エコキュートでエラーが出たらどうすればいい?対処法やエラーコードをご紹介

  • 更新日:2026/04/09

エコキュートのリモコンにエラーコードが表示され、どう対処すれば良いのか分からず、慌ててしまう方は多いかもしれません。エコキュートのエラーが出る原因は、凍結などの一時的なものから、部品の劣化による故障までさまざまです。まずは落ち着いてエラーコードを確認し、適切な対処法を調べましょう。

この記事では、エラーコードが出たときに確認したいポイントやエラーが出る主な原因と対処法を解説します。メーカー別の代表的なエラーコードや修理と交換のどちらを選ぶべきかを見極めるコツもご紹介するため、エコキュートの不調が発生した際の参考にしてください。

目次

エコキュートにエラーが出たときに確認したいこと

エコキュートにエラーが出たときは、すぐに電源を切るのではなく、まずは状況を正確に把握しましょう。焦って無理な操作をすると、症状が悪化する可能性があるためです。ここでは、エコキュートにエラーが表示された際に、まず確認したいポイントを3つご紹介します。

最初に見るべきはリモコンのエラーコード

エコキュートに不具合が発生した場合は、まずリモコンのエラーコードを確認しましょう。リモコンに表示される「U22」「H18」「740/750」などのエラーコードは、不具合の種類や発生箇所を知るための重要な手がかりです。エラーコードを確認したら、エコキュートの取扱説明書やメーカーの公式サイトを見て、エラーの内容を確認してください。

お湯が使えるか・水漏れがないかを確認

同じエラーでも、普段どおりにお湯が使える場合とまったくお湯が出ない場合とでは、適切な対処法が異なることがあります。特に、タンクや配管から水漏れが発生している場合は、すぐに漏電遮断器をOFFにして、エコキュートの使用を中止しましょう。水漏れを放置すると、感電や床の腐食といった重大なトラブルにつながるおそれがあります。

自分で対処して良いケースとすぐ連絡すべきケース

自分で対処できるかどうかは、エラーの内容によって異なるため、慎重に判断する必要があります。

エラーコードの内容を確認し、電源やリモコンのリセットといった簡単な対処で解決できる可能性が高い場合は、すぐに専門業者を呼ぶ必要はありません。エコキュートを再起動したり、止水栓やフィルターの状態を確認したりするだけで、エラーが解消することもあります。

一方、配管の詰まりや水漏れ、明らかな異音、部品の不具合などが見られる場合は、専門業者への相談をおすすめします。特に、エコキュートを購入してから10年以上が経過している場合や定期的に同じエラーを繰り返す場合は、自分では解決できない重大なトラブルが発生している可能性が高いでしょう。

エコキュートのエラーで多い原因

エコキュートのエラーが発生する原因はさまざまです。ここでは、代表的な原因を4つご紹介します。あらかじめ主な原因を知っておくことで、今後のトラブル予防にもつながります。

一時的な不具合や通信エラー

一時的な不具合やリモコンと本体の間で発生する通信エラーは、比較的解決しやすいエラーです。このようなエラーは、停電や落雷の後、あるいは配線の接触不良などが原因で起こることがあります。設置直後の場合は、センサーの誤作動などによって一時的なエラーが発生するケースも少なくありません。これらは再起動で直ることが多く、深刻な故障ではない場合もあります。

断水・凍結・給水まわりの異常

「水が出ない」「配管が凍結した」「お湯が出ず、水しか出ない」などの症状が出るエラーです。まずは貯湯タンク内を確認し、お湯切れを起こしていないか確認しましょう。お湯が残っており、配管の詰まりなども見当たらない場合は、エコキュート本体や部品が故障している可能性があります。原因の特定が難しいため、専門業者に点検を依頼しましょう。

ヒートポンプユニットや配管の不具合

配管からの水漏れやヒートポンプユニットのファンが動かないなどのエラーです。異音や振動を伴うケースも多く、放置するとエコキュートの効率が低下したり、症状が悪化したりする可能性があります。水漏れは住宅の床を傷めるリスクもあるため、症状が改善しない場合は、早めに専門業者へ相談しましょう。

