家電の使い方で体調が変わる?空気に関わる家電を活かす生活術
室内の空気は、そこで過ごす方の健康に密接に関わっており、気温や湿度を調整するためのエアコンをはじめ、さまざまな家電が利用されています。また、エアコン以外にも、使い方によって体調に影響を与える家電があるでしょう。
近年、環境問題への取り組みや電気代の値上がりなどを背景に、多くの方が節電に取り組んでいます。一方で、夏場などは気温が非常に高くなり、エアコンなどの空調家電を使用せざるを得ない場面も少なくありません。一見すると、節電と健康の維持は両立できないように思えます。
この記事では、電力を上手に使った体調管理の考え方や節電と健康管理を両立させるためのポイントをご紹介します。家電を活用した体調管理と節電に関心がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
家電と健康は「室内環境」を通じてつながっている
エアコンなどの家電は、室内環境を快適な状態に整えることで健康に影響を与えています。家電とうまく付き合っていくためには、健康に影響する家電にどのような役割があるのかを把握しておくことが大切です。
まずは、家電と健康の関係について概要を見ていきましょう。
体調に影響しやすい室内環境の要素
室内環境において、健康に影響する条件はいくつかの要素に分けられます。
家電によって調節される条件の多くは、空気環境に含まれる要素です。空気環境とは、人が快適に過ごすための温度や湿度、気流、空気の清浄度などを指します。
快適だと感じる温度は季節によって異なり、夏は25℃前後、冬は20℃前後が目安です。湿度は四季を通して50%前後が理想とされており、温度と湿度のバランスが崩れると蒸し暑くなったり、体が冷えたりして体調に影響を及ぼします。また、空気は温度によって天井付近に上ったり床付近に留まったりする性質があるため、空気の対流を起こしてムラなく状態を一定にしたほうが、過ごしやすい環境になるでしょう。
空気の温度や湿度だけでなく、空気に含まれる物質も健康に影響を与えます。花粉やハウスダスト、PM2.5などが漂っていると、アレルギーなどの原因になるためです。
日光や照明の光量、騒音の少ない環境なども、室内で過ごすうえでの快適さに影響します。
空調家電が健康に果たす役割
室内の温度を調節するエアコン以外にも、空調に関与する家電として、空気清浄機や加湿器、除湿機などが挙げられます。これらの家電は、過ごしやすい環境を整えながら健康にも影響を与える可能性が高いです。
こうした空調に関わる家電は、体調不良を治すためではなく、体調を整えるための道具として使われます。空気の温度や湿度を調整し、汚染物質を取り除くことによって、病気や体調不良を予防する効果が期待されているのです。
節電と健康は両立できるのか
エアコンは一般家庭の消費電力の約30%を占めるとされており、大量の電気を使う家電の一つです。そのため、電気代を節約するためにエアコンの使用を控える方は少なくありません。
しかし、エアコンの使用を控えると空調を管理しにくくなり、健康を損なう可能性があります。とくに夏は、エアコンを使用せずに熱中症になり、最悪の場合は命に関わることもあるため注意が必要です。
電気代の節約において、消費電力が多い家電=悪というわけではありません。使用時の設定やメンテナンスなど、使い方次第で健康と節約は両立可能です。
エアコンの利用と健康の落とし穴
エアコンは室内の空調を整え、快適に過ごすために欠かせない家電の一つです。一方で、使い方を間違えると健康を損なうこともあります。
設定温度の影響だけでなく、使い方によっては睡眠の質が落ちたり、自律神経に影響が出たりすることもあるでしょう。エアコンで体調を管理するためには、運用方法を見直すことが大切です。
冷えの原因は温度だけではない
夏場にエアコンが効きすぎて寒い、逆に冬にエアコンをつけているにもかかわらず冷えると感じたことがある方は少なくないでしょう。
エアコンの温度設定自体も大切ですが、体が冷える原因は温度だけではありません。エアコンの風向きも体の冷えに大きな影響を与えます。
