一人暮らしの平均的な月あたりの支出

本ページでは、一人暮らしの平均的な水道代を整理しております。また物価の上下等によって水道代の実質的な負担が変動するため、家計全体(食費や生活雑貨、家賃など)に対する水道代の割合を整理しております。なお光熱費削減の手段として、お得な電力・ガス会社への切替もご案内しております。

平均水道代
2,239
家計の支出平均
167,620

一人暮らしの平均水道代は?季節・エリア別にご紹介!

  • 更新日:2025/02/10

各ご家庭が支払っている家計の支出総額の水準については、総務省統計局の「家計調査(統計法により指定されている基幹統計)」に目安が記されております。また「家計調査」の中には光熱費に関するデータも含まれており、その数値を抽出することで水道代の平均的な水準を把握することができます。

ただし補足として、「家計調査」は日本の全世帯に対する調査ではなく、ある一定の数のご家庭などから取得したデータを元に、日本全体の数値を推定したものであるため、厳密には正確な平均値ではありません。しかし、国内に存在するデータの中では最高水準の正確性と信頼性を持っていると考えられます。

このように厳密な平均値ではないものの、当サイトでは家計調査による2024年1月~2024年12月のデータを参考に推計し、一人暮らしの平均水道代を整理しております。また、物価の上下等によっても光熱費の実質的な負担割合が変わってきますので、食費や生活雑貨、家賃などの諸々の家計全体の支出に対する水道代の割合も整理しております。

なお過去のデータを参照されたい方は、2005年以降の直近20年間の一人暮らしの水道代をコチラに整理しておりますのでご参考ください。

データを参照するところによると、一人暮らしの水道代平均は2,239円という結果になりました。一人暮らしにおける平均的な家計の支出総額は167,620円であり、そのため水道代が家計に占める割合は1.34%となります。皆様の支払っている水道代が平均と比較して、どの程度の水準であるか把握する材料になりましたら幸いです。

一人暮らしにおける季節別の平均水道代、冬の利用量が多くなる傾向に

前述の通り、一人暮らしの平均水道代は2,239円となりますが、これは日本全体の年間を通しての統計的な推計値となります。ただ、実際には季節や地域によって水道代の水準は大きく異なってきますので、それらのデータも参照することで、より正確に皆様が支払っている水道代の水準を測ることができます。

まずは季節別のデータですが、気象庁およびNHKでは春を3~5月、夏を6~8月、秋を9~11月、冬を12~2月の期間と区分しております。その定義に合わせると、一人暮らしでの春の平均水道代は2,449円、夏では2,466円、秋では2,407円、冬では2,470円といった結果になりました。最も水道代を多く支払っている季節は冬、一方で最も水道代の支払いが少ない季節は秋ということが分かります。

水道代 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
春(2024年3月~2024年5月平均) 2,449円 148,897円 1.64%
夏(2024年6月~2024年8月平均) 2,466円 140,336円 1.76%
秋(2024年9月~2024年11月平均) 2,407円 143,563円 1.68%
冬(2023年12月~2024年2月平均) 2,470円 148,837円 1.66%

月別の水道代

水道代
2024年1月 2,511円
2024年2月 2,602円
2024年3月 2,460円
2024年4月 2,362円
2024年5月 2,525円
2024年6月 2,487円
2024年7月 2,299円
2024年8月 2,611円
2024年9月 2,407円
2024年10月 2,413円
2024年11月 2,400円
2024年12月 2,297円

一人暮らしにおけるエリア別の平均水道代、東北地方が支払額トップ!

水道代はエリアによっても平均的な支払額の水準が異なってきます。ここでは、各地方別の水道代のコスト構造を算出しております。月あたりの平均コストとしては、一人暮らしで最も水道代を多く支払っている地域は東北地方、一方で最も水道代の支払いが少ない地域は四国地方という結果になりました。詳細については下記表に整理しておりますのでご参考ください。

水道代(一人暮らし) ランキング 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
全国 2,239円 -- 167,620円 1.34%
北海道 1,568円 7位 131,821円 1.19%
東北 2,006円 1位 138,216円 1.45%
関東 1,621円 3位 153,087円 1.06%
北陸 1,906円 2位 138,821円 1.37%
中部 1,607円 4位 148,432円 1.08%
関西 1,581円 5位 142,613円 1.11%
中国 1,569円 6位 142,264円 1.1%
四国 1,333円 10位 125,549円 1.06%
九州 1,525円 8位 132,669円 1.15%
沖縄 1,384円 9位 110,685円 1.25%

一人暮らしにおける都道府県別の平均水道代、長野県が支払額トップ!

