オール電化とガス併用のコスト比較!オール電化の方が安くなる?!

  • 更新日:2025/06/25
オール電化とガス併用はどちらがお得?

近年は、電気代やガス代の高騰が続いており、光熱費を節約するための工夫をしている方が多いでしょう。

光熱費を抑えるための抜本的な対策となるのが、電気とガスの併用から、オール電化に切り替えることです。

今回は、オール電化と都市ガス・プロパンガス併用、それぞれの年間光熱費をご紹介します。

また、オール電化とガス併用それぞれのメリット・デメリットもまとめているため、どちらを選ぶが決める際のヒントとして活用してみてください。

目次

オール電化とガス併用の光熱費を比較

オール電化とガス併用を比較する際に、特に気になるポイントとなるのは、光熱費の違いでしょう。今回は、オール電化の光熱費とガス併用の光熱費を細かく比較します。

    <オール電化とガス併用の光熱費を比較>

  • オール電化の光熱費
  • ガス併用の光熱費

それぞれ、給湯器とコンロの光熱費に分けて見ていきましょう。

オール電化の光熱費

オール電化の光熱費は、次のとおりです。

    <オール電化の光熱費>

  • エコキュートの年間光熱費は72,716円
  • IHの年間光熱費は44,393円

なお、エコキュートの前提条件は、以下のように設定しています。

前提条件はコチラから↓
契約プラン 東京電力 スマートライフS
使用湯量(L) 2人:360、3人:440、4人:520
水道水温度(℃) 9
希望供給温度(℃) 42
エコキュートタンク内水温(℃) 90
エコキュート加熱能力(kW) 4.5
エコキュート消費電力(kW) 1.53
調理時間(分) 2人:50、3人:60、4人:70

エコキュートの年間光熱費は72,716円

エコキュートの年間光熱費は、家族の人数ごとに次のとおりです。

【エコキュートの年間光熱費】
家族の人数 2人 3人 4人
年間光熱費 72,716円 83,887円 95,058円

給湯器の料金比較では、後述するプロパンガスと比較すると、圧倒的にお得になります。

月々の光熱費でいえば、6,059円(2人暮らし)、6,990円(3人暮らし)、7,921円(4人暮らし)となります。

IHの年間光熱費は44,393円

IHクッキングヒーターの年間光熱費は、家族の人数ごとに次のとおりです。

【IHの年間光熱費】
家族の人数 2人 3人 4人
年間光熱費 44,393円 48,783円 53,172円

IHの年間光熱費は、後述する都市ガスの料金と比較して高額です。ただし、プロパンガスと比較すると、料金が安くなる可能性が高いでしょう。

月々の光熱費でいえば、3,699円(2人暮らし)、4,065円(3人暮らし)、4,431円(4人暮らし)となります。

オール電化家庭の電気代についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考ください。

ガス併用

電気とガスを併用する場合の年間光熱費は、ガスの種類と給湯器・コンロごとに次のとおりです。

都市ガスとプロパンガスのどちらを利用するかで料金が異なるので、別々で試算していきます。

    <ガス併用の光熱費>

  • ガス給湯器(都市ガス)の年間光熱費は71,025円
  • ガスコンロ(都市ガス)の年間光熱費は26,925円
  • ガス給湯器(プロパンガス)の年間光熱費は139,658円
  • ガスコンロ(プロパンガス)の年間光熱費は52,573円

なお、前提条件は、以下のように設定しています。

前提条件はコチラから↓
契約プラン 都市ガス:東京ガス 都市ガスプラン
プロパンガス:関東平均
使用湯量(L) 2人:360、3人:440、4人:520
水道水温度(℃) 9
希望供給温度(℃) 42
ガス給湯器号数 20
給湯ガス消費量(kcal/h) 32,300

