三人暮らしの平均的な月あたりの支出

本ページでは、三人暮らしの平均的な水道代を整理しております。また物価の上下等によって水道代の実質的な負担が変動するため、家計全体(食費や生活雑貨、家賃など)に対する水道代の割合を整理しております。なお光熱費削減の手段として、お得な電力・ガス会社への切替もご案内しております。

平均水道代
5,366
家計の支出平均
312,567

三人暮らしの平均水道代は?季節・エリア別にご紹介!

  • 更新日:2024/10/26

各ご家庭が支払っている家計の支出総額の水準については、総務省統計局の「家計調査(統計法により指定されている基幹統計)」に目安が記されております。また「家計調査」の中には光熱費に関するデータも含まれており、その数値を抽出することで水道代の平均的な水準を把握することができます。

ただし補足として、「家計調査」は日本の全世帯に対する調査ではなく、ある一定の数のご家庭などから取得したデータを元に、日本全体の数値を推定したものであるため、厳密には正確な平均値ではありません。しかし、国内に存在するデータの中では最高水準の正確性と信頼性を持っていると考えられます。

このように厳密な平均値ではないものの、当サイトでは家計調査による2023年9月~2024年8月のデータを参考に推計し、三人暮らしの平均水道代を整理しております。また、物価の上下等によっても光熱費の実質的な負担割合が変わってきますので、食費や生活雑貨、家賃などの諸々の家計全体の支出に対する水道代の割合も整理しております。

なお過去のデータを参照されたい方は、2004年以降の直近20年間の三人暮らしの水道代をコチラに整理しておりますのでご参考ください。

データを参照するところによると、三人暮らしの水道代平均は5,366円という結果になりました。三人暮らしにおける平均的な家計の支出総額は312,567円であり、そのため水道代が家計に占める割合は1.72%となります。皆様の支払っている水道代が平均と比較して、どの程度の水準であるか把握する材料になりましたら幸いです。

三人暮らしにおける季節別の平均水道代、冬の利用量が多くなる傾向に

前述の通り、三人暮らしの平均水道代は5,366円となりますが、これは日本全体の年間を通しての統計的な推計値となります。ただ、実際には季節や地域によって水道代の水準は大きく異なってきますので、それらのデータも参照することで、より正確に皆様が支払っている水道代の水準を測ることができます。

まずは季節別のデータですが、気象庁およびNHKでは春を3~5月、夏を6~8月、秋を9~11月、冬を12~2月の期間と区分しております。その定義に合わせると、三人暮らしでの春の平均水道代は5,335円、夏では5,419円、秋では5,430円、冬では5,686円といった結果になりました。最も水道代を多く支払っている季節は冬、一方で最も水道代の支払いが少ない季節は冬~春ということが分かります。

水道代 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
春(2024年3月~2024年5月平均) 5,335円 277,647円 1.92%
夏(2024年6月~2024年7月/2023年8月平均) 5,419円 261,682円 2.07%
秋(2023年9月~2023年11月平均) 5,430円 262,453円 2.07%
冬(2023年12月~2024年2月平均) 5,686円 270,576円 2.1%

月別の水道代

水道代
2024年1月 5,343円
2024年2月 5,460円
2024年3月 5,269円
2024年4月 5,761円
2024年5月 4,976円
2024年6月 5,350円
2024年7月 5,515円
2024年8月 5,392円
2023年9月 5,453円
2023年10月 5,339円
2023年11月 5,497円
2023年12月 6,256円

三人暮らしにおけるエリア別の平均水道代、東北地方が支払額トップ!

