二人暮らしの平均的な月あたりの支出

本ページでは、二人暮らしの平均的な水道代を整理しております。また物価の上下等によって水道代の実質的な負担が変動するため、家計全体(食費や生活雑貨、家賃など)に対する水道代の割合を整理しております。なお光熱費削減の手段として、お得な電力・ガス会社への切替もご案内しております。

平均水道代
4242
家計の支出平均
264238

二人暮らしの平均水道代は?季節・エリア別にご紹介!

  • 更新日:2024/07/08

各ご家庭が支払っている家計の支出総額の水準については、総務省統計局の「家計調査(統計法により指定されている基幹統計)」に目安が記されております。また「家計調査」の中には光熱費に関するデータも含まれており、その数値を抽出することで水道代の平均的な水準を把握することができます。

ただし補足として、「家計調査」は日本の全世帯に対する調査ではなく、ある一定の数のご家庭などから取得したデータを元に、日本全体の数値を推定したものであるため、厳密には正確な平均値ではありません。しかし、国内に存在するデータの中では最高水準の正確性と信頼性を持っていると考えられます。

このように厳密な平均値ではないものの、当サイトでは家計調査による2023年6月~2024年5月のデータを参考に推計し、二人暮らしの平均水道代を整理しております。また、物価の上下等によっても光熱費の実質的な負担割合が変わってきますので、食費や生活雑貨、家賃などの諸々の家計全体の支出に対する水道代の割合も整理しております。

なお過去のデータを参照されたい方は、2004年以降の直近20年間の水道代をコチラに整理しておりますのでご参考ください。

データを参照するところによると、二人暮らしの水道代平均は4242円という結果になりました。二人暮らしにおける平均的な家計の支出総額は264238円であり、そのため水道代が家計に占める割合は1.61%となります。皆様の支払っている水道代が平均と比較して、どの程度の水準であるか把握する材料になりましたら幸いです。

二人暮らしにおける季節別の平均水道代、冬の利用量が多くなる傾向に

前述の通り、二人暮らしの平均水道代は4242円となりますが、これは日本全体の年間を通しての統計的な推計値となります。ただ、実際には季節や地域によって水道代の水準は大きく異なってきますので、それらのデータも参照することで、より正確に皆様が支払っている水道代の水準を測ることができます。

まずは季節別のデータですが、気象庁およびNHKでは春を3~5月、夏を6~8月、秋を9~11月、冬を12~2月の期間と区分しております。その定義に合わせると、二人暮らしでの春の平均水道代は4156円、夏では4229円、秋では4321円、冬では4558円といった結果になりました。最も水道代を多く支払っている季節は冬、一方で最も水道代の支払いが少ない季節は冬~春ということが分かります。

水道代 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
春(2024年3月~2024年5月平均) 4156円 234713円 1.77%
夏(2023年6月~2023年8月平均) 4229円 216416円 1.95%
秋(2023年9月~2023年11月平均) 4321円 221868円 1.95%
冬(2023年12月/2024年1月~2024年2月平均) 4558円 228735円 1.99%

月別の水道代

水道代
2024年1月 4276円
2024年2月 4230円
2024年3月 3987円
2024年4月 4293円
2024年5月 4189円
2023年6月 4156円
2023年7月 4192円
2023年8月 4338円
2023年9月 4095円
2023年10月 4636円
2023年11月 4231円
2023年12月 5168円

二人暮らしにおけるエリア別の平均水道代、東北地方が支払額トップ!

水道代はエリアによっても平均的な支払額の水準が異なってきます。ここでは、各地方別の水道代のコスト構造を算出しております。月あたりの平均コストとしては、二人暮らしで最も水道代を多く支払っている地域は東北地方、一方で最も水道代の支払いが少ない地域は四国地方という結果になりました。詳細については下記表に整理しておりますのでご参考ください。

水道代(二人暮らし) ランキング 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
全国 4242円 -- 264238円 1.61%
北海道 2970円 7位 210911円 1.41%
東北 3801円 1位 209531円 1.81%
関東 3071円 3位 236572円 1.3%
北陸 3611円 2位 235196円 1.54%
中部 2995円 4位 222156円 1.35%
関西 2995円 4位 225802円 1.33%
中国 2972円 6位 208237円 1.43%
四国 2526円 10位 211892円 1.19%
九州 2889円 8位 208872円 1.38%
沖縄 2621円 9位 177918円 1.47%

二人暮らしにおける都道府県別の平均水道代、長野県が支払額トップ!