例えば、夏に暑いからとエアコンの風が直接体に当たるようにしていると、そのぶん速く冷えてしまうでしょう。また冬は、意識して空気を循環させないと冷たい空気が足元に溜まり、足が冷える原因になります。さらに、住宅の断熱性能が低い場合、せっかく暖房で室内を温めても冷たい外気が入り込む可能性が高いです。
室内の湿度は体感温度にも影響を与えます。湿度が10%高くなるごとに体感温度が1℃上がるとされており、湿度が高い部屋では「なんとなく暑い」と感じてエアコンの設定温度を下げてしまいがちです。その結果、必要以上に体が冷えて不調になる可能性が高まります。
睡眠の質にも空調が大切
日中だけでなく、夜間の睡眠時も空調を整えることで快適に眠れる可能性が高まります。
眠るときの室内が暑すぎても寒すぎても、睡眠の妨げになるでしょう。一般的には、室温が26~28℃の範囲に収まっていると眠りやすいとされています。室温が高すぎると体温調節が阻害され、寝苦しさを感じるため注意が必要です。
また、睡眠時の快適さには室内の湿度も影響します。快適な睡眠のためには、湿度を60%以下に保つのが望ましいです。一方で冬場は乾燥しやすく、肌や喉の水分が失われる可能性があるため、加湿器を併用するなどの対策が求められます。
室温の調整のためにエアコンを活用することは大切ですが、なかには稼働音が気になって眠れないという方もいるでしょう。稼働音が気になる場合は、タイマー機能やおやすみモードを活用すると、音を抑えられる可能性があります。
さらに、寝ているときに風が体に直撃すると体温が急激に変化して寝苦しくなるため、自動運転などを活用して風量や風向を調節するのがおすすめです。
「設定温度」以上にエアコンを活用するには
エアコンをより活用するには、冷房・暖房の設定温度以外の機能も調整する必要があります。
エアコンは風向や風量を切り替えられます。例えば夏は、冷たい空気を体に当てず対流させるために上向きに設定する、冬は足元から温めるために下向きに設定するといった使い方ができるでしょう。また、つけ始めは早く温度を整えるために風量を多めにし、温度が均一になったら風量を落として節電するといった調節も可能です。
こうした設定を都度行うのは手間がかかります。そこで、自動運転機能を活用すると、エアコンが自動で風向や風量を調節してくれるためおすすめです。
また、エアコンだけでなくサーキュレーターも活用し、室内の空気を対流させると、よりスピーディに室温を調整できます。
エアコンの節電で体調を崩すケース
エアコンは家電のなかでもとくに消費電力が大きいため、節電のために使用を控える方も少なくありません。しかし、無理に節電しようとすると体調を崩す可能性があります。
そもそもエアコンを使わずに過ごそうとすると、夏場は熱中症になる可能性があります。また、室温を早く調整しようとして極端な温度設定による急冷・急暖を繰り返すと、寒暖差で自律神経が過剰に働き、不調を起こす場合もあるでしょう。
また、つけたり消したりを繰り返すと室温を一定に保ちにくく、体調が崩れやすくなります。エアコンは起動時に多くの電力を消費するため、電気代もかさみやすく、節電としても効果的とは言いにくいです。
湿度コントロールが健康の分かれ道
空調から健康を整えるためには、室内の湿度をコントロールすることが大切です。
健康に過ごすための適正湿度は50%前後と言われています。湿度が60%を超えるとカビやダニが発生しやすくなり、逆に40%を下回ると乾燥してインフルエンザウイルスなどが活発になりやすいため、湿度が高すぎるのも低すぎるのも望ましくありません。
乾燥は喉や肌にも悪影響を与えるため、エアコンや加湿器、除湿機などを活用して適切な湿度を保つことが大切です。
乾燥しすぎのサイン
室内が乾燥してくると、体にさまざまなサインが表れます。
空気が乾燥すると喉の水分が奪われ、いがいがしたり痛くなったりすることがあるでしょう。また、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかる可能性が高まります。病原体が乾燥で活性化しやすいことに加え、粘膜が異物を排出する働きが弱まるためです。
乾燥によって肌の水分も奪われるため、肌荒れやかゆみなどの肌トラブルも起きやすくなります。ほかにもドライアイが進行し、目の違和感が強くなるなどのサインが出るでしょう。
