3人家族の光熱費はオール電化だと2万円前後!ガス併用の平均額や節約術を解説!

  • 更新日:2025/08/04

3人家族で、ガス併用からオール電化への切り替えを検討している方は多いかもしれません。

近年は電気代が高騰しているため、オール電化への切り替え後に、どのくらいの電気代がかかるのかは気になるポイントです。そこでこの記事では、3人家族の電気代の平均額や節約術を解説します。

目次

3人家族の電気代の平均はどのくらい?

オール電化への切り替えを検討している方にとって、心配なのは切り替え後にかかる電気代の金額でしょう。まずは、ガス併用の住宅も含めた、3人家族の電気代の平均をご紹介します。

    <3人家族の電気代の平均はどのくらい?>

  • 3人家族の電気代の平均額
  • オール電化住宅における3人家族の電気代の平均
  • 一軒家とマンションでの電気代の違い
  • 夏・冬など季節ごとの電気代の違い
  • お住まいの地域ごとの違い

それぞれを具体的に見ていきましょう。

3人家族の電気代の平均額

3人家族の電気代の全国平均額は、14,770円です。ただし、ガス併用の場合は、電気代のほかに、ガス代も支払わなければなりません。

電気代とガス代を合計した光熱費は、22,558円になります。 また、LPガスを利用している場合は光熱費が異なるため、それぞれの平均額を比較してみましょう。

【3人家族の光熱費の平均額】
ガス併用(都市ガス) 22,558円
ガス併用(LPガス) 28,050円

※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量とガス使用量を正確に推計。 推計した各使用量から、電気代とガス代を算出。 基本料金と各社燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。

オール電化住宅における3人家族の電気代の平均

オール電化住宅における3人家族の電気代の全国平均額は、20,794円です。

ただし、オール電化住宅の場合は、電気代とガス代を一本化できるため、別途ガス代を支払う必要がありません。ガス併用住宅とは異なり、電気代=光熱費の合計額です。

なお、月別に見た3人家族の電気代と電気使用量は、以下のとおりです。

【月別に見た3人家族の電気代と電気使用量】
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
電気代 18,121円 18,328円 16,684円 19,007円 20,367円 19,212円 17,717円 18,644円 22,077円 27,882円 26,979円 24,520円
電気使用量 684kWh 600kWh 510kWh 566kWh 701kWh 661kWh 566kWh 583kWh 706kWh 1,003kWh 975kWh 869kWh

※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量を正確に推計。 推計した電力使用量から、各エリア旧一般電気事業者のオール電化向けプランで電気代算出。 基本料金と各社燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。

一軒家とマンションでの電気代の違い

日本生活協同組合連合会の「電気・ガス料金調査」によると、一軒家とマンションの電気料金には以下のような差がありました。

【一軒家とマンションの電気料金平均額】
一軒家 8,546円
マンション 6,477円

一軒家はマンションよりも部屋数が多く、平米数が広くなる場合が多いです。

そのため、契約アンペア数が増えて基本料金が高くなったり、電力使用量が増えたりして、電気料金が高くなる傾向にあります。

夏・冬など季節ごとの電気代の違い

電気代は、季節によっても大きく変動します。ここでは、関東地方で東京電力を利用した場合を想定して、オール電化住宅の電気代を比較してみましょう。

【季節ごとの電気代の違い(関東・3人家族の場合)】
春(3月~5月) 20,009円
夏(6月~8月) 18,100円
秋(9月~11月) 17,894円
冬(12月~2月) 25,325円

※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量を正確に推計。 推計した電力使用量から、東京電力の電力プランで電気代算出。 基本料金と燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。

エアコンの使用時期に電気代が上がるため、春と冬が高く、夏と秋は安い傾向が見られます。

冬のほうがより電気代が高くなるのは、冷房と比較して暖房器具のほうがエネルギー消費量が大きいためです。

お住まいの地域ごとの違い

お住まいの地域によっても、電気代に差が生じます。地域ごとに各地の大手電力会社を利用した場合を想定して、3人家族のオール電化住宅における電気代の平均額を算出しました。

【地域ごとに見た3人家族の電気代の違い】
地域 北海道 東北 関東 北陸 東海 近畿 中国 四国 九州 沖縄
電気代 22,664円 23,326円 20,332円 21,358円 22,234円 19,118円 21,800円 20,860円 17,855円 18,393円

※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量を正確に推計。 推計した電力使用量から、各エリア旧一般電気事業者のオール電化向けプランで電気代算出。 基本料金と各社燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。

契約する電力会社によって電気代が異なるほか、地域により暖房器具の使用頻度なども異なるため、電気代に格差が生じます。北海道や東北といった寒冷地は特に、電気代の平均額が高めです。

なお、地域ごとの電気代の違いについては、関連記事で詳しく解説しています。お住まいの地域の電気代を詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。

3人家族では「オール電化」と「電気+ガス」どちらがお得?