ガス給湯器(都市ガス)の年間光熱費は71,025円

都市ガスを利用した場合、ガス給湯器の年間光熱費は、家族の人数ごとで次のとおりです。

【ガス給湯器(都市ガス)の年間光熱費】
家族の人数 2人 3人 4人
年間光熱費 71,025円 83,992円 96,959円

都市ガス給湯器の料金比較を行うと、オール電化とほとんど変わらない水準です。

月々の光熱費でいえば、5,918円(2人暮らし)、6,999円(3人暮らし)、8,079円(4人暮らし)となります。

ガスコンロ(都市ガス)の年間光熱費は26,925円

都市ガスでガスコンロを使用した場合の年間光熱費は、家族の人数ごとに次のとおりです。

【ガスコンロ(都市ガス)の年間光熱費】
家族の人数 2人 3人 4人
年間光熱費 26,925円 30,488円 96,959円

ガスコンロの年間光熱費を比較すると、オール電化よりも割安になることが分かります。後述するプロパンガスを用いた場合の年間光熱費よりも大幅に安く、もっともお得です。

ガス給湯器(プロパンガス)の年間光熱費は139,658円

プロパンガスで給湯器を使用した場合、家族の人数ごとで見た年間光熱費は次のとおりです。

【ガス給湯器(プロパンガス)の年間光熱費】
家族の人数 2人 3人 4人
年間光熱費 139,658円 164,938円 188,412円

ガス給湯器におけるプロパンガスの年間光熱費は、オール電化や都市ガスの料金と比較して、もっとも高いことが分かります。

高くなる理由として、プロパンガスはガス会社が自由に料金を決められるため、法律による制限を受けている電力や都市ガスと比較して、料金が高額になりことが考えられます。

ガスコンロ(プロパンガス)の年間光熱費は52,573円

プロパンガスでガスコンロを使用した場合の年間光熱費は、家族の人数ごとで次のとおりです。

【コンロ(プロパンガス)の年間光熱費】
家族の人数 2人 3人 4人
年間光熱費 52,573円 58,606円 64,603円

ガスコンロの年間光熱費を見ても、オール電化や都市ガスと比較して、もっとも高い水準になります。

光熱費を削減したい場合はオール電化に切り替えることを検討した方が良いでしょう。

オール電化とガス併用の光熱費についてさらに知りたい方はこちらの記事がおすすです。

オール電化のメリット・デメリット

オール電化には、料金が安くなる以外のメリットもあります。また、いくつかのデメリットもあるため、併せて確認しておきましょう。

メリット

オール電化のメリットは、次のとおりです。

    <オール電化のメリット>

  • 光熱費を一本化できる
  • 深夜料金を活用できるため、夜間に電気を使うとお得
  • 火災やガス漏れのリスクが低い
  • 非常時に生活用水として活用できる
  • IHクッキングヒーターの掃除が簡単

オール電化の場合、電気代とガス代の請求を一本化できるため、家計の管理が簡単になるでしょう。

新電力の登場により、深夜料金の割引を適用できる電力プランも増加しました。そのため、契約する電力会社によっては、先述した比較表よりも電気代が安くなる可能性があります。

災害時には、貯湯タンク内の水を生活用水として活用できます。飲料水には向きませんが、トイレの水を流したり、洗濯をしたりする分の水量は確保できるでしょう。

ガスを使わないため、火災やガス漏れのリスクが低いこともメリットです。小さいお子様やご高齢の方と住んでいる方にはおすすめです。また、IHクッキングヒーターはフラットな構造のため、掃除も簡単になります。