さらに、空気が乾燥していると静電気も起きやすくなります。服を着たときにぴりぴりとした刺激があったり、ドアノブに触れたときにパチッと音がしたりする場合は、室内が乾燥している可能性が高いです。
加湿のしすぎのサイン
乾燥のしすぎも良くありませんが、加湿器などで加湿しすぎることも、カビやダニが繁殖する原因になり望ましくありません。加湿しすぎていると、室内にさまざまなサインが表れます。
湿度が高くなりすぎている場合、外気との寒暖差で窓などに結露が発生しやすくなります。結露を放置するとカビや建材の腐食につながるため、その都度拭き取ったうえで、加湿しすぎていないか確認が必要です。
また、湿度が高すぎて部屋のどこかでカビが発生している場合、カビ臭を感じることがあるため注意が必要です。発生源を確認し、清掃やカビ取りを実施しましょう。
寝具などの布製品が「なんとなく湿っている」と感じるときも、加湿しすぎている可能性があります。
除湿機・エアコン除湿・換気の使い分け
室内の湿度を下げるには除湿機が効果的ですが、エアコンにも除湿機能があります。また、換気によっても湿度を下げられますが、季節によって適した方法は異なります。
除湿機には、空気を冷却して水分を水滴として除去するコンプレッサー式、ヒーターを利用するデシカント式、両者を組み合わせたハイブリッド式があります。エアコンの除湿機能は、一般的にコンプレッサー式と同じ仕組みで空気中の水分を除去し、ホースを通じて室外に排水するのが特徴です。
コンプレッサー式の除湿機やエアコン除湿は消費エネルギーが少ない傾向にありますが、気温が低い冬場は除湿能力が低下します。そのため、秋以降に除湿したい場合はデシカント式、あるいはハイブリッド式の除湿機を使用すると良いでしょう。
梅雨の時期は、除湿機とエアコン除湿を併用すると室内の湿度上昇をより抑えられます。また、天気によっては換気を取り入れることで、室内の湿気を外に逃がすことも可能です。とくに冬場は、除湿機を使わず換気だけでも十分な効果が得られる場合があります。
加湿器は衛生に気を付けて使う
加湿器を使用する際は、加湿のしすぎだけでなく、加湿器自体の衛生管理も重要です。加湿器は内部が高湿になりやすく、雑菌が繁殖して拡散されることで健康を損なうリスクがあります。
加湿器には気化式、スチーム式、超音波式の3種類と、それらの複合タイプがあります。気化式は水を含んだフィルターに風を当てて加湿する方式で、手入れは比較的楽ですが、清潔さはややスチーム式に劣る傾向があるのです。スチーム式は水を加熱して蒸気にするため、比較的清潔に使用できます。超音波式は水に振動を与えて霧状にする方式で、加湿スピードは速いものの清潔に保つのが難しい点に注意が必要です。
加湿器を清潔に保つには、毎日水を入れ替えて使用することが大切です。水道水は消毒されていますが、時間が経つと塩素が抜けて雑菌が繁殖しやすくなります。なお、水道水以外の水は消毒されていないため雑菌の繁殖を抑えにくく、加湿器には向きません。
タンクは定期的にスポンジなどでこすり洗いすると清潔に保てます。また、フィルターをこまめに交換したり、付着したホコリを掃除機で除去したりするのも効果的です。少なくとも1ヶ月に1回は掃除すると良いでしょう。
設置場所は、部屋の中央やデスクの上など、水蒸気を部屋全体に拡散しやすい場所がおすすめです。壁際や窓際は結露しやすくカビの原因になるほか、扉の近くなど空気の出入りが多い場所も設置に向かないため注意しましょう。
空気清浄機できれいな空気を整えるには
室内の温度や湿度だけでなく、空気中の異物がどれだけ少ないかも健康に関わります。花粉やハウスダスト、病原菌や有害物質を取り除くには、空気清浄機を利用するのがおすすめです。
空気清浄機を利用して効果的に空気をきれいにする方法や、見落としがちな健康の要因について見ていきましょう。
空気清浄機の効き目を引き出すには
室内の温度や湿度だけでなく、空気中の異物がどれだけ少ないかも健康に関わります。花粉やハウスダスト、病原体や有害物質を減らすには、空気清浄機の利用がおすすめです。
空気清浄機を効果的に使う方法や見落としがちな健康要因について見ていきましょう。
空気清浄機の性能は置き場所で変わる
空気清浄機は、室内のどこに置くかによって性能が変わります。