3人家族では、オール電化とガス併用のどちらがお得なのでしょうか。先ほどのシミュレーション結果から光熱費を比較し、それぞれのメリット・デメリットもご紹介します。

    <3人家族では「オール電化」と「電気+ガス」どちらがお得?>

  • 3人家族での「オール電化住宅」と「ガス併用住宅」の光熱費を比較
  • オール電化のメリット・デメリット
  • 電気+ガスのメリット・デメリット
  • 3人家族におすすめの選択肢は?

それぞれを具体的に見ていきましょう。

3人家族での「オール電化住宅」と「ガス併用住宅」の光熱費を比較

先ほどのシミュレーション結果から、オール電化とガス併用の光熱費を比較します。

【オール電化とガス併用住宅の電気代比較】
オール電化 20,794円
ガス併用(電気代) 14,770円
ガス併用(電気代+ガス代) 22,558円

※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量とガス使用量を正確に推計。 推計した各使用量から、電気代とガス代を算出。 基本料金と各社燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。

光熱費全体を比較すると、ガス併用よりもオール電化のほうが、1ヶ月あたり1,764円安いという試算結果になりました。

オール電化のメリット・デメリット

オール電化のメリット・デメリットは、次のとおりです。

【3人家族でオール電化にするメリット・デメリット】
メリット デメリット
  • ガス併用と比べて光熱費が安くなる場合がある
  • 光熱費を一本化できる
  • キッチンの掃除がしやすい
  • 災害時の復旧が早い
  • ガス漏れや火災のリスクが低い
  • 初期費用が高額になりやすい
  • 停電するとライフラインが使えなくなる
  • 一部の調理器具は使用できない

先述したように、シミュレーション結果では、ガス併用よりも光熱費が安くなりました。

ガスコンロと比べて、IHクッキングヒーターの掃除が簡単なことや、災害時に電気の復旧が早いこと、ガス漏れのリスクがないことなどもオール電化のメリットです。

電気+ガスのメリット・デメリット

ガス併用のメリット・デメリットは、次のとおりです。

【3人家族でガス併用にするメリット・デメリット】
メリット デメリット
  • 初期費用が安い
  • 直火を使えるため調理の幅が広がる
  • 一方の供給が止まってももう一方は利用できる
  • ガス漏れや火事のリスクがある
  • オール電化より光熱費が高くなる場合がある
  • メンテナンスの手間がかかる
  • 基本料金が二重にかかる

オール電化と比べて、初期費用は安めです。直火を使えるため、調理の幅が広がることもメリットでしょう。また、仮に停電が発生したとしても、ガスの供給が続いている場合はガスの利用が可能です。

3人家族におすすめの選択肢は?

3人家族でオール電化とガス併用をおすすめできるのは、それぞれ以下に該当する方です。

【3人家族におすすめの選択肢】
オール電化がおすすめの方 ガス併用がおすすめの方
  • 光熱費を削減したい方
  • 火災などのリスクを減らしたい方
  • 災害に備えたい方
  • メンテナンスの手間を減らしたい方
  • 初期費用を抑えたい方
  • 調理を楽しみたい方

オール電化住宅の電気代を抑える方法

オール電化の電気代は、工夫次第で平均額よりも抑えられる可能性があります。具体的な節約術として、以下の5点を確認しておきましょう。

    <オール電化住宅の電気代を抑える方法>

  • 契約アンペア数や電力プランを見直す
  • エコキュートを効率よく使う
  • 省エネ家電に買い替える
  • 家づくりを工夫する
  • 太陽光発電や蓄電池を活用する

それぞれを解説します。

契約アンペア数や電力プランを見直す

契約アンペア数によって、基本料金が変わります。ブレーカーが落ちたことがない場合は、ひとつ下のアンペア数に切り替えることも検討しましょう。

また、電力プランの見直しもおすすめです。現在は、電力自由化により新電力会社の契約も可能なため、より安い電力会社・電力プランに変更できる可能性があります。

エコキュートを効率よく使う

エコキュートを省エネモードに設定すると、お湯の使い過ぎを防いで電気代を節約できます。そのほかにも、以下の方法を用いると、エコキュートの節電が可能です。

    <エコキュートを使った節電方法>

  • 自動保温や追い炊きではなく「高温足し湯」を使う
  • 追い炊きをせず毎日新しくお湯張りをする
  • 旅行などで不在にする場合は不在設定をする

省エネ家電に買い替える

10年以上前に購入した家電を使い続けている場合は、省エネ家電への買い替えがおすすめです。資源エネルギー庁では、省エネ家電に買い替えた後の省エネ効果を、以下のように紹介しています。