経年劣化による部品故障

エコキュートを使い始めてから10年以上が経過すると、経年劣化による部品故障が起こりやすくなります。エコキュートの基板やセンサー、ポンプ、ヒーターなどは、いずれも消耗・劣化する可能性があります。修理と交換のどちらを選ぶべきかについては、後ほど詳しく解説します。

エコキュートのエラーが出たときの対処法

エコキュートのエラーが出たときは、これからご紹介する手順で点検・確認を行い、冷静に対処しましょう。安全を確保するためにも、作業は日中の明るい時間帯に行うことをおすすめします。

エラーコードの内容を控える

まずはリモコンに表示されたエラーコードをメモに控え、取扱説明書と照らし合わせます。スマートフォンのカメラでエラーコードを撮影しておく方法も便利です。専門業者に点検や修理を依頼する場合は、エラーコードと症状をあわせて記録しておくと、作業がスムーズに進みやすくなります。

リモコンでエラーを解除・リセットする

エラーの原因が分かった場合は、リモコンでエラーの解除やリセットを試しましょう。解除・リセットの方法は、エコキュートのメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書やメーカーの公式サイトを参考にしてください。解除後もエラーコードが再表示される場合は、エラーが解消されていないため、本体の再起動や修理などの対応が必要です。

本体の電源を入れ直して再起動する

電源を入れ直すだけで改善するエラーもあるため、本体を再起動してみましょう。多くの機種では、貯湯タンクの漏電遮断器(漏電ブレーカー)をOFFにして5〜10分程度待ち、再びONにすることで再起動できます。一時的なエラーや通信エラーは、再起動で解消する可能性があります。

凍結・止水栓・漏水をチェックする

配管や止水栓に異常がないか、また漏水が起きていないかを確認しましょう。気温が0℃を下回った日は、配管が凍結する可能性があります。この場合は、熱湯ではなくぬるま湯をかけるなどして解凍すると、トラブルを解消できる場合があります。水漏れが起きている場合は、すぐに使用を中止し、専門業者に点検を依頼してください。

取扱説明書とメーカー公式情報を確認する

最終的には、取扱説明書とメーカーの公式情報を必ず確認しましょう。メーカーの公式サイトには、故障などのトラブルに安全に対処する方法が掲載されていることがあります。自己判断で「もう大丈夫」と思い込まず、少しでも不安が残る場合は、メーカーのお客様相談窓口に連絡して症状を伝えることが大切です。

メーカー別エコキュートのエラーコード

エコキュートのエラーコードはメーカーによって異なるため、別の機種の対処法と混同しないよう注意が必要です。ここでは、各メーカーの代表的なエラーコードや修理時の連絡先、取扱説明書のURLをご紹介します。

パナソニック

パナソニックの代表的なエラーコードや連絡先は次のとおりです。

エラーコードの一例 ・U22(断水や凍結)
・H20(暖房循環ポンプの不具合)
・H70(基盤の通信異常)
・F11(ピークカットの異常)
修理の際の連絡先 0120-872-150
取扱説明書のURL https://sumai.panasonic.jp/hp/8manual/

三菱電機

三菱電機の代表的なエラーコードや連絡先は次のとおりです。

エラーコードの一例 ・103(高圧異常)
・C02(圧力センサーの異常)
・E00~E02(サーミスターの異常)
・H01(リモコンの通信異常)
修理の際の連絡先 0120-139-365
取扱説明書のURL https://www.mitsubishielectric.co.jp/support/#ecocute

ダイキン

ダイキンの代表的なエラーコードや連絡先は次のとおりです。

エラーコードの一例 ・750(ふろリモコンの通信異常)
・C15(貯湯タンクの不具合)
・E01(ヒートポンプユニットの不具合)
・U4(通信障害)
修理の際の連絡先 0120-88-1081
取扱説明書のURL https://www.ac.daikin.co.jp/sumai/alldenka/ecocute/movie

コロナ

コロナの代表的なエラーコードや連絡先は次のとおりです。

エラーコードの一例 ・E01(サーミスタの故障など)
・H02(沸き上げ温度の異常)
・U01(中温水サーミスタの故障)
・C01(浴槽栓抜けの検知)
修理の際の連絡先 0120-919-302
取扱説明書のURL https://www.corona.co.jp/support/download/manual/