基本的には、吸気口や排気口を塞がないようにしつつ、壁から少し離して設置するのがおすすめです。床上1m程度の高さに設置すると、室内の空気循環を活かして空気をきれいにしやすくなります。逆に、直射日光が当たる場所や窓際、エアコンの風や熱が直接当たる場所などは避けたほうが良いでしょう。
なお、ほかの空調家電と併用する場合は、空気の流れ同士がぶつからないように注意が必要です。エアコンで暖房を使用しているときはエアコンの対面に、冷房を使用しているときはエアコンの下に置くと循環の邪魔になりにくいでしょう。除湿機や加湿器と併用する場合は、30cm以上距離を空けるのがおすすめです。
扇風機やサーキュレーターなど、室内の空気を循環させる家電も併用するとより効果が期待できます。また、空気清浄機は24時間連続運転したほうが良いと言われることもあります。
ただし、空気清浄機は空気中のホコリを吸い込めますが、完全にホコリをなくせるわけではありません。すでに床に積もったホコリは吸い込みにくいため、掃除も併せて行うことが大切です。
換気と空気清浄機の併用で効果を引き出す
空気清浄機のよくある誤解の一つに、「稼働していれば換気は不要」というものがあります。しかし、換気と空気清浄機の役割は異なります。
空気清浄機は空気中の異物を取り除きますが、呼吸によって増えた二酸化炭素濃度を下げたり、ガス成分を十分に排出したりする機能は基本的に期待できません。二酸化炭素やガス成分の濃度が高まると体調に影響するため、適度に換気をして室内と外の空気を入れ替える必要があります。
一方で、花粉が飛散する時期などは換気に不安を感じる方もいるでしょう。その場合は、短時間で効率的に換気を済ませた後に空気清浄機を稼働させるのがおすすめです。キッチンの換気扇も活用し、対角線上の窓を開けて短時間で空気を入れ替えてから空気清浄機を使うと良いでしょう。
見落としがちな健康要因
家の中には、空気清浄機だけでは解決できない健康要因もいくつかあります。
エアコンや換気扇は、外気を取り込んで室内に送る過程でフィルターによりある程度の汚れを除去していますが、長く使用するとフィルターに汚れが溜まる点に注意が必要です。汚れたフィルターを使い続けると、性能が落ちるだけでなく、空気の汚れを除去しきれず、かえって健康に悪影響が出る可能性があります。
また、室内ですでにカビが発生している場合、空気清浄機を使用していてもカビそのものを取り除けるわけではありません。クローゼットや押し入れの中など、湿気が溜まりやすくカビが生えやすい場所はこまめに点検し、しっかり掃除することが大切です。
見落とされがちな要素として「におい」も挙げられます。室内の空気には複数の化学物質が含まれており、人によっては不快なにおいを感じることもあるでしょう。すべての影響が解明されているわけではないものの、健康に影響する可能性はあるため、こまめな換気でこうした物質を室外へ逃がすことが大切です。
季節別の空調家電運用テンプレ
エアコンや除湿器、加湿器、空気清浄機などの空調家電は、季節ごとにどれが有効なのかが異なります。空気から健康的な生活を送るためには、季節に合った家電を活用することが大切です。
熱中症になりやすい夏や冷え込む冬、湿度の高い梅雨、アレルギーの症状が出やすい花粉の時期など、それぞれの時期で活用したい家電について見ていきましょう。
夏の熱中症対策
夏は気温が高く、室内でも熱中症対策が欠かせません。まず必要なのは、冷房を使用できるエアコンです。
空気の循環を良くして部屋を冷やしやすくすれば、電気代も抑えられる可能性があります。扇風機やサーキュレーターなどを活用し、室内の温度ムラをなくすと効果的です。
冬は暖房だけでなく乾燥対策も
冬に空調家電を使用する際に気をつけたいのは、室内の乾燥です。
冬にエアコンやヒーターなどで暖房をかけると、空気が温まり保持できる水蒸気量が増えます。しかし、室内に存在する水蒸気量自体が増えるわけではないため、相対湿度が下がって乾燥を感じるでしょう。室内が乾燥していると、喉や肌の水分が失われて健康に影響が出ます。
そのため冬は、エアコンだけでなく加湿器や加湿機能付き空気清浄機を活用して空気中の水分を増やすことが大切です。また、室内に洗濯物を干し、サーキュレーターなどで風を当てて乾かすのも効果があります。