【省エネ家電の効果】
冷蔵庫 10年前と比べて約28~35%の省エネ
照明器具 電球型LEDランプは白熱電球と比べて約86%の省エネ
エアコン 10年前と比べて約15%の省エネ
温水洗浄便座 10年前と比べて約8%の省エネ

家づくりを工夫する

家の断熱性能を高めると、暖房や冷房の効率が向上します。例えば冬季の場合、外の冷たい風が室内に流入しにくく、暖房で暖めた空気が外に漏れにくくなるため、暖房効率を向上できるのです。

家づくりを工夫したり、断熱カーテンなどに交換したりといった対策により、電気代を節約できます。

太陽光発電や蓄電池を活用する

太陽光発電を利用すると、電気代が高い日中は自家発電した電力を利用できます。また、電気代が安い夜間に充電した電力を日中に使える、蓄電池の併用も節電に有効です。

それぞれ導入時には、国や自治体から補助金が支給される可能性もあるため、オール電化と併せて導入を検討しましょう。

まとめ

当サイトのシミュレーション結果によると、3人家族における光熱費の全国平均額は、ガス併用よりもオール電化のほうが安くなりました。

【オール電化とガス併用住宅の電気代比較】
オール電化 20,794円
ガス併用(都市ガス) 22,558円
ガス併用(LPガス) 28,050円

※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量とガス使用量を正確に推計。 推計した各使用量から、電気代とガス代を算出。 基本料金と各社燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。

また、オール電化住宅ではいくつかの節約術を活かせるほか「災害に強い」「火災のリスクが低い」といったメリットもあります。オール電化に魅力を感じる方は、ガス併用からの切り替えを検

討してみてはいかがでしょうか。

<この記事を書いた人>
エコモ博士

RAUL株式会社 電気プラン乗換コム運営事務局
エコモ博士のエコらいふナビ

エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたモ!

宜しければSNSでのシェアをお願い致します!

エコモ博士
本ページの記事が皆様のご参考になりましたら、ぜひともイイネやシェアいただければ有難く思います。皆様がシェア等しやすいように、下記にてFacebook、X、はてなブックマークのリンクボタンを設置しております。ご検討いただけますと幸いです。
おすすめ電力会社について 編集部おすすめのオール電化記事
オール電化・ガス併用を比較したい方
「オール電化家庭とガス併用家庭を徹底比較!電気代・ガス代などの光熱費の違いと節約術」記事へのリンク
プロパンと比較して年間10万円お得
オール電化家庭はガスの代わりに電気を使用します。ガス代が無くなる一方で、当然電気代は増加します。しかし、光熱費全体で見たときに、電気代に一本化することがかなりお得になるケースがあります。太陽光や蓄電池なしでも十分な光熱費削減が期待できます。
「エコキュートとガス給湯器のコスト比較!光熱費はエコキュートがお得!」記事へのリンク
省エネ性能が高い
エコキュートは、ヒートポンプ技術と呼ばれる大気熱を利用したお湯の沸き上げ方法を採用しています。この技術により、エネルギーの使用量が約1/4に抑えることが可能です。この省エネ技術により、ガス給湯器よりも光熱費が安くなります。
「オール電化に使える補助金まとめ!エコキュート・太陽光発電・リフォーム補助金を解説」記事へのリンク
補助金でお得に導入
国は省エネ・脱炭素の推進のために数々の補助金を、オール電化向けに用意しています。エコキュートであれば給湯省エネ事業、太陽光・蓄電池であれば子育てエコホーム支援事業などです。これら補助金を利用してお得にオール電化に切り替える方が増えています。
オール電化を検討している方

施工会社の一括見積りにて導入費用削減のサポートをしております。皆様には簡単なフォームに情報をご入力いただくのみで、編集部が厳選した施工会社を最大3社無料でご紹介します。エリア最安値水準かつ実績豊富な会社で、お得にオール電化へ乗り換えられます。

オール電化向け電気プラン オール電化向けおススメの電力会社
idemitsuでんきについて
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安定かつ安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランと言えます。また、EVユーザーの方も安価な深夜電気で蓄電できるためおススメです。
人気のオール電化関連コラム一覧 エリア別・人数別の光熱費
エリア別
人数別
ページトップへ