3人家族の光熱費はオール電化だと2万円前後!ガス併用の平均額や節約術を解説!
3人家族で、ガス併用からオール電化への切り替えを検討している方は多いかもしれません。
近年は電気代が高騰しているため、オール電化への切り替え後に、どのくらいの電気代がかかるのかは気になるポイントです。そこでこの記事では、3人家族の電気代の平均額や節約術を解説します。
3人家族の電気代の平均はどのくらい?
オール電化への切り替えを検討している方にとって、心配なのは切り替え後にかかる電気代の金額でしょう。まずは、ガス併用の住宅も含めた、3人家族の電気代の平均をご紹介します。
- 3人家族の電気代の平均額
- オール電化住宅における3人家族の電気代の平均
- 一軒家とマンションでの電気代の違い
- 夏・冬など季節ごとの電気代の違い
- お住まいの地域ごとの違い
<3人家族の電気代の平均はどのくらい?>
それぞれを具体的に見ていきましょう。
3人家族の電気代の平均額
3人家族の電気代の全国平均額は、14,770円です。ただし、ガス併用の場合は、電気代のほかに、ガス代も支払わなければなりません。
電気代とガス代を合計した光熱費は、22,558円になります。 また、LPガスを利用している場合は光熱費が異なるため、それぞれの平均額を比較してみましょう。
【3人家族の光熱費の平均額】
| ガス併用(都市ガス) | 22,558円 |
|---|---|
| ガス併用(LPガス) | 28,050円 |
※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量とガス使用量を正確に推計。 推計した各使用量から、電気代とガス代を算出。 基本料金と各社燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。
オール電化住宅における3人家族の電気代の平均
オール電化住宅における3人家族の電気代の全国平均額は、20,794円です。
ただし、オール電化住宅の場合は、電気代とガス代を一本化できるため、別途ガス代を支払う必要がありません。ガス併用住宅とは異なり、電気代=光熱費の合計額です。
なお、月別に見た3人家族の電気代と電気使用量は、以下のとおりです。
【月別に見た3人家族の電気代と電気使用量】
| 月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 電気代 | 18,121円 | 18,328円 | 16,684円 | 19,007円 | 20,367円 | 19,212円 | 17,717円 | 18,644円 | 22,077円 | 27,882円 | 26,979円 | 24,520円 |
| 電気使用量 | 684kWh | 600kWh | 510kWh | 566kWh | 701kWh | 661kWh | 566kWh | 583kWh | 706kWh | 1,003kWh | 975kWh | 869kWh |
※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量を正確に推計。 推計した電力使用量から、各エリア旧一般電気事業者のオール電化向けプランで電気代算出。 基本料金と各社燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。
一軒家とマンションでの電気代の違い
日本生活協同組合連合会の「電気・ガス料金調査」によると、一軒家とマンションの電気料金には以下のような差がありました。
【一軒家とマンションの電気料金平均額】
| 一軒家 | 8,546円 |
|---|---|
| マンション | 6,477円 |
一軒家はマンションよりも部屋数が多く、平米数が広くなる場合が多いです。
そのため、契約アンペア数が増えて基本料金が高くなったり、電力使用量が増えたりして、電気料金が高くなる傾向にあります。
夏・冬など季節ごとの電気代の違い
電気代は、季節によっても大きく変動します。ここでは、関東地方で東京電力を利用した場合を想定して、オール電化住宅の電気代を比較してみましょう。
【季節ごとの電気代の違い(関東・3人家族の場合)】
| 春(3月~5月) | 20,009円 |
|---|---|
| 夏(6月~8月) | 18,100円 |
| 秋(9月~11月) | 17,894円 |
| 冬(12月~2月) | 25,325円 |
※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量を正確に推計。 推計した電力使用量から、東京電力の電力プランで電気代算出。 基本料金と燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。
エアコンの使用時期に電気代が上がるため、春と冬が高く、夏と秋は安い傾向が見られます。
冬のほうがより電気代が高くなるのは、冷房と比較して暖房器具のほうがエネルギー消費量が大きいためです。
お住まいの地域ごとの違い
お住まいの地域によっても、電気代に差が生じます。地域ごとに各地の大手電力会社を利用した場合を想定して、3人家族のオール電化住宅における電気代の平均額を算出しました。
【地域ごとに見た3人家族の電気代の違い】
| 地域 | 北海道 | 東北 | 関東 | 北陸 | 東海 | 近畿 | 中国 | 四国 | 九州 | 沖縄 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 電気代 | 22,664円 | 23,326円 | 20,332円 | 21,358円 | 22,234円 | 19,118円 | 21,800円 | 20,860円 | 17,855円 | 18,393円 |
※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量を正確に推計。 推計した電力使用量から、各エリア旧一般電気事業者のオール電化向けプランで電気代算出。 基本料金と各社燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。
契約する電力会社によって電気代が異なるほか、地域により暖房器具の使用頻度なども異なるため、電気代に格差が生じます。北海道や東北といった寒冷地は特に、電気代の平均額が高めです。
なお、地域ごとの電気代の違いについては、関連記事で詳しく解説しています。お住まいの地域の電気代を詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。
3人家族では「オール電化」と「電気+ガス」どちらがお得?
3人家族では、オール電化とガス併用のどちらがお得なのでしょうか。先ほどのシミュレーション結果から光熱費を比較し、それぞれのメリット・デメリットもご紹介します。
- 3人家族での「オール電化住宅」と「ガス併用住宅」の光熱費を比較
- オール電化のメリット・デメリット
- 電気+ガスのメリット・デメリット
- 3人家族におすすめの選択肢は?
