二人暮らしの平均的な月あたりの支出

本ページでは、二人暮らしの平均的な水道代を整理しております。また物価の上下等によって水道代の実質的な負担が変動するため、家計全体(食費や生活雑貨、家賃など)に対する水道代の割合を整理しております。なお光熱費削減の手段として、お得な電力・ガス会社への切替もご案内しております。

平均水道代
4,248
家計の支出平均
268,755

二人暮らしの平均水道代は?季節・エリア別にご紹介!

  • 更新日:2025/05/15

各ご家庭が支払っている家計の支出総額の水準については、総務省統計局の「家計調査(統計法により指定されている基幹統計)」に目安が記されております。また「家計調査」の中には光熱費に関するデータも含まれており、その数値を抽出することで水道代の平均的な水準を把握することができます。

ただし補足として、「家計調査」は日本の全世帯に対する調査ではなく、ある一定の数のご家庭などから取得したデータを元に、日本全体の数値を推定したものであるため、厳密には正確な平均値ではありません。しかし、国内に存在するデータの中では最高水準の正確性と信頼性を持っていると考えられます。

このように厳密な平均値ではないものの、当サイトでは家計調査による2024年4月~2025年3月のデータを参考に推計し、二人暮らしの平均水道代を整理しております。また、物価の上下等によっても光熱費の実質的な負担割合が変わってきますので、食費や生活雑貨、家賃などの諸々の家計全体の支出に対する水道代の割合も整理しております。

なお過去のデータを参照されたい方は、2005年以降の直近20年間の二人暮らしの水道代をコチラに整理しておりますのでご参考ください。

データを参照するところによると、二人暮らしの水道代平均は4,248円という結果になりました。二人暮らしにおける平均的な家計の支出総額は268,755円であり、そのため水道代が家計に占める割合は1.58%となります。皆様の支払っている水道代が平均と比較して、どの程度の水準であるか把握する材料になりましたら幸いです。

二人暮らしにおける季節別の平均水道代、秋の利用量が多くなる傾向に

前述の通り、二人暮らしの平均水道代は4,248円となりますが、これは日本全体の年間を通しての統計的な推計値となります。ただ、実際には季節や地域によって水道代の水準は大きく異なってきますので、それらのデータも参照することで、より正確に皆様が支払っている水道代の水準を測ることができます。

まずは季節別のデータですが、気象庁およびNHKでは春を3~5月、夏を6~8月、秋を9~11月、冬を12~2月の期間と区分しております。その定義に合わせると、二人暮らしでの春の平均水道代は4,300円、夏では4,184円、秋では4,354円、冬では4,334円といった結果になりました。最も水道代を多く支払っている季節は秋、一方で最も水道代の支払いが少ない季節は夏ということが分かります。

水道代 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
春(2024年4月~2024年5月/2025年3月平均) 4,300円 232,932円 1.85%
夏(2024年6月~2024年8月平均) 4,184円 214,761円 1.95%
秋(2024年9月~2024年11月平均) 4,354円 219,700円 1.98%
冬(2024年12月~2025年2月平均) 4,334円 234,366円 1.85%

月別の水道代

水道代
2025年1月 4,429円
2025年2月 4,185円
2025年3月 4,419円
2024年4月 4,293円
2024年5月 4,189円
2024年6月 4,033円
2024年7月 4,458円
2024年8月 4,062円
2024年9月 4,548円
2024年10月 4,479円
2024年11月 4,034円
2024年12月 4,389円

二人暮らしにおけるエリア別の平均水道代、東北地方が支払額トップ!

水道代はエリアによっても平均的な支払額の水準が異なってきます。ここでは、各地方別の水道代のコスト構造を算出しております。月あたりの平均コストとしては、二人暮らしで最も水道代を多く支払っている地域は東北地方、一方で最も水道代の支払いが少ない地域は沖縄地方という結果になりました。詳細については下記表に整理しておりますのでご参考ください。

水道代(二人暮らし) ランキング 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
全国 4,248円 -- 268,755円 1.58%
北海道 3,147円 4位 203,055円 1.55%
東北 4,021円 1位 212,906円 1.89%
関東 3,080円 5位 235,813円 1.31%
北陸 3,420円 2位 213,839円 1.6%
中部 3,005円 6位 228,643円 1.31%
関西 3,005円 6位 219,679円 1.37%
中国 3,252円 3位 219,142円 1.48%
四国 2,597円 9位 193,394円 1.34%
九州 2,748円 8位 204,362円 1.34%
沖縄 2,526円 10位 170,498円 1.48%

二人暮らしにおける都道府県別の平均水道代、福島県が支払額トップ!

