「エコキュートが水漏れしているかも?」と思った時のチェック方法|すぐできる応急処置も

  • 更新日:2026/03/19

エコキュートを利用していると「これって水漏れしている?」と不安を感じる瞬間があります。場合によっては明らかな水漏れがあり、どのように対応すると良いか悩んでいる方もいるかもしれません。

この記事では、エコキュートが水漏れしているか確認する方法を解説します。また、水漏れを放置するとどうなるのか、故障する原因は何なのかなど、エコキュートの故障に関するよくある疑問にもお答えします。

目次

エコキュートが水漏れしているかの確認方法

エコキュートから水が出ていても、正常な排水であれば問題ありません。まずは水漏れの原因が故障なのか、それとも排水なのかをチェックしましょう。

エラーコードが出ていないかチェック

まずは給湯リモコンをチェックして、エラーコードが表示されているか調べましょう。エコキュートが故障した場合、不具合の内容を伝えるエラーコードが表示される場合が多いです。

エラーコードの詳細は取扱説明書などに記載されています。表示されたエラーコードを説明書のコードと照らし合わせて、説明書に記載されている対処法を試しましょう。

お湯を出してみる

エコキュートからお湯が出ない場合は、給湯配管に何らかの問題が生じている可能性が高いです。このケースでは、給湯配管から水漏れが生じていると考えられます。出したお湯が水に変わってしまう場合も、給湯配管から水が漏れている可能性があります。

配管・タンク回りを目視チェック

配管の下が濡れている場合は、配管もしくは配管の接続部から水漏れしている可能性が高いです。配管回りは高温になりやすく、やけどの恐れがあります。自分で修理するのは避け、業者に点検を依頼しましょう。

タンク周りの水漏れは、正常な排水でも発生する場合があります。ただし、常に水漏れが発生している場合は、故障の可能性が高いです。このケースでは業者への修理の依頼をおすすめします。

水道メーターを確認する

水道代が高いなどの異常を感じた場合は、水道メーターを確認しましょう。すべての水を止めても水道メーターが動くならば、どこかで水漏れが起きている可能性が高いです。

エコキュートの水漏れを放置するとどうなる?

エコキュートの水漏れを放置すると、どう困るのか疑問を感じている方もいるでしょう。ここでは、放置が原因で引き起こされる具体的なリスクを4つご紹介します。

お湯が出なくなる

エコキュートで水漏れが発生すると、お湯が出なくなりがちです。エコキュートはタンク内でお湯を沸かし、水道水と混ぜて適温のお湯を作ります。水漏れが発生すると、タンク内にお湯を貯められずに、お湯が出なくなる場合があるのです。

お湯の温度が不安定になる

配管の途中で水漏れすると、安定した温度のお湯が出なくなります。お湯がすぐ水に変わったり、設定した温度のお湯が出なくなったりした場合は、水漏れを疑いましょう。

水道・電気代が高くなる

水漏れは水の無駄遣いを意味します。漏れた分だけ水道代が高くなるほか、漏れた分のお湯を沸かし直す際に、余計な電気代がかかる可能性もあるのです。

故障につながる可能性も

エコキュート内部の電気系統に水がかかると、漏電やショートに代表される深刻な故障につながる可能性もあります。エコキュートの寿命を延ばすためにも、水漏れが発生した際はすぐに修理すべきです。

エコキュートが水漏れしていた場合の応急処置

エコキュートの水漏れを確認した場合は、自分でできる範囲の応急処置を行い、専門業者に修理を依頼しましょう。ここでは、応急処置の具体的な方法を3つご紹介します。

電源を切る

水漏れを見つけた場合や、水漏れの可能性を感じた場合は、まずエコキュートの電源を切ってください。エコキュートの電源を切ると、漏電や感電のリスクを避けられます。まずはエコキュートのリモコンの電源を切り、次に漏電ブレーカーを落としましょう。最後にコンセントを抜くと、安全な状態を確保できます。

止水栓を止める

エコキュートの本体下部にあるパネルを取り外して、エコキュートの止水栓を止めてください。止水栓を止めると、貯湯ユニットへの水漏れを防ぎ、水道の無駄遣いを無くせます。

【注意】配管などを自分で触るのはNG

たとえ水漏れの箇所を特定できたとしても、配管を分解したり、無理に締め直したりするのはNGです。パッキンなどのパーツを損傷させてしまい、水漏れが悪化する可能性があります。

また、エコキュートのユーザーが勝手に配管を触ると、保証期間内だとしても無償修理の対象外となる可能性もあります。自体が悪化しないように、「電源を切る」「止水栓を止める」の2点を行った後は、業者に点検と修理を任せましょう。

