エコキュートはプロパンガス給湯器よりも光熱費が圧倒的にお得!

  • 更新日:2025/09/01

プロパンガス給湯器を利用していて、エコキュートへの切り替えを検討している方は多いかもしれません。

結論からいうと、プロパンガス給湯器からエコキュートに切り替えると、光熱費が圧倒的にお得です。

今回は、エコキュートとプロパンガス給湯器の光熱費など、7つの面から両者を徹底比較し、どちらがおすすめかを解説します。

目次

エコキュートとプロパンガス給湯器の光熱費を比較!

まずは、エコキュートとプロパンガス給湯器の光熱費を世帯人数ごとで比較します。

<エコキュートとプロパンガス給湯器の光熱費を比較!>

  • エコキュートの光熱費を世帯人数ごとで算出
  • プロパンガス給湯器の光熱費を世帯人数ごとで算出

それぞれを具体的に見ていきましょう。

エコキュートの光熱費を世帯人数ごとで算出

エコキュートの光熱費を大手電力会社10社ごとに算出し、ご紹介します。

【世帯人数ごとのエコキュート料金比較表】
エリア 北海道 東北 東京 中部 北陸 関西 四国 中国 九州 沖縄
2人 2,600円 2,596円 2,309円 3,450円 2,289円 1,980円 3,625円 2,465円 1,859円 2,154円
3人 3,178円 3,173円 2,823円 4,217円 2,798円 2,420円 4,431円 3,013円 2,272円 2,633円
4人 3,756円 3,750円 3,336円 4,984円 3,307円 2,861円 5,236円 3,561円 2,685円 3,111円
5人 4,334円 4,327円 3,849円 5,750円 3,816円 3,301円 6,042円 4,108円 3,098円 3590円
6人 4,912円 4,904円 4,363円 6,517円 4,324円 3,741円 6,848円 4,656円 3,512円 4,069円

※料金には燃料費調整と再エネ賦課金を含みます。各電力会社の従量料金で計算しています。湯量は2人が360L、3人が440L、4人が520L、5人が600L、6人が660Lを想定しています。

プロパンガス給湯器の光熱費を世帯人数ごとで算出

続いて、プロパンガス給湯器の光熱費を世帯人数ごとで算出します。今回は、関東平均のプロパンガス料金から、1ヶ月あたりの料金を算出しました。

【プロパンガス給湯器の光熱費】
人数 使用湯量(L) 1ヶ月あたりの料金
2人 360 11,638.13円
3人 440 13,744.83円
4人 520 15,701.04円
5人 600 17,771.50円
6人 680 19,751.97円

後ほど細かく比較しますが、どの人数を想定して計算しても、エコキュートと比較して1ヶ月あたりの料金が割高です。

プロパンガス給湯器の特徴は?

プロパンガス給湯器とは、プロパンやブタンを主成分とする、液化石油ガスを使った給湯器の総称です。液化されたガスをボンベに充填し、各家庭に配送されます。

ガスボンベを使ってガスを供給するため、日本全国への配送に対応することが、プロパンガス給湯器の特徴です。

大きな工事も不要なので、初期費用も抑えやすいでしょう。また、災害時の復旧が早いことも、プロパンガス給湯器の特徴といえます。

ただし、光熱費が高額になりがちなことが、プロパンガス給湯器のデメリットです。プロパンガスの料金は、都市ガスや電気とは異なり、法律によって制限が決められていません。

そのため、利用するガス会社によっては、相場を大幅に上回る料金を請求される可能性があります。

エコキュートの特徴は?

エコキュートとは、電気と空気の熱を使ってお湯を作る給湯器の総称です。エアコンにも用いられている「ヒートポンプ技術」を活用することが特徴で、冷媒には二酸化炭素を使用しています。

空気の熱を圧縮して高温にする原理を使って水道水を温め、浴室やキッチンなどにお湯を供給する仕組みです。

エコキュートは貯湯タンク式の給湯器であり、電気代が安い夜間に作ったお湯を日中に使います。

都市ガスやプロパンガスと比較して給湯効率が高いこともあり、光熱費を抑えやすいことがメリットです。一方、お湯の使い方次第では、日中に湯切れを起こす可能性があります。

エコキュートとプロパンガス給湯器を7つの面から比較!