水道代はエリアによっても平均的な支払額の水準が異なってきます。ここでは、各地方別の水道代のコスト構造を算出しております。月あたりの平均コストとしては、三人暮らしで最も水道代を多く支払っている地域は東北地方、一方で最も水道代の支払いが少ない地域は四国地方という結果になりました。詳細については下記表に整理しておりますのでご参考ください。

水道代(三人暮らし) ランキング 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
全国 5,366円 -- 312,567円 1.72%
北海道 3,757円 7位 249,491円 1.51%
東北 4,808円 1位 247,859円 1.94%
関東 3,884円 3位 279,846円 1.39%
北陸 4,568円 2位 278,219円 1.64%
中部 3,759円 5位 262,793円 1.43%
関西 3,789円 4位 267,106円 1.42%
中国 3,759円 5位 246,329円 1.53%
四国 3,196円 10位 250,652円 1.28%
九州 3,654円 8位 247,080円 1.48%
沖縄 3,316円 9位 210,463円 1.58%

三人暮らしにおける都道府県別の平均水道代、長野県が支払額トップ!

前述の通り、エリアによって水道代の水準は異なってきますが、ここではより細かく、都道府県別のデータを算出いたします。結果として、三人暮らしで最も水道代を多く支払っている都道府県は長野県、一方で最も水道代の支払いが少ない都道府県は大阪府という結果になりました。こちらも、下記の通り水道代の平均値を一覧表に整理しておりますのでご参考ください。

水道代 ランキング 家計の支出平均額 水道代が家計に占める割合
全国 5,366円 -- 312,567円 1.72%
北海道 2,930円 44位 262,449円 1.12%
青森県 4,696円 7位 228,251円 2.06%
岩手県 4,983円 2位 264,002円 1.89%
宮城県 3,726円 27位 240,460円 1.55%
秋田県 4,547円 9位 245,455円 1.85%
山形県 4,774円 5位 253,008円 1.89%
福島県 4,338円 16位 280,478円 1.55%
茨城県 4,483円 10位 281,244円 1.59%
栃木県 4,652円 8位 301,005円 1.55%
群馬県 4,278円 17位 271,257円 1.58%
埼玉県 3,887円 22位 274,491円 1.42%
千葉県 3,451円 34位 224,228円 1.54%
東京都 3,801円 24位 299,849円 1.27%
神奈川県 3,576円 32位 283,216円 1.26%
新潟県 4,349円 15位 259,566円 1.68%
富山県 4,398円 13位 283,985円 1.55%
石川県 4,464円 12位 284,562円 1.57%
福井県 4,475円 11位 251,959円 1.78%
山梨県 3,791円 25位 239,862円 1.58%
長野県 5,642円 1位 281,562円 2%
岐阜県 4,157円 19位 288,788円 1.44%
静岡県 3,761円 26位 249,445円 1.51%
愛知県 3,446円 35位 272,682円 1.26%
三重県 4,961円 4位 302,421円 1.64%
滋賀県 4,381円 14位 269,437円 1.63%
京都府 3,917円 21位 265,767円 1.47%
大阪府 2,502円 47位 238,741円 1.05%
兵庫県 3,022円 43位 238,299円 1.27%
奈良県 4,721円 6位 281,824円 1.68%
和歌山県 3,132円 42位 242,016円 1.29%
鳥取県 4,038円 20位 221,576円 1.82%
島根県 4,204円 18位 241,831円 1.74%
岡山県 3,843円 23位 268,121円 1.43%
広島県 2,691円 45位 258,689円 1.04%
山口県 3,652円 31位 231,288円 1.58%
徳島県 2,563円 46位 272,062円 0.94%
香川県 3,178円 40位 250,114円 1.27%
愛媛県 3,444円 36位 214,777円 1.6%
高知県 3,186円 39位 249,201円 1.28%
福岡県 3,668円 30位 263,736円 1.39%
佐賀県 3,532円 33位 224,202円 1.58%
長崎県 4,981円 3位 242,395円 2.05%
熊本県 3,716円 28位 231,135円 1.61%
大分県 3,428円 37位 271,431円 1.26%
宮崎県 3,682円 29位 246,569円 1.49%
鹿児島県 3,157円 41位 255,964円 1.23%
沖縄県 3,215円 38位 223,034円 1.44%

三人暮らしにおける水道代以外の光熱費は?