エコキュートが水漏れしていた場合の対処法

エコキュートの水漏れを発見した場合の対処法は、ここでご紹介する2つです。原則として、応急処置を終えた後は、専門の業者に修理を依頼しましょう。

水漏れ箇所をできる限り特定する

専門の業者に修理を依頼する前に、水漏れが発生している箇所をできる限り特定してください。状況を正確に伝えると、業者はスムーズかつ的確に修理しやすくなります。

水漏れが起こりやすい箇所は「ヒートポンプ」「タンク下の配管」「本体の側面」などです。エコキュートのメーカーと型番を伝えると、さらにスムーズに修理を進めやすくなるでしょう。エラーコードが表示された場合はその内容を、水漏れの量が「滴る程度」か「流れ出ている」かについて伝えるのもポイントです。

専門の業者に連絡する

水漏れ箇所を特定し、応急処置を終えた後は、専門の業者に連絡してください。基本的には、エコキュートの取扱説明書に記載されているメーカーの相談窓口に連絡すればOKです。保証期間内の場合、メーカーによる無償修理を受けられる可能性もあります。

保証期間が過ぎている場合や、メーカーによるサポートが終了している場合は、エコキュートを購入・設置した販売店に連絡しましょう。メーカーや販売店が対応できない場合は、お住まいの地域でエコキュートの修理に対応する業者をインターネットで調べて、水漏れ修理に出張対応が可能か問い合わせてください。

エコキュートの水漏れ修理にかかる費用

エコキュートの修理にかかる費用は、水漏れの原因や故障個所によって異なるため、一概には言えません。故障の内容ごとに見た修理費用の目安は次のとおりです。

故障の内容 修理費用の目安
配管回りの故障 10,000円~20,000円
一般的な水漏れ 15,000円~70,000円
ヒートポンプユニットの故障 50,000円~200,000円

保証期間内の場合、無償修理の対象となる可能性があります。

なお、エコキュートを買い替える場合の費用相場は40万円~60万円前後です。エコキュートの寿命は10年~15年前後と言われています。10年以上使ったエコキュートから水漏れが発生した場合、修理しても比較的短期間で別の箇所が故障する可能性があります。寿命が近い場合は、修理ではなく買い替えも視野に入れると良いでしょう。

エコキュートの水漏れ修理にかかる期間

エコキュートの水漏れ修理にかかる期間は、専門業者の到着後、数時間~半日程度です。即日対応が可能な業者に依頼すると、当日中に入浴できる可能性も高いでしょう。

ただし、部品の取り寄せが必要な場合や、メーカーによる即日対応が受けられない場合は、数日~2週間程度の修理期間を要する可能性があります。まずはメーカーや専門業者に問い合わせを行い、すぐに修理を受けられるか確認しましょう。

エコキュートが水漏れする原因

エコキュートが水漏れする原因はさまざまです。特に多い原因としては、次の6点を挙げられます。

<エコキュートが水漏れする原因>

  • エコキュートの寿命がきた
  • エコキュートを長時間、放置した
  • 凍結によって損傷してしまった
  • メンテナンス不足だった
  • 配管が詰まっていた
  • エコキュートを動かしてしまった

ここでは、それぞれの原因の詳細を解説します。

エコキュートの寿命がきた

エコキュートの寿命の目安は10年~15年です。使用環境やメンテナンス状況によっても異なりますが、一般的には使用開始から10年以上が経過すると故障リスクが高くなります。平均寿命を超過した後に水漏れが発生した場合は、エコキュートが寿命を迎えたと考えるのが自然でしょう。

また、製造から10年以上が経過したエコキュートは、メーカーの保守部品の製造が終了している可能性があります。修理部品が手に入らない場合は修理ができず、本体を交換するほかに選択肢がありません。

エコキュートを長時間、放置した

エコキュートを長時間・長期間にわたり放置した後、久しぶりに稼働させると、水漏れが発生する場合があります。この場合の原因として多いのは、内部の減圧による水量調整です。水漏れの箇所が水抜き栓の場合、故障ではなく、以前と同じようにエコキュートを使用できる可能性が高いでしょう。

単身赴任や旅行などでしばらくエコキュートを使わなくなる場合は、出発する前に貯湯タンクの水抜きを行いましょう。ひと手間をかけるだけで、エコキュートを再稼働させた際の水漏れを予防できます。水抜きの方法は、エコキュートの取扱説明書や、メーカーのホームページから調べられます。