<3人家族では「オール電化」と「電気+ガス」どちらがお得?>
それぞれを具体的に見ていきましょう。
3人家族での「オール電化住宅」と「ガス併用住宅」の光熱費を比較
先ほどのシミュレーション結果から、オール電化とガス併用の光熱費を比較します。
【オール電化とガス併用住宅の電気代比較】
| オール電化 | 20,794円 |
|---|---|
| ガス併用(電気代) | 14,770円 |
| ガス併用(電気代+ガス代) | 22,558円 |
※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量とガス使用量を正確に推計。 推計した各使用量から、電気代とガス代を算出。 基本料金と各社燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。
光熱費全体を比較すると、ガス併用よりもオール電化のほうが、1ヶ月あたり1,764円安いという試算結果になりました。
オール電化のメリット・デメリット
オール電化のメリット・デメリットは、次のとおりです。
【3人家族でオール電化にするメリット・デメリット】
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
先述したように、シミュレーション結果では、ガス併用よりも光熱費が安くなりました。
ガスコンロと比べて、IHクッキングヒーターの掃除が簡単なことや、災害時に電気の復旧が早いこと、ガス漏れのリスクがないことなどもオール電化のメリットです。
電気+ガスのメリット・デメリット
ガス併用のメリット・デメリットは、次のとおりです。
【3人家族でガス併用にするメリット・デメリット】
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
オール電化と比べて、初期費用は安めです。直火を使えるため、調理の幅が広がることもメリットでしょう。また、仮に停電が発生したとしても、ガスの供給が続いている場合はガスの利用が可能です。
3人家族におすすめの選択肢は?
3人家族でオール電化とガス併用をおすすめできるのは、それぞれ以下に該当する方です。
【3人家族におすすめの選択肢】
| オール電化がおすすめの方 | ガス併用がおすすめの方 |
|---|---|
|
|
オール電化住宅の電気代を抑える方法
オール電化の電気代は、工夫次第で平均額よりも抑えられる可能性があります。具体的な節約術として、以下の5点を確認しておきましょう。
- 契約アンペア数や電力プランを見直す
- エコキュートを効率よく使う
- 省エネ家電に買い替える
- 家づくりを工夫する
- 太陽光発電や蓄電池を活用する
<オール電化住宅の電気代を抑える方法>
それぞれを解説します。
契約アンペア数や電力プランを見直す
契約アンペア数によって、基本料金が変わります。ブレーカーが落ちたことがない場合は、ひとつ下のアンペア数に切り替えることも検討しましょう。
また、電力プランの見直しもおすすめです。現在は、電力自由化により新電力会社の契約も可能なため、より安い電力会社・電力プランに変更できる可能性があります。
エコキュートを効率よく使う
エコキュートを省エネモードに設定すると、お湯の使い過ぎを防いで電気代を節約できます。そのほかにも、以下の方法を用いると、エコキュートの節電が可能です。
- 自動保温や追い炊きではなく「高温足し湯」を使う
- 追い炊きをせず毎日新しくお湯張りをする
- 旅行などで不在にする場合は不在設定をする
<エコキュートを使った節電方法>
省エネ家電に買い替える
10年以上前に購入した家電を使い続けている場合は、省エネ家電への買い替えがおすすめです。資源エネルギー庁では、省エネ家電に買い替えた後の省エネ効果を、以下のように紹介しています。
【省エネ家電の効果】
| 冷蔵庫 | 10年前と比べて約28~35%の省エネ |
|---|---|
| 照明器具 | 電球型LEDランプは白熱電球と比べて約86%の省エネ |
| エアコン | 10年前と比べて約15%の省エネ |
| 温水洗浄便座 | 10年前と比べて約8%の省エネ |
家づくりを工夫する
家の断熱性能を高めると、暖房や冷房の効率が向上します。例えば冬季の場合、外の冷たい風が室内に流入しにくく、暖房で暖めた空気が外に漏れにくくなるため、暖房効率を向上できるのです。
家づくりを工夫したり、断熱カーテンなどに交換したりといった対策により、電気代を節約できます。
太陽光発電や蓄電池を活用する
太陽光発電を利用すると、電気代が高い日中は自家発電した電力を利用できます。また、電気代が安い夜間に充電した電力を日中に使える、蓄電池の併用も節電に有効です。
それぞれ導入時には、国や自治体から補助金が支給される可能性もあるため、オール電化と併せて導入を検討しましょう。
まとめ
当サイトのシミュレーション結果によると、3人家族における光熱費の全国平均額は、ガス併用よりもオール電化のほうが安くなりました。
【オール電化とガス併用住宅の電気代比較】
| オール電化 | 20,794円 |
|---|---|
| ガス併用(都市ガス) | 22,558円 |
| ガス併用(LPガス) | 28,050円 |
※環境省「令和二年度家庭部門のCO2排出実態統計調査」より電力使用量とガス使用量を正確に推計。 推計した各使用量から、電気代とガス代を算出。 基本料金と各社燃料調整費と再エネ賦課金を含めた合計料金。
また、オール電化住宅ではいくつかの節約術を活かせるほか「災害に強い」「火災のリスクが低い」といったメリットもあります。オール電化に魅力を感じる方は、ガス併用からの切り替えを検
討してみてはいかがでしょうか。
エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたモ!
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