当サイトでは、水道代以外の光熱費の平均額も整理し皆様にご案内差し上げております。それら光熱費の水準を知りたい方におかれましては、下記リンクより当該ページをご覧ください。

まとめ

本ページでは2023年9月~2024年8月の家計調査データを参考に、三人暮らしの水道代について分析し、それら情報を整理の上で一覧化しております。また光熱費の削減をご希望の方におかれましては、お得な料金プランの調査結果を別ページにて整理しております。

電気代を削減したい方はコチラ、都市ガス代を削減したい方はコチラ、LPガス代を削減したい方はコチラをご参考いただけますと幸いです。

<本ページを監修した人>

RAUL株式会社
電気プラン乗換コム運営事務局 エコモ博士担当

弊社(RAUL)は2005年の創業以来、一貫して「エネルギー・環境問題」をテーマに事業を展開して参りました。現場での長年の下積み経験によって、電気/ガスをより身近に感じていただきたくたく当サイトを運営しております。

おすすめ電力会社用アイコン 編集部おすすめの電力会社
個人・ご家庭の方
Looopでんき用アイコン
基本料金0円でお得
Looopのプランは基本料金が0円となっており、電気を使った分だけ料金が発生することが最大の特徴です。ポイント等の付与がなくとも問題ない方、電気の利用方法で電気代を徹底的に安くしたい方に推奨できます。価格を追求しながらも、環境や日本社会への貢献にも目を向けた大手の新電力会社となり、特に基本料金のコストを削減したい方におススメです。
ENEOSでんき用アイコン
エリア大手電力より安定して安価
ENEOSのプランは、老舗大手エネルギー系列として最高峰の価格水準および信頼・安定性があります。どのような電気の使い方であっても、原則としてエリア大手電力の通常プランよりお得となります。数%であっても安定して毎月の電気代を削減したい方に推奨できます。
idemitsuでんき用アイコン
オール電化で最高峰
idemitsuでんきは、出光興産が提供する電気料金プランです。オール電化住宅において最高水準に安定かつ安価な専用プランがあります。特にオール電化向けという観点では、一人暮らし~大家族まで国内で最高峰の料金構成となっている電気プランと言えます。また、EVユーザーの方も安価な深夜電気で蓄電できるためおススメです。
シン・エナジーでんき用アイコン
マイルが貯まる
シン・エナジーの電気料金プランは、JALのマイレージがどんどんと貯まることが特徴です。ベースの電気代部分もお得な構成のため、電気代をお得にしながら、マイルを貯めたい方にとって非常におススメの電気料金プランとなっています。
四つ葉電力用アイコン
完全固定単価で安心
四つ葉電力の「ほっと5.0安心プラン」は、[基本料金][再エネ賦課金][燃料調整費][容量拠出金][託送費]が0円の、電気を使った分だけ完全固定単価での支払いとなる安定性の高いプランです。原油高等による電気代変動の影響を受けたくない方に推奨できます。
法人(高圧)の方

電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

おすすめガス会社用アイコン 編集部おすすめのガス会社
個人・ご家庭の方
ENEOS都市ガス用アイコン
オススメ都市ガスプラン
石油元売りとして国内最大の規模を持つENEOSは、都市ガスプランが特筆すべき水準の価格構成となっています。ただし、東京ガス/京葉ガスエリア限定の部分がネックです。しかしそれらエリアにお住いの方であれば、ENEOS都市ガスに切り替えることで大幅なガス代削減が期待できます。
プロパンガス用アイコン
プロパンガス比較サービス
日本では2万社ほどのLPガス事業者が販売を行っており、価格差が極めて大きいのが業界の特徴となります。LPガス会社の見直しにより毎月のガス料金を大きく抑えられる可能性があり、おススメのプロパンガス比較サービスをご紹介しております。
ページトップへ