エコキュートとプロパンガス給湯器を、先述した光熱費を含む7つの面から徹底比較します。

<エコキュートとプロパンガス給湯器を7つの面から比較!>

  • 初期費用
  • 光熱費
  • サイズ
  • 水圧
  • 寿命
  • 災害時
  • 補助金

コスト以外の面も比較しながら、エコキュートに切り替えるべきかどうかを検討しましょう。

初期費用

初期費用としては、本体価格と工事費がかかります。それぞれの初期費用の目安は、次のとおりです。

【初期費用の比較】
エコキュート 40万円~60万円
プロパンガス給湯器 10万円~30万円

エコキュートの本体価格は20万円以上と高額で、工事の規模によっては60万円前後の初期費用がかかります。

プロパンガス給湯器は初期費用が安く、エコキュートと比べて3分の1~半額程度の予算で導入できるでしょう。

光熱費

光熱費については、先述した東京電力の「スマートプランS」と、関東地方におけるプロパンガスの平均料金を比較します。

【光熱費の比較】
人数 エコキュートの月額料金 プロパンガス給湯器の月額料金
2人 6,059.65円 11,638.13円
3人 6,990.57円 13,744.83円
4人 7,921.49円 15,701.04円
5人 8,852.41円 17,771.50円
6人 9,783.33円 19,751.97円

比較表を見ると一目瞭然ですが、光熱費ではエコキュートが圧倒的に安いです。消費量にもよりますが、プロパンガスと比較して半額程度に抑えられるでしょう。

初期費用ではプロパンガスのほうがお得ですが、長い目で見ればエコキュートのほうがお得といえます。4人家族を想定して差額を比較してみましょう。

<エコキュートの購入にかかる費用を減価償却できるまでにかかる期間>

  • プロパンガス給湯器の月額料金15,701.04円-エコキュートの月額料金7,921.49円=7,780円
  • エコキュートの初期費用を40万円と想定した場合に減価償却できる期間=約51ヶ月

このように、エコキュートを約4年以上使った場合、光熱費の差額だけで初期費用の元を取れます。

サイズ

エコキュートとプロパンガス給湯器のサイズを比較します。

【サイズの比較】
エコキュート 貯湯ユニット:2,170×600×680mm ヒートポンプユニット:672×799×299mm
プロパンガス給湯器 本体:600×450×190mm ボンベ:1,280×370mm

※エコキュートはパナソニック「HE-JPU46LQS」の場合

購入する機器によりサイズが大きく異なりますが、一般的にはプロパンガス給湯器のほうがコンパクトです。

エコキュートは敷地内に収まらない可能性があるほか、そのまま設置すると地面が沈む恐れがあるため、状況により土台を設置する工事が必要な場合があります。

水圧

結論からいうと、水圧はエコキュートよりもプロパンガス給湯器のほうが強いです。

エコキュートの場合、水道管の圧力をそのままかけるとタンクが破損する恐れがあるため、減圧弁を使って水圧を下げています。

そのため、水圧は500kPaから180kPaまで引き下げられることが一般的です。結果として、そのほかの給湯器と比べると、シャワーの水圧を弱く感じやすいでしょう。

一方のプロパンガス給湯器は、水道管の水圧をそのまま使えることがメリットです。シャワーやキッチンでお湯を使ったとしても、水圧が極端に落ちることはありません。

ただし、エコキュートの機器は水圧の改善が進んでおり、生活をするうえで不便に感じることはないでしょう。

水圧にこだわる場合は「水道直圧式」や「パワフル給湯」など、水圧が強い機種を選ぶことがおすすめです。

寿命

エコキュートとプロパンガス給湯器の寿命の目安は、次のとおりです。

【寿命の比較】
エコキュート 10年~15年
プロパンガス給湯器 10年

寿命はほとんど変わりませんが、エコキュートは販売から10年以上が経過した場合、部品が再生産されなくなります。

一方のプロパンガス給湯器は、大手メーカーの無料修理サービスの期間が最大で10年間です。そのため、いずれも買い替えの目安は10年程度と考えましょう。

災害時

エコキュートの場合、貯湯タンクユニットにお湯が溜まっている場合は、洗濯やトイレなどに使う生活用水として利用できます。

また、蓄電池や太陽光パネルがある場合は、停電中にもお湯を作れるため、災害に対して強いです。

一方のプロパンガス給湯器は、断水中にお湯を作れません。ただし、個別にガスを供給できることがプロパンガスの強みであるため、災害直後でも機器に異常がなければ、そのままコンロなどを利用できます。

また、1ヶ月分のプロパンガスを予備として保管できるため、一定期間は自分自身でガスを確保できます。

補助金

エコキュートは省エネ性能が高いため、各自治体が補助金制度を用意しています。補助金制度の内容はお住まいの地域によって異なりますが、1万円~5万円ほどの補助金を受け取れる可能性が高いでしょう。このため、初期費用の一部を補助金でカバーできます。

一方のプロパンガス給湯器には、現時点で適用できる補助金制度がほとんどありません。

事業用のプロパンガス給湯器を導入する場合は補助金を利用できる場合がありますが、家庭用のプロパンガス給湯器を購入する場合は、補助金の適用が難しいでしょう。

エコキュートとプロパンガス給湯器はどちらがおすすめ?

