【家電の電気代DB】ワインセラーの推定電気代
年間の電気代
15847

※年間の電気代は「JISに基づく条件(設定温度12℃、ワインなし、ドア開閉なし、左右放熱スペース50mm以上、180日/年 外気温30℃ 70%、185日/年 15℃ 55%)にて使用した場合」の推計値となります

10分利用した場合
0.61
1時間利用した場合
3.67

ワインセラーの電気代はどの程度?

  • 更新日:2020/11/03

ワインセラーの年間電気料金をご紹介いたします!

今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。

ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。

本ページでは、「ワインセラー」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、ワインセラーのご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。

ワインセラーについて

ワインセラーはワインボトルを保管するための製品です。ワインクーラーと違い、温度だけでなく湿度も調整することができるため、ワインセラーは1年を通してワインの保存に適した環境を整えることができます。ワインセラーにはワインを冷やすための動力が異なる3つのタイプがあり、ペルチェ方式、アンモニア方式、コンプレッサー方式があります。

ペルチェ方式は「ペルチェ素子」という半導体の性質を活かしてワインの温度を制御する方式です。電気の力だけで温度管理をするのでパワーが弱いですが、価格が安く振動や運転音が気になりません。温度調整の際に急激な変化を伴わないため、ワインを優しく保存できます。アンモニア方式は、アンモニアを冷媒とし、発生する気化熱を利用してワインを冷却する方式です。冷却能力はペルチェ方式より上でコンプレッサー方式より下といえます。ペルチェ方式に比べると消費電力が高いですが、振動や音はほとんどなく、気化熱による動力が本体に負担をかけず長寿命です。

コンプレッサー方式は、冷蔵庫と同じように冷媒を使い、モーターを駆動させて冷却する方式です。モーターによる音や振動がありますが、最近のモデルには静音設計のモノが多数あります。低い消費電力で高い冷却能力を獲得出来ます。

ワインセラーの電気料金の計算方法

基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。

電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。

それでは、この計算式をワインセラーにも当てはめていきます。ワインセラーの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね120W程度の製品が多いため、ワインセラーを1時間利用した際の電気代は目安として「120(W)÷1000×30.57=3.67円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。

利用時間 ワインセラーの電気代
1分 0.06円
10分 0.61円
1時間 3.67円
24時間 88.04円

このような計算式を基本として、本ページでは「ワインセラー」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。

ワインセラーの年間電気料金

ワインセラーの年間電気料金は、概ね「15847円」となります(JISに基づく条件(設定温度12℃、ワインなし、ドア開閉なし、左右放熱スペース50mm以上、180日/年 外気温30℃ 70%、185日/年 15℃ 55%)にて使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、ワインセラーの電気代は電気料金全体の12.51%程度を占めることとなります。

年間の電気代(目安):15847円

※JISに基づく条件(設定温度12℃、ワインなし、ドア開閉なし、左右放熱スペース50mm以上、180日/年 外気温30℃ 70%、185日/年 15℃ 55%)にて使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出

サイズ毎のワインセラーの電気代

ワインセラーのサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。製品の傾向としては、サイズが大きくなるからと言って、必ずしも電気代が上がるわけではない形になります。サイズが大きくなると、製品自体の電気変換効率も上がるケースもあり、それによって電気代が下がる等、様々な要因が考えられます。

サイズ 年間電気代
【サイズ小】コンプレッサー方式:ワイン9本 15,583円
【サイズ中】コンプレッサー方式18本 15,847円
【サイズ大】コンプレッサー方式:34本 14,527円

ワインセラーの機能や出力の強弱による電気代の違い

同じようなワインセラーであっても、機能や出力の違いにより電気料金は変わってきます。基本的には、機能が増えたり、出力が増えるともちろん電気代も増えていきます。下記表では、ワインセラーの機能や出力別の電気料金を整理しておりますのでご参考ください。ベルチェ方式よりもコンプレッサー方式の方、消費電力が低く電気代を抑えることができます。また、冷却能力もベルチェ方式より優れています。

コンプレッサー方式18本 ベルチェ方式ワイン18本
1分 0.04円 0.05円
10分 0.38円 0.51円
1時間 2.29円 3.06円
24時間 55.03円 73.37円
年間推定 9,905円 13,206円

ワインセラーの省エネ方法をご紹介

代表的なワインセラーの省エネ方法は下記の通りです。ワインセラーの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。

  • ドアの開閉を素早くする
    開閉すると温度が変化しやすくなるので、温度をを一定に保つことで節約につながります。
  • ドアの開閉を最小限にする
    振動はワインに悪影響を与えるのでドアの開閉を最小限にし、あまり振動させないようにすると節約になります。

最後に、ワインセラーのオススメ製品をご紹介

電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「ワインセラー」のおススメ製品をご紹介しております。新品のワインセラーのご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。

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電力会社の一括見積にて電気代削減のサポートをしております。皆様には電気料金明細をご用意いただくのみの簡単作業となります。複数社の見積りを一覧化、どの程度電気料金を削減できるか比較できます。

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