デメリット

オール電化のデメリットとして覚えておきたいのは、次の3点です。

    <オール電化のデメリット>

  • 初期費用が高い
  • IH対応の調理器具にする必要がある
  • 貯水容量が限られている

オール電化に切り替える場合は、エコキュートとIHクッキングヒーターを購入する必要があります。

それぞれの本体価格に加えて工事費も発生するため、目安として60万円~90万円ほどの初期費用が必要です。

工事費用を抑えるためには地元施工店に依頼するのがおすすめです。同時に、相見積もりをすることでさらに安い工事費が実現できます。

IHクッキングヒーターで使えるのはIH対応の調理器具のみのため、状況に応じて調理器具も買い替えなければなりません。

また、貯水容量が限られていることも、オール電化のデメリットです。使い方によっては、お湯が足りなくなる可能性があります。

貯水容量が多いエコキュートも販売されていますが、本体価格が高い場合が多く、初期費用はさらに高額になるでしょう。

ガス併用のメリット・デメリット

電気・ガス併用にも、メリットとデメリットがあります。一概にオール電化がお得とはいえないため、ご家庭のライフスタイルに合った方法を選びましょう。

メリット

ガス併用のメリットは、日中のエネルギーコストがオール電化よりも安い場合が多いことです。

オール電化向けの電力プランは、夜間の電気料金が安い代わりに、日中の電気料金は割高に設定されています。そのため、日中に料理や入浴をする機会が多い場合は、光熱費が割高になる可能性があるのです。

日中は1人が多い世帯や共働きの世帯などのご家庭の場合は、オール電化に切り替えたほうが年間光熱費は安くなるでしょう。

一方、在宅勤務や外出する機会が少ないご高齢の方と同居しているご家庭の場合は、ガス併用のほうがお得な可能性があります。

デメリット

電気・ガス併用のデメリットは、次の3点です。

    <ガス併用のデメリット>

  • 基本料金を二重に支払うことになる
  • 火災の可能性がある
  • プロパンガスの場合は料金が高くなる

電気とガスを併用する場合、電気代とガス代の両方が請求されるため、基本料金を二重で支払わなければなりません。支払いのタイミングも別々になり、家計の管理も面倒に感じやすいでしょう。

火災やガス漏れなど、事故が発生する可能性もあります。特に、ご高齢の方や小さなお子さんと同居しているご家族は、トラブルのリスクも考慮したうえで生活しなければなりません。

また、一覧表でもご紹介したとおり、プロパンガスの料金は都市ガスと比較して割高です。都市ガスの供給エリア外にお住まいの場合は、プロパンガスからオール電化への切り替えを検討することをおすすめします。

まとめ

オール電化とガスの料金を比較した結果、2人暮らしの年間光熱費の目安は次のとおりでした。

【年間光熱費の比較表】
給湯器 コンロ
オール電化 72,716円 44,393円
都市ガス 71,025円 26,925円
プロパンガス 139,658円 52,573円

給湯器の料金に関しては、オール電化と都市ガスの料金にほとんど差がありません。

一方で、プロパンガスは給湯器・コンロともに料金が高く、オール電化に切り替えたほう場合、合計で年間75,000円お得です。なお、初期費用が60万円の場合、8年で元が取れます。

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<この記事を書いた人>
エコモ博士

RAUL株式会社 電気プラン乗換コム運営事務局
エコモ博士のエコらいふナビ

エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたモ!

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エコモ博士
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オール電化・ガス併用を比較したい方
「オール電化家庭とガス併用家庭を徹底比較!電気代・ガス代などの光熱費の違いと節約術」記事へのリンク
プロパンと比較して年間10万円お得
オール電化家庭はガスの代わりに電気を使用します。ガス代が無くなる一方で、当然電気代は増加します。しかし、光熱費全体で見たときに、電気代に一本化することがかなりお得になるケースがあります。太陽光や蓄電池なしでも十分な光熱費削減が期待できます。
「エコキュートとガス給湯器のコスト比較!光熱費はエコキュートがお得!」記事へのリンク
省エネ性能が高い
エコキュートは、ヒートポンプ技術と呼ばれる大気熱を利用したお湯の沸き上げ方法を採用しています。この技術により、エネルギーの使用量が約1/4に抑えることが可能です。この省エネ技術により、ガス給湯器よりも光熱費が安くなります。
「オール電化に使える補助金まとめ!エコキュート・太陽光発電・リフォーム補助金を解説」記事へのリンク
補助金でお得に導入
国は省エネ・脱炭素の推進のために数々の補助金を、オール電化向けに用意しています。エコキュートであれば給湯省エネ事業、太陽光・蓄電池であれば子育てエコホーム支援事業などです。これら補助金を利用してお得にオール電化に切り替える方が増えています。
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idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安定かつ安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランと言えます。また、EVユーザーの方も安価な深夜電気で蓄電できるためおススメです。
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