前述の通り、エリアによって水道代の水準は異なってきますが、ここではより細かく、都道府県別のデータを算出いたします。結果として、二人暮らしで最も水道代を多く支払っている都道府県は福島県、一方で最も水道代の支払いが少ない都道府県は徳島県という結果になりました。こちらも、下記の通り水道代の平均値を一覧表に整理しておりますのでご参考ください。

水道代 ランキング 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
全国 4,248円 -- 268,755円 1.58%
北海道 2,476円 43位 208,269円 1.19%
青森県 3,828円 7位 200,516円 1.91%
岩手県 3,370円 14位 237,818円 1.42%
宮城県 2,996円 27位 208,008円 1.44%
秋田県 3,692円 10位 210,734円 1.75%
山形県 4,420円 3位 225,943円 1.96%
福島県 4,680円 1位 220,566円 2.12%
茨城県 3,521円 11位 239,462円 1.47%
栃木県 3,512円 12位 252,577円 1.39%
群馬県 3,479円 13位 229,001円 1.52%
埼玉県 3,132円 20位 242,537円 1.29%
千葉県 2,688円 39位 203,093円 1.32%
東京都 2,703円 38位 248,535円 1.09%
神奈川県 3,030円 26位 242,046円 1.25%
新潟県 3,129円 22位 193,575円 1.62%
富山県 3,854円 6位 253,984円 1.52%
石川県 3,698円 9位 232,691円 1.59%
福井県 3,366円 15位 218,116円 1.54%
山梨県 2,974円 28位 215,448円 1.38%
長野県 4,576円 2位 237,967円 1.92%
岐阜県 3,360円 16位 217,730円 1.54%
静岡県 3,130円 21位 216,016円 1.45%
愛知県 2,743円 35位 224,125円 1.22%
三重県 3,761円 8位 215,675円 1.74%
滋賀県 3,331円 18位 232,093円 1.44%
京都府 2,788円 34位 222,550円 1.25%
大阪府 2,358円 45位 205,766円 1.15%
兵庫県 2,321円 46位 193,536円 1.2%
奈良県 3,909円 5位 240,369円 1.63%
和歌山県 2,633円 41位 205,686円 1.28%
鳥取県 2,973円 29位 208,673円 1.42%
島根県 3,336円 17位 219,244円 1.52%
岡山県 3,114円 23位 234,217円 1.33%
広島県 2,458円 44位 208,524円 1.18%
山口県 2,811円 33位 203,195円 1.38%
徳島県 2,135円 47位 208,157円 1.03%
香川県 2,822円 31位 220,733円 1.28%
愛媛県 3,048円 25位 205,703円 1.48%
高知県 2,651円 40位 213,022円 1.24%
福岡県 2,816円 32位 206,920円 1.36%
佐賀県 3,188円 19位 186,938円 1.71%
長崎県 3,968円 4位 208,534円 1.9%
熊本県 2,503円 42位 203,166円 1.23%
大分県 2,836円 30位 213,091円 1.33%
宮崎県 3,055円 24位 190,815円 1.6%
鹿児島県 2,726円 37位 227,476円 1.2%
沖縄県 2,728円 36位 176,694円 1.54%

二人暮らしにおける水道代以外の光熱費は?

当サイトでは、水道代以外の光熱費の平均額も整理し皆様にご案内差し上げております。それら光熱費の水準を知りたい方におかれましては、下記リンクより当該ページをご覧ください。

まとめ

本ページでは2024年4月~2025年3月の家計調査データを参考に、二人暮らしの水道代について分析し、それら情報を整理の上で一覧化しております。また光熱費の削減をご希望の方におかれましては、お得な料金プランの調査結果を別ページにて整理しております。

電気代を削減したい方はコチラ、都市ガス代を削減したい方はコチラ、LPガス代を削減したい方はコチラをご参考いただけますと幸いです。

<本ページを監修した人>

RAUL株式会社
電気プラン乗換コム運営事務局 エコモ博士担当

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。

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