凍結によって損傷してしまった

寒冷地にお住まいの場合は、配管の凍結が原因で水漏れが発生するケースも多いです。凍結した箇所が破裂し、そこから水漏れが生じる場合があります。凍結のリスクがある場合は、配管に保温材や遮光テープを巻き付けるといった対策を事前に講じると効果的です。

凍結を確認した場合は、配管を布で覆ってから、人肌程度に冷ましたお湯を少しずつかけて溶かしてください。熱湯をかけるなどの行為はNGです。配管にダメージを与えてしまい、状況が悪化するおそれがあります。

メンテナンス不足だった

メンテナンス不足も、エコキュートが水漏れする原因のひとつです。特に貯湯タンクのメンテナンス不足は水漏れの原因になりやすく、注意しなければなりません。

貯湯タンクに貯まる水道水には、微量の不純物が含まれます。貯湯タンクのメンテナンスを怠ると、不純物が貯湯タンク内に溜まり、詰まりや水漏れの原因となるのです。

貯湯タンクや配管、フィルターといった箇所は、自分自身でもメンテナンスできます。エコキュートの水漏れを防ぎ、本体の寿命を延ばせるように、定期的にメンテナンスを行いましょう。

配管が詰まっていた

エコキュートの配管が詰まると、水流が悪化して接続部分への圧力が上昇し、わずかな隙間から水漏れが発生する場合があります。

配管が詰まる原因として多いのは、砂埃や落ち葉などの混入です。定期的にメンテナンスを行い、ゴミを除去して配管の詰まりを防ぎ、水漏れを予防しましょう。

エコキュートを動かしてしまった

エコキュートの設置場所を変えるなどして、エコキュートを動かすと、水漏れが発生する場合があります。エコキュートを動かす際にホースが外れたり、配管が歪んだりした結果、水漏れが生じるのです。

移動した直後は正常に稼働していたとしても、徐々に圧力が増して水漏れにつながる場合もあります。「稼働音がうるさい」「見た目をスッキリさせたい」などの理由でエコキュートを移動させる場合は、必ず専門業者に作業を依頼しましょう。

まとめ

エコキュートの水漏れを放置すると「お湯が出なくなる」「水道・電気代が高くなる」といった問題が生じる場合があります。故障につながり可能性もあり、水漏れを放置すべきではありません。

水漏れを確認した際は、できる範囲で水漏れの箇所を確認したうえで、専門業者に修理を依頼しましょう。即日対応が可能な場合、修理にかかる時間は数時間~半日程度です。

<この記事を書いた人>
エコモ博士

RAUL株式会社 電気プラン乗換コム運営事務局
エコモ博士のエコらいふナビ

エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたモ!

おすすめ電力会社について 編集部おすすめのオール電化記事
オール電化・ガス併用を比較したい方
「オール電化家庭とガス併用家庭を徹底比較!電気代・ガス代などの光熱費の違いと節約術」記事へのリンク
プロパンと比較して年間10万円お得
オール電化家庭はガスの代わりに電気を使用します。ガス代が無くなる一方で、当然電気代は増加します。しかし、光熱費全体で見たときに、電気代に一本化することがかなりお得になるケースがあります。太陽光や蓄電池なしでも十分な光熱費削減が期待できます。
「エコキュートとガス給湯器のコスト比較!光熱費はエコキュートがお得!」記事へのリンク
省エネ性能が高い
エコキュートは、ヒートポンプ技術と呼ばれる大気熱を利用したお湯の沸き上げ方法を採用しています。この技術により、エネルギーの使用量が約1/4に抑えることが可能です。この省エネ技術により、ガス給湯器よりも光熱費が安くなります。
「オール電化に使える補助金まとめ!エコキュート・太陽光発電・リフォーム補助金を解説」記事へのリンク
補助金でお得に導入
国は省エネ・脱炭素の推進のために数々の補助金を、オール電化向けに用意しています。エコキュートであれば給湯省エネ事業、太陽光・蓄電池であれば子育てエコホーム支援事業などです。これら補助金を利用してお得にオール電化に切り替える方が増えています。
オール電化を検討している方

施工会社の一括見積りにて導入費用削減のサポートをしております。皆様には簡単なフォームに情報をご入力いただくのみで、編集部が厳選した施工会社を最大3社無料でご紹介します。エリア最安値水準かつ実績豊富な会社で、お得にオール電化へ乗り換えられます。

オール電化向け電気プラン オール電化向けおススメの電力会社
idemitsuでんきについて
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安定かつ安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランと言えます。また、EVユーザーの方も安価な深夜電気で蓄電できるためおススメです。
人気のオール電化関連コラム一覧 エリア別・人数別の光熱費
エリア別
人数別
ページトップへ