日立

日立の代表的なエラーコードや連絡先は次のとおりです。

エラーコードの一例 ・C05(給湯循環ポンプ空運転)
・Er01~Er03(タンク温度センサの異常)
・Er31(ヒートポンプの通信異常)
・HE01(冷媒ガス漏れの異常)
修理の際の連絡先 0120-543-161
取扱説明書のURL https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/kyutou/item/

東芝

東芝の代表的なエラーコードや連絡先は次のとおりです。

エラーコードの一例 ・U22(湯切れ)
・H1(ふろ流量センサーの異常)
・E8(漏水の可能性)
・EHc(タンク内の温度異常)
修理の際の連絡先 0120-1048-19
取扱説明書のURL https://www.toshiba-carrier.co.jp/products/small/eco/support/manual.htm

長府製作所

長府製作所の代表的なエラーコードや連絡先は次のとおりです。

エラーコードの一例 ・740(台所リモコンの通信不良)
・A2(ヒートポンプユニットの異常)
・C56(お湯はりの異常)
・E65(給湯混合弁の作動不良)
修理の際の連絡先 0120-925-339
取扱説明書のURL https://www.chofu.co.jp/support/data/spec/general/

タカラスタンダード

タカラスタンダードの代表的なエラーコードや連絡先は次のとおりです。

エラーコードの一例 ・C734(断水の発生)
・F31(お湯はりのエラー)
・E52(修理の必要性が高いエラー)
修理の際の連絡先 0120-557-910
取扱説明書のURL https://www.takara-standard.co.jp/support/after/manual/hot_water_supply/

その他

ノーリツやリンナイなど、他メーカーのエコキュートをご利用中の場合は、公式サイトなどから詳細をご確認ください。

メーカー 電話番号 公式サイト
ノーリツ 0120-911-026 https://www.noritz.co.jp/contact/
リンナイ 0120-054321 https://www.rinnai.co.jp/contact/
日本イトミック 03-3621-2141 https://www.itomic.co.jp/contact/

修理と交換のどちらを選ぶべきか

エラーを解消できない場合は、修理と交換のどちらにするか判断する必要があります。修理で済むのか、それとも交換を検討すべきなのか、判断のポイントを見ていきましょう。

修理で済みやすいケース

修理で済みやすいのは、次のようなケースです。

<修理で済みやすいケース>

  • 使用年数が10年未満
  • 修理費用が10万円前後で比較的軽微
  • 一時的なエラーや不具合

上記に当てはまる場合は、交換よりも修理を依頼したほうが、コストパフォーマンスが高いと考えられます。

交換を検討したいケース

交換を検討したいのは、次のようなケースです。

<交換を検討したいケース>

  • 修理費用が15万円以上
  • 同じ箇所のエラーを繰り返す
  • 使用期間が10年以上

上記に当てはまる場合は、再故障のリスクを考えると、エコキュートの交換(買い替え)をおすすめします。

使用年数から判断する目安

エコキュートの一般的な寿命は10〜15年です。購入から10年以上が経過している場合は、修理して一時的に状態が良くなっても、数年以内に再び故障する可能性があります。修理を繰り返すと、修理費用が交換費用を上回る場合もあるため、10年以上使用したエコキュートの修理と交換で悩んだ場合は、交換を選ぶのが良いでしょう。

まとめ

エコキュートのエラーが発生した場合は、まずリモコンに表示されるエラーコードを確認しましょう。一時的なエラーであれば再起動などで解決できることもありますが、水漏れなどの重大なトラブルが発生している場合は、専門業者への相談をおすすめします。修理と交換で悩んだ場合は、症状や使用年数を踏まえて、適切な方法を選びましょう。

<この記事を書いた人>
エコモ博士

RAUL株式会社 電気プラン乗換コム運営事務局
エコモ博士のエコらいふナビ

エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたモ!

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エコキュートは、ヒートポンプ技術と呼ばれる大気熱を利用したお湯の沸き上げ方法を採用しています。この技術により、エネルギーの使用量が約1/4に抑えることが可能です。この省エネ技術により、ガス給湯器よりも光熱費が安くなります。
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