおける他の光熱費以外の光熱費は?

当サイトでは、他の光熱費以外の光熱費の平均額も整理し皆様にご案内差し上げております。それら光熱費の水準を知りたい方におかれましては、下記リンクより当該ページをご覧ください。

まとめ

本ページでは2023年6月~2024年5月の家計調査データを参考に、二人暮らしの他の光熱費について分析し、それら情報を整理の上で一覧化しております。また光熱費の削減をご希望の方におかれましては、お得な料金プランの調査結果を別ページにて整理しております。電気代を削減したい方はコチラ、都市ガス代を削減したい方はコチラ、LPガス代を削減したい方はコチラをご参考いただけますと幸いです。

おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランの一つと言えます。また、EVユーザーの方も深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
ページトップへ