液晶テレビの年間電気料金をご紹介いたします!
今日において、様々な企業やメーカーが作ってくれる便利な家電製品は、私たちの生活を毎日休むことなく下支えし続けてくれており、なくてはならない存在です。家電量販店だけではなく、Amazon等のオンラインストアにおいても、豊富な種類の家電をラインナップしていますので、複数の製品から簡単にご自身に適したものを見つけ、気軽に購入することもでき、とても便利な世の中になりました。
ただ、そうした便利な家電製品ですが、気になるのは電気代です。購入する際にも、どのくらいの電気代を支払い続ける必要があるのか、皆様ほんの少しは気になりますよね?そこで当サイトでは、各家電のカタログスペックに基づき家電毎の電気料金を算出し、その目安を皆様にご案内しております(家電類型別電気代DBはコチラ)。
本ページでは、「液晶テレビ」にスポットライトをあて、利用する際に必要な電気料金や省エネ方法、また電力会社を切り替えた際の電気代削減額の目安等をご紹介いたします。特に電力会社を切り替えた際の電気代削減のインパクトは大きく、毎日の電気代をできる限り抑えたい方には非常におススメです(おススメの電力会社はコチラをご覧ください)。なお、液晶テレビのご購入をお考えの方は、下記にておススメの製品をまとめておりますので宜しければご参考ください。
液晶テレビについて
テレビはテレビジョンの略で、映像と音声を離れた場所に送り、再現する仕組み、およびその受像機器です。原理はFAXと似ていますが、眼の光に対する残像を考えて、1枚の絵を 1/50~1/60秒程度で送っています。送信側では、分解走査、および光学像を時間的に連続した電気信号に変換しています。受信側では、時間連続を空間的配列に組み立てる組み立て走査、分解走査と組み立て走査との同期を保つ同期装置、電気信号を光学像へ転換する変換装置が必要です。
2012年に地上波のアナログテレビ放送は完全終了し,すべて地上デジタルテレビ放送に切り替わりました。地上波放送は、民間放送(民放)と国営放送(日本放送協会)の2種類です。民間放送はスポンサーである企業のコマーシャル(CM)などを番組内に放送することで収益を得て、運営します。視聴率やスポンサーの意向がその放送内容にダイレクトに影響を与えます。一方の国営放送は、コストを視聴者からの受信料で賄うことで運営を維持していて、NHKがこれに該当します。
ちなみにNHKという名称は日本放送協会の頭文字から由来するものです。これら地上波放送では「公共の電波」との認識が強く、放送法により厳しく放送規制がされているのが特徴です。
番組内容は豊富でニュースからバラエティ、スポーツ、ドラマと多様な番組を放送しています。有事の際や国にかかわる問題が起きた際はニュース速報等で視聴者に情報を伝える義務もあります。衛星放送とは、人工衛星を用いてテレビ放送を行なうことです。赤道上空36,000kmに存在する人工衛星からの電波を中継地点でつなぎ、家庭まで届けることにより放送が可能となります。
これを受信し視聴するには、テレビ受信機の他にパラボラアンテナと専用チューナーが必要です。パラボラアンテナはベランダや屋根などに設置します。この衛星放送は、日本ではBS放送とCS放送の2種類があります。BS放送は、Broadcasting Satelliteを略したもの、CS放送はCommunications Satelliteの略で、これらは用いる人工衛星によって分けられているのです。もともとBSが放送の目的であったのに対しCSは通信の目的として使用されていましたが、1989年(昭和64年)に放送法が改正され、現在はどちらも一般向けの放送が可能となりました。BS、CS共に高画質でハイビジョンなのと、CSはスポーツや映画など専門性の高いチャンネルが揃っています。
テレビのパネル部分の解像度の違いにより、「フルHD」「4K」「8K」の3種類が主として生産されています。総画素数が大きければ大きいほど、細かく繊細な映像を楽しむことが出来ます。この3種類で最も解像度が高いのは8Kですが、大型のテレビでしか展開されていないため、現在は4Kのテレビを利用している人が最も多いです。