ここまでは、エコキュートとプロパンガス給湯器を7つの項目から比較してきました。これだけでは、どちらを選ぶか決断できないという方に向けて、それぞれがおすすめのケースをご紹介します。

<エコキュートとプロパンガス給湯器はどちらがおすすめ?>

  • エコキュートがおすすめのケース
  • プロパンガス給湯器がおすすめのケース

それぞれを具体的に見ていきましょう。

エコキュートがおすすめのケース

エコキュートがおすすめのケースは、次の項目に該当する場合です。

<エコキュートがおすすめのケース>

  • 初期費用が高くても、ランニングコストを安くしたい
  • エコキュートの本体を設置するスペースがある
  • 補助金を適用したい
  • 寿命の長さを重視したい

エコキュートは、プロパンガス給湯器と比較して、月々の光熱費を大幅に抑えられます。補助金を活用できる可能性が高いほか、プロパンガス給湯器より寿命もやや長いです。

ただし、設置するスペースにはある程度のゆとりが必要なため、設置場所を確保できるか確認しましょう。

プロパンガス給湯器がおすすめのケース

プロパンガス給湯器がおすすめのケースは、次の項目に該当する場合です。

<プロパンガス給湯器がおすすめのケース>

  • 初期費用をできるだけ抑えたい
  • 省スペースに本体を設置したい
  • 水圧の高さを重視したい

プロパンガス給湯器は、省スペースに設置できるほか、水圧が制限されることもありません。

また、ランニングコストではエコキュートより劣るものの、初期費用を削減できます。

まとめ

エコキュートとプロパンガス給湯器の比較結果を、あらためて一覧表にまとめます。

【エコキュートとプロパンガス給湯器の比較】
エコキュート プロパンガス給湯器
初期費用 40万円~60万円 10万円~30万円
光熱費(4人/1ヶ月) 7,921.49円 15,701.04円
サイズ(機器により異なる) 貯湯ユニット:2,170×600×680mm ヒートポンプユニット:672×799×299mm 本体:600×450×190mm ボンベ:1,280×370mm
水圧 弱くなる場合がある 弱くなりにくい
寿命 10年~15年 10年
災害時
  • 貯湯ランク内にお湯があれば生活用水として利用できる
  • 蓄電池や太陽光パネルがあれば停電中もお湯を作れる
  • 断水中にはお湯を作れない
  • 災害直後でも異常がなければプロパンガスを利用できる
補助金 適用できる場合が多い 適用できない可能性が高い

エコキュートのメリットは、プロパンガス給湯器と比較して、光熱費を大幅に抑えられることです。初期費用を40万円と想定したとしても、エコキュートを4年以上利用すれば、光熱費の差額だけで初期費用の元を取れるでしょう。

一方のプロパンガス給湯器は、初期費用を抑えやすく、省スペースにも設置できることがメリットです。

災害時にもプロパンガスを使用できるため、被災中に調理できる可能性も高いでしょう。それぞれの特徴を把握したうえで、ご家庭に合ったタイプを選ぶことをおすすめします。

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<この記事を書いた人>
エコモ博士

RAUL株式会社 電気プラン乗換コム運営事務局
エコモ博士のエコらいふナビ

エコモは各地を飛び回って、電力・エネルギーや地球環境についてお勉強中なんだモ!色んな人に電気/ガスのことをお伝えし、エネルギーをもっと身近に感じてもらいたモ!

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省エネ性能が高い
エコキュートは、ヒートポンプ技術と呼ばれる大気熱を利用したお湯の沸き上げ方法を採用しています。この技術により、エネルギーの使用量が約1/4に抑えることが可能です。この省エネ技術により、ガス給湯器よりも光熱費が安くなります。
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補助金でお得に導入
国は省エネ・脱炭素の推進のために数々の補助金を、オール電化向けに用意しています。エコキュートであれば給湯省エネ事業、太陽光・蓄電池であれば子育てエコホーム支援事業などです。これら補助金を利用してお得にオール電化に切り替える方が増えています。
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