前述の通り、エリアによって水道代の水準は異なってきますが、ここではより細かく、都道府県別のデータを算出いたします。結果として、一人暮らしで最も水道代を多く支払っている都道府県は長野県、一方で最も水道代の支払いが少ない都道府県は大阪府という結果になりました。こちらも、下記の通り水道代の平均値を一覧表に整理しておりますのでご参考ください。

水道代 ランキング 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
全国 2,239円 -- 167,620円 1.34%
北海道 1,223円 44位 135,205円 0.9%
青森県 1,959円 7位 130,173円 1.5%
岩手県 2,079円 2位 154,388円 1.35%
宮城県 1,555円 27位 135,036円 1.15%
秋田県 1,897円 9位 136,806円 1.39%
山形県 1,992円 5位 146,680円 1.36%
福島県 1,810円 16位 143,189円 1.26%
茨城県 1,871円 10位 155,456円 1.2%
栃木県 1,941円 8位 163,970円 1.18%
群馬県 1,785円 17位 148,665円 1.2%
埼玉県 1,622円 22位 157,452円 1.03%
千葉県 1,440円 34位 131,846円 1.09%
東京都 1,586円 24位 161,346円 0.98%
神奈川県 1,492円 32位 157,133円 0.95%
新潟県 1,815円 15位 125,667円 1.44%
富山県 1,835円 13位 164,883円 1.11%
石川県 1,863円 12位 151,060円 1.23%
福井県 1,867円 11位 141,598円 1.32%
山梨県 1,582円 25位 139,866円 1.13%
長野県 2,354円 1位 154,485円 1.52%
岐阜県 1,735円 19位 141,348円 1.23%
静岡県 1,569円 26位 140,235円 1.12%
愛知県 1,438円 35位 145,500円 0.99%
三重県 2,070円 4位 140,014円 1.48%
滋賀県 1,828円 14位 150,672円 1.21%
京都府 1,634円 21位 144,477円 1.13%
大阪府 1,044円 47位 133,581円 0.78%
兵庫県 1,261円 43位 125,641円 1%
奈良県 1,970円 6位 156,045円 1.26%
和歌山県 1,307円 42位 133,529円 0.98%
鳥取県 1,685円 20位 135,468円 1.24%
島根県 1,754円 18位 142,331円 1.23%
岡山県 1,603円 23位 152,051円 1.05%
広島県 1,123円 45位 135,371円 0.83%
山口県 1,524円 31位 131,912円 1.16%
徳島県 1,069円 46位 135,133円 0.79%
香川県 1,326円 40位 143,297円 0.93%
愛媛県 1,437円 36位 133,540円 1.08%
高知県 1,329円 39位 138,291円 0.96%
福岡県 1,530円 30位 134,330円 1.14%
佐賀県 1,474円 33位 121,358円 1.21%
長崎県 2,078円 3位 135,378円 1.53%
熊本県 1,550円 28位 131,893円 1.18%
大分県 1,431円 37位 138,336円 1.03%
宮崎県 1,536円 29位 123,875円 1.24%
鹿児島県 1,317円 41位 147,675円 0.89%
沖縄県 1,341円 38位 114,708円 1.17%

一人暮らしにおける水道代以外の光熱費は?

当サイトでは、水道代以外の光熱費の平均額も整理し皆様にご案内差し上げております。それら光熱費の水準を知りたい方におかれましては、下記リンクより当該ページをご覧ください。

まとめ

本ページでは2024年1月~2024年12月の家計調査データを参考に、一人暮らしの水道代について分析し、それら情報を整理の上で一覧化しております。また光熱費の削減をご希望の方におかれましては、お得な料金プランの調査結果を別ページにて整理しております。

電気代を削減したい方はコチラ、都市ガス代を削減したい方はコチラ、LPガス代を削減したい方はコチラをご参考いただけますと幸いです。

<本ページを監修した人>

RAUL株式会社
電気プラン乗換コム運営事務局 エコモ博士担当

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。

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