液晶テレビの電気料金の計算方法
基本的に、家電製品のカタログスペックの中には消費電力量に関する項目があり、この項目の数値を参照することで電気料金を算出することができます。大体の家電のカタログ表にはW単位で記載されており、例えば500Wの家電であれば、「500(W)÷1000×電気料金単価」の式により1時間当たりの電気代を求めることができます。
電気料金単価は電力会社により異なりますが、例えば「30.57円/kWh」であった場合、「500(W)÷1000×30.57=15.285円」となります。そのため、500Wの家電を1時間利用した場合の電気代は、15.285円となります。
それでは、この計算式を液晶テレビにも当てはめていきます。液晶テレビの場合、サイズや機能等により異なりますが、概ね53W程度の製品が多いため、液晶テレビを1時間利用した際の電気代は目安として「53(W)÷1000×30.57=1.62円程度」となります。利用時間別の電気代目安は下記表にまとめておりますので、ご参考ください。
利用時間 | 液晶テレビの電気代 |
---|---|
1分 | 0.03円 |
10分 | 0.27円 |
1時間 | 1.62円 |
24時間 | 38.89円 |
このような計算式を基本として、本ページでは「液晶テレビ」のスペックを元に様々な角度から電気料金を算出しています。なお、特殊な電気の算出法となる家電につき計算の困難な製品については、経済産業省資源エネルギー庁による「省エネ性能カタログ」も参考にしながら概算値を求めています。
液晶テレビの年間電気料金
液晶テレビの年間電気料金は、概ね「2661円」となります(毎日4.5時間使用した場合)。なお、家計全体における2022年度の平均電気代は月間で10559円、年間では126708円のため、液晶テレビの電気代は電気料金全体の2.1%程度を占めることとなります。
年間の電気代(目安):2661円
※毎日4.5時間使用した場合
※30.57円/kWhとして算出
※2020年製の製品におけるスペックより算出
サイズ毎の液晶テレビの電気代
液晶テレビのサイズごとの電気代目安を表・グラフにまとめました。ただ、液晶テレビは多様な製品が販売されているため、あくまで傾向としてご参考ください。製品の傾向としては、サイズが大きくなるほど電力消費量も大きくなる可能性があることが分かります。
サイズ | 年間電気代 |
---|---|
【サイズ小】19V型 | 1,506円 |
【サイズ中】32V型 | 2,661円 |
【サイズ大】60V型 | 14,762円 |
液晶テレビを新しい製品に買い替えた場合の電気代目安
液晶テレビを新しい製品に買い替えた場合の電気代目安です(32V型の場合)。最新の製品に切り替えることにより、あくまで全体的な傾向としてはですが、電気代が安価になる可能性があります(個別の製品によって異なります)。
年度 | 年間電気代 |
---|---|
2013年 | 3,515円 |
2020年 | 2,661円 |
液晶テレビの省エネ方法をご紹介
代表的な液晶テレビの省エネ方法は下記の通りです。液晶テレビの使い方を見直すことで、毎日の電気料金を少しでも安くできます。電気料金の削減にあたっては、手間とコストのバランスが大切なので、全ての家電で省エネ手段を実施するのは大変かと思いますが、何らかご参考になれば幸いです。
- テレビを見ないときは消す
テレビを見る時間を減らすと節約になります。 - 画面は明るすぎないように調整する
部屋の明るさに合わせ画面の明るさを最大にせず少し暗めに調整すると節約になる。
最後に、液晶テレビのオススメ製品をご紹介
電気プラン乗換コムでは、独自の評価基準に基づき「液晶テレビ」のおススメ製品をご紹介しております。新品の液晶テレビのご購入を検討しておられましたら、ぜひとも記事をご覧いただき、その内容が少しでもご参考になりましたら幸いです。