前述の通り、エリアによって水道代の水準は異なってきますが、ここではより細かく、都道府県別のデータを算出いたします。結果として、二人暮らしで最も水道代を多く支払っている都道府県は長野県、一方で最も水道代の支払いが少ない都道府県は大阪府という結果になりました。こちらも、下記の通り水道代の平均値を一覧表に整理しておりますのでご参考ください。

水道代 ランキング 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
全国 4242円 -- 264238円 1.61%
北海道 2316円 44位 221865円 1.04%
青森県 3712円 7位 192955円 1.92%
岩手県 3940円 2位 223177円 1.77%
宮城県 2945円 27位 203276円 1.45%
秋田県 3594円 9位 207498円 1.73%
山形県 3774円 5位 213884円 1.76%
福島県 3429円 16位 237106円 1.45%
茨城県 3544円 10位 237754円 1.49%
栃木県 3677円 8位 254459円 1.45%
群馬県 3382円 17位 229311円 1.47%
埼玉県 3073円 22位 232045円 1.32%
千葉県 2728円 34位 189554円 1.44%
東京都 3004円 24位 253481円 1.19%
神奈川県 2827円 32位 239421円 1.18%
新潟県 3438円 15位 219428円 1.57%
富山県 3477円 13位 240070円 1.45%
石川県 3529円 12位 240559円 1.47%
福井県 3537円 11位 212997円 1.66%
山梨県 2997円 25位 202770円 1.48%
長野県 4460円 1位 238022円 1.87%
岐阜県 3287円 19位 244131円 1.35%
静岡県 2973円 26位 210872円 1.41%
愛知県 2724円 35位 230515円 1.18%
三重県 3922円 4位 255656円 1.53%
滋賀県 3464円 14位 227772円 1.52%
京都府 3096円 21位 224670円 1.38%
大阪府 1978円 47位 201823円 0.98%
兵庫県 2389円 43位 201449円 1.19%
奈良県 3732円 6位 238244円 1.57%
和歌山県 2476円 42位 204592円 1.21%
鳥取県 3192円 20位 187312円 1.7%
島根県 3324円 18位 204435円 1.63%
岡山県 3038円 23位 226659円 1.34%
広島県 2127円 45位 218686円 0.97%
山口県 2887円 31位 195522円 1.48%
徳島県 2026円 46位 229992円 0.88%
香川県 2513円 40位 211437円 1.19%
愛媛県 2722円 36位 181565円 1.5%
高知県 2519円 39位 210666円 1.2%
福岡県 2900円 30位 222953円 1.3%
佐賀県 2792円 33位 189532円 1.47%
長崎県 3937円 3位 204912円 1.92%
熊本県 2938円 28位 195393円 1.5%
大分県 2710円 37位 229458円 1.18%
宮崎県 2911円 29位 208440円 1.4%
鹿児島県 2496円 41位 216383円 1.15%
沖縄県 2541円 38位 188544円 1.35%

二人暮らしにおける水道代以外の光熱費は?

当サイトでは、水道代以外の光熱費の平均額も整理し皆様にご案内差し上げております。それら光熱費の水準を知りたい方におかれましては、下記リンクより当該ページをご覧ください。

まとめ

本ページでは2023年6月~2024年5月の家計調査データを参考に、二人暮らしの水道代について分析し、それら情報を整理の上で一覧化しております。また光熱費の削減をご希望の方におかれましては、お得な料金プランの調査結果を別ページにて整理しております。電気代を削減したい方はコチラ、都市ガス代を削減したい方はコチラ、LPガス代を削減したい方はコチラをご参考いただけますと幸いです。

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