冬の平均他の光熱費は？世帯人数・エリア別にご紹介！

各ご家庭が支払っている家計の支出総額の水準については、総務省統計局の「家計調査（統計法により指定されている基幹統計）」に目安が記されております。また「家計調査」の中には光熱費に関するデータも含まれており、その数値を抽出することで他の光熱費の平均的な水準を把握することができます。

ただし補足として、「家計調査」は日本の全世帯に対する調査ではなく、ある一定の数のご家庭などから取得したデータを元に、日本全体の数値を推定したものであるため、厳密には正確な平均値ではありません。しかし、国内に存在するデータの中では最高水準の正確性と信頼性を持っていると考えられます。

また気象庁およびNHKでは春を3～5月、夏を6～8月、秋を9～11月、冬を12～2月の期間と区分しております。本ページでは、その定義に合わせ季節別データを抽出の上で表にて整理しております。

このように厳密な平均値ではないものの、当サイトでは家計調査による2023年6月~2024年5月のデータを参考に推計し、冬の平均他の光熱費を整理しております。また、物価の上下等によっても光熱費の実質的な負担割合が変わってきますので、食費や生活雑貨、家賃などの諸々の家計全体の支出に対する他の光熱費の割合も整理しております。

なお過去のデータを参照されたい方は、2004年以降の直近20年間の他の光熱費をコチラに整理しておりますのでご参考ください。

家計調査のデータを参照するところによると、冬の他の光熱費平均は2602円という結果になりました。冬における平均的な家計の支出総額は252050円であり、そのため他の光熱費が家計に占める割合は1.03%となります。

月別の平均他の光熱費

春	2024年3月	2,403円	1399円
	2024年4月	1,138円
	2024年5月	656円
夏	2023年6月	406円	336円
	2023年7月	304円
	2023年8月	297円
秋	2023年9月	214円	775円
	2023年10月	700円
	2023年11月	1,410円
冬	2023年12月	2,478円	2602円
	2024年1月	2,743円
	2024年2月	2,585円

冬における世帯人数別の他の光熱費の平均はどの程度？

前述の通り、冬の平均他の光熱費は2602円となりますが、これは日本全体の全世帯における統計的な推計値となります。ただ、実際には世帯人数や地域によって他の光熱費の水準は大きく異なってきますので、それらのデータも参照することで、より正確に皆様が支払っている他の光熱費の水準を測ることができます。

まずは世帯人数別データですが、冬における他の光熱費の平均値は一人暮らしで1835円、二人暮らしで2896円、三人暮らしで2228円、四人暮らしで1592円、五人世帯で2850円、六人世帯で3342円となります。下記にて表形式で整理しておりますので、ご参考ください。基本的には、世帯人数が多くなるにつれて他の光熱費の支払額も大きくなっていく傾向にあることが分かります。

	冬の平均他の光熱費	冬の家計の支出平均額	他の光熱費が家計に占める割合(平均値)
平均	2602円	252050円	1.03%
一人暮らし	1835円	145105円	1.26%
二人暮らし	2896円	228735円	1.27%
三人暮らし	2228円	270575円	0.82%
四人暮らし	1592円	279901円	0.57%
五人暮らし	2850円	296032円	0.96%
六人暮らし	3342円	291949円	1.14%

冬における地方別の平均他の光熱費、北海道地方が支払額トップ！

他の光熱費は、エリアによっても平均的な支払額の水準が異なってきます。ここでは、各地方別の他の光熱費のコスト構造を算出しております。月あたりの平均コストとしては、冬の時期に最も他の光熱費を多く支払っている地域は北海道地方、一方で最も他の光熱費の支払いが少ない地域は沖縄地方という結果になりました。詳細については下記表に整理しておりますのでご参考ください。

	冬の他の光熱費	ランキング	冬の家計の支出平均額	冬の他の光熱費が家計に占める割合
全国	2602円	--	252050円	1.03%
北海道	9890円	1位	241984円	4.09%
東北	6673円	2位	240401円	2.78%
関東	1262円	8位	271426円	0.46%
北陸	3829円	3位	269847円	1.42%
中部	1863円	4位	254885円	0.73%
関西	1140円	9位	259069円	0.44%
中国	1763円	6位	238916円	0.74%
四国	1832円	5位	243109円	0.75%
九州	1438円	7位	239645円	0.6%
沖縄	452円	10位	204130円	0.22%