梅雨は除湿とカビ対策が大事
梅雨は雨が多く、室内の湿度も高くなりがちです。そのため、除湿機能がある家電を活用する必要があります。
湿度が高く、気温がそこまで高くないときは、除湿機やエアコンの除湿機能を使用すると良いでしょう。ただし、気温が高い場合は除湿よりも冷房を使用したほうが熱中症になりにくいです。
また、梅雨はカビ対策も必要です。基本は窓を開けて換気しますが、扇風機やサーキュレーターで空気の通り道を作ると、より効率が上がります。
花粉が飛び交う時期の対策
スギ花粉やイネ科の花粉など、花粉症を引き起こす植物が飛散する時期は、室内でも対策が必要です。基本は、室内に花粉を持ち込まないこと、入り込んだ分を素早く除去することです。
換気は花粉の飛散が少ない早朝に行うと、室内に入る花粉の量を抑えられるでしょう。洗濯物はできるだけ外に干さず、室内干しが望ましいです。外出から帰宅したときは、玄関先で服や体に付いた花粉を払い落としてから室内に入ると良いでしょう。
室内に入ってしまった花粉を除去するには、エアコンが生み出す気流と空気清浄機の機能を組み合わせ、効率良く花粉を捕集できるようにするのがおすすめです。
電気代を抑えつつ健康も守るムリのない節電設計を
エアコンなどの空調家電は部屋全体の空気を対象とするため、消費電力が大きく電気代も高くなりがちです。とはいえ、極端な節電をすると熱中症などで健康を損なう可能性があります。
節電をするときは、健康を維持できる範囲でバランスを取ることが大切です。
健康を削る節電はNG
電気代を抑えたいからといって、心身の健康を損なうような節電をするのは望ましくありません。
夏に冷房を控えて熱中症になる、冬に暖房を入れずに風邪やインフルエンザにかかるなど、場合によっては電気代以上に医療費がかかります。また、極端な節電で自律神経に不調が出た場合、長期的な影響が出る可能性もあるため注意が必要です。
エアコンの電気代を改善するには
エアコンの電気代を削減するには、冷暖房効率を上げ、空調維持に必要なエネルギーを減らすことが大切です。
窓に断熱シートを貼って熱の出入りを減らすと、効率良く室温を調整できます。また、カーテンの長さや性能を工夫すると、調整した室温を保ちやすくなります。
稼働中はサーキュレーターで空気を循環させることで、より効果的に室温を整えられます。さらに夏場は、室外機に日差し除けを設置して直射日光を避けると、排熱しやすくなり冷房効率を高められるでしょう。
家電の「稼働時間」を減らすより「負荷」を下げる
健康的に節電するには、電源を切って稼働時間を減らすのではなく、家電にかかる負荷を減らすことが大切です。むやみに電源を切ると、再起動時に多くの電力が必要になり、かえって電気代がかさむ原因にもなります。
ただし、稼働中に大きな負荷がかかっていると、それも電気代が高くなる原因です。エアコンであれば、フィルターを1ヶ月に1~2回掃除して効率を保つこと、サーキュレーターで室温を調整しやすくすることなどが挙げられます。
また、室外機の周囲に物を置いて排熱を妨げると効率が落ちるため注意が必要です。
消費電力の見える化も効果的
節電のためには、自宅で使用している電気の「見える化」もおすすめです。家庭で使用している電気の量を、グラフや数値で確認できるようにする取り組みを指します。
例えば、電力会社によっては契約者向けに使用量を確認できるサービスを提供しており、家庭で消費した電気の総量をインターネット上でチェックできます。また、HEMSなどのシステムを導入することで、家庭のどこでどれだけ電気が使われているかを把握することも可能です。
具体的に消費量を把握できれば、どこをどう削ればよいかを考えやすくなります。
まとめ
健康を保ったまま生活するためには、季節に応じた空調家電を使用することが大切です。空調家電の使用には電気代がかかりますが、電気代を節約しながらでもこれらの家電を活用することができます。
エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたモ!
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