冬における都道府県別の平均他の光熱費、青森県が支払額トップ！

前述の通り、エリアによって他の光熱費の水準は異なってきますが、ここではより細かく、都道府県別のデータを算出いたします。結果として、冬の時期に最も他の光熱費を多く支払っている都道府県は青森県、一方で最も他の光熱費の支払いが少ない都道府県は沖縄県という結果になりました。こちらも、下記の通り他の光熱費の平均値を一覧表に整理しておりますのでご参考ください。

	冬の他の光熱費	ランキング	冬の家計の支出平均額	冬の他の光熱費が家計に占める割合
全国	2602円	--	252050円	1.03%
北海道	7325円	4位	254552円	2.88%
青森県	12532円	1位	221383円	5.66%
岩手県	7671円	3位	256058円	3%
宮城県	2348円	16位	233224円	1.01%
秋田県	10680円	2位	238069円	4.49%
山形県	6207円	5位	245395円	2.53%
福島県	4890円	6位	272038円	1.8%
茨城県	2305円	17位	272781円	0.84%
栃木県	2196円	18位	291948円	0.75%
群馬県	1879円	22位	263095円	0.71%
埼玉県	746円	42位	266231円	0.28%
千葉県	754円	41位	217481円	0.35%
東京都	365円	46位	290826円	0.13%
神奈川県	644円	44位	274694円	0.23%
新潟県	2698円	11位	251755円	1.07%
富山県	4077円	8位	275440円	1.48%
石川県	2492円	13位	276000円	0.9%
福井県	2698円	12位	244377円	1.1%
山梨県	3190円	9位	232644円	1.37%
長野県	4234円	7位	273090円	1.55%
岐阜県	1972円	20位	280098円	0.7%
静岡県	1164円	33位	241939円	0.48%
愛知県	933円	40位	264477円	0.35%
三重県	2708円	10位	293321円	0.92%
滋賀県	2188円	19位	261329円	0.84%
京都府	1238円	30位	257770円	0.48%
大阪府	370円	45位	231557円	0.16%
兵庫県	1089円	37位	231128円	0.47%
奈良県	1590円	27位	273344円	0.58%
和歌山県	1658円	25位	234734円	0.71%
鳥取県	2395円	15位	214908円	1.11%
島根県	2451円	14位	234554円	1.04%
岡山県	1707円	24位	260053円	0.66%
広島県	1221円	31位	250905円	0.49%
山口県	1646円	26位	224328円	0.73%
徳島県	1720円	23位	263876円	0.65%
香川県	1965円	21位	242588円	0.81%
愛媛県	1367円	29位	208314円	0.66%
高知県	1006円	39位	241703円	0.42%
福岡県	1091円	36位	255800円	0.43%
佐賀県	1530円	28位	217455円	0.7%
長崎県	1081円	38位	235101円	0.46%
熊本県	1125円	34位	224180円	0.5%
大分県	1095円	35位	263264円	0.42%
宮崎県	1209円	32位	239150円	0.51%
鹿児島県	706円	43位	248262円	0.28%
沖縄県	246円	47位	216322円	0.11%

冬における他の光熱費以外の光熱費は？

当サイトでは、他の光熱費以外の光熱費の平均額も整理し皆様にご案内差し上げております。それら光熱費の水準を知りたい方におかれましては、下記リンクより当該ページをご覧ください。

• 冬の平均電気代
• 冬の平均ガス代
• 冬の平均水道代

まとめ

本ページでは2023年12月/2024年1月~2024年2月の家計調査データを参考に、冬の時期の他の光熱費について分析し、それら情報を整理の上で一覧化しております。また光熱費の削減をご希望の方におかれましては、お得な料金プランの調査結果を別ページにて整理しております。電気代を削減したい方はコチラ、都市ガス代を削減したい方はコチラ、LPガス代を削減したい方はコチラをご参考